JPS6256532A - コイル焼鈍炉 - Google Patents

コイル焼鈍炉

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JPS6256532A
JPS6256532A JP19617185A JP19617185A JPS6256532A JP S6256532 A JPS6256532 A JP S6256532A JP 19617185 A JP19617185 A JP 19617185A JP 19617185 A JP19617185 A JP 19617185A JP S6256532 A JPS6256532 A JP S6256532A
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coil
furnace
wind box
box
fan
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JP19617185A
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Osamu Takeuchi
修 竹内
Akira Aizawa
相沢 章
Hiroshi Yamazaki
宏 山崎
Toru Iura
井浦 透
Kenjiro Matsumoto
松本 健二郎
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IHI Corp
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は製銑所の薄板熱処理工程にお(プるタイトコイ
ル等のコイル焼鈍炉に関するものでおる。
[従来の技術] 箱型コイル焼鈍炉の従来装置の断面例を第7図に示す。
0.3〜2.omm厚の薄板をパームクーヘン状に密に
巻いた物をタイトコイルaと称する。該コイルaを支持
するプレナムチャンバーbが床面を構成している。該プ
レナムチャンバーbは金属板を格子状に組み風の流れを
自在にしている。
該プレナムチャンバーbの一端にモータeと連結したフ
ァンdが設けられ、更にファンdの吐出側に風箱kが設
けられている。
コイルaの上方に複数個の輻射管Cが支持されている。
該輻射管Cの一端側にバーナ(図示せず)、他端側に排
気ダクト(図示せず)が設置されている。
上記風箱にの途中に炉殻J及び断熱材1を貫通してクー
ラー[が設けられている。該クーラーfにはシリンダー
h及び気畜用ベローズgをも備えている。
コイルaはその冶金上の要求により、750’C程度に
加熱され、十分に均熱された後、徐冷連理される。炉内
には窒素と水素の混合ガスか封入されている。
加熱、均熱期には(第7図において)クーラーfはシリ
ンダhで炉外に十分に引き出しておく。バーナて発生し
た高温燃焼ガスを内包せる輻射管すの外表面より熱が輻
射され、モータeの回転によるファンσか第7図に示す
矢印の方向に炉内ガスを循環させる。
第8図によりコイル加熱の仕組を説明する。
輻射管Cの外表面から外向きに放出された熱輻射線は概
ねコイルaに向う分、上方の断熱材1に向う分及び炉内
循環ガスに吸収される分に分かれる。該上方断熱材iの
表面からコイルaに輻射線が放射される。
このことから、コイルaの上面は概ね輻射管C及び上方
断熱材iの熱輻射線mとガス流nによる対流により盛ん
に加熱される。コイルaの側面の加熱はその角度からガ
ス流による対流加熱か主となり、輻射管Cからの幅躬分
は激減する。コイルaの下面゛についてはガス流nによ
る対流加熱のみとなる。
コイルaの上面の一点Aと下面の一点Bの温度上昇下降
曲線を第9図に示ず。点Bは点Aと較べて温度上昇が遅
れる。上述の輻射線の有無、点A付近で吸収された残り
の熱ガスで点Bを加熱すること、更に熱容量の大ぎな金
属製のプレナムチャンバー〇と接していることから(第
9図)時間遅れT】が生じる。第9図において、時間帯
を1−加熱期、■−均熱期、■−冷却期とする。
点Bが目標温度に達してから均熱■を実施し、次に冷却
を行う。第7図で輻射管す端のバーナ(図示せず)を消
火しクーラーfをシリンダhで風箱に内に押し出す。ク
ーラーfはその内部に冷却水管を有し、通過するガスを
冷却する。
循環ガスが冷却され、このガスにより断熱材i、コイル
a、プレナムチャンバー〇、ファンd、噴射管C及び風
箱1<は徐々に温度か下がる。
従って、コイルaから見ると最も冷たいガスかコイルの
上面に当り、次に側面に沿い、最後にプレナムチャンバ
ーb内を流れ、コイル下面はプレナムチャンバーbを介
して冷却される。
このことから、前記点△と点Bを比較すると点Bの温度
降下は大幅に遅れ第9図で時間遅れT2か生ずる。
[発明が解決しようとする問題点] このように従来の箱型コイル焼鈍炉では、加熱、冷却期
共点Bか最悪条件点となるため、(i)コイル下面の点
Bで操業時間が決り、その時間が長い、 (道)生産凹が制限される、 (ロ)燃料消費量が多く不経済で市る、等の問題点がお
る。
E問題点を解決するための手段] 上述の従来の問題点を解決し、処理時間の短縮、生産能
力の向上及び省エネ化を図ることを目的として本発明で
