JPS625756A - 送話回路 - Google Patents

送話回路

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Publication number
JPS625756A
JPS625756A JP14378385A JP14378385A JPS625756A JP S625756 A JPS625756 A JP S625756A JP 14378385 A JP14378385 A JP 14378385A JP 14378385 A JP14378385 A JP 14378385A JP S625756 A JPS625756 A JP S625756A
Authority
JP
Japan
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circuit
voltage
line
bias
transistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP14378385A
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English (en)
Inventor
Tsuneaki Oka
岡 統章
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS625756A publication Critical patent/JPS625756A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、電話機に使用される送話回路の改良に関する
(発明の技術的背景) 従来、この種の回路として例えば次のようなものがある
。第6図はその構成を示すもので、3a。
3bは回線端子(給電端子)を示している。また、1は
交換機から回線を経て供給される直流電源電圧く電圧値
Eo)、2は回線の直流等価線路抵抗(抵抗値RL)で
ある。
上記回線端子3a、3bには、電話機の送話信号増幅回
路4およびこの送話信号増幅回路4に送話信号を供給す
る送話信号発生回路5が直列に接続されている。送話信
号発生回路5は、マイクロホン51を有し、このマイク
ロホン51で入力された送話信号をカップリングコンデ
ンサ54を介して送話信号増幅回路4へ供給する。尚、
52゜55はそれぞれ前記回線端子3a、3b間をシャ
ン]・するためのデカップリング抵抗およびデカップリ
ングコンデンサである。また送話信号増幅回路4は、電
圧電流変換回路としての1−ランジスタ41と、エミッ
タ抵抗44およびバイアス回路を構成する抵抗42.4
3とを有し、前記送話信号発生回路5から供給された送
話信号を増幅して回線へ送出する。尚、45は上記抵抗
42とともに回線端子3a、3b間シャン1〜するため
のデカップリングコンデンサである。
ところで、上記送話信号増幅回路4の直流等価回路は、
第7図に示す如く電圧源(電圧+11!ET)と抵抗く
抵抗faR丁)との直列回路で表わされる。
ここで、抵抗42.43の抵抗値をそれぞれR42゜R
43、トランジスタ41の電流増幅率をHFEとし、ま
たトランジスタ41のベース・エミッタ間電圧をEBE
とすると、上記RT、ETはそれぞれ RT  =RE  +  (R42+R43)/Hp 
EET  =Ee  E と表わされる。
一方、回線側の直流電源電圧Eoおよび線路抵抗Rt、
も、第7図のように直列回路で表わされるが、これらの
EO,RLはそれぞれ回線の状態によッテ例えば42〜
53v、500〜2000Ωというように大きく変動す
る。この変動はそのまま回線端子3a、3b間の電圧E
Lおよび回線電流(給電電流)ILの変化となって現わ
れる。したがって、この種の回路を構成する際には、上
記回線端子3a、3b間電圧Et、および給電電流IL
の変化に対応し得る回路を設計する必要があり、そのた
めに従来では回線端子3a、3b間電圧ELの最大値お
よび最小値と給電電流ILの最大値および最小値とをそ
れぞれ適宜設定するようにしている。例えば、回線端子
3a、3b間電圧ELの最大1111アよび最小値は、
それぞれ上記回線端子3a、3bに接続される図示しな
い受話回路や制御回路で許容される電源電圧の最大値お
よび最小値に基づいて、例えば最大値−9V、R小値=
4Vに設定され、また上記給電電流ILの最大値および
最小値は、それぞれ線路抵抗RLや電源電圧Eoの最大
値および最小値と、回線端子3a。
3b間電圧ELの最大値(9V)および最小値(4V)
とから例えばI L max = 0.02A 。
I L win =0.I Aに設定される。尚、RT
については電話回線網の基準に基づいて最大値および最
小値が設定される。
〔背景技術の問題点〕
ところが、上記従来の回路において上記条件を満たすべ
く回路定数を設定しようとすると次のような問題を生じ
る。すなわち、先ずi 、 = 0.02AのときにE
L≧4vなる条件を満たすためには、EL−ET  +
RT  舎 I  L−〇、6  +170 − IL に設定しなければならず、またIL=0.IAのときに
EL≦9Vなる条件を満たすには、EL =0.6 +
84・IL と設定しなければならない。これらの特性を図示すると
第8図の10口のようになる。これらの特性から明らか
なように、従来の回路はIt、m1n=0.02A時の
条件を満たそうとすればIt、=0.IA時には回線端
