JPS625172A - 乳酸とピルビン酸の同時測定装置 - Google Patents
乳酸とピルビン酸の同時測定装置Info
- Publication number
- JPS625172A JPS625172A JP60144013A JP14401385A JPS625172A JP S625172 A JPS625172 A JP S625172A JP 60144013 A JP60144013 A JP 60144013A JP 14401385 A JP14401385 A JP 14401385A JP S625172 A JPS625172 A JP S625172A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lactic acid
- pyruvic acid
- sample
- acid
- ratio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の技術分野）
この発明は、臨床的に重要な血中の乳酸濃度とピルビン
酸部・度を同時に測定する装置に関する。
酸部・度を同時に測定する装置に関する。
（従来技術とその問題点）
血中の濃度とピルビン酸濃度の変動が臨床的に重要な意
味をもっていることが最近分ってきた。
味をもっていることが最近分ってきた。
これらの変動を観察すると、両値が平行して増加する場
合と、特に乳酸値のみが上貸し、両値の比が拡大する場
合とがある。前者は、過呼吸、糖原病、肝炎、ブドウ糖
注射、アドレナリン投与、運動、妊娠中毒症などにみら
れる。後者は、低酸素欠乏によるショック、心不全の代
償不能状態、肺呼吸不全、出血２重症貧血などにみられ
る。
合と、特に乳酸値のみが上貸し、両値の比が拡大する場
合とがある。前者は、過呼吸、糖原病、肝炎、ブドウ糖
注射、アドレナリン投与、運動、妊娠中毒症などにみら
れる。後者は、低酸素欠乏によるショック、心不全の代
償不能状態、肺呼吸不全、出血２重症貧血などにみられ
る。
従来、同一検体の乳酸濃度とピルビン酸濃度とを同時に
簡便に測定できる装置は提供されておらず、比色法によ
り分光光度計を用いて用手法でこれらを測定していた。
簡便に測定できる装置は提供されておらず、比色法によ
り分光光度計を用いて用手法でこれらを測定していた。
そのため、測定試薬の調整、試料の除タンパク。
遠心分離などの前処理が不可欠であり、測定操作が非常
に煩雑で長時間を要していた。また、測定反応時間も非
常に長く、両値の変動をリアルタイムで観察することが
不可能であった。また、試料が着色している場合にはそ
の影響を受けやすく、測定精度が低下してしまう。
に煩雑で長時間を要していた。また、測定反応時間も非
常に長く、両値の変動をリアルタイムで観察することが
不可能であった。また、試料が着色している場合にはそ
の影響を受けやすく、測定精度が低下してしまう。
（発明の目的）
この発明は上述したような従来の問題点に鑑みなされた
もので、その目的は、同・一検体の乳酸濁度とピルビン
酸濃度とを同時に簡便に測定でき、両値およびその比の
変動をリアルタイムで観察可能な測定装置を提供するこ
とにある。
もので、その目的は、同・一検体の乳酸濁度とピルビン
酸濃度とを同時に簡便に測定でき、両値およびその比の
変動をリアルタイムで観察可能な測定装置を提供するこ
とにある。
（発明の構成と効果）
この発明の測定装置は、乳′ｆａｉｌＩｌ定用の酵素電
極と、ピルビン酸測定用の酵素電極と、同一検体溶液を
２つの酵素電極に供給する手段と、この２つの酵素電極
の出力により同一検体中の乳酸濃度とピルビン酸濃度を
定量する手段と、求まった画濃度値の比を算出する手段
、求まった画濃度値およびその比を表示する手段とを備
えたものである。
極と、ピルビン酸測定用の酵素電極と、同一検体溶液を
２つの酵素電極に供給する手段と、この２つの酵素電極
の出力により同一検体中の乳酸濃度とピルビン酸濃度を
定量する手段と、求まった画濃度値の比を算出する手段
、求まった画濃度値およびその比を表示する手段とを備
えたものである。
この測定装置によれば、同一検体の乳酸濃度とピルビン
酸濃度とを同時に測定でき、両側定値とその比が簡単に
分かる。特に酵素電極法により測定を行なうので、試料
の前処理は非常にｆｆ１ｉ１１で、測定時間が短（、精
度も高い。したがって両値とその比の変動をリアルタイ
ムに観察することも可能である。
酸濃度とを同時に測定でき、両側定値とその比が簡単に
分かる。特に酵素電極法により測定を行なうので、試料
の前処理は非常にｆｆ１ｉ１１で、測定時間が短（、精
度も高い。したがって両値とその比の変動をリアルタイ
ムに観察することも可能である。
（実施例）
第１図はこの発明の一実施例装置のフローシステムを示
している。３２．３２は２つの酵素電極部であり、一方
が乳酸測定用、もう一方がピルビン酸測定用である。２
つの電極部３２．３２に対しては同じ構成の次のような
一フローシステムが設けられている。
している。３２．３２は２つの酵素電極部であり、一方
が乳酸測定用、もう一方がピルビン酸測定用である。２
