JPS624902B2 - - Google Patents

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JPS624902B2
JPS624902B2 JP53049951A JP4995178A JPS624902B2 JP S624902 B2 JPS624902 B2 JP S624902B2 JP 53049951 A JP53049951 A JP 53049951A JP 4995178 A JP4995178 A JP 4995178A JP S624902 B2 JPS624902 B2 JP S624902B2
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JP
Japan
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character
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memory
gate
counter
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JP53049951A
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JPS54142928A (en
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Shigeru Katsuragi
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE19782855780 priority patent/DE2855780C2/de
Publication of JPS54142928A publication Critical patent/JPS54142928A/ja
Publication of JPS624902B2 publication Critical patent/JPS624902B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、フアクシミリの如き書画情報送信
装置における発信元情報の送出装置に関するもの
である。
従来は、書画情報を送信する際、発信元がどこ
の誰であるかを表わす所謂発信元情報は、送信す
べき書画情報を含む文書(以下、原稿ということ
もある)の先端部などの余白に、人手で書込む
か、或は予め印刷しておき、これを読み取つて送
信していた。しかし、一々人手をわずらわして書
込むというのは煩瑣にすぎるし、また予め印刷し
ておいても、このように発信元情報を印刷した文
書を使つて送信原稿を作るとは限らないケースも
実際問題としてはかなりあり、実用上不便であつ
た。
この発明は、かかる従来の不便さを一掃するた
めになされたものであり、したがつてこの発明の
目的は、書画情報を送信する際、その原稿面に発
信元情報の記載がなくても、別途発信元情報が、
自動的に送出され、しかも該情報が受信側記録媒
体上で記録される位置の指定を送信側で可能にし
た便利な書画情報送信装置を提供することにあ
る。
この発明の構成の概要は次の如くである。すな
わち、送信原稿を主走査方向と副走査方向に走査
することにより書画情報を読み取つて送信する書
画情報送信装置において、発信元情報を構成する
各キヤラクタのコードを記憶する1個又は複数個
の取付け、取外し自在なキヤラクタ・メモリと、
該メモリから所定の順序に従つてキヤラクタ・コ
ードを読み出す手段と、読み出されたキヤラク
タ・コードに対応したパターン・コードを発生す
るキヤラクタ発生器とを含み、発信元情報と文書
からの書画情報を選択的に切り換えて送出可能に
すると共に、発信元情報を記憶するキヤラクタ・
メモリの物理的な配置を受信側記録媒体上のキヤ
ラクタ記録位置と対応ずけ、従つて送信側でメモ
リの配置を変更することにより記録媒体上の記録
位置を自由に指定できるようにした構成である。
次に図を参照してこの発明の一実施例を詳細に
説明する。
第1図は、この発明の実施例に用いるキヤラク
タ発生器の概念を説明するための図、第2図は該
キヤラクタ発生器のメモリ内容の一部を例示する
ための図である。1はキヤラクタ発生器を示す。
第1図および第2図を参照する。第1図はアル
フアニユメリツクのキヤラクタのパターン・コー
ドを発生するキヤラクタ発生器1の動作を説明す
るための図であるが、該キヤラクタ発生器1の左
側入力端子から入力されるキヤラクタ指定コード
が文字Fを指定するコードであつたとする。キヤ
ラクタ発生器1の中には、例えば第2図に示すよ
うに、x方向x1乃至x8の番地としてy方向にy1
至y8の番地をもつたメモリに、文字Fのパターン
の記憶されたものが含まれている。黒いセクシヨ
ン部分が論理1の信号を表わし、白いセクシヨン
部分は論理0の信号を表わすものとする。キヤラ
クタ指定コードにより文字Fが指定されたことに
より、キヤラクタ発生器1内で、第2図に示す如
きメモリが指定され、キヤラクタ発生器1のxデ
ータ切換端子Eに別途入力される切換信号によ
り、右方のy1乃至y8線から並列に文字Fのパター
ン・コードが順次出力される。今、端子Eに入力
されたパルス信号がx1の位置を指定するものとす
