JPS6254228B2 - - Google Patents

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JPS6254228B2
JPS6254228B2 JP53156512A JP15651278A JPS6254228B2 JP S6254228 B2 JPS6254228 B2 JP S6254228B2 JP 53156512 A JP53156512 A JP 53156512A JP 15651278 A JP15651278 A JP 15651278A JP S6254228 B2 JPS6254228 B2 JP S6254228B2
Authority
JP
Japan
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shadow mask
center
opening
pattern
rectangular pattern
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Expired
Application number
JP53156512A
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English (en)
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JPS5583125A (en
Inventor
Fusakichi Kido
Yasuhisa Ootake
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP15651278A priority Critical patent/JPS5583125A/ja
Publication of JPS5583125A publication Critical patent/JPS5583125A/ja
Publication of JPS6254228B2 publication Critical patent/JPS6254228B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/02Manufacture of electrodes or electrode systems
    • H01J9/14Manufacture of electrodes or electrode systems of non-emitting electrodes
    • H01J9/142Manufacture of electrodes or electrode systems of non-emitting electrodes of shadow-masks for colour television tubes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカラー受像管に内装されるシヤドウマ
スクの製造方法に関するものである。 カラー受像管に内装されるシヤドウマスクは通
常一枚のシヤドウマスク材に所定の配列で多数の
矩形状開口部を例えば写真蝕刻技術により穿設
し、この矩形状開孔部の穿設された平板状シヤド
ウマスクを前記カラー受像管のフエースプレート
内面に形成された螢光面の湾曲(曲率)と関係を
持たせてプレス加工により湾曲(曲率)を持たせ
シヤドウマスクを形成し、その後マスクフレーム
を介するか、直接シヤドウマスク支持構体を介し
て前記フエースプレートの側壁部にパネルピンな
どを介して固定し、電子銃からの複数電子ビーム
を前記矩形状開孔部により選択して前記螢光面を
形成する青、緑、赤各色に発光する螢光体層に射
突させ色画像を再現するようになつており、前記
矩形状開孔部は前記シヤドウマスクの一主面(電
子銃側)に於ては小矩形であり、他の主面(螢光
面側)に於ては大矩形であるように穿設されてい
