JPS6261827B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6261827B2 JPS6261827B2 JP57014249A JP1424982A JPS6261827B2 JP S6261827 B2 JPS6261827 B2 JP S6261827B2 JP 57014249 A JP57014249 A JP 57014249A JP 1424982 A JP1424982 A JP 1424982A JP S6261827 B2 JPS6261827 B2 JP S6261827B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- segment
- sealing
- sealing surface
- housing
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 53
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- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
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- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/44—Free-space packings
- F16J15/441—Free-space packings with floating ring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D11/00—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
- F01D11/02—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
- F01D11/025—Seal clearance control; Floating assembly; Adaptation means to differential thermal dilatations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は非接触式シールに係わり、特にタービ
ン機械のような機械の、固定部材と回転部材との
間の非接触式ガスシールに関するものである。こ
こに、非接触式シールとは、回転部材と固定部材
との対面するシール部材が、抵抗を有する〓間を
形成するよう、相互に極く接近している種類のシ
ールを意味するものであつて、この2種類のシー
ル部材間の流体の流れを完全に阻止するものでは
ない。
ン機械のような機械の、固定部材と回転部材との
間の非接触式ガスシールに関するものである。こ
こに、非接触式シールとは、回転部材と固定部材
との対面するシール部材が、抵抗を有する〓間を
形成するよう、相互に極く接近している種類のシ
ールを意味するものであつて、この2種類のシー
ル部材間の流体の流れを完全に阻止するものでは
ない。
(従来の技術)
回転部材と、流体を含む固定部材としてのハウ
ジングとの間の流体の流れをシールするための摺
動シールは公知である。しかしながら、これはハ
ウジングの中に配置されたセグメントが、回転部
材のシール面に対面するシール面を有するととも
に、セグメントを「サーフボード」のように流体
上に乗せて回転部材に対して上昇させる、複数に
分割した分割式の摺動シールである。また、かか
るシールは、このような上昇力をゆつくりと生じ
させるため、流体の薄い膜の厚さを、回転部材の
回転方向に減少させる形状のガスシールである。
ジングとの間の流体の流れをシールするための摺
動シールは公知である。しかしながら、これはハ
ウジングの中に配置されたセグメントが、回転部
材のシール面に対面するシール面を有するととも
に、セグメントを「サーフボード」のように流体
上に乗せて回転部材に対して上昇させる、複数に
分割した分割式の摺動シールである。また、かか
るシールは、このような上昇力をゆつくりと生じ
させるため、流体の薄い膜の厚さを、回転部材の
回転方向に減少させる形状のガスシールである。
このようなシールは、非接触式シールとして作
用する。シールのセグメントの背後を取巻くガス
の漏洩は、ハウジングとシールとしてのセグメン
トとの間の接触面に形成される2次シールによつ
て防止される。
用する。シールのセグメントの背後を取巻くガス
の漏洩は、ハウジングとシールとしてのセグメン
トとの間の接触面に形成される2次シールによつ
て防止される。
(発明が解決しようとする問題点)
このような、シールの作用が行われている間、
どのような状況下でも摺動接触が起こらないこと
を保証するために、セグメントの相対する面と回
転部材(この間で流体による持上げ力が生ずる)
が、相対的に回転する方向に対して直角な方向に
平行であることが厳しく要求される。しかしなが
ら、相対する持上げ面と相対する側面は相互に直
角をなすとともに、2次シールを形成するために
相対する側面が、反対側の高圧流体の圧力によつ
て接触する方向に押されるので、直角をなす面の
いずれの面のいかなる不整合も、上昇力の前記平
行関係の確立を妨げてしまう。
どのような状況下でも摺動接触が起こらないこと
を保証するために、セグメントの相対する面と回
転部材(この間で流体による持上げ力が生ずる)
が、相対的に回転する方向に対して直角な方向に
平行であることが厳しく要求される。しかしなが
ら、相対する持上げ面と相対する側面は相互に直
角をなすとともに、2次シールを形成するために
相対する側面が、反対側の高圧流体の圧力によつ
て接触する方向に押されるので、直角をなす面の
いずれの面のいかなる不整合も、上昇力の前記平
行関係の確立を妨げてしまう。
(発明の目的)
本発明の目的は、異なる面の間に前記不整合が
存在しても、それが持上げ面を平行になすことに
影響を与えないような液体用の非接触式シールを
提供することにある。
存在しても、それが持上げ面を平行になすことに
影響を与えないような液体用の非接触式シールを
提供することにある。
(発明の概要)
本発明によれば、機械の相対的回転が可能の構
成部材の間の流体の流れを減少させるための非接
触式シールは、シール面を有し、一方の構成部材
内に配置され、そのシール面が他の構成部材の協
働するシール面と対向して両部材間にシール部を
形成するシール環と、前記シール面に対して直角
の方向に動く自由度を持たしてシール環を配置す
るとともに、シール環との間にシールを施したハ
ウジングとを有し、前記シール環は多数のセグメ
ントにより構成され、各セグメントはシール区域
と上昇区域を含むシール面を有し、前記シール区
域は全シール面の一部を形成する非接触式シール
において、各セグメントの上昇区域はセグメント
の前端から後端まで延び、各セグメントの前端は
隣接するセグメントの後端の表面と重ね合せに配
置され、この重ね合せは、隣接するセグメントの
端部間に段部を形成し、少なくとも各セグメント
の上昇区域とこれに相面する前記他の構成部材の
シール面との間にテーパ状の〓間を作り、この〓
間が各セグメントの後端の方向に狭まるように形
成され、シール環とハウジングの間の流体シール
をなす狭い突出部は前記シール環の低圧側の各セ
グメントの側面に備えられ、この突出部はハウジ
ングの相対する側面に接触してハウジングに対し
て各セグメントの傾斜を許容する支点を形成し、
少なくとも重なり合うセグメントの一方が前記傾
斜の発生を許容するための第2の支点となるよう
な傾斜した輪郭であるよう構成されている。
成部材の間の流体の流れを減少させるための非接
触式シールは、シール面を有し、一方の構成部材
内に配置され、そのシール面が他の構成部材の協
働するシール面と対向して両部材間にシール部を
形成するシール環と、前記シール面に対して直角
の方向に動く自由度を持たしてシール環を配置す
るとともに、シール環との間にシールを施したハ
ウジングとを有し、前記シール環は多数のセグメ
ントにより構成され、各セグメントはシール区域
と上昇区域を含むシール面を有し、前記シール区
域は全シール面の一部を形成する非接触式シール
において、各セグメントの上昇区域はセグメント
の前端から後端まで延び、各セグメントの前端は
隣接するセグメントの後端の表面と重ね合せに配
置され、この重ね合せは、隣接するセグメントの
端部間に段部を形成し、少なくとも各セグメント
の上昇区域とこれに相面する前記他の構成部材の
シール面との間にテーパ状の〓間を作り、この〓
間が各セグメントの後端の方向に狭まるように形
成され、シール環とハウジングの間の流体シール
をなす狭い突出部は前記シール環の低圧側の各セ
グメントの側面に備えられ、この突出部はハウジ
ングの相対する側面に接触してハウジングに対し
て各セグメントの傾斜を許容する支点を形成し、
少なくとも重なり合うセグメントの一方が前記傾
斜の発生を許容するための第2の支点となるよう
な傾斜した輪郭であるよう構成されている。
この装置によつて、シール環が作動中の流体圧
力にさらされた時に、2次シールの重なり部分の
表面も、相対する持上げ面の配列に何等拘束され
ない。
力にさらされた時に、2次シールの重なり部分の
表面も、相対する持上げ面の配列に何等拘束され
ない。
ラジアルシールの場合、即ち持上げ面が軸方向
にも半径方向にも延びて、側面が半径方向に延び
る場合には、狭い突出部は各セグメントの長さ方
向に沿つて弦状に直線的に延びている。シールが
面シールである場合、持上げ面が半径方向に延
び、狭い突出部は各セグメントの周囲に沿つて円
弧状に延びている。
にも半径方向にも延びて、側面が半径方向に延び
る場合には、狭い突出部は各セグメントの長さ方
向に沿つて弦状に直線的に延びている。シールが
面シールである場合、持上げ面が半径方向に延
び、狭い突出部は各セグメントの周囲に沿つて円
弧状に延びている。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図はガスタービンエンジンのタービンロー
タを示し、このタービンロータは多数のタービン
ブレード4を周囲に装着したロータデイスク2を
有する。このロータデイスク2は固定ケーシング
6の中で回転可能であるとともに、軸方向に延び
るシリンダ8を支持し、このシリンダ8は非接触
式ガスシールの回転部分を構成し、このガスシー
ルはステータ構成体9を通る高圧作動流体の漏れ
を最少にするよう設計されている。シリンダ8は
半径方向に外側に面する面10を有し、この面1
0は精密な機械加工によつてシール面として仕上
げられ、摩擦係数の小さいコーテイングが適当に
施されている。
タを示し、このタービンロータは多数のタービン
ブレード4を周囲に装着したロータデイスク2を
有する。このロータデイスク2は固定ケーシング
6の中で回転可能であるとともに、軸方向に延び
るシリンダ8を支持し、このシリンダ8は非接触
式ガスシールの回転部分を構成し、このガスシー
ルはステータ構成体9を通る高圧作動流体の漏れ
を最少にするよう設計されている。シリンダ8は
半径方向に外側に面する面10を有し、この面1
0は精密な機械加工によつてシール面として仕上
げられ、摩擦係数の小さいコーテイングが適当に
施されている。
環状の固定部材としてのハウジング14の中に
はシール環12が配設され、このハウジング14
は隣接するステータ構成体9にボルトで締結され
ている。このシール環12はステータ構成体9と
シリンダ8との間を埋めて、ここをシールするた
めのものである。
はシール環12が配設され、このハウジング14
は隣接するステータ構成体9にボルトで締結され
ている。このシール環12はステータ構成体9と
シリンダ8との間を埋めて、ここをシールするた
めのものである。
第2図乃至第5図において、シール環12は複
数のセグメント16に分割され、各セグメント1
6は半径方向に内側を向くシール面を形成するよ
うに連動する。各セグメント16の前端は、他の
セグメント16の後端に重なるように配置され、
隣接セグメント16,16の端部間に段部48が
形成されて、シール環12のシール面15とシリ
ンダ8のシール面10との間にテーパ状の〓間1
9を作ることによつて、前記セグメント16の前
端20ががシリンダ8のシール面10から、常時
僅かに、例えば0.1016mm(0.004in)離れているよ
う配置されている。先細りの〓間19の高さはロ
ータデイスク2の回転方向に向かつて除々に減少
する。
数のセグメント16に分割され、各セグメント1
6は半径方向に内側を向くシール面を形成するよ
うに連動する。各セグメント16の前端は、他の
セグメント16の後端に重なるように配置され、
隣接セグメント16,16の端部間に段部48が
形成されて、シール環12のシール面15とシリ
ンダ8のシール面10との間にテーパ状の〓間1
9を作ることによつて、前記セグメント16の前
端20ががシリンダ8のシール面10から、常時
僅かに、例えば0.1016mm(0.004in)離れているよ
う配置されている。先細りの〓間19の高さはロ
ータデイスク2の回転方向に向かつて除々に減少
する。
各セグメント16は、ハウジング14とシール
環12との間のシールを形成するため、ハウジン
グ14の側面22に接触するよう平坦に機械加工
された側面21を有する。接触は、2つの側面2
1,22の間に反対側の側面から作用する高圧流
体の圧力によつて保持される。
環12との間のシールを形成するため、ハウジン
グ14の側面22に接触するよう平坦に機械加工
された側面21を有する。接触は、2つの側面2
1,22の間に反対側の側面から作用する高圧流
体の圧力によつて保持される。
実際上、機械加工の精度が低ければ、各セグメ
ント16のシール面15と側面21とを直角にす
るのが困難になるとともに、ハウジング14のシ
ール面10と側面22とを直角にすることも困難
になる。これらの面を直角にすることについて、
不整合が生じ得るとともに、セグメント16の側
面21が高圧ガスによつてハウジング14の側面
22と接触する方向に押圧されるので、この2側
面21,22はどのような不整合もそのままにし
て一線上に並び、上昇するシール面15をシリン
ダ8のシール面10に対して傾斜させようとす
る。上昇するシール面15の間のテーパ状の〓間
19の中のガスが持上げる距離は、横向きに平向
なシール面10,15によつて決定的に支配され
るので、前記不整合が前記シール面10,15を
摺動接触させることはあり得る。このため、第2
図乃至第4図に示すように、各セグメン16の低
圧側の側面21に、これを横断するように弦状で
直線的な狭い突出部23を設ける。この突出部2
3の立上がり高さは、例えば0.254〜0.508mm
(0.01〜0.020in)程度とする。この突出部23は
面15と21とのなす角度、あるいは面10と2
2のなす角度が直角でなくても、2つのシール面
10,15を平行に保持するように各セグメント
16が傾き得るための支点として作用する。
ント16のシール面15と側面21とを直角にす
るのが困難になるとともに、ハウジング14のシ
ール面10と側面22とを直角にすることも困難
になる。これらの面を直角にすることについて、
不整合が生じ得るとともに、セグメント16の側
面21が高圧ガスによつてハウジング14の側面
22と接触する方向に押圧されるので、この2側
面21,22はどのような不整合もそのままにし
て一線上に並び、上昇するシール面15をシリン
ダ8のシール面10に対して傾斜させようとす
る。上昇するシール面15の間のテーパ状の〓間
19の中のガスが持上げる距離は、横向きに平向
なシール面10,15によつて決定的に支配され
るので、前記不整合が前記シール面10,15を
摺動接触させることはあり得る。このため、第2
図乃至第4図に示すように、各セグメン16の低
圧側の側面21に、これを横断するように弦状で
直線的な狭い突出部23を設ける。この突出部2
3の立上がり高さは、例えば0.254〜0.508mm
(0.01〜0.020in)程度とする。この突出部23は
面15と21とのなす角度、あるいは面10と2
2のなす角度が直角でなくても、2つのシール面
10,15を平行に保持するように各セグメント
16が傾き得るための支点として作用する。
即ち、第3図に示すように、突出部23を支点
として、セグメント16がX−X方向に回動でき
るようにすることにより、セグメント16とシリ
ンダ8との両端に於ける間隔A,Bを一定とし
て、2つのシール面10,15を平行に保持する
のである。
として、セグメント16がX−X方向に回動でき
るようにすることにより、セグメント16とシリ
ンダ8との両端に於ける間隔A,Bを一定とし
て、2つのシール面10,15を平行に保持する
のである。
また、第4図に示すように、セグメント16の
相互に重なり合うよう配置された部分の下側に位
置するセグメント16の表面は、円弧状に除々に
下方に傾斜して、上方に位置するセグメント16
と線状に接触し、ここを第2の支点として、上方
に位置するセグメント16が同図Y−Y方向に僅
かに回動できるよう構成されている。
相互に重なり合うよう配置された部分の下側に位
置するセグメント16の表面は、円弧状に除々に
下方に傾斜して、上方に位置するセグメント16
と線状に接触し、ここを第2の支点として、上方
に位置するセグメント16が同図Y−Y方向に僅
かに回動できるよう構成されている。
このように、第2の支点を設けることにより、
上記セグメント16のX−X方向の回動が阻害さ
れないようなされている。
上記セグメント16のX−X方向の回動が阻害さ
れないようなされている。
セグメント16は、高圧の流体によつて、シリ
ンダ8のシール面10の方向に押圧され、高圧の
流体はセグメント16の半径方向に外側に向いた
シール面15に作用する。ガスタービンにおいて
は、この高圧空気はエンジンのコンプレツサから
送られるので、その圧力はエンジンの速度によつ
て支配される。エンジンが低速運転を行い、セグ
メント16の下側に生じる空気の薄い膜の圧力が
低い時はセグメント16の背後の空気圧も低く、
その結果、シールはこの範囲で自動的に平衡す
る。このことは、セグメント16がフランジに接
触している始動時に、セグメント16の背後に空
気圧がかからないので、特に有利である。
ンダ8のシール面10の方向に押圧され、高圧の
流体はセグメント16の半径方向に外側に向いた
シール面15に作用する。ガスタービンにおいて
は、この高圧空気はエンジンのコンプレツサから
送られるので、その圧力はエンジンの速度によつ
て支配される。エンジンが低速運転を行い、セグ
メント16の下側に生じる空気の薄い膜の圧力が
低い時はセグメント16の背後の空気圧も低く、
その結果、シールはこの範囲で自動的に平衡す
る。このことは、セグメント16がフランジに接
触している始動時に、セグメント16の背後に空
気圧がかからないので、特に有利である。
セグメント16の背後の圧力は、これを持上げ
る力に対抗して作用するので、運転中に発生する
持上げる力が、セグメントを半径方向の内側に押
すガス圧を常に若干上回るようにする必要があ
る。この目的のため、各セグメント16のシール
面15には、周囲に延びる溝25によつて、シー
ル区域24と上昇区域26に分割される。凹部2
8は、シールの高圧側からの高圧流体が、シール
の持上げ力を増大するための上昇区域26の両側
の圧力を平衡させるための溝25に連通してい
る。上昇力は〓間19の中の流体によつて生じ、
この流体はシール面10の回転によつてセグメン
ト16の後端のこの〓間19の容積が減少する方
向に引込まれる。
る力に対抗して作用するので、運転中に発生する
持上げる力が、セグメントを半径方向の内側に押
すガス圧を常に若干上回るようにする必要があ
る。この目的のため、各セグメント16のシール
面15には、周囲に延びる溝25によつて、シー
ル区域24と上昇区域26に分割される。凹部2
8は、シールの高圧側からの高圧流体が、シール
の持上げ力を増大するための上昇区域26の両側
の圧力を平衡させるための溝25に連通してい
る。上昇力は〓間19の中の流体によつて生じ、
この流体はシール面10の回転によつてセグメン
ト16の後端のこの〓間19の容積が減少する方
向に引込まれる。
而して、第5図に示すように、高圧空気は凹部
28を経て溝25内に供給され、この溝25から
セグメント16とシリンダ8との間に形成された
〓間19を通過して出ていく。この出ていく空気
はセグメント16の上昇区域26でセグメント1
6を持上げて支持し、シール区域24でシールの
役割を果たす。これによつて、このセグメント1
6を持上げる力をこれに作用する背圧より若干大
きくすることができる。
28を経て溝25内に供給され、この溝25から
セグメント16とシリンダ8との間に形成された
〓間19を通過して出ていく。この出ていく空気
はセグメント16の上昇区域26でセグメント1
6を持上げて支持し、シール区域24でシールの
役割を果たす。これによつて、このセグメント1
6を持上げる力をこれに作用する背圧より若干大
きくすることができる。
シール区域24は上昇区域26と同時に形成さ
れるので、この両表面は同一の湾曲を有し、シー
ル面10とともにテーパ状の〓間19を特定す
る。しかしながら、上昇区域26の表面に立上が
りを設け、シール区域24の表面と異なる形状と
することにより、この〓間19からの流体の漏洩
を更に減少させるようにすることができる。
れるので、この両表面は同一の湾曲を有し、シー
ル面10とともにテーパ状の〓間19を特定す
る。しかしながら、上昇区域26の表面に立上が
りを設け、シール区域24の表面と異なる形状と
することにより、この〓間19からの流体の漏洩
を更に減少させるようにすることができる。
スプリング環30は、セグメント16に切込ま
れて並ぶ凹部32の中に設けられている。これら
は、セグメント16の背後の高圧ガスの半径方向
に内側に向かう力と、テーパ状の〓間19の中で
発生する半径方向に外側に向かう力の平衡によつ
て、セグメント16を半径方向内向き、外向き、
あるいは場合によつてはゼロの弾力を生じるよう
にすることができる。更に、このスプリング環3
0は、シールがシリンダ8から除去された時に、
セグメント16を正当に保持し、これを放射状に