つの電極部３２．３２に対しては同じ構成の次のような
一フローシステムが設けられている。
後述する！１１ｉ液は、ポンプ２２によりボトル２１か
らチューブライン２３に供給され、ヒーティングコイル
２４により３７℃に予熱され、混合器２７においてポン
プ２６で供給される気泡が混入される。
らチューブライン２３に供給され、ヒーティングコイル
２４により３７℃に予熱され、混合器２７においてポン
プ２６で供給される気泡が混入される。
試料注入口２５に注入された試料（検体）は、ポンプ２
８により２つの混合器２７．２７に分流して供給される
。混合器２７において、気泡で分節された緩衝液の流れ
に試料が混合される。この緩衝液と試料はミキシングコ
イル２９で充分混合され、脱泡器３０で気泡が除去され
、その一部がポンプ３３により酵素電極部３２に供給さ
れて測定され、残りはポンプ３１により廃液ボトル３４
に至る。測定が終了すると、三方弁３５により試料注入
口２５の流出口２５２から注入部２５１へ緩衝液を流し
、さらにこれをオーバーフローさせてポンプ３６により
チューブライン３７を通してボトル３４に導く。
８により２つの混合器２７．２７に分流して供給される
。混合器２７において、気泡で分節された緩衝液の流れ
に試料が混合される。この緩衝液と試料はミキシングコ
イル２９で充分混合され、脱泡器３０で気泡が除去され
、その一部がポンプ３３により酵素電極部３２に供給さ
れて測定され、残りはポンプ３１により廃液ボトル３４
に至る。測定が終了すると、三方弁３５により試料注入
口２５の流出口２５２から注入部２５１へ緩衝液を流し
、さらにこれをオーバーフローさせてポンプ３６により
チューブライン３７を通してボトル３４に導く。
第２図に酵素電極部３２の構成例を示している。
１７は過酸化水素Ｎ極、１１は固定化酵素膜である。酵
素膜１１はホルダ１５にＯリング１６で予めセットされ
、電極１７にホルダ１５とともに組み合わされ、キャッ
プ１４で固定される。ホルダ１５には試料溶液の流入口
１２と流出口１３とがあり、これに連通した流路によっ
て酵素膜１１が介在した電極１７面に試料が流入、流出
する。酵素膜１１は、溶液側に配置される高分子物質は
透過しない多孔性３ＪｌｌＪ１１１と、中間の酵素を固
定しである層１１２と、電極側に配置される過酸化水素
透過性の薄膜１１３とからなる。
素膜１１はホルダ１５にＯリング１６で予めセットされ
、電極１７にホルダ１５とともに組み合わされ、キャッ
プ１４で固定される。ホルダ１５には試料溶液の流入口
１２と流出口１３とがあり、これに連通した流路によっ
て酵素膜１１が介在した電極１７面に試料が流入、流出
する。酵素膜１１は、溶液側に配置される高分子物質は
透過しない多孔性３ＪｌｌＪ１１１と、中間の酵素を固
定しである層１１２と、電極側に配置される過酸化水素
透過性の薄膜１１３とからなる。
乳酸測定用の電極部３２では、ラクテート・オキシダー
ゼ（ＥＣ１，１，３，２＞を用い、次のような反応を行
なわせる（緩衝液としては０．１Ｍリン酸バッファーＰ
Ｈ７，０を用いる）。
ゼ（ＥＣ１，１，３，２＞を用い、次のような反応を行
なわせる（緩衝液としては０．１Ｍリン酸バッファーＰ
Ｈ７，０を用いる）。
乳酸＋０２＝ｙ ’） ７ニ二十−二」二支］仁ｌ二二
ｆ→ヒルＬン酸＋８２０２ またピルビン酸測定用の電極部３２では、ピルビン酸オ
キシダーゼ（ＥＣ１，２，３，３＞を用い、次のような
反応を行なわせる（！ｌ衝液としてはＦＡＤ ０．０５
ｍＭ、 ＴＰＰ １．０ ｍＭおよびＨに１ｃ１２１．
０１１Ｍを含む０．１Ｍリン酸バッファーＰｌ＋ ７．
４を用いる）。
ｆ→ヒルＬン酸＋８２０２ またピルビン酸測定用の電極部３２では、ピルビン酸オ
キシダーゼ（ＥＣ１，２，３，３＞を用い、次のような
反応を行なわせる（！ｌ衝液としてはＦＡＤ ０．０５
ｍＭ、 ＴＰＰ １．０ ｍＭおよびＨに１ｃ１２１．
０１１Ｍを含む０．１Ｍリン酸バッファーＰｌ＋ ７．
４を用いる）。
ピルビン酸＋リン酸＋０２ピルビン酸オキシダニ アセ
チルリ酸十ＣＯ２＋Ｈ２Ｏ２ そして、いずれも酵素反応にともなう過酸化水素（Ｈ２
Ｏ２＞の増加を電極１７で計測する。これによって同一
検体中の乳酸濃度とピルビン酸濃度とが求まる。さらに
画濃度値の比を算出し、これらの値を表示するとともに
プリントアウトする。
チルリ酸十ＣＯ２＋Ｈ２Ｏ２ そして、いずれも酵素反応にともなう過酸化水素（Ｈ２
Ｏ２＞の増加を電極１７で計測する。これによって同一
検体中の乳酸濃度とピルビン酸濃度とが求まる。さらに
画濃度値の比を算出し、これらの値を表示するとともに
プリントアウトする。
この演算および信号処理はマイクロコンピュータを中心
とした処理を用いて行なう。
とした処理を用いて行なう。
第３図は以上説明した装置の外観例を示している。４１
は前述のマイクロコンピュータその他を内蔵している装
置本体、４２は前述のフローシステムの一部を覆うフロ
ーカバー、２５は上記試料注入口、４３は乳酸、ピルビ
ン酸の各濃度値とその比を表示する表示部、４４はプリ
ンタである。
は前述のマイクロコンピュータその他を内蔵している装
置本体、４２は前述のフローシステムの一部を覆うフロ
ーカバー、２５は上記試料注入口、４３は乳酸、ピルビ
ン酸の各濃度値とその比を表示する表示部、４４はプリ
ンタである。
第４図はこの装置による測定結果の例を示すもので、健
常人の上腕および手首を駆血し、手掌での運動を行なわ
せ、経時的に採血した試料を測定したものである。
常人の上腕および手首を駆血し、手掌での運動を行なわ
せ、経時的に採血した試料を測定したものである。
なお、測定した乳酸濃度とピルビン酸濃度の和や差を算
出して表示すれば、より情報を読みとりやすくなる。
出して表示すれば、より情報を読みとりやすくなる。
第１図は本発明の一実施例装置のフローシステムを示す
図、第２図は同上装置における電極部の例を示す構造図
、第３図は同上装置の外観例を示す図、第４図は同上装
置による測定結果の例を示すグラフである。 ２１・・・緩衝液ボトル、２５・・・試料注入口、３２
・・・酵素電極部、２２．２６．２８．３１．３３゜３
６・・・ポンプ。 特許出願人 立石電機株式会社 代理人 弁理士 岩倉哲二（他１名） 第 １１区 第２図
図、第２図は同上装置における電極部の例を示す構造図
、第３図は同上装置の外観例を示す図、第４図は同上装
置による測定結果の例を示すグラフである。 ２１・・・緩衝液ボトル、２５・・・試料注入口、３２
・・・酵素電極部、２２．２６．２８．３１．３３゜３
６・・・ポンプ。 特許出願人 立石電機株式会社 代理人 弁理士 岩倉哲二（他１名） 第 １１区 第２図
Claims (1)
- （１）乳酸測定用の酵素電極と、ピルビン酸測定用の酵
素電極と、同一検体溶液を上記２つの酵素電極に供給す
る手段と、この２つの酵素電極の出力により同一検体中
の乳酸濃度とピルビン酸濃度を定量する手段と、求まつ
た乳酸濃度とピルビン酸濃度との比を算出する手段、求
まつた乳酸濃度とピルビン酸濃度およびその比を表示す
る手段とを備えた乳酸とピルビン酸の同時測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60144013A JPS625172A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 乳酸とピルビン酸の同時測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60144013A JPS625172A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 乳酸とピルビン酸の同時測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS625172A true JPS625172A (ja) | 1987-01-12 |
Family
ID=15352290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60144013A Pending JPS625172A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 乳酸とピルビン酸の同時測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS625172A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5225321A (en) * | 1987-09-11 | 1993-07-06 | Kanzaki Paper Mfg., Co., Ltd. | Measuring apparatus using enzyme electrodes and the method thereof |
| JP2007292740A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Kagawa Univ | マイクロフロー型バイオセンサおよび希少糖の検出または定量への使用 |
| US9551625B2 (en) | 2011-05-31 | 2017-01-24 | Nxstage Medical, Inc. | Pressure measurement devices, methods, and systems |
-
1985
- 1985-07-02 JP JP60144013A patent/JPS625172A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5225321A (en) * | 1987-09-11 | 1993-07-06 | Kanzaki Paper Mfg., Co., Ltd. | Measuring apparatus using enzyme electrodes and the method thereof |
| JP2007292740A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Kagawa Univ | マイクロフロー型バイオセンサおよび希少糖の検出または定量への使用 |
