JPS6255842B2 - - Google Patents

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JPS6255842B2
JPS6255842B2 JP13296982A JP13296982A JPS6255842B2 JP S6255842 B2 JPS6255842 B2 JP S6255842B2 JP 13296982 A JP13296982 A JP 13296982A JP 13296982 A JP13296982 A JP 13296982A JP S6255842 B2 JPS6255842 B2 JP S6255842B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rotary plate
rotating
rocking
swinging
plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP13296982A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5925779A (ja
Inventor
Atsushi Yasui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MASAGO IND
Original Assignee
MASAGO IND
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Publication date
Application filed by MASAGO IND filed Critical MASAGO IND
Priority to JP13296982A priority Critical patent/JPS5925779A/ja
Publication of JPS5925779A publication Critical patent/JPS5925779A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は搭乗部が揺動しながら回転する揺動回
転遊戯施設に関するものである。
遊園地等に設置されている遊戯施設として、遊
戯客を乗せる搭乗部をバイキング船等を模したデ
コラテイブな船形とし、この搭乗部が振子運動を
行う大形の揺動遊戯施設がある。この揺動遊戯施
設は搭乗部を70゜近辺まで振るとある程度のスリ
ル感は得られるものの、要は超大形のぶらんこで
あり、その域を脱するものではなかつた。また、
その搭乗部の揺動駆動も、周期的に駆動方向を反
転させる必要があり、その構造はいきおい複雑な
ものとなる欠点を有するものであつた。
本発明はこれらの点に着目してなされたもの
で、揺動遊戯施設全体が回転しながら搭乗部がさ
らに揺動する様な構造とすることで、搭乗客のス
リル感を増大させるとともに、回転のみの極めて
簡単な構造の駆動装置によつて駆動可能としたも
のであつて、その要旨とするところは、鉛直線に
対して若干傾いた回転軸を有する回転板と、前記
回転軸に対して略々対称となる様に前記回転板上
に立設された1対の支持構造体と、この1対の支
持構造体の上端部相互の間に架設された揺動軸
と、遊戯客を乗せるための搭乗部およびこの搭乗
部を吊り下げる吊杆で構成され、吊杆の上端部が
前記揺動軸によつて軸支された揺動構造体と、前
記回転板を回転駆動し、定速運転状態に於て回転
板を前記揺動構造体の固有振動数に略々等しい回
転数で回転させる駆動装置とを備えて成る揺動回
転遊戯施設に存する。以下図面に示す実施例に従
つて詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2
図はその動作原理を説明するための説明図であ
る。図に於て、1は回転板であつて、その回転軸
11は鉛直線Vに対してわずかな角度αだけ傾い
ている。この角度αは第2図に於ては誇張して描
かれているが、1゜〜2゜程度で充分である。2
は一対の支持構造体であつて、斜交する2本の支
持柱体21と、この支持柱体21の略中央部相互
間を繋ぐ補強体22とで構成されている。この1
対の支持構造体2はその中心軸が前記回転体の回
転軸11に対して対称かつ平行となる様に回転板
1の上に直立して設置される。3はこの支持構造
体2の上端部、即ち、2本の支持柱体21の交叉
部相互の間に架設された揺動軸である。
4は遊戯客を乗せる搭乗部41とこれを吊り下
げる吊杆42とで構成される揺動構造体である。
この搭乗部41は例えばバイキング船等を模した
無蓋のデコラテイブな船形をしており、その前部
および後部の夫々に吊杆42が取付けられ、各吊
杆42の上端部は前記揺動軸3で回動自在に軸支
されている。ここで、第2図に43で示す点はこ
の揺動構造体4の重心を示すものであつて、前記
揺動軸3からLの距離にある。従つて、この揺動
構造体4は周期Tが、 T=2π√ (ただしGは重力の加速度) で振子運動するようになる。また、5は遊戯客が
この搭乗部へ乗降するためのプラツトホームで回
転板1上に固定されている。
この様な回転板1の回転駆動は、回転板1の裏
面に設備された駆動機構6によつて行われる。第
3図および第4図はこの様な駆動機構6の一例を
示す断面図である。第3図は回転板1の駆動軸1
2をモータ61で駆動するものであつて、モータ
61の回転は歯車62,63で適宜シフトダウン
されて軸受64で支承された前記回転板1の駆動
軸12へ伝達される。また、回転板1は回転自在
に軸支されたローラ65によつて、水平面に対し
て若干の角度αの傾きを持たせて支持されてい
る。第4図はこの支持用ローラの1つを回転駆動
にも利用するもので、回転板1は裏面にレール6
6が取付けられており、このレール66を回転自
在に軸支された溝付のローラ67複数個で支持す
る。回転駆動はモータ61にシフトダウンのため
の歯車62,63を介して接続された駆動ローラ
68によつて行われる。この駆動ローラ68は支
持用の他のローラ67と同様の形状をしており、
駆動を有効に行うため、レール66の最下端部を
支承する位置に配置されている。
次にこの様に構成された謡動回転遊戯施設の動
作について説明する。
先ず、揺動軸3が回転板1の傾斜方向に直角と
なる様な位置で回転板1が停止しているものとす
る。前述の如く、回転板1の回転軸11が鉛直線
Vに対して角度αで傾斜しており、揺動軸3はこ
の回転軸11に対称な位置に配置された支持構造