ると、y1乃至y8線からは、第2図における各番地
(x1、y1)、(x1、y2)、(x1、y3)、………(x1
y7)、(x1、y8)のデータ、つまり0、0、0、
0、0、0、0、0の各値の信号が並列に出力さ
れる。次に端子Eに第2発目のパルス入力が印加
されてx2の位置を指定したとすれば、同様に、第
2図における各番地(x2、y1)、(x2、y2)、(x2
y3)、(x2、y4)………(x2、y7)、(x2、y8)のデー
タ、つまり0、0、0、0、0、0、0、0の各
値の信号が並列に出力される。次に端子Eに第3
発目のパルス入力が印加されてx3の位置を指定し
たとすると、第2図における各番地(x3、y1)、
(x3、y2)、(x3、y3)………(x3、y7)、(x3、y8

データ、つまり1、1、1、1、1、1、1、0
の各値の信号が並列に出力される。以下、同様で
ある。これらの出力データは、受信側で受信記録
されると文字Fを表示する。ところで、周知のよ
うに、フアクシミリ受信器の記録媒体上の1ドツ
ト記録の物理的寸法は一般のドツトプリンタのそ
れに比し非常に小さく見難い。従つて受信側記録
手段としてドツトプリンタを採用している場合に
は、キヤラクタ発生器から送出される1ドツトを
そのまま1ドツトとして受信記録しても充分な大
きさの見易い文字記録が得られるが、フアクシミ
リ受信器で受信記録した場合には、文字寸法が非
常に小さくなり見難くなる。そこで、キヤラクタ
発生器から発生される1ドツトに対し、フアクシ
ミリ受信器では同じ信号内容のN(N>1)ドツ
トを記録するようにすれば、文字寸法を拡大した
ことになり見易くなる。このようにすると、キヤ
ラクタ発生器からの1ドツトに対し、Nドツトが
フアクシミリ受信器へ送信される訳であるから、
障害など何らかの理由により、Nドツトの中には
送信途中で欠落してしまうものもでるにしろ、全
ドツトが欠けるという確率は低いから結局、受信
記録の信頼性を高めることにもなる。
第3図は、この発明の一実施例の概要を示すブ
ロツク図である。第3図において、1はキヤラク
タ発生器、2はキヤラクタ・メモリ群、3はキヤ
ラクタ・カウンタ、4は行カウンタ、5は列カウ
ンタ、6はマルチプレクサ、7および7aはそれ
ぞれ水平倍率器、8および8aはそれぞれ垂直倍
率器、9と10はそれぞれ選択スイツチ、Aはア
ンドゲート、Oはオアゲート、NAはナンドゲー
ト、FFはフリツプフロツプ、Vccは電源電圧、
を示す。
第3図を参照する。先ず大ざつぱに構成、動作
のあらましを説明する。Xクロツク信号は、主走
査のデータサンプリングクロツク信号であり、Y
クロツク信号は副走査のデータサンプリングクロ
ツク信号である。Xクロツク信号は、水平倍率器
7および7aからアンドゲートA4、または水平
倍率器7からアンドゲートA5を介し、オアゲー
トO2を経て行カウンタ4にXデータ切換パルス
として印加される。行カウンタ4は、該パルスを
カウントして1キヤラクタ分に達する毎に、キヤ
ラクタ切換パルスをキヤラクタ・カウンタ3へ送
る。キヤラクタ・カウンタ3は、キヤラクタ切換
パルスをカウントし、そのカウント出力値にてメ
モリ群2におけるアドレスを順次指定し、該アド
レスに存在するキヤラクタ・コードがメモリ群2
から読み取られてキヤラクタ発生器1へ送られ
る。キヤラクタ発生器1では、先に第1図、第2
図を参照して説明した如く、行カウンタ4がXデ
ータ切換パルスをカウントすることにより出力す
るxデータ切換信号を受けて、当該キヤラクタの
パターン・コードを発生する。マルチプレクサ6
は、列カウンタ5がオアゲートO1からYクロツ
ク信号を受けてカウントすることにより出力する
列カウント出力信号の制御のもとに、キヤラクタ
発生器1からの並列なパターン・コード信号を直
列信号に変換してアンドゲートA6へ出力する。
メモリ群2には、所定の発信元情報が所定のアド
レス順でストアされており、これがキヤラクタ・
カウンタ3の制御の下に順次読み出され、キヤラ
クタ発生器1にてパターン・コードに変換され、
マルチプレクサ6を介し、アンドゲートA6、オ
アゲートO3を介して、受信側へ送出される。選
択スイツチ10は、それが電源電圧Vcc側にある
か地気側にあるかによつて、発信元情報の受信側
での記録時の文字寸法の拡大率を制御するスイツ
チである。選択スイツチ9は、被走査文書の各ペ
ージの読取送信毎に発信元情報を送信するか、最
初の1ページの読取送信時にのみ送信するか、を
選択するためのスイツチである。なお文書上を走
査して得られる書画情報は、アンドゲートA7、
オアゲートO3を介し、発信元情報との選択的に
切り換えられて送信される。
第4図は、第3図に示した実施例の動作時の各
部信号波形を示すタイムチヤートである。
次に第3図、第4図を参照してこの発明の一実
施例の動作を更に詳しく説明するが、その前に、
図示せざる読取走査ヘツドに含まれるホトダイオ
ードアレイの構成を説明しておく。第5図は該ア
レイを示す図であり、12はホトダイオードアレ
イを、13はホトダイオード素子を示す。該アレ
イ12は、縦方向に一列に配置された例えば32個
のホトダイオード素子13から成つており、書画
情報の読取走査に際しては、32個のホトダイオー
ド素子13は原稿の移動方向である副走査方向に
配置される。そして各素子13を順に励起する副
走査クロツクパルス(Yクロツク信号)が順に32
個発生して32個のホトