JPS62501407A - 操縦可能の空気静力学的気球 - Google Patents

操縦可能の空気静力学的気球

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JPS62501407A
JPS62501407A JP60505297A JP50529785A JPS62501407A JP S62501407 A JPS62501407 A JP S62501407A JP 60505297 A JP60505297 A JP 60505297A JP 50529785 A JP50529785 A JP 50529785A JP S62501407 A JPS62501407 A JP S62501407A
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レジパ ロベール
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サントル ナショナル デテュ−ド スパシヤル (セ・エヌ・エ・エス)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 操縦可能の空気静力学的気球 本発明は操縦可能の空気静力学的気球に関し、特に自由な拘束のない(操縦可能 、宇宙気球等)又は係留されることの出来る(材料を負荷され、又は排出する為 のクレーンの役目をなす気球)ような大なる容積の気球を製造することに応用出 来るものである。実際的な有用性と協調し得る中津の重量を有し、強力な高圧に 耐えることの出来る大なる容積の気球を製造することは出来なかった。従って大 なる負荷を移送する為の公知の実際に操縦出来る気球は包囲体構造を有し、この ような包囲体構造は損傷を受ける覚悟でしか大体10ミリバール以上の高圧(内 部圧力と外部圧力との差)に耐えられなかったのである。このような状態で、こ のような気球に生じ得るガス量の変化は垂直方向の空気静力学的な操縦を保証す るには不充分な程甚だ大なるものであって、このことは必然的に固体又は液体の 量の変化によって生じ、従って公知のような多くの困難を生ずる(下降方向の操 縦制御の不良、補助負荷の積込みの必要性、投下の為に行うべき注意等)。その 他、このような気球の空気静力学的平衡は熱的変化及び発動機燃料の消費に対し て甚だ敏怒で、これらの気球の操縦は甚だ細心を要するものであった。
その他、大気層の探索の為に負荷を運搬するようになされた操縦可能の宇宙気球 があるが、容積が大なる場合に過圧の小さいこれらの気球は一般にヘリウムのよ うな空気よりも軽いガスによって膨らまされた気球運搬装置及び空気によって膨 らまされて、前記気球運搬装置に連結されてこれの下方に配置される気球安定化 装置を含んでいて、操縦は、空気を一定の容積を有する気球安定化装置内に導入 し、又はこれから放出させることによって気球安定化装置の圧力を変化させて行 うものであったのである。これらの装置は、操縦能力が気球安定化装置によって 独特に生ずる事実に関連する欠点を与え、レベルの変化を与えるのが遅く、高度 を制御するのが困難で、このような気球は上昇限度の高度が不安定であった。
排除することをIzするものである。
本発明の1つの目的は、大なる負荷を移送出来るように容積が甚だ太きく (1 06m’まで)、又ガスを保持する構造が甚だ強力な高圧(数百ミリバール)に 耐えることが出来るような空気静力学的気球を捉供することである。
従って本発明は、空気静力学的な、操縦がガスのtffiの変化によって保証さ れることの出来る気球を提供することを企図するものである。
本発明の他の目的は、迅速なレベルの変化を可能になすように操縦制御く垂直方 向の)及び良好な高度の制御の効率を著しく増大させることである。
更に他の目的は、高度、特に上昇限度の高度について気球の良好な安定性を得る ことである。
その他、本発明の更に他の目的は、地」二で気球を上昇させる操作を容易になす ことである。
