JPS6250871A - 有機光導電性エンドレスシ−ト感光体 - Google Patents

有機光導電性エンドレスシ−ト感光体

Info

Publication number
JPS6250871A
JPS6250871A JP18984385A JP18984385A JPS6250871A JP S6250871 A JPS6250871 A JP S6250871A JP 18984385 A JP18984385 A JP 18984385A JP 18984385 A JP18984385 A JP 18984385A JP S6250871 A JPS6250871 A JP S6250871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoreceptor
organic photoconductive
layer
horn
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18984385A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Nishi
泰男 西
Hitoshi Mitsutake
均 三竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP18984385A priority Critical patent/JPS6250871A/ja
Publication of JPS6250871A publication Critical patent/JPS6250871A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、を機先導電性エンドレスシート感光体に関し
、特に帯状の有機光導電性シートを接合して得られる有
機光導電性エンドレスシート感光体に関するものである
〔従来の技術〕
レーザープリンターあるいは電子写真複写機などの電子
写真装置の感光体においては、一般に、ドラム状感光体
が用いられている。しがるに、近年、電子写真装置のコ
ンパクト化を図ること、あるいは装置を薄型のものとす
ること、さらには感光体の周辺に配設される機器の配設
自由度を大きなものとすること、などの要請から、ドラ
ム状感光体の代わりにエンドレスヘルド型のシート状感
光体(以下単に「エンドレスシート感光体」ともいう、
)が用いられるようになってきている。
これらのエンドレスシート感光体は、通常、熱可塑性高
分子量物質のベースフィルム上に感光層が積層されて構
成された帯状のシート感光体をその端部縁同志を互いに
接合して形成される。そして感光層としては、最近特に
有機光導電性感光層が注目を浴び、斯かる有機光導電性
悪光層を有する有機光導電性エンドレスシート感光体の
研究開発が盛んになされている。
帯状のシート感光体の端部縁同志を接合するための手段
としては、+11粘着テープにより接合する手段、(2
)接着剤により接合する手段、などの手段が考えられる
。しかしながら、上記(1)または(2)の手段はいず
れも粘着テープまたは接着剤などの消耗品を用いるため
、接合のために要するコストが高くなり、しかもこれら
の消耗品の補充のために必要なメンテナンスに手間を要
し不便であり、また接合の作業性が劣り、さらには接合
部が非接合部よりも相当厚くなるため、接合部と非接合
部との間に大きな段差ができ、外観が劣ると共に使用時
においてはエンドレスシート感光体を円滑に搬送するこ
とが困難である問題点がある。
これに対して、最近、消耗品を用いずにプラスチックフ
ィルムを接合する手段として超音波による接合手段が開
発された。この超音波による接合手段は、接合すべきプ
ラスチックフィルムの端部縁同志を互いに重ね合わせ、
この重ね合わされた端部縁に超音波を作用させることに
より、端部縁同志を超音波のエネルギーにより溶着せし
め、以てプラスチックフィルムの端部縁同志を接合する
手段である。斯かる接合手段によれば、消耗品を用いず