| US9551625B2 (en) | 2011-05-31 | 2017-01-24 | Nxstage Medical, Inc. | Pressure measurement devices, methods, and systems |
| US9835509B2 (en) | 2011-05-31 | 2017-12-05 | Nxstage Medical, Inc. | Pressure measurement devices, methods, and systems |
| US10345175B2 (en) | 2011-05-31 | 2019-07-09 | Nxstage Medical, Inc. | Pressure measurement devices, methods, and systems |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Yamaguchi et al. | Noninvasively measuring blood glucose using saliva | |
| JPH06510210A (ja) | 失血量監視方法および装置 | |
| Staub et al. | Velocity of O2 uptake by human red blood cells | |
| Palmer | The colorimetric determination of hemoglobin | |
| Laver et al. | Blood O2 content measurements using the oxygen electrode | |
| GB2312750A (en) | Differential pH measurement apparatus | |
| US4454229A (en) | Determination of the acid-base status of blood | |
| DK156977B (da) | Ph-analysator og fremgangsmaade til kvantitativ bestemmelse af et stof i en proeveoploesning | |
| US4097921A (en) | Method and apparatus for automatically determining the dilution curve of a solution, particularly the oxygen dissociation curve of blood or hemoglobin solutions | |
| JPS625172A (ja) | 乳酸とピルビン酸の同時測定装置 | |
| US4045296A (en) | Rate sensing batch analysis method and enzyme used therein | |
| Maas et al. | Evaluation of ampouled tonometered buffer solutions as a quality-control system for pH, pCO2, and pO2 measurement. | |
| Beetham et al. | A review of blood pH and blood-gas analysis | |
| JPS5916780B2 (ja) | 人工腎臓モニタ−装置 | |
| Gambino | Determination of blood pCO2 | |
| Roughton | Rapid reactions in biology | |
| JPS5861459A (ja) | クレアチンとクレアチニンの分析装置 | |
| Makin et al. | A rapid and simple method for the specific estimation of glucose in blood | |
| JP3516069B2 (ja) | グルコース濃度の測定方法 | |
| Gunton et al. | On the concentration of protein in samples of normal urine measured by its surface activity | |
| Seiter et al. | Automated fluorometric micromethod for blood glucose | |
| JPH10174599A (ja) | ヒスタミンの定量方法及び定量装置 | |
| Holbek | The radiometer ABL300 blood gas analyzer | |
| CN109540881A (zh) | 一种试剂片 | |
| Sunshine et al. | Methods for the determination of ethanol and acetaldehyde |