JPS6253677B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6253677B2
JPS6253677B2 JP58153012A JP15301283A JPS6253677B2 JP S6253677 B2 JPS6253677 B2 JP S6253677B2 JP 58153012 A JP58153012 A JP 58153012A JP 15301283 A JP15301283 A JP 15301283A JP S6253677 B2 JPS6253677 B2 JP S6253677B2
Authority
JP
Japan
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bit
button
angle
shaped
lock
Prior art date
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Expired
Application number
JP58153012A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6047194A (ja
Inventor
Yoneo Hiwasa
Yukihisa Yasui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Metal Corp filed Critical Mitsubishi Metal Corp
Priority to JP15301283A priority Critical patent/JPS6047194A/ja
Publication of JPS6047194A publication Critical patent/JPS6047194A/ja
Publication of JPS6253677B2 publication Critical patent/JPS6253677B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、超硬合金等の硬質材料製のボタン状
植刃を複数個有するボタンビツトからなるロツク
ビツトに関するものである。
一般にボタンビツトの使用において、穿孔され
る岩盤の岩質等によつては、ボタン状植刃の摩耗
に比較して、上記ボタンビツトを保持しているヘ
ツド部の台金の摩耗が著しく増大する場合があ
る。特にこの種のビツトの台金摩耗においては、
穿孔される径を決めるように配設された外側のボ
タン状植刃の廻りの台金が摩耗され、その結果、
ボタン状植刃が浮き出たようになつて、ボタン状
植刃の台金表面より突き出し高さが高くなつて折
損しやすく、同時にボタン状植刃の台金内への植
込み深さも浅くなることにより、ボタン状植刃の
保持力も低下して、台金よりの脱落等が発生する
ことがある。
上述したように、台金摩耗は、主にボタン状植
刃によつて破砕された岩石屑によつて引き起され
るものであり、ビツトの頭部の外周部にはビツト
の縦軸に対して略平行に、これら岩石屑をビツト
後方へ排出するための溝、すなわち繰粉溝が複数
個形成されている。
しかしながら、上述したように、ボタン状植刃
の廻りの台金が摩耗するということは、岩石屑が
繰粉溝以外の外周部からビツト後方へ移動してい
ることになる。特に小径のボタンビツトにおい
て、繰粉溝の面積を十分に形成することは、ボタ
ン状植刃の配置や、これを保持するための台金の
肉厚を確保するためにも困難であり、一層摩耗や
切損事故が増長される傾向がある。
従つて、ヘツド部の台金に摩耗防止を設けるに
は、繰粉溝の十分な活用と、岩石が繰粉溝以外に
流れ難くしてやることが重要である。
すなわち、従来のロツクビツトは、第1図ない
し第3図に示すように、ビツトaのヘツド部bに
は、穿孔される孔の外径を決めるように配設され
た4ケの外側ボタン状植刃C1,C2,…C4がビツ
トaの縦軸に傾斜して植込まれており、上記4ケ
の外側ボタン状植刃C1,C2,…C4の間の角度
A、Bは、角度Aが45゜〜85゜、角度Bが95゜〜
135゜の範囲になつている。
また、上記ヘツド部bの外周部には繰粉溝eが
ボタン状植刃のC1とC4、及びC2,C3の間に設け
られており、上記繰粉溝eの略中央にブローホー
ルの開孔口dが形成されている。
上記ロツクビツトにおいて、穿孔中のビツトの
回転は、矢印の方向であり、その回転数は約150
〜200r.p.mが好適である。
ここで、穿孔状態では、ビツトaが連結された
ロツドgの中心孔を通つて、図示しないビツトa
の内部のブローホールに導びかれた穿孔水や圧気
は、ブローホールの開孔口dより噴出する。
ところが、ビツトaの回転によつて、これらの
穿孔水や圧気の噴出によつて生成される高圧域
は、第3図の斜線部に示すように遅れ側に広が
る。従つて形成された繰粉溝eもその半分以上が
高圧域となるため、繰粉排出路としての機能を有
効に果すことなく、発生した岩石屑は、低圧部で
ある他の部分よりヘツド部bの後方へ流れ、低圧
