JPS6256110A - カレンダ−への熱可塑性材料供給装置 - Google Patents

カレンダ−への熱可塑性材料供給装置

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Publication number
JPS6256110A
JPS6256110A JP19718885A JP19718885A JPS6256110A JP S6256110 A JPS6256110 A JP S6256110A JP 19718885 A JP19718885 A JP 19718885A JP 19718885 A JP19718885 A JP 19718885A JP S6256110 A JPS6256110 A JP S6256110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoplastic material
roll
conveyor
rolls
oscillating
Prior art date
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Pending
Application number
JP19718885A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ushiyama
牛山 博司
Hidekazu Miyoshi
三好 英計
Kazuharu Abe
阿部 和春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Vinyl Co
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Vinyl Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Vinyl Co filed Critical Mitsubishi Kasei Vinyl Co
Priority to JP19718885A priority Critical patent/JPS6256110A/ja
Publication of JPS6256110A publication Critical patent/JPS6256110A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、熱可塑性材料のカレンダー成形においてフィ
ルムの巾方向の厚みプロフィールを任意の目標プロフィ
ールに調整可能な、カレンダーへの熱可塑性材料供給装
置に関する。
「従来の技術」 カレンダー成形は、熱で軟化した熱可塑性材料塊を近接
する平行ロール間に通して圧延し、シー)またはフィル
ムに成形する連続的な熱成形法である。
一般に実用されているカレングー成形装置は3本または
4本のロールから成っており、近接する第1番目と第2
番目のロールの間に溶融した熱可塑性材料を供給してそ
こに練りだより(パンク)を形成させ、それを第11#
目と@2@目、次いで第2番目と第3番目、更に第3番
目と第4番目のそれぞれのロールの間を通して順次圧延
して所望の厚さのシートまたはフィルムを成形する。こ
の第1番目と第2番目のロール間に熱可塑性材料を供給
するには通常末端がロールの一端から他端へ往復運動す
るベルトコンベアー、いわゆる首振りコンベアー方式の
供給装置が用いられている。この方式・は熱可塑性材料
をロールの一端から他端に均等に供給することにより、
巾方向の厚さにむらのない均一なシートまたはフィルム
を形成するようになされている。
しかしながら供給する熱可塑性材料の種類や圧延条件に
より厚味にむらを生じ、均一な厚味プロフィールを得る
ことは難しい。この厚味むらの主な原因は、カレングー
会合部、すなわち、ニップが及ぼすロール分離力の為に
定寸ロールが撓むことが原因である。かかる撓みを補正
するため、従来、以下のような方法があった。
その内の一つは近接するロールの片ノiあるいは両方の
定寸ロールにロールクラウンと呼ばれるわずかな中高表
面を与える方法すなわちロール端部からロール中央部に
かけてロールの直径を漸増させる方法である。しかし、
ロール分離力は、樹脂の溶融粘度、ロールの回転速度、
フィルムのシート幅などによって決定されるものである
から、かかるロールクラウンをもっては、基本的に一定
の条件下でのみ正確な補正を行うことができるにすぎず
、これですべての厚味むらの解消に対処することはでき
ない。
ロールクラウンと同じ効果を得ようとするらのに、ロー
ル交差法及びロール湾曲法がある。ロール交差法は定寸
ロール紬ロール中央を中心にしてねじる形でずらすこと
によってロール両端部のすき間を増加し、ロール中心部
のすき間を補正しよ)とするものである。一方、ロール
湾曲法は、正規の軸受の外側にあるロールaSに配置さ
れた1対の補助軸受に湾曲力を加える事によってロール
の撓みを補正しようとrるものである。しかし、これら
2つの方法は、機構−ヒの限界がある。例えば、ロール
2差法は、あまり広範囲に行うと、バンクの働きが阻止
されて、カレンダ一工程が成り立たなくなってしまう。
又、ロール湾曲法は、軸受、荷重を極めて大きくし、従
