JPS6259074A

JPS6259074A - 熱転写プリンタ

Info

Publication number: JPS6259074A
Application number: JP19196185A
Authority: JP
Inventors: Seiji Wachi; 和知　省二; Ryuji Kiura; 木浦　龍二
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1985-09-02
Filing date: 1985-09-02
Publication date: 1987-03-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔目　次〕・概要・　産業上の利用分野・　従来の技術・　発明が解決しようとする問題点・　問題点を解決するための手段・作用・　実施例・　発明の効果〔概　要〕正方向印字および逆方向印字時に各別のリボンカセット
およびサーマルヘッドを用いて両方向印字を行う熱転写
プリンタにおいて、正逆各方向印字用のリボン）セント
を共通のカートリッジに収容し、カートリッジが単色用
か多色用かを識別し、カートリッジの有無を検知し、カ
ートリッジ内のカセットの有無を検知して、カセットの
取扱いを容易にするとともに空印字を防止して情報の消
滅を防いだ熱転写プリンタ。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、正逆両方向印字を行う熱転写プリンタに関し
、特にそのリボンカセットの装着機構に関する。

〔従来の技術〕

インクリボンを介して正逆両方向印字を行う熱転写プリ
ンタにおいては、印字用紙の汚れを防止するためインク
リボンは印字用紙に対し相対速度が０となるように送ら
れ、また、一旦使用したインクリボンは再利用できない
ため、正方向印字と逆方向印字とで各別のリボンカセッ
トおよびサーマルヘッドを用いて両方向印字を行ってい
る。

このような両方向印字式熱転写プリンタの従来の構成を
第３図に示す。（ａ）図は上面図、（ｂ１図は側面図で
ある。プラテン１に沿ってキャリヤ（図示しない）が正
方向（矢印Ａ）および逆方向（矢印Ｂ）に摺動し、この
キャリヤ上にリボンフレーム３が矢印Ｅのようにシフト
動作可能に設けられる。

リボンフレーム３上には正方向印字用リボンカセット４
ａおよび逆方向印字用リボンカセッ）４ｂが各々２段に
搭載される。正方向および逆方向の各リボンカセット４
ａ、４ｂのインクリボン５ａ。

５ｂを介して印字を行うためのサーマルヘッド２ａ、’
ｌｂがキャリヤ上に備わる。正方向印字のときには、左
側のサーマルヘッド２ａがプラテン１を押圧してインク
リボン５ａを介して印字を行う。逆方向印字のときには
、右側のサーマルヘッド２ｂがプラテン１を押圧してイ
ンクリボン５ｂを介して印字を行う。（ａ）図は逆方向
印字状態を示す。各リボンカセット内でインクリボンは
軸６ａ。

６ｂの矢印Ｃ，Ｄ方向の回転により巻取られる。

インクリボンの最終端近傍には金属膜等の光を反射する
材料からなるエンドマーク（図示しない）が貼付されて
いる。このエンドマークはリボンカセットの窓（図示し
ない）を介して光反射センサであるリボンエンドセンサ
７ａ、７ｂにより検知される。４個の各リボンカセット
４ａ、４ｂは、例えば黒、赤、青、黄のインクリボンを
収容し多色プリンタを構成する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の熱転写プリンタにおいては、各リボンカセットが
各別に分離してリボンフレーム上に搭載されていたため
リボンカセットの取扱性が悪く、装填交換時の作業性を
低下させていた。また、リボンカセット未装填の状態で
印字を行ったり、あるいは単色リボンカセット装填時に
多色印字命令による印字を行う場合があり、このような
場合にインクリボンのない状態で印字を行う空印字とな
り印字情報が消滅することがあった。

本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたも７５°７
・’Ｊ　Ｍ７：ｈ＊　ｙ　）１７１１［１ｊ”’ｖ゛’
ｋＭＩＡＬＺゝ・　　　。

単色リボンカセットおよび多色リボンカセットともに使
用可能で空印字を防止可能とした熱転写プリンタの提供
を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的を達成するため、本発明では、正方向印字用の
リボンカセットおよびサーマルヘッドと逆方向印字用の
リボンカセットおよびサーマルヘッドとをキャリヤ上に
搭載した熱転写プリンタにおいて、上記正方向印字用リ
ボンカセットおよび逆方向印字用リボンカセットを共通
のカートリッジに収容し、該カートリッジが単色用か多
色用かを識別するカートリッジ識別手段と、該カートリ
ッジがキャリヤ上に搭載されているか否かを検知するカ
ートリッジ検知手段と、該カートリッジ内にカセットが
収容されているか否かを検知するカセット検知手段とを
具備している。

