JPS6261022A - 光フアイバジヤイロ用位相変調器 - Google Patents
光フアイバジヤイロ用位相変調器Info
- Publication number
- JPS6261022A JPS6261022A JP20212385A JP20212385A JPS6261022A JP S6261022 A JPS6261022 A JP S6261022A JP 20212385 A JP20212385 A JP 20212385A JP 20212385 A JP20212385 A JP 20212385A JP S6261022 A JPS6261022 A JP S6261022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- phase
- phase modulator
- optical
- electric field
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野］
この発明は例えば船舶、航空機等に搭載され基体の空間
に対する回転角速度を検出するのに用いる光ファイバジ
ャイロに係り、特にその光ファイバを伸縮して伝搬する
光の位相を変調せしめる位相変調器に関する。
に対する回転角速度を検出するのに用いる光ファイバジ
ャイロに係り、特にその光ファイバを伸縮して伝搬する
光の位相を変調せしめる位相変調器に関する。
［発明の技術的背景とその問題点］
一般に、位相変調方式光ファイバジャイロは光フアイバ
ループの一端に位相変調器を設け、この位相変調器によ
り左右両回りの各光に対して周期的に位相変調を加え、
その干渉光出力のうちその位相変調周波数と同一の基本
波成分を検波して回転ｒＱ速度を検出している。第４図
はこのような従来の位相変調器を取出して示すもので、
図中１は圧電素子例えば円筒状の圧電セラミック振動子
（以下ピエゾ素子と称する）で、その外周部にはループ
状に形成された光ファイバ２の中間部が巻き付けられて
接着される。そして、このピエゾ素子１は所定の交流電
圧が交流電圧電源３から印加されると、共振して変形し
、これにより光ファイバ２が伸縮されて光フアイバ２内
を伝搬する光の位相を変調せしめる。
ループの一端に位相変調器を設け、この位相変調器によ
り左右両回りの各光に対して周期的に位相変調を加え、
その干渉光出力のうちその位相変調周波数と同一の基本
波成分を検波して回転ｒＱ速度を検出している。第４図
はこのような従来の位相変調器を取出して示すもので、
図中１は圧電素子例えば円筒状の圧電セラミック振動子
（以下ピエゾ素子と称する）で、その外周部にはループ
状に形成された光ファイバ２の中間部が巻き付けられて
接着される。そして、このピエゾ素子１は所定の交流電
圧が交流電圧電源３から印加されると、共振して変形し
、これにより光ファイバ２が伸縮されて光フアイバ２内
を伝搬する光の位相を変調せしめる。
ところが、上記位相変調器では、その構成上、第５図に
示す如くピエゾ素子１の変形時、光ファイバ２のフィバ
断面に対して一方向（矢印Ａ、 Ｂ方向）からの応力
を付与して、大きく変形せしめるために、光ファイバ２
を伝搬する光にモード変換が生じ、伝搬光の位相のみな
らず偏光まで変調して、ジャイロ出力に複屈折による位
相誤差が発生するというおそれを有していた。
示す如くピエゾ素子１の変形時、光ファイバ２のフィバ
断面に対して一方向（矢印Ａ、 Ｂ方向）からの応力
を付与して、大きく変形せしめるために、光ファイバ２
を伝搬する光にモード変換が生じ、伝搬光の位相のみな
らず偏光まで変調して、ジャイロ出力に複屈折による位
相誤差が発生するというおそれを有していた。
このため、第６図に示すように円柱状のピエゾ素子４の
軸方向に挿通孔５を設け、この挿通孔５に光ファイバ２
の中間部を挿通させるとにより、光ファイバ２に対して
応力が均一的に加わるようにして偏光変調を低減させる
ように構成したものもある。
軸方向に挿通孔５を設け、この挿通孔５に光ファイバ２
の中間部を挿通させるとにより、光ファイバ２に対して
応力が均一的に加わるようにして偏光変調を低減させる
ように構成したものもある。
しかしながら、この位相変調器では、その構成上、製作
加工に高い精度が要求されるため、その製作が非常に煩
雑であるという聞届を有していた。
加工に高い精度が要求されるため、その製作が非常に煩
雑であるという聞届を有していた。
また、これによれば、ピエゾ索子４の軸方向の共振、い
わゆる厚み振動を利用していることで、単位電圧当りの
歪み量が小さく、低電圧では十分な変調量を得ることが
できないという問題も有していた。
わゆる厚み振動を利用していることで、単位電圧当りの
歪み量が小さく、低電圧では十分な変調量を得ることが
できないという問題も有していた。
［発明の目的］