って、大きな補正をしようとすると、主軸受及び補助軸
受を過剰に磨耗することになる。
このようにロール交差法及びロール湾曲法共にカレンダ
ーロールの実際の撓みを正確に補正するには限界がある
その他に、ロール温度及びロールの回転速度を適当にr
f4’!i:することにより溶融粘度を変化させてロー
ル分離力及びロールの撓みを防ぐ方法がある。
しかし、この方法で補正できる樹脂の溶融粘度の範囲は
、極めて狭いものである。
最もtIRJXLな解決方法は、ロールの直径を増大さ
せる方法である。ロールの撓みはロールの直径の4乗に
反比例する6しかし、カレンダー加工装置の全体的な寸
法が増大し、装置が高価になるという問題点がある。
[発明が解決し五うとする問題、α」 以上、述べたように、シートあるいはフィルムの巾方向
の厚味むらを無くし、均一なシートあるいはフィルムを
製造する方法はいろいろあるが、それぞれに問題がある
。そこで本発明者らは、カレンダーのロールはそのまま
にして、カレンダーへ熱可塑性材料を供給する装置に改
良を加えて問題の解決をするべく鋭意研究を行ない本発
明を生み出すに至った。
本発明は、シートあるいはフィルムの中方向に厚味むら
のない均一なシートあるいはフィルムを製造しようとす
るものであり、更に、例えばシートあるいはフィルムの
中方向の中央部を厚く、端部を薄くつまり中厚にしたり
、あるいは中央部を薄くし、端部を厚くするいわゆる中
薄にするといった厚味プロフィールを所望の形に制御可
能なカレンダーへの熱可塑性材料の供給装置を提供する
ものである。
[問題点を解決するための手段1 本発明者等はカレンダーの回転する第1番目と第2番目
のロールの間に熱可塑性材料を供給してそこに材料の練
りだまり(バンク)を形成させるに当り、首振りコンベ
アー方式の熱可塑性材料供給装置を用い、コンベアーの
首振りの速度パターンを細かく制御して、ロールの中央
部、端部、更にその中間部といった部分部分に供給する
熱可塑性材料の景を調整して、バンクの形状を変化させ
て、結果として生成シート又はフィルムの中方向の厚味
プロフィールを所望形状に制御することを考えた。そし
てその要旨とするところは、首振りコンベアー方式の熱
可塑性材料供給装置においてコンベアーの往復運動する
1サイクルの速度パターンを制御可能とした事を特徴と
するカレンダーへの熱可塑性材料供給装置にある。
ここで速度パターンについて説明すると、一般に、コン
ベアーの動きはロールの一端から出発し、他端へ移動し
て停止し、再び反対方向へ移動し、元の位置にもどると
いう一定のパターンを描いて運動する。本発明において
はコンベアーの移動する速度を制御可能とし、例えばロ
ール中央付近の速度をより速くすることとしたり、ある
いは途中のロール長の174.3/4の点付近での速度
をおそく、274つまり中央付近を速くするなどのいく
つもの速度パターンが実施可能である。
本発明について図面を用いて更に詳細に説明する。
第1図及び第2図はそれぞれ本発明のカレンダー成型装
置に熱可塑性材料を供給する装置の側面略図及び平面略
図であって、図中2及v3はロールを示し、5は材料搬
送装置である。7は首振りコンベアーで油圧シリング−
9,10の慟終で8を支点として第2図矢印の方向に首
振り往復運動する。熱可塑性材料は材料搬送装置[5に
搬送されて、回転するロール2.3の近接部分上方より
ロール紬方向に振り分けで供給される。
目標の首振りパターンの設定は、マイクロコンピュータ
を用いた演算制御装置12にあらかじめ設定する。首振
り速度パターンを設定する具体的な一つの方法は、首振
り動作における両端の折り返し部を除いた有効な首振り
巾に対して、4つの速度変更点を設定し、その変更点に
達(、たのち速度を一定の加速度で加速又は減速する。
上記の4つの速度変更点は必要に応じてより多くの点と
することもで終る。
首振り速度の制御は実際には、上記支点8の後方のコン
ベアーの尾部に取り付けた変位検出装置11を用いてコ
ンベアー7の変位すなわちロール軸長方向への移動量を
検出し、その移rJjj量が前述した4つの速度変更点
に達した時、所定の加速度を得るべ(油圧シリング−9
,10に入る油圧系統の電磁式流動制御弁13.14に
対して演算制御装fi12より制御信号を送り、流動制
御弁の開度を計算されたほぼ一定の速度でlll!閉し
、油圧シリング−9,10に流入する油の流量をほぼ一
定の比率で変化させることにより、首振り速度をほぼ一
定の比率で加速または減速する。
「作用」 以上の通り、熱可塑性材料の供給装置を操作することに
上り熱可塑性材料はロール2及び3の間の所望箇所に所
望量供給することができ、結果として生成するシート及
tFフィルムの厚みプロフィールを種々の形、つまり、
中央が厚く端部が薄いもの、あるいは中央が薄く端部が
厚いもの、更にロール長の174.3/4の点が厚く両
端部及び中央部が薄いものなどが自由に選択il整され
る。
らもろん、本発明の装置を前記したロールクラウン、ロ
ール湾曲法、ロール交差法などの諸方法と組合せて実施
することもできる。
「実施例」 以下に実施例をあげる。
本実施例における熱可塑性材料は、平均重合度P=13
00の塩化ビニル樹脂100重量部当り可塑剤を50重
置部、安定剤等その他添加剤を若干量添加し周知の混合
