JPS6258714A - 電磁遅延線 - Google Patents

電磁遅延線

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JPS6258714A
JPS6258714A JP19804885A JP19804885A JPS6258714A JP S6258714 A JPS6258714 A JP S6258714A JP 19804885 A JP19804885 A JP 19804885A JP 19804885 A JP19804885 A JP 19804885A JP S6258714 A JPS6258714 A JP S6258714A
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JP
Japan
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electromagnetic delay
line element
electromagnetic
delay time
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JP19804885A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kametani
一雄 亀谷
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Elmec Corp
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Elmec Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電磁遅延線に係り、特に、遅延時間の微調機構
を備えた超高速信号の扱いに好適する電磁遅延線に関す
る。
〔従来の技術〕
例えば立ち上がり時間Ins以下の超高速信号の扱いに
好適する電磁遅延線としては、誘電体層の片面にストリ
ップ線路の変形である折れ曲がり線路を形成するととも
にその対向面には折れ曲がり線路に対向する接地電極を
形成した分布定数型の構成や、棒状ボビンに導線を単層
ソレノイド状に巻(とともに所定のターン毎に接地電極
との間にコンデンサを接続した集中定数型の構成が知ら
れている。
そして1分布定数型の電磁遅延線では折れ曲がり線路の
線路長に応じた遅延時間が、また、集中定数型の電磁遅
延線では巻かれた導線とコンデンサによって形成される
区間数に応じた遅延時間が得られる。
〔問題点を解決するための手段〕
しかしながら、一般にこのような電磁遅延線においては
量産時に遅延時間のばらつきが生しることがあり、正確
な遅延時間を得るために微調整が必要な場合がある。
さらに、電磁遅延線単体では正確な遅延時間が得られて
いても、他の電子部品と組合せる場合にはその電子部品
の入力容量のばらつき等に起因して遅延時間の微調整が
必要になる場合もある。
そのため、遅延時間を微調整できる機構を有する電磁遅
延線が望まれている。
本発明はこのような従来の欠点を解決するためになされ
たもので、遅延時間の微調が容易で所望の遅延時間を正
確に得られる電磁遅延線を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この問題点を解決するために本発明は、第1の電磁遅延
線素子の一端を入力端、他端を出力端とし1人力化号の
立ち上がり時間の1/4より小さい遅延時間を有しかつ
他端を開放にしてなり、少なくとも特性インピーダンス
もしくは前記遅延時間を微調可能な微調用の補助電磁遅
延線素子の一端を、その第1の電磁遅延線素子の途中も
しくは出力端に接続して構成されている。
〔作 用〕
このような構成によれば、第1の電磁遅延線素子におけ
る補助電磁遅延線素子との接続点の特性インピーダンス
が低下するとともに、その接続点から信号がネ!■助電
磁遅延線素子にも分流し、その接続点における信号の立
ち上がり傾斜が小さくなる。
一方、その補助電磁遅延線素子を流れる電流がその開放
端で反射されて第1の電磁遅延線素子の接続点に戻って
その反射波が加わるから、途中から立ち上がり波形が補
助電磁遅延線素子のない場合の立ち上がり波形の傾きに
近似し、立ち上がり波形50%付近では補助電磁遅延線
