JPS6259731A - 鉄筋コンクリ−ト構造物のかぶり検査方法 - Google Patents

鉄筋コンクリ−ト構造物のかぶり検査方法

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JPS6259731A
JPS6259731A JP19938085A JP19938085A JPS6259731A JP S6259731 A JPS6259731 A JP S6259731A JP 19938085 A JP19938085 A JP 19938085A JP 19938085 A JP19938085 A JP 19938085A JP S6259731 A JPS6259731 A JP S6259731A
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JP
Japan
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concrete
reinforcing bars
reinforced concrete
cover
bars
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JP19938085A
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JPH0359215B2 (ja
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Koichi Sueyoshi
末吉 康一
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Hazama Ando Corp
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Hazama Gumi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は鉄筋コンクリート構造物のかぶり検査方法に
関する。
〈従来の技術〉 鉄筋コンクリート構造物はその建築学的見地から、堅牢
で十分に耐久性に富むものと信じら九でおり、その構造
物の大形化、高層化に一層拍車がかかっている。しかし
ながら、近年老朽化が進んだコンクリート構造物の崩落
にかかる事故が頻発するに及んで、これの耐久性が議論
され、この耐久性劣化がコンクリートのかぶり不十分部
分における鉄筋の腐蝕促進、このg軸部分の膨張、この
膨張によるコンクリートの爆裂およびコンクリートの崩
落といった過程で、進行することが確かめられている。
従って、コンクリート構造物の耐久性を検査および管理
するには、上記かぶりが不十分な部分を速かに検出し、
管理、補修する必要がある。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、鉄筋コンクリート構造物の建設過程にあ
って、コンクリート型枠を施工するまでは上記のような
かぶりの検査や管理が可能であるのに対し2.コンクリ
ート打設後、特に構造物完工後は、硬化したコンクリー
トの外からは」二記検査や管理が不可能であった。この
ため、鉄筋コンクリート構造物の品質の良否や老朽化の
程度がこれまでの技術では判別できないという問題点が
あった。
この発明はかかる従来の問題点を解決しようとするもの
であり、鉄筋に電流を流すことによって。
二九に発生するジュール熱がコンクリートのかぶ番1が
不足する部位で高く表面検知されることに着目して、コ
ンクリートの耐久性を外部から判断できる鉄筋コンクリ
ート構造物のかぶり検査方法を1ヱ供することを目的と
する。
く問題点を解決するための手段〉 この発明にかかる鉄筋コンクリート構造物のかぶり検査
方法は、コンクリート打設された構造物の基礎となる鉄
筋に導電線を接続し、この導電線を通じて上記鉄筋に電
流を流してジュール熱を発生させ、このジュール熱の分
布を赤外線センサにより検出するようにして、ジュール
熱により高い温度の分布領域をかぶりが少ない部位と判
定するようにしたものである。
〈作用〉 この発明における赤外線センサは、電流が流れることに
よって鉄筋に生じる抵抗損、すなわちジュール熱を、こ
の放射熱分布として検出することができるため、高温と
して検出された部分は熱容量が小さい部分、すなわちコ
ンクリートのかぶりの小さい部分と判定し、低温として
検出された部分はコンクリートのかぶりの大・きい部分
と判定するように作用する。
〈発明の実施例〉 以下にこの発明の一実施例を図について説明する。第1
図はその一実施例を示す建設途中の鉄筋コンクリート構
造物を示し、下半部はコンクリート打設後の構造部分A
となっており、上半部はコンクリート打設前の構造部分
Bとなっている。1はち■漬物の柱を形成する鉄筋、2
は梁を形成する鉄筋で、これらは鉄棒などの鉄骨材を編
組するなどし、て7Lいに連結され、このように連結し
た鉄筋の下方から上方に向けて、順次段階的にコンクリ
ートが打ち込まれていく。こうしてコンクリートが打ち
込ま九ると、平滑面を有する柱3や梁4が形成されてい
く。
一方、J二記柱3や梁4を形成する一部の鉄筋1゜2に
は、予め導電線5が接続され、この導電線5も上記各鉄
筋〕、と同しくコンクリート内に埋設される。この導電
線5には、所定レベルの電流を流す電源(図示しない)