に接合でき、しかも大きな段差を生じさせずに、また小
さい幅で接合することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような超音波による接合手段により
接合されて得られた’[光導電性エンドレスシート感光
体においては、場合によっては接合部において早期に割
れなどが生して、結局有機光導電性エンドレスシート感
光体の使用寿命が短くなる問題点がある。
即ちレーザープリンターあるいは電子写真複写機などの
電子写真装置の有機光導電性エンドレスシート感光体に
おいては、搬送ローラーに懸架された状態で引張力を受
けながら回転されて繰り返し使用に供されるため、接合
部の機械的な耐久性が小さい場合には早期に有機光導電
性エンドレスシート感光体を交換することが必要となる
問題点がある。
一方、機械的な耐久性を大きくするためには例えば超音
波による溶着を十分な時間をかけて行うことも考えられ
るが、この場合には生産効率が低下する問題点がある。
〔発明の目的〕
本発明は以上の如き事情に基いてなされたちのであって
、その目的は、接合部における機械的な耐久性が十分で
多数回に亘り安定に画像形成に供することができ、しか
も効率的な生産が可能な有機光導電性エンドレスシート
感光体を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の有機光導電性エンドレスシート感光体は、接合
部における引張強度が3〜8.5 kg/cmであるこ
とを特徴とする。
斯かる構成によれば、引張強度が特定の範囲のものであ
るので、接合部における機械的な耐久性が実用上十分で
あって、例えばレーザープリンターあるいは電子写真複
写機などの電子写真装置に適用したときには多数回に亘
り安定に繰り返して画像の形成に供することができ、し
かも上記の如き範囲の引張強度を有する接合部とするた
めに必要とされる接合処理の手間例えば時間が軽減され
るので効率的な生産が可能であり、安価な有機光導電性
エンドレスシート感光体を提供することが可能である。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明においては、有機光導電性感光層を有する帯状の
シート感光体の端部縁同志を互いに接合し、接合部にお
ける引張強度が3〜8.5 kg/Cm、好ましくは5
〜8.5 kg/cm 、さらに好ましくは6〜8.3
 kg/cmである有機光導電性エンドレスシート感光
体を構成する。
有機光導電性エンドレスシート感光体において、接合部
における引張強度が過小のときには機械的な耐久性が小
さくて使用中破断する場合があり、一方接合部における
引張強度が過大のときには接合処理に相当の手間を要し
生産効率が低くなる。
具体的には、第1図に示すように、有機光導電性感光層
を有する帯状のシート感光体lの一方の端部縁11およ
び他方の端部縁12を互いに重ね合わせた状態で受は台
3上に保持せしめ、超音波発生機構のホーン4の先端4
1から重ね合わせた端部縁11および12の表面13に
超音波を作用させ、これにより端部縁11および12同
志を接合部における引張強度が3〜B−5kg/cmと
なるように熱溶着し、もって有機光導電性エンドレスシ
ート感光体を得る。
前記シート%光体1としては、例えば下記の如き構成の
ものを用いることができる。
fi+例えば第2図に示すように、熱可塑性高分子量物
質よりなるベースフィルム15上に導電層16が積層さ
れ、・この導電Ji16上に下引層17が積層され、こ
の下引層17上に有機光導電性感光層1日が積層されて
構成されたシート感光体。
(2)あるいは第3図に示すように、アース用端子とし
て、前記有機光導電性感光層18の一方の側縁部上にさ
らに導電層16と電気的に接続された凸状の表面導電部
19が設けられて構成されたシート感光体。
(3)またあるいは第4図に示すように、接合部の位置
を検出するための目印として、さらに前記有機光導電性
感光層18の他方の側縁部上にも凸状の表面導電部20
