JPS6251932A - 植物育成用人口照明方法 - Google Patents

植物育成用人口照明方法

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JPS6251932A
JPS6251932A JP19167785A JP19167785A JPS6251932A JP S6251932 A JPS6251932 A JP S6251932A JP 19167785 A JP19167785 A JP 19167785A JP 19167785 A JP19167785 A JP 19167785A JP S6251932 A JPS6251932 A JP S6251932A
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JP
Japan
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lamp
spectral energy
lighting
pressure sodium
sodium lamp
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JP19167785A
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晴夫 古久保
芦田 義孝
高須 啓次
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Japan Storage Battery Co Ltd
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Japan Storage Battery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高圧ナトリウムランプを人工光源として用いた
植物育成用人工照明方法に関するものである。
従来の技術 最近、土にレタス、サラダ菜の野菜類の生産を目的とし
た植物工場が徐々に実現してきている。
植物は一般に650 n1Tl付近の光に光合成の最大
感度を有しており、また300〜495 nff1の光
に主に葉の着色、形状等の形態形成に感度を有している
。そこで人工光源として650 nm付近の分光エネル
ギー量が多い、通常660ワットの゛高圧ナトリウムラ
ンプが光合成用に、300〜495 nllに分光エネ
ルギー量が多い、通常250ワツトの水銀灯あるいはメ
タルハライドランプが形態形成用に用いられている。
これらの放電灯は植物の成長に対し最適な分光エネルギ
ー分布となるように、各々ランプ負荷、照明器具の配置
を決定し、設置される。一般的には、ランプの種類、大
きさに応じた別個の照明器具を用い、植物に対してほぼ
均一な照度分布となるように混光照明されている。また
工場内の栽培室は植物の成長に適した約20℃のv温と
なるように空調されている。
発明が解決しようとする問題点 従来性なわれている混光照明による人工照明方法は、別
個の放電灯、照明器具および安定器を用いているため、
初期設備費、維持管理費が高くつく、またランプの種類
に応じて光束維持率、ノ1命中の分光エネルギー分布の
変化率および寿命時間に差があり、常に照度および分光
エルギー分布を均一に保つことは困難であり、植物の個
体間の成長速度および色、形状にバラツキを生じ、品質
を管理する上で問題であった。また特に植物工場におけ
るランニングコストのうちで照明用電力費が占める割合
が非常に高いため、製品コストを高め、工場システムに
よる栽培を広く促進さす上で大ぎな支障となっていた。
問題点を解決するための手段 本発明は、植物育成用人工照明方法として半サイクル毎
に光出力が高低を繰り返すように交流点灯した高圧す1
〜リウムランプを人工光源として使用するものである。
また好ましくは、点灯時の300〜720 nmの波長
間の分光エネルギーの総和に対し、300〜495 n
mの波長間の分光エネルギー吊の比を6.0%以上、2
0%以下とし、またランプ点灯時の半サイクル毎の光出
力ピーク比が高と比べて低が高の60%以内とするもの
である。
作  用 従来の通常の一般的な方法と比べて本発明による方法で
は、人間の目には大きなチラッキを感じ不快感を持つが
、植物に対してはその成長速度をほとんど低下させるこ
とはない。つまり半サイクル毎にランプ負荷の高低を繰
り返すように高圧ナトリウムランプを点灯させることに
より、植物の光合成の代謝特性に合せて明・照明を作り
出し、効率的に植物を成長させ、また大幅な省電力を図
る他に、短波長域の分光エネルギーの増加を利用して形
態形成用としての機能を持たせることができる。
実施例 以下、本発明の詳細を図示の実施例を参照して説明する
第1図は360ワツトの高圧ナトリウムランプの発光管
の縦断面図である。発光管1は内径8nun、長さ11
5m1llの透光性アルミナからなる外囲器2と、その
両端には電極3.3′を溶接により取付けたニオブから
なる電気導入体4.4′がガラスツルグーの封着体5.
5′により気密に封着された形状となっている。発光管
1内にはナトリウム、水銀および始動用希ガスが封入(
図示せず)されている。
第2図はランプ点灯回路の概略構成図である。
発光管1をガラス外球6内にマウントした360ワツト
の高圧ナトリウムランプ7は安定器8を介して200V
の商用電源13に接続されている。安定器8はチョーク
コイル9.10、整流素子11およびスイッチ12から
構成されている。このように構成された回路において、
先ず200Vの商用電源13が印加されるとチョークコ
イル9およびスイッチ12を介して高圧ナトリウムラン
プ7に電位がかかり、高圧ナトリウムランプ7が始動す
る。スイッチ12は始動時は閏となっており、これは始
動時、ランプ電圧が低い状態でチョークコイル9に直流
分の過電流が流れるのを防止するために設けられている
。次に高圧ナトリウムランプ7が始動し、約2分の安定
時間後、スイッチ12を間とすることにより、交流電位
の一方の電位においては整流素子11、高圧ナトリウム
ランプ7およびチョークコイル9からなる回路が形成さ
れ(以下、正方向という)、他方の逆電位の場合はチョ
ークコイル9、高圧ナトリウムランプ7およびチョーク
コイル10の回路が形成される(以下、逆方向という)
。このことはつまり、交流のサイクルの方向に応じて安
定器8内のチョークコイルのインピーダンスが変わり、
半サイクル毎にランプ負荷、光出力の高低が切りかわる
。このような方式で高圧ナトリウムランプ7を点灯させ
ることにより、1個のチョークコイルのみで点灯させる
従来の方式と異なり、分光エネルギー分布に変化を生じ
る。王の時の光出力の変化例を第3図に示す。これは同
一ランプによるもので、実線は従来方式、つまりスイッ
チ12が閉の峙て、破線は本発明方式、つまりスイッチ
12が間の時のものである。正方向での光出力のピーク
I aは従来方式に比べて若干低下する。これは本発明
による方式では発光管負荷が低下すること、および分光
エネルギー分布が変化することに起因している。また逆
方向での光出力のビーク+B bはチョークコイル10
のインピーダンスを変えることによって、ランプ出力を
調整し、任意に変化さVることができる。表1に封入量
の全量が蒸発覆るようにした不飽和蒸気圧形タイプの高
圧ナトリウムランプを用い、チョークコイル10のイン
ピーダンスを変化させた場合の試験結果を示す。
試験N011は従来方式による整流永子11J3よびチ
ョークコイル10を設けない場合で、ランプ1力660
Wで点灯されている。試験NO,2〜6は徐々にチョー
クコイル10のインピーダンスが増加されることにより
、ランプ電力および光出力ピーク比b/aが低下する。
また直流分が増加でることにより発光管内はナトリウム
、水銀蒸気が分離し、水銀の発光が見られるようになる
。その結果、300〜495 nmの波長間の分光エネ
ルギー量が増加する。これは試験N083以降に顕著に
現われてくる。
しかしながらチョークコイル10のインピーダンスを高
め過ぎると発光管のアーク放電の維持ができなくなり、
試験NO,6,7をさかいにして立ち消えを生じるよう
になる。
以上の結果を鑑みて正方向の光ピーク埴aを従来のラン
プ電力660Wと同一にし、かつランプ電力がほぼ36
0ワツトに設定した高圧ナトリウムランプについて、発
光管内に封入するナトリウム、水銀の比率を変え、その
分光エネルギー分布と野菜の成長との関係を調べた。そ
の結果を表2に示す。本結果は野菜としてサラダ菜を用
いたものである。
表2から、従来方式のランプ電力660Wの高圧ナトリ
ウムランプのみで照明した場合は、tti+171の重
量は大きくなり易いものの、含水率が高く、かつ葉が黄
緑色でヤ)わらかすざ、商品価(直が乏しい。
これは試験N011についても同様の傾向である。
試験N O,2から5まです1〜リウム■を少なくし、
水銀蒸気圧を高めていくと、野菜の重量は徐々に小さく
なっていくものの、緑色が濃くなり、含水率が少なく、
締まった露路栽培と同等の品質のものが1!′7られる
。この効果は300−720 nmの波長間の分光エネ
ルギーの総和に対する300〜495 nmの短波長域
の分光エネルギーの比が6.0%以上で穎苫に現われて
くる。最適条件としては試験N013の分光エネルギー
分t5が7.2%程度にしたちのが、一番野菜の出来が
優れている。しかし試験N0.5のように分光エネルギ
ー比が20%になると野菜の重量の低下が太き、/ f
lつ堅くなってくるため、分光エネルギー比が20%を
越えると商品[i +tnがなくなり、また省電力効果
も低下する。よって300〜720 r+mの波長間の