〔作　用〕

正方向印字用各リボンカセットは共通のカートリッジ内
に収容されてキャリヤ上に装着され、単色用カートリッ
ジか多色用カートリッジかが識別され、カートリッジが
キャリヤ上に搭載されているか否かが検知され、カート
リッジ内にカセットが収容されているか否かが検知され
る。

〔実施例〕

第１図に本発明に係る熱転写プリンタの構成を示す。ｆ
ａ１図は上面図、Ｃｂ１図は側面図である。前記従来技
術と同一の部材には同一番号を付して説明を省略する。

本実施例においては、正方向印字用リボンカセット４ａ
および逆方向印字用リボンカセット４ｂともに共通のカ
ートリッジ８内に収容され、このカートリッジ８がキャ
リヤのリボンフレーム３上に装着される。カートリッジ
８の上面には矢印Ｈのように開閉可能な蓋１３がヒンジ
結合される。このようなカートリッジ８として単色用お
よび多色用のものが形成される。単色用カートリッジは
、例えば黒のリボンカセットが正逆各方向のリボンカセ
ット４ａ、４ｂとしてカートリッジ内に並列して一般に
収容される構造である。

多色用カートリッジは、例えば正方向印字用として黒、
赤のリボンカセットを２段に収容し、これに隣接して逆
方向印字用として黄、青のリボンカセットを２段に収容
する構造である（第１図の構造）。又は、正逆両方向と
もに黒、赤、青、黄の４色のリボンカセットを４段づつ
収容する構造でもよい。キャリヤ側にはカートリッジ８
が単色用か多色用かを識別するための第１のマイクロス
イッチ９が設けられる。カートリッジ８側には単色用又
は多色用のいずれか一方のみが第１のマイクロスイッチ
９を動作させるような例えば突起等が、第１のマイクロ
スイッチ９の位置に対応して設けられる。これによりカ
ートリッジ８をリボンフレーム３上に装着するとそのカ
ートリッジ８が単色用のものか多色用のものかが第１の
マイクロスイッチ９のＯＮ、ＯＦＦにより識別される。

キャリヤ側には、さらに、カートリッジ８の有無を検知
するための第２のマイクロスイッチ１４が設けられる。

この第２のマイクロスイッチ１４は、例えばカートリッ
ジ８が装着されていればＯＮ、カートリッジ８が未装填
の場合にはＯＦＦとなるように構成されている。これに
より、キャリヤ上にカートリッジが搭載されているか否
かが検知される。

各リボンカセット４ａ、４ｂのリボンエンドセンサ７ａ
、７ｂに対応する位置には、孔ＩＱａ、１０ｂが形成さ
れている。カートリッジ８内にはこの孔１０ａ、１０ｂ
を貫通してカートリッジ８の高さ全体に亘る（底板１５
から１１１３までに亘る）反射板１１ａ、ｌｌｂが設け
られる。反射板１１ａ、ｌｌｂリボンエンドセンサ７ａ
、７ｂに対面する側面には反射面１２ａ、１２ｂが形成
される。この反射面１２ａ。

１２ｂおよびリボンエンドセンサ７ａ、７ｂ間を各リボ
ンカセット４ａ、４ｂ内のインクリボン５ａ。

５ｂが通過する。この反射板１１　ａ　、　１１　ｂは
インクリボン５ａ、５ｂのエンドマークと同一の作用を
果す。即ち、リボンカセットが装填されている場合には
反射板１１　ａ　、　１１　ｂはインクリボン５ａ。

５ｂに遮られて光反射センサ式リボンエンドセンサ７ａ
、７ｂに検知されない。リボンカセットが未装填の場合
には反射板１１ａ、ｌｌｂがリボンエンドセンサ７ａ、
７ｂにより検知される。

上記構成の熱転写プリンタの制御ブロック図を第２図に
示す。第１のマイクロスイッチ９の信号はカートリッジ
識別回路１６を介して制御回路２０に入力される。第２
世のマイクロスイッチ１４の信号はカートリッジ検知回
路１７を介して制御回路２０に入力される。リボンエン
ドセンサ７ａ、７ｂの信号はリボン検出回路１８を介し
て制御回路２０に入力される。制御回路２０にはさらに
感熱紙装着信号１９が入力される。この感熱紙装着信号
は、インクリボンを介さずに（即ち、リボンカセットを
装填することなく）感熱紙を用いて印字を行う場合に発
信される信号であり、検知回路１７によってカートリッ
ジ無しと判定されたことにより応答する。このような制
御回路２０への各入力信号によりリボンカセットの装填
状態が識別される。制御回路２０はこのカセット装填状
態を考慮した上で、印字命令に従ってヘッド駆動回路２
２を介してサーマルヘッド２ａ、　　２ｂを駆動して印
字を行う。例えば、単色用カートリッジ装填状態で多色
印字命令が入力された場合には、リボンシフト機構をロ
ックして常に単色で印字を行い、インクリボンのない位
置でのサーマルヘッドの空印字による印字情報の消滅を
防ぐ、リボン未装填の状態でかつ感熱紙装着信号がない
場合にはサーマルヘッドを駆動せずに印字情報をメモリ
回路２３に入力し印字情報の消滅を防ぐ。リボン未装填
の状態であれば印字命令に従ってサーマルヘッドを駆動
し感熱紙に印字を行う。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明に係る熱転写プリンタにお
いては、複数のリボンカセットを共通のカートリッジ内
に収容し、カートリッジが単色用か多色用かを識別し、
カートリッジの有無を検知し、さらにカートリッジ内の
カセットの有無を検知している。従って、カセットの取
扱いが容易になリカセット装填時、交換時の作業性が向
上する。

また、カセットの装填状態が認識されるためカセット装
填状態に応じて印字制御を行うことができ空印字を防止
して印字情報の消滅を防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る熱転写プリンタの構成図、第２図
は第１図の熱転写プリンタの制御ブロック図、第３図は
従来の熱転写プリンタの構成図である。２ａ、２ｂ・・・サーマルヘッド、４ａ、４ｂ・・・リボンカセット、５ａ、５ｂ・・・インクリボン、７ａ、７ｂ・・・リボンエンドセンサ、８・・・カート
リッジ、９・・・第１のマイクロスイッチ、１０ａ、１０ｂ−・・孔、１１ａ、ｌｌｂ・・・反射板、１４・・・第２のマイクロスイッチ。本発明実施例の構成図第１図２ａ、２ｂ・・・サーマルヘッド　　　４ａ、４ｂ　　
・　リボンカセット５ａ、５ｂ　、＝インクリボン　　
　　　７ａ、７ｂ、＝　　リボンエンドセンサ８１．カ
ートリツツ　　　　　　９１．第１のマイクロスイッチ
＋０ａｊＯｂ一孔　　　　　　　　＋ｌａ、１ｌｂ９１
反射板１４・・・第２のマイクロスイッチ従来のプリンタの構成図第３図２ａ、２ｂ・・・サーマルヘッド４ａ、４ｂ＝・リボンカセット５ａ、５ｂ・・・インクリボン

Claims

【特許請求の範囲】１、正方向印字用のリボンカセットおよびサーマルヘッ
ドと逆方向印字用のリボンカセットおよびサーマルヘッ
ドとをキャリヤ上に搭載した熱転写プリンタにおいて、
上記正方向印字用リボンカセットおよび逆方向印字用リ
ボンカセットを共通のカートリッジに収容し、該カート
リッジが単色用か多色用かを識別するカートリッジ識別
手段と、該カートリッジがキャリヤ上に搭載されている
か否かを検知するカートリッジ検知手段と、該カートリ
ッジ内にカセットが収容されているか否かを検知するカ
セット検知手段とを具備したことを特徴とする熱転写プ
リンタ。２、前記リボンカセットのインクリボンは光を反射する
エンドマークを有し、該エンドマークを検知する光反射
センサをキャリヤ上に備えた熱転写プリンタであって、
前記カセット検知手段は、前記カートリッジ内に設けた
光反射板からなり、該光反射板は、カートリッジ装着時
に上記光反射センサに対向する位置でかつ光反射センサ
に対しインクリボンの背面に位置するように設けたこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の熱転写プリン
タ。