本発明による操縦可能の空気静力学的気球は、空気を含み、大体円筒形の部分及 び下部及び上部の2つの極を有し・極間連結紐体によって連結された外部包囲体 と称される第1の包囲体と、 前記外部包囲体に沿って長手方向に伸長し、この外部包囲体の前記下部極及び上 部極に結合されている長手方向補強網体と、前記外部包囲体の廻りに横方向に伸 長する円周方向補強網体と、 前記第1の包囲体の内部に配置され、空気よりも軽いガスを含み、膨らまされる 間前記外部の包囲体に対して支持されるようになっていて、前記極間連結紐体に 固定された下部及び上部の2つの極を有する内部包囲体と称される少なくとも1 つの第2の包囲体と、 前記外部包囲体に空気を導入する装置及びこの外部包囲体から空気を排出させる 装置(「空気」なる用語によって一般的にこの気球が旋回する惑星の大気を形成 しているガスを意味していることに注意)と、 を含んでいる。
このようにして以下の説明により理解されるように、このような気球は強力な高 圧に耐えるようになっており、この高圧によって発生される張力は実際上大部分 長手方向補強網体及び円周方向補強網体により、及び極間連結紐体によって受止 められるのである。従って気球を500乃至600 ミリバールにも達し得る過 圧を有することが出来るようにして、表面の質量が甚だ小さい薄い包囲体を提供 することが出来るのである。外部包囲体は、特に大体100乃至300 ミクロ ンの厚さの材料によって作られることが出来、夫々の内部包囲体は約10乃至1 00 ミクロンの厚さの更に薄い材料によって作られることが出来る。
更に内部包囲体が空気よりも軽いガスを含んでいるようなこの気球には、空気を 含む包囲体を一体的に形成され、操縦力が外部包囲体の全容積に比例的になされ 、別々の2つの気球を有する古典的な装置に比(2,て何倍もの効果を享受出来 る。
同様に、高度の変化する場合に気球に与えられる反作用力はり(部包囲体の全容 積に比例的で、気球は空気の量が外部包囲体内で甚だ希薄になる上昇限度の高度 に対して良好に保たれる向上された安定性を享受出来るのである。
更に、安全性(場合による漏洩、急速な落下の可能性の補償)を得る目的で、夫 々の内部包囲体はヘリウムによって膨張させる装置又はヘリウムを排出して萎ま せる装置と組合されることが出来る。
本発明による気球は外部包囲体内に配置される唯1つの内部包囲体を有すること が出来る。同様に企図される応用面の要求に応じて外部包囲体内に配置される多 数の内部包囲体を含むことも出来る。この場合内部包囲体に組合される膨張又は 萎ませる装置は1つの内部包囲体のガスを他の内部包囲体に移送する装置を含む ようになされ、同様にして種々の内部包囲体に対して異なる圧力を与えるように なすことが出来る。
特別な実施形態によれば、多数の内部包囲体は外部包囲体の内部で互いに上下に 重なり合うよに配置され、下方の内部包囲体の下方の極が実質的に外部包囲体の 下方の極と一致し、父上部の内部包囲体の上部の極が実質的に外部包囲体の上部 の極と一致し、内部包囲体の他の極が中間位置で極間紐体に固定されるようにな されるのである。
同様にして気球は互いに並べて配置される多数の内部包囲体を含み、互いに接触 し、及び/又は外部包囲体と接触して膨張されるようになされ、内部包囲体の下 部の極が実質的に外部包囲体の下方の極に一致し、又上部の極が実質的に外部包 囲体の上方の極に一致するようになし得るのである。
本発明は又操縦可能の気球(即ち水平及び場合により垂直に推進させる装置を設 けられた気球)又は係留気球(ケーブルに連結されて負荷を移送する為に無線操 縦される気球)と同様に宇宙気球(ballons 5patiaux)特に成 層圏気球にも応用されることが出来る。
本発明による気球は、甚だ大なる容積の空気静力学的組立体(大なる操縦能力の )を得る為に互いに重ね合され、又は水平に並列に並べられ、又はこれらの配列 の組合せによる他の多数の同様のモジュールに組合されることの出来る基本モジ ュールを構成するものである。
