JPS6254559A - 金属ストランド,特にストリツプ状または部材状の金属ストランドの製造方法および装置 - Google Patents

金属ストランド,特にストリツプ状または部材状の金属ストランドの製造方法および装置

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JPS6254559A
JPS6254559A JP14151286A JP14151286A JPS6254559A JP S6254559 A JPS6254559 A JP S6254559A JP 14151286 A JP14151286 A JP 14151286A JP 14151286 A JP14151286 A JP 14151286A JP S6254559 A JPS6254559 A JP S6254559A
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metal
cooling
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molten metal
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JP14151286A
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ホルスト シェンク
ペーター ドツィウラ
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Sundwiger Eisenhuette Maschinenfabrik GmbH and Co
Original Assignee
Sundwiger Eisenhuette Maschinenfabrik GmbH and Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属ストランドの製造方法に関し、更に詳しく
は、特に有孔型の形状を有する型から型との間に狭い間
隙を維持して移動する冷却部材の冷却面の上に溶融金属
が供給されるストリップ状又は部材状の金属ストランド
の製造方法において、特に型が有孔型の形状を有し且つ
配置される金属ストランドの製造方法に関する。
EP O026812Blのような公知の鋳造方法にお
いては、冷却面に接近し且つ平行に配置された有孔ノズ
ル端面の帯域においてくさび形凝固面(5olidif
ication front )が形成される。鋳造中
に溶融金属が制御不能状態で流出するのを防止するため
に、型孔縁部と冷却部材の冷却面との自由間隙を十分小
さくすることによって、凝固が冷却面送入側型孔縁部で
実際上完了し且つ溶融金属の間隙からの自由流出は溶融
金属の粘性によって十分防止される。この方法は比較的
厚い(0,1瓢以上の)ス) IJツブの鋳造に適して
いる。その理由は、最も大きな自由断面を持つ冷却面送
入側型孔縁部と冷却面との間から溶融金属が流出する危
険性があることである。
更にもう一つの難点は狭い公差のス) IJツノが製造
できないことである。凝固の大部分が有孔型外部の移動
冷却面上で起こる程狭い冷却面移動方向幅を持つ有孔型
を用いて鋳造を行なうと、鋳造工程中の型孔での圧力お
よび温度が変動するから、狭い厚さ公差がほとんど維持
されない。ストリップ状さの変動は、冷却面スピードの
調整による遅れおよび/あるいはストリップ送出側型孔
縁部と冷却面との距離の調整によって部分的に修正され
るに過ぎない。溶融金属が有孔型外部側方へ流出し得る
から、実際上修正不可能な、所要厚さからの寸法はずれ
が起こる。したがって、そのようなストリップは通常は
再圧延しなければならない。
しかし再圧延はストリップの組織を変え、多くの用途に
とって好ましくない。(EPOO40069A1および
EPOO40073A1参照) ストリップ鋳造のもう一つの問題は、移動冷却面に付着
した凝縮物およびガスのビードが、冷却面上の溶融金属
の下で送入側型孔縁部から引きずられて、その場所で起
こる加熱によって拡がシ、その結果ストリップ表面の平
滑性を損うことである。平滑性を改善するために、冷却
面を型の手前で加熱して凝縮物およびガスのビード全吸
引によって冷却面から除去することが公知である(西独
特許公開公報2950406号)。
本発明の目的の1つは、金属ストランドの製造方法およ
び装置、特に、狭い公差のストランドおよび最大厚さが
少なくとも1.6mで厚さ公差が狭く実除上のいかなる
幅も有するストリップ”tM造できる、金属ストランド
の製造方法および装置を提供することである。
この目的のために、本発明の方法においては、鋳造開始
の際に冷却部材の冷却品上の型の417域内においてく
さび形凝固面を形成させ、冷却面のスピードを調整し、
ストランド送出側型孔縁部および必要ならば側方の型孔
縁部の自由間隙上、小さな初期値から溶融金属の無制御
流出を防止しつつ、徐々に増加させて所要ストランド厚
さに対応し且つ溶融金属の無制御流出を防止する最終値
に至らしめる。
部分的に変更した、上記課題解決のための方法では、鋳
造の開始期に型孔縁部の帯域においてくさび形の凝固面
を冷却部材の上向移動冷却面の上に形成させ、冷却部材
の冷却面と冷却部材の側端に沿って配置された型孔縁部
との間の溶湯浴面全送出側温孔縁によって決定されるス
トランド厚さにまで徐々に上昇させ、#湯浴面が送出側
型孔縁部に達したときに凝固面と送出側型孔縁部との間
の間隙が溶融金属の制御不能なりk、出を防止するため
に十分小さい。
どちらの方法においても、凝固面に対応して、送出側型
孔縁部と冷却部材との距離は増加し、浴面は徐々に上昇
する。所要ストランド厚さ、型幅(上記2箇所の型孔縁
部間の内のり)、および冷却面スピードのような種々の
影響因子の大きさが見込まれる。これら影響因子は下記
の凝固式で関係づけられる。
d = A−w / v ここで、d−ストランド厚さ、W=冷却面移動方向の型
幅、V−冷却面スピード、およびA−比例係数(0,1
〜0.8)である。
本発明は、鋳造開始から凝固剤を考慮しているから、@
融金属が型および冷却面の帯域から無制御状態で突然流
出しないように確保される。また、鋳造開始後も凝固面
が型の内側に留まるように冷却部材の冷却面スピードは
調整されるから、ストランドあるいはス) IJツブの
公差は公知方法では達成できない程狭い。
更に、本発明の方法は、多層ス) IJッゾ、特に結晶
質として凝固し各層が極めて密接に相互結合した、棟々
の金属・合金からなる多層ストリップの製造を可能とす
る。そのようなス) IJツブの1例としてあげられる
のは、バイメタル状ではあるが同時にメッキされ友状態
でもあるストリップ、すなわち被膜層金持つストリップ
である。本発明によってそのようなストリップヲ製造す
るために、型が2つ設けられ、第1の型の直ぐ上流側に
配置された第2の型からの溶融金属が、冷却面から隔て
られた鋳造金属ス) IJツブ表面に、第1の型からと
同様に供給される。第2の型からの溶融金属が、表面が
まだ溶融状態にある、第1の型からの金属ストリップに
供給される。このようにすれば2層以上から成るストリ
ップも製造できる。
このような多層ストリップの製造における層境界域の欠
陥を防止するためには、本発明の方法においては、冷却
面から隔てられた、第1の型からのス) IJツブ表面
が、更に溶融金属の供給を受けるまでは酸化の影響から
保護される。
更に、本発明の方法は多数の成分ストリップから成るス
トリップの製造全可能とする。これを目的とする、本発
明の1つの実施四様においては、V!数の型が設けられ
、第2′またはそれ以降のをからの溶融金属が、移動冷
却面上に第1の型からの溶融金属の横に直接隣り合って
第1の型からと同様に供給され、複数の型から出現する
溶融金属がその境界帯域において耐融相内で合流する。
本発明によれば、異種の金属あるいは合金から成る多層
ストリップばかシでなく同種金属・合金から成る極めて
厚いストリップも製造できる。更に、極めて厚い非晶質
金属ストリップが製造できる。この目的のために多層全
順次積層する鋳造を行なう際は、ある層全鋳造した後そ
の層の上に次の層を積層する前にストIJツブは冷却区
間を通る。
この実施態様においては、個々の1・1が厚過ぎないこ
とが重要である。そうしないと、冷却区間が設けられて
いても、非晶質凝固に必要な急速冷却を行なうことがで
