JPS6258929A - 田野の牧草、乾草などの作物用作業機械 - Google Patents

田野の牧草、乾草などの作物用作業機械

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JPS6258929A
JPS6258929A JP20607386A JP20607386A JPS6258929A JP S6258929 A JPS6258929 A JP S6258929A JP 20607386 A JP20607386 A JP 20607386A JP 20607386 A JP20607386 A JP 20607386A JP S6258929 A JPS6258929 A JP S6258929A
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JP
Japan
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machine according
machine
rake
distance
tines
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JP20607386A
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English (en)
Inventor
アリイ バン デル レライ
コルネリス ヨハネス ジエラルダス ボム
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C Van der Lely NV
Original Assignee
C Van der Lely NV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、上向きの軸線のまわりに動力駆動される2個
以上のレーキ部材を備えた、田野の牧草、乾草などの作
物用作業機械に関する。
〔従来の技術〕
この種の公知の機械(D E −B−1232388お
よびDE−C−1582167)は多数のレーキ部材を
有し、それぞれが駆動手段を備えていなくてはならない
。各レーキ部材の直径は小さく、妥当な作業幅を1与る
には多数のレーキ部材が必要である。
種々の状況に機械を調整するのは困難である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、上述の種類の機械を改良して、作業す
べき作物の種々の状況に機械が容易に適合しうるように
することにある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明によれば、田野を移動する際に、作物への作業を
行いながらレーキ部材間の距離を変化させる手段が設け
である。
〔発明の効果〕
このようにして、田野の作物への作業を行いながら、機
械を作業すべき作業の列の間隔に合わせることができる
。また、2つのレーキ部材だけで広い作業幅を得ること
ができる。境界線が平行でない田野で、作業すべき作物
が田野に広がっているか、作物の列が平行でない場合は
、トラクタの運転席から作業幅を望みどおりに変化させ
ることができる。
〔実施例〕
本発明がよく理解できるように、またその実施態様を具
体的に示すために、以下図面に従って本発明を説明する
第1−3図に示す本発明の作業機械はフレーム部1を備
え、これにより機械をトラクタの三点つり上げ装置に連
結することができる。第1図から明らかなように、作業
走行の方向Aに測定したフレーム部1の長さは、作業走
行の方向Aに直角な方向に測定した寸法とほぼ等しい。
作業走行の方向Aに直角な方向に測定したフレーム部1
の幅は、標準的な市販のトラクタの下側つり上げアーム
間の間隔より少し長い。この作業走行の方向Aに直角な
方向に測定したフレーム部1の幅は、このようなトラク
タの後輪タイヤの鉛直な内側間の間隔より短いかほぼ等
しい。フレーム部1の前端には、機械をトラクタの下側
つり上げアームにひっかけるための2つの連結点2と、
トラクタのつり上げ装置の頂部ロッドに連結するための
上側の連結点3とが設けである。これらの連結点2およ
び3は、上向きの脚立構造4に連結され、この脚立構造
4は作業走行の方向Aに見て三角形または逆V字型の形
状をしている。脚立構造4の2つの側面から後方に延在
して互いに近寄るキャリヤ5が設けられ、キャリヤ5は
その後端付近で上側および下側をタイプレート6でしっ
かり連結されている。平面図では、フレーム部1の形状
はほぼ二等辺三角形または正三角形である。2つの互い
に間隔をおいて上下に配置されたタイプレート6は、ギ
アボックス7の一部を囲み、ギアボックス7はフレーム
部1の構造に囲まれている。機械には、鉛直に配置され
作業走行の方向Δに延在する対称面8が有り、フレーム
1は上記対称面に対して対称である。フレーム部の後側
付近には、上向きの枢軸9が対称面8の両側に、それぞ
れ対称面8とは間隔をおいて設けられている。枢軸9に
はフレームアーム10が枢動可能に連結され、より具体
的には2本のフレームアーム10が下記に説明するよう
に対称面8に関して常に対称な配置となるよう連結され
ている。
各フレームアーl、10の、関連した枢軸9とは反対側
の端には、エンジンで駆動されるレーキ部材11および
12が、上向きの回転軸線13および14のまわりに回
転可能にそれぞれ連結されている。回転軸線13および
14は互いに平行に配置され、上向きに見ると少し前方
に傾斜している。
各回転軸線13および14と鉛直線との角度は、作業状
態では約5−10°である。各管状フレームアーム10
の中心線は、対応する回転軸線13および14にそれぞ
れ直角に延在し、また各枢軸9は各回転軸線13および
14とそれぞれほぼ平行に延在する。対称面8内に位置
するフレーム部1の最後尾頂点は、互いに間隔をおいて
上下に位置する上記タイプレート6により構成される。
2枚のタイプレートにはまっすぐな長溝15(第1およ
び3図)が設けられ、その中心線は対称面8内に位置す
る。これらの2本の互いに間隔をおいて上下に配置され
た長溝15内には、ピン16が枢軸9と平行に摺動可能
に配置され、長溝15はこのピン16の案内手段をなす
。このピンのまわりに回転可能な2本のロッド17が、
ピン16の中心線とほぼ直角な平面内に配置されている
。これらの各ロッド17のピン16と反対側の端部は、
ピン16と平行に延在するピン18で枢動可能に支持さ