が設けられて構成されたシート感光体。
前記ベースフィルム15は、熱可塑性の高分子量物質よ
りなり、その厚さは例えば50〜20Onであり、好ま
しくは70〜150#lである。このベースフィルム1
5を超音波エネルギーにより溶融する観点からは、ベー
スフィルム15の軟化点は例えば60〜160℃である
ことが好ましい。ヘースフイルl、15を構成する材質
としては、例えばポリエチレンテレフタレートなどのポ
リエステル、ナイロン、ポリオレフィン、例えばトリア
セチルセルロースなどのセルロースなどを挙げることが
できる。
前記導電層16は、例えばアルミニウムなどの金属より
なり、その厚さは例えば500〜1000人程度である
。この’ELM層16は、ベースフィルム15上に金属
を蒸着あるいはラミネートして設けることができるが、
このうち蒸着によるのが好ましく、さらに好ましいのは
アルミニウムを蒸着して得られるものである。
前記下引117は光導電層16の固着性を向上させるた
めに必要に応して設けられ、この下引層17を設けずに
シート感光体lを構成してもよい。この下引層17を設
ける場合には、その厚さは例えば約0.05〜5n程度
であり、その材質としては、例えばポリビニルアセクー
ル系、塩化ビニル系、酢酸ビニル系、無水マレイン酸系
、アクリル系、メタアクリル系、エポキシ系、ポリウレ
タン系、フェノール系、ポリエステル系、アルキッド系
、ポリカーボネート系、シリコーン系、メラミン系など
の各種樹脂類を用いることができる。このうち好ましい
のはポリビニルアセクール系、塩化ビニル/酢酸ビニル
/無水マレイン酸共重合系のものである。
前記有機光導電性感光層18は、通常存機光専電性物質
がバインダー樹脂中に分散含有されて構成され、その厚
さは例えば約10〜30n程度である。
この有機光導電性感光層18は一層構成であってもよい
し、またキャリアの発生とその輸送とを別個の層で分担
するいわゆる機能分離型の二層構成であってもよい。二
層構成とする場合においては、キャリアの発生を担う発
生層の厚さは例えば0.05〜5p−、キャリアの輸送
を担う輸送層の厚さは例えば10〜30pmである。こ
れらの発生層及び輸送層には通常熱可塑性のバインダー
樹脂がそれぞれ例えば20〜90重量%好ましくは30
〜70重量%および30〜80重量%好ましくは50〜
70重量%程度含有される。
キャリアの発生を担う発生層は、例えばモノアゾ色素、
ビスアゾ色素、トリスアゾ色素などのアゾ系色素、ペリ
レン酸無水物、ペリレン酸イミドなどのペリレン系色素
、インジゴ、チオインジゴなどのインジゴ系色素、アン
スラキノン、ピレンキノン、フラバンスロンなどの多環
キノン類、キナクリドン系色素、ビスベンゾイミダゾー
ル系色素、インダスロン系色素、スクェアリリウム系色
素、金属フタロシアニン、無金属フタロシアニンなどの
フタロシアニン系顔料、ピリリウム塩色素、チアピリリ
ウム塩色素とポリカーボネートから形成される共晶錯体
など、公知の各種のキャリア発生物質を適当なバインダ
ー樹脂と共に溶剤中に溶解或いは分散し、塗布すること
により形成することができる。このうち好ましいのは、
ポリカーボネートなどの高分子量物質よりなるバインダ
ー中にフタロシアニン系、ビスアゾ系あるいはキノン系
のキャリア発生物質を分散させて得られるものである。
キャリアの輸送を担う輸送層は、主鎖または側鎖にアン
トラセン、ピレン、フェナントレン、ココネンなどの多
環芳香族化合物を有する化合物、また゛はインドール、
カルバゾール、オキサゾール。
イソオキサゾール、チアゾール、トリアゾール。
イミダゾール、ピラゾール、オキサジアゾール。
ビラプリンなどの含窒素芳香環を有する化合物、トリフ
ェニルアミン骨格、スチルベン骨格、ヒドラゾン骨格を
有する化合物などのキャリア輸送物質を適当なバインダ
ー樹脂と共に溶剤中に溶解或いは分散し、塗布すること
により形成することができる。このうち好ましいのは、
ポリカーボネートあるいはポリエステルなどの高分子バ
インダー中に、スチリルアミン系、ヒドラゾン系、カル