きないからである。このような多層の積層によってほぼ
非晶質構造を有する比較的厚いストリップが製造できる
本発明の方法においては、多層を順次積層する鋳造を行
なう際に、冷却面から隔てられた層は各冷却区間におい
て保護ガス下に保たれるかあるいは各冷区間が少なくと
も部分的に減圧されることによって、各層の間に不具合
な境界域の形成が防止される。
冷却区間として望ましい長さは、冷却部材の冷16倍で
ある。
特に厚い金属ス) IJツブの製造には、下記特徴を有
する1本発明の1つの実施態様が適している。
すなわち、送出側型孔縁部は設けず、溶融金属が2つの
冷却部材の各冷却面の間で鋳造され、冷却面の相互間距
離が進行する凝固匪に対応して調整され、溶融金属のた
めの送出側型孔縁部の機能は各冷却面の上の他のストラ
ンドの凝固面によって果される。
本発明のこの実施態様においては、2つの冷却面の距離
およびスピードを、溶融金属が無制御状態で流出しない
ように調整することもできる。必要なストリップ厚さは
距離の増加とスピードの調整によって得られる。更にこ
の場合には、ストリップが冷却部材の帯域を出る際の寸
法公差が小さい。この実施態様においてに、2Wiスト
ランドは1つの溶融金属浴から作られるので特に密接に
相互結合される。しかし、この方法は異種金属から成る
ストランドの製造にも利用することができる。
の間の間隙に複数の有孔型から供給することである。
更に、本発明はストリップ状および部材状(5trip
 or aectlon  )の金属ストランドを製造
するための下記装置にも関する。すなわち、有孔型の状
態に作られた型、紋型と接続されたm融金属貯蔵槽、紋
型の端面の上流側との間に狭い間隙をはさんで配置され
且つ紋型に対して移動できる冷却部材、および該冷却部
材の冷却面であってその上に溶融金属全供給することが
できる冷却面を有する装置である。本発明によるこのよ
うな装置の特徴は、送出測置孔縁部から冷却部材の冷却
面までの距離を調整できることである。望ましくは、散
が、冷却部材の冷却面と平行で且つ冷却面の移動方向に
直角な軸の1わシに回転できることによって、調整が行
なわれる。この実施態様においては、冷却面を水平にあ
るいは水平に対しである角度で傾いて配置することがで
きる。
しかし、別の実施態様においては、冷却部材の冷却面は
型の帯域において水平に対して傾いて配置され、冷却面
送入側とスト・ランド送出側の孔、縁部との間の型の幅
(内のシ距離)は、鋳造されるストランドのくさび形凝
固面の長さに内応じた距離に設定される。この実施例に
おいては、溶融金属浴面が徐々に上昇することによって
鹸融金縞の無制御状態での流出が防止される。
更に、本発明は下記装置にも関する。すなわち、貯蔵槽
から溶融金属を供給される、有孔凰の状態に作られた型
と、該溶融金属の供給を受けることができる冷却面を具
備した移動する冷却部材とを有する装置である。この装
置においては、第1の冷却部材と第2の冷却部材とが互
の横に、可変距離を置いて配置され、各冷却部材の冷却
面は同一方向に移動可能であシ且つ協調作動して鋳造間
隙金形成し、有孔型は下方から溶融金属を供給される。
冷却部材がローラーの状態に作られていることが望まし
い。
このような装置の場合は、ストランド、特に断面全体に
亘って同種の金属であるストリップおよび異種金属から
成る2Itiストリツプが製造できる。
後者の場合に必要となる唯一のことは、2つの冷却面と
協調して異種金属のための導入口を形成する隔壁を、2
つの冷却面の間に設けることである。
特に、上向きに移動する冷却面に溶融金属を供給する際
および冷却部材によって形成される間隙に上向きに溶融
金属を供給する際には、次のようにするのが不利である
。すなわち、突起状付属部を有する側方の型孔縁部を設
け、この型孔縁部が刻々の幅を限定することができると
共に、もし十分前方に設けられていれば、溶融金属浴面
が各冷却部材の冷却面と型との間を徐々に上昇する際に
発生するスプラッシュに対する保護部としても作用する
ストランド送出側型孔縁部は、凝固剤に従って所定のス
トランド厚さのための所定距離に調整されなければなら
ないから、冷却面スピードの調整が不正確な場合の過負
荷から保護されるために、調整可能で且つ過剰圧力に屈
して動くように保持される。
ストランド全、特に多層から成る&[のストリップの状
態で製造するために1本発明のもう1つの可能な特徴に
おいては、複数の型が互に接近して且つ冷却面の移動方
向に対して横方向又は前後方向に並び配される。
複数の層から成り非晶質構造を有する比較的厚いストラ
ンド(ス) IJツブ)を製造するために、複数の型孔
を1つの有孔塑内に前記冷却面の移動方向に対して横方
向又は前後方向に並び配すことができる。隣り合う孔同
士の距離は先行する孔の幅の0.8〜16倍とすべきで
ある。孔の各々の間のストリップの上に空間が設けられ
、空間が部分的に減圧され又は保護ガスの作用を受ける
ことができるようにすべきである。
本発明の方法は、フラット・ス) IJツブばかりでな
く(種々の断面形状を持つ)70oフイル・ストリップ
あるいはプロフィル・ストランドの製造も可能とする。
このことを目的として設計される装置の特徴は次のと訃
りである。すなわち、ストランド送出側型孔縁部は、前
記冷却部材の冷却面に関連してストランドの幅方向に幅
が変化する間隙を形成するような輪郭形状を有し、冷却
面送入側型孔縁部は、小さい間隙の帯域におけるよりも
大きい間隙の帯域において冷却面送入側型孔縁部ガスト
ランド送出側型孔縁部からより大きい距離にあるように
、冷却部材の冷却面の方向においてストランド送出側凰
孔縁部の断面に対応して調整して設けられる。本発明の
この実施態様においては、製造される物の輪郭(断面形
状)に応じて凝固面が進展することによって、溶融金属
の無制御状態での流出なしに鋳造が開始でき、狭い公差
の輪郭が製造できる。
プロフィル・ストランドあるいはプロフィル・ストリッ
プft製造するために、輪郭形状を冷却部材の表面の中
にはめ込むことができる。
更に、最小厚さ1mの金属ストランド、符にストリップ
を鋳造するための、本発明による最初の2棟類の装置を
可能とすると共にその他の厚さ公差で少しでも表面組織
を改善することを可能とするために、本発明においては
、有孔温はその端面の端部において、複数のガス緩衝帯
を介して冷却面および鋳造された金属ス) IJツブの
自由表面の上に保持される。
有孔型の端面がガス緩衝帯によって保持されているから
、型孔縁が冷却面あるいはストリップに接触する危険な
しに、冷却面および鋳造された金属ストリップの上の極
めて狭い間隙を調整するこ。
とができる。更に、ガス緩′@帝は溶融金属に対して障
壁として作用する。間隙が極めて狭い結果、薄いストリ
ップばかりでなくたとえば1mを起える厚゛いストリッ
プについても狭い公差が維苺される。型孔縁部と冷却面
および鋳造された金属ストリップの表面との距離を狭く
することができること、およびガス緩衝帯によってシー
ル効果が付加されることによって、高い鋳造圧力での操
業が可能であシ、また狭い公差の維持およびス) IJ
ッグの平滑性に対して好ましい効果がある。
ガス緩衝帯のガス圧を調整できることが望ましい。皿孔
縁部と冷却面および鋳造された金属ストリップの表面と
の間の間隙は狭い限界範囲内での制御によって変化する
が、冷却面スピードの調整によってス) IJッグ厚さ
を制御する際に溶融金属がこの間隙から流出するのを防
止するために上記ガス圧の調整が利用される。
冷却面送入側ガス緩衝帯から引きずり込まれるガスのビ
ルドによってストリップの平滑性が大きく損なわれない
ように、ガス緩衝帯に供給されるガスを加熱することが
できる。その場合、溶融金属の温度はまだ高いから、引
きずり込まれたガスのビードはあまシ膨張できない。し
かし、ガス緩衝帯の圧力を維持するためには多量のガス
の散逸が避けられないから、供給されるガスの加熱には
非常にエネルギー・コストがかかる。したがって、装置
の構成上好ましいのは、各ガス緩衝帯と少なくとも冷却
面送入側型孔縁部との間に中間室を設けて、この中間室
を部分的に減圧するか、あるいはこの中間室を通して、
加熱されたガスを供給することである。部分的な減圧に
よって上流側ガス緩衝帯からのガス流出は防止され、そ
の結果、引きずり込筐れるガスの量が減少する。加熱さ
れたガスが供給されると、このガスは上流側ガス緩衝帯
のガスのための障壁であるかのように作用する。
更に、引きずシ込まれた加熱ガス(加熱されたガス)の