れている。各ピン18はそれぞれフレームアーム10の
1本に連結され、対称面8の同じ側に配置された枢軸9
とは離れて位置する。ピン18と対応する枢軸9との間
隔は、枢軸9と、同じキャリヤアーム10に位置する回
転軸線13および14のそれぞれとの間隔の約35%と
する。ピン16が(作業走行の方向Aに見て)長溝15
の最も後側の位置、即ち後端にあるとき、2本のロッド
の中心線が、平面図上で後方に向かって開いた広い鈍角
19を画しく第3図)、この角度がこの実施態様では約
160−170°となるような構造とする。
各フレームアーム10の下側には、枢軸9とピン18の
中心線に中心線を平行に配置したピン20が、ピン18
の中心線と枢軸9の中心線との間の位置に配置しである
。油圧シリンダ21の形態の調整装置の両端は2本のピ
ン20のまわりに枢動可能に支持されている。油圧シリ
ンダ21は複動シリンダで、トラクタの運転席から可撓
油圧コネクタを介して操作できる。油圧シリンダの中心
線は対称面8に対して直角に向いており、シリンダ21
はフレームアーム10の下側より下側の位置にある。
第3図の断面図かられかるように、ギアボックス7は中
心線が対称面8内にほぼ位置する人力軸22を備えてい
る。入力軸22は、自在継手を有する中間軸によってト
ラクタの動力取出軸に連結することができる。入力軸2
2のギアボックス7内に位置する端部にはかさ車23が
設けてあり、このかさ車23は、ギアボックス7の壁に
回転可能に支持された軸25にはめられたかさ車24に
駆動連結している。軸25の中心線と入力軸22の中心
線とは(前方に向かって開いた)約45゜の角度をなす
。歯車24は、ギアボックス7のハウジングに回転可能
に支持された軸27上に配置されたかさ車26に係合し
ている。軸27の中心線と軸25の中心線とは約90°
の角度をなし、この角は側方に向って開いている。軸2
7のギアボックス7の外に延在する一端は、軸29を支
えるホーン28を構成し、軸29はホーンの間に位置す
る中心部領域で軸30に剛固に連結され、軸30は軸2
9と直交しホーン31で支持され、こうして構成部品2
7−31で自在継手を構成する。
ホーン31は、中心線が管状フレームアーム10の中心
線と一致する駆動軸32にはめられる。軸32は、ボー
ク31付近とその他端付近とでフレームアーム10に回
転可能に支持されている。レーキ部材11付近に位置す
る駆動軸32の端部にはかさ車33が装着され、かさ車
33はフレームアーム10の外側に位置し、中心線が対
応する回転軸線13と一致する駆動軸35に剛固にはめ
られたかさ車34と駆動連結する。
かさ車26は軸37にはめられたかさ車36に駆動連結
され、軸37はレーキ輪12の駆動軸32に、軸27が
レーキ輪11の駆動軸35に連結されているのと同様に
して連結されている。それで軸37で支持されたホーン
および後続の駆動手段には同じ符号がつけである。
入力軸22と、レーキ部材11および12の各駆動軸3
5とのギア比は、少なくともここで示す実施態様では、
トラクタの動力取出軸の回転速度が540回転/分のと
きにレーキ部材11および12が両方とも約110回転
/分の速度で回転するようなものとする。
2本の軸27と37とは、後方に開いた90゜の角度を
なし、対称面8に関して対称に配置されている。軸25
.27および37の向きあった端部はギアボックス7の
ハウジングに対して剛固にはめられた支持部材38にジ
ャーナル支承されている。
レーキ部材11と12はそれぞれ以下の構造を有する(
第1および2図)。
駆動されるかさ車34は、隣接するフレームアーム10
に剛固に連結されたギアボックス39内に支持される。
レーキ部材の駆動軸35はプレート状のハブ40に剛固
に連結され、ハブ40からスポーク41が半径方向に延
在し、ハブ40からはなれたところで下向きに折れ曲げ
られてエンドピース42となっている。スポーク41の
エンドピース42の最下端に、パイプの形態の円形で継
目のないリム43が支持されている。リム43は、回転
軸線13および14にそれぞれ直角な平面に平行である
(第1および2図)。
エンドピース42の上端付近ではキャリヤ44が各スポ
ーク41にとりつけられ、このキャリヤは斜め上向きか
つ外向きである。キャリヤ44は上側に第2リム45を
有し、このリム45はリム43と同様、中心線13およ
び14のそれぞれのまわりに同軸に位置し、これらの中
心線と直角である。第2リム45の直径は、リム43の
直径より約20%大きい。
第2リム45には、プラスチック布、たとえばプラスチ
ック加工したキャンパスで製造した可撓性の壁46が固
着されている。壁46は回転軸線13および14のまわ
りにそれぞれ同軸に位置し、少なくとも作業中は、レー
キ部材の回転による遠心力によりぴんと張った状態にあ
るため円筒状である。壁46は第2リム45から下向き
に延在し、第2図の側面図では、リム43の直径の約1
0%の距離だけリム43の上方で終端している。壁46
の直径が第2リム45の直径にほぼ一致し、したがって
リム43の直径より大きいことが明らかであろう。
各レーキ部材11および12のリム43の円周上には複
数組のタイン47、本実施態様では10組のタインが等
間隔に設けられ、タインの一組は2本のばね鋼タインを
互いに上下に配置し数巻のコイルで連結して構成される
。各組のタイン47のこれらの数巻のコイル内にはスリ
ーブ48が位置し、スリーブ48は数巻のコイルの上側
から上方に延在し、この領域でキャリヤ49に剛固に連
結される。スリーブ48の上側から見て、キャリヤ49
はまずレーキ輪の回転軸の方向へ内向きに延在し、次に
回転軸50に向かって下向きに折れ曲がる。タインキャ
リヤ49は一組のタイン47ともども回転軸50のまわ
りを自由に回転できる(第2図)。タインキャリヤ49
を支持する枢軸50はリング43に対してほぼ接線方向
に向いているが、レーキ部材の方向已に関し、リム43
の局部的接線に対して少し外側を向いていてもよい(第
1図)。
一組のタインが作業位置にある際の、−組のタイン47
、スリーブ48およびタインキャリヤ49の重心を第2
図に符号51で示す。重心51が一組のタイン47の下
側のタインより上側のタインに近いので、−組のタイン
は作業中、外向きにだけでなく下向きにも自己調整して
、−組のタインが回転軸線13および14を含む平面を
通過する際は、下側タインの先端がリム43の下側を通
る平面の下方に、上記平面と地面との間隔52(第2図
)とほぼ等しい距離をおいて位置する。したがって、−
組のタイン47の下側タインの先端は、レーキ部材の回