バゾール系、ヒドラジン系などのキャリア輸送物質を分
散させて得られるものである。
キャリアの発生層及び輸送層に用いることができるバイ
ンダー樹脂としては、キャリア発生物質或いはキャリア
輸送物質との組み合わせに基いて種々の樹脂が使用でき
るが、一般にポリエステル、ポリエチレン、ポリアミド
、ポリカーボネート、エポキシ、ポリ−N−ビニルカル
バゾール、ポリスチレン、ポリビニルブチラール、ポリ
メチルメタクリレートなどを用いることができる。
前記表面導電部19及び20は、例えば導電性インクな
どを傅布乾燥して設けられ、その厚さは例えば約3〜2
0n程度である。
本発明においては、既述の如き構成のシート感光体1の
一方の端部縁11および他方の端部縁12を例えば超音
波溶着により接合するが、この超音波溶着においては、
接合により形成された接合部においてその引張強度が3
〜8.5 kg/amであることが必要である。
第1図において、5は電気振動を機械的振動に変換する
振動子、6は振動子5を駆動する発信器である。8はス
トッパーであり、このストッパー8がホーン4の外壁に
設けたフランジ部9の下限位置を規制し、これによりホ
ニンギャップ長(受は台3の上面からホーン4の先端4
1との間の距離)Dの最短距離が設定される。一方図示
はしないが、超音波の発信期間中は、ホーン4に下方す
なわちホーン4の先端41がシート感光体1に接近する
方向(矢印Xで示す方向)に超音波振動による反発力に
対抗する静圧が加えられ、この静圧によりホーン4の先
端41の上限位置が規制されるようになっている。この
静圧は具体的にはホーン4の上部に荷重を加えることに
より与えることができ、この荷重は例えば500〜11
00gであり、好ましくは700〜900gである。こ
の荷重が過小のときには超音波による溶着ができない場
合あり、一方荷重が過大のときには接合部における引張
強度が低下する傾向がある。
前記ストッパー8は必須のものではないが、しかし実用
上はストッパー8を使用することが好ましい。
ホーン4の先端41の形状は特に限定されないが、第5
図に示すように、接合すべき部分の面積に対応した大き
さの先端41を有するホーン4を用い、当該ホーン4を
シート感光体1に対して相対的に移動させないで接合す
べき部分の全体を一回で溶着して接合するようにしても
よい。またあるいは、第6図に示すように、小さな面積
の先端41を有するホーン4を用い、当8亥ホーン4ま
たはシート感光体1の接合すべき部分のいずれか一方を
固定し他方を一方に対して相対的に移動させることによ
り、接合すべき部分にその長さ方向に沿って連続的に超
音波を与えて接合すべき部分の全体を溶着して接合する
ようにしてもよい。
後者の手段においては、超音波エネルギーが比較的小さ
くて済むので、超音波装置の構成が簡単となり、経済的
である。この場合、受は台3を固定して当該受は台3上
にシート感光体1を保持固定した状態でホーン4を移動
させるようにしてもよいし、あるいはホーン4を固定し
受は台3を移動可能に構成して当該受は台3上にシート
感光体1を保持固定した状態で受は台3と共にシート感
光体1を移動せしめるようにしてもよい。この手段にお
いて、相対的な移動速度すなわち溶着速度は例えば8〜
30mm/see、好ましくは8〜20IIllI/s
ecである。この溶着速度が過小のときには接合処理に
要する時間が長くなって接合作業の効率が低下し、一方
溶着速度が過大のときには溶着が不十分となって引張強
度が低下する傾向がある。
ホーン4の先端41の形状としては、第7図に示すよう
に、移動方向すなわち接合する部分の長さ方向に沿った
部分を曲面状とすることが、移動時にホーン4が受ける
抵抗を緩和できること、および溶着後の接合部の外観が
きれいになることから好ましい、具体的には第8図〜第
10図に示すような形状のホーン4が好ましい、すなわ
ち、この例においては、その先端の断面の輪郭が円弧状
である一方の一対の側壁42と、その断面の輪郭が略矩
形である他方の一対の側壁43とによりホーン4の先端
部が形成され、シート感光体の溶着においては、シート
感光体の接合する部分の長さ方向(矢印Yで示す)に対
して他方の一対の側壁43の円柱状面部の軸Zが略直角
になるよう当該ホーン4をシート感光体の接合する部分
に対して相対的に移動させながら超音波を作用させる。
具体的寸法の一例を挙げると、一方の一対の側壁42の
幅Sは例えば約611Im1他方の一対の側壁43の幅
Tは例えば約51111であり、他方の一対の側壁43
の円柱状面部の曲率半径Rはそれぞれ例えば約2.5m
mである。
また第10図におけるように、一方の一対の側壁42の
角部を曲面状としてもよい。
ホーン4の材質としては、例えばモネル合金、ハードク
ロムメッキしたジュラルミン、六−ドクロムメッキした
燐青銅合金などを用いることができ、このうちハードク
ロムメッキしたジュラルミン、ハードクロムメッキした
燐青銅合金が熱伝導率がよくて耐摩耗性に優れている点
で好ましい。
シート感光体の溶着に必要な超音波の発信周波数は例え
ば15〜30kllzであり、また超音波の片振幅は例
えば15〜25tt會(ピーク・ピーク間振幅の2の大
きさ)、好ましくは18〜23μである。この超音波の
片振幅が過小のときには接合処理に要する時間が長くな
って接合作業の効率が低下し、一方超音波の片振幅が過
大のときには溶着が不十分となって引張強度が低下する
また超音波エネルギーを発生させるために必要な電力は
例えば150〜450W程度であることが好ましい。超
音波エネルギーが大きければ接合部を短時間で溶着して
接合することができるが、超音波エネルギーをあまり大
きくすることは、必要な電力コストが大きくなり経済的
ではない。
受は台3の材質としては、機械的Q(共振の鋭さ)の低
い例えば鉄、鉛、銅などの金属をハードクロムメッキし
てなるものが、耐摩耗性の点で好ましい、この受は台3
上にシート感光体1の端部縁11および12を保持固形
するための手段としては、例えば第】1図に示すように
、受は台3の上面31に多数の開口32を設けて、この
開口32から負圧を作用せしめてシート感光体1を吸引
保持するのが好ましい。斯かる保持手段によれば、シー
ト感光体lの存機光導電性感光IJ18を傷つけること
なく、当該シート感光体1を受は台3上に保持すること
ができる。前記開口32の径は例えば1〜21程度であ
り、一方の端部縁11を吸引保持する開口と他方の端部
縁12を吸引保持する開口との間の最短距離しは例えば
4〜6.5mm程度である。開口32から作用せしめる
負圧の大きさは約160mn+Aq以上であればよい。
第12図は有機光導電性エンドレスシート感光体の他の
例を示し、この例は、ベースフィルム15の裏面側に保
護用のゴム層またはホントメルト加工N21が設けられ
、このゴム層またはホットメルト加工Jm21には、レ
ーザープリンターあるいは電子写真複写機などの電子写
真装置の有機光導電性エンドレスシート感光体装着用の
ローラーに設けられた滑り止め用の溝に嵌合する突起の
多数が、シート感光体1の両側縁部においてその長さ方
向に沿って設けられる場合があるので、この場合には第
13図に示すように、当該突起を受容する凹部33を受
は台3の上面に設けることが好ましい。
〔実施例〕
以下本発明の具体的実施例について説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 第2図に示した構成に従って作製した帯状のシート感光
体の一方の端部縁および他方の端部縁同志を重ね合わせ
た状態で超音波)容管により接合してfa光導電性エン
ドレスシート感光体を得た。
これを「感光体1」とする。シート感光体の具体的構成
および溶着条件は次の通りである。
(シート感光体の具体的構成) ベースフィルム15の材質:ポリエチレンテレフタレー
ト(軟化点=70〜80℃) 導電層16:厚さ800人のアルミニウムの蒸着層 ヘースフイルム15と導電層16の合計の厚さニア0μ 下引N17の材質:ポリビニルホルマール樹脂「ビニレ
ソクLタイプ」(@チッソ製)下引層17の厚さ:0.
2n 有機光導電性悪光層18:下引層17の上に発生層を形
成し、さらにその上に輸送層を形成してなる二層構成 発生層:下記構造式(1)で表される物質を50重量%
となる割合でポリカーボネート 「パンライ) L −1250J  (帝人化成社製)
に分散含有させて形成 構造式(1) 発生層の厚さ:0.2n 輸送層:下記構造式(2)で表される物質を50重量%
となる割合でポリカーボネート 「パンライトL −1250J  (帝人化成社製)に
分散含有させて形成 構造式(2) 輸送層の厚さ;20μ シート感光体1の厚さ:96μ票 シート感光体lの長さ: 38cm シート感光体10幅:250I11 (溶着条件) 超音波の片振幅:20p 超音波の周波数: 28.5kllz 超音波発生の所要型カニ  150W 溶着速度:20mll1ノsec ホーン4に加えた荷重:300g 以上のようにして得られた感光体lについて、引張強度
を調べたところ、3 kg/cmであった。なお引張強
度は、引張試験機により測定した。
実施例2〜4および比較例1 実施例1の溶着条件において、超音波の片振幅、溶着速
度および荷重を後述する第1表に示したように変更した
ほかは実施例1と同様にして有機光導電性エンドレスシ
ート感光体を得た。これらをそれぞれ「感光体2」〜「
感光体4jおよび「比較感光体1」とする。これらの感
光体2〜4および比較感光体1の各々について実施例1
と同様にして引張強度を調べた。結果を第1表に併せて
示す。
次に、以上の感光体1〜4および比較感光体1を実際に
電子写真装置に装着して、複写画像を形成する実写テス
トを繰り返して行い、感光体の接合部の耐久性について
調べた。結果を併せて第1表に示す。
なお、第1表中「耐久性」の欄において「○」は10,
000回後においても感光体の接合部においてなんら損
傷が認められず、また複写画像も良好なものであること
を表し、「Δ」はs、 ooo回後において感光体の接
合部にやや損傷が認められるようになったが実用上問題
はないことを表す。
また感光体1〜4および比較感光体1の生産性について
の評価も併せて第1表に示す。なお、第1表中rOJは
生産効率が高いことを表し、rxJは生産効率が相当に
低いことを表す。
なお、以上の感光体1〜4および比較感光体lはいずれ
もその幅が250mn+であり、そして電子写真装置に
張力が1kgとなる状態で感光体を装着して実写テスト
を行った。
以上の結果から理解されるように、本発明に係る感光体
1〜4は、いずれも引張強度が3〜8.5kg/cmの
範囲にあるものであるため、接合部の耐久性が十分で画
像形成を多数回に亘り安定に操り返して行うことができ
、また生産効率も高くて有利に有機光導電性エンドレス
シート感光体を製造することができる。
一方比較感光体1は、引張強度が9 kg/cvaと大
きくて耐久性は十分であるものの、そのような大きな引
張強度を得るために接合処理に相当な手間を要し、また
引張強度は耐久性試験で9 kg/cmをも必要ないこ
とが十分判り、この結果生産効率が低くて生産性の観点
からは問題のあるものであった。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明の有機光導電性エン
ドレスシート感光体は、接合部における引張強度が3〜
8.5 kg/Cmであるものであるので、接合部にお
けるRhi的な耐久性が実用上十分であって、例えばレ
ーザープリンターあるいは電子写真複写機などの電子写
真装置に適用したときには多数回に亘り安定に繰り返し
て画像の形成に供することができ、しかも上記の如き範
囲の引張強度を存する接合部とするために必要とされる
接合処理の手間例えば時間が軽減されるので効率的な生
産が可能であり、安価な有機光導電性エンドレスシート
感光体を提供することが可能である。
なおこの種の感光体は、電子写真装置において、例えば
2501の幅を有する場合に、通常、張ノ】が500g
〜2kg、特に800g = 1.5 kgとなる状態
で使用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の有機光導電性エンドレスシート感光体
の製造プロセスの一例を模式的に示す説明図、第2図〜
第4図は各々シート感光体の具体的構成例を示す説明用
断面図、第5図及び第6図は各々超音波発生機構のホー
ンの具体例を示す説明用斜視図、第7図は超音波発生機
構のホーンの先端形状の一例を示す説明図、第8図〜第
10図はそれぞれホーンの先端の具体的形状の一例の詳
細を示す説明用斜視図、説明用正面図及び説明用側面図
、第11図は受は台の一例を示す説明図、第12図は有
機光導電性エンドレスシート感光体のさらに他の具体的
構成例を示す説明用断面図、第13図は受は台の一例を
示す説明図である。 l・・・シート感光体   11.12・・・端部縁1
3・・・上面       3・・・受は台4・・・ホ
ーン      41・・・先端42・・・一方の側壁
    43・・・他方の側壁15・・・ベースフィル
ム  16・・・導電層17・・・下引層      
18・・・有機光導電性悪光層19.20・・・表面導
電部  5・・・振動子6・・・発信器      8
・・・ストッパー9・・・フランジ部    31・・
・表面32・・・開口 21・・・ゴム層またはホントメルト加工層33・・・
凹部 図面の浄4a(内容に変更なし)“ 茅1図 秦2圓  乍3囮  多4m #II囮 第12囮 年13図 手続補正書(自発) 昭和60年10月1′8日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 !、事件の表示 昭和60年特許願第189843号 2、発明の名称 有機光導電性エンドレスシート感光体 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名 称
  (127)小西六写真工業株式会社4二代 理 人 図面全図 6、補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)接合部における引張強度が3〜8.5kg/cmで
