JPS6214738Y2 - - Google Patents

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JPS6214738Y2
JPS6214738Y2 JP13063682U JP13063682U JPS6214738Y2 JP S6214738 Y2 JPS6214738 Y2 JP S6214738Y2 JP 13063682 U JP13063682 U JP 13063682U JP 13063682 U JP13063682 U JP 13063682U JP S6214738 Y2 JPS6214738 Y2 JP S6214738Y2
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JP
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resistor
ground conductor
resistors
ground
whose
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JP13063682U
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JPS5936617U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、棒状の抵抗器を使用した抵抗減衰
器に係わり、特に、マイクロストリツプライン上
に形成することによつて使用周波数帯域を広げた
可変抵抗減衰器に関するものである。
通常、マイクロストリツプライン上に棒形で、
かつリード線のない抵抗器(以下抵抗体という)
を接続し、抵抗体の抵抗値をマイクロストリツプ
ラインの特性インピーダンス(例えば50Ω)と整
合するように定めた抵抗減衰器は、かなり高い周
波数の信号まで使用することができ、かつ比較的
安価に製作することができる。
第1図a,bは従来の抵抗減衰素子を平面図お
よび側面図で示したもので、1および2はマイク
ロストリツプラインを形成する第1,第2の中心
導体、3,4は第2,第3のアース導体である。
前記第1,第2の中心導体1,2および第2,
第3のアース導体3,4は裏面を第1のアース導
体Eとした誘電材基板Pの表面に形成されている
もので、前記第2,第3のアース導体3,4と裏
面の第1のアース導体Eは図示しない導電路で接
続されている。
5,6,7は通常磁器に炭素被膜、または金属
被膜を塗布または蒸着することによつて形成さ
れ、両側端が電極となつている抵抗体で、第1の
抵抗体5は、前記第1,第2の中心導体1,2間
に接続(半田付け)され、第2,第3の抵抗体
6,7は前記第1,第2の中心導体1,2から第
2,第3のアース導体3,4に接続されている。
したがつて、第1,第2の中心導体1,2の間で
π形の抵抗減衰素子が構成されていることにな
る。
このようなπ形の抵抗減衰器は、マイクロスト
リツプラインの特性インピーダンス(例えば50
Ω)と等しい影像インピーダンスになるように各
抵抗体5,6,7の値を定めると、かなり高い周
波数の信号まで所定の減衰量を与えることができ
る。
しかしながら、本来抵抗として作用するべきは
ずの第2,第3の抵抗体6,7を構造的な見地か
らみると、誘電材基板Pの裏面の第1のアース導
体Eに対しては極めて近い距離で配置されること
になるので、対アース容量が付加されたものにな
り、第2図に示すように高い周波数の信号に対し
ては等価的には第2,第3の抵抗体6,7には対
アース容量Cが付加されたものになる。
そのため、第6図の点線で表わされているよう
に30〔dB〕以上の減衰器を構成すると百MHz帯
で前記対アース容量Cの影響が現れ、減衰量が増
加する傾向になるという欠点がある。
この考案は、かかる実状にかんがみてなされた
もので、抵抗体の接続(半田付け)を工夫するこ
とによつて、前述したような現象を除去した可変
抵抗減衰器を提供するものである。
以下、この考案の可変抵抗減衰器について説明
する。
第3図a,bはこの考案の抵抗体の配置を示す
平面図と側面図で、符号1,2,3,4,5,
6,7は第1図と同一部分を示す。
この考案では第3図bに示すように、第2,第
3の抵抗体6,7を第1の抵抗体5の接続端子に
積重ねて接続(半田付け)し、誘電基板Pとの距
離をLで示すように少なくとも第1の抵抗体5の
接続端子の直径分だけ大きくなるように配置す
る。
このように第2,第3の抵抗体6,7を第1の
抵抗体5上に積重ねて接続し、誘電材基板Pから
離間させて配置すると、当然のことながら第2,
第3の抵抗体6,7と第1のアース導体Eとの距
離が長くなり、その分だけ第2,第3の抵抗体
6,7のボデイと、第1のアース導体E間で形成
される対アース容量Cが減少する。
したがつて、高い周波数の信号に対しても所定
の減衰量が確保できるようになる。
第4図a,bは前記第2,第3の抵抗体6,7
を一方の第2のアース導体3に接地した変形例を
示すものであるが、この場合も第1の抵抗体5の
接続端子に積重ねて第2,第3の抵抗体6,7の
一端を接続(半田付け)することによつて、前述
したように対アース容量Cを減少させることがで
きる。
第5図は第3図に示した抵抗体の接続構造で可
変抵抗減衰器を構成した一実施例を上面図で示し
たもので、20は良導体からなるアース筐体であ
り、その両側面にはケーブルを接続する入力栓2
0aと出力栓20bが設けてある。アース筐体2
0の内部には裏面を第1のアース導体Eとした誘
電材基板Pが収納され、1点鎖線で分割するA,
B,C,Dの領域で4個の抵抗減衰素子が構成さ
れている。そして各々の抵抗減衰素子は、第3図
に示した抵抗体の接続構造で形成される。すなわ
ち、11,12は第1,第2,の中心導体に相当
し、13,14は第2,第3のアース導体であ
り、15は第1の抵抗体、16,17は第2,第
3の抵抗体を示す。