転中、はぼ点53で土壌または田野上の刈り株に接触し
、さらに前方方向已に動くにつれて土壌により押し上げ
られて、タインはその軌道のほぼ前半周全域にわたって
土壌にしつかり接触して地面にある程度の力で押しつけ
られ、それにより重心は回転軸線13と14に垂直に向
き枢軸50を通る平面に関して、この平面より上の位置
に押し上げられる。これにより、レーキ部材の作業幅が
タインの先端が描く軌道の直径にほぼ等しいという著し
い利点が得られる。しかし本発明はこのタインの構成に
限定されるわけではなく、最も下側のタイン先端が、タ
イン先端の描く軌道の前半分の一部でしか土壌と接触せ
ず、その結果地面の接触領域の後側の境界が回転軸線1
3と14を通る平面よりある程度の距離前方に位置する
タインの構成にも関する。
本発明の作業機械は、収斂板(swath board
 )54および55の形状の2つの作物案内部材を含み
、これらの部材は対称面8に関して常に対称に配置され
る。この実施態様に用いる各収斂板54および55はそ
れ自体公知の構成で、まず下向きにそれ力1ら後ろ向き
に延びたパイプまたはロッド56からなり、その後ろ向
きの部分は作業中は地面の上を滑る。後ろ向きに自由に
延在して作物案内部材を画定するバネ鋼のロッド57が
、パイプ56の上向きに延在する部分にとりつけられて
いる。各収斂板54および55の前側は一組のタイン4
7のタインの先端が描く軌道より短かい距離だけ後方に
位置し、収斂板は作業走行の方向Aと反対の方向に見る
とタインが描く軌道58より少なくとも部分的に後方に
位置する。収斂板54および55はキャリヤ59に剛固
に連結され、このキャリヤ59は対応するパイプ56の
上端から各レーキ部材の半径をまたぎ、対応するギアボ
ックス39に枢動可能に連結されている。この端部にス
リーブ60がギアボックス39上に配置され、このスリ
ーブはそれぞれの軸35のまわりを枢動可能である。キ
ャリヤ手段61(第1図)がそれぞれのスリーブ60に
剛固に連結されている。
キャリヤ手段61に植設したピン62は回転軸線13お
よび14に垂直に延在し、かつ斜め後方および外側を向
いており、キャリヤ59はこのピン62のまわりを自由
に回転できる。その結果各キャリヤ59は、はぼ水平に
延在するピン62と各回転軸線13および14の両方の
まわりを自由に回転することができる。ピン62のまわ
りを自由に回転できるので、収斂板は土壌の鉛直方向の
でこぼこに適合できる。収斂板は機械のそれ以外の部分
から取りはずせるよう設けである。
各キャリヤのピン62と各収斂板のパイプ56への連結
部との間で、パイプ56への連結部に近い位置に、はぼ
水平な調整板63が2本の各キャリヤ59の上側に、キ
ャリヤの長さ方向に垂直の向きに設けである。調整板ま
たはストリップ63には数多くの(この実施態様では3
個以上の)孔64が縦方向に並んでいる。ステアリング
ロッド66に連結したピン65が孔64の1つに通って
いる。ステアリングロッド66のキャリヤ59と反対側
の端部は、同じ側の収斂板−アーム組立体54−59ま
たは55−59を支持していない側のフレームアーム1
0に植設されたピン18に枢動可能に連結されている。
これは第1図に示す平面図で、ステアリングロッド66
が通常対称面8付近の点で交差することを意味する。上
述の枢動構造の寸法(つまり各回転軸線13または14
と隣接するピン65との距離、ピン65と別のアーム1
0上に位置するピン18との距離、上記ピン18と隣接
する枢軸9との距離、2本の枢軸9間の距離、および枢
軸9と各回転軸線13および14との距離)は、フレー
ムアーム10の中心線間の角度を変えても、収斂板54
および55の後端の間の横方向の距離67Aがほぼ一定
に保たれるように選ぶ。最後に説明した構造は、レーキ
部材を相互に再調整する際の、収斂板のステアリング機
構をなす。
フレームアーム10の中心線間の、実施態様に示すよう
に約120−125°の後方に開いた角度が小さくなる
と、収斂板54および55は後ろ向きにさらに小さな勾
配で先細になり、逆もまた同様である。こうして横方向
の距離67Aが保たれ、機械が積み置くべき刈りとった
作物の列の幅が与えられる。
図示の実施態様は2つのレーキ部材を含み、これらのレ
ーキ部材はトラクタの動力取出軸から、入力軸22、歯
車23,24.26および34を介し、駆動軸32およ
び歯車33および34を介して反対向きの回転方向已に
駆動される(第3図参照)。
第1図から明らかなように、レーキ部材11と12の間
隔67によって、レーキ部材の作業を直接受けない地面
の幅が決められる。間隔67は、レーキ部材11および
12の最も外側のタインの先端が描くタイン軌道58間
の最短距離によって与えられる。
この実施態様では、機械の作業幅は2つの点53間の距
離によって与えられ(第1図)、この距離を第1図に符
号68で示しである。しかし、レーキ部材11および1
2がレーキ部材の外側で、方向已に回転しながら、回転
軸線13および14を含む平面の前方に位置する点69
で土壌または刈り株に接触するタインを備えている場合
には、作業幅は第1図に示すこれらの点69間の横方向
の距離によって与えられる。
本発明の一観点によれば、2つのレーキ部材11および
12の間の距離67は、作業幅68または場合によって
は点69の間の作業幅の20%以上である。図示の実施
例では、各レーキ部材のタイン軌道の直径が195 m
、距離67が1.25mで、距離67は作業幅の約25
%である。この割合はもっと高くすることもでき、たと
えば距離67が2m、各レーキ部材11および12の直
径が2、50 mならば、作業幅は7mで上記割合は2
8゜5%となる。
距#67は、一方のレーキ部材のタイン軌道の直径より
長くてもよい。たとえば間隔が2mで各レーキ部材のタ
イン軌道の直径が19mのときは上記割合は約35%と
なる。
作業中はレーキ部材は上述のようにして反対の回転方向
已に駆動され、外向きに延在する一組のタイン47は、
平面図では回転方向已に関して少し後ろを向いており、
幅が距離67に対応する地面に向かって作物を移動させ
る。これは、田野に広げられた、ひっくり返す(乾草)
かかき集めるかすべき作物にあてはまる。異った形式の
タインでは、タインが点69で作物に接触する。機械の
「作業幅」という概念は、タインが回転中にはじめて地
面または刈り株に接触する点によって決まり、タインが
作物に接触する位置には左右されない。作物の接触点は
、たとえば機械でコンバインすべき刈り取った草の列が
田野でレーキ部材のまっすぐ前に続いている場合にはさ
