JPS62500734A - ケ−ブルなどの端部を迅速に固定する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ケーブルなどの端部を迅速に固定する装置本発明は、ケーブル、ロープなど、ざ らに詳しくは、たとえばスチールケーブル、アイアン０ツドなと堅い材料からな り、テンション状態におかれるケーブルの端部を迅速に固定するＶｔ置（ｄｅｖ ｉｃｅ）に関する。

本発明は、すべては記載できないが、多くの分野たとえば船舶の分野、電力設備 の分野、建設分野などに応用が可能である。

現在において、ケーブルの端部を固定された支持体に固定するシステムとして最 も広く用いられているものは、ケーブルの端部をたとえば金属リングもしくはビ ンなどの支持体のエレメントに通し、ケーブルの端部をループ状構造物を形成す るように巻きつけ、最襖に重ね合わせたケーブルの端部をたとえばねじ部をもっ た補助締め付は装置または圧力結合（ｐｒｅｓｓｕｒｅ　ｃｏｕｐｌｉｎｇ）に よって固定することからなっている。

しかしながら前記システムが時間がかかり、かつめんどうな操作を含んでいるこ とは明白であり、該操作はたとえば通常のタイロッドを固定しなければならない 支持電力ポール（ＳＬｌｐｐＯｒｔ　ｅ＋ｅｃｔｒ＋ｒ＋ｃａｔ＋ｏｎ　ｐｏｌ ｅ）の頂部など操作が容易でない状況のもとで行なわなければならないばあいに は危険ですらある。

本発明の目的のひとつは前述した欠点を除去して、ケーブルの端部を固定する操 作を非常に簡単にし、操作に要する時間を数秒に短縮する装置を提供することで ある。

本発明の他の目的は、シンプルで、組み立てが容易で、分解が容易で、かつケー ブルなどを固定された本体に固定する交換可能なエレメントからなる装置を提供 することである。

ケーブル、ロープなどの端部を迅速に固定することのできる本発明の装置は、３ 〜６°のあいだで変えうるテーパーをもった円錐形オリフィスを内部に有する円 錐状エレメント（ｔｒｕｎｃｏ−ｃｏｎｉｃａｌ　ｅｌｅｍｅｎｔ）からなって いる。

ケーブルを固定もしくは可動の支持体に固定する手段を備え、約６〜４５°の歯 を有するヘッドがねじによって前記エレメントに固定されている。等しいテーパ ーの内部円錐体は、その中央部にねじ切りされたオリフィスを有しており、一方 が雄エレメントとして、他方が雌エレメエントとして機能する２つのエレメント により構成されている。

円錐形の輪郭を有するらせん状のスプリングは、前記円錐体のそう入部を、ロー プやケーブルがそう人される円錐状エレメントの開口部に位置せしめるために、 該円錐体とヘッドのあいだに設けられる。

円錐体の円錐度はベース内に形成される円錐状開口部のそれに等しい。

他の応用によれば、円錐状本体に接続され、装置を支持体に固定する交換可能な エレメントは開口部やアイ（ｅｙｅ）を備えた、もしくはフォーク（ｆｏｒｋ） を有するヘッドや、ターンバックルを備えたねじ切りされたボールや、小さなブ ロックや、本目的のために適切な他の装置やヘッドとともに結合に有効な二重の 円錐体を、もうひとつの円錐状本体とともに形成する機能を果たす通常ニップル と呼ばれる装置がある。

交換可能なエレメントはその内部のベースに、円錐体より突き出るケーブルの直 径よりも大きな直径のめくらオリフィスを有しており、ケーブルは円錐体を貢通 することで全長にわたって歯による最大限の把持が確保される。

固定エレメントが交換可能であることは本発明の最も有益な特徴のひとつである 。実際、単一の固定装置で、多数の異なった装置を用いることなく、極めて簡単 かつ経済的に種々のものに適用可能である。

本発明において支持体にケーブルの端部を固定するためには、ベースの開口部に ケーブルをそう人し、円錐体内に設藝プられた空間内へとケーブルを前進させ、 その後円錐体から突き出すだけで充分であり、その際円錐体を構成する２つの部 分は、ケーブルが前記円錐体内の間口部より大きな直径を有しているため、該ケ ーブルを前進させるべく分離する。

前記ステップののち、ケーブルの端部は円錐体の内部にしっかりと把持される。

というのはケーブルには引っ張り力が作用しており、そのためケーブルは、ベー スのオリフィスの挟まり、およびケーブルと円錐形のオリフィスとの摩擦とも相 まって円錐体の２つの部分をお互いに近づけさせようとするからである。