ビードば、引きずり込まれた冷たい凝縮物あるいはガス
のビードにくらべてわずかに膨張するに過ぎない。金属
の冷却面に隣接する側の酸化を防止するために、ガス緩
衝帯および中間室には保護ガスを供給することが望まし
い。
部分的減圧あるいは保護ガスのための上記中間室は、冷
却面送入側壁孔縁部にばかりでなく、側方型孔縁部およ
びス) IJタッグ出側型孔縁部にも設けることが望ま
しい。これはガス緩衝帯に保護ガスを供給しない場合に
は更に望ましい。その場合には、少なくとも部分的減圧
あるいは保護ガスの供給によって酸化が低減できる。
ガス緩衝帯は楓々の方法によって形成できる。
たとえば冷却面およびス) IJツブの自由表面に向け
て開口する中間室を設けることができ、この中間室を経
由してガスが配送されることによってこの中間室の前方
にガス緩衝帯金形成できる。
しかし、ガス緩衝帯が多孔体を含み、この多孔体を経由
して圧力形成に要するガスを供給できることが望ましい
。多孔体は、ストリップ厚さが変動したときにストリッ
プの自由表面に対応した姿勢を自らとることができるよ
うに、有孔用の本体の案内部の中で動きを確保した状態
で保持されることができる。
本発明のもう1つの実施態様においては、一方では冷却
面およびストリップに対する型孔縁部の位置を変えるこ
とによって厚さ輪郭形状を制御するために、又他方では
狭い公差を維持しながら安定した支持全確保するために
、各中間室は、必要ならば多孔体と一緒に、有孔型の本
体に対応して姿勢ヲ詞整されることができる。
以下全白 〔実施例〕 第1図および第2図に示した実施例においては、鋳造容
器(図示せず)から供給路(図示せず)を経由した溶融
金属の供給を受ける有孔型(slotteddie) 
2が、帯状に作られ水平方向に移動する冷却部材(co
oling rnember)1の上方に配置される。
溶融金属が有孔型2へ供給されるときの圧力は、鋳造容
器内の溶融金属の湯面高さまたは溶融金属に作用する圧
縮ガスによって決定され得る。有孔型2は有孔型2のス
トリップ生成開始側整孔縁部(冷却面送入側型孔縁部)
にある軸(ピデット)4のまわりを回転するようになっ
ているので、冷却面が送入される側の型孔縁部3と冷却
部材1の冷却面との間の間隙を維持しながら冷却面とス
トリップ送出側の型孔縁部5との間の間隙が調整できる
鋳造開始の際に、2つの孔縁部3および5の帯域内の間
隙は溶融金属が制御不能状態であるいは偶発的に流出す
るのを防止するだめに十分小さくなるように、有孔型2
を回転させる。溶融金属が有孔型2から冷却部材1の移
動する冷却面の上に鋳造される(注がれる)と、くさび
形状の凝固面6が形成される。移動する冷却面のスピー
ドすなわち鋳造ストリッf7のスピードを考慮して有孔
型2の回転を制御することによって、有孔型2の帯域内
のくさび形凝固面6は連続的に鋭くなる。
有孔型を回転させる際には、ストリップ送出側孔縁部5
と凝固面との間の自由間隙が上限値を超えないように注
意しなければならず、さもないと、溶融金属の粘性によ
ってこの位置で形成して自由間隙を密封するメニスカス
面が溶融金属を十分に支持しない。
このようにして、凝固の法則を考慮して、狭い厚さ公差
で実際に必要とされる幅および厚さを咽の寸法範囲まで
有するストリップをも鋳造によって製造することができ
る。
第3図から第6図に示した実施例においては、冷却部材
8の冷却面は鉛直上向きに移動する。やはり貯湯槽(図
示せず)から溶融金属の供給を受ける有孔型9は、溶融
金属の粘性を利用して望ましくない流出を防止するため
に、下部の型孔縁部(冷却面送入側型孔縁部)10が冷
却部材の冷却面から十分小さな距離を置くように、冷却
部材8の移動する冷却面に関して配置される。ストリッ
プ送出側の型孔縁部11は、鋳造されるスト+)、y7
’12に必要とされる厚さに対応する距離だけ、冷却部
材8の冷却面から離されている。
第3図および第4図に示しだ実施例と比較して、第5図
および第6図に示した実施例では、鋳造開始の際のスプ
ラッシュに対する防御のために、横向きの型孔縁部にエ
プロン状の付属部13あるいは14が設けられる。
第3図から第6図までに示しだ冷却部材8の冷却面が上
向きに移動する実施例においては、浮融金属浴面15は
くさび形凝固面16の成長に比例して上昇する。ストリ
ップ送出側の型孔縁部11に到達するまでは、横向きの
型孔縁部とス) IJツブ12のくさび形凝固面16と
の間の間隙を公差上限以下に維持するように注意を払っ
て、溶融金属が側方へ流出しないようにする。
第1図および第2図に示した実施例の型の場合には鋳造
工程は実際上位置とは無関係に行なうことができるのに
対して、第3図から第6図までに示したような型を使用
する鋳造工程は水平に対して傾きを持った冷却面の移動
方向によって拘束され、鋳造ストリップは重力に抗して
且つ変化する上向き角度で型から送出される。
鋳造開始後は、以後も溶融金属が制御不能状態で流出し
ないように、移動する冷却面のスピードを選定する。そ
のために、くさび形凝固面が型の内側にあるようにスピ
ードを選定する。
第7図および第8図に示した実施例は、第1図、第2図
の実施例とは次の特徴のみが異なる。すなわち、ス) 
IJッゾ送出側の型孔縁部(dle 1ip)17ばば
ね部材18A、18Bによって押圧されており、鋳造さ
れたストリップから受ける圧力が限界値になったときに
この型孔縁部は動く。
型孔縁部17は、ストリップの厚さを調整できるように
、調整ネジまたは調整くさび(図示せず)によって調整
されることができる。第9図、第10図に示した実施例
は、第1図、第2図の実施例°とは次の特徴のみが異な
る。すなわち、回転可能なユニットの中に2つの有孔型
19.20が、一方が他方の後方に近接してあり且つ互
に平行であるように作られる。2つの有孔型19.20
から出現する溶融金属が、第1の有孔型19の帯域内の
凝固面端部の溶融相内で合流するので、このような型を
使用することによって2層の境界帯域で密接に相互結合
した2層帯材が製造できる〇第11図、第12図に示し
た実施例は第1図、第2図とは次の特徴が異なる。すな
わち、2つの有孔型21.22が並列に近接して配置さ
れ1つの回転可能なユニットの状態に作られる。溶融金
属は溶融相内の共通中央孔縁部の帯域で合流する。
この実施例では、並列に配置され互の隣接側端で密接に
結合された2つのIJ &ンから成るストリップを製造
することができる。
第13図に示した実施例は第1図、第2図の実施例とは
次の特徴が異なる。すなわち、型の孔は、冷却面の移動
方向と直角の向きの2つのウェブ23.24によって3
つの独立した孔25.26・27に細分される。個々の
孔25,26.27の帯域でくさび形凝固面が形成する
と共に、各ウェブ23124の帯域では既に凝固が完了
した層が更に冷却される。ウェブ23,24の帯域内の
層の上では、ダク)28.29を経由した保護ガスが作
用する。冷却距離al+a2はそれぞれ先行する型孔2
5,26の@b 1 l b 2の0.8〜16倍とす
べきである。このように作られた多数方式の型によって
、個々の層は比較的薄い複数の層から成る非晶質凝固し
た厚い金属ス) IJツブを製造することができる。
第14図、15図に示した実施例の特徴は次のとおりで
ある。すなわち、型30を経由して下方から溶融金属が
導入される鋳造間Vが2つの冷却ホイール31.32に
よって形成される。2つの該ホイールは水平面内で互に
平行して並列に配置され、鋳造間隙の帯域内での向きが
一致するような回転をする。冷却ホイール31.32の
間隔を調整して鋳造間隙の内幅を調整することができる
この実施例は、互に直接膜シ合う2つの有孔型と同様に
作用し、冷却ホイール31.32の上でストリップの2
層の2つの凝固面が鋳造され、冷却ホイール31.32
が実際上ス) IJツブ送・出側型孔縁部の機能を果し
、型孔縁部は存在し々い。
鋳造開始の際に、溶融金属の側方への流出を防止しなが
ら凝固面を冷却ホイール31.32の冷却面のスピード
に依存して形成させるために、鋳造間隙の幅を小さい初
期値から必要とするス) IJツブの厚さに対応する最
終値にまで増加させる。このようにすれば、溶融金属の
望ましくない流出は回避される。この実施例は第1図、
第2図に示した実施例の原理に基ずく。
第16図、第17図に示した実施例は、単一の型からで
はなく2つの型33.34から供給を受けるという特徴
点が、第14図、第15図に示した実施例とは異なる。