らに内側に位置することもある。
レーキ部材がかなり平坦な位置にあり、タインが回転方
向日に関して後ろ向きに延在するので、タインによって
持ち上げられる作物の部分は、タインの形状と方向に応
じて、タイン軌道の前側付近の早めの段階ですでにタイ
ンからはずれ、対称面8の方向に投げ出される。引きつ
づきタインにより押しのけられる残りの作物部分も、対
称面8に向かって内側に、ただし同方向でさらに後方に
投げ出され、投げ出された作物はすべて地面にほぼ平行
に飛んで、距離67に等しい幅の地面に横たわる作物に
常に勢いよ(ぶつかって、タインが外向きの方向である
こともあり、これを十分にかきまぜる。
その結果、距離67で画定される幅の地面に帯状に横た
わる作物は、レーキ部材11および12による直接の作
業を受けないが、間接的な作業を受ける。こうして寄せ
集めた作物は、収斂板54および55によって、距離6
7Aにほぼ等しい幅の地面に帯状に集められ、作物は一
列に積み上、げられる。作物がすでにレーキ部材11お
よび12のまっすぐ前に複数の列をなして地面に横たわ
っているときは、これらの列は距離67に等しい幅の地
面に帯状にかき集められ、収斂板によって1本の大きな
列として積み上げられる。
本発明の機械を使用すると、機械の作業幅を状況、たと
えば田野にすでに存在する作物の列の中心から中心まで
の距離だけでなく、たとえば以下でさらに説明するよう
に田野の作業済部分の境界に適合させることができる。
本発明の機械では、おそらくはタイン位置を調整した後
に収斂板を省くと、作物をひっくり返す(乾草)ことも
できる。
本発明によれば、トラクタの運転席から油圧シリンダ2
1を操作することによって機械の作業幅を変化させるこ
とができる。つまりこの油圧シリンダ21によってフレ
ームアーム10の中心線間の後ろに向かって開いた角度
が広がったり狭まったりする。この再調整の間、(機械
全体が対称面8に関して対称構造であるため)長さの等
しいロッド17によって、上下に配置され中心線が対称
面8内に位置する2本の長溝15内をピン16が移動す
るのに応答して、2本のフレームアーム10が自動的に
対称面8に関して対称に移動する。
油圧シリンダのかわりにねじスピンドルを用いることも
できるが、その場合には運転手はこの再調整のために席
をはなれなくてはならない。フレームアームを再調整す
ることにより、作業中にレーキ部材を2ケ所以上、そし
て無数の相対位置に調整することができる。フレームア
ームの極限位置は長溝15の両端によって決まる。作業
中にフレームアーム10間の角度を変化させる際は、フ
レームアーム10、キャリヤ59およびロッド66が形
成する適切な枢動構造によって、収斂板の後端の間の距
離67Aがほぼ同一に保たれる。
距離67Aそのものが調整可能である点にも留意された
い。2本のピン65を調整板63の他の孔に対称に挿入
してロッド66の有効長さを変化させると、距離67A
を増減することができる。
横方向の長さ67Aを一度選んでしまえば、調整アーム
10間の角度を再調整しても、この幅は自動的にほぼ一
定に保たれる。調整板63によって付与される、横方向
の間隔67Aの幅が変更可能という特徴により、機械の
使用者は刈草の列の幅を後続の機械、たとえば積載ワゴ
ン、高密度ベーラ、ラウンドベーラなどに適合させるこ
とができる。これらの機械のピックアップの公称幅は、
型にもよるが約140m−1,90mの範囲である。
本発明の機械が積み置くべき刈草の列の幅は、後続の機
械のピックアップの公称幅より少し短かめにせねばなら
ず、さもないと作物が拾い上げられないおそれが大きい
2木のピン65を調整板に並んだ孔64に非対称に挿入
すると、収斂板は機械の他の部分に対して非対称に配置
されることになる。このような非対称配置を用いると、
刈草をたとえば溝の端からもっと離れたところに積み置
くことができ、後続の機械を溝の端ぎりぎりに沿って運
転しなくてすむ。
本発明の別の特徴によると、機械の作業幅を作業中、す
なわち田野を走行中に再調整することができる(なお、
地面で停止中、またはトラクタの三点つり上げ装置に取
りつけたつり上げ位置でも調整できる)。本発明の背景
として、この特徴が必要なことはたとえば第6図に示す
田野のななめの境界から理解できるはずである。田野に
横たわる2列1組の刈草をそれぞれ符号70および71
で示す。第5図に示すような方法で、2列の刈草70を
1本の幅広の列72にまとめることができ、これは標準
の刈草側処理である。次に列72の草を上述の後続の機
械の1つで持ち上げることができる。第6図に示す地面
は、反対側の主境界に対して鋭角をなす境界73、たと
えば柵または溝を有する。2列の刈草のうち境界73に
最も近接した1列は必然的に他の列より短かい。機械が
2列の刈草71を(第6図で左から右へ)拾い上げると
きには、最初は第5図に示す標準の方法にしたがえばよ
いが、トラクタが境界73に近づいたら、運転手は運転
中に油圧シリンダ21を操作することにより、レーキ部
材11と12の距離を縮めることができる。これはすべ
て境界73に最も近い列を端まで作業し終えるためであ
り、一方この間トラクタの走行方向をトラクタの車輪が
境界73、たとえば溝の端に接近しすぎぬように境界7
3にほぼ平行に合わせる。このような田野走行中のアー
ム10の調整は、たとえば田野の端付近に横たわる刈草
の列71が端に平行に延び、したがって他の列に斜めに
なっている際にももちろん用いることができる。これは
田野に広げられた作物にもあてはまる。一般に、作業中
に作業幅を田野および/または作物の局部的状況に応じ
て適合させることができると言える。
田野に広げられた刈りとった作物から始めるとして、機
械は一方向に走行しながら、この作物を列74にまとめ
(第4図)、この間機械をたとえば最大の作業幅に合わ
せておく。すでに作業した帯状領域のとなりの帯状領域
に沿って機械が引き続き戻ってくると、このとなりの帯
状領域も同様にして作業され、刈草の列75が得られる
。機械が引き続き作業する際はく第5図)、2つのレー
キ部材11および12の間の距離67を、すでに形成さ
れた列74および75がたとえばレーキ部材のまっすぐ
前に来るよう適合させると、これらの列は最も有利な方
法で作業され、後続の機械が拾い上げるべき大きな積込
用の列72にまとめられる。
本発明の機械により、極めて幅が広く(たとえば7m)
、レーキ部材が2つしかないレーキ機械を提供すること
ができる。まず、田野に作物が広げられていると、幅が
距離67に等しい地面に帯状に横たわる作物は、この作
