JPS6260572A - 消火剤 - Google Patents
消火剤Info
- Publication number
- JPS6260572A JPS6260572A JP20060085A JP20060085A JPS6260572A JP S6260572 A JPS6260572 A JP S6260572A JP 20060085 A JP20060085 A JP 20060085A JP 20060085 A JP20060085 A JP 20060085A JP S6260572 A JPS6260572 A JP S6260572A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extinguishing agent
- oil
- fire extinguishing
- silicon dioxide
- fire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Fire-Extinguishing Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は消火剤、特に天ぷら油やフライ用油等の植物油
に着火した際これを有効且容易に消火し得る消火剤に係
るものである、 （従来の技術） 天ぷらやフライ等に用いられる植物油にあっては、油の
着火温度、発火温度共に３００°Ｃ以上であり、火災が
発生した場合には油温はせいぜい４１０ ’Ｏ径程度あ
る、 従来、この様な火災に対して粉末等の消火薬剤がいくつ
か提案され、又一部は膣品化されている。
に着火した際これを有効且容易に消火し得る消火剤に係
るものである、 （従来の技術） 天ぷらやフライ等に用いられる植物油にあっては、油の
着火温度、発火温度共に３００°Ｃ以上であり、火災が
発生した場合には油温はせいぜい４１０ ’Ｏ径程度あ
る、 従来、この様な火災に対して粉末等の消火薬剤がいくつ
か提案され、又一部は膣品化されている。
（発明の解決しようとする問題点）
しかしながらこれら粉末消火剤は、一旦消火した状態で
も油温を発火温度より降下でせる効果に乏しい為再発火
する欠点を有している、 （問題点を解決する為の手段） 本発明者はかかる欠点を除去し、植物油の火災を効果的
且確実（（消火し、しかも取り扱いが容易な消火剤を見
出すことを目的として釉々研究、検討した結果、特定の
物性を有する二酸化珪素を用いることにより、前記目的
を達成し得ることを見出した。
も油温を発火温度より降下でせる効果に乏しい為再発火
する欠点を有している、 （問題点を解決する為の手段） 本発明者はかかる欠点を除去し、植物油の火災を効果的
且確実（（消火し、しかも取り扱いが容易な消火剤を見
出すことを目的として釉々研究、検討した結果、特定の
物性を有する二酸化珪素を用いることにより、前記目的
を達成し得ることを見出した。
かくして本発明は、水分含有量８０〜２０重量φの二酸
化珪素を主成分とする消火剤を提供するにある、本発明
において用いられる二酸化珪素は、水分含耳量が８０〜
２０重量％を有することが必要であるが、これを具現化
する手段として二酸化珪素中にンラン−ル基を含有した
ものが用いられるへ かかるシラノール基は、１００°Ｃに二酸化珪素全加熱
した際に速やかにシラノール基の９０チ以上が分解して
水分としてこれが蒸発するようなものである、この様な
二酩化珪素の製造手段としては例えば、通常行なわれて
いる珪酸ノーズと硫酸の反応により所望の粒径のンリカ
ゾルを形成し、これを通常の手段により熟成せしめるが
、次の乾燥工程において、２０〜６０゛Ｃの如き低温を
採用し、長時間かけて乾燥することにより得られる。そ
の乾燥工程の一例として、先づ６０°Ｃに５時間保持し
た後４０’○に７時間保持し、次いで３５°０に６時間
保持後徐冷することにより、水分含有量５５重量％の二
酸化珪素を得ることが出来る、そしてこの様に乾燥温度
と時間を選ぶことにより、所望の含水量の二酸化珪素を
得ることが出来るへこれら水分含有量のうち、８０〜３
５ｉｉ％を採用する場合には、効果的且安定して消火を
行ない得るので特例好ましい。
化珪素を主成分とする消火剤を提供するにある、本発明
において用いられる二酸化珪素は、水分含耳量が８０〜
２０重量％を有することが必要であるが、これを具現化
する手段として二酸化珪素中にンラン−ル基を含有した
ものが用いられるへ かかるシラノール基は、１００°Ｃに二酸化珪素全加熱
した際に速やかにシラノール基の９０チ以上が分解して
水分としてこれが蒸発するようなものである、この様な
二酩化珪素の製造手段としては例えば、通常行なわれて
いる珪酸ノーズと硫酸の反応により所望の粒径のンリカ
ゾルを形成し、これを通常の手段により熟成せしめるが
、次の乾燥工程において、２０〜６０゛Ｃの如き低温を
採用し、長時間かけて乾燥することにより得られる。そ
の乾燥工程の一例として、先づ６０°Ｃに５時間保持し
た後４０’○に７時間保持し、次いで３５°０に６時間