本発明の他の特徴は、以下の詳細な説明および発明の説明のためにのみ提供され ている添付図面により明らかとなるであろう。

第１図は、本発明の第一実施例の固定装置の、一部に断面図および分割図を含む 軸測没象分解図である。

第２図はケーブルを把持する円錐体の違った角度からの軸測投象図である。

第３図は第２図の円錐体を構成する２つのエレメントのうちのひとつの他の角度 からの軸測投象図である・第４図は装置を支持体に固定する特殊なエレメントを 示す、本発明の第２実施例の固定ｖＲ誼の軸測投象図である。

ケーブルなどの端部を固定する本発明の装置は円錐状本体１からなり、該円錐状 本体１は小円筒部２、中間円錐部３およびより径の大きな円筒部４で構成されて いる。

円筒部４には、参照符号５で示されるように内部にねじが切られている。ベース １の外形は図示のものに限らず、他の形状であってもかまわない。

本発明の本質的な特徴は、第１図に断面図で示されているように中間部３の内部 が円錐状に次第に細くなっていることである。第１図はまた、参照符号７で示さ れ、小円筒部のオリフィス６に結合される中間部３の円錐状オリフィスを示して いる。オリフィス６はオリフィス７より径が小さい。

ベース２の内部、とくに円錐状オリフィス７の内部には、参照符号９で示される ねじが中央に切られた円錐体８がそう人されている。円錐体８は、雄エレメント および雌エレメントの２つの形状のエレメントからなっているため、両エレメン トは容易にかみ合い、お互いにずれるという可能性はない。

図に示される実例では、部品８の２つのエレメントは同一であるので同じ参照符 号１０が付されている。しかしながらそれらは雄エレメントおよび雌エレメント とじて機能する。それぞれのエレメント１０は半円錐状であって、削除部（ｃｕ ｔ−ｏｕｔ）　１１とその反対側に該削除部１１と対応する突出部１２が設けら れている。

削除Ｎ口１と突出部１２はお互いに補完しあい、２つの部品１０を結合せしめて 円錐体８を形成する。一方のエレメントの削除部１１と他方のエレメントの突出 部１２とは第２図に示されるようにお互いにかみ合う。第２図に示される結合が 、結合部が偶発的にはずれるのを避けるための雄エレメントと雌エレメントの可 能な結合のひとつであることは明らかである。２つの部分１０は、ねじの切られ た開口部９を邪魔することなく適宜に設けられたキャピテイ内にそう入されかつ ２つの部品１０の軸方向の移動を防ぎうるリングなどの手段によって結合される 完全な半円錐であってもよいことに留意すべきである。また、２つの半円錐をプ ラスチック材料製、たとえばゴム製のリングによって、そのベース部分で固定す ることも可能である。円錐体８の直径の小さい方の部分は、以下により詳細に記 載されるように、ケーブル端部のそう入を容易ならしめるべく、ねじ切りされた 開口部９に向かって参照符号１３で示すように斜めに切られている。

ベース１の円１ＦＩｌｉ４の内部のねじ部５とかみ合うことのできる、ねじ切り された円筒部分１５を備えた閉止ヘッド１４がベース１に螺入される。ヘッド１ ４は間口部１７が設けられたプレート部１６を有しており、このプレート部は本 発明の＠歌を固定式のもしくは可動式の支持体に固定する役割を果たす。

ヘッド１４を支持体に固定するに際し、プレート１６と開口部１７に代えて他の 手段を用いうろことは明白であり、たとえば、結合ピボットを備えた軸もしくは フォーク、ねじ切りされた棒材などを異なる要求に応じて使用することが可能で ある。

ヘッド１４のねじ切り部１５にそってめくら穴１８を設けてもよく、このめくら 穴１８はヘッド１４がベース１に螺入されたときに該ベース１の円筒部４に設け られた対応する開口部１９と完全に一直線に並ぶ。だぼ２０をそう入することで ベースとヘッド間に適切な固定を確保し、固定操作中に偶発的に作用するねしり 力によってねじが自然にゆるむのを防ぐために、少なくともベース１に設けられ る１ｍ　１７１部１９はねじ切りされている。