物めがけてレーキ部材により横方向に投げつけられる大
量の作物によって完全にかきまわされ、その後作物は収
斂板の働きによって列に積み上げられるか、もし作業用
収斂板がない場合に転車される。この特徴は、できるだ
け短期間に極めて広い表面積を作業せねばならぬ地域で
は特に重要である。したがって本発明の機械は、レーキ
部材が2つだけで能力が極めて高く、加えてレーキ部材
および収斂板の調整が極めて簡単な操作で行える。必要
に応じて田野を走行中に作業幅を変更することもできる
本発明の機械は広い作業幅を得られるにもかかわらず、
トラクタに対して安定性が高い。必要に応じて調整した
レーキ部材11および12は、(上記の作業中に行う作
業幅の再調整とは別に)油圧を固定した油圧シリンダ2
1により互いに相対的に固定され、レーキ部材の位置は
ロッド17により、長溝15にはまったピン16を介し
て対称面8に関して決定される。
2つのレーキ部材11および12はそれぞれ接地車輪7
6によって支持される。接地車輪76の車軸から前向き
で上向きに延びたキャリヤ77を設け、このキャリヤ7
7は、軸線13および14とほぼ平行に配置され支持部
材79に連結されたヒンジ78により自由に枢動可能で
、支持部材79はハブ40の内側に位置し、ギアボック
ス39に対して固定して配置されたハブ部分に剛固に連
結され、支持部材79はこのハブ部分から方向Aに平行
に前向き方向に延在する。その結果、接地車輪76は回
転軸線13および14の延長線より前方にやや離れてそ
れぞれ位置し、自在車輪として作用する。機械全体がト
ラクタの三点つり上げ装置にひっかけであるため、自在
車輪76は機械に横向きの力を加えることなくトラクタ
のすべてのステアリング動作に追従する。この型式の接
地車輪は、機械の走行中にレーキ部材間の距離を再調整
する場合には、これらの接地車輪の方向が自動的に適合
するので極めて有利である。
第7図は、上述した機械とはいくつかの点で変更された
機械の平面図である(第7−11図)。
以下で説明しない機械の部品および構成は、すでに説明
したものに対応し、同じ符号がつけである。
第7図の実施態様では、2枚の調整板63(第1図)が
省かれ、2本のステアリングロッド66の対応する端部
は、キャリヤ59の隣接した端部に枢軸80のまわりを
枢動可能に直接連結されている(第7図)。その結果、
作業幅68の調整中は、キャリヤ59は対応するフレー
ムアーム10に対して、ステアリング装置となる多角形
枢動構造6,10,59,66.59.10によって操
縦される。前述の実施態様と同様に、これらの2つの枢
動構造は対称面8に関して対称に設計されている。
2本のキャリヤ59の後端の間には、連結ビーム81の
形状のステアリング装置が配置され、機械が対称面8に
関して常時対称に配置されているので、連結ビーム81
は、第7図の平面図で見て、常に対称面8と直角方向に
向いている。連結ビーム81はその両端付近に短かいキ
ャリヤビーム82を備え、このキャリヤビーム82は上
向きのピボット83によって隣接するキャリヤ59の後
端に枢動可能に連結され、上記ピボット83の方向は隣
接したキャリヤ59に関して固定されている。
キャリヤビーム82双方の向い合った端部は、長さを変
えることのできるほぼ水平な部材84によって互いに連
結されている。本実施態様では、部材84は、具体的に
は2本の摺動可能な入れ子骨である。連結ビーム81の
長さは、2本のフレームアーム10間の角度に応じて自
動的に調整される。作業走行の方向Aに向いた水平な枢
軸85によって、部材84は2本のキャリヤビーム82
に枢動可能に連結され、キャリヤビーム82は隣接する
ピボット83と水平方向に見て約90°の固定した角度
をなす。枢軸85を設けるのが望ましいのは、でこぼこ
の地面を収斂板54が移動するのに応じ、キャリヤ59
がアーム10に関してピン62のまわりを枢動可能にな
るからである。
各収斂板54の前端には、ピボット83から等距離の複
数の調整孔87を備えた調整板86が固定して配置され
ている。キャリヤビーム82を貫通するロックピン88
によって、調整板を隣接するキャリヤビーム82に関し
て種々の位置に調整することができる。調整板86が、
隣接するキャリヤビーム82および連結ビーム81に関
して種々の位置に調整し、ロックできる結果として、隣
接する収斂板も対称面8に関して調整しロックできる。
このようにして、アーム10を相互に調整しても、第7
図の平面図で見た各収斂板54と対称面8との角度は常
に一定に保たれる。したがって、アーム10を調整する
際に上記角度が広がって、収斂板の間を移動する作物が
詰まるという危険が防止される。同様に、機械の操作者
が必要に応じて、たとえば作物の性質に応じて、収斂板
と対称面8との角度を調整することができるようになる
(この角度は作業中は不変である)。
第8および9図は、第7図の実施態様に用いた一組のタ
インの構造を示す。各組のタイン47付近には、リム4
3の上側に外向きで少し上向きの支持部材89が配置さ
れ、リムの周囲の外側付近に配置された支持部材の端部
はスリーブ90に剛固に連結されている(第9図)。ス
リーブ90に収容された軸91は、対応するレーキ部材
の回転方向已に対してスリーブから後方に突出している
スリーブ90と軸91の中心線92は、円形のリム43
に平行な面とほぼ平行に位置する。中心線92は回転方
向已に関して、軸91の後側付近で引いたリム43への
接線と、前方に開いた約25−30°の角度をなす。第
8および9図は作業位置にある一組のタイン47を示す
。−組のタイン47は板状のタインキャリヤ93に取り
付けられ、このタインキャリヤ93は作業位置では軸9
1から上向きに延び、下側では内向きに曲がってから再
び上向きに曲がっている。この湾曲部付近で、タインキ
ャリヤ93はその両側の2本のリング94に溶接され、
これらのリングはスリーブ90に対して固定された軸9
1のまわりをはまったまま回転できる。タインキャリヤ
93の前述の湾曲底部はリング94に、軸91に面した
内面が軸91の外面との間に半径方向で約0.5”1m
m以上の遊びを全周にわたって有するように溶接され、
これにより機械を長期間作業した後に泥やさびが付着し
てタインキャリヤが軸91のまわりを回らなくなったり
回りにくくなったりするのが防止される。
−組のタインには、2組の間隔をおいて配置されたスプ
リングコイル96および97からなるスプリング95が
付け加えてあり、これらのコイルは両方とも同一のほぼ
水平な中心線のまわりに巻いである。1組のスプリング