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、簡易な
構成で、しかも、可及的に位相変調の確実化を向上し得
るようにした極めて製作が容易な光ファイバジャイロ用
位相変調器を提供することを目的とする。
構成で、しかも、可及的に位相変調の確実化を向上し得
るようにした極めて製作が容易な光ファイバジャイロ用
位相変調器を提供することを目的とする。
［発明の概要］
すなわち、この発明は内外壁面間に交流電界が印加され
て共振制御される圧電素子に対して光軸が電界方向と平
行になるように光ファイバを取着するように構成するこ
とにより、所期の目的を達成したものである。
て共振制御される圧電素子に対して光軸が電界方向と平
行になるように光ファイバを取着するように構成するこ
とにより、所期の目的を達成したものである。
［発明の実施例コ
以−ド、この発明の実施例について、図面を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図はこの発明の一実施例に係る光ファイバジャイロ
用位相変調器を示すもので、図中１０は交流電圧電源１
１に接続される例えば円筒状のピエゾ素子で、その一端
部には一対の溝部１２゜１２が電界方向に平行に沿って
形成される。この溝部１２．１２にはシングルモールド
光ファイバ等の光ファイバ１３の中間部が架設されて接
着剤１４ （第２図参照）で接着される。この場合、光
ファイバ１３は第２図に示すように上記溝部１２゜１２
に対応する中間部の二次被覆（プライマリコート）が除
去されて、その外径が１２５ミクロンを宜する光ファイ
バ裸線１３ａに形成すると効果的なものである。
用位相変調器を示すもので、図中１０は交流電圧電源１
１に接続される例えば円筒状のピエゾ素子で、その一端
部には一対の溝部１２゜１２が電界方向に平行に沿って
形成される。この溝部１２．１２にはシングルモールド
光ファイバ等の光ファイバ１３の中間部が架設されて接
着剤１４ （第２図参照）で接着される。この場合、光
ファイバ１３は第２図に示すように上記溝部１２゜１２
に対応する中間部の二次被覆（プライマリコート）が除
去されて、その外径が１２５ミクロンを宜する光ファイ
バ裸線１３ａに形成すると効果的なものである。
すなわち、上記構成において、ピエゾ素子１０は交流電
圧電源１１から交流電圧が印加されると、その半径方向
に共振して光ファイバ１３を光軸方向に伸縮せしめる。
圧電源１１から交流電圧が印加されると、その半径方向
に共振して光ファイバ１３を光軸方向に伸縮せしめる。
これにより、光ファイバ１３は伝搬光の偏光を変Ｊ、’
Ｊすることなく、伝搬光の位相のみを効率的に変調せし
めこととなる。
Ｊすることなく、伝搬光の位相のみを効率的に変調せし
めこととなる。
このように、上記光ファイバジャイロ用位相変調器は光
ファイバ１３に対して光軸方向の応力を付与するように
構成し、従来のようにファイバ断面に対して一方向の応
力が付与されることにより生じるモード変換か確実に防
止されるようにしたので、可及的に偏光変調による位相
誤差が防止されて位相変調の精度が向上される。また、
これによれば、ピエゾ素子１０の半径方向の振動モード
が他の方向の振動モードに比べて変形量が大きいことか
ら、低電圧で十分なファイバ伸縮を得ることが可能とな
るため、省電力化も促進し得るという利点も有している
。
ファイバ１３に対して光軸方向の応力を付与するように
構成し、従来のようにファイバ断面に対して一方向の応
力が付与されることにより生じるモード変換か確実に防
止されるようにしたので、可及的に偏光変調による位相
誤差が防止されて位相変調の精度が向上される。また、
これによれば、ピエゾ素子１０の半径方向の振動モード
が他の方向の振動モードに比べて変形量が大きいことか
ら、低電圧で十分なファイバ伸縮を得ることが可能とな
るため、省電力化も促進し得るという利点も有している
。
また、この発明は上記実施例ではピエゾ素子１０の一端
部に一対の溝部１２．！２を形成し、この溝部１２．１
２に光ファイバ１３を取着するように構成した場合で説
明したが、これに限ることなく、例えば第３図に示すよ
うにピエゾ素子１０の周壁部に挿通孔１５，１５を設け
、この挿通孔１５．１５に光ファイバ１３を挿通するよ
うに構成しても同様の効果を期待できる。
部に一対の溝部１２．！２を形成し、この溝部１２．１
２に光ファイバ１３を取着するように構成した場合で説
明したが、これに限ることなく、例えば第３図に示すよ
うにピエゾ素子１０の周壁部に挿通孔１５，１５を設け
、この挿通孔１５．１５に光ファイバ１３を挿通するよ
うに構成しても同様の効果を期待できる。
なお、この発明は上記実施例に限ることなく、その外、
この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し
得ることはいうまでもないことである。