配置するためのものである。セグメント16はサ
ークリツプ33によつて軸方向に配置される。
れて並ぶ凹部32の中に設けられている。これら
は、セグメント16の背後の高圧ガスの半径方向
に内側に向かう力と、テーパ状の〓間19の中で
発生する半径方向に外側に向かう力の平衡によつ
て、セグメント16を半径方向内向き、外向き、
あるいは場合によつてはゼロの弾力を生じるよう
にすることができる。更に、このスプリング環3
0は、シールがシリンダ8から除去された時に、
セグメント16を正当に保持し、これを放射状に
配置するためのものである。セグメント16はサ
ークリツプ33によつて軸方向に配置される。
上昇力を最大にするために、セグメント16の
最適な形状は、この幅に対する長さの比が3:1
ないし2:1であることが分つている。
最適な形状は、この幅に対する長さの比が3:1
ないし2:1であることが分つている。
セグメント16が、この円周方向に分離し、
別々に移動することを防止するために、回し金付
き環34が設けられ、この回し金付き環34に
は、各セグメント16に1個ずつの回し金36が
間隔をおいて設けられ、この回し金36がセグメ
ント16の切欠き37に嵌合する。従つて、シリ
ンダ8がハウジング14に対して偏心運動を行う
原因となるロータデイスク2の振動やその他の状
況が続く間、セグメント16のどの1個が外側に
移動しても、この移動が回し金付き環34を外側
に移動させる。換言すれば、これが全てのセグメ
ント16をシリンダ8の動きに追随して同一方向
に動かすとともに、各セグメント16とシリンダ
8との〓間19の輪郭を一定に保つ。回し金付き
環34には、回転防止用のつかみ金具38が連接
され、これによつてハウジング14に対する回転
が防止され、これが見方を変えれば、シール環1
2とハウジング14との相対的な回転を防止す
る。つかみ金具38を、この金具38を含んだ部
分断面図である第4図の鎖線の内部に便宜的に示
す。
別々に移動することを防止するために、回し金付
き環34が設けられ、この回し金付き環34に
は、各セグメント16に1個ずつの回し金36が
間隔をおいて設けられ、この回し金36がセグメ
ント16の切欠き37に嵌合する。従つて、シリ
ンダ8がハウジング14に対して偏心運動を行う
原因となるロータデイスク2の振動やその他の状
況が続く間、セグメント16のどの1個が外側に
移動しても、この移動が回し金付き環34を外側
に移動させる。換言すれば、これが全てのセグメ
ント16をシリンダ8の動きに追随して同一方向
に動かすとともに、各セグメント16とシリンダ
8との〓間19の輪郭を一定に保つ。回し金付き
環34には、回転防止用のつかみ金具38が連接
され、これによつてハウジング14に対する回転
が防止され、これが見方を変えれば、シール環1
2とハウジング14との相対的な回転を防止す
る。つかみ金具38を、この金具38を含んだ部
分断面図である第4図の鎖線の内部に便宜的に示
す。
以上の実施例は、シリンダ状の表面の半径方向
の〓間をシールするためのラジアルシールであ
る。このシールの構造を、第6図に示すように面
シールとして利用するようにすることは容易であ
る。第6図において、上記と同一部材は同一番号
で示している。すなわち、この実施例において、
シール環12を構成するセグメント16は、ステ
ータ構成体9に隣接するハウジング内に配置さ
れ、この構成体9はタービンデイスクとこれに隣
接する固定されたステータ構成体9の相対的な動
きによつて生じるシール環12の軸方向の動きに
同調する軸方向に面した開口部を有する。
の〓間をシールするためのラジアルシールであ
る。このシールの構造を、第6図に示すように面
シールとして利用するようにすることは容易であ
る。第6図において、上記と同一部材は同一番号
で示している。すなわち、この実施例において、
シール環12を構成するセグメント16は、ステ
ータ構成体9に隣接するハウジング内に配置さ
れ、この構成体9はタービンデイスクとこれに隣
接する固定されたステータ構成体9の相対的な動
きによつて生じるシール環12の軸方向の動きに
同調する軸方向に面した開口部を有する。
この実施例において、セグメント16は2次シ
ールを形成する狭いシール用突出部40が該セグ
メント16の周囲を取巻いて円弧状に延びている
ことを除いて、上記実施例と実質的に同一であ
る。
ールを形成する狭いシール用突出部40が該セグ
メント16の周囲を取巻いて円弧状に延びている
ことを除いて、上記実施例と実質的に同一であ
る。
配置するための部材は、軽いスプリング部材4
2を有し、このスプリング部材42はスプリング
環44から切離され、始動のためにセグメント1
6をロータデイスク2の方向に軽く押すためのも
のであり、また回し金46を有し、この回し金4
6はセグメント16の相対的な周辺位置を維持す
るためのものである。
2を有し、このスプリング部材42はスプリング
環44から切離され、始動のためにセグメント1
6をロータデイスク2の方向に軽く押すためのも
のであり、また回し金46を有し、この回し金4
6はセグメント16の相対的な周辺位置を維持す
るためのものである。
本実施例は機械の固定部材と回転部材との間の
シールについて開示したが、この原理は固定及び
回転の両部材によつて生じる相対的な回転運動が
行われている場合も同じである。従つて、本発明
に基づくシールは、例えば反対方向の回転、ある
いは並列回転するシヤフトのシヤフト間シールと
して使用することができる。この場合、セグメン
トに作用する所定の遠心力を考慮しなければなら
ない。
シールについて開示したが、この原理は固定及び
回転の両部材によつて生じる相対的な回転運動が
行われている場合も同じである。従つて、本発明
に基づくシールは、例えば反対方向の回転、ある
いは並列回転するシヤフトのシヤフト間シールと
して使用することができる。この場合、セグメン
トに作用する所定の遠心力を考慮しなければなら
ない。
(発明の効果)
本発明は上記のような構成であるので、シール
すべき回転部材及び固定部材の面が夫々相互に完
全な直角でなく、ある程度の誤差があつても、こ
れがシール性に影響を与えることなく確実に両者
のシールを行うことができる。従つて、この回転
部材及び固定部材加工が著しく容易となるといつ
た効果がある。
すべき回転部材及び固定部材の面が夫々相互に完
全な直角でなく、ある程度の誤差があつても、こ
れがシール性に影響を与えることなく確実に両者
のシールを行うことができる。従つて、この回転
部材及び固定部材加工が著しく容易となるといつ
た効果がある。
第1図乃至第5図はガスタービンエンジンのタ
ービン部分に適用した本発明の一実施例を示し、
第1図は要部を示す縦断正面図、第2図は第1図
の−線断面図、第3図は第2図の−線拡
大断面図、第4図は第2図の−線拡大断面
図、第5図は1個のセグメントのシール面を示す
裏面図、第6図は本発明の他の実施例を示す分解
斜視図である。 2……ロータデイスク、4……タービンブレー
ド、8……シリンダ、10……シール面、12…
…シール環、14……ハウジング、15……シー
ル面、16……セグメント、19……〓間、2
3,40……突出部、24……シール区域、25
……溝、26……上昇区域、28……凹部、30
……スプリング環、34……回し金付き環、48
……段部。
ービン部分に適用した本発明の一実施例を示し、
第1図は要部を示す縦断正面図、第2図は第1図
の−線断面図、第3図は第2図の−線拡
大断面図、第4図は第2図の−線拡大断面
図、第5図は1個のセグメントのシール面を示す
裏面図、第6図は本発明の他の実施例を示す分解
斜視図である。 2……ロータデイスク、4……タービンブレー
ド、8……シリンダ、10……シール面、12…
…シール環、14……ハウジング、15……シー
ル面、16……セグメント、19……〓間、2
3,40……突出部、24……シール区域、25
……溝、26……上昇区域、28……凹部、30
……スプリング環、34……回し金付き環、48
……段部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シール面を有し、一方の構成部材内に配置さ
れ、そのシール面が他の構成部材の協働するシー
ル面と対向して両部材間にシール部を形成するシ
ール環と、前記シール面に対して直角の方向に動
く自由度を持たしてシール環を配置するととも
に、シール環との間にシールを施したハウジング
とを有し、前記シール環は多数のセグメントによ
り構成され、各セグメントはシール区域と上昇区
域を含むシール面を有し、前記シール区域は全シ
ール面の一部を形成する非接触式シールにおい
て、各セグメントの上昇区域はセグメントの前端
から後端まで延び、各セグメントの前端は隣接す
るセグメントの後端の表面と重ね合せに配置さ
れ、この重ね合せは、隣接するセグメントの端部
間に段部を形成し、少なくとも各セグメントの上
昇区域とこれに対面する前記他の構成部材のシー
ル面との間にテーパ状の〓間を作り、この〓間が
各セグメントの後端の方向に狭まるように形成さ
れ、シール環とハウジングの間の流体シールをな
す狭い突出部は前記シール環の低圧側の各セグメ
ントの側面に備えられ、この突出部はハウジング
の相対する側面に接触してハウジングに対して各
セグメントの傾斜を許容する支点を形成し、少な
くとも重なり合うセグメントの一方が前記傾斜の
発生を許容するための第2の支点となるよう傾斜
した輪郭であることを特徴とする非接触式シー
ル。 2 シールが、半径方向に延びる側面を有するラ
ジアルシールであるとともに、狭い突出部が各セ
グメントの長さ方向に沿つて弦状に直接的に延び
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
非接触式シール。 3 シールが、軸に沿つた側面を有する面シール
であるとともに、狭い突出部が各セグメントの周
囲に沿つて円弧状に延びることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の非接触式シール。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8103023A GB2092242B (en) | 1981-01-31 | 1981-01-31 | Non-contacting gas seal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57149670A JPS57149670A (en) | 1982-09-16 |
JPS6261827B2 true JPS6261827B2 (ja) | 1987-12-23 |
Family
ID=10519374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57014249A Granted JPS57149670A (en) | 1981-01-31 | 1982-01-30 | Contactless seal |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4405134A (ja) |
JP (1) | JPS57149670A (ja) |
DE (1) | DE3201862C2 (ja) |
FR (1) | FR2499198B1 (ja) |
GB (1) | GB2092242B (ja) |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1982003657A1 (en) * | 1981-04-10 | 1982-10-28 | Davis Warren W | A floating expansion control ring |
FI71396C (fi) * | 1985-01-16 | 1986-12-19 | Safematic Ltd Oy | Glidringstaetning |
US4820119A (en) * | 1988-05-23 | 1989-04-11 | United Technologies Corporation | Inner turbine seal |
DE3832560A1 (de) * | 1988-09-24 | 1990-03-29 | Mtu Muenchen Gmbh | Einrichtung zur abdichtung von durch medien, wie fluessigkeiten und/oder gasen unterschiedlichen druckes beaufschlagten raeumen, insbesondere zwischen wellen bei turbomaschinen |
JPH0517513Y2 (ja) * | 1988-12-05 | 1993-05-11 | ||
US5014999A (en) * | 1989-03-06 | 1991-05-14 | Car-Graph, Inc. | Pressure enhanced self aligning seal |
EP0431505B1 (de) * | 1989-12-06 | 1994-06-08 | Pacific Wietz GmbH + Co. KG | Gasgesperrte, kontaktlose Dichtungsanordnung für eine Welle |
US5174584A (en) * | 1991-07-15 | 1992-12-29 | General Electric Company | Fluid bearing face seal for gas turbine engines |
US5217232A (en) * | 1992-04-28 | 1993-06-08 | Car-Graph, Inc. | Thermally regulated segmented seal |
DE4302492A1 (de) * | 1993-01-29 | 1994-08-04 | Klein Schanzlin & Becker Ag | Spaltringdichtung |
US5934683A (en) * | 1997-07-10 | 1999-08-10 | Roy E. Roth Company | Rotary seal assembly having grooved seal facing |
DE10018273B4 (de) * | 2000-04-13 | 2005-10-20 | Mtu Aero Engines Gmbh | Bürstendichtung |
US20060033287A1 (en) * | 2004-08-11 | 2006-02-16 | Giuseppe Rago | Controlled gap carbon seal |
US8215894B2 (en) * | 2007-11-13 | 2012-07-10 | United Technologies Corporation | Dual configuration seal assembly for a rotational assembly |
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JP2012067878A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ターボ回転機械用の自動調整シール |
US9316119B2 (en) * | 2011-09-15 | 2016-04-19 | United Technologies Corporation | Turbomachine secondary seal assembly |
FR3001258B1 (fr) * | 2013-01-24 | 2016-09-02 | Snecma | Structure d'anneau d'etancheite air/huile pour environnement haute pression d'une turbine a gaz |
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US20160109025A1 (en) | 2014-10-21 | 2016-04-21 | United Technologies Corporation | Seal ring |
US10221714B2 (en) * | 2016-01-22 | 2019-03-05 | United Technologies Corporation | Secondary seal device(s) with alignment tab(s) |