コイル96および97の線材は、スプリング95の上側
付近に位置する中間部98としてコイル同士をつないで
おり、この中間部は外側方向を向いている。スプリング
コイルの外側、つまり中心線と反対側では、中間部98
が、支持部材89に取りつけられそこから後方に突出す
るキャリヤ99にひっかけられている。したがって、ス
プリング95は付着する作物に対する防護物としての支
持部材89の後方に位置する。2組のコイル96および
97の回転方向で一番前と一番後ろのコイルは、コイル
の下側でフック100および101の形状で続いている
フック100および101もコイル96および97から
外側を向いており、その自由端はスプリング95に最も
近接したタインキャリヤ93の湾曲部の自由端に配置さ
れた横穴102にはまっている。
第8図に示した、−組のタイン47が外向きで斜め下を
向いている機械の作業位置では、スプリング95に予め
かけた張力が、フック100と101を中間部98に関
して2本の矢印Cに従って回転させようとする。作業位
置ではこの回転作用は、−組のタインとタインキャリヤ
に作用する遠心力がスプリング95の予備張力と釣り合
うことにより阻止される。対応するレーキ部材の回転数
が減少すると、スプリング95は元に戻ることができ、
フック100および101はキャリヤ99に保持された
中間部98に関して下側の矢印Cの方向に回転し、その
結果タインキャリヤ93は2本のリング94とともに中
心線92のまわりを内向きに回転して、−組のタイン4
7はその作業位置から輸送または非作業位置に戻り、タ
インはほぼ鉛直な輸送位置(第8図に点線で示す)に戻
って可撓性壁46の外側によりかかる。数組のタイン4
7の作業位置の下向き方向は、図示していないストッパ
で制限することができる。
油圧シリンダ21を操作することにより、外向きのタイ
ンを有する回転中のレーキ部材を互いに狭い間隔まで接
近させ、レーキ部材同士が傷つけ合うのを防止するため
に、第10図の手段を配置することができる。本例では
、油圧シリンダ21はフレームアーム10の上側に配置
されている。
シリンダ21のピストンロッドの端部は、枢軸9と平行
に位置する直立ビン103のまわりを回転することがで
き、このピン103の上側は支持部材104で支持され
、この支持部材はピン103の両側で下向きになって、
端部がフレームアーム10に溶接されている。ホーク1
05がシリンダ21のピストンロッドの端部に嵌められ
、これによりピストンロッドはピン103のまわりを回
転できる。このホーク105は、ピン103と直角に交
差する枢軸1oaを備え、ピン103の両端は上記ホー
クの外側に突出している。枢軸106の両端のまわりに
は、板状のロック装置107が矢印りの方向に枢動可能
に配置されている。第10図に示す最も低い作業位置で
は、ロック装置107の下側が、下向きストッパを構成
するフレームアーム10の上側に部分的に係合している
。作業中ロック装置はその自重でこの位置にとどまる。
ロック装置107の下面には、凹所108が両端から離
して設けである。ロック装置107のシリンダ21に面
した面には第2の凹所109が配置されている。油圧シ
リンダ21のロック装置107に面した端部付近の側面
には、水平方向に突出する金属スリーブ110が設けら
れ、この金属スリーブはシリンダ21の油圧継手の1つ
のためのニップルの役目も果たす。第10図に示すロッ
ク装置107の位置は、機械の作業位置に用いられる。
凹所109からピン103までの距離は、ピストンロッ
ドが引っこんで両方のレーキ部材が対称面8の方向に移
動して最終的にスリーブ110が凹所109で止まる際
(凹所109は上記スリーブと協働してストッパを形成
する)、回転中のレーキ部材間の距離がそれらが互いに
傷つけ合わない距離となるように選択する。この位置で
は、たとえばタインの先端が通る軌道は互いに全く重な
らない。
機械の運転者が機械を輸送位置に調整したいときは、ロ
ック装置107を運転席から操作可能なコードによって
上向きに持ち上げる。するとロック装置107は枢軸1
06の回りを上向きに回転する。次にレーキ部材が静止
状態でピストンロッドを引っこめると、レーキ部材11
および12を互いに十分近距離に近づけることができ、
(第8図の点線の位置にある)上向きのタインは2つの
レーキ部材がとりうる最も狭い幅をとり、したがって最
も狭い輸送幅をとる(第11図)。この位置では、スリ
ーブ110は凹所108内に位置する。次に運転者がコ
ード111を緩めるとロック装置107が下向きに回転
してスリーブ110(したがってシリンダ21)が凹所
108に固定され、こうして安全な輸送位置を確立する
。この位置では、シリンダーピストンロッドユニッ)<
7)長さが誤まって変化することはない。したがって、
輸送位置にするには運転者はコード111を故意にひっ
ばらなくてはならず、そうすることによってまずレーキ
部材を静止させねばならないことに注意が向く。したが
って、凹所108は道路輸送に適した、この実施態様で
は合計幅が最大で3mの位置に対応し、凹所109は作
業中のレーキ部材11および12の最小間隔に対応する
。機械の輸送位置を第11図に示す。
図面に示す2つのレーキ部材の他にさらにレーキ部材を
対称となるように付け加えることができ、付け加えたレ
ーキ輪は図示したレーキ部材の外側に配置され、隣接す
る図示のレーキ部材と同一方向に回転する。この場合、
対称面の一方の側にある2つのレーキ部材間の距離は、
広げられた作物を1本の大きな列にまとめるだめの固定
した値とし、こうするときわめて広い作業幅が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機械の一実施態様の平面図であり、 第2図は第1図の機械を第1図の矢印Hの方向に見た図
であり、 第3図は第2図の■−■線方向に見た水平断面図であり
、 第4図は田野での機械の運転方法の平面図であり、 第5図は本発明の機械の使用方法の平面図で、この方法
は第4図の方法に引き続いて用いることができ、 第6図は田野に刈草の列が横たわっている土地の境界部
分の平面図で、この部分には本機械を有利に使用でき、 第7図は第1−6図に示した機械とはいくつかの点で変
更されている本発明の機械の別の実施態様の平面図で、 第8図は第7図の■−■線方向に見た一部破断した立面
図であり、 第9図は第8図の矢印■の方向に見た平面図であり、 第10図は第7図の矢印Xの方向に見た図であり、そし
て 第11図は輸送位置にある機械の平面図である。 符号の説明: A・・・作業走行の方向、B・・・レー半回転方向、1