子3a、3b間電圧ELが17,6Vという非常に大き
な値になり、一方I L maX =0.1A時の条件
を満たそうとすれば回線端子3a。
3b間電圧ELは2,28Vというように4V以下の小
さな値となってしまう。すなわち、前記従来の回路では
、回路定数を如何に選択しても前記条件を全て満足させ
ることはできない。このため前記従来の回路にあっては
、上記高電圧および低電圧であっても動作可能なように
特殊な回路素子を用意したり、また別途高電圧対策や発
熱対策を講じ15ければならず、これにより回路が複雑
かつ大形化し−C高価になる欠点があった。
一方、一般にこの種の回路は、回線との信号授受のイン
ピーダンスの不整合から生じる損失を小さく押えて良好
な通信を行なわしめるために、回線端子3a、3b間の
交流インピーダンスを回線インピーダンスと整合させる
必要がある。そこで従来では、例えば第6図に示す如く
送話信号発生回路5および送話信号増幅回路4にそれぞ
れデカップリングコンデンサ55.45を設け、これら
のコンデンサ55.45により回線端子3a。
3b間を抵抗52.42でシャントすることにより回線
端子3a、3b間インビーダンのバラツキや変動による
影響を低減するようにしている。ところが、一般にこの
種の回路は、トランジスタ41の電流増幅率HFHのバ
ラツキによる電話機の等面直流抵抗RTの変動を吸収す
るために、バイアス回路の抵抗42を可変抵抗器で構成
するようにしている。このため、この抵抗42の値によ
って回線端子3a、3b間の交流インピーダンスにバラ
ツキが発生し、このバラツキにより不整合損失が増大し
て通話品質の低下を招く欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明は、回線側から供給される直流電流が変化しても
回線端電圧の変化を回路素子が十分に動作し得る範囲内
に抑制し、かつ回線端の交流インピーダンスを常に十分
大きな値に保持できるようにし、これにより回路構成が
簡単かつ安価でしかも不整合損失を生じずに高品質の通
信を行ない得る送話回路を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、上記目的を達成するために、送話信号を増幅
する電圧電流変換回路のバイアス回路にバイアス電圧付
加用の定電圧回路を設けてこの回路により回線電流の小
さい領域で回線端電圧の低下を抑制するようにし、かつ
上記バイアス回路に前記電圧電流変換回路の出力信号を
正帰還する帰還回路を設けて、これにより端子間の交流
インピーダンスを高く保持するようにしたものである。
〔発明の実施例〕
第1図は、本発明の一実施例における送話回路の構成を
示すものである。尚、同図において前記第6図と同一部
分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
送話信号増幅回路40のバイアス回路には、抵抗42に
対し直列に定電圧回路としての定電圧ダイオード46が
接続されている。この定電圧ダイオード46は、抵抗4
2.43により設定されるバイアス電圧に所定の定電圧
を付加してトランジスタ41に供給するバイアス電圧値
を高めるものである。またバイアス回路の各抵抗42.
43の接続点はデカップリングコンデンサ47を介して
トランジスタ41のエミッタに接続されている。
この回路は、トランジスタ41の出力信号の一部を正帰
還する帰還回路を構成している。
このような構成であるから、送話信号発生回路5から送
話信号増幅回路40に送話信号電圧(電圧値er)が供
給されると、この信号電圧によりトランジスタ41のコ
レクタには近似的に1c=e T / REなる電流が
流れる。この信号電流icは線路インピーダンスZLと
交流終端抵抗(抵抗値R600にほとんど等分に流れる
。したがって回線端3a、3b間には、 eL” R600X ZL / (R600+ ZL 
)拳e T / RE なる電圧が発生される。ここで、上記線路インピーダン
スZLは交流終端抵抗R600と略等しいので、上記回
線端子3a、3b間の信号eLはeL=ZL /2 φ
er /RE となる。すなわち、送話信号はトランジスタ41で電圧
利得 Av−eL/er=ZL/2RE で増幅されて回線へ送出されることになる。
さて、上記第1図の回線側および送話信号増幅回路の直
流等価回路は、第2図に示す如くそれぞれEL=ET 
+RT 01L 、EL =Eo +RL ′ILで表
わされる。ここで上記ET、RTは、1−ランジスタ4
1のベース・エミッタ間電圧をEBE、定電圧ダイオー
ド46の定電圧値をV46とすると、 ET−EBE+V46 RT−RE +  (R42+R43)/Hp Eで表
わされる。そしてこれらの式に基づいて回線端子3a、
3b&l電圧ELを求めると、このELは Et、 = (Es E +V46) +RT−IL−
(0,6+2.15)  +62.5x  r Lと求
まる。この式を図示すると第3図のハに示すようになる
。この特性から明らかなように、トランジスタ41の自
己バイアス回路の抵抗42に対し直列に定電圧ダイオー
ド46を接続したことによって、回線電流ILが小さい
領域で回線端子3a、3bl!I電圧ELの低下を抑!
11することができ、これにより回線電流ILtfi最
大(0,1A>のとき(7)EL を9V以下にL、か
っILが最小(0,02A )のときのELを4V以上
にするといった条件を満足することができる。したがっ
