JPS6257718A - 管等の曲げ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は多角的に曲げ加工可能な管等の曲げ方法及びそ
の装置に関する６ （従来の技術） 従来の曲げ装置は単一の加工面で曲げ加工する装置や連
続して異なる加工面で曲げ加工可能な装置から成り、多
角的に曲げ加工された部材を加工するために異なる加工
面で右回転あるいは左回転して順次曲げ加工できるよう
になってる。そして、後者の装置は特に車輌等の種々の
分野で用いられる銅やアルミニウム等の金ｌ１Ｉｊ製の
小径管の曲げ加工に用いられている。

これらの装置は多角的な曲げ装置と言うこ・ともでき、
真直ぐな管状金属棒を加工するシステムを用い、多かれ
少なかれ機械化、自動化、電子的にプログラム化された
装置から成゛す、管状の金属棒を供給する手段と、所定
の曲げ加工面まで金属棒を回転させる手段と、固定した
加工面で右回転又は左回転して曲げる手段と、金属棒を
所定の長さで切断する手段とを有している。この種の装
置は“曲げ機械”又は“パイプベンダー゛と言われ例え
ば”　ＣＮ　Ｃパイプベンダー゛が千代田工業（株）や
イタリアのフルバトビ社等によって開発されており、こ
れはプログラムされたシステムやコンピユータ化された
数値制御を使用している。

（発明か解決しようとする問題点） しかし、これらの装置は所定の長さに管を切断する管切
断機を必要としなければならなず、また、曲げ加工され
る管の回転は可能ではあるが、供給リールから送り出さ
れる管は回転できないため、この供給リールから送り出
される管を多角的に曲げ加工することができない。すな
わち、曲げ加工面を変えるためには管を回転させなけれ
ばならないからである。この曲げ加工面を変えるために
管を回転させることは管の送り出し１曲げの有無１位相
の連続性等のパラメータを用いプログラムによる数値制
御を行なう装置によって成し得られる０例えば鉄製の補
強棒を曲げる分野ではこの装置は開発され、多かれ少な
かれコンピユータ化されたプログラムによって曲げられ
るブラケット型装置として知られ、供給リールから曲げ
られるワイヤを送り出し、いつでもこのワイヤを切断し
てブラケットを加工する連続した動作を行なっている。

しかし、この装置は単一の曲げ加工面にしか右回転又は
左回転して［１１１Ｇデ加工することができないと言う
問題点がある。

本発明は前記問題点に基づいてなされたものであり、直
線状の棒材料ばかりでなく供給リールから供給される管
材料も自動的に曲げ加工でき、同時に単−曲げ加工面及
び多角的な曲げ加工できるよう異なる曲げ加工面に曲げ
加工できる管等の曲げ方法及びその装置を提供すること
を目的とするものである。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は供給リールから管又はワイヤ等の管材料を供給
する手段と、この管材料をローラで真直ぐに矯正する手
段と、この管材ｆ１を直線状の加工路に沿って送り出す
手段と、前記管材料をガイドしコントロールする曲げ型
及びこの曲げ型の周りに回転しこの曲げ型の周りで前記
管材料を挟持して曲げる加工型を有して前記管材料を曲
げる手段と、前記曲げ加工された管材料を切断する手段
と、繰作命令１作動及び制御する手段と、前記管材料の
送り出し状態を検知する手段と、前記曲げ手段の回転角
を検出する手段と、送り出された管材料の有無及び曲げ
状態等を演算しプログラムにしたがって予めプログラム
された値と比較し最後に切断加工へ送る手段とを備え、
前記曲げ手段は管材料の軸を中心として回転自在に設け
られ、各送り出しの後、相対回転は連続して曲げ加工面
の方向に向けられるようプログラム制御されているもの
である。

（作　用） 本発明装置の曲げ手段は曲げ加工面の位置を変更できる
よう曲げ加工される管材料の軸を中心として回転できる
。

（実施例） 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を詳述する。

Ａは供給リールから管やワイヤ等の管材料ｔを供給する
供給装置である。Ｂはこの供給装置Ａから繰り出された
管材料【を複数のローラによって真直ぐに矯正する矯正
装置である。Ｃは繰り出された管材ａｔを直線状の加工
路ｒに沿って引いて前方へ送り出す送り出し装置である
。Ｄは供給装置Ａから供給された管材料ｔやあるいは予
め用意された棒状材料等を曲げ加工する管曲げ機であり
、管材料を固定し制御する曲げ型１とこの曲げ型の周り
に管材料【を挾持しなから回転させ曲げ加工する曲げ先
端付きの圧力型２とを備えている。Ｅは曲げ加工された
部材を切断する切断装置である。

