JPS6260387B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6260387B2
JPS6260387B2 JP54037771A JP3777179A JPS6260387B2 JP S6260387 B2 JPS6260387 B2 JP S6260387B2 JP 54037771 A JP54037771 A JP 54037771A JP 3777179 A JP3777179 A JP 3777179A JP S6260387 B2 JPS6260387 B2 JP S6260387B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groups
formula
phosphoric acid
general formula
same
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54037771A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55130987A (en
Inventor
Mitsuaki Mukoyama
Yutaka Watanabe
Naoya Morifuji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemiphar Co Ltd
Original Assignee
Nippon Chemiphar Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemiphar Co Ltd filed Critical Nippon Chemiphar Co Ltd
Priority to JP3777179A priority Critical patent/JPS55130987A/ja
Publication of JPS55130987A publication Critical patent/JPS55130987A/ja
Publication of JPS6260387B2 publication Critical patent/JPS6260387B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はリン酸ジエステル類、更に詳細には次
の一般式() (式中、R1およびR2は互いに異なつて、直鎖、分
枝鎖あるいは環状のアルキル基を示し、これらの
アルキル基は、任意の数のアリール基、アルコキ
シ基、脂肪酸残基、アミノ基で置換されていても
よく、また二重結合、三重結合を有していてもよ
い) で表わされる異なつた有機基のリン酸ジエステル
の新規な製造法に関する。 従来、異なつた有機基のリン酸ジエステルの製
造法としては、リン酸のハロゲン化物に1モルず
つ異なつたアルコールを順次反応させる方法が一
般的に行われていた。しかしながら、この方法に
おいては望みの混合ジエステル以外に、さらに反
応が進行してトリエステルや同じ有機基のジエス
テル等の副生物を生じることが避けられないた
め、収率よく異なつた有機基のリン酸ジエステル
は得られなかつた。 上記事実に鑑み、本発明者らはかかる欠点なし
に異なつた有機基のリン酸ジエステルを製造する
方法を見出すべく鋭意研究した結果、高収率で異
なつた有機基のリン酸ジエステルを選択的に製造
する方法を見出し、本発明を完成した。 従つて、本発明の目的は簡便な操作で短時間に
高収率でリン酸混合ジエステルを製造する新規な
方法を提供せんとするにある。 本発明方法は次の反応式で示される。 (式中、R1およびR2は前記と同じ) すなわち、本発明はリン酸ビス(p−ニトロフ
エニル)エステル()にベンゾオキサゾリルエ
ーテル誘導体()を反応せしめて()式の化
合物となし、次いでこれにフツ化セシウムの存在
下アルコール類()を反応せしめてリン酸トリ
エステル()となし、さらにこれを加水分解せ
しめてリン酸ジエステル()を製造する方法で
ある。 本発明方法は次の如くして実施される。 リン酸ビス(p−ニトロフエニル)エステル
()とベンゾオキサゾリルエーテル誘導体
()から()式の化合物を得る反応は、無溶
媒あるいはベンゼン、トルエン等の反応に関与し
ない有機溶媒中、好ましくはアルゴン、窒素等の
不活性ガス雰囲気中、低温ないし高められた温度
で行う。 ベンゾオキサゾリルエーテル誘導体()は、
2−ハロゲノベンゾオキサゾールにアルコール類
を第三アミンの存在下あるいはその金属塩として
反応させることにより容易に収率よく得られる。 ()式の化合物とアルコール類()からリ
ン酸トリエステル()を得る反応は、アセトニ
トリル、プロピオニトリル等の反応に関与しない
有機溶媒中、フツ化セシウムの存在下に低温ない
し高められた温度で行う。 斯くして得られるリン酸トリエステル()を
加水分解すれば目的のリン酸ジエステル()が
得られる。反応は穏和な条件下で、すなわち水ま
たはアルカリ剤で処理することにより簡単に行わ
れる。アルカリ剤としては水酸化リチウム等が使
用できる。 本発明方法によつて得られるリン酸ジエステル
()のR1およびR2は、直鎖、分枝鎖あるいは環
状のアルキル基であり、これらのアルキル基は任
意の数のアリール基、アルコキシ基、脂肪酸残
基、アミノ基等が置換されていてもよく、また二
重結合、三重結合を有していてもよい。 次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。 実施例 1 リン酸ビス(p−ニトロフエニル)408mg(1.2
mmol)、2−フエネチルオキシベンゾオキサゾ
ール239mg(1.0mmol)およびベンゼン10mlの混
合物をアルゴン雰囲気化に2時間加熱還流した。
冷後、エーテルを加えて水にて3回洗浄し、過
して不溶物を除去し、減圧下に溶媒留去した。残
渣を減圧下に五酸化リン上で充分乾燥し、アセト
ニトリル10mlに溶解させた。これを2−メトキシ