この実施例では、異種金属から成る2層ストリップ、す
なわちバイメタル型ストリップを製造することができる
。この場合も第9図、第10図に示した実施例のように
2層の金属は溶融相内で合流する。第5図、第6図に示
した実施例のように、スズラッシュに対するエプロン状
の防御部35を両側に設けることができる。
もちろん、このような防御部は第14図、第15図に示
した実施例においても設けることができる。
第18図から第21図までに示した実施例においては、
ストリップ送出側孔縁部36.37は輪郭形状(グロフ
ィル)を有する。すなわち、ストリップ送出側孔縁部と
冷却面との距離が型の幅方向に沿って変化している。溶
融金属が制御不能状態で流出するのを防止し且つこの輪
郭形状を可能とする凝固面を形成させるために、冷却面
移動方向から見た型の幅を個々のストリップ厚さに対応
させて特別に形作る。すなわち、ストリップ厚さが薄く
、したがって型孔縁部と冷却面との距離も短い位置では
型の幅は小さく、ス) IJツブ厚さが厚く、したがっ
て型孔縁部と冷却面との距離も長い位置では型の幅は大
きい。型孔縁部の輪郭形状を第20固在部分に示す。
溶融金属の望ましくない流出の防止と輪郭形状の高度の
寸法精度とを確保するこの原理によって、極めて多様な
輪郭形状のストリップとストランドを鋳造することがで
きる。
第22図から第33図までに示した実施例によって、更
に公差が狭く、ス) IJツブ表面の平滑度の高い鋳造
を行なうことができる。
第22図から第24図の場合は、有孔型101の型本体
102はホルダー103の中に配置される。有孔型10
1の内室104は流路105を経由して溶融金属槽(図
示せず)に接続している。
溶融金属は圧力によって内室104の中に導入される。
矢印108の方向に調整可能である冷却部材(図示せず
)における冷却面107と有孔型101との傾きおよび
型端面との距離は調整部材106によって調整できる。
第24図に示したように、冷却面107が矢印108の
方向にスピードτで前進するのに伴って、冷却面107
の上の内室104の帯域でくさび形凝固部109が形成
され、凝固部は内室104のストリップ送出側端部で最
終的なス) IJツブ110の厚さdになる。したがっ
て、内室104の帯域内で凝固が完了する。
冷却面送入側、ストリップ送出側、および側方の型孔縁
部の型端面には中間室(浅い窪み部)115〜118が
設けられておυ、端面ガス緩衝帯(gas cushi
on) 123 e 124 * 125 +126を
形成するためのガスが流路119〜122を経由して各
中間室に供給され、有孔型は端面ガス緩衝帯を介して冷
却面107および凝固が完了したストリッf110の上
面の上にのっている。
型孔縁部111〜114と冷却面107およびストリッ
fl 10との距離は各ガス緩衝帯123〜126内の
ガス圧によって調整することができる。
以下:f、白 第25図から第28図に示した実施例は第22図から第
24図の実施例とは異なる。加圧されたガスが供給され
、桟のような多孔体127〜130を経由して配送され
、各多孔体の、内室135に隣接する側面には気密被膜
129aが設けられており、供給されたガスはそれによ
って、第28図に示すように、各多孔体128〜130
の多孔端面の前方に堆積してから流れ去る。多孔体12
7゜129.130はくさび形溝131〜133の中に
固定されているが、ストリップ送出側多孔体128は、
冷却面107の移動方向に調整可能な平行壁部を具備し
た溝134の中に保持されている。このようにして多孔
体128によるガス緩衝帯はストリップ厚さの変動に自
ら適合し、支持を確保する。第22図〜第24図との第
2の相異点は次のとおりである。すなわち、多孔体を含
むガス緩衝帯127〜130と内室135との間に中間
室136,137が設けられ、各中間室の中には流路1
38,139を経由して加熱された保護ガスを導入する
こともでき、また、各中間室を経由してガス緩衝帯から
の流出ガスを取り除くこともできるが、いずれもその目
的はストリップ表面の酸化を防止することである。もう
一つの目的は、特に保護ガスの供給とガス緩衝帯からの
流出ガスの除去とによって、凝縮物のビードおよびガス
が冷却面107とストリップの隣接面との間に拡がって
ス) IJッゾ表面の平滑性を劣化させるのを防止する
ことである。
通常は、鋳造ストリップ110よりも冷却面107の方
が幅が広いから、熱の除去はストリップ中央部よりス)
 IJツブ側端部からの方がよい。
そのため、内室の帯域内におけるくさび形凝固面はスト
リップ中央部よりストリップ側端部の方が鋭い。第29
図〜第31図に示した実施例はこの事実を考慮したもの
である。ストリップ側端部ては帯域W1の中で凝固が完
了するが、ストリップ中央部では凝固中の範囲が帯域W
まで拡がる。多孔体140を含むストリップ送出側ガス
緩衝帯の距離を他の実施例の場合よりも大きくとること
によって、ストリップ143の側端側凝固部141゜1
42の間の溶融金属が、内室の送出側端部145を通過
してこのような端部145と多孔体140とのF田の区
域で凝固することができる。この帯域で形成される圧力
によって、中央部のより大きい間隙から溶融金属が制御
不能状態で流出することがない。
第29図から第31図の実施例はそれ以前の実施例とは
次の特徴が異なる。すなわち、ストリップ送出側端部1
45が、加熱装置146によって加熱される可換式の桟
147によって形成される。
加熱された桟は、ストリップ頭部側の金属が端部145
と同じ位早期に凝固するのを防止し、それによってスl
クグ表面の平滑性を確保する。また、この実施例はそれ
以前のものとは次の特徴も異なる。すなわち、送入側孔
縁部および送出側孔縁部の各多孔体140iI′i、少
なくとも部分的円形断面と平皿形端面とを有し且つ嵌合
溝内の自己の軸のまわりに回転することができる。その
結果各条孔体140の平皿形端面は、型端面がどのよう
な角度で傾いているときにも、冷却面およびストリップ
表面と平行になるように自ら14mされる。
更に相異点は、側方の多孔体148が鉛直方向の調整の
だめに溝の中に支持されており、それによって型端面の
傾き角度に応じて自ら調整されることである。
第32図および第33図に示した実施例においては、部
分的円形断面と平皿形端面とを信する多孔体150〜1
53が調整可能なホルダー154〜157の中に配Iさ
れ、それによって、有孔型の姿勢が冷却面に応じて調整
できると共に、これとは独立に、多孔体150〜153
を伴うホルダー154〜157が調整できる。更に、可
換大聖孔縁部158.159が型本体の中に挿入され且
つこれらはダク)160.161を通じて加熱できる。
通気性の多孔体127〜130.140,150〜15
3は、冷却面の材質に応じて一定の耐異常時特性を極力
備えた焼結材、セラミック・ファイバー、カーボン・グ
ラファイト等の材料から成ることが望ましい。
挿入および加熱の可能な型孔縁部145.158゜15
9に適する材料は、たとえばタングステン、モリブデン
その他の高耐熱性金属、あるいはAt20x、 、 S
IC、5t3N4. ZrO2,MgO等のような耐摩
耗性および耐熱衝撃性を有するセラミック材料等である
。ただし、型孔縁部を挿入する代りに、上記のような材
料を型本体又は型端面の上に焼結させあるいは型本体又
は型端面の強化のために使用することもできる。型孔縁
部は加熱されることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、冷却部材の水平方向移動可能冷却面上方の枢
軸回転可能な有孔型の鋳造開始期の状態を示す冷却面移
動方向の断面図、 第2図は、第1図の有孔型の鋳造開始後の状態を示す断
面図、 第3図は、冷却部材の鉛直方向移動可能冷却面側方の回
転しない有孔型の鋳造開始期の状態を示す冷却面移動方
向の断面図、 第4図は、第3図の有孔型の鋳造開始後の状態を示す断
面図、 第5図は、第4図の有孔型が側面付属部を具備した状態
を示す断面図、 第6図は、第5図の線1−1断面における第5図の有孔
型の断面図、 第7図は、冷却部材の水平方向移動可能冷却面の上方に
めって、圧力に屈して動く送出側型孔縁部を有する回転
可能な有孔型の冷却面移動方向の断面図、 第8図は、第7図の線U−ttにおける第7図の有孔型
の断面図、 第9図は、冷却部材が具備する水平に配置され移動可能
な冷却面の上方にあって、冷却面移動方向に対して前後