19は前記誘電材基板Pの裏側から取り付けて
あるトランスフア継電器(T−継電器)を示し、
このT−継電器19は、第6図に示すようにリレ
ーコイル19aに電流を流すことによつて2つの
可動接片19b,19bが接点19c,19cか
ら、他の接点19d,19dに接触する構造とな
つている。
したがつて図示したようにアース筐体20に設
けてある貫通コンデンサ20dを介して、前記T
−継電器19のリレーコイル19aを駆動する
と、スルー導体10に接続されていた可動接片1
9b,19bが接点19d,19dに接触し、結
局、第1,第2の中心導体11,12間にπ形の
抵抗減衰素子が挿入されることになる。
そこで、領域A,B,C,D内に減衰量が異な
る抵抗減衰素子をそれぞれ構成しておけば、端子
a,b,c,dに供給する制御信号によつて数段
階の減衰量を与えることができる可変抵抗減衰器
とすることができる。
なお、第2,第3のアース導体13,14は必
ずしも帯状を成していなくともよく、第2,第3
の抵抗体16,17のアース電極は誘電材基板P
に形成したアースランドに直接半田付けし、裏面
の第1のアース導体Eに結合するようにしてもよ
い。
また、上述した実施例で第2の抵抗体16を第
2のアース導体13に接続し、第3の抵抗体17
を第3のアース導体14に接続して接地するよう
にしてもよく、各抵抗減衰素子をシールド板で隔
離するように構成してもよい。
第7図は第1図に示した抵抗体の接続構造で可
変抵抗減衰器を形成した場合と、第3図で示した
この考案の接続構造で可変抵抗減衰器を構成した
場合の減衰特性を測定したデータである。
この図から、第1図の抵抗体の接続構造の場合
は、ほぼ100MHz帯以上で点線で示すように対ア
ース容量Cの影響によつて減衰量が増加する傾向
にあつたが、この考案の可変抵抗減衰器では、ほ
ぼ1000MHzに至るまで所定の減衰特性となつてい
ることが分かる。
以上説明したように、この考案の可変抵抗減衰
器は、第2,第3の抵抗体を第1の抵抗体の接続
端子に積重ねて接続し、誘電材基板上にπ形の抵
抗減衰素子を構成するようにしたので、第2,第
3の抵抗体に対する対アース容量が減少し、高い
周波数の信号に対しても減衰特性が変動しないと
いう利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来のπ形の抵抗減衰素子を示
す平面図と側面図、第2図は高域周波数における
第1図の等価回路図、第3図a,bはこの考案の
可変抵抗減衰器に採用される抵抗体接続構造を示
す平面図と側面図、第4図a,bはπ形の抵抗減
衰器の他の実施例を示す平面図、第5図はこの考
案の可変抵抗減衰器の構成図、第6図はトランス
フア継電器の接続図、第7図はこの考案の可変変
抵抗減衰器の減衰特性を示す測定データ図であ
る。 図中、11,12は第1、第2の中心導体、1
5は第1の抵抗体、16,17は第2、第3の抵
抗体、19はトランスフア継電器、20はアース
筐体、Pは誘電材基板、Eは第1のアース導体を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 裏面に第1のアース導体を形成し、その表面に
    ストリツプラインの第1,第2の中心導体と、一
    側部に第2のアース導体と、この第2のアース導
    体と対向してもう一方の側部に第3のアース導体
    とを形成した誘電材基板と、前記第1,第2の中
    心導体間に配置された第1の抵抗体と、この第1
    の抵抗体の一方の端子にその一端が接続されその
    他端が前記第2または第3のアース導体に接地さ
    れた第2の抵抗体と、前記第1の抵抗体の他方の
    端子にその一端が接続されその他端が前記第3ま
    たは第2のアース導体に接地された第3の抵抗体
    とで形成されたπ形の抵抗減衰素子と、前記第
    1,第2の中心導体を短絡した状態と、前記抵抗
    減衰素子と接続された状態とに切換え可能なトラ
    ンスフア継電器とを有する可変抵抗減衰器であつ
    て;前記第2および第3の抵抗体のそれぞれの一
    端が前記第1の抵抗体の両端に積重なつて接続さ
    れていることを特徴とする可変抵抗減衰器。
JP13063682U 1982-08-31 1982-08-31 可変抵抗減衰器 Granted JPS5936617U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13063682U JPS5936617U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 可変抵抗減衰器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13063682U JPS5936617U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 可変抵抗減衰器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5936617U JPS5936617U (ja) 1984-03-07
JPS6214738Y2 true JPS6214738Y2 (ja) 1987-04-15

Family

ID=30295607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13063682U Granted JPS5936617U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 可変抵抗減衰器

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JPS5936617U (ja) 1984-03-07

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