JPS6256527A - 打抜き加工した電気鉄板の焼鈍における磁場中冷却方法 - Google Patents
打抜き加工した電気鉄板の焼鈍における磁場中冷却方法Info
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- JPS6256527A JPS6256527A JP19680885A JP19680885A JPS6256527A JP S6256527 A JPS6256527 A JP S6256527A JP 19680885 A JP19680885 A JP 19680885A JP 19680885 A JP19680885 A JP 19680885A JP S6256527 A JPS6256527 A JP S6256527A
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- JP
- Japan
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- magnetic field
- cooling
- iron core
- blanked
- annealing
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D1/00—General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
- C21D1/04—General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering with simultaneous application of supersonic waves, magnetic or electric fields
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電気鉄板等を電気機器用鉄心に打抜加工後、誘
導加熱焼鈍全行ない磁気特性を向上させるための焼鈍方
法に係る。
導加熱焼鈍全行ない磁気特性を向上させるための焼鈍方
法に係る。
(従来の技術及び問題点)
一般に電動機等に使用される電磁鉄板等は打抜加工され
る場合が多い。特定の電動機メーカーでは前記の歪除去
及び結晶粒成長による磁気・特性の向上を目的として焼
鈍を実施している。
る場合が多い。特定の電動機メーカーでは前記の歪除去
及び結晶粒成長による磁気・特性の向上を目的として焼
鈍を実施している。
従来の焼鈍装置は、電気ヒーター加熱又はガス加熱によ
るバッチ炉又はトレイ式連続焼鈍炉が通例である。而し
て焼鈍は通常750℃×2時間均熱で非酸化性雰囲気ガ
ス中で実施されるが輻射熱方式のため材料の積込位置に
より温度差が生じる。
るバッチ炉又はトレイ式連続焼鈍炉が通例である。而し
て焼鈍は通常750℃×2時間均熱で非酸化性雰囲気ガ
ス中で実施されるが輻射熱方式のため材料の積込位置に
より温度差が生じる。
(問題点を解決するための手段)
このバッチ炉及びトレイ式連続炉で生じる積込位置によ
る温度差は誘導加熱連続焼鈍炉により解決されるが本発
明は該焼鈍工程で加工歪の除去及び結晶粒成長による磁
気特性の向上に合わせて、さらに焼鈍効果全向上させる
ために磁場中冷却装置を設けて磁場中冷却装置なうよう
にしたものである。
る温度差は誘導加熱連続焼鈍炉により解決されるが本発
明は該焼鈍工程で加工歪の除去及び結晶粒成長による磁
気特性の向上に合わせて、さらに焼鈍効果全向上させる
ために磁場中冷却装置を設けて磁場中冷却装置なうよう
にしたものである。
熱処理中に磁場を付与し、磁区が固定してそ+7)状態
で不純物を析出畑せるなどして磁性を向上させることは
原理的には判っているが、通常冷却中に磁場をかけるこ
とは困難で設備も大型となることなどから実用化に至っ
た例はない。
で不純物を析出畑せるなどして磁性を向上させることは
原理的には判っているが、通常冷却中に磁場をかけるこ
とは困難で設備も大型となることなどから実用化に至っ
た例はない。
本発明にこれを打抜き加工した鉄心の焼鈍過程、特に前
記した位置に適用することによって、これを解決すると
ともに、最も効果を確保するための最適適用条件を見出
したことに特徴を有する。
記した位置に適用することによって、これを解決すると
ともに、最も効果を確保するための最適適用条件を見出
したことに特徴を有する。
以下本発明を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明
する。
する。
第1図は磁場発生装置を備えた誘導加熱連続焼鈍炉であ
る。
る。
1は誘導加熱コイルで300〜3000 Hzの交流電
源にて励磁され、通過の際に所定の温度(750〜80
0℃)に到達する。2は磁場中冷却帯であシこの冷却帯
には磁石鉄心6と励磁コイル7とからなる磁場発生装置
が設置されている。磁石鉄心6は矢印方向に多数が積層
されるが、所定の温度域(冷却過程)で磁場を付与する
必要があるので、被焼鈍コアーの温度が冷却開始から5
50℃に到達する位置に相当する長さく厚み)だけの鉄
心積がなされる。従って実際のその所要積み厚さは被焼
鈍コアーの搬送速度によって決定される。
源にて励磁され、通過の際に所定の温度(750〜80
0℃)に到達する。2は磁場中冷却帯であシこの冷却帯
には磁石鉄心6と励磁コイル7とからなる磁場発生装置
が設置されている。磁石鉄心6は矢印方向に多数が積層
されるが、所定の温度域(冷却過程)で磁場を付与する
必要があるので、被焼鈍コアーの温度が冷却開始から5
50℃に到達する位置に相当する長さく厚み)だけの鉄
心積がなされる。従って実際のその所要積み厚さは被焼
鈍コアーの搬送速度によって決定される。
励磁コイル7には電源8から電流を供給し磁場を発生さ
せる。この励磁コイル7 i−12,Oφのホルマール
線で巻回数1200T/コの仕様としである。
せる。この励磁コイル7 i−12,Oφのホルマール