・・・フレーム部、8− 対称面、9・・・枢軸、10
・・・フレームアーム、11.12・・・レーキ部材、
13゜14・・・回転軸線、15・・・長溝、17・・
・ロッド、21・・・油圧シリンダ、22・・・人力軸
、35・・・駆動軸、41・・・スポーク、43,45
・・・リム、46・・・可撓壁、47・・・タイン、5
4.55・・・収斂板(案内板)、58・・・タインの
軌道、63・・・調整板、66・・・ステアリングロッ
ド、67・・・レーキ部材間距離、67A・・・タイン
間距離、68・・・作業幅、70,71゜72.74,
75・・・刈草の列、76・・・接地車輪、81・・・
連結ビーム、82・・・キャリヤビーム、86・・・調
整板、95・・・スプリング、107・・・ロック装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上向きの軸線のまわりを動力駆動される少なくとも
    2つのレーキ部材を備えた、田野の牧草、乾草などの作
    物用作業機械において、 田野を移動する際、作物の作業中にレーキ部材間の距離
    を変化させる手段を備えていることを特徴とする機械。 2、レーキ部材間の距離が機械の作業幅の約20%以上
    である特許請求の範囲第1項記載の機械。 3、機械が、反対の回転方向に駆動可能な2つのレーキ
    部材を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1または
    2項記載の機械。 4、作動位置にある2つのレーキ部材のタインの先端が
    描く軌道の間の最短距離によってレーキ部材間の距離が
    与えられることを特徴とする特許請求の範囲第1−3項
    のいずれかに記載の機械。 5、レーキ部材に外向きのタインが設けてあることを特
    徴とする特許請求の範囲第1−4項のいずれかに記載の
    機械。 6、レーキ部材間の距離が作業幅の約25%以上である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1−5項のいずれか
    に記載の機械。 7、レーキ部材間の距離がレーキ部材の一方のほぼ直径
    以上であることを特徴とする特許請求の範囲第1−6項
    のいずれかに記載の機械。 8、レーキ部材間の距離が機械の作業幅の約35%以上
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1−7項のい
    ずれかに記載の機械。 9、レーキ部材間の距離を、田野で機械を移動させるト
    ラクタの運転席から調整できることを特徴とする特許請
    求の範囲第1−3項のいずれかに記載の機械。 10、レーキ部材間の距離を油圧により調整できること
    を特徴とする特許請求の範囲第1−9項のいずれかに記
    載の機械。 11、トラクタに連結できるフレーム部に枢動可能に連
    結された互いにある角度をなすフレームアームに、レー
    キ部材がそれぞれジャーナル支承され、これらのフレー
    ムアームが互いに調整装置によって連結され、調整装置
    は長さを調整でき複数の位置にロックできることを特徴
    とする特許請求の範囲第1−10項のいずれかに記載の
    機械。 12、調整装置がトラクタから操作可能な油圧シリンダ
    であることを特徴とする特許請求の範囲第11項記載の
    機械。 13、油圧シリンダが複動型であることを特徴とする特
    許請求の範囲第12項記載の機械。 14、トラクタに連結できるフレーム部を備え、機械が
    フレームアームを自動的にフレーム部に関して対称に調
    整して、2ケ所以上の相互位置に配置する手段を含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1−13項のいずれか
    に記載の機械。 15、トラクタに連結できるフレーム部に関して固定位
    置に配置された対称面に関して、フレームアームを対称
    に調整できることを特徴とする特許請求の範囲第14項
    記載の機械。 16、各フレームアームにロッド手段が枢動可能に連結
    され、ロッド手段のフレームアームとは反対側の端部が
    案内手段内で摺動可能であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1−15項のいずれかに記載の機械。 17、案内手段がまっすぐで、トラクタに連結できるフ
    レーム部に剛固に連結されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第16項記載の機械。 18、上記案内手段が1本以上の長溝よりなることを特
    徴とする特許請求の範囲第16または17項記載の機械
    。 19、案内手段が対称面に対して対称に位置することを
    特徴とする特許請求の範囲第16−18項のいずれかに
    記載の機械。 20、案内手段の2つの限界がレーキ部材の2つの極限
    相互位置を決めることを特徴とする特許請求の範囲第1
    6−19項のいずれかに記載の機械。 21、作物用の列形成用案内部材が各レーキ部材に付け
    加えられ、レーキ部材間の距離を変化させる際には、案
    内部材をステアリング装置により、刈草の列の幅を与え
    る案内部材間の距離がほぼ同一に保たれるように自動的
    に調整できることを特徴とする特許請求の範囲第1−2
    0項のいずれかに記載の機械。 22、トラクタに連結できるフレーム部に枢動可能に連
    結されたフレームアームに各レーキ部材がジャーナル支
    承され、対応するレーキ部材を支えるフレームアームに
    各案内部材が枢動可能に連結され、ステアリング装置の
    ステアリングロッド手段の一端が各案内部材に関して枢
    動可能に連結され、他端がもう一方のレーキ部材を支え
    るフレームアームに連結されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第21項記載の機械。 23、案内部材間の距離を調整し、固定できることを特
    徴とする特許請求の範囲第21または22項記載の機械
    。 24、ステアリングロッドの有効長さを調整できること
    を特徴とする特許請求の範囲第23項記載の機械。 25、各レーキ部材の、レーキ部材同士を結ぶ線分とは