に並び配された2つの孔を有する回転可能な有孔型の鋳
造開始期の状態を示す冷却面移動方向の断面図、 第10図は、第9図の線■−■における第9図の有孔型
の断面図、 第11図は、冷却床が具備する水平に配置され移動可能
な冷却面の上方にあって、冷却面移動方向に対して横方
向に並び配された2つの孔を有する回転可能な有孔型の
鋳造開始期の状態を示す冷却面移動方向の断面図、 第12図は、第11図の線IV−IVにおける第11図
の有孔型の断面図、 第13図は、冷却部材が具備する水平に配置きれ移動可
能な冷却面の上方にあって、冷却面移動方向に対して前
後に並び配された3つの孔を有する回転可能な有孔型の
鋳造開始期の状態を示す冷却面移動方向の断面図、 第14図は、水平面内で互に平行に配置され且つ冷却面
を各々有する2つの回転可能なホイールを伴なう有孔型
の鋳造開始期の状態を示す、冷却面が対面して移動する
方向の断面図、 第15図は、第14図の有孔型の鋳造開始後の状態を示
す、冷却面が対面して移動する方向の断面図、 第16図は、水平面内で互に平行に配置され且つ冷却面
を各々有する2つの回転可能なホイールを伴ない、2つ
の孔を有する有孔型(第14図および第15図の実施例
の変形)の鋳造開始期の状態を示す、冷却面が対面して
移動する方向の断面図、第17図は、第16図の線v−
■における第16図の有孔型の断面図、 第18図は、冷却部材の鉛直方向移動可能冷却面側方に
あって、輪郭形状(プロフィル)を持つ送出側型孔縁部
を有する回転しない有孔型の鋳造開始期の状態を示す冷
却面移動方向の断面図、第19図は、第18図の入方向
から見た有孔型の平面図、 第20図は、冷却部材の鉛直方向移動可能冷却面側方に
あって、輪郭形状(プロフィル)を持っ送出側型孔縁部
を育する回転しない有孔型(第18図および第19図の
実施例の変形)の鋳造開始期の状態を示す冷却面移動方
向の断面図、第21図は、第20図のB方向から見た有
孔型の平面図、 M22図は、冷却部材の移動可能冷却面上にガス緩衝帯
を介して保持された有孔型の端面の平面図(第24図O
a! I −[における)、第23図は、第22図の線
■−Hにおける第22図の有孔型の断面図、 第24図は、第22図の線■−■における第22図の有
孔型の断面図、 第25図は、冷却部材の移動可能冷却面上にガス緩衝帯
を介して保持された有孔型の端面の平面図(第27図の
線1−1における)、 第26図は、第25図の線ロー■における第25図の有
孔型の断面図、 第27図は、第25図の線III−IIIにおける第2
5図の有孔型の断面図、 第28図は、第26図の有孔型の部分拡大図、第29図
は、冷却部材の移動可能冷却面上にガス緩衝帯を介して
保持された有孔型の端面の平面図(第31図の想1−1
における)、 第30図は、第29図の有孔型の断面図(第31図の線
[−Hにおける)、 第31図は、第29図の線ト1における第29図の有孔
型の断面図、 第32図は、冷却部材の移動可能冷却面上にガス緩衝帯
を介して保持された有孔型の端面の平面図(第33図の
M!−1における)、および第33図は、第32図の線
1−1における第32図の有孔型の断面図、 である。 2.9.19〜22,30,34,101:有孔型、1
.8,38.39:冷却部材、107:冷却面、3,1
0,40.41:冷却面送入側型孔縁部、5,11.1
7,36.37:ストリップ送出側型孔縁部、6,16
.109:<さび形凝固面、7,12,110.143
ニストリツプ、31.32:冷却ホイール、123〜1
26:ガス緩衝帯、127〜130,140,150〜
153:多孔体。 以下余白 U− “H−− 一臼 ] 一一 1頁の続き 優先権主張  [相]198岬1月29日[相]西ドイ
ツ(DE)■P3602594.1発 明 者  ベー
ター ドライウラ  ドイツ連邦共和国、デデナー シ
ュトラーセ −−5860イゼルローン 1.メン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ストリップ状あるいは部材状の金属ストランドの製
    造方法であって、溶融金属が、有孔型の状態に作られた
    型から該型との間に狭い間隙を維持しながら移動する冷
    却部材の冷却面の上に供給される金属ストランドの製造
    方法において、該型の帯域内にある該冷却部材の移動す
    る該冷却面の上に鋳造開始の際にくさび形凝固面を形成
    させ、該冷却面のスピードを調整し、ストランド送出側
    型孔縁部における自由間隙を、小さな初期値から、溶融
    金属の制御不能な流出を防止しながら徐々に増加させて
    、所要のストランド厚さに対応し且つ溶融金属の制御不
    能な流出を防止する最終値に至らしめることを特徴とす
    る金属ストランドの製造方法。 2、前記自由間隙には前記型の側方型孔縁部における自
    由間隙も含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の金属ストランドの製造方法。 3、前記鋳造開始後、前記冷却部材の前記冷却面の前記
    スピードを、前記凝固面が前記型の内側に維持されるよ
    うに調整することを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の金属ストランドの製造方法。 4、前記型が2つ設けられ、第1の型の直ぐ上流側に配
    置された第2の型からの溶融金属が、前記冷却面から隔
    てられた鋳造金属ストリップ表面に、第1の型からと同
    様に供給されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2項に記載の金属ストランドの製造方法。 5、前記第2の型からの溶融金属が、表面がまだ溶融状
    態にある、前記第1の型からの金属ストリップに供給さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の金属
    ストランドの製造方法。 6、前記冷却面から隔てられた、前記第1の型からのス
    トリップ表面が、更に溶融金属の供給を受けるまでは酸
    化の影響から保護されることを特徴とする特許請求の範
    囲第4項または第5項に記載の金属ストランドの製造方
    法。 7、複数の前記型が設けられ、第2またはそれ以降の型
    からの溶融金属が、前記移動冷却面上に第1の型からの
    溶融金属の横に直接隣り合って第1の型からと同様に供
    給され、該複数の型から出現する溶融金属がその境界帯
    域において溶融相内で合流することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載の
    金属ストランドの製造方法。 8、異種金属が合流させられることを特徴とする特許請
    求の範囲第4項から第6項までのいずれか1項に記載の
    金属ストランドの製造方法。 9、複数の層が積層して鋳造される際に、直接の後続の
    層が鋳造される前に各層が冷却区間を通ることを特徴と
    する特許請求の範囲第4項から第6項までのいずれか1
    項に記載の金属ストランドの製造方法。 10、前記冷却区間の各々において、前記冷却面から隔
    てられた個々の前記層の表面が保護ガス雰囲気下または
    少なくとも部分的に減圧雰囲気下に維持されることを特
    徴とする特許請求の範囲第9項記載の金属ストランドの
    製造方法。 11、前記冷却部材の前記冷却面の移動方向における前
    記冷却区間の長さが、その手前の前記型の幅の0.8〜
    16倍であることを特徴とする特許請求の範囲第9項ま
    たは第10項に記載の金属ストランドの製造方法。 12、前記送出側型孔縁部は設けず、溶融金属が2つの
    冷却部材の各冷却面の間で鋳造され、該冷却面の相互間
    距離が進行する前記凝固面に対応して調整され、該溶融
    金属のための該送出側型孔縁部の機能は該各冷却面の上
    の他のストランドの凝固面によって果されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか
    1項に記載の金属ストランドの製造方法。 13、異種金属が、平行に配置された複数の前記有孔型
    から2つの該冷却面の上に供給され、かつ前記溶融相内
    の前記凝固面によって合流することを特徴とする特許請