る。 次にこの様なシヤドウマスクの製造方法を第1
図乃至第5図によつて説明する。 先ず第1図のように或る一定の厚さからなるシ
ヤドウマスク材1の両主面に光硬化性樹脂液(フ
オトレジスト)を塗布、乾燥して感光膜2,3を
全面に形成したのち、第2図のように小矩形状開
孔部に適応するパターン4が黒色となるようにし
た焼付用小矩形パターン用ネガ原板5を感光膜2
の表面に、大矩形開孔部に適応するパターン6が
黒色となるようにした焼付用大矩形パターン用ネ
ガ原板7を感光膜6の表面にそれぞれ位置合せを
行ない密着配置したのち、紫外線光源などを使用
し各々のパターン4,6を感光膜2,3に焼付け
たのち、前記ネガ原板5,7を取りはずし、第3
図に示すように前記感光膜2,3の前記パターン
4に適応する部分4パターン6に適応する部分
を除いて光硬化させる。次に第4図のように
温水などにより現像し未感光未硬化感光膜を溶解
除去し、シヤドウマスク1のパターン4及び6に
適応する部分4,6のシヤドウマスク材1表
面を露出させたのち、残存感光膜2,3とシヤド
ウマスク材1との密着性を向上させてエツチング
液による分解剥離を防止するために高温熱処理を
施す。次に前記4,6から塩化第2鉄などの
エツチング液を用いて蝕刻させ、第5図のように
所望の矩形状開孔部7の穿設を終わり、多数の矩
形状開孔部7が穿設された平板状のシヤドウマス
ク8を完成する。 この様にして形成された平板状シヤドウマスク
8は前述した様にカラー受像管に組込まれる前に
前記カラー受像管のフエースプレート内面に被着
形成された螢光面の湾曲と関係を持つようプレス
加工により湾曲を持たせ第6図に示す様に矩形状
開孔部の長辺方向に沿つた中心軸(垂直軸)yと
短辺方向に沿つた中心軸(水平軸)xを2軸とす
るシヤドウマスク11として図示しない支持構体
を介して同じく図示しないカラー受像管に装着さ
れ、電子銃から射出された電子ビームは偏向装置
により水平軸x及び垂直軸y方向に走査されなが
ら前記シヤドウマスク11の総ての矩形状開孔部
を介して螢光面に射突されカラー画像を再現させ
るが、この場合シヤドウマスク11の湾曲と、電
子ビームの開孔部に斜めに入射する角度の関係に
より電子ビームが矩形状開孔部の側壁部に衝突し
例えば第6図の矩形状開孔部12を通過した形状
は第7図aに示す12aの様になり、矩形状開孔
部13を通過した形状は第7図bに示す13aの
様になり、矩形状開孔部14を通過した形状は第
7図cに示す14aの様になり、第6図の中心近
傍の矩形状開孔部15を通過した形状のみがほぼ
矩形状の電子ビーム15aを得ることが出来る。
即ちシヤドウマスク11の中央部のみが理想的形
状になり他の部分に於ては所謂電子ビーム欠けを
起し、特に周辺部に行くに従つてこの現象が起り
易すく螢光面を照射する電子ビームの射突面積が
減少し、再生画像の周辺部の輝度を低下させると
共に、ホワイトユニフオーミテイの劣化を起すば
かりでなく矩形状開孔部の側壁に衝突した電子ビ
ームが螢光面の不所望部の螢光体に射突し発光さ
せる所謂管内散乱光障害の一要因となつている。 前述した電子ビーム欠けを防止するために大孔
ドツトの中心位置をずらしてドツト状開孔部を穿
設することにより電子ビームの入射角に合せた傾
斜を持たせ開孔部の側壁への電子ビームの衝突を
避けるという方法は特公昭47−7670号公報及び米
国特許第2663821号明細書にみられる。これらの
方法はドツト形シヤドウマスクに関して述べられ
たものであり、シヤドウマスクの中心部を除いて
螢光面側の開孔部中心を対応する電子銃面側の開
孔部中心に対してシヤドウマスクの周辺部に於け
る電子ビームの偏向角度に適合するようにずらし
てシヤドウマスクの開孔部を穿設することにより
基板の面に対して傾斜した開孔部を形成し、この
結果電子ビームの開孔部内壁への射突量を軽減で
き散乱光障害及び電子ビーム欠けを減少させると
いうものである。しかしこれらの方法は単に偏向
角に適合した傾斜を有するシヤドウマスク開孔部