、混線装置により撹拌・溶融する。溶融した熱可塑性材
料は、前述したカレンダー装置によりロール温度を18
cm程度に保持してフィルム化し、横延伸装置により約
1.4イ弁に柾イ巾 L7 冷加移原和の人宴祷1−)
n  嘉l〜 n 結晶とする6 巻取られるフィルムは厚味100ミクロン、巾300c
m、巻取り長さ100@である。
フィルムの厚味プロフィールの測定は巻取り後の製品の
外径を測定することにより代替する。
カレンダー装置のロールの軸長は、300cmであり、
首振り中は、両端の折り返しに必要な片側に付き15c
mを除いて有効首振り中は25’ OC@とじ、平均首
振り速度は16階/分とした。
(第3図参照) 第3図(1)〜(4)は、平均首振り速度を16m/分
とした時の4種類の速度パターンを示すもので、平均速
度に対する相対速度を百分率で示したものである。また
!@4図(1)〜(4)はこの時のそれぞれの速度パタ
ーンに対応するロール巻き製品の外径を中方向に連続し
てgll定した値を連続記入したものであり、巾方向の
長さは300ciiである。
「発明の効果」 本発明の装置による効果は以下に列記する通りであり、
産業上の効果は極めて太きい。
イ)本発明によれば、極めて容易にかつ迅速に”中厚″
”中薄”及び”均一”と任意の厚味プロフィールに調整
することがで鰺る。
口)本発明によれば、2.っ以上の”中厚”及び”中薄
”の厚味プロフィールも(1)と同様に全く容易にr1
4整できる。
ハ) 本発明によれば、極めで広い範囲の溶融粘度及び
フィルム厚さに対してもその羽!範囲が限定されない。
二)本発明によれば、ロール交差法及びロール湾曲法に
よる方法にみられるバンクの働きが阻止される等、カレ
ンダ一工程に対する悪影響が全く無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカレンダーへの熱可塑性材料供給装置
の側面略図で第2図は同平面略図である。 m3図は首振り速度パターンの実れいを示す説明図であ
り、第4図は第3図の速度パターンをとった時に!!遺
されるロール巻き製品の外径を中方向に連続して測定1
−だ値を連続記入l9、で得たグラフである。 1 ・・・カレンダー  2.3  ・・・ロール4 
・・・バンク   5 ・・・材料搬送装置6 ・・・
ストリップ 7 ・許振りフンベアー8 ・・・支点 
 9.10・・油圧シリンダー11 ・・変位検出装置 12 ・・演f7:制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)首振りコンベアー方式の熱可塑性材料供給装置に
    おいてコンベアーの往復運動する1サイクルの速度パタ
    ーンを制御可能とした事を特徴とするカレンダーへの熱
    可塑性材料供給装置。
JP19718885A 1985-09-06 1985-09-06 カレンダ−への熱可塑性材料供給装置 Pending JPS6256110A (ja)

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JP19718885A JPS6256110A (ja) 1985-09-06 1985-09-06 カレンダ−への熱可塑性材料供給装置

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JPS6256110A true JPS6256110A (ja) 1987-03-11

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ID=16370270

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JP19718885A Pending JPS6256110A (ja) 1985-09-06 1985-09-06 カレンダ−への熱可塑性材料供給装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10259148B2 (en) * 2015-06-11 2019-04-16 Toyo Tire Corporation Apparatus and method for manufacturing rubber sheet
US11164691B2 (en) 2016-08-16 2021-11-02 Jing-Jin Electric Technologies Co., Ltd. Split-body electromagnet

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52132072A (en) * 1976-04-28 1977-11-05 Mitsubishi Plastics Ind Method of adjusting bank in calender formation
JPS5920626A (ja) * 1982-07-28 1984-02-02 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd カレンダバンク量の制御方法

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