は、断熱材で内張した炉内にコイル支持用のプレナムチ
ャンバーを股(プ、該プレナムチャンバーの上方に輻射
管をコイル収容用のスペースをあけて配設し、前記プレ
ナムチャンバー内に噴射孔を多数有する噴射ノズルを配
設し、更に前記炉内の一側壁側に、上部及び略中央部に
開口部を有する風箱を設け、該風箱内開口部にファンを
設置すると共に該ファンの上方及び下方にクーラーを風
箱内に出し入れ可能に配設し、該風箱の前記上部開口部
に仕切弁を設けて開閉し得るようにすると共に該風箱の
下端部を前記噴射ノズルと連通することによりコイル焼
鈍炉を偶成した。
[作  用] コイルを加熱する際はコイルの上方からは輻射管からの
輻射熱により、下方からは加熱された炉内ガスをファン
により風箱内に取り入れ、噴射ノズルに導いてコイルの
下側から吹き上げることによって、コイルを上方及び下
方の二方向から加熱することができる。
コイルを冷却する際は、輻射管による加熱を停止し、風
箱上部開口部を開いて前記ファンにより風箱内に取り入
れた炉内ガスをクーラーにより冷却した後、前記上部開
口部から吹き出して冷却ガスの自然降下によりコイル上
部を包囲すると共に前記噴射ノズルによりコイル下部に
吹き上げることによって、コイルを上方及び下方の二方
向から冷却することができる。
従って、加熱、均熱、冷却の処理時間が短縮され、生産
能力が向上し、省エネ化を図ることができる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示すもので、1
はタイトコイル等のコイル、2はコイル1の上方に配設
した輻射管、3は前記コイル1を支持するためのもので
金属板を格子状に組んでなるプレナムチャンバー、4は
箱型の炉殻、5は断熱材であり、これらは前記従来の加
熱装置におけると略同様でおる。該プレナムチャンバー
3の内部に、上吹ノズル6を複数行するダクト状の噴(
ト)ノズル7をプレノームチャンバ−3の略全長に亘っ
て配設しである。該噴射ノズル7の先端側は閉塞してあ
り、基端側は炉内片側を壁に沿って仕切板8で仕切って
なる風箱9と連通し得るよう連結しである。
該風箱9内の略中央部の間口部にファン10を設け、前
記炉殻4の外側にS2置したモータ11により該ファン
10を駆動し得るようにしである。。
該風箱9内のフッ・ン10上方及び下方にクーラー12
.12をベローズ13.13により風箱9内に気密状態
を保持したまま進退可能に配バ2し、前記炉殻4外壁に
固定したアーム14.14により支持せしめたシリンダ
ー15.15によ(・)前記クーラー12゜12を夫々
進退駆動し得るよう1ご1ノである。
該風箱9の上端部の仕切板8に開口部16を設け、該開
口部16を開閉し得る仕切弁17を前記炉殻4及び仕切
弁8,5;、@通し巨つジャバラ18により気密状態を
保持し得るよう配設してあり、該仕切弁17をシーブ1
9に巻いた[1−720により昇降することにより前記
開口部16を開閉し得るようにしである。
更に、前記輻射管2上方の炉内に天井ファン21 、2
1を配設しておる。
尚、炉内には窒素と水素の混合ガスを封入しており、図
示してないが前記輻射管2の一端にはバーナ、他端には
排ガスダクトを設けておる。
本発明の装置によるコイル1の焼鈍も加熱、均熱、冷却
の3工程からなっており、基本的には前記従来例の場合
と同じであるが、以下に詳述する。
先ず、第2図及び第3図により加熱、均熱の、様態を説
明する。シリンダー15.15でクーラー12.12を
引き出しておく。シーブ19により口〜プ20を差出し
て仕切弁17を下限保持し、風箱9の上端開口部16を
閉止しておく。炉内ガスはファン10により(第2図で
は左から右に)吸込まれ風箱9内を矢印の方向に下降し
、噴射ノズル7を通って該噴射ノズル7の上吹ノズル6
から上方に噴射される。一方、輻射管2の外周から熱輻
射線が発射される。輻射管?の熱輻射線はコイル1に向
う分、天井断熱材5に向う分及び炉内ガスを暖める分に
分れる。天井ファン21を配設した場合は、天井ファン
21を回転しコイル1上方に滞留する炉内ガスを下方に
流すことにより炉内ガスでコイル1を対流加熱すること
かできる。一方、ファン10で加圧された高温の炉内ガ
スは前記の如くコイル1の下面に吹きつけられコイル1
の下面が加熱される。
以上を要約すると、本実施例でのコイル1はその上面が
主に輻射加熱、ド面が噴流による対流加熱により温めら
れることになる。上、下面のバランスはファン10の回
転数、及び天井ファン21を配設した場合は天井ファン
21の回転数を変更することで容易に制御Cきる。
次に、第4図及び第5図により冷入口の様態を示す。シ
リンダー15.15でクーラー12.12を9哩箱9内
に押し出す。シーブ19及びローブ20て仕切弁17を
上限に保持する。輻射管?端部のバーナを消火する。ク
ーラー12.12によりファン10で加圧された炉内ガ
スを冷却し風箱9の上方及び下方に送り、上方は天井フ
ァン21の方向へベーン22、開口部16を経て吹出さ
れ、下方は噴射ノズル7を介して、コイル1に向って噴
射される。
すなわち、天井に沿って流れる炉内ガスは天井ファン2
1.21で加圧されコイル1の方に向きを変えた流れと