線で巻回数1200T/コの仕様としである。
3は水冷帯でありチューブの周囲に冷却水を流してコア
ーの冷却を早める装置である。41−j:コアー取出口
であり、−この場所でのコア一温度が200℃以下にな
るよう水冷帯の長さを決める。
ーの冷却を早める装置である。41−j:コアー取出口
であり、−この場所でのコア一温度が200℃以下にな
るよう水冷帯の長さを決める。
第2図及び第3図は磁場発生装置である。
11は磁石鉄心であり中心部に被焼鈍コアーが通過する
チューブが設置されている。チューブの材質は非磁性材
(例えばSUS 304 )である。12は励磁コイル
(第2図:2φX2400TX2 、第3図:2φX1
200TX4)であり、これに電流を供給することによ
り隣極が反対極(N−8−N−3)となるように接続し
ている。13はチューブ−(非磁性材)、14は被焼鈍
コアーでおる。なお第2図に2極の場合の例であり第3
図は4極の場合の例である。
チューブが設置されている。チューブの材質は非磁性材
(例えばSUS 304 )である。12は励磁コイル
(第2図:2φX2400TX2 、第3図:2φX1
200TX4)であり、これに電流を供給することによ
り隣極が反対極(N−8−N−3)となるように接続し
ている。13はチューブ−(非磁性材)、14は被焼鈍
コアーでおる。なお第2図に2極の場合の例であり第3
図は4極の場合の例である。
第4図はかかる装置を用いて、電気鉄板鉄心を焼鈍する
にめたりキューリー点(中770℃)+50℃〜550
℃の冷却過程で印加する磁場の強さを変化させた場合の
磁場強さと鉄損向上の関係を示したものであるが、磁場
の強さによシ焼鈍効果が大きく変ることを知見した。第
4図によれば50エルステッド(Oe)以上で効果が表
われ2000eで最大となる。2500@に磁場を強め
ても効果は変らない。従って範囲としては1000sか
ら2000eとする。2500e以上では電力費、設備
費が増すのみであり不経済となる。
にめたりキューリー点(中770℃)+50℃〜550
℃の冷却過程で印加する磁場の強さを変化させた場合の
磁場強さと鉄損向上の関係を示したものであるが、磁場
の強さによシ焼鈍効果が大きく変ることを知見した。第
4図によれば50エルステッド(Oe)以上で効果が表
われ2000eで最大となる。2500@に磁場を強め
ても効果は変らない。従って範囲としては1000sか
ら2000eとする。2500e以上では電力費、設備
費が増すのみであり不経済となる。
次に本発明の実施例とともに、誘導加熱焼鈍炉にて磁場
中冷却有無のテスト結果を第1表に比較して示す。焼鈍
条件は780℃N2ガス中とし、750℃〜550′c
まで磁場中冷却(中心磁場1500e)を行ない磁気特
性を測定したものである。コアーの寸法は90φX60
m+積厚、磁性測定はコアーに1次巻線及び2次巻線を
それぞれ20OTずつ施し電力計法によシ行なったもの
である。
中冷却有無のテスト結果を第1表に比較して示す。焼鈍
条件は780℃N2ガス中とし、750℃〜550′c
まで磁場中冷却(中心磁場1500e)を行ない磁気特
性を測定したものである。コアーの寸法は90φX60
m+積厚、磁性測定はコアーに1次巻線及び2次巻線を
それぞれ20OTずつ施し電力計法によシ行なったもの
である。
同表から明らかなように本発明によれば約10係程度磁
性が向上する。
性が向上する。
第1図は本発明を実施する焼鈍装置の全体図、第2図及
び第3図は第1図の装置で用いられる磁場発生装置であ
シ第2図は2極式、第3図は4極式の例を示す図、第4
図は本発明による磁場の強さと鉄損向上式との関係を示
す図である。 代 坦 八 大 閑 札 大<L閃;に第4図
び第3図は第1図の装置で用いられる磁場発生装置であ
シ第2図は2極式、第3図は4極式の例を示す図、第4
図は本発明による磁場の強さと鉄損向上式との関係を示
す図である。 代 坦 八 大 閑 札 大<L閃;に第4図
Claims (1)
- 電気機器用鉄心として打抜き加工された電気鉄板を誘導
加熱焼鈍を行うにあたり、その冷却過程において鉄心温
度がキューリー点+50℃〜550℃の間に、100〜
200エルステッドの磁場を付与することを特徴とする
打抜き加工した電気鉄板の焼鈍における磁場中冷却方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19680885A JPS6256527A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | 打抜き加工した電気鉄板の焼鈍における磁場中冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19680885A JPS6256527A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | 打抜き加工した電気鉄板の焼鈍における磁場中冷却方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6256527A true JPS6256527A (ja) | 1987-03-12 |
Family
ID=16363992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19680885A Pending JPS6256527A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | 打抜き加工した電気鉄板の焼鈍における磁場中冷却方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6256527A (ja) |
-
1985
- 1985-09-05 JP JP19680885A patent/JPS6256527A/ja active Pending
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