JPS6252996B2 - - Google Patents

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JPS6252996B2
JPS6252996B2 JP54127552A JP12755279A JPS6252996B2 JP S6252996 B2 JPS6252996 B2 JP S6252996B2 JP 54127552 A JP54127552 A JP 54127552A JP 12755279 A JP12755279 A JP 12755279A JP S6252996 B2 JPS6252996 B2 JP S6252996B2
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JP54127552A
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Masayoshi Hirashima
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/025Systems for the transmission of digital non-picture data, e.g. of text during the active part of a television frame
    • H04N7/035Circuits for the digital non-picture data signal, e.g. for slicing of the data signal, for regeneration of the data-clock signal, for error detection or correction of the data signal

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、イギリスにおけるテレキスト受信機
においてテレビジヨン信号に重畳されているテレ
テキスト信号を正しくサンプリングするための位
相調整およびスライスレベルの調整を容易にする
ことができるようにする場合等に用いることので
きる装置を提供しようとするものである。
従来のこの種のテレテキスト受信機において
は、受信した情報のテレビ画面を見るかあるいは
オツシロスコープで波形を見るかすることにより
調整状態を判別するようにしていたが、いずれの
場合にもきわめてわかり難く、調整が困難になる
という欠点があつた。
そこで、本発明はかかる従来の欠点を解消して
調整状態をわかり易く表示できるようにした装置
を提供することを目的とするもので、以下その一
実施例を示す図面を参照して詳細に説明する。
まず、第1図に本装置で取り扱うイギリスにお
けるテレビジヨン多重放送であるテレテキストシ
ステムの信号の波形を示す。テレテキストシステ
ムでは、第1図Aのような波形の信号がテレビジ
ヨン信号の第17H目と第18H目および第320H目と
第321H目に重畳されている。送出側の波形は第
1図Aの如くであり、受信側でこれと同じ波形を
再生してBの如き位相のサンプリングクロツクを
形成すれば、送信された2値信号を正しく再生す
ることができる。しかし、現実には受信機で受信
信号の検波出力波形はテレビ受像機のVIF回路の
帯域制限のためにDの如くなる。このような波形
の信号Dを波形整形回路でスライスすると、スラ
イスレベルによりEあるいはFの如き波形出力さ
れる。また、サンプリングクロツクの位相もG,
Hの如く変動する可能性があり、その為、Aの如
き正しい波形の再生が困難になる。これらを回路
上自動的に補正することは不可能ではないが、複
雑になりコストアツプになる。そこで本装置で
は、手動によつて調整を行ない、最適値を図形も
しくは数字で表示しようとするものである。
次に、第2図により本装置の回路の構成と動作
原理を述べる。図において1はチユーナおよび
VIF回路、2は映像検波回路、3は波形整形回
路、4は同期分離回路、5は水平発振回路であ
る。その出力として、受信しているテレビジヨン
信号の水平同期信号に同期した水平パルスを得
る。6は第1図Aの信号のうちのクロツク再生用
の基準信号となるCR(クロツクライン)信号の
部分を抜取るCR抜取回路で、その出力を水晶振
動子を含む共振回路7へ供給し、第1図t16から
少なくともt25まではB,GまたはHのような連
続したクロツクを出力として得る。8は後述する
位相可変回路で、クロツクがBの如き正しい位相
になるように調整する。9は第1図Aのような2
値信号による信号群の各群の先頭位置に配置され
ている位相同期用信号すなわちFC(フレーミン
グコード)信号を検出するFC検出回路で、例え
ば8ビツトのシフトレジスタと、8ビツト入力の
NANDゲートおよび反転器により形成されてい
る。FC検出回路9でFC信号を検出すると、1/5
分周カウンタ13をリセツトして位相の合わせ直
しを行い、その出力をサンプリング回路10にサ
ンプリングクロツクとして加えて波形整形回路3
の出力をサンプリングし、2値信号のデータ信号
を再生する。なお、このサンプリング回路10に
はゲート信号発生回路14から2値信号の重畳さ
れている第17H目と第18H目とにおいてのみサン
プリング出力を取り出させるようなゲート信号を
加えていて、その第17H目と第18H目の2値信号
のみを取り出す。そのデータ信号は制御回路15
とメモリを含む信号処理回路16とに加え、デー
タ信号を記憶し、所定の信号処理を行つて陰極線
管等にそのデータの文字情報等を表示する。
17は本装置で特徴とするもので、FC信号の
検出信号Cの数を数えてその数を表示するFC数
表示回路である。例えば、1秒間にわたつて数え
ると、1秒間には50フイールドありFC検出数の
数は1フイールド当り2個で合計100個であるか
ら、その表示は「100」になる筈である。すなわ
ち、その表示を「100」にするように波形整形回
路3および位相可変回路8を調整すれば正しい受
信状態に調整されたことになる。弱電界の受信状
態ではこの検出数が「100」にならず例えば
「90」〜「99」になることがあるが、その場合に
はその検出数が最大になるように波形整形回路3
および位相可変回路8を調整すればよい。
また、11は第1図の信号Aのクロツクレート
6.9375MHzの5倍の周波数の発振出力を発生する
発振回路、12は発振回路11の発振出力を
1/441×5に分周して位相同期をかけその発振周波
数 を伝送されてくる信号Aのクロツクレートに正確
に一致させるPLL回路である。この位相クロツク
については後述する。
次に、第3,4図を参照してFC計数回路につ
いて述べる。第3図は、スライス回路及びサンプ
リングクロツクの位相調整回路等であり、第4図
と関連し、本発明の動作説明上必要な程度に述べ
る。2は検波回路の部分で、容量18との間には
一般にインピーダンスマツチングの為にエミツタ
フオロワー段があるがこれは検波回路2に含めて
ここでは省略する。18はペデスタルクランプ用
の容量、20,21はカラーバースト信号を減衰
させないためのタンク回路、19,22はダンピ
ング抵抗である。23はスイツチングトランジス
タでありトランジスタ24のベース側で映像信号
のペデスタルレベルを一定値にクランプする。こ
のトランジスタ23のベースへはクランプパルス
が供給される。トランジスタ24はバツフア用の
エミツタフオロワで、1段で不足の場合はもう一
段直結する。26,29は電流スイツチ型のスラ
イス回路である。25はトランジスタ24のエミ
ツタ抵抗、27はトランジスタ26と29の共通
エミツタ抵抗である。28はトランジスタ29の
コレクタ抵抗で、そのコレクタには、第1図中の
A,E,Fの如きスライスされた2値信号が出力
される。そのスライスレベルはトランジスタ29
のベースバイアスで決まり、第3図から明らかな
如く可変抵抗器32によつて可変である。30は
バイパスコンデンサで、可変抵抗器32の配線を
遠くへ引き回す場合に有効である。34,36は
レベル変換用のトランジスタで、35,37はそ
れらのエミツタ抵抗、38はTTLレベルのイン
バータである。
一方、サンプリングクロツクは共振回路7から
結合容量45を介してエミツタフオロワのトラン
ジスタへ供給する。46,47はそのベースバイ
アスを与える抵抗、49はそのエミツタ抵抗、5
0はピーキングコイルである。51は可変抵抗器
でこれにより共振回路7の出力の位相を変化させ
る。52は結合容量、53,54はバツフア用の
トランジスタ55のベースバイアスを与える抵
抗、56はそのエミツタ抵抗である。可変抵抗器
51を余り長いリードで引き回すのは良くない
が、ワイヤで遠隔操作により回転させられるもの
もあるので特に問題ではない。57はTTLレベ
ルのインバータである。
これらインバータ38からのスライス出力と、
インバータ57からのサンプリングクロツク出力
を8ビツトの直列入力―並列出力のシフトレジス