を設けるのみであり、平板状シヤドウマスクのプ
レス成形後に於けるシヤドウマスクの湾曲を考え
ていない。これに対し通常カラー受像管に使用さ
れているシヤドウマスクは前述したようにエツチ
ングにより所望の開孔部を形成した平板状シヤド
ウマスクを螢光面の湾曲に適応した湾曲を有する
ようにプレス成形される。このためもし平板状シ
ヤドウマスクで偏向角に適合した傾斜を有する開
孔部を形成してもプレス成形後のシヤドウマスク
の開孔部の傾斜は平板状シヤドウマスクで考慮し
た偏向角との対応が取れない。従つて平板状シヤ
ドウマスクに開孔部を設ける場合には偏向角とと
もにマスク湾曲(曲率)によるずれを補正しなけ
れば、カラー受像管に装着されるシヤドウマスク
は正確に偏向角に適合した傾斜を有する開孔部と
云うことは出来ない。 本発明は前述した従来の欠点に鑑みなされたも
のであり、プレス成形後に於ても開孔部側壁への
電子ビームの衝突がなく、かつこの衝突によつて
発生する電子ビーム欠けがなく、更にシヤドウマ
スクの熱膨張によつて発生するピユリテイドリフ
トの少ないシヤドウマスクの製造方法を提供する
ことを目的としている。 次に本発明のシヤドウマスクの製造方法の基本
を第8図乃至第12図によつて説明する。 先ず第8図のように或る一定の厚さからなるシ
ヤドウマスク材21の両主面に光硬化性樹脂液
(フオトレジスト)を塗布、乾燥して感光膜2
2,23を形成する。次に第9図のように、小矩
形開孔部(電子銃側)に適応する黒色のパターン
24を有した焼付用小矩形パターン用ネガ原板2
5を感光膜22の表面に密着し、蛍光面側には大
矩形開孔部に適応する黒色のパターン26を有し
た焼付用大矩形パターン用ネガ原板27を感光膜
23の表面に位置合わせを行ない密着配置する。
この時、前記大矩形パターン用ネガ原板27のパ
ターン26の中心は、シヤドウマスク材21を平
板状シヤドウマスクを介してシヤドウマスクにし
た時の中心部を除き対応するパターン24の中心
に対してこのパターン24が位置する偏向角とシ
ヤドウマスクの傾斜角とを適合させて求めた位置
にずらしてある。次に、紫外線光源などを使用
し、各々のパターン24,26を感光膜22,2
3に焼付けたのち、前記ネガ原板25,27を取
りはずし、第10図に示すように前記感光膜2
2,23の前記パターン24に適応する部分24
とパターン6に適応する部分26を除いて光
硬化させる。次に、第11図のように、温水など
により現像し、未感光未硬化フオトレジストを溶
解除去し、金属板21のパターン24及び26に
適応する部分24,26のシヤドウマスク材
21表面を露出させる。しかる後、残存感光膜2
2,23とシヤドウマスク材21との密着性を向
上させてエツチング液による分解剥離を防止する
ために高温熱処理を施す。次に、前記24,2
から塩化第2鉄などのエツチング液を用いて
蝕刻させ、第12図のように所望の矩形状開孔部
27の穿設を終わり、多数の矩形状開孔部27が
穿設された平板状シヤドウマスク28を完成す
る。 この様にして形成された平板状シヤドウマスク
28は前述した様にカラー受像管に組込まれる前
に前記カラー受像管のフエースプレート内面に被
着形成された螢光面の湾曲(曲率)と関係を持つ
ようプレス加工により湾曲(曲率)を持たせ第1
3図に示す様に矩形状開孔部の長辺方向に沿つた
中心軸(垂直軸)yと短辺方向に沿つた中心軸
(水平軸)xを2軸とするシヤドウマスク31と
して図示しない支持構体を介して同じく図示しな
いカラー受像管に装着される。電子銃から射出さ
れた電子ビームは偏向装置により水平軸x及び垂
直軸y方向に走査されながら、前記シヤドウマス
ク11の総ての矩形状開孔部を介して螢光面に射
突され、カラー画像を再現させる。この場合シヤ
ドウマスクの開孔部は中心部の開孔部35を除き
他の開孔部32,33,34はシヤドウマスク材
21及び平板状シヤドウマスク材28に於て、前
もつて大矩形とこれに対応する小矩形のパターン
が、プレス加工した後のシヤドウマスク31の傾
