JPS6259464A - 多階調記録方式 - Google Patents

多階調記録方式

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JPS6259464A
JPS6259464A JP60198526A JP19852685A JPS6259464A JP S6259464 A JPS6259464 A JP S6259464A JP 60198526 A JP60198526 A JP 60198526A JP 19852685 A JP19852685 A JP 19852685A JP S6259464 A JPS6259464 A JP S6259464A
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JP
Japan
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energy
pixel
density
fixed pattern
scanning direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP60198526A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kanai
努 金井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は熱転写記録方式、特にマトリクス内に記録さ
れたドツト面積率によって擬似階調を得る多階調記録方
式に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
熱溶融性インクをサーマルヘッドにより加熱して、イン
クを溶融又は軟化させて記録紙に転写記録する溶融型熱
転写記録方式では、インク転写が@1m、MQll的な
ため、面積変調によるいわゆるz値面積階調と言われる
階調表現が一般的である。
この方式ではnXnの画点構成のマトリクス(これが濃
度を表わす1画素となる)で表現できる濃度レベルは、
記録紙下地1.!1度レベルを含めて。
(n2+1)レベルにすぎない。例えば、4x4oマト
リクスサイズで17階調である。一般に絵に自然性を与
える条件(カラー画素解像度4画素/朋以上、階調数6
4以上)をこの2値面積階調方式で満足するためには、
8×8のマトリクスサイズを用いて、32本/IIIm
以上の解像度のサーマルヘッドが必要となる。
しかし、現在実用可能なサーマルヘッドの解像度は16
本/關であり、32本/朋のサーマルヘッドの実用化は
困難という問題がある。従ってこの方式で滑らかな濃度
階調を表現することは困難である。
これに対し多階調化と高精細化を同時に満足させる記録
方式として、表現する濃度領域を分割し、各分割濃度領
域に1つの固定パターンを対応させ、かつ固定パターン
を構成する画点の濃度を多値化することにより多階調を
表現する方式が提案されている。この方式は従来の記録
方式に比べて極めて滑らかな階vf4I!!j性を示す
特徴がある。この方式について、更に検討を重ねたとこ
ろ熱記録特有の蓄熱現象により、固定パターン内の各画
点へのエネルギーの与え方が階調特性や画質に大きな影
響を与えることがわかった。
〔発明の目的〕
この発明は、熱転写における階調表現方式において、多
階調化と高精細化を同時に満足し、また高品位な画質が
得られる多階調記録方式を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕 この発明は、画素を構成するマトリクス内の画点形成エ
ネルギーを多値化し、かつ表現濃度域を分割して各分割
濃度域に固定したマトリクス内(ターンを対応せしめる
ことにより多階調化高精細化高画質化を実現できる多階
調記録方式において、固定パターンの各画点に多値化し
た画点形成エネルギーを対応させて固定パターンの記録
濃度を増加させる場合、副走査方向の画点列を構成する
画点に対して、固定パターンのエネルギーの増加分を優
先的に与えることにより、多階調化、高精細化、高画質
化を実現したものである。
〔発明の効果〕
この発明によれば、熱記録特有の蓄熱特性を考慮して各
固定パターンの各画点に多値化した画点形成エネルギー
を与えるため、極めてノイズの少ない滑らかな濃度階調
特性を有する高画質の記録を得ることができる。