コンピュータ制御される手段は以下のとおりである。

３は電気インパルスにより管材料」の前方の送り出し状
態を検知する前進検知部であり、エンコーダ等により構
成できる。４は電気インパルスにより前記曲げ先端付き
の圧力型２の回転角を検出する回転検出部である。Ｆは
送り出された管材料の進み具合や曲げ加工後の曲げ具合
等のプログラム、加算、比較、計算等の演算を行なって
、プログラムにしたがってそれらを所定の値と比較し、
最後に切断加工へ送る制御装置である。

そして、管曲げＩａＤは供給リールから供給される管材
料（を送り出す加工路「の軸の周りに回転自在になるよ
うに設けられ、各々管材料が前進した後、曲げ加工面の
方向へ連続して回転されるように、右回転又は左回転の
相対回転はプログラム制御される０便宜上、曲げ装置り
の回転は実際の回転角を検出する回転検出部を有するチ
ェーン５−をトランスミッションとして有するモータ５
と制御装置Ｆである’ＣＮＣ”の操作プログラムや制御
・命令システムへインパルスを送るインパルス出力手段
を用いることによって行なわれる。

そして、この°’ＣＮＣ”Ｆは独立した電気モータ７に
より駆動されるカッティングディスクを用いた場合、切
換弁１７によって切断装置Ｅの油圧シリンダ６の往復運
動を制御し、送り出し装置Ｃの送り出しのＣ１Ｃモータ
８を制御し、回転角を決めるステップモータ４を制御し
、管材料の曲率半径に応じて変化可能な径を有する固着
ローラに対して同軸上のアームに設けられ自由に回転す
る蓋ローラから成る圧力型２をｆｌ１９１１（、ている
。′管曲げ機りが回転すると、“ＣＮＣ″Ｆによって制
御される切換弁２″が操作されて、ピストン２″により
曲げローラ２が管材料に圧接し、管材料は曲げ加工され
る。

本発明装置はモータ８によって所定の位置まで管材料ｔ
を送り出した後、モータ５によって管曲げ機りを管材料
ｔの加工路ｒの軸を中心にして所定の加工面まで回転さ
せ、加工型２のピストン２゛で曲げ加工を開始する側で
常時から回りをさせなから配置させ、曲げローラが固定
ローラに管材料を圧接させ曲げモータ４が動作され、チ
ェーン４−によって所定の曲げ角度まで加工型２を回転
させた後、再び加工型２を開始位置に戻し、管の挟持を
緩め、次の曲げ加工のために管材料をさらに送り出し、
管曲げ機りを次の曲げ加工面まで回転させ、前記同様の
動作を行なって切断装ｆｉＥのカッティングを動作させ
、曲げ加工された部材Ｓを切断する。そして、このよう
な一連の動作を連続して自動的に繰り返し、所定数の曲
げ部材を得る。

切断装置はスデム６−に油を、反対側６″に空気を各々
入れた油と空気を混合した流体シリンダによって制御さ
れるスライド１１ｔＩ４を有し、一方向バルブ１０及び
フローレギュレータ１１を介してストロークの端部ＦＣ
Ｉ、ＦＣＯ及び移動速度が低下するスローダウンの開始
位置ＦＣ２で各々動作する切換弁及び水圧ブレーキ９に
よってコントロールされる。全体は２つの室を有する補
助のシリンダ１５により制御され、各室には油１５°と
圧縮空気の供給口１２と排出口１３を有するドロワー型
の切換弁１７によって制御される空気１６が収納されて
いる。このようにして、制御されたゆっくりとしたカッ
ティングストロークを有する速い移動が行われる。

以上のような本発明によれば連続して供給リールから被
曲げ部材が供給され、この部材の軸を中心にして管曲げ
機が回転し多角的な曲げ加工ができるため、従来の棒状
の材料を曲げ加工する機械よりも５０％以上高い生産性
を上げることができ、装置の構造自体も籠単になる。

以上、本発明の一実施例を詳述したが本発明の要旨の範
囲内で適宜変形可能である０例えば加工型２の曲げロー
ラは小鋸歯状のものを用いることができる。

「発明の効果〕 以」−詳述したように本発明によれば直線状の棒材料の
他に供給リールから供給される管材料も自動的に曲げ加
工でき、また同時に多角的に種々の加工面に曲げ加工可
能な管等の曲げ方法及びその装置を提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は要部
を示す説明図、第３図は切断装置を示すシステム図であ
る。 Ａ・・・供給手段（供給装置） Ｂ・・・矯正手段（矯正装置） Ｃ・・・送り出し手段（送り出し装置）Ｄ・・・曲げ手
段（管曲げ機） Ｅ・・・切断手段（切断装置） Ｆ・・・制御手段（制御装置） ｒ・・・加工路　　ｔ・・・管材料 １・・・曲げ型　２・・・加工型　３・・・エンコーダ
４・・・ステップモータ　６・・・シリンダ７・・・モ
ータ