素子のある場合とない場合の間で遅延時間差が生じる。
〔実 施 例〕
以下本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の電磁遅延線の一実施例を示す回路図で
ある。
図において、遅延時間Td1および特性インピーダンス
Roを存する第1の電磁遅延線素子1の一端(図中左端
)は信号の入力端となってインピーダンスRoの内部抵
抗を有するパルス信号発生器PCに接続されている。
第1の電磁遅延線素子1の他端(図中右端)には、遅延
時間Td2および特性・インピーダンスR。
を有する第2の電磁遅延線素子2の一端(図中左端)が
接続されており、この第2の電磁遅延線素子2の他端(
図中右端)は出力端となってインピーダンスRoの終端
抵抗が接続されている。すなわち、第1および第2の電
磁遅延線素子1.2は縦続接続され、負荷として終端抵
抗が接続されている。
第1および第2の電磁遅延線素子1,2の接続点Pには
、a延時間t d/2および特性インピーダンスR1を
有する補助電磁遅延線素子3の一端(図中下端)が接続
されており、この補助電磁遅延線素子3の他端(図中上
端)は開放となっている。そして、補助電磁遅延線素子
3の遅延時間は。
後述するように本発明の電磁遅延線で扱う(,3号の立
ち上がり時間trの1/4より小さい値に選定されてお
り、特性インピーダンスR,は任意の値に選定されてい
る。
次に、このように構成された本発明の電磁遅延線につい
てその原理を説明する。
第1図中の符%e1.e2.e2を、第1の電磁遅延線
素子1の一端、接続点Pおよび第2の電磁遅延線素子2
の他端におけるパルス信号波形とすると、符号e1は、
パルス信号発生器PGの出力信号波形eOに対して遅延
時間差がなく同じ立ち上がり波形となり、第2図中の破
線で示すように、E点−F点−6点を経て振幅が0%−
50%−100%まで立ち上がり時間trで立ち上がり
以後N点に至るものとなる。
なお、第2図中の0%および100%付近の波形は正確
には曲線となるが1便宜上直線で示されており、さらに
振幅0%〜100%間を立ち上がり時間trとしている
ここでもし、接続点Pに補助電磁遅延線素子3が接続さ
れていなければ、波形e2は波形e1よリT d 1時
間の遅れを伴うだけで、波形e1と同様に立ち上がる。
さらに、波形e3も波形e2より更にTd2時間の遅れ
、すなわち波形e1に対してはTdl +Td2の遅れ
を有し、波形e1と同様に立ち上がる。
ところが1本発明の電磁遅延線では、第1および第2の
電磁遅延線素子1,2の接続点Pに補助電磁遅延線素子
3が接続されているから、波形e2.e3は上述したも
のとは異なったものになる。もっとも、波形e1だけは
、厳密には補助電磁遅延線素子3の長さすなわちt d
/2.および特性インピーダンスR1の値により生ずる
反射波形の程度により立ち上がり波形中の100%付近
が少し変化するが、遅延時間は補助電磁遅延線素子3の
有無にかかわらずに殆ど変化しないと考えて差支えない
いま、第1の電磁遅延線素子1方向から接続点Pを見る
と、第1の電磁遅延線素子1には第2の電磁遅延線素子
2の特性インピーダンスROと補助電磁遅延線素子3の
特性インピーダンスR,が並列接続されることにより、
第1の電磁遅延線素子lには特性インピーダンスROよ
りも低い並列インピーダンスが接続された状態となり、
第2図中のG点が3点のように低くなる。
この3点は、補助電磁遅延線素子3の特性インピーダン
スR1が閃の場合に100%のG点となり、特性インピ
ーダンスR1が低くなるに従って次第に低下し、特性イ
ンピーダンスR1が0の場合に0%となる。
従って、波形e2は、第2図の如く立ち上がり部が振幅
O%のE点から3点に向かって立ち上がり、破線から実
線のように小さい傾きで変化する。
・一方、接続点Pから補助電磁遅延線素子3へもパルス
信号が進むが、補助電磁遅延線素子3を進んだパルス信
号は補助電磁遅延線素子3の他端(受端)が開放となっ
ているので、その開放端で全反射してtd時間後には接
続点Pに戻って波形e2に加算され、波形e2はE点か
らtd時間後のに点からはJ゛点に向かって立ち上がる
K点−J″点間傾斜!よ、破線E点−G点間のそれとほ
ぼ同じ1頃斜の立ち上がりとなる。もっとも、正確には
補助電磁遅延線素子3の開放端で全反射されたパルス信
号は接続点Pでも反射係数に従って反射し、その後は開
放端と接続点P間で反射を繰り返すので、に点−J゛点
間はtd時間毎に増減を繰り返して次第にに点−J゛点
の傾斜に集束するが、実質上はに点−9I°点間はE点
−G点間に平行と考えて差支えない。
J゛点からは反射波による立ち上がりのみになるので、
傾斜は小さくなるが、更に立ち上がって。
J”点からLd時間後に振幅最大のM点に達し、それか
らtd時間後に振幅がほぼ100%のN点となる。
この結果、破線上の振幅50%のF点と実線上の振幅5
0%のL点では、Δtdの遅延時間差を生じ、このΔt
dが微調整に寄与することとなる。
なお、パルス信号の立ち上がり時間trに対して補助電
磁遅延線素子3の往復遅延時間tdは。
後述する(6)式が成立し、また振幅50%付近の傾き
が出来るだけ急となるように。
td<0. 5tr       ・ ・ −・ −(
L)であることが望ましい。すなわち、補助電磁遅延線
素子3の遅延時間はパルス信号の立ち上がり時間trの
1/4より小さい方が好ましい。
そして、その条件において、第2図中の100%の振幅
を1とすると、上述の説明からtanθ−1/ t r
    ・・・・・ (2)’!x =1/ (1+ 
(Ro /2Rt ))・・・・・ (3) が得られ、更に第2図と(3)式から y2 = (t d/ t r) yt−(1/ (1
+ (Ro /2Rt )))・ (td/lr)  
 ・・・・・ (4)となり、また第2図および(2)
式から。
X=3’2  ・tr     ・・・・・ (5)が
得られる。   。
そして、第2図でΔtd=td−Xであるから。
それに(4)式及び(5)式を代入すると。
Δt d= (1/ (1+ (2Rt /Ro ))
>・td    ・・・・・・・ (6)が得られる。
従って、第1の電磁遅延線素子1に補助電磁遅延線素子
3を接続することにより、接続点Pにおける波形e2は
ΔLdだけ遅延時間が増加し、第2の電磁遅延線素子2
の出力端での波形e3も波形e1に対し、当初はTdl
 +T(12のTDであったものが、Td、+Td2 
+Δtdに増加する。
そして2 Δtdは、上述した(6)式から明らかなよ
うに、補助電磁遅延線素子3の遅延時間td、および補
助電磁遅延線素子3の特性インピーダンスR1と第1の
電磁遅延線素子1の特性インピーダンスRoO比(Rt
/Ro)の関数として得られるので、 ?!助電磁遅延
線素子3を微調すれば、Δtdを変化させることができ
る。例えば。
補助電磁遅延線素子3の長さを変えて遅延時間tdを変
化させるか、特性インピーダンスR,を変えるか、また
は双方を変えればΔtdを変化させることができる。
そして、Δtdは補助電磁遅延線素子3の接続点Pおよ
びそれ以降の第2の電磁遅延線素子2において生じるが
、それ以前においては生じないので、補助電磁遅延線素
子3を微調すれば、第2の電磁遅延線素子2からの出力
信号の遅延時間を微調できる。
次に2本発明の電磁遅延線における微調用の補助電磁遅
延線素子3の具体的構成を示す。
なお1図示はしないが、第1および第2の電磁遅延線素
子1. 2は、誘電体層の片面に折れ曲がり線路を形成
するとともにその対向面には折れ曲がり線路に対向する
接地電極を形成した分布定数型の構成や、棒状ボビンに
導線を単層ソレノイド状に巻くとともに所定のターン毎
に接地電極との間にコンデンサを接続した集中定数型の
構成等従来公知の構成となっている。
第3図は1本発明の電磁遅延線に用いる補助電磁遅延線
素子3の具体的構成を示すもので、(6)式中の遅延時
間tciを変化させる構成となっている。
図において、薄く細長い誘電体片4の下面全体に接地電
極5を形成し、その誘電体片5の上面には中継電極6に
続いて複数の導線路片7を僅かな間隔を置いて一列状態
に形成してマイクロストリップ線路形式の補助電磁遅延
線素子3が形成されており、中継電極6を第1図の接続
点Pとして電磁遅延線が構成される。
このような構成の電磁遅延線では、補助電磁遅延線素子
3の導線路片7を中継電極6に近い方から順に半田等に
よって電気的に連結して導線路片を次第に長くすればΔ
tdが増加し、遅延時間の微調が可能となる。
第4図は補助電磁遅延線素子3の他の例を(6)式中の
特性インピーダンスR1を変化させる構成で示すもので
、中継電極6の近傍に短冊状の導線路8を並列に配列し