本発明の他の特徴、目的及び利点は、これに限定されない例としての実施形態を 示す添付図面を参照して後述される説明から判るが、この説明の一体的な部分を なす添付図面に於て、第1図は本発明による気球の斜視図であり、第2図は垂直 軸線平面を通る断面図であり、第3図は外部包囲体の部分を拡大した詳細断面図 であり、第4a図、第4b図及び第4c図は、2つの円周方向補強体の間の大き く膨張された状態の外部包囲体を示す概略的図であり、 第5図は気球の下部極片を示す詳細断面図であり、第6a図及び第6b図は夫々 減少された膨張状態(潰れた)及び充満に近い状態の気球の形状を示す概略的図 面であり、第7図は気球の他の実施形態の概略的な垂直軸線断面図であり、 第8図は前述の気球の重ね合わされた2つの内部包囲体の間に配置される中間極 片の詳細断面図であり、第9図は本発明による多数の気球によって作られた空気 静力学的組立体の概略的垂直軸線断面図であり、第10図はこの組立体の水平平 面による断面図である。
例として第1図乃至第6図に示された操縦可能の空気静力学的気球は単一にて又 は他のモジュールと組合されて操縦可能の宇宙気球又は負荷を移送する係留気球 を形成する為に使用出来る最も簡単な基本モジュールを構成している。
この気球は先ず直線縁部に沿う矩形の胴部組立体により公知の方法で形成される 外部包囲体1を含んでいる。この外部包囲体は円筒形部分1aを含み、この円筒 形部分は皺を付されて窄められ上下た両方の端部に伸長し、包囲体の軸線上で包 囲体の端部の縁部が上部及び下部の極に配置された極片2及び3に取付けられる ようになっている。
円筒形部分1aを有するこのような包囲体の製造は本出願人による仏画特許第2 472971号に記載された方法によって行い得る。
外部包囲体lを構成する材料は、例として第3図に示されるような3つの層を有 する気密な複合材料であって、外側には熱可塑性ポリエステルフィルム4、内側 には溶接可能のポリエチレンフィルム5、及びこれらの02つのフィルムの間に 織物「ケヴラ一ポリエステル」6を有する。この組立体は200 ミクロン程度 の厚さを有する。
織物6は円周方向に配置されるポリエステルの横糸及び長手方向に配置される「 ケヴラー」の縦糸を含んでいる。このようにして、この織物は円周方向よりも長 手方向に人なる抵抗力を有するような非対称的な11℃抗力を有し6、更に長手 方向には非伸長性([非伸長性コによ、って大体1乃至2%を超えない弾性的伸 びを有する材料を意味する)を有し、又円JN]方向にはこの材料は更に大なる 弾性を有する(大体10%程度の伸び)。
す(部包囲体1は7のような円周方向補強網体及び8のような長手方向補強網体 によって取囲まれている。
円周方向補強網体7は包囲体の高さ位rから出発して包囲体の軸線に垂直な平面 内に配置されている。夫々の円周方向補強網体7は抵抗力の大なる例えば幅が2 0乃至50mmで厚さが5710emmの「ケヴラー」のような非伸長性材料の 帯体によって構成されて、夫々の帯体の両端が互いに上下に接着されている。
夫々の帯体7は何れかの位置で外部包囲体1に結合されていて、この帯体によっ て支持体に対して僅かな力しか伝達しないように外部包囲体に対して遊びを有す るようになっている。例えば夫々の帯体7の固定は、一方では外部包囲体1に対 し、又他方で今考えている帯体7に対して接着される「ヴエルクロ」型式の結合 材料の対をなす部分8及び9によって行われるのである。
このようLこして夫々の補強帯体7は外部包囲体1の廻りにぞの外側に固定され 、この包囲体が膨張された状態で、注目される程の拘束力を伝達せずに外部包囲 体の全周囲に接触するようになされるのである。
その他、長手方向補強体即ち長手方向補強網体8は外部包囲体の廻りに配置され る子午線平面内に位置し、保持位置決め装置によって円周方向補強網体の外部に 位置決めされている。例として、この位置決め装置は撓み易い帯体(織物ヌはそ の他の材料)10?こよって構成され、長手方向補強網体を通−7て横切るよう になっている。
夫々の長手方向補強Ni1体B +、、を犬な2)■抗力を有−セるJ[伸1: 件の材料によって作ら引1、既述のよ−)に「ゲヴラー」の帯体によって構成さ れることが出来る。
長手方向補強網体8ば外部包囲体の下部及び上部の極の間を1本宛伸長し、これ らの極の高さ位置で極片2及び3上に固定されている。
外部包囲体1は長手方向補強網体8の夫々の帯体の長さ、よりも大なる長手方向 の長さを有し”ζいて、完全に膨張された状態で、長平方向の応力が実質的に長 平方向補強網体8によって支持されるようになっている。
第4a図に概略的に示されるように完全には膨張されていない状gでは、外部包 囲体1は円周方向の補強体の間に円周方向の折目Pを有する。従って膨張の際に 、円周方向補強体の間に膨らみ(lobes)を生じ、包囲体内の過圧が更に大 きくなると膨この膨らみが更に大きくなるようになさねている(第4b図、第4 C図)。
その他、極片2及び3は、外部包囲体1の1111線に沿って伸長する非伸長性 の極間紐体11によって結合され、例えばこの紐体は人なる抵抗力の非伸長性材 料、特に1ケヴラー」の帯体の束によって構成されるのである。
この極間紐体11の長さは夕(部包囲体を形成している胴部の長さよりも小さく 、所望の外形を得る為に気球の種々のパラメーターの関数として調節されるので ある(仏間特許第2472971号)。
更に、気球は内部包囲体I2を含み、この内部包囲体12は外部包囲体1の内部 に配置されていて、矩形の胴部を組合せることによって外部包囲体と同様の方法 で製造され、」二部及び下部の縁部が極片2及び3に結合されて固定されている 。
このようにして内部包囲体12は円筒形部分12aを有し、これの直径が、最大 に膨張された時の外部包囲体】の円筒形部分1aの直径に対応するようになされ て、この部分12aが膨張した時に前記円筒形部分1aに対して支持されるよう になされるのである。
従って内部包囲体12は支持の為に小さい拘束力しか有していないので、外部包 囲体の厚さよりも甚だ厚さの薄い、特に50ミクロンの程度の厚さの材料によっ て作られることが出来、この材料はヘリウムに対して封止性を有するようにアル ミニウム被覆を被着された「マイラー」の層を含む型式の複合材ネ]となすこと が出来るのである。
内部包囲体12はヘリウム(又は空気よりも軽い他のガス)によって膨張され、 外部包囲体は空気によって膨張されるようになっている。
ヘリウムによる膨張は離陸する際に地上で独特の方法で行われるが、上部の極片 が安全弁を設けられて、限界を超えた内部圧力を生じた場合にヘリウムを逃がし 得るようになっているのである。
同様にして、気球は、飛行の安全性を増大させる為に、気球に搭乗された内部包 囲体の膨張及び萎ませ装置を設けられているのである(漏洩の補償、危険の場合 の操縦能力を増大させる機能)。
総ての場合に気球は、この気球εこ搭乗さJまた空気をり(部包囲体に導入する 為の装置及び空気を排出させる為の装置を設けられ、これらの装置は地上にてこ の包囲体を膨張させる時に使用され、又飛行中に操縦を行う為に使用されるので ある(空気の導入は下降を生じさせ、空気の排出は十)1を41、しさせる)。
第5図は下部極片2の軸線方向断面図を示L2、この下部極片2を介在させるこ とによって空気の導入及び排出を行うのである。
この極片2は内部室13を形成されていて、この内部室は開口14によって外部 包囲体1の内部と連通している。その為に外部包囲体の下方部分は開口14の下 方で極片の廻りに封止状態で固定され、又同様に内部包囲体12の下方部分は前 記開口14の上方で極片の廻りに封止状態で固定されている。
夫々の包囲体I又は12は、これらの包囲体の6部に固定された環状ビード15 及び締環】Gによって極片2の廻りに固定されるのである。
その他、極片2は外部に17のような極間紐体11を形成する帯体の束の鉤止め 装置及び18のような長手方向補強網体8を形成する帯体の鉤止め装置を含み、 同様に下方部分に負荷の鉤止め装置19を支持している。
極片2は3路弁20を設けられていて、この3路弁は出Ll 20aからの空気 の排出、又は導管21を通ってターボコンプレッサー(又は他の同様の装置)か ら来る圧縮空気の導入を可能になしている。このターボコンプレ・ノザーは気球 に搭乗されていて、負荷と共に配置されることが出来る。
ヘリウムによる内部包囲体12の膨張は導管22を7t、yで行われるが、この 導管は封1L状nEで極片2をiJIされ、極片2の刺1線上に配置されるオリ フィス22aによって極片の上部から出゛Cいる。内部包囲体のH′!113を 総て回避する為に多数の孔を設けられたスリーブ23が内部包囲体の内部に、オ リフィス22aの廻りに設けられていて、このスリーブは他方の極に向ゲて伸長 しており、導管22が高圧のヘリウム供給源に接1hされた時に、このスリーブ が内部包囲体に導入されるガスを減圧させて内部包囲体に損傷を与える危険を排 除するようになゲている。