    あることを特徴とする有機光導電性エンドレスシート感
    光体。 2)接合部が超音波溶着により形成されたものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の有機光導電
    性エンドレスシート感光体。
JP18984385A 1985-08-30 1985-08-30 有機光導電性エンドレスシ−ト感光体 Pending JPS6250871A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18984385A JPS6250871A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 有機光導電性エンドレスシ−ト感光体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18984385A JPS6250871A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 有機光導電性エンドレスシ−ト感光体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6250871A true JPS6250871A (ja) 1987-03-05

Family

ID=16248131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18984385A Pending JPS6250871A (ja) 1985-08-30 1985-08-30 有機光導電性エンドレスシ−ト感光体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6250871A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63173259U (ja) * 1987-04-30 1988-11-10

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5817474A (ja) * 1981-07-24 1983-02-01 Ricoh Co Ltd 電子写真装置
JPS591073B2 (ja) * 1979-04-10 1984-01-10 富士電機株式会社 同期電動機の磁束演算器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591073B2 (ja) * 1979-04-10 1984-01-10 富士電機株式会社 同期電動機の磁束演算器
JPS5817474A (ja) * 1981-07-24 1983-02-01 Ricoh Co Ltd 電子写真装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63173259U (ja) * 1987-04-30 1988-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5518854A (en) Flexible tubes supported on rigid drum
US5698358A (en) Process for fabricating a belt with a seam having a curvilinear S shaped profile
US5709765A (en) Flexible belt system
US5240532A (en) Process for heat treating a flexible electrostatographic imaging member
US5190608A (en) Laminated belt
US6660441B2 (en) Simplified flexible electrostatographic imaging member belt
JPS6250871A (ja) 有機光導電性エンドレスシ−ト感光体
US6165670A (en) Method of treating electrostatographic imaging web and method of making electrostatographic imaging members using such imaging web
JPS629938A (ja) シ−ト体の接合方法
JP4554147B2 (ja) シーム有りエンドレスベルト、およびそれを用いた転写装置、定着装置、画像形成装置
JP3655969B2 (ja) 感光体ベルトの製造方法
US5885512A (en) Method of treating preformed flexible imaging belts to form ripple-free and dimensionally precise belts
JP4243830B2 (ja) 定着装置、およびそれを用いた画像形成装置
JP3724201B2 (ja) 無端ベルト状電子写真感光体の製造方法
JP3852835B2 (ja) 超音波接合によるエンドレスベルト状電子写真感光体の製造方法、エンドレスベルト状電子写真感光体、画像形成装置、及び画像形成装置用プロセスカートリッジ
JP3677999B2 (ja) 電子写真装置用無端ベルトおよびその製造方法
JP2707655B2 (ja) シームレスベルト型感光体の製造方法
JP4668436B2 (ja) エンドレスベルト状画像形成体、画像形成ユニット及び画像形成装置
JPS6250872A (ja) エンドレスベルト感光体
JPH01288860A (ja) エンドレスベルト状電子写真感光体の製造方法
JPH1020512A (ja) 感光体ベルトの製造方法および感光体ベルト
JP2004034310A (ja) 樹脂ベルトの接合方法
JP2000330422A (ja) エンドレスベルト状電子写真感光体及び画像形成装置
JP2005326821A (ja) 電子写真感光体の塗工方法及び塗工装置
JP2000267320A (ja) エンドレスベルト状電子写真感光体