    求の範囲第12項記載の金属ストランドの製造方法。 14、ストリップ状あるいは部材状の金属ストランドの
    製造方法であって、溶融金属が、有孔型の状態に作られ
    た型から該型との間に狭い間隙を維持しながら移動する
    冷却部材の冷却面に供給される金属ストランドの製造方
    法において、該型の帯域内にある該冷却部材の上向きに
    移動する該冷却面の上に鋳造の開始期にくさび形の凝固
    面を形成させ、該冷却部材の該冷却面と該冷却部材の側
    端に沿って配置された型孔縁部との間に溶湯浴面を送出
    側型孔縁によって決定されるストランド厚さにまで徐々
    に上昇させ、該溶湯浴面が該送出側型孔縁部に達したと
    きに該凝固面と該送出側型孔縁部との間の間隙が該溶融
    金属の制御不能な流出を防止するほど十分小さいことを
    特徴とする金属ストランドの製造方法。 15、前記溶湯浴面を、側方型孔縁部と前記凝固面との
    間の自由間隙が溶融金属の制御不能な流出を十分防止す
    る程小さく維持されるように上昇させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第14項記載の金属ストランドの製造
    方法。 16、前記鋳造開始後、前記冷却部材の前記冷却面の前
    記スピードを、前記凝固面が前記型の内側に維持される
    ように調整することを特徴とする特許請求の範囲第14
    項または第15項に記載の金属ストランドの製造方法。 17、前記型が2つ設けられ、第1の型の直ぐ上流側に
    配置された第2の型からの溶融金属が、前記冷却面から
    隔てられた鋳造金属ストリップ表面に、第1の型からと
    同様に供給されることを特徴とする特許請求の範囲第1
    4項に記載の金属ストランドの製造方法。 18、前記第2の型から溶融金属が、表面がまだ溶融状
    態にある、前記第1の型からの金属ストリップに供給さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第17項記載の金
    属ストランドの製造方法。 19、前記冷却面から隔てられた、前記第1の型からの
    ストリップ表面が、更に溶融金属の供給を受けるまでは
    酸化の影響から保護されることを特徴とする特許請求の
    範囲第17項または第18項に記載の金属ストランドの
    製造方法。 20、複数の前記型が設けられ、第2またはそれ以降の
    型からの溶融金属が、前記移動冷却面上に第1の型から
    の溶融金属の横に直接隣り合って第1の型からと同様に
    供給され、該複数の型から出現する溶融金属がその境界
    帯域において溶融相内で合流することを特徴とする特許
    請求の範囲第14項から第16項までのいずれか1項に
    記載の金属ストランドの製造方法。 21、異種金属が合流させられることを特徴とする特許
    請求の範囲第17項から第19項までのいずれか1項に
    記載の金属ストランドの製造方法。 22、複数の層が積層して鋳造される際に、直接の後続
    の層が鋳造される前に各層が冷却区間を通ることを特徴
    とする特許請求の範囲第17項から第19項までのいず
    れか1項に記載の金属ストランドの製造方法。 23、前記冷却区間の各々において、前記冷却面から隔
    てられた個々の前記層の表面が保護ガス雰囲気下または
    少なくとも部分的に減圧雰囲気下に維持されることを特
    徴とする特許請求の範囲第22項記載の金属ストランド
    の製造方法。 24、前記冷却部材の前記冷却面の移動方向における前
    記冷却区間の長さが、その手前の前記型の幅の0.8〜
    16倍であることを特徴とする特許請求の範囲第22項
    または第23項に記載の金属ストランドの製造方法。 25、前記送出側型孔縁部は設けず、溶融金属が2つの
    冷却部材の各冷却面の間で鋳造され、該冷冷面の相互間
    距離が進行する前記凝固面に対応して調整され、該溶融
    金属のための該送出側型孔縁部の機能は該各冷却面の上
    の他のストランドの凝固面によって果されることを特徴
    とする特許請求の範囲第14項から第16項までのいず
    れか1項に記載の金属ストランドの製造方法。 26、異種金属が、平行に配置された複数の前記有孔型
    から2つの該冷却面の上に供給され、かつ前記溶融相内
    の前記凝固面によって合流することを特徴とする特許請
    求の範囲第25項記載の金属ストランドの製造方法。 27、溶融金属が、有孔型の状態に作られた型から該型
    との間に狭い間隙を維持しながら移動する冷却部材の冷
    却面の上に供給される、ストリップ状あるいは部材状の
    金属ストランドの製造装置であって、該型の帯域内にあ
    る該冷却部材の移動する該冷却面の上に鋳造開始の際に
    くさび形凝固面を形成させ、該冷却面のスピードを調整
    し、ストランド送出側型孔縁部における自由間隙を、小
    さな初期値から、溶融金属の制御不能な流出を防止しな
    がら徐々に増加させて、所要のストランド厚さに対応し
    且つ溶融金属の制御不能な流出を防止する最終値に至ら
    しめる金属ストランドの製造装置において、有効型の状
    態に作られ且つ送出側型孔縁部を有する型、該型と接続
    された溶融金属貯蔵槽、該型の端面の上流側との間に狭
    い間隙をはさんで配置され且つ該型に対して移動できる
    冷却部材、および該冷却部材の冷却面であってその上に
    溶融金属を供給することができる冷却面を有し、該送出
    側型孔縁部(5)から該冷却部材(1)の該冷却面まで
    の距離を調整できることを特徴とする金属ストランドの
    製造装置。 28、前記自由間隙に側方型孔縁部における自由間隙も
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第27項記載の金
    属ストランドの製造装置。 29、前記冷却部材が前記端面に対して傾いていること
    を特徴とする特許請求の範囲第27項または第28項に
    記載の金属ストランドの製造装置。 30、前記型が、前記冷却部材(1)の前記冷却面と平
    行で且つ前記冷却面の移動方向に直角な軸(3)のまわ
    りに回転できることを特徴とする特許請求の範囲第27
    項から第29項までのいずれか1項に記載の金属ストラ
    ンドの製造装置。 31、前記鋳造開始後、前記冷却部材の前記冷却面の前
    記スピードを、前記凝固面が前記型の内側に維持される
    ように調整することを特徴とする特許請求の範囲第27
    項または第28項に記載の金属ストランドの製造装置。 32、前記送出側型孔縁部は設けず、溶融金属が2つの
    冷却部材の各冷却面の間で鋳造され、該冷却面の相互間
    距離が進行する前記凝固面に対応して調整され、該溶融
    金属のための該送出側型孔縁部の機能は該各冷却面の上
    の他のストランドの凝固面によって果されることを特徴
    とする特許請求の範囲第27項から第29項までおよび
    第31項のいずれか1項に記載の金属ストランドの製造
    装置。 33、貯蔵槽から溶融金属を供給される、有孔型の状態
    に作られた型と、該溶融金属の供給を受けることができ
    る冷却面を具備した移動する冷却部材とを有し、第1の
    該冷却部材(31)と第2の該冷却部材(32)とが互
    の横に、可変距離を置いて配置され、各該冷却部材の該
    冷却面は同一方向に移動可能であり協調作動して鋳造間
    隙を形成し、該有孔型は下方から溶融金属を供給される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第32項記載の金属ス
    トランドの製造装置。 34、前記冷却部材(31、32)がローラーの状態に
    作られていることを特徴とする特許請求の範囲第33項
    記載の金属ストランドの製造装置。 35、互に平行に配置された2つの有孔型(33、34
    )からの溶融金属が前記鋳造間隙に供給されることを特
    徴とする特許請求の範囲第33項記載の金属ストランド
    の製造装置。 36、前記型(9、33、34)の前記側方型孔縁部が
    スプラッシュに対する保護のための突起状付属部(13