US9850770B2 (en) * | 2016-04-29 | 2017-12-26 | Stein Seal Company | Intershaft seal with asymmetric sealing ring |
US10598035B2 (en) * | 2016-05-27 | 2020-03-24 | General Electric Company | Intershaft sealing systems for gas turbine engines and methods for assembling the same |
DE102016222430A1 (de) | 2016-11-15 | 2018-05-17 | Gardner Denver Deutschland Gmbh | Seitenkanalverdichter |
US10731761B2 (en) | 2017-07-14 | 2020-08-04 | Raytheon Technologies Corporation | Hydrostatic non-contact seal with offset outer ring |
CN109578083B (zh) * | 2017-09-28 | 2021-09-03 | 中国航发商用航空发动机有限责任公司 | 一种叶轮机械及航空发动机 |
CN112400064B (zh) * | 2018-04-20 | 2023-08-08 | 维克多利有限责任公司 | 具有轴旁通流体循流口的再生式鼓风机-压缩机 |
US11629645B2 (en) * | 2019-08-08 | 2023-04-18 | Raytheon Technologies Corporation | Hydrostatic seal with extended carrier arm |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US2828983A (en) * | 1954-01-18 | 1958-04-01 | James E Hunt | Sectional rotary seal with radially contacting sealing surfaces |
US2921806A (en) * | 1955-11-08 | 1960-01-19 | William G Carter | Shaft seal |
US3305241A (en) * | 1965-10-19 | 1967-02-21 | Cooper Bessemer Corp | Packing ring structure |
US3383033A (en) * | 1966-04-27 | 1968-05-14 | Gen Electric | Sealing means for axial flow compressor discharge |
US3606349A (en) * | 1969-08-07 | 1971-09-20 | Rolls Royce | Seal with pressure responsive tolerance control |
CH540446A (de) * | 1971-07-09 | 1973-08-15 | Bbc Sulzer Turbomaschinen | Stopbüchse für drehende Wellen |
AR207934A1 (es) * | 1975-09-22 | 1976-11-08 | Borg Warner | Conjunto de cierre mecanico |
US4082296A (en) * | 1976-05-26 | 1978-04-04 | Stein Philip C | Seal for sealing between a rotating member and a housing |
US4133541A (en) * | 1978-03-13 | 1979-01-09 | Ingersoll-Rand Company | Seal |
-
1981
- 1981-01-31 GB GB8103023A patent/GB2092242B/en not_active Expired
-
1982
- 1982-01-20 US US06/341,086 patent/US4405134A/en not_active Expired - Lifetime
- 1982-01-22 DE DE3201862A patent/DE3201862C2/de not_active Expired
- 1982-01-28 FR FR8201339A patent/FR2499198B1/fr not_active Expired
- 1982-01-30 JP JP57014249A patent/JPS57149670A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57149670A (en) | 1982-09-16 |
GB2092242A (en) | 1982-08-11 |
GB2092242B (en) | 1984-12-19 |
DE3201862A1 (de) | 1982-08-12 |
DE3201862C2 (de) | 1983-02-24 |
FR2499198A1 (fr) | 1982-08-06 |
FR2499198B1 (fr) | 1985-10-11 |
US4405134A (en) | 1983-09-20 |
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