JPS6249697A - 電気機器のレ−ル取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ＤＩＮレールを用いた電気機器の取付構造
に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のこの種の取付構造としては第４図、第５図、第６
図に示す如く、４（ｉ器２の裏面にレール１を収納する
溝３を形成し、この溝３の一方に固定爪４を、他方に弾
性腕５１を介して溝３と直角方向に進退する可動爪５を
設け、上記固定爪４、可動爪５の両者でレール１の両側
に突設されたｎ１０１を抑圧挟持してレール１上に機器
２が保持されるようになされている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところがこの従来のものでは、レール１と爪４．５は共
に剛体であり、かつレール１と爪４．５間の摩擦係数が
小さい部材、例えばレール１はアルミ材、爪４，５はポ
リアセタール樹脂で形成されていること、およびレール
１の板厚のばらつきが大きいことなどが相まって、レー
ル１の長手方向に対する保持力は特に期待しがたく、レ
ール１上を機器２がレール１の長手方向に簡単に滑動し
てレール１から脱落したり、レール１上で機器２ががた
つくなどの欠点を有している。

この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、電気機器をレール上に取付けた後、電気機器がレー
ルの長手方向に滑動しないようにしたものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る電気機器のレール取付装置は、断面がビ
状をなすレールを両側から挾むように電気機器をレール
に取付けるものにおいて、ゴムなどのｙＸ擦係数大なる
柔軟な弾性材よりなり、上記レールと電気機器底面との
間に配設され、レール上に電気機器を取付けたとき、レ
ールと電気機器底面とによって圧縮されてレールと電気
ＢＪｌ器底面との両方に圧接する滑動防止パッドを備え
、かっこの滑動防止パッドが当接するレールの溝底に多
数の穴を設けたものである。

〔作用〕

この発明においては、滑動防止パッドがレールの溝底の
穴にくい込んで確固に結合され、しかもレールと電気機
器底置間にパッドが介装されるため、電気機器がレール
上でがたついたり、滑動することを防止できるものであ
る。

〔実施例〕

以下この発明の一実施例を示す第１図及び第２図、第３
図に基づいて説明する。図において、６は例えばゴムな
どのｊ＠擦係数大なる柔軟な弾性材で形成された滑動防
止パッドであり、その厚さＴをレール１の溝深さｔより
も大きく設定し、さらにレール１の溝の底に多数の穴１
０２を設けたものである。その他の構成は従来のものと
同様なので説明を省略する。

次に上記滑動防止パッド６を用いた電気機器２のレール
１への取付は態様について説明する。第２図に示す様に
レール１の一方の縁１０１に固定爪４を矢印入方向に引
掛け、次にレール１とｔ［２の間に滑動防止パッド６を
挿入する。しかる後、Ｂ＆器２を矢印Ｂ方向に押込むと
、可動爪５は矢印Ｃ方向に進退してレール１の他方の縁
１０１を通過させ、第３図の如く固定爪４と可動爪５に
よってレール１の両側の縁１０１が抑圧挟持され、機器
２がレール１上に取付けられた状態となる。ここで第３
図示の取付状態においては、滑動防止パッド６はレール
１と機器２とによって圧縮され、レール１と機器２の両
方に圧接する。即ちレール１と滑動防止パッド６問およ
び滑動防止パッド６と機器２間にそれぞれ摩擦力が発生
し、この摩擦力によって機器２は滑動防止パッド６を介
してレール１に強固に保持されることとなる。

ところで上述の滑動防止パッド６をレール１上へ装着す
る際、滑動防止パッドはレール１の溝底に圧接するにと
どまらず、上記穴１０２にくい込み両者の結合が大とな
ってレール１とパッド６間のより確実な横ずれ防止が期
待できる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、従来のものの様に機器２がレール１
上をｉｆ）動してレール１から脱落したり、レール１上
で機器２ががたつく乙ともない。さらに従来のものでは
重力によって機器２が滑動落下するためにレール１を鉛
直方向に設置することは不能であったが、この発明によ
れば滑動防止パッド６によってｍ器２がレール１上に強
固に保持されることから、レール１の鉛直設置も可能と
なゆ、取付の融通性が飛躍的に拡大されるなどの効果を
奏する。

さらに本発明では、レールの溝底に多数の穴を設けたの
で、両者のくい込み結合がより確実となるなどの効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第３図はこの発明の一実施例を示すも
ので、第１図は滑動防止パッドとレールの斜視図、第２
図、第３図は取付構造を示す断面図、第４図、第５図、
第６図はこの種の従来装置を示すもので、第４図はレー
ルの斜視図、第５図は可動爪部分の斜視図、第６図は取
付構造を示す断面図である。 図中、１はレール、１０１は縁、１０２は穴、２は機器
、３は溝、４は固定爪、５は可動爪、５１は弾性腕、６
は滑動防止パッドである。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レールの両側に突き出た縁を押圧挟持してレール上に電
   気機器が保持されるようにしてなる電気機器のレール取
   付装置において、ゴムなどの摩擦係数大なる柔軟な弾性
   材よりなり、レールと電気機器底面間に配設され、レー
   ル上に電気機器を取付けた時、レールと電気機器底面と
   によって圧縮され、レールと電気機器底面の両方に圧接
   して電気機器がレール上でがたついたり滑動することを
   防止する滑動防止パッドを備え、かつこの滑動防止パッ
   ドの厚さを上記レールの溝の深さ寸法より僅かに大きく
   設定し、さらにレールの溝底に滑動防止パッドくい込み
   用の穴を設けたことを特徴とする電気機器のレール取付
   装置。