体2の上端部相互間に架設されているため、この
揺動軸3によつて回転自在に軸支された揺動構造
体4の重心43は第2図に示す如く回転板1の回
転軸11から若干ずれた位置に停止している。こ
こで、この回転板1が180゜回転していても揺動
構造体4の重心43の回転軸11に対するずれの
大きさは角度αで前述の場合と同様であり、ただ
ずれの方向が逆方向となつているだけである。従
つて駆動機構6によつて回転板1を駆動すると、
この回転板1が半回転する度に揺動構造体4の重
心43が回転軸11の逆側のサイドへ移動するこ
ととなり、揺動構造体4は揺動を始める。回転板
1の回転数が揺動構造体4の固有振動数 1/T=1/(2π√) に近付くと、共振状態となつて揺動構造体4の振
幅は急速に増大する。
第5図は前記回転板1の回転数の変化を示すグ
ラフであつて、横軸に時間、縦軸に回転数が目盛
られている。同図に於ける0秒からt1秒までの間
は加速運転期間であり、回転数0の状態から徐々
に増大し前記揺動構造体4の固有振動数に略々等
しい回転数Rに達する。この間揺動構造体4は初
めのうち回転するのみで、極くわずかに揺動する
だけであるが、回転数がRに近付くと急速にその
振幅を増大して激しい振子運動を行う様になる。
以後t2秒までの間定速運転期間に入りこの回転数
Rが維持される。この定速運転状態に於ては、揺
動構造体4は共振状態となつて、外部からのエネ
ルギー供給が極くわずかであつてもその大振幅の
振子運動を持続する。従つて振幅が大きくなりす
ぎて遊戯客に危険が及ぶのを防止するためには、
リミツトスイツチを設けて、所定値以上の振幅と
なつた場合、駆動機構6の動力を断ち、必要であ
れば揺動構造体4にブレーキをかける。
定速運転期間が終ると、t3秒までの間に回転板
1の回転数を徐々に落して停止させる。従つて、
回転板1の回転数が揺動構造体4の固有振動数か
らどんどん離れてゆくため、揺動構造体4の振幅
は減少し、やがて停止する。回転板1の回転数を
減少させるには最も単純には回転板1にブレーキ
をかければ良くまた、このブレーキとして駆動用
のモータ61を発電機として働かせる構造とすれ
ば、エネルギー節約形の遊戯施設を実現できる。
以上詳細に説明した様に、本発明の揺動回転遊
戯施設によれば、回転板の回転軸を極くわずか傾
けるだけで、揺動構造体の揺動と回転を回転板を
廻わすだけの極めて簡単な駆動機構で駆動するこ
とができ、また遊戯客も搭乗部が揺動するだけで
なく回転もするものであるため、充分なスリル感
が得られる。
以上図示の実施例に従つて詳細に説明したが、
本発明はこれにのみ限定されるものではなく、例
えば、支持構造体2が実施例の如くその中心軸が
回転板1の回転軸11と必ずしも平行である必要
はなく、上端部で近付く様に立設しても良く、要
は前記中心軸が回転軸に対して略対称となる配置
で立設されていればその動作に支承を来たすこと
はない。また、駆動機構6もモータ61等の駆動
源を回転板1に取付け、これによつて駆動される
車輪が軌道上を走行する様な構造のもの等、種々
のバリエーシヨンを含むものである。
以上の如く、本発明によれば、充分なスリル感
の味わえる揺動回転遊戯施設が実現でき、その駆
動機構が簡単なものであるため故障が少なく、保
守が容易であるため、安全性の極めて高い揺動回
転遊戯施設を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2
図はその動作を説明するための図、第3図および
第4図はこれに用いる駆動機構の一例を示す断面
図、第5図は駆動機構の回転数の変化を示す図で
ある。 1……回転板、11……回転軸、12……駆動
軸、2……支持構造体、21……支持柱体、22
……補強体、3……揺動軸、4……揺動構造体、
41……搭乗部、42……吊杆、43……重心、
5……プラツトホーム、6……駆動機構、61…
…モータ、62,63……歯車、64……軸受、
65,67……ローラ、66……レール、68…
…駆動ローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鉛直線に対して若干傾いた回転軸を有する回
    転板と、前記回転軸に対して略々対称となる様に
    前記回転板上に立設された1対の支持構造体と、
    この1対の支持構造体の上端部相互間に架設され
    た揺動軸と、遊戯客を乗せるための搭乗部および
    この搭乗部を吊り下げる吊杆で構成され、吊杆の
    上端部が前記揺動軸によつて軸支された揺動構造
    体と、前記回転板を回転駆動し、定速運転状態に
    於て回転板を前記揺動構造体の固有振動数に略々
    等しい回転数で回転させる駆動装置とを備えて成
    る揺動回転遊戯施設。
JP13296982A 1982-07-31 1982-07-31 揺動回転遊戯施設 Granted JPS5925779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13296982A JPS5925779A (ja) 1982-07-31 1982-07-31 揺動回転遊戯施設

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13296982A JPS5925779A (ja) 1982-07-31 1982-07-31 揺動回転遊戯施設

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5925779A JPS5925779A (ja) 1984-02-09
JPS6255842B2 true JPS6255842B2 (ja) 1987-11-21

Family

ID=15093728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13296982A Granted JPS5925779A (ja) 1982-07-31 1982-07-31 揺動回転遊戯施設

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JP (1) JPS5925779A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5925779A (ja) 1984-02-09

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