さらに、ベース１の内部には、円錐形の輪郭をしたらせん状スプリング２１が配 置される。らせん形スプリング２１は、円錐体８の大きい方のベースとめくら穴 ２２内にあるヘッド１４の円筒部１５の平らな面とのあいだにそう人されている 。

本発明の装置の組み立ては非常に＠中である。実際、円錐体８およびスプリング ２１をベース１内にそう人し、ヘッド１４をベース１に螺入するだ番プで充分で ある。装置が長時間ある位置におかれるばあいや、装置がねじり力を受けるばあ いには、だぼ２０が螺入される。

ケーブルの固定操作は非常に簡■１かつ迅速に行なわれる。事実、ベース１の入 口部にある開口部６内にケーブルの端部をそう人し、その後該ケーブルを前方へ 押すことは極めて簡単である。円錐体８の斜めに切られた部分１３Ｇ、ｔケーブ ルのねじ切り部９への侵入を容易にし、そののちケーブルは、前方へ移動ゴるあ いだスプリング２１の小ざな抵抗に逆らって、該ケーブルの移動方向に円錐体８ 全体を動かして、２つのエレメント１０を半径方向に分離させる。というのはケ ーブルの直径は開口９の直径よりも大きいからである。

ケーブルをそう人し終わると、すなわちたとえばケーブルの端部が円錐体８の径 の大きなベースから突き出ると、他の操作を要することがなくケーブルは最終的 にしっかりと固定される。

実際、スプリング２１によって及ぼされる力および通常、テンションの状態にあ るケーブルに作用する引っ張り力によって、ケーブルとねじ部９とのあいだに強 力な摩擦力が動き、その結果円錐体８は同一方向へ移動しようとする。同時に、 ２つのエレメント１０はお互いにできるだけ近づこうとする。というのは、ベー ス１の円錐状オリフィス７の直径が除々に小さくなっており、エレメント１０は お互いに向う方向へ押されるからである。

この際重要なことは、円錐体８の２つのエレメントがお互いにずれてしまわない ことであるが、このずれは前記２つのエレメントを雄エレメントと雌エレメント とで構成し、それらを結合せしめることで防止できる。

ねじ部９はケーブルをしっかりとつかみ、該ケーブルがすべるのを防止する機能 を果たす。この機能は、ニレメン１−１０の内側に形成された歯など、弛の方法 によっても達成することができる。しかしながら、ねじによる方法が好ましいの は、この方法では円錐体８をうるのに必要なＩ械的加工が単純化されるからであ る。

ケーブルの端部を本発明の固定装置から解放するには、ベース１をヘッド１４か らはずせばよく、それだ１ノで必要かつ充分である。

第４図に示される実施例において、固定装置は第１図に示されるものと実質的に 同一であり、閉止ヘッド１４がなく円錐状本体もしくはベース１のより直径の大 きい端部が適宜の方法、たとえば該端部がその上に折り返されてなる（ｔｔｌｒ ｎｆ！ｄ　０Ｖｅｒ）円形のプレートによって閉じられている点が違っている。

円形プレートには中央孔を設けてもよい。

もちろん、このばあいにはベース１の円筒部４内側にねじを切る必要はない。

第４図の固定装置１は、ベースプレート２４とＵ字形スターラップ（Ｕ−ｓｈａ ｐｅｄ　５ｔｉｒｒｕｐ）２５からなり、一般に参照符号２３で示される結合エ レメントによって支持体に固定される。ベースプレート２４は固定装置１の円錐 部がそう人される中央孔２６と、円筒部４のベースプレートへの迫待受けｌｉｔ 分からなっている。

ベースプレート２４には、Ｕ字形スターラップ２５の２つのアーム２９および３ ０がそう人され固定される２つの孔がさらに穿設されている。前記アームの自由 端２９゛および３０’　はアーム自身よりも大ぎな直径を有している。

孔２７は中央孔２６と連通しており、一方、孔２８は外側へ解放せられている。

孔２８に対応するアーム３０には、２つの対向する溝３１が、アームを対応する 孔内で移動し、アーム３０の溝３１が解放された孔２８に位置したときにスター ラップ２５をアーム２９まわりに回転させることによりＵ字形スターラップ２５ をベースプレート２４からはずせるように設けられている。

発明の好ましい２つの実施例を参照して以上に記載されたものであって、ケーブ ルの端部を迅速に固定することのできる本発明の装置は、添付した請求の範囲に よってのみ限定される発明の範囲から離れることなく、異なった適用にお【ノる 異なった要求に応じて適宜変形しうろことは明白である。