保持後徐冷することにより、水分含有量５５重量％の二
酸化珪素を得ることが出来る、そしてこの様に乾燥温度
と時間を選ぶことにより、所望の含水量の二酸化珪素を
得ることが出来るへこれら水分含有量のうち、８０〜３
５ｉｉ％を採用する場合には、効果的且安定して消火を
行ない得るので特例好ましい。
又、消火剤として用いられる二酸化珪素の平均粒径は凝
集状嶺で１０〜２０！Ｊ程度を採用するのが迩描である
、 更に、これら二酸化珪素はＢＥＴ法による比表面積が２
００〜１２００ｎＬ’／ｇ、細孔径が１０〜３００Ａ。
集状嶺で１０〜２０！Ｊ程度を採用するのが迩描である
、 更に、これら二酸化珪素はＢＥＴ法による比表面積が２
００〜１２００ｎＬ’／ｇ、細孔径が１０〜３００Ａ。
細孔容積が０．４〜２．５ ｎｉｂ／ｇであることが好
ましく、かかる物性を有することにより、二酸化珪素中
の水分を速やかに且十分有効に消火に活用することが可
能となる、 かくしてこの様な消火剤を芙際使用するに際しては、例
えばこれを袋等に収容して訃き、天ぷら鍋に火災が発生
した際、これに投入する、その投入法は必ずしも大面を
覆うよってする必要はなく、又その投入量は、油量の約
２剤種度でよい。
ましく、かかる物性を有することにより、二酸化珪素中
の水分を速やかに且十分有効に消火に活用することが可
能となる、 かくしてこの様な消火剤を芙際使用するに際しては、例
えばこれを袋等に収容して訃き、天ぷら鍋に火災が発生
した際、これに投入する、その投入法は必ずしも大面を
覆うよってする必要はなく、又その投入量は、油量の約
２剤種度でよい。
かくすることにより、投入された二酸化珪素はそれが有
するシラノール基が油の熱により分解し、水分が蒸発す
るとき油の熱を奪い、油温を発火点より有効に低丁させ
ることが可能となる、 本発明による消火剤は、天ぷら用油やフ２・ｆ用油の如
く、植物性の油、換言すれば発火温度が３００〜４００
°０前後の油火災に対して極めて有効な消火作用を有す
るものであり、使用時に炎が立ち上ることがつく、又同
化、変質せず、安価で毒性がなく、家庭において広く普
及し得る利点がある。
するシラノール基が油の熱により分解し、水分が蒸発す
るとき油の熱を奪い、油温を発火点より有効に低丁させ
ることが可能となる、 本発明による消火剤は、天ぷら用油やフ２・ｆ用油の如
く、植物性の油、換言すれば発火温度が３００〜４００
°０前後の油火災に対して極めて有効な消火作用を有す
るものであり、使用時に炎が立ち上ることがつく、又同
化、変質せず、安価で毒性がなく、家庭において広く普
及し得る利点がある。
（実施例）
実施例１
鉄叫鍋に天ぷら油１１００ｇを入れ、鍋を加熱して油温
３４０ ’Ｏにおいて着火した。このとき５ｉ０２３３
重ｔ〜、水に換算したンラノール基６７重量％（このう
ちの９７％は１００°Ｃにより速やかに分解して水とな
る）を有し、比表面積８００〜ＩＱＯＯｍ’／ｇ％細孔
径ｓｏ〜１ｓｏＡ、ａ孔容ａ１２ ｍＡ／ｇを有する平
均粒径１４μの二酸化珪素（米国ＰＱ社製、商品名ブラ
イトソルブ）１００ｇを油面上に散布して加熱源を除い
た、鍋中の油は薬剤投入後急激に３２０°Ｃ迄温度降下
し、シュウシュウ音を出して３０秒後に完全に消火し、
油温は３１０’Ｏになった７この問掛の立ち上りや油の
飛散等何らの危険は生じなかった。
３４０ ’Ｏにおいて着火した。このとき５ｉ０２３３
重ｔ〜、水に換算したンラノール基６７重量％（このう
ちの９７％は１００°Ｃにより速やかに分解して水とな
る）を有し、比表面積８００〜ＩＱＯＯｍ’／ｇ％細孔
径ｓｏ〜１ｓｏＡ、ａ孔容ａ１２ ｍＡ／ｇを有する平
均粒径１４μの二酸化珪素（米国ＰＱ社製、商品名ブラ
イトソルブ）１００ｇを油面上に散布して加熱源を除い
た、鍋中の油は薬剤投入後急激に３２０°Ｃ迄温度降下
し、シュウシュウ音を出して３０秒後に完全に消火し、
油温は３１０’Ｏになった７この問掛の立ち上りや油の
飛散等何らの危険は生じなかった。
実施例２
実施例１と同様な鍋に着火後１分間燃やし続け、油温が
３５５’Ｏｉζなり、炎が１ｍ立ち上った、こグ）とき
、５Ｌ０２６７正負チ、水に換算したシラノール基３３
重、ｔｔ％（このつちの９４％はｉｏｏ’ａにより速や
かに分解して水となる）を有し、比表面積１０００〜１
２００ｍ７ｇ、細孔径３０〜４０人、細孔容積０．６
ｍ、１．／１３を有する平均粒径１７μの市販二酸化珪
素２００ｇを散布すると共に加熱源を除いた処、実施例
工とほぼ同様に鎮火した、
３５５’Ｏｉζなり、炎が１ｍ立ち上った、こグ）とき
、５Ｌ０２６７正負チ、水に換算したシラノール基３３
重、ｔｔ％（このつちの９４％はｉｏｏ’ａにより速や
かに分解して水となる）を有し、比表面積１０００〜１
２００ｍ７ｇ、細孔径３０〜４０人、細孔容積０．６
ｍ、１．／１３を有する平均粒径１７μの市販二酸化珪
素２００ｇを散布すると共に加熱源を除いた処、実施例
工とほぼ同様に鎮火した、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、水分含有量８０〜２０重量％の二酸化珪素を主成分