    、14、35)を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第27項から第30項までおよび第33項から第35
    項までのいずれか1項に記載の金属ストランドの製造装
    置。 37、前記ストランド送出側型孔縁部(17)が圧力に
    屈して動くように設置されることを特徴とする特許請求
    の範囲第21項から第30項までのいずれか1項に記載
    の金属ストランドの製造装置。 38、複数の前記型(19、20、25、26、27;
    21、22)が互に接近して且つ前記冷却面の移動方向
    に対して横方向又は前後方向に並び配されることを特徴
    とする特許請求の範囲第27項から第30項までのいず
    れか1項に記載の金属ストランドの製造装置。 39、複数の孔(25、26、27)が1つの有孔型内
    に前記冷却面の移動方向に対して横方向又は前後方向に
    並び配され、隣り合う孔同士の距離が先行する孔の幅の
    0.8〜16倍であることを特徴とする特許請求の範囲
    第27項から第30項までおよび第33項から第34項
    までのいずれか1項に記載の金属ストランドの製造装置
    。 40、前記孔(25、26、27)の各々の間のストリ
    ップの上に空間が設けられ、該空間が部分的に減圧され
    又は保護ガスの作用を受けることを特徴とする特許請求
    の範囲第39項記載の金属ストランドの製造装置。 41、前記ストランド送出側型孔縁部(36、37)は
    、前記冷却部材(38、39)の前記冷却面に関連して
    ストランドの幅方向に幅が変化する間隙を形成するよう
    な輪郭形状を有し、前記冷却面送入側型孔縁部(40、
    41)は、小さい間隙の帯域におけるよりも大きい間隙
    の帯域において該冷却面送入側型孔縁部(40、41)
    が該ストランド送出側型孔縁部(36、37)からより
    大きい距離にあるように、該冷却部材(38、39)の
    該冷却面の方向において該ストランド送出側型孔縁部(
    36、37)の断面に対応して調整して設けられること
    を特徴とする特許請求の範囲第27項から第30項まで
    のいずれか1項に記載の金属ストランドの製造装置。 42、異種金属が、平行に配置された複数の前記有孔型
    から2つの該冷却面の上に供給され、かつ前記溶融相内
    の前記凝固面によって合流することを特徴とする特許請
    求の範囲第32項記載の金属ストランドの製造装置。 43、前記輪郭形状が前記冷却部材の表面の中にはめ込
    まれることを特徴とする特許請求の範囲第27項から第
    30項までおよび第32項から第40項までのいずれか
    1項に記載の金属ストランドの製造装置。 44、前記型が2つ設けられ、第1の型の直ぐ上流側に
    配置された第2の型からの溶融金属が、前記冷却面から
    隔てられた鋳造金属ストリップ表面に、第1の型からと
    同様に供給されることを特徴とする特許請求の範囲第2
    7項または第28項に記載の金属ストランドの製造装置
    。 45、前記第2の型からの溶融金属が、表面がまだ溶融
    状態にある、前記第1の型からの金属ストリップに供給
    されることを特徴とする特許請求の範囲第44項記載の
    金属ストランドの製造装置。 46、少なくとも冷却面送入側の前記ガス緩衝帯(12
    3)が、加熱されたガスの作用を受けることを特徴とす
    る特許請求の範囲第27項から第29項まで、第31項
    、第44項、および第45項のいずれか1項に記載の金
    属ストランドの製造装置。 47、前記ガス緩衝帯(127〜130)が多孔体を含
    み、該多孔体を経由して圧力形成に必要なガスが供給さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第46項記載の金
    属ストランドの製造装置。 48、前記多孔体は、自ら自動的に前記冷却面および/
    あるいはストランド表面に対応した姿勢をとるように、
    前記有効型の本体(102)の案内部(134)の中で
    動きを確保した状態で保持されることを特徴とする特許
    請求の範囲第47項記載の金属ストランドの製造装置。 49、前記中間室の各々が、必要ならば前記多孔体(1
    50、151)と一緒に、前記有孔型の本体に対応して
    姿勢を調整され得ることを特徴とする特許請求の範囲第
    46項から第48項までのいずれか1項に記載の金属ス
    トランドの製造装置。 50、溶融金属が、有孔型の状態に作られた型から該型
    との間に狭い間隙を維持しながら移動する冷却部材の冷
    却面に供給される、ストリップ状あるいは部材状の金属
    ストランドの製造装置であって、該型の帯域内にある該
    冷却部材の上向きに移動する該冷却面の上に鋳造の開始
    期にくさび形の凝固面を形成させ、該冷却部材の該冷却
    面と該冷却部材の側端に沿って配置された型孔縁部との
    間の溶湯浴面を送出側型孔縁によって決定されるストラ
    ンド厚さにまで徐々に上昇させ、該溶湯浴面が該送出側
    型孔縁部に達したときに該凝固面と該送出側型孔縁部と
    の間の間隙が該溶融金属の制御不能な流出を防止するほ
    ど十分小さいことを特徴とする金属ストランドの製造装
    置において、有孔量の状態に作られた型、該型と接続さ
    れた溶融金属貯蔵槽、該型の手前から始まり該型の端面
    との間に狭い間隙をはさんで配置され且つ該型に対して
    移動できる冷却部材、および該冷却部材の冷却面であっ
    て、その上に溶融金属を供給することができる冷却面を
    有し、該冷却部材(8)の該冷却面が該型(9)の帯域
    に水平と傾きをもって配置され、冷却面送入側およびス
    トランド送出側の型孔縁部間における型の幅(内のり)
    が、鋳造されるストランド(12)のくさび形凝固面の
    長さと対応することを特徴とする金属ストランドの製造
    装置。 51、前記冷却部材が前記端面に対して傾いていること
    を特徴とする特許請求の範囲第50項記載の金属ストラ
    ンドの製造装置。 52、前記溶湯浴面を、側方型孔縁部と前記凝固面との
    間の自由間隙が溶融金属の制御不能な流出を十分防止す
    る程小さく維持されるように上昇させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第50項または第51項に記載の金属
    ストランドの製造装置。 53、前記鋳造開始後、前記冷却部材の前記冷却面の前
    記スピードを、前記凝固面が前記型の内側に維持される
    ように調整することを特徴とする特許請求の範囲第50
    項または第51項に記載の金属ストランドの製造装置。 54、前記送出側型孔縁部は設けず、溶融金属が2つの
    冷却部材の各冷却面の間で鋳造され、該冷却面の相互間
    距離が進行する前記凝固面に対応して調整され、該溶融
    金属のための該送出側型孔縁部の機能は該各冷却面の上
    の他のストランドの凝固面によって果されることを特徴
    とする特許請求の範囲第50項から第53項までのいず
    れか1項に記載の金属ストランドの製造装置。 55、貯蔵槽から溶融金属を供給される、有孔型の状態
    に作られた型と、該溶融金属の供給を受けることができ
    る冷却面を具備した移動する冷却部材とを有し、第1の
    該冷却部材(31)と第2の該冷却部材(32)とが互
    の横に、可変距離を置いて配置され、各該冷却部材の該
    冷却面は同一方向に移動可能であり且つ協調作動して鋳
    造間隙を形成し、該有孔型は下方から溶融金属を供給さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第54項記載の金
    属ストランドの製造装置。 56、前記冷却部材(31、32)がローラーの状態に
    作られていることを特徴とする特許請求の範囲第55項
    記載の金属ストランドの製造装置。 57、互に平行に配置された2つの有孔型(33、34
    )からの溶融金属が前記鋳造間隙に供給されることを特