よく判るようにヘリウム供給源が接続から外される時に、弁が導管22を閉鎖す るようになっている。
第6a図及び第6b図は前述の気′f、Mを、異なる膨張状態で示している。
気球が高度(外部圧力が減少される)を得る時に、一定のヘリウム量を含む内部 包囲体の容積は増大し、一方弁部包囲体の空気の質量は減少し、気球組立体の容 積は実質的に一定に保持されるのである。
このような装置に於て、外部包囲体内の圧力の増加(又は減少)Δpを生じさせ る空気の導入(又は空気の排出)が下記のような下方(又は上方)に向う垂直な 力Eを生ずることを示すVは気球の全容積で、 paは外部圧力である。
この操縦力は■即ち気17Fの全容積に比例べし、外部包囲体内に金目:わる空 気の容積O・ろし”IL例するものではないことが観察されろ。
反対乙こΣ+i /、の2一つの気球の場合(容積〜パ、の−、リウJ、乙こよ 12、て膨張された気球及び容積ν”2の空気を含む安定化気球)の場しい倍数 で本発明の気球の方が有利になるのである。
同様に、事故による高度の変化に対抗する反vJ力は、この倍数だけ倍加され、 気球の安定性が著しく向上され、特に上屏限度の高度で安定性が向上されるので ある。
その他、この気球の構造は、古典的な気f4jが耐え得る過圧よりも著しく高い 過圧まで包囲体を膨張させるのを可能になす。
実際上、内部包囲体の張力は外部包囲体により、又極間組体によって著しく解除 され、又外部包囲体の張力は極間紐体、長手方向補強網体8及び円周方向補強網 体7によって解除されるのである。
注目すべきことは、外部包囲体の抵抗力の非対称性及び膨張された時に膨らむ構 造が、導入される過圧の限界値を増大させるのに寄与していることであって、実 際上この限界値の表示は、る。
夫々の応用面に於て、気球のパラメーター(円周方向補強網体の密度、長手方向 補強網体の密度等)は、包囲体に与えられる拘束力の位置を最良の状態即ち包囲 体の材料が夫々の方向で安全係数を乗じた弾性限界を有する更に良好な状態で働 き、又過圧/重量の更に良好な妥協点がこのようにして得らねるのである。
注目されることは、事故による過大な張力が局部的に生じた場合に前述の構造は 外部包囲体の今考えている膨らみの位置で円周方向に縁部に生ずる弾性限界を超 過した場合に、生ずる破壊が今考えている膨らみを境界している2つの円周方向 補強帯体によって制限される長手方向の裂tノ目の形状を取るように制限され得 ることである。このようにして気球の突然の破裂を防止するのである。
地上からの気球の離陸は空気によって外部包囲体を膨張させることにより行われ る。この膨張の間に気球は地上に拡げられて保持され、この位置は気球が垂直に 立上るか否かを更に容易に見るのを可能になす(この状態の間、気球は場合によ り保護の為に伸長した形状を有する通常の高さの格納庫内に入れられることが出 来る)。
次に、使命を行う為に必要なヘリウムの量が内部包囲体内に導入されて気球は離 陸するまで次第に立上る。注目されることは、気球が長手方向補強帯網体8又は 円周方向補強帯網体7ζこよって捕捉され、破損し易い包囲体に触れることな( 容易に操作出来ることである。
離陸の際に、内部包囲体は気tHの全容積の3分の1又は4分の1の程度の容積 を有するようになし得るが、上JF限度の高度では気球は気球の容積の殆ど全部 を占めるのである。外部包囲体及び内部包囲体内を支配する相対的な内部圧力は 500 ミリ/Nl−用の程度になし得る。
第7図及び第8図は前述のものと同様であるが、ヘリウムを含む多数の内部包囲 体を治する変形形態を示す(これらの図面には同様の機構に対して前述した開面 と同様の符号を使用しである)。下方の内部包囲体12iの底部は前述の極片2 と同様の極片に取付けられていて、一方1一方の内部包囲体12Sの頂部は前述 の極片3と同様の極片に結合されている。
前述の内部包囲体の他の極は中間極片24によって極間紐体11に対して中間の 定位置に固定されるが、その実施例が第8図に示されている。
転倒した壺の形状のこの極片は紐体11の下方部分の鉤止め装置25、前記組体 の上方部分の鉤止め装置26及び今考えている内部包囲体12A及び12Bの固 定装置27及び28を含んでいて、これらの最後の装置は既述の極片と同様であ る。