斜角と、この部分の電子ビームの偏向角とを加味
して形成してある。そのため従来の第7図の様な
電子ビーム欠けの現象もなく、螢光面上のむらも
なく、またホワイトユニフオーミテイも良好であ
り、また管内散乱光障害も極めて少なくすること
が可能となる。 次に前述したシヤドウマスクの中心を除いて対
応する小矩形パターンの中心に対する大矩形パタ
ーンのずらし量について第14図により詳細に説
明する。 先ず第14図の記号について説明すると、垂直
線はシヤドウマスクの中心軸Zであり、破線41
の厚さ(l)からなるシヤドウマスク材または平板状
シヤドウマスクの電子ビーム入射角(偏向角)
(θd)とシヤドウマスクの曲率による傾斜角
(θm)を考慮した時の理想的な開孔部形状であ
る。この時小矩形パターンの中心を43にもつて
行き、この43から中心軸Zに平行な中心線Z′を
設け、この中心線Z′かD=l/tan(θd−θ
m)の一般式で表わされる距離(D)、即ちずらし量
をもつ点44を大矩形パターンの中心にしておく
と、平板状シヤドウマスクをプレス加工したシヤ
ドウマスクの矩形状開孔部42は小矩形パターン
の中心43′大矩形パターンの中心44′とを結ぶ
直線が電子ビーム入射線45と一致し理想的な開
孔部形状となる。この場合従来の様に平板状シヤ
ドウマスクに於て電子ビーム入射線45に沿つて
理想的な開口部形状46を取るよう、即ち小矩形
パターンの中心を43とし大矩形パターンの中心
を中心線Z′に対しDd=l/tanθdになるよう4
7とすると、プレス加工後の矩形状開口部は48
の様な形状になり側壁部49に電子ビームの衝突
が起こることになり理想的な開孔部とはならな
い。 前述したずらし量(補正量)は第13図、第1
5図、第16図、第17図及び第18図を参照し
て説明すると先ず第13図及び第15図に示すy
軸上の開口部32は電子ビーム偏向角(垂直偏
向角)からy軸方向のシヤドウマスクの傾斜角を
引いた係数に補正量は比例し、図の様に大矩形パ
ターンの中心の小矩形パターンの中心に対する補
正量はy軸方向に沿つて上側、同じくy軸上の開
口部32はこの逆で下側にずらせる。 次に第13図及び第16図に示すx軸上の開孔
部34は電子ビーム偏向角(水平偏向角)から
x軸方向のシヤドウマスクの傾斜角を引いた係数
に補正量は比例し、図の様に大矩形パターンの中
心の小矩形パターンの中心に対する補正量はx軸
方向に沿つて右側、同じくx軸上の開孔部34
はこの逆で左側にずらせる。 また第13図及び第17図に示す対角方向の開
孔部33に関しては垂直偏向(θv)と水平偏
向角(θH)両者の合成された角度θD=tan-1
22からなるx軸方向のシヤド
ウマスク傾斜角(θx)と、y軸方向のシヤドウ
マスク傾斜角(θy)両者の合成された角度θm
=tan-122を引いた係数に補

量は比例し、図に示したように大矩形パターンの
中心の小矩形パターンの中心に対するずらし量は
x軸方向に沿つて右側、且つy軸方向に沿つて上
側になる。また同じく対角方向の開孔部32
この逆であり、x軸方向に沿つて左側、且つy軸
方向に沿つて下側、また開孔部33はx軸方向
に沿つて左側、且つy軸方向に沿つて上側、開孔
部33はx軸方向に沿つて右側、且つy軸方向
に沿つて下側にずれている。 前述した開孔部形状を更に第15図乃至第18
図によつて説明すると第15図に示すy軸上の開
孔部32はa図の様な平面図を有し、その横断
面図bは大矩形パターンと小矩形パターンとの中
心が一致しているため略対称的であるが縦断面図
cに於ては中心がずれているためブリツヂ32A
は非対称となる。次に第16図に示すx軸上の開
孔部34はa図の様な平面図を有し、その横断
面図bは大矩形パターンと小矩形パターンとの中
心がずれているため非対称的であるが縦断面図c
に於ては中心が一致しているためブリツヂ34A
は略対称的である。次に第17図に示す対角方向
の開孔部33はa図の様な平面図を有し、その
横断面図bも縦断面図cに於けるブリツヂ33A