タ39へ加える。その8出力が第1図中の時刻t
xでFC信号を示す「11100100」となつた時に第1
図CのようなFC検出出力がゲート44の出力と
して得られる。この時刻txの位置は各回路位相
遅れを無視すれば、インバータ57のサンプリン
グクロツクの出力で決まる。従つて可変抵抗器5
1を調整してtxが時刻t24〜t25の中央にくるよう
に調整をする。可変抵抗器32の調整は抵抗3
1,33の値を適当に選んで可変抵抗器32の可
変範囲を小さくし、中点クリツク付きのものとし
て粗調時に中点で設定するものとすればよい。即
ち、先ず可変抵抗器32を中点に設定し、可変抵
抗器51をまわして、後述するFC検出数表示回
路17の出力値が最大になるよう位相を合わせ
る。次に可変抵抗器32を少しまわしてやはり
FC検出数表示回路17の出力値が最大になる点
を求める。この2段階の調整で、インバータ38
の出力はほぼ第1図Aのような波形となり、イン
バータ57の出力はほぼBのような波形となる。
次に第4図を用いてFC検出数表示回路17の
出力カウント部分について述べる。第4図におい
て、先ず第3図のゲート44の出力を抵抗52A
とコンデンサ52Bで積分し、時刻t24〜t25(即
ち、1ビツト幅≒144os)に比べて数分の1以下
の狭いパルスを除去する。57は反転器、52C
は抵抗、52Dはコンデンサで、これらも同様の
狭いパルスの除去回路である。NANDゲート59
にはゲート信号発生回路14から第17H目と第
18H目のみ高レベルに対するゲート及びパルスと
単安定マルチバイブレータ71の出力で、時刻
t24〜t25の前後のみ高レベルとなる第1図Iのよ
うな波形のゲートパルスが加えられている。従つ
て雑音があつても、このパルスの幅の中に、雑音
によるFC検出出力が現われなければ影響はな
い。以上の如く構成することにより、ゲート59
の出力として、正しく受信した信号が波形成形さ
れ、サンプリングされたときに得られるFC検出
出力のみが現われる。一方、70は水平同期パル
スを遅延する単安定マルチバイブレータで、その
出力パルスの後縁は上記パルスIの前縁まで続
く。71も単安定マルチバイブレータで、その出
力がIとなる。なお、単安定マルチバイブレータ
70,71の代りに色副搬送波scと水平同期信
号にロツクしたn/mscのパルスを形成しカウント してパルスIを作成してもよい。
この状態で調整を行なうには、まず、スイツチ
82を短絡してフリツプフロツプ72のセツト端
子を低レベルにし、これをセツトする。これによ
つてFF72の出力が低レベルになるとそれぞ
れ4ビツトづつのカウンタ60,61,62,8
3,84,85が計数可能状態になる。これらの
カウンタとしては例えば4ビツトバイナリー形を
用いればよい。カウンタ60〜62とカウンタ8
3〜85はそれぞれ3個ずつ縦続接続されてい
る。カウンタ60〜62においては、ゲート59
の出力即ちFC信号の検出出力の数を数える。変
換ROM63はカウンタ60,61,62のバイ
ナリ計数出力をBCD3桁の信号に変換するデコー
ダROMである。バイナリー12ビツトであれば
2048個まで数え得るが、10進3桁の表示では999
個までであるので、公知の如くカウンタ60〜6
2は最大999個まで数える。64〜66はその
BCD出力をラツチするラツチメモリである。一
方、カウンタ83〜85はゲート信号発生回路1
4の出力のゲートパルス数、即ち、信号重畳区間
第17H目と第18H目の数を数えており、その重畳
区間数とFC検出数は同一になるべき数である。
今、仮りにスイツチ79をA―D間短絡としてお
くと、ゲート73,74は遮断され、従つてデコ
ーダ80の検出回路の出力中、100個目の検出回
路の出力のみがゲート75から取り出されてFF
72のリセツト端子へ加えられる。従つてFC検
出出力を100個数えたとき、即ちテレテキストシ
ステムではスイツチ82を閉じてFF72をセツ
トしてから1秒後にFF72がリセツトされる。
この時のゲート75の出力で変換ROM63の出
力をラツチメモリ64〜66にメモリする。この
間の時間遅れを考えると、ゲート75の出力で
FF72がリセツトされてカウンタ60〜62,
83〜85がリセツトされROM63の出力が変
化するまでの間はTTL回路で3段分(ROM63
もTTL回路で1段分と見なす)あり、一方、ラ
ツチメモリ64〜66がROM63の出力を読み
込む迄はTTL回路1段分であるので、特別に配
慮しなくてもカウンタ60〜62がクリアされて