更に、この場合29のような長手方向補強ig体が夫々の内部包囲体に組合され るのが望ましく、鉤1にめの為に極片24に設けられた装置30に鉤止めされる のである。既述のものと同様の「ケヴラー」の帯体によって構成されたこの補助 網体は内部包囲体に与えられる長手方向張力の解除を保証するが、この長手方向 の張力はこの実施形態では前述の実施形態よりも更に大きい。
その他、既述のヘリウム導管22は気球の軸線に沿って配置される撓み得る導管 31によって伸長され、夫々の内部包囲体の位置に設けられた電磁弁32によっ て夫々の内部包囲体をヘリウムにより別々に膨張させ得るようになされている。
このような実施形態は、ヘリウムの容積が夫々離隔された多数の容積部分に分離 されることによってヘリウムの漏洩を考慮した時に安全性を増大させるのである (外部句囲体の空気の漏洩は、空気の漏洩は空気の導入によって補償されるから それ程重要ではない)、。
注目されることは、内部包囲体が上述のように分離された多数の包囲体によって 構成されることが出来ることであり、これらの内部包囲体は同様に適当な高さの 独特の鞘体によって作られることが出来るが、この鞘体は適当な中間極片によっ て内部包囲体の極の位置で緊締されるのである。
前述の気球は夫々の応用面に適応される空気静力学的組立体を製造する為に組合 されることが出来る。例えば、第9図及び第10図には互いに結合された5つの 気球B+ 、B2 、+3:+、B4及びB、の組合せが示されている。これら の直径が互いに異なる気球は所望の水平の輪郭形状の組立体を作るのを可能にな す。綱体33がこれらの気球を固定して組立体の接合を保証している。夫々の気 球の極間紐体は、34によって示された負荷を支持する網体に固定されている。
このようにして本発明による気球を組合せることによって水平推進装置の群及び 総ての必要な補助機構(方向舵等)を設けられた空気静力学的な操縦可能な組立 体を製造出来るのである。
エンジンの純粋な空気静力学的安定性は離陸を可能になし、相対的な速度を有し ないで高度を安定して保持出来、更に垂直方向の操縦は含まれている空気の量の 変化によって行われることが出来、高さの変化は制御が容易で、迅速に得られる のである。
Fig、 5 Fig、6a Fjg、6b F’+g、7 国際調査報告 P、NkZX To τ)’、E INτERNA、TrONAL SIE”、 FICHR1:’ORτ ON

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.空気を含み、大体円筒形の部分(1a)及び極間紐体(11)によって連結 された下部及び上部の2つの極(2)及び(3)を有する外部包囲体(1)と称 される第1の包囲体(1)と、 前記外部包囲体(1)に沿って長手方向に伸長し、前記外部包囲体の前記下部の 極(2)及び前記上部の極(3)に結合された長手方向補強網体(8)と、 前記外部包囲体の廻りに横方向に伸長する円周方向補強網体(7)と、 前記第1の包囲体(1)の内部に配置され、空気よりも軽いガスを含む内部包囲 体(12)と称される少なくとも1つの第2の包囲体であって、膨張される時に 前記外部包囲体(1)に対して支持されるようになされ、前記極間紐体(11) に固定された下部及び土部の2つの極を有する前記少なくとも1つの第2の包囲 体(12)と、 前記外部包囲体内に空気を導入する装置及び前記外部包囲体から空気を排出させ る装置(20、21)と、を含むことを特徴とする操縦可能の空気静力学的気球 。
  2. 2.夫々の前記内部包囲体(12)が、膨張された時に前記外部包囲体の前記円 筒形の部分(1a)に対して支持されるようになされた大体円筒形の部分(12 a)を有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の気球。
  3. 3.前記円周方向補強網体(7)は、これの外部が前記外部包囲体(1)に対し て固定され、膨張状態で夫々の補強網体(7)がその全周で前記外部包囲体に接 触することを特徴とし、又前記長手方向補強網体(8)が前記外部包囲体の廻り の子午線平面内に前記円周方向補強網体の外部に配置されていることを特徴とす る請求の範囲第1項又は第2項の何れか1項に記載の気球。