が接続されるようになっている。なお、この導電線5の
使用本数は構造物の大きさに関係なく決めることができ
るが、互いにfT機連結される鉄筋どうしが接触部や溶
接部で電気抵抗値が大きくなることにかんがみて、でき
るだけ多数箇所に敷設することが望ましい。また、6は
熱応動タイプの赤外線センサで1例えば赤外線カメラが
用いられ、これがコンクリート内の鉄筋の熱分布を外部
から観測するように機能する。
次に、上記赤外線センサ6を用いて、コンクリートのか
ぶりを検出する方法を説明する。
まず、上記各導電線5に直流または交流の電源を接続し
、これらの各導電線5に電力(電流)を供給する。この
ため、鉄筋工、2はそれぞれが有する抵抗のために抵抗
損を生じ、供給電力はこの抵抗損、つまりジュール熱と
して消費される。これにより、鉄筋工、2は熱線を発す
るが、コンクリートのかぶりが大きい部位では、その鉄
筋工。
2に接するコンクリートの熱容量が十分に大きいため、
その熱線のレベルは低く、コンクリートのかぶりが小さ
い部位では、逆に熱線のレベルが高くなる。
そして、これらの熱線のレベルの違いは、赤外線センサ
(赤外線カメラ)によって撮像された画像パターン等か
ら、容易にかつ確実に判定できる。
つまり、コンクリートのかぶりが小さく、構造や品質に
欠陥がある構造物の部位を簡単かつ高精度に捜し出すこ
とができる。なお、当然のことながらコンクリート構造
物内の鉄筋の位置も容易に確認できる。
第2図はこの発明の他の実施例を示す。これは既に完成
している鉄筋コンクリート構造物について、コンクリー
トのかぶり状態を検査する場合に適用されるものである
。同図において、7は構造物の梁4のコンクリート部分
をカッタにより切削した切溝であり、このような切溝7
を作ることにより、内部の鉄筋2の一部を露出させるこ
とができる。また、この露出した鉄筋2に対し導電線5
の一端を接続するとともに、この導電線5の他端に電源
を継ぎ、その導電線5を通じて鉄筋2に電流を流すにう
することにより、上記同様にして、コンクリートのかぶ
りの大小を赤外線センサ6を使って検出できるものであ
る。
かくして、かぶりが小さいと判定した部位には。
コンクリートや鉄骨による補修、補強を施して、従来に
おけるごとき、鉄筋の腐蝕、コンクリートの爆裂による
コンクリートの崩落事故並びにこれに付随する事故を未
然に防止することができる。
〈発明の効果〉 以上のように、この発明によれば、鉄筋に導電線を通じ
て電流を流すことによって、この鉄筋各部におけるコン
クリートのかぶりの違いによる熱線分布を、赤外線セン
サにより検出するようにしたので、鉄筋コンクリート構
造物のコンクリート打設後でも、外部から上記かぶりの
違いすなわち耐久性の劣化部位を検知でき、早急な補修
、改築処理を催促できるなどの効果が得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第14図はこの発明にかかるかぶり検査方法を実施する
ための未完成の鉄筋コンクリート構造物の正面図、第2
図は同じく完成後の鉄筋コンクリート構造物の正面図で
ある。 1.2・・鉄筋、3・・柱、4・・梁、5・・導電線、
6・・赤外線センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)コンクリート打設される鉄筋に導電線を接続し、こ
    の導電線を通じて上記鉄筋に電流を流し、この鉄筋に生
    じるジュール熱を赤外線センサにより検出することによ
    って、上記鉄筋のコンクリートによるかぶり状態を検査
    することを特徴とする鉄筋コンクリート構造物のかぶり
    検査方法。 2)導電線は、コンクリート打設前の鉄筋に予め接続し
    ておくことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    鉄筋コンクリート構造物のかぶり検査方法。 3)導電線は、コンクリート打設後にコンクリートの一
    部を取除いて露出させた鉄筋に接続するようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の鉄筋コンク
    リート構造物のかぶり検査方法。
JP19938085A 1985-09-11 1985-09-11 鉄筋コンクリ−ト構造物のかぶり検査方法 Granted JPS6259731A (ja)

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JPS6259731A true JPS6259731A (ja) 1987-03-16
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1296572C (zh) * 2003-06-16 2007-01-24 陈彦平 电探法桩基施工质量监控及加固技术的方法
CN111765845A (zh) * 2020-05-22 2020-10-13 南京方园建设工程材料检测中心 一种基于红外线成像原理检测装配式混凝土灌浆套筒钢筋锚固长度的方法

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JPH0359215B2 (ja) 1991-09-09

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