なり、コイル1の上面に衝突し、上面に沿って流れつつ
コイル1の表面の熱を奪う。一方、下方の噴射ノズル7
内ガスは上方に噴射されコイル1の下面に衝突し、コイ
ル1の熱を奪う。上下面から衝突した炉内ガスは各々コ
イル1の側面に沿って流れつつ熱を奪った後、ファン1
0に吸込まれる。
コイル1上/下面の冷却は天井ファン21.21の回転
数の変更と、クーラー12.12への供給水量の増減で
容易に制御できる。
第5図においてコイル1の点をC,D、Eとすると第6
図の温度曲線に示すごとく、上面点C・と下面点りはほ
ぼ同一曲線上を移行し、コイル中央の点Eがやや遅れる
。しかし、この遅れT3 、T4は従来例のT】、T2
の半分以下になり、この結果均熱゛時間も短縮すること
が可能になり、加熱、均熱、冷却期全てにおいて時間を
短縮できる。
尚、本発明のコイル焼鈍炉は上述の実施例のみに限定さ
れるものではなく、天井ファンは加熱過程での効果が比
較的少なく、冷却過程で使用するのが有効でおるので、
天井ファンを有しなくとも本発明の効果を充分に保てる
こと等本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のコイル焼鈍炉によれば、下
記の如き種々の優れた効果を発揮する。
<I>  コイルを上下面から加熱、冷却するので最冷
点(最温点)をコイル中央とすることができる。
<n>  焼鈍時間を大幅に短縮できる。
<[)  生産量が増加し、燃料の単位消費量を低下さ
せることができ、省エネルギ一対策上極めて有用である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコイル焼鈍炉の一実施例の説明図、第
2図は本発明のコイル焼鈍炉によるコイルの加熱、均熱
状態を示す説明図、第3図は第2図におけるコイルの加
熱状態の詳細説明図、第4図は本発明のコイル焼鈍炉に
よるコイルの冷却状態を示す説明図、第5図は第4図に
おけるコイルの冷却状態の詳細説明図、第6図は第5図
に示したコイルの各点の温度上昇下降パターンを示す線
図、第7図は従来のコイル焼鈍炉の一例を示す説明図、
第8図は第7図におけるコイルの加熱状態の詳細説明図
、第9図は第8図に示したコイルの各点の温度上昇下降
パターンを示す線図でおる。 1はコイル、2は幅側管、3はプレナムチャンバー、7
は噴射ノズル、9は風箱、10はファン、12はクーラ
ー、16は開口部、17は仕切弁、21は天井ファンを
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)断熱材で内張した炉内にコイル支持用のプレナムチ
    ャンバーを設け、該プレナムチャンバーの上方に輻射管
    をコイル収容用のスペースをあけて配設し、前記プレナ
    ムチャンバー内に噴射孔を多数有する噴射ノズルを配設
    し、更に前記炉内の一側壁側に、上部及び略中央部に開
    口部を有する風箱を設け、該風箱内開口部にファンを設
    置すると共に該ファンの上方及び下方にクーラーを風箱
    内に出し入れ可能に配設し、該風箱の前記上部開口部に
    仕切弁を設けて開閉し得るようにすると共に該風箱の下
    端部を前記噴射ノズルと連通してなることを特徴とする
    コイル焼鈍炉。
JP60196171A 1985-09-05 1985-09-05 コイル焼鈍炉 Expired - Lifetime JPH072976B2 (ja)

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JP60196171A JPH072976B2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05 コイル焼鈍炉

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JP60196171A JPH072976B2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05 コイル焼鈍炉

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JPS6256532A true JPS6256532A (ja) 1987-03-12
JPH072976B2 JPH072976B2 (ja) 1995-01-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01129930A (ja) * 1987-11-16 1989-05-23 Daido Steel Co Ltd 熱処理炉

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5220925A (en) * 1975-08-11 1977-02-17 Sumitomo Metal Ind Ltd Process for making non-directional cold- rolled electromagnetic steel strip

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