  4. 4.前記長手方向補強網体(8)及び前記円周方向補強網体(7)が高い抵抗力 の非伸長性材料の帯体によって構成され、前記長手方向補強網体の夫々の帯体が 位置決め装置によって保持されていて、一方円周方向補強網体(7)の夫々の帯 体は、帯体(10)によって支持される長手方向補強網体の帯体に対する僅かな 力しか前記外部包囲体に伝達しないようになす為に前記外部包囲体に対して遊び 得るように前記外部包囲体に連結されていることを特徴とする請求の範囲第3項 記載の気球。
  5. 5.前記外部包囲体(1)が長手方向に前記長手方両補強網体の夫々の帯体の長 さよりも大なる長さを有し、完全に膨張された状態で、長手方向の応力が実質的 に前記長手方向補強網体によって支持されるようになされていることを特徴とす る請求の範囲第4項記載の気球。
  6. 6.完全には膨張されなていない状態で、前記外部包囲体(1)が円周方向補強 網体(7)の間に位置する円周方向の折目を有することを特徴とする請求の範囲 第5項記載の気球。
  7. 7.前記外部包囲体(1)が長手方向には大きく、円周方向には小さい非対称的 な抵抗力を有する材料(4、5、6)によって作られていることを特徴とする請 求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項又は第6項の何れか1項に記 載の気球。
  8. 8.空気よりも軽いガスによって前記内部包囲体(12)を膨張させ、又萎ませ る装置(22、31、32)を含んでいることを特徴とする請求の範囲第1項、 第2項、第3項、第4項、第5項、第6項又は第7項の何れか1項に記載の気球 。
  9. 9.前記外部包囲体(1)が大体100乃至300ミクロンの厚さの材料によっ て作られていて、夫々の前記内部包囲体(12)が大体10乃至150ミクロン の厚さの更に薄い材料によって作られていることを特徴とする請求の範囲第1項 、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項、第7項又は第8項の何れか1項に 記載の気球。
  10. 10.唯1つの独特な内部包囲体(12)、又は互いに重ね合された多数の内部 包囲体(12i、12s、12A、12B)を含み、夫々の内部包囲体の円筒形 部分(12a)の直径が、最大に膨張された前記外部包囲体(1)の直径(1a )に対応していて、前記外部包囲体に対して前記1つ又は多数の内部包囲体の支 持を行い得るようになされていることを特徴とする請求の範囲第2項記載の気球 。
  11. 11.極間紐体(11)が高い抵抗力を有する材料の帯体の束によって構成され ていて、前記帯体が前記外部包囲体の極に配置される極片(2、3)に固定され ていることを特徴とする請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、 第6項、第7項、第8項、第9項又は第10項の何れか1項に記載の気球。
  12. 12.前記外部包囲体(1)の内部に、互いに重ね合わされている多数の内部包 囲体(12i、12s、12A、12B)を含み、下方の内部包囲体(12i) の下方の極が大体前記外部包囲体の下方の極と合致していて、一方上方の内部包 囲体(12s)の上方の極が大体前記外部包囲体の上方の極と合致していて、又 前記内部包囲体(24)の他の極が前記極間紐体(11)の中間の定位置に固定 されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第11項の何れか1項に記載 の気球。
  13. 13.互いに並べて配置されて互いに接触し、及び/又は前記外部包囲体に接触 して膨張されるようになされた多数の内部包囲体を含み、前記内部包囲体の下方 の極が大体前記外部包囲体の下方の極と合致していて、一方上方の極が前記外部 包囲体の上方の極と合致していることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第11 項の何れか1項に記載の気球。
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