この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し
得ることはいうまでもないことである。
「発明の効果コ
以」二詳述したように、この発明によれば、簡易な）ｌ
、Ｓ成で、しかも、可及的に位相変調の確実化を向にし
得るようにした極めて製作が容易な光ファイバジャイロ
用位相変調器を提供することができる。
、Ｓ成で、しかも、可及的に位相変調の確実化を向にし
得るようにした極めて製作が容易な光ファイバジャイロ
用位相変調器を提供することができる。
第１図はこの発明の一実施例に係る光ファイバジャイロ
用位相変調器を示すｈＸ′１成説明図、第２図は第１図
の要部を示す詳細図。第３図はこの発明の他の実施例を
示す構成説明図、第４図乃至第６図はそれぞれ従来の光
ファイバジャイロ用位相変調器を示す構成図である。 １０・・・ピエゾ索子、１１・・・交流電圧電源、１２
・・・溝部、１４・・・接着剤、１５・・・挿通孔。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１図 第２図 第３図 第４− 第５し 第６Ｃ
用位相変調器を示すｈＸ′１成説明図、第２図は第１図
の要部を示す詳細図。第３図はこの発明の他の実施例を
示す構成説明図、第４図乃至第６図はそれぞれ従来の光
ファイバジャイロ用位相変調器を示す構成図である。 １０・・・ピエゾ索子、１１・・・交流電圧電源、１２
・・・溝部、１４・・・接着剤、１５・・・挿通孔。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１図 第２図 第３図 第４− 第５し 第６Ｃ
Claims (1)
- 空洞または凹部を有し内外壁面間に交流電界が印加され
ることにより共振する圧電素子と、この圧電素子に印加
される電界の方向に光軸が平行に取着される光ファイバ
とを具備することを特徴とする光ファイバジャイロ位相
変調器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20212385A JPS6261022A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 光フアイバジヤイロ用位相変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20212385A JPS6261022A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 光フアイバジヤイロ用位相変調器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6261022A true JPS6261022A (ja) | 1987-03-17 |
Family
ID=16452343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20212385A Pending JPS6261022A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 光フアイバジヤイロ用位相変調器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6261022A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0221213A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-24 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | 光干渉角速度計及び慣性装置 |
| JPH02291517A (ja) * | 1989-05-01 | 1990-12-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光変調方法 |
-
1985
- 1985-09-12 JP JP20212385A patent/JPS6261022A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0221213A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-24 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | 光干渉角速度計及び慣性装置 |
| JPH02291517A (ja) * | 1989-05-01 | 1990-12-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光変調方法 |
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