〔発明の実施例〕
以下、この発明を図面を以って詳細に説明する。
表現する濃度領域を分割し、各分割濃度領域に1つの固
定パターンを対応させ、かつ固定ノ(ターンを構成する
画点の画点形成エネルギーを多値化することにより擬似
階調を得る多階調記録方式(以後多値面積階調記録方式
と呼ぶ)において、使用する固定パターンとしては、副
走査方向に連続する画点列から構成されるストライプパ
ターンやL字形状パターン自身あるいはL字形状パター
ンの組合せパターンが有効であることを見出した。
その理由としてこれらのパターンは画点の蓄熱を互いに
有効に利用できるため画点形状の安定性が高いこと、ま
た各パターンにおいては、濃度のダイナミックレンジが
広く、直線性が良いため滑らかな濃度階調特性が得られ
ること等が挙げられる。
多値面積階調記録方式は、このような各固定パターンを
構成する各画点に多値化された画点形成エネルギー(以
後多値エネルギーと呼ぶ)を対応させて濃度階調を表現
するが、溶融型熱転写においては、蓄熱による副走査方
向への画点の拡がりという熱記録特有の現象のため、多
値エネルギーの固定パターン内での配置が、階調特性や
画ffXに大きな影響を与える。この発明は、この蓄熱
特性を考慮して多値エネルギーの固定パターン内での配
置(以後多値パターンと呼ぶ)を決定して、階調特性や
画質の良好な記録を得るものである。
第1図(a) 、 (b)は、マトリクスサイズが4×
4の場合のL字型の固定パターンにおいて多値エネルギ
ー(サーマルヘッドの通電パルス幅を規格化したもので
短い順から1.2で示す)の配置を示す一例で、矢印の
順に濃度が大きくなっている。第1図(a)の(2)〜
(4)はこの発明の1実施例で副走査方向の画点列側に
優先的にエネルギーを増加させている。同図部)は比較
例で(2)〜(4)は、主走査方向の画点列側に優先的
にエネルギーを増加させている。
第2図は第1図(a) (b)の各多値パターンの全注
入エネルギ一対記録濃度の関係をその標準偏差と共に示
した1例である。第1図(a)に示されるようなこの発
明の適用によると副走査方向の画点列のエネルギーを増
加させる配電は、同図(b)のように主走査方向の画点
列のエネルギーを増加させる配置に比較して、記録濃度
の傾きが小ざく、かつ標準偏差が小さい(第2図参照)
。すなわち、前者は後者に比較して、濃度階調が滑らか
で、画質が良い。
この理由としては、前者のように副走査方向の画点列の
エネルギーを増加させる場合、この画点列の互いの蓄熱
を利用してこの部分を局所的に安定して高温化できるた
め、ノイズの少ない記録ができるが、後者のように主走
査方向の画点列のエネルギーを増加させる場合、副走査
方向に画点が急に拡がり、濃度の増加は大きくなるが、
副走査方向の画点列のような安定した局所的高温化がで
きないため、画点の大きさが不揃いになったり転写不良
が発生しやすく、安定した記録が困難であるからと思わ
れる。このように副走査方向の画点列側に優先的にエネ
ルギーを増加させると滑らかな濃度階調特性を有する高
画質の記録を得ることができる。第1図0(4)の次の
多値エネルギーの配置としては、主走査方向の画点列の
エネルギーを増加させても、この場合は、全体の画点及
びエネルギーが大きくなっているため、第1図(b) 
K比較して画質はかなり良くなっていることがわかった
あるいは更に副走査方向の画点列のエネルギーを増加さ
せても良いが、副走査方向の画点列の場合第1図(a)
のようにマトリクス内の副走査方向に進む順にエネルギ
ーを大きくしていくか、または、主走査方向の画点列の
場合、副走査方向の画点列に近い順からエネルギーを大
きくしていくことにより蓄熱を有効に利用できるためよ
り効果を上げることができる。
〔発明の他の実施例〕
第3図はこの発明の他の実施例である。第3図(a) 
、 (b)は第1図と同様にL字型の固定パターンの多
値エネルギーの配置を示す例で、矢印の順に記録濃度が
大きくなっており、これらは共にこの発明に含まれる。
同図(b)は第1図で示したように副走査方向の画点列
のエネルギーを増加させる例である。同図(a)は全注
入エネルギーを一定とした場合でも副走査方向の画点列
へのエネルギー分配量を主走査方向の画点列より優先的
に増加σせる例で多値パターン(5)と(6)及び(力
と(8)は各々全注入エネルギーは等しいが、多値エネ
ルギーの増加分(ここでは多値エネルギー3)を95)