国際調査報告 １Ｍ師ａｌｌａｍｌ＾−両社−舛・ＰＣＴ／ＥＰ　８５１００５６Ｂ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ケーブル、ローブなどを支持体に固定する装置であって、１）開口部（６） 、内部のテーパー状オリフィス（７）、およびケーブルの入口部の反対側端部に 開口部（５）を有するベース（１）と；２）前記テーパー状オリフィス内に配置 されに円錐体（８）と；３）前記円錐体（８）に作用するスプリング（２１）と ：４）前記反対側端部と向かい合っており、支持体に固定する手段）（１６−１ ７）を有し、ベース（１）の端部（４）を閉止するヘッド（１４）とからなり、 前記円錐体（８）が内部にねじ切りされた開口部（９）を形成する２つのエレメ ント（１６）により構成され、該エレメント（１０）が一方が雄エレメント、他 方が雌エレメントとして形成されており、相対的な軸方向の移動は防止されるが 半径方向へは移動しうるように保にれており、前記ヘッド（１４）がねじ部（１ ５）を有しており、前記端部（４）が内側にねじが切られており、前記ねじ部（ ５）がヘッド（１４）のねじ部（１５）とかみ合うことを特徴とするケーブル、 ローブなどを支持体に迅速に固定する装置。 ２．前記円錐体（８）を構成する２つのエレメント（１０）が同一であって、そ れぞれのエレメントが凹部（１１）と突出部（１２）を備えており、一方のエレ メントの突出部が他方のエレメントの凹部とかみ合う請求の範囲第１項記載の装 置。 ３．前記円錐体（８）を構成する２つのエレメントが異なる形状であるがお互い に補完し合う請求の範囲第１項記載の装置。 ４．前記ヘッド（１４）の手段（１６−１７）がブレートと該ブレートを貫通す る開口部からなる請求の範囲第１項記載の装置。 ５．前記手段（１６−１７）が結合ピンを備えたフォークもしくはバーからなる 請求の範囲第１項記載の装置。 ６．前記手段（１６−１７）が引張りエレメントに結合されたねじ切りされたバ ーからなる請求の範囲第１項記載の装置。 ７．前記手段（１６−１７）がニップルからなる請求の範囲第１項記載の装置。 ８．前記手段（１６−１７）がブロックからなる請求の範囲第１項記載の装置。 ９．前記ベース（１）が第２の間口部（１９）を有し、前記ヘッド（１４）がめ くら穴（１８）を有し、開口部（１９）とめくら穴（１８）とが一直線になった ときにだほ（２０）が該開口部（１９）に螺入され該めくら穴（１８）に達する 請求の範囲第１項記載の装置。 １０．前記スプリング（２１）が円錐形であって、ヘッド（１４）と円錐体（８ ）のあいだにある請求の範囲第１項記載の装置。 １１．ケーブル、ローブなどを支持体に固定する装置であって、１）開口部（６ ）と内部のテーパー状オリフィス（７）を有するベース（１）と；２）前記テー パー状オリフィス内に配置された円錐体（８）と；３）前記円錐体に作用するス プリング（２）と；４）ブレート（２４）とＵ字形スターラッブとで構成され、 装置を支持体に固定する結合エレメント（２３）とからなり、前記円錐体（８） が内部にねじ切りされた開口部（９）を形成するエレメントにより構成され、該 エレメント（１０）が一方が雄エレメント、他方が雌エレメントとして形成され ており、相対的な軸方向の移動は防止されるが半径方向へは移動しうるように保 たれており、前記ベース（１）がケーブル入口部の反対側端部を該端部がその上 に折り返されてなる円形ブレートによって閉じられており、前記ブレー卜（２１ ）が中央にベース（１）がそう入せられ固定される孔（２６）、および２つの孔 （２７）と（２８）を有しており、第１の孔（２７）が前記中央の孔（２６）と 連通しＵ字形スターラッブ（２３）のアームとかみ合い、一方第２の孔（２８） がＵ字形スターラッブ（２３）の他のアーム（３０）とかみあい、該アーム（３ ０）には２つの対向する溝が形成され、両方のアーム（２９，３０）が関連する 拡大された自由端（２９′，３０′）によって固定されてなることを特徴とする ケーブル、ローブなどを支持体に迅速に固定する装置。 １２．ケーブル入口部の反対側端部を閉止する前記円形ブレートが中央に孔を有 してなる請求の範囲第１１項記載の装置。