も共に比対称的となる。最後の第18図に示す中
心部の開孔部35は平面図a横断面図b及び縦断
面図cに於けるブリツヂ35A共に対称的となつ
ている。 前述するように大矩形パターンと小矩形パター
ンとをシヤドウマスク材に於て、プレス加工後の
シヤドウマスクの曲率(湾曲)による傾斜角とこ
の時の電子ビーム入射角を考慮して各パターンの
中心のずらし量(補正量)をきめてから矩形状開
孔部を形成する為に、プレス加工後のシヤドウマ
スクには前述した電子ビーム入射角方向に沿つて
開孔部が形成されており、従来の如く開孔部の内
側面に於て反射する電子ビームもほとんど皆無と
なりまた、開孔部を介しての電子ビームの欠けも
なく、これによつて均一輝度を有する螢光面を形
成することが出来る。そしてこの様に補正量の複
雑さも最近パターンを自由に変化させることが可
能なプロツタが開発されているので、プレス後の
シヤドウマスクの形状電子ビームの入射角などを
計算してこのブロツタに入力することにより自由
に図形の補正が可能である。 次に、大矩形パターンの形状について詳細に説
明する。すなわち、第13図にも示すように、シ
ヤドウマスクのy軸上の開孔部32、対角上の
開孔部33,33、x軸上の開孔部34
中央の開孔部35の大矩形パターンの大きさを変
化させながら前述した補正量を附加することによ
り、一定面積におけるシヤドウマスク材の占有す
る体積を減少させるものである。この結果、前述
した電子ビーム欠けなども防止出来るが更にこの
シヤドウマスクの熱膨張によつて発生するピユリ
テイドリフト(色純度ずれ)が軽減される効果も
生じる。即ち、第19図に示す様に、第19図a
図に示す正常なシヤドウマスク61が、このシヤ
ドウマスクの開孔部以外に射突することによつて
生じるb図のような中央部が突出する形状61
に熱変形された場合に生じるピユリテイドリフト
を、第13図の様に、大矩形パターンの大きさを
周辺部に行くに従つて大きくすることにより、こ
の周辺部の平均したシヤドウマスク厚を減少する
ことにより機械的に弱くし、c図の様に周辺部に
於てふくらみ63を持たせるようにし、b図の突
出を防止することにより理想的なa図のものに比
較し大差なく、また、b図即ち大矩形パターンを
ほゞ同じとしたものに比較し大幅に軽減すること
が出来る。第19図に於て62はマスクフレーム
である。 前述したように本発明のシヤドウマスクの製造
方法によれば、シヤドウマスクの中心を除き小矩
形パターンの中心に対応する大矩形パターンの中
心をシヤドウマスクの開孔部の位置に対応する電
子ビームの水平偏向角・垂直偏向角または水平偏
向角と垂直偏向角との合成角からシヤドウマスク
の各位置に於けるシヤドウマスクの傾斜角を各々
引いたものからなる係数にシヤドウマスクの板厚
をかけた距離だけ補正し、この大矩形パターンと
対応する小矩形パターンを用いてシヤドウマスク
材に矩形状開孔部を穿設する。このようにするこ
とによりプレス成形後の各位置に於けるシヤドウ
マスクの開孔部は各々電子ビームの入射角に一致
した傾斜を有し、開孔部内壁への電子ビーム衝突
が発生しないため電子ビーム欠けが起らず、小矩
形パターン通りの形状を有する電子ビームを螢光
面に射突することが出来るので周辺部の輝度劣化
は発生せず設計基準通りの輝度グレードを持つホ
ワイトユニフオミテイの良好なカラー受像管を得
ることが出来るし更に周辺部に行くに従つて大矩
形パターンを大きくすることによりピユリテイド
リフトの少ないカラー受像管が得られる優れた製
造方法でありその工業的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は従来のシヤドウマスクの製
造方法を工程順に示す断面図であり、第1図は金
属板の両主面に感光膜を被着形成した状態を示
し、第2図は小矩形孔パターンと大矩形孔パター
ンを密着させた状態を示し、第3図は所望部以外
の感光膜を光硬化した状態を示し、第4図は所望
部の金属主面を露出した状態を示し、第5図は金