とする消火剤。 ２、酸化珪素はシラノール基を含有する特許請求の範囲
（１）の消火剤。 ３、二酸化珪素は比表面積が２００〜１２００ｍ＾３／
ｇ、細孔径が１０〜３００Å、細孔容積が０．４〜２．
５ｍｌ／ｇである特許請求の範囲（１）又は（２）の消
火剤。 ４、消火剤は植物油火災用である特許請求の範囲（１）
の消火剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60200600A JPH0722606B2 (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 消火剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60200600A JPH0722606B2 (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 消火剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6260572A true JPS6260572A (ja) | 1987-03-17 |
| JPH0722606B2 JPH0722606B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=16427054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60200600A Expired - Lifetime JPH0722606B2 (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 消火剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722606B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5650840A (en) * | 1979-07-16 | 1981-05-08 | Acco Ind Inc | Improvement in or regarding turnbuckleeconnector |
| US4830762A (en) * | 1986-09-22 | 1989-05-16 | Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. | Method for fire extinguishment of liquid chlorosilane compound |
| US4879050A (en) * | 1987-10-06 | 1989-11-07 | Co., Ltd. Shin-Etsu-Handota | Method for fire extinguishment of chlorosilanes |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60122576A (ja) * | 1983-12-08 | 1985-07-01 | 中西化研株式会社 | 粉末消火剤 |
-
1985
- 1985-09-12 JP JP60200600A patent/JPH0722606B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60122576A (ja) * | 1983-12-08 | 1985-07-01 | 中西化研株式会社 | 粉末消火剤 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5650840A (en) * | 1979-07-16 | 1981-05-08 | Acco Ind Inc | Improvement in or regarding turnbuckleeconnector |
| US4830762A (en) * | 1986-09-22 | 1989-05-16 | Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. | Method for fire extinguishment of liquid chlorosilane compound |
| US4879050A (en) * | 1987-10-06 | 1989-11-07 | Co., Ltd. Shin-Etsu-Handota | Method for fire extinguishment of chlorosilanes |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0722606B2 (ja) | 1995-03-15 |
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