て、回路素子として電圧幅の狭い汎用のものを使用する
ことが可能となり、また従来のような高電圧が印加され
なくなるので回路の耐圧を高くする等の高電圧対策や放
熱フィンを設けるといった発熱対策を設ける必要がなく
なり、これにより回路構成の簡単化および小形化を図っ
て安価な回路を提供することができる。
一方、デカップリングコンデンサ47で帰還回路を構成
したことにより、トランジスタ41の入力側に正帰還が
掛かつて抵抗43の交流電位は略零となる。このため、
抵抗43端間のインピーダンスは極めて大きくなって抵
抗42の抵抗43との接続端側は交流的に等価解放状態
となる。このため、バイアス回路による交流インピーダ
ンスの低下はほとんど無視できる値となり、この結果た
とえ抵抗42の値R42を変化させたとしても、それに
影響されることなく回線端子3a、3b間の交流インピ
ーダンスを常に大きな値に保持することができる。した
がって回線に対するインピーダンスの不整合による信号
損失を低減することができ、これにより通信品質を高く
保持することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、第4図に示す如く送話信号増幅回路40aのバイ
アス回路に設ける定電圧回路をトランジスタ48および
抵抗49を使用した回路により構成し、かつ送話信号発
生回路50におけるシャント回路を抵抗56およびツェ
ナダイオード57により構成してもよい、また第5図に
示す如く送話信号発生回路50aのシャント回路に直列
にトランジスタ60および抵抗61からなる定電圧回路
を接続し、さらにマイクロホン51の出力信号を増幅器
58で増幅して送話信号増幅回路に供給するようにして
もよい。また帰還回路としては、コンデンサを使用する
以外にトランジスタ等の能動素子を使用したいわゆるカ
スコードブーストラップ回路を用いてもよい。その他、
定電圧回路および帰還回路の構成等についても、本発明
の要冒を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、回線側から供給さ
れる直流電流が変化しても回線端電圧の変化を回路素子
が十分に動作し得る範囲内に抑制することができ、かつ
回線端の交流インピーダンスを常に十分大きな値に保持
し得て、これにより回路構成が簡単かつ安価でしかも不
整合損失を生じずに高品質の通信を行ない得る送話回路
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における送話回路の回路構成
図、第2図は同回路の回線端における直流等価回路図、
第3図は第1図の回路の回線電流I r−と回線端子3
a、3b間電圧ELとの関係を示す図、第4図および第
5図はそれぞれ本発明の他の異なる実施例における送話
回路の回路構成図、第6図は従来の送話回路の回路構成
図、第7図は同回路の回線端における直流等価回路図、
第8図は第6図の回路の回線電流ILと回線端子3a。 3b間電圧ELとの関係を示す図である。 1・・・交換機から回線を経て供給される直流電源、2
・・・回線の線路抵抗、3a、3b・・・回線端子、4
゜40.40a・・・送話信号増幅回路、5.50゜5
0a・・・送話信号発生回路、41・・・電圧電流変換
回路としてのトランジスタ、42.43・・・バイアス
回路を構成する抵抗、46・・・定電圧ダイオード、4
7・・・帰還回路を構成するデカップリングコンデンサ
、51・・・マイクロホン、EL・・・回線端間電圧、
IL・・・回線電流。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 、+b 第1図 第2図 D 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 送話信号を増幅する電圧電流変換回路のバイアス回路に
    バイアス電圧付加用の定電圧回路を設け、かつ前記バイ
    アス回路に前記電圧電流変換回路の出力信号を正帰還す
    る帰還回路とを設けたことを特徴とする送話回路。
JP14378385A 1985-06-29 1985-06-29 送話回路 Pending JPS625756A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14378385A JPS625756A (ja) 1985-06-29 1985-06-29 送話回路

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JP14378385A JPS625756A (ja) 1985-06-29 1985-06-29 送話回路

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JPS625756A true JPS625756A (ja) 1987-01-12

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ID=15346898

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JP14378385A Pending JPS625756A (ja) 1985-06-29 1985-06-29 送話回路

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