エタノール91mg(1.2mmol)、アセトニトリル10
mlおよびフツ化セシウム180mg(1.2mmol)に加
え、室温に10分間撹拌した。反応混合物にエーテ
ルを加えて水にて3回洗浄し、不溶物を過して
除去し、減圧下に溶媒を留去した。残渣をアセト
ニトリル10mlに溶解させ、1N水酸化リチウム溶
液4.5mlを加えて室温にて30分間撹拌した。アセ
トニトリルを除去し、酢酸にて溶液のPHを5と
し、さらに約30mlの水を加えた。得られた水溶液
をエーテルで4回洗浄し、濃縮した後、イオン交
換樹脂のカラム(IR−120〔H+〕、1.4×10cm)を
通して、リチウムイオンを除去した。溶出液と洗
浄液をあわせ、減圧下に水を留去し、乾燥してリ
ン酸2−メトキシエチルフエネチルの無色油状物
209mg(収率80%)を得た。 実施例 2 実施例1と同様にして表1の化合物を得た。
【表】 実施例 3 リン酸ビス(p−ニトロフエニル)2.04mg
(1.6mmol)、2−(1・2−ジステアリルグリセ
リル)ベンゾオキサゾール357mg(0.5mmol)お
よびベンゼン10mlの混合物をアルゴン雰囲気下に
10時間加熱還流した。冷後、エーテルを加えて水
にて3回洗浄し、過して不溶物を除去し、減圧
下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフイー(シリカゲル20g、ベンゼン:
エーテル=95:5)に付し、リン酸1・2−ジス
テアリルグリセリルビス(p−ニトロフエニル)
364mg(収率79%)を得た。このリン酸1・2−
ジステアリルグリセリルビス(p−ニトロフエニ
ル)230mg(0.25mmol)をプロピオニトリル5ml
に溶解させ、N−トリチル−2−アミノエタノー
ル91mg(0.3mmol)、プロピオニトリル10mlおよ
びフツ化セシウム91mg(0.6mmol)に加え、60℃
で2時間撹拌した。冷後、反応混合物にエーテル
を加えて、水にて3回洗浄し不溶物を過して除
去し、減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイー(シリカゲル10g、
n−ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に付し、リ
ン酸1・2−ジステアリルグリセリルN−トリチ
ルアミノエチル176mg(収率73%)を得た。 実施例 4 実施例3と同様にして表2の化合物を得た。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R1およびR2は互いに異なつて、直鎖、分
    枝鎖あるいは環状のアルキル基を示し、これらの
    アルキル基は、任意の数のアリール基、アルコキ
    シ基、脂肪酸残基、アミノ基で置換されていても
    よく、また二重結合、三重結合を有していてもよ
    い) で表わされるリン酸トリエステルを加水分解せし
    めることを特徴とする一般式、 (式中、R1およびR2は前記と同じ) で表わされるリン酸ジエステルの製造法。 2 リン酸ビス(p−ニトロフエニル)エステル
    に一般式 (式中、R1は、直鎖、分枝鎖あるいは環状のアル
    キル基を示し、これらのアルキル基は、任意の数
    のアリール基、アルコキシ基、脂肪酸残基、アミ
    ノ基で置換されていてもよく、また二重結合、三
    重結合を有していてもよい) で表わされるベンゾオキサゾリルエーテル誘導体
    を反応せしめて一般式、 (式中、R1は前記と同じ) で表わされる化合物となし、次いでこれにフツ化
    セシウムの存在下一般式、 R2OH (式中、R2はR1と異なる直鎖、分枝鎖あるいは環
    状のアルキル基を示し、これらのアルキル基は、
    任意の数のアリール基、アルコキシ基、脂肪酸残
    基、アミノ基で置換されていてもよく、また二重
    結合、三重結合を有していてもよい) で表わされるアルコール類を反応せしめて一般
    式、 (式中、R1およびR2は前記と同じ) で表わされるリン酸トリエステルとなし、さらに
    これを加水分解せしめることを特徴とする一般
    式、 (式中、R1およびR2は前記と同じ) で表わされるリン酸ジエステルの製造法。
JP3777179A 1979-03-30 1979-03-30 Production of phosphate diester Granted JPS55130987A (en)

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JP3777179A JPS55130987A (en) 1979-03-30 1979-03-30 Production of phosphate diester

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Publication Number Publication Date
JPS55130987A JPS55130987A (en) 1980-10-11
JPS6260387B2 true JPS6260387B2 (ja) 1987-12-16

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ID=12506724

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CN110161159B (zh) * 2019-07-04 2020-09-22 杭州必益泰得医学科技有限公司 一种奥卡西平生物等效试验的生物样本分析方法

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JPS55130987A (en) 1980-10-11

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