と(力では副走査方向の画点列へ、t6)と(8)では
主走査方向の画点列へ与えている。第4図は第3図(a
) (b)の各多値パターンの全注入エネルギ一対記録
濃度の関係を示す1例である。一般Vこ、高濃変領域に
なると、記録濃度変化量/注入エネルギー変化量の値が
大きくなり、単純に注入エネルギーを増加させていくと
その濃度階調特性は第4図日記号で示すように粗くなる
。これを滑らかにするためには、よりきめ細かなエネル
ギー制御を行なえばよいが、サーマルヘッドへのデータ
転送速度等の問題があり、かなり困難である。これlこ
対し、第3図(a)のように固定パターン内への全注入
エネルギーは一定の場合でも、エネルギー増加分を副走
査方向の画点列に優先的に与え1次に主走査方向の画点
列に与えていくことにより、記録濃度の増加量は、第4
図○記号で示すようにより小さくなゆ滑らかな濃度階調
特性を得ることができる。この理由は先に述べたような
副走査方向の画点列と主走査方向の画点列の蓄熱による
影響の差によるものである。又。
このような配置及びエネルギー分配による記録特性を階
調数を横軸に記録濃度を縦軸にとると、第7図に示すよ
うになる。ここで、階調数とは、基準となるパターン、
エネルギー配置、のとき(例えば(5)のとき)に比べ
、増加している階調数を示し、絶対的な階調数ではない
。第7図からもわかるように、○印の場合には階調数が
多く、記録画像が高品位となる。
この発明の更に他の実施例をボ5図、第6図Vて示す。
第5図は、各多値パターン毎に注入エネルギーが増加し
ている4つの同定パターンの例、第6図は、全注入エネ
ルギーが一定の場合でも多値エネルギーの配置が異なっ
ている多値パターンを含む4つの固定パターンの例であ
る。
以上のように、この発明によれば、複数の固定パターン
を用いる多値面積階調記録方式において極めてノイズの
少ない滑らかな濃度階調特性を有する高画質の記録を得
ることができる。
なお、以上の実施例では、マトリクスサイズが3×3及
び4×4の場合の例のみを挙げたが、この発明がこれの
みに限定されるものでないことはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、この発明による多値パターンの効果
を説明するための図、第3図はこの発明による多値パタ
ーンの他の実施例を示した図、第4図は第3図の多値パ
ターンの、濃度特性を示した図、¥5図乃至第7図は、
この発明による多値パターンの他の実施例を示した図で
ある。 代理人 弁理士  則 近 憲 右 同    竹 花 喜久男 (2つ         く3リ         (
4つ<b) 第1図 箪  2  図 (7ン       C’/)        m><
b) 第  3  図 ↑ 姓入二ネルff”− 第 4 図 ↑     ↑     ↑     ↑■−1や12
.8ヨ 第  7  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 マトリクス内に設定される主走査方向と走査方向に連続
    する複数の画点からなる画点列を有する固定パターンを
    含む複数の固定パターンを用い、かつ固定パターンを構
    成する画点の画点形成エネルギーを多値化することによ
    り擬似階調を得る多階調記録方式において、 前記固定パターンの各画点に多値化した画点形成エネル
    ギーを対応させて該固定パターンの記録濃度を増加させ
    る場合、副走査方向の画点列を構成する画点に対して該
    固定パターンへのエネルギー増加分を優先的に与えるこ
    とを特徴とする多階調記録方式。
JP60198526A 1985-09-10 1985-09-10 多階調記録方式 Pending JPS6259464A (ja)

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JP60198526A JPS6259464A (ja) 1985-09-10 1985-09-10 多階調記録方式

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JPS6259464A true JPS6259464A (ja) 1987-03-16

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