部の台金摩耗が激しく、特に外側植刃C1,C2
…C4の廻りが摩耗侵食されることになる。な
お、図中fはリーミング面である。
本発明は、上述した従来の問題点を解決するた
めになされたものであり、ボタン状植込ビツトが
植設されるヘツド部の台金摩耗を少なくするとと
もに、特に摩耗程度の激しい外側ボタン状植刃の
廻りの台金摩耗を減少させるようにしてなるロツ
クビツトを提供するものである。
以下、本発明による実施例を第4図ないし第8
図に基づいて詳細に説明する。
第4図は、本発明によるロツクビツトの一実施
例を示す上面図であり、繰粉溝eに形成されるブ
ローホールの開孔口dを繰粉溝eの略中央よりビ
ツトaの回転方向の遅れ側に配置したものであ
る。
従つて、穿孔水や圧気による高圧部は、ビツト
aの回転により一層遅れ側に広がり、繰粉溝eの
大部分が低圧部となるため、繰粉の排出路として
有効に作用し、同時に外側のボタン状植刃C1
C3の回転方向の進み側近くまで高圧域となるた
めに、ボタン状植刃C1とC2、及びC3とC4の間に
流入する岩石屑が減少し、従来のもので特に摩耗
の激しい外側ボタン状植刃C1,C3の廻りの台金
摩耗も著しく減少される。
第5図は本発明による実施例を示すロツクビツ
トの上面図であり、外側ボタン状植刃C1とC2
C3とC4の間にも追加の繰粉溝hを設けたもので
あり、主に外側ボタン状植刃C2及びC4の働らき
により発生した岩石屑をヘツド部bの後方へ優先
的に排出するもので、外側ボタン状植刃C1及び
C3の廻りの台金摩耗を一層減少させる効果があ
る。
第6図は、本発明によるさらに他の実施例を示
す上面図であり、外側ボタン状植刃C1とC2,C3
とC4の間に設けられた繰粉溝h上にも図示しな
い追加のブローホールの開孔口を設けたものであ
る。
従つて、繰粉溝hが外側ボタン状植刃C2,C4
で発生した岩石屑の優先的排出路となるだけでな
く、この繰粉溝h上のブローホールの開孔口より
噴出される穿孔水や圧気による高圧域が外側ボタ
ン状植刃C1とC3を覆い、さらに一層の台金摩耗
防止がなされる。
第7図ないし第8図はさらに本発明によるロツ
クビツトの実施例を示す説明図であり、前者は外
側植刃C1とC2及びC3とC4の間のリーミング面f
に追加のブローホールの開孔口jを形成したもの
であり、外側ボタン状植刃C1とC3の廻りを高圧
液にする効果を有し、台金摩耗防止に効果がある
とともに、後者は、ビツト縦軸に対して、ほぼ横
に広がつたビツト前面mに追加のブローホールの
開孔口kを形成して、外側ボタン状植刃C1とC3
を高圧域にし、同様に台金摩耗防止に顕著な効果
を奏する。
第9図〜第11図は更なる本発明による実施例
を示す説明図である。第9図においては外周植刃
C1とC2及びC3とC4の間のリーミング面にブロー
ホールの開孔口pを設け、C2とC3及びC1とC4
間にはブローホールの開孔口を設けない。これに
より外周ボタン状植刃C1とC2及びC3とC4の間が
高圧移となり、同様なC2とC3及びC1とC4の間が
低圧域となり、ここに設けられたくり粉溝eが有
効に作用する。第10図は外周植刃C1とC2及び
C3とC4の間にくり粉溝hに設け、このくり粉溝
h上にブローホールの開孔口pを設けたものであ
る。
第11図は更にビツト縦軸に対してほぼ横に広
がつたビツト前面mに追加のブローホールの開孔
口Rを形成しビツト前面の中央付近も高圧域とし
て、岩石屑をくり粉溝eに一層流れ易くしたもの
である。
第12図は更に外周植刃C2とC3及びC1とC4
間にビツトの後方を向いた噴出角のブローホール
の開孔口Qを設けたもので、この逆向きブローホ
ールにより、くり粉溝eを積極的に低圧部としこ
の部分をより優先的岩石破砕屑の排出溝とするこ
とが可能である。
以上詳細に説明したように、本発明によるロツ
クビツトによれば、構造簡単にして台金摩耗を防
止してなるもので、ボタン状植刃の浮き出しがな
く、従つて切損事故あるいは脱落を防止すること
ができ、耐久性があつて寿命の長いボタンビツト
を得ることができる。
なお、本発明による主旨を逸脱しない範囲で、
他の形状のボタンビツトにも適用できる等実用上
の価値が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の実施例を示すロツクビツトの斜
視図、第2図は第1図のヘツド部上面図、第3図
は従来のロツクビツトの作動説明図、第4図は本
発明による一実施例を示すロツクビツトの上面
図、第5図ないし第6図は本発明による他の実施
例を示すロツクビツトの上面図、第7図ないし第
8図はさらに他の実施例を示すロツクビツトの斜
視図及び上面図、第9図乃至第12図は本発明の
他の発明の実施例を示す斜視図である。 a……ビツト、b……ヘツド部、C1〜Cn……
ボタン状植刃、d……開孔口、e……繰粉溝、f
……リーミング面、g……ロツド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 超硬合金からなるボタン状植刃を植設してな
    るボタンビツトにおいて、上記ビツトで穿孔され