属板に開口部を穿設した状態を示す図、第6図は
従来のプレス加工したシヤドウマスクを螢光面側
から見た平面図、第7図は第6図のそれぞれの開
孔部を介して螢光面に射突した電子ビームの形状
を示す簡略形状図、第8図乃至第12図は本発明
のシヤドウマスクの製造方法を工程順に示す断面
図であり、第8図は金属板の両主面に感光膜を被
着形成した状態を示し、第9図小矩形孔パターン
の中心に対し、大矩形孔パターンの中心をずらし
て密着させた状態を示し、第10図は所望部以外
の感光膜を光硬化した状態を示し、第11図は所
望部の金属主面を露出した状態を示し、第12図
は金属板に開口部を穿設した状態を示す図、第1
3図は本発明のプレス加工したシヤドウマスクを
螢光面側から見た平面図、第14図は本発明の小
矩形孔パターンの中心に対し大矩形孔パターンの
中心のずらし量をきめる説明図、第15図乃至第
18図は第13図の開孔部近傍の開孔部形状、横
断面及び縦断面を示す図であり、第15図は第1
3図の開孔部32近傍を示しa図は平面図、b
図は横断面図、c図は縦断面図、第16図は第1
3図の開孔部34近傍を示し、a図は平面図b
図は横断面図、c図は縦断面図、第17図は第1
3図の開孔部33近傍を示し、a図は平面図、
b図は横断面図、c図は縦断面図、第18図は第
13図の開孔部35近傍を示し、a図は平面図、
b図は横断面図、c図は縦断面図、第19図はシ
ヤドウマスクの熱変形を示す図であり、a図は理
想的なシヤドウマスクの形状、b図は中央部のみ
突出する様に熱変形した状態、c図は第13図の
様に形成したシヤドウマスクの熱変形の状態のそ
れぞれ簡略断面図である。 1,21……シヤドウマスク材、2,3,2
2,23……感光膜、5,25……焼付用小矩形
パターン用ネガ原板、6,26……焼付用大矩形
パターン用ネガ原板、8,28……平板状シヤド
ウマスク、11,31,61,61,61
…シヤドウマスク、7,12,13,14,1
5,27,32,32,33,33,33
,33,33,33,34,34
35,4142、……矩形状開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シヤドウマスク材の両主面に感光膜を形成す
    る工程と、前記シヤドウマスク材の電子銃側の一
    主面に焼付用小矩形パターン用ネガ原板を密着す
    る工程と、前記シヤドウマスク材の蛍光面側の他
    の主面に前記焼付用小矩形パターン用ネガ原板の
    小矩形の中心が位置する電子ビームの入射角から
    シヤドウマスク成形後の前記小矩形の中心が位置
    する前記シヤドウマスクの傾斜角を補正して求め
    た角度に適合した位置に中心を有し周辺に行くに
    従い面積を増加する大矩形を有する焼付用大矩形
    パターン用ネガ原板を密着する工程と、前記焼付
    用小矩形パターン用ネガ原板と前記焼付用大矩形
    パターン用ネガ原板を介して前記シヤドウマスク
    材の両主面の感光膜を露光、現像する工程と、エ
    ツチングを行ない前記シヤドウマスク材に前記電
    子銃側が小矩形であり、前記蛍光面側が大矩形で
    ある矩形状開孔部を穿設する工程と、前記矩形状
    開孔部を形成した平板状シヤドウマスクを所望形
    状に成形する工程とを有することを特徴とするシ
    ヤドウマスクの製造方法。
JP15651278A 1978-12-20 1978-12-20 Manufacturing method of shadow mask Granted JPS5583125A (en)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2761188B2 (ja) 1994-05-27 1998-06-04 株式会社日本触媒 乳化重合防止剤およびこれを用いた懸濁重合法

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