    反対側に1個以上の追加のレーキ部材を配置したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1−24項のいずれかに記
    載の機械。 26、追加のレーキ部材が隣接したレーキ部材と同じ方
    向に回転できることを特徴とする特許請求の範囲第25
    項記載の機械。 27、作業中、各レーキ部材が、自在車輪の形状の接地
    車輪によって支持されたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1−26項のいずれかに記載の機械。 28、機械をトラクタの三点つり上げ装置に連結でき、
    作業中は機械がトラクタの長さ方向の対称面に関してほ
    ぼ対称に配置されることを特徴とする特許請求の範囲第
    1−27項のいずれかに記載の機械。 29、各レーキ部材に複数の外向きのタインが設けてあ
    り、タインがレーキ部材の他の部分に関して上向きおよ
    び下向きに自由に枢動可能であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1−28項のいずれかに記載の機械。 30、タインがレーキ部材の回転方向に対して後ろ向き
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1−29項の
    いずれかに記載の機械。 31、タインの軌道のうちタインが前向きに動いている
    部分の間、レーキ部材の回転軸線を含む面内に位置する
    点付近にて、タインが地面または刈り株に接触すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1−30項のいずれかに
    記載の機械。 32、タインの軌道のうちタインが前向きに動いている
    部分の間、作業走行の方向に関してレーキ部材の回転軸
    線を含む面より少し前方に位置する点にて、タインが地
    面または刈り株に接触することを特徴とする特許請求の
    範囲第1−30項のいずれかに記載の機械。 33、機械がステアリング装置を備え、このステアリン
    グ装置によって、レーキ部材間の距離を変化させる際に
    、案内部材と機械の対称面との間の上から見た角度がほ
    ぼ一定に保たれることを特徴とする特許請求の範囲第1
    −32項のいずれかに記載の機械。 34、田野走行中、案内部材が、レーキ部材間の距離を
    変化させる際対称面に関して案内部材の方向を保持する
    ステアリング装置に剛固に連結されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第33項記載の機械。 35、ステアリング装置が対称面とほぼ直角に向いてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第33または34項
    記載の機械。 36、案内部材と対称面との角を調整し、ロックできる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第33−35項のいず
    れかに記載の機械。 37、作業中、タインが遠心力によってその作業位置に
    保持されることを特徴とする特許請求の範囲第5−36
    項のいずれかに記載の機械。 38、レーキ部材の回転数が減少する際、タインがスプ
    リングの力によって非作業位置に上向きに枢動可能であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第5−37項のいず
    れかに記載の機械。 39、タインが、作業中は軸のまわりを枢動可能なスリ
    ーブにとりつけられ、スリーブと軸の間に軸の全周にわ
    たるほぼ一定の遊びが存在することを特徴とする特許請
    求の範囲第1−38項のいずれかに記載の機械。 40、レーキ部材間の距離をせばめる際に、この距離の
    調整限度を決めるためのストッパを配置することを特徴
    とする特許請求の範囲第1−39項のいずれかに記載の
    機械。 41、機械の輸送または非作業位置にふさわしいレーキ
    部材間の距離を固定するロック装置を設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1−40項のいずれかに記載の
    機械。 42、ロック時には調整装置が作動しないことを特徴と
    する特許請求の範囲第41項記載の機械。 43、ロック装置が、ピストンロッドの自由端とシリン
    ダとの距離を固定することを特徴とする特許請求の範囲
    第42項記載の機械。 44、作業中、ロック装置が作動位置に保持されること
    を特徴とする特許請求の範囲第41−43項のいずれか
    に記載の機械。 45、作業中、機械を移動させるトラクタの運転席から
    しかストッパを非作動位置に戻すことができないことを
    特徴とする特許請求の範囲第40−44項のいずれかに
    記載の機械。 46、作業中、各レーキ部材の直径が約2m以上である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1−45項のいずれ
    かに記載の機械。 47、レーキ部材間の距離が約125cm以上であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1−46項のいずれか
    に記載の機械。 48、機械がレーキ機械であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1−47項のいずれかに記載の機械。
JP20607386A 1985-09-05 1986-09-03 田野の牧草、乾草などの作物用作業機械 Pending JPS6258929A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013165655A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Takakita Co Ltd ツインレーキにおける動力伝導装置
JP2015146776A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 株式会社タカキタ ツインレーキ

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