    る孔の外径を決めるように配設された4個の外側
    ボタン状植刃が45゜〜85゜の範囲と、95゜〜135
    ゜の範囲の角度で配置されており、上記95゜〜
    135゜の角度で配置されたボタン状植刃の間に岩
    石屑等を後方へ排出するための繰粉溝を設け、上
    記繰粉溝上に、繰粉溝の中央よりビツトの回転方
    向に対して遅れ側にブローホールの開口孔を形成
    したことを特徴とするロツクビツト。 2 上記ロツクビツトにおいて、4個外側ボタン
    状植刃のうち45゜〜85゜の角度で配置されたボタ
    ン状植刃の間にも追加の繰粉溝を形成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のロツクビ
    ツト。 3 上記ロツクビツトにおいて、45゜〜85゜の角
    度で配置されたボタン状植刃間の繰粉溝にブロー
    ホールの開口孔を形成したことを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載のロツクビツト。 4 上記ロツクビツトにおいて、45゜〜85゜の角
    度で配置されたボタン状植刃間のリーミング面に
    ブローホールの開孔口を形成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のロツクビツト。 5 上記ロツクビツトにおいて、ビツトボデーの
    縦軸に対してほぼ横に広がつたビツト前面にブロ
    ーホールの開孔口を形成したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のロツクビツト。 6 超硬合金からなるボタン状植刃を植設してな
    るボタンビツトにおいて、上記ビツトで穿孔され
    る孔の外径を決めるように配設された4個の外側
    ボタン状植刃が45゜〜85゜範囲と、95゜〜135゜
    の範囲の角度で配置されており、上記95゜〜135
    ゜の角度で配置されたボタン状植刃の間に岩石屑
    等を後方へ排出するための繰粉溝を設け、45゜〜
    85゜の角度で配置されたボタン状植刃の間のリー
    ミング面及び上記45゜〜85゜の角度で配置された
    ボタン状植刃の間にくり粉溝が設けられた場合
    は、このくり粉溝上にブローホールの開孔口をも
    つことを特徴とするロツクビツト。 7 上記ロツクビツトにおいて、ビツトボデイー
    の縦軸に対してほぼ横に広がつたビツト前面にブ
    ローホールの開孔口を形成したことを特徴とする
    特許請求の範囲第6項記載のロツクビツト。 8 上記ロツクビツトにおいて、95゜〜135゜の
    角度で配置されたボタン状植刃間に、後向きの噴
    出角を持つブローホールの開孔口を形成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第6項記載のロツク
    ビツト。
JP15301283A 1983-08-24 1983-08-24 ロツクビツト Granted JPS6047194A (ja)

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JP15301283A JPS6047194A (ja) 1983-08-24 1983-08-24 ロツクビツト

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JP15301283A JPS6047194A (ja) 1983-08-24 1983-08-24 ロツクビツト

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Publication Number Publication Date
JPS6047194A JPS6047194A (ja) 1985-03-14
JPS6253677B2 true JPS6253677B2 (ja) 1987-11-11

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ID=15553024

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0556731A (ja) * 1991-09-02 1993-03-09 Koichi Yamamoto ルアーの製造方法
KR20210087714A (ko) * 2020-01-03 2021-07-13 백경재 연약지반 굴착용 비트

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS507202U (ja) * 1973-05-17 1975-01-24
JPS5022964U (ja) * 1973-06-22 1975-03-14

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