た構成のものであり、第3図の構成と同じ(マイクロス
トリップ線路形成である。なお、誘電体層および接地電
極の図示は省略されている。
この構成では、導線路8の長さすなわち遅延時間t d
/2は同じであるが2中継電極6に接続する導線路片8
の本数を増加すると1次第に特性インピーダンスR,が
低下し、それによりΔ仁dが増加する。
第5図は、 (6)式の遅延時間tdと特性インピーダ
ンスR1の両方を変化させることを可能としたマイクロ
ストリップ線路形式の補助電磁遅延線素子3を示してい
る。
すなわち、短冊状の細長い導線路片9を複数直列的に配
列したものを、中継電極6に対して複数列並列的に形成
したものである。
この構成の電磁遅延線は、直列方向の導線路片9の長さ
を長くすることで遅延時間tdを変化できるし、また中
継電極6に接続する導線路片9の本数を変化させれば特
性インピーダンスR1を変化できるので、Δtdを広い
範囲に釧かく調整可能である。
そして9本発明の電磁遅延線に用いる補助電磁遅延線素
子3は、上述したように分布定数型に■らず集中定数型
の?lli助電磁遅延線素子であってもよく、他端(受
端)を開放し、かつ(1)式を満足するように選定され
た構成であれば実施可能である・ 例えば、第6図は集中定数型の補助電磁遅延線素子3に
よる最も単純な回路構成を示すもので。
接続点Pに一端を接続する固定インダクタンスしとこの
他端に接続された可変容1cにより構成される。
この補助電磁遅延線素子3はL型半区間構成の集中定数
型の構成となっており、上述した(6)K (7) 特
性インピーダンスR1および遅延時間tdハR1= J
r7テ、  t d = fπτ下(!: ナル(7)
 ”il’。
容量Cを増加すると、特性インピーダンスR1が減少す
るとともに、tdは増加してその目的が達成される。そ
して、特性インピーダンスR1と遅延時間tdの変化が
両方ともΔtdを増加する方向に働くので、容Blcの
変化によるΔtdの変化が効果的に得られる。
次に2本発明の詳細な説明する。
第7図は1本発明の電磁遅延線と、2ビ・ノドの制御信
号入力端子DO,Di及び4個の信号選択端子AO−A
sを有するマルチプレクサMPXを組合せたプログラマ
ブル遅延線を示している。
この電磁遅延線は、第1図に示す第1の電磁遅延線素子
1の他端に第2の電磁遅延線素子2を接続して接続点P
l とし、この接続点P1に第1の補助電磁遅延線素子
10(第1図中の補助電磁遅延線素子3)を接続し、第
2の電磁遅延線素子2の他端に第3の電磁遅延線素子1
1を接続して接続点P2とし、この接続点P2に第2の
補助電磁遅延線素子12を接続し、第3の電磁遅延線素
子11の他端を接続点P3として第3の補助電磁遅延線
素子13および終端抵抗を接続して構成されている。な
お、符号Poは、第1の電磁遅延線素子1の一端すなわ
ち信号の入力端として機能する接続点である。
そして、この電磁遅延線の接続点po−P、を順次マル
チプレクサMPXの信号選択端子A、〜A3に接続し、
マルチプレクサMPXの出力端子P4から、最小の遅延
時間の場合を基準点0として、Td、2Td、3Tdの
4種類の正確な信号遅延時間を得るプログラマブル遅延
線が構成されている。第7図中の符号■は第1の電磁遅
延線素子1の接続点POに接続されたインバータである
ところで、この種のプログラマブル遅延線は。
電磁遅延線の遅延時間が正確であっても、一般にマルチ
プレクサMPXの入力容量のばらきつ等。
遅延時間をばらつかせる要因があるので、正確な遅延時
間を得るには遅延時間の微調を必要とする。
従って、信号選択端子AO−A3に微調用の補助電磁遅
延線素子11,12.13を接続し、まず、制御信号入
力端子Do、D、に“01”の制御信号を入力して信号
選択端子A、を選択した場合、信号選択端子A、を選択
した場合の遅延時間をOとして、この0に対して正しく
Tdとなるように第1の補助電磁遅延線素子10を調整
する。
次に、制御信号入力端子Do、D、に“10”。
“11”の制御信号を入力して信号選択端子A2 。
A3を順次選択した場合に、第2および第3の補助電磁
遅延線素子12.13を調整して正確な2Td、3Td
にずればよい。
このように1本発明の電磁遅延線はプログラマブル遅延
線に応用しても正確な遅延時間が得られるが、これに限
らず種々の電磁遅延線の遅延時間の微調整に使用できる