それがROM63の出力へ現われる迄にラツチメ
モリ64〜66にメモリされる。67〜69はド
ライブ回路付の発光ダイオード表示回路でラツチ
メモリ64〜66からの各桁BCD入力を7セグ
メントの数字で表示する。従つて、FC信号が100
個送信されてきた時に1秒間の間にゲート59の
出力に何回FC検出出力が現われたかが表示回路
67〜69で表示される。スイツチ79を切換え
ると、ゲート74あるいは73を動作させて300
個あるいは999個の送信FC信号に対し、何回正し
く受信されて検出されたかが表示される。
このようにして表示されたFC検出出力の数が
所定の送信数よりも少なければ波形整形回路3に
おけるスライスレベルあるいはFC検出用のサン
プリングクロツクの位相が正しくなくて正確な受
信ができないのであるから、それらを調整して所
定の送信数にできるだけ近いFC検出数を得るよ
うにすればよい。
なお、FC検出出力の計数表示を1回で終らず
に何回も行なえるようにするには、第4図の回路
の一部を第5図の如く変更すればよい。すなわ
ち、ゲート73〜75の基準時間検出出力を、抵
抗88とコンデンサ89で遅延させインバータ8
7で反転して、ゲート90に加え、インバータ8
6と87の出力の論理積を反転した出力でFF7
2をセツトするようにすれば、一旦カウンタ60
〜62、83〜85をクリアして変換ROM63
の出力をラツチメモリ64〜66でメモリし終つ
た後に、再びFF72をセツトして以上の動作を
繰り返して行うことができ、その都度一定の基準
時間内のFC検出出力の数を表示回路67〜69
に表示することができる。このようにすると、波
形整形回路3のスライスレベルや、FC検出用サ
ンプリングクロツクの位相の調整が容易にでき
る。
その手順を再度示すと、まず第3図中の可変抵
抗器32を中点のクリツク位置に固定し、第4図
中のスイツチ79をたとえばA―D間短絡にして
スイツチ82を短絡する。次に表示回路67〜6
9のFC検出出力数の表示数を見ながら、第3図
中の可変抵抗器5を調整し、表示回路67〜69
の表示が“100”に近づくようにする。この時点
で波形整形回路3の出力と位相可変回路8の出力
の位相は、波形整形回路3の出力が第1図のE,
Fの如くずれていてもサンプリングクロツクがほ
ぼBのような位相となつている。次に、スイツチ
79をD―BまたはD―C間短絡にし、可変抵抗
器32を微調して表示回路67〜69の表示が
“300”あるいは“999”に近づくように調整す
る。このようにすれば、受信信号を波形整形する
スライスレベルとFC検出用のサンプリングクロ
ツクの位相が最適に選べる。
次に、FC検出によるデータ信号サンプリング
クロツクの位相制御について説明する。第6図に
おいて、J,J′はデータ信号のクロツクレートの
5倍即ち5×6.9375MHzの周波数の基本クロツク
であり、基本クロツクJ(以下J′については省略
する)を(5×444)分の1に分周して水平周波
数とし、これと水平同期周波数との間にPLL制御
をかけることにより基本クロツクJを安定した周
波数と位相で得ることができる。しかし、基本ク
ロツクJと入力信号Aの位相関係は種々あるの
で、FC信号との位相関係も種々考えられる。た
だし、基本クロツクJの1ビツトの幅は約28.8ns
であり、最大位相差の時でも約28.8ns以内の差に
なる。即ち第6図において、FC信号の各ビツト
の中央(これは即ちデータ信号の各ビツトの中央
の位相を示す)で得られるFC検出出力Cの立下
りで1/5分周カウンタ13をリセツトすると正確
な位相関係が得られるのである。
第7図にそのための1/5分周回路13の具体回
路例を示す。ここで97は分周用のカウンタで、
91〜101はシヨツトキー型のTTL回路であ
る。インバータ91〜94とゲート95はFC検
出出力Cの立下り縁で狭い正のリセツトパルスを
発生させるための回路で、ゲート101はカウン
タ97の2出力K,K′と2出力M,M′の論
理積を形成して1/5分周動作をさせるためのリセ
ツトパルスを作るANDゲートである。それらの
リセツトパルスはNORゲート96を介してカウ
ンタ97に加え、これをクリア(リセツト)する
ことにより発振回路11の出力の基本クロツクを
1/5分周する。1/5分周出力としてはゲート101
の出力、カウンタ97の2出力M,M′と出力
L,L′等があるが、データ信号Aとの位相を合わ
せるために第7図の如く、2出力K,K′と2
出力M,M′をインバータ98,99で反転