    徴とする特許請求の範囲第55項記載の金属ストランド
    の製造装置。 58、前記型(9、33、34)の前記側方型孔縁部が
    スプラッシュに対する保護のための突起状付属部(13
    、14、35)を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第50項から第52項までおよび第55項から第57
    項までのいずれか1項に記載の金属ストランドの製造装
    置。 59、前記ストランド送出側型孔縁部(17)が圧力に
    屈して動くように設置されることを特徴とする特許請求
    の範囲第50項から第52項までのいずれか1項に記載
    の金属ストランドの製造装置。 60、複数の前記型(19、20、25、26、27;
    21、22)が互に接近して且つ前記冷却面の移動方向
    に対して横方向又は前後方向に並び配されることを特徴
    とする特許請求の範囲第50項から第52項までのいず
    れか1項に記載の金属ストランドの製造装置。 61、複数の孔(25、26、27)が1つの有孔型内
    に前記冷却面の移動方向に対して横方向又は前後方向に
    並び配され、隣り合う孔同士の距離が先行する孔の幅の
    0.8〜16倍であることを特徴とする特許請求の範囲
    第50項から第52項までおよび第55項から第56項
    までのいずれか1項に記載の金属ストランドの製造装置
    。 62、前記孔(25、26、27)の各々の間のストリ
    ップの上に空間が設けられ、該空間が部分的に減圧され
    又は保護ガスの作用を受けることを特徴とする特許請求
    の範囲第61項記載の金属ストランドの製造装置。 63、前記ストランド送出側型孔縁部(36、37)は
    、前記冷却部材(38、39)の前記冷却面に関連して
    ストランドの幅方向に幅が変化する間隙を形成するよう
    な輪郭形状を有し、前記冷却面送入側型孔縁部(40、
    41)は、小さい間隙の帯域におけるよりも大きい間隙
    の帯域において該冷却面送入側型孔縁部(40、41)
    が該ストランド送出側型孔縁部(36、37)からより
    大きい距離にあるように、該冷却部材(38、39)の
    該冷却面の方向において、該ストランド送出側型孔縁部
    (36、37)の断面に対応して調整して設けられるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第50項から第52項ま
    でのいずれか1項に記載の金属ストランドの製造装置。 64、異種金属が、平行に配置された複数の前記有孔型
    から2つの該冷却面の上に供給され、かつ前記溶融相内
    の前記凝固面によって合流させられることを特徴とする
    特許請求の範囲第54項記載の金属ストランドの製造装
    置。 65、前記輪郭形状が前記冷却部材の表面の中にはめ込
    まれることを特徴とする特許請求の範囲第50項から第
    52項までおよび第54項から第62項までのいずれか
    1項に記載の金属ストランドの製造装置。 66、前記型が2つ設けられ、第1の型の直ぐ上流側に
    配置された第2の型からの溶融金属が、前記冷却面から
    隔てられた鋳造金属ストリップ表面に、第1の型からと
    同様に供給されることを特徴とする特許請求の範囲第5
    0項または第51項に記載の金属ストランドの製造装置
    。 67、前記第2の型からの溶融金属が、表面がまだ溶融
    状態にある、前記第1の型からの金属ストリップに供給
    されることを特徴とする特許請求の範囲第66項記載の
    金属ストランドの製造装置。 68、少なくとも冷却面送入側の前記ガス緩衝帯(12
    3)が、加熱されたガスの作用を受けることを特徴とす
    る特許請求の範囲第50項から第53項まで、第66項
    、および第67項のいずれか1項に記載の金属ストラン
    ドの製造装置。 69、前記ガス緩衝帯(127〜130)が多孔体を含
    み、該多孔体を経由して圧力形成に必要なガスが供給さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第68項記載の金
    属ストランドの製造装置。 70、前記多孔体は、自ら自動的に前記冷却面および/
    あるいはストランド表面に対応した姿勢をとるように、
    前記有孔型の本体(102)の案内部(134)の中で
    動きを確保した状態で保持されることを特徴とする特許
    請求の範囲第69項記載の金属ストランドの製造装置。 71、前記中間室の各々が、必要ならば前記多孔体(1
    50、151)と一緒に、前記有孔型の本体に対応して
    姿勢を調整され得ることを特徴とする特許請求の範囲第
    68項から第70項までのいずれか1項に記載の金属ス
    トランドの製造装置。 72、金属ストランドおよび金属ストリップの製造装置
    において、溶融金属貯蔵槽と接続された有孔型、該型の
    端面の上流側との間に狭い間隙をはさんで配置され且つ
    該型に対して移動できる冷却部材、および該冷却部材の
    冷却面であって、その上に溶融金属を供給することがで
    きる冷却面を有し、該有孔型(101)はその該端面の
    端部(111〜114)において、複数のガス緩衝帯(
    123〜126)を介して冷却面(107)および鋳造
    された金属ストリップの自由表面(110)の上に保持
    されることを特徴とする金属ストランドの製造装置。 73、前記冷却部材が前記端面に対して傾いていること
    を特徴とする特許請求の範囲第72項記載の金属ストラ
    ンドの製造装置。 74、前記ガス緩衝帯(123〜126)が閉じた輪を
    形成することを特徴とする特許請求の範囲第72項また
    は第73項に記載の金属ストランドの製造装置。 75、前記ガス緩衝帯(123〜126)のガス圧を調
    整できることを特徴とする特許請求の範囲第72項から
    第74項までのいずれか1項に記載の金属ストランドの
    製造装置。 76、前記ガス緩衝帯(127〜130)の各々と少な
    くとも前記冷却面送入側型孔縁部との間に、部分的に減
    圧されることができ且つ加熱されたガスの供給経路とな
    ることができる中間室(136、137)が設けられる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第72項から第75項
    までのいずれか1項に記載の金属ストランドの製造装置
    。 77、前記中間室が前記側方型孔縁部の上流側に対応し
    て配置されることを特徴とする特許請求の範囲第76項
    記載の金属ストランドの製造装置。 78、前記中間室(137)が前記ストランド送出側型
    孔縁部の上流側に対応して配置されることを特徴とする
    特許請求の範囲第76項または第77項に記載の金属ス
    トランドの製造装置。 79、前記ガス緩衝帯(127〜130)が多孔体を含
    み、該多孔体を経由して圧力形成に必要なガスが供給さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第72項から第7
    8項までのいずれか1項に記載の金属ストランドの製造
    装置。 80、前記多孔体は、自ら自動的に前記冷却面および/
    あるいはストランド表面に対応した姿勢をとるように、
    前記有孔型の本体(102)の案内部(134)の中で
    動きを確保した状態で保持されることを特徴とする特許
    請求の範囲第79項記載の金属ストランドの製造装置。 81、前記中間室の各々が、必要ならば前記多孔体(1
    50、151)と一緒に、前記有孔型の本体に対応して
    姿勢を調整され得ることを特徴とする特許請求の範囲第
    72項から第78項まで、第79項、および第80項の
    いずれか1項に記載の金属ストランドの製造装置。
JP14151286A 1985-06-19 1986-06-19 金属ストランド,特にストリツプ状または部材状の金属ストランドの製造方法および装置 Pending JPS6254559A (ja)

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