分光エネルギーの総和に対する300〜495 nmの
波長間の分光エネルギー量の比は6.0%以上、20%
以下にする必要がある。また表1から300〜495 
nmの短波長域の分光エネルギー比を増し、且つ大きな
省電力効果を引き出すためには、b/aは60%以下と
する必要がある。
このように本発明による方法では、従来方法の660ワ
ツトの高圧ナトリウムランプと 250ワツトの水銀灯
あるいはメタルハライドランプとの混光照明方式と比べ
、高圧ナトリウムランプのみの照明で良く、植物の重量
低下分を考慮しても大幅な照明用電力の節減と、形態形
成用の設備を不要とすることができる。また本発明によ
る点灯方法では正方向に流れる電流は従来方法とほぼ同
一であり、逆方向では正方向以下の電流が流れる。よっ
て発光管の電極等に与える悪影響はなく、ランプの寿命
ははとlυど問題がない。その他、逆方向にも電流が流
れているため、tIi電が維持し易く、また半波整流点
灯方式あるいはフラッシュランプのようなパルス点灯方
式のように瞬時に再点灯させるための例えば高電圧パル
ス発生装費およびこれらに適した特殊な光源を必要とせ
ず、簡単な点灯回路で信頼性の高い照明方式が実施でき
る。
以上の実施例では、野菜としてサラダ菜について説明し
たが、レタス類についてら試諭を行ない、同様の結果を
冑た。また発光管内にナトリウム、水銀および始動用希
ガスを封入した高圧ナトリウムランプについて説明した
が、他にインジウム等の短波長域の発光金属を封入した
高圧ナトリウムランプでも可能である。
発明の効果 以上詳述したように本発明では、比較的簡単な点灯方式
と高圧ナトリウムランプの組み合せにより、照明用電力
費および設備費の大幅な低減と植物の品質の安定化が得
られる。その他、ランプ電力の低下により、ランプ、安
定器からの熱放出を少なくでき、栽培室内の空調費の節
減、あるいはランプ、安定器および照明器具のコンパク
ト化が図れる。また本発明方法に用いるランプ点灯方法
は一般照明の点灯方法と比べ、ランプ寿命笠に与える悪
影響がほとんどなく、よって一般照明用のランプそのま
ま、あるいは若丁の仕様変更°で使用できる等の利点も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に用いる高圧ナトリウムランプの発
光管の断面図、第2図は本発明方法に用いるランプ点灯
回路の一例を示す回路図、第3図は本発明方法による光
出力を従来方法と比較して表わした特性図である。 1・・・発光管、7・・・高圧ナトリウムランプ、8・
・・安定器、9.10・・・チョークコイル、11・・
・整流素子、12・・・スイッチ、13・・・商用電源
性 1 図 ス1フテ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半サイクル毎に光出力の高低を繰り返すように交
    流点灯した高圧ナトリウムランプを人工光源として使用
    することを特徴とする植物育成用人工照明方法。
  2. (2)点灯時の分光エネルギー分布が、300〜720
    nmの波長間の分光エネルギーの総和に対し、300〜
    495nmの波長間の分光エネルギー量の比が6.0%
    以上、20%以下となるようにした高圧ナトリウムラン
    プを使用することを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項記載の植物育成用人工照明方法。
  3. (3)半サイクル毎に繰り返される光出力の高をa、低
    をbとした場合、aに対するbの比が60%以下になる
    ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    又は第(2)項記載の植物育成用人工照明方法。
JP60191677A 1985-08-29 1985-08-29 植物育成用人口照明方法 Expired - Lifetime JPH0620396B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60105435A (ja) * 1983-11-14 1985-06-10 日立照明株式会社 植物育成用照明装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60105435A (ja) * 1983-11-14 1985-06-10 日立照明株式会社 植物育成用照明装置

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