ところで2本発明の電磁遅延線は、第1図の構成におけ
る第1の電磁遅延線素子lおよび補助電磁遅延線素子3
の動作、または第7図の構成の第3の電磁遅延線素子1
1および第3の補助電磁遅延線素子13の動作からも明
らかなように、所望の遅延時間を得る第1の電磁遅延線
素子1と、この第1の電磁遅延線素子1の出力端に接続
され。
扱う信号の立ち上がり時間の1/4より小さい遅延時間
を有しかつ他端を開放にした微調用の補助電磁遅延線素
子3からなる構成でも実施可能である。
さらに、補助電磁遅延線素子3および第1の電磁遅延線
素子1から°なる構成であっても、補助電磁遅延線素子
3は第1の電磁遅延線素子1の出力端に接続する場合に
限らず、第1の電磁遅延線素子1の途中に接続しても本
発明の目的達成が可能であるし、第1図の構成の電磁遅
延線では、少なくとも第2の電磁遅延線素子2の他端を
信号の出力端とし、第6図と同様に接続点Pからも信号
を出力させることが可能である。
また、第6図の如き複数の電磁遅延線素子を縦続接続し
てなる電磁遅延線であっても、補助電磁遅延線素子を接
続する個所は任意であり、1ケ所から任意の複数ケ所ま
で接続可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の電磁遅延線は、第1の電磁
遅延線素子の出力端もしくはその途中に微調用の補助電
磁遅延線素子を接続したから、補助電磁遅延線素子の遅
延時間や特性インピーダンスを可変するだけで第1の電
磁遅延線素子を調整することなく、遅延時間の微調整が
容易となり。
所望の遅延時間を正確に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電磁遅延線の一実施例を示す回路図、
第2図は第1図の電磁遅延線の原理を説明する図、第3
図〜第5図は本発明の電磁遅延線における補助電磁遅延
線素子の具体的構成を示す図、第6図は本発明の電磁遅
延線における補助電磁遅延線素子の他の例を示す回路図
、第7図は本発明の電磁遅延線を用いた応用例をプログ
ラマブル遅延線を例にして示す回路図である。 1・・・・・・第1の電磁遅延線素子 2・・・・・・第2の電磁遅延線素子 3・・・・・・補助電磁遅延線素子 4・・・・・・誘電体片 5・・・・・・接地電極 6・・・・・・中継電極 7.8.9・・導線路片 11・・・・・・第3の電磁遅延線素子10.12.1
3・・・・ 第1〜第3の補助電磁遅延線素子 MPX・・・・・マルチプレクサ po −P3  ・・・接続点 特許出願人  エルメック株式会社 第 1 図 P:4攪麿、 第  2  図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端を信号の入力端とし他端を出力端とした第1
    の電磁遅延線素子と、 前記信号の立ち上がり時間の1/4より小さい遅延時間
    を有しかつ一端を前記第1の電磁遅延線素子の途中もし
    くは前記出力端に接続するとともに他端を開放にしてな
    り、少なくとも特性インピーダンスもしくは前記遅延時
    間を微調可能な微調用の補助電磁遅延線素子と、 を具備してなることを特徴とする電磁遅延線。
  2. (2)前記第1の電磁遅延線素子の出力端に前記補助電
    磁遅延線素子および第2の電磁遅延線素子の一端が接続
    され、少なくともこの第2の電磁遅延線素子の他端を信
    号の出力端としてなる特許請求の範囲第1項記載の電磁
    遅延線。
JP19804885A 1985-09-06 1985-09-06 電磁遅延線 Pending JPS6258714A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5554956A (en) * 1994-09-06 1996-09-10 Motorola, Inc. Othogonal insertion phase tuning method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55147861A (en) * 1979-05-03 1980-11-18 Philips Nv Signal converter

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