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. （１）管やワイヤ等の管材料の周りを回転自在に設けた
   曲げ手段を使用し、この曲げ手段を回転させて曲げ加工
   面の方向を変化させ、前記管材料を曲げ加工することを
   特徴とする管等の曲げ方法。
2. （２）曲げ加工面の方向を変化させるよう曲げ手段を管
   やワイヤ等の管材料の周りに回転自在に設けたことを特
   徴とする管等の曲げ装置。
3. （３）供給リールから前記管材料を供給する供給手段と
   、この供給された管材料をローラにより真直ぐに矯正す
   る矯正手段と、直線状の加工路に沿って前記管材料を送
   り出す送り出し手段と、前記管材料をガイドする曲げ型
   とこの曲げ型の周りに回転し曲げ型と共に管材料を挾持
   して曲げ加工する加工型とから成り前記管材料を曲げる
   前記曲げ手段と、曲げ加工された管材料を切断する切断
   手段とを備えたことを特徴とする特許請求の範囲第２項
   記載の管等の曲げ装置。
4. （４）前記加工型を有する曲げ手段の回転角を検出する
   回転検出手段と、送り出された前記管材料の進行状態及
   び曲げ状態を演算しプログラムにしたがって所定の値と
   比較し切断させる制御手段とを備えたことを特徴とする
   特許請求の範囲第３項記載の管等の曲げ装置。
5. （５）前記曲げ手段は前記供給リールから供給される前
   記管材料の進行軸の周りに回転自在となるよう設けられ
   、前記管材料の送り出しの後、前記曲げ手段の相対回転
   が曲げ加工面の方向を連続して得られるよう制御される
   ことを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の管等の曲
   げ装置。
6. （６）前記曲げ手段は実際の回転角を検出する回転検出
   手段を有するモータと前記制御手段に接続するインパル
   ス出力手段とによって駆動されることを特徴とする特許
   請求の範囲第２項記載の管等の曲げ装置。
7. （７）前記制御手段は切換弁により、前記曲げ加工され
   る管材料に対して接近・離間する流体シリンダの往復動
   作と、前記制御手段に連動する独立した電気モータによ
   り駆動されるカッティングディスクを有する前記切断手
   段と、前記送り出し手段のステップモータと、前記管材
   料の曲率のためのステップモータとを制御することを特
   徴とする特許請求の範囲第６項記載の管等の曲げ装置。
8. （８）前記切断手段は速やかなスライド動作を得るよう
   ステムに油を、その反対室に空気を各々収納する油と空
   気を混合したシリンダによって制御され、このシリンダ
   は一方向バルブとフローレギュレータを有しストローク
   の端部及びスローダウンの開始位置で動作する電気式の
   流体ブレーキバルブにより各々制御され、圧縮空気の供
   給及び排出手段を有する切換弁によって制御される油と
   空気の２つの収納室を有する補助シリンダにより駆動さ
   れることを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の管等
   の曲げ装置。
9. （９）前記加工型は前記管材料の曲率半径に応じて変化
   する径を有する前記曲げ型のローラと同軸のアームに回
   転自在に設けられる小鋸歯状のローラを有することを特
   徴とする特許請求の範囲第３項記載の管等の曲げ装置。
10. （１０）前記制御手段は前記曲げ手段が回転した後、切
    換弁を制御して流体シリンダを動作させ、前記加工型を
    前記曲げ加工される管材料に圧接させるよう前記加工型
    を制御することを特徴とする特許請求の範囲第８項記載
    の管等の曲げ装置。
11. （１１）前記管材料を矯正手段及び送り出し手段によっ
    て所定の位置まで送り出し、直線状の加工路の軸の周り
    に所定の曲げ加工面まで前記曲げ手段を回転させ、曲げ
    が開始される位置に常時待機している加工型の空回りモ
    ード位置まで前記管材料を送り出し、前記管材料に前記
    加工型を圧接させ、曲げモータを駆動させ、前記加工型
    を所定の曲げ角まで回転させて再び前記加工型をスター
    ト位置に戻し、前記曲げられた管材料の挾持を緩め、こ
    の管材料を次の位置まで送り出し、前記曲げ手段を次の
    曲げ加工面位置まで回転させ、前記同様な曲げ動作を繰
    り返し、次いでカッティングディスクを有する切断手段
    により前記管材料を切断し、所定の数の管材料が曲げ加
    工されるまで前記一連の動作を自動的に繰り返すことを
    特徴とする特許請求の範囲第１項記載の管等の曲げ方法
    。