し、NANDゲート100へ供給することにより
N,N′のようなサンプリングクロツクを形成
し、これをサンプリング回路10へ加えてデータ
信号をサンプリングするようにするとよい。ゲー
ト100と、サンプリング回路10との間に微少
時間の遅延回路を挿入してサンプリングクロツク
N,N′を若干遅延させれば、データ信号の中央
部を常にサンプリングし得る。第6図では、サン
プリングクロツクN,N′をデータ信号の各ビツ
トの中心位置よりやや前に寄せて示しているが、
これはサンプリング回路10の性質によりサンプ
リングクロツクN,N′を前に寄せる必要がある
場合のためのものであり、その場合には、第6図
の位相関係のままでよい。データ信号の1ビツト
は基本クロツクJ,J′の5ビツト分のパルス幅で
あるので、第6図に示す時刻T1′,T1の位相を各
ビツトの中央部の28.8nsの幅の間に入れることが
でき、この時、時刻T1あるいにT1′の前後に、2
×28.8nsづつの位相余裕が生じる。時刻T1
T1′の差の最大値は第6図から明らかな如く
28.8nsである。
以上の説明から明らかな如く、FC信号検出出
力Cで1/5分周回路13をリセツトするようにす
れば、N,N′の如く、データ信号の各ビツトの
ほぼ中央部をサンプリングすることのできるサン
プリングクロツクを形成することができる。発振
回路11の出力は前述のように水平同期信号と
PLL制御されており、データ信号の変動や雑音の
影響を受けることがないため、安定したサンプリ
ングクロツクを得ることができる。つまり、FC
検出出力を正確に取り出せば、データ信号のサン
プリングクロツクが正しい位置に得られるもので
ある。
なお、本発明は他の方式の信号であつてもクロ
ツクライン信号をFC信号のような位相同期信号
を含むものに広適用できることはいうまでもな
い。
以上詳述したように、本発明によれば、2値信
号を受信する際の波形整形時のスライスレベルや
サンプリングクロツクの調整をオツシロスコープ
等を用いることなく容易に行なうことのできる有
用な装置を得ることができるものである。
そして、かかる構成により、情報信号中に本来
的に含まれている毎回同一の信号パターンの位相
同期用制御信号を有効に利用して受信誤り率を検
出することができるため、受信誤り率を検出する
ために特別な伝送方式に変更する必要がなく、し
かも、受信誤り率を検出するための特別な信号を
付加しなくてもよいので伝送効率を高く維持する
ことができデータの伝送量を多く維持することが
でき、しかも、その受信誤り率がどの程度である
かということ自体を直接表示することができるた
めに受信装置の調整等をさらに容易にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における信号処理装
置における各部の信号の波形図、第2図は同装置
の全体のブロツク線図、第3図、第4図、第5
図、第7図はその一部の詳細な回路図、第6図は
その各部の波形図である。 3……波形整形回路、7……共振回路、8……
位相可変回路、9……FC検出回路、10……サ
ンプリング回路、11……発振回路、12……
PLL回路、13……1/5分周回路、17……FC検
出数表示回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 毎回異なるデータ信号が時系列されテレビ信
    号の垂直帰線期間中の水平走査期間に重畳されて
    伝送されてくる2値信号のテレビジヨン多重信号
    を受信する受信回路と、上記各水平走査期間のテ
    レビジヨン多重信号の先頭位置に配置されている
    毎回同一の信号パターンの位相同期用信号を検出
    する検出回路と、その検出出力を一定時間の間計
    数してその計数結果に基く受信誤り率を図形もし
    くは数値により表示する表示回路と、その表示に
    基いて、上記受信回路中において上記受信した信
    号を2値信号に波形整形する波形整形回路のスラ
    イスレベルおよび上記波形整形した信号をサンプ
    リングするサンプリングロツクの位相を、それぞ
    れ上記受信誤り率を最小にするように調整しうる
    手段とを備えた信号処理装置。
JP12755279A 1979-10-03 1979-10-03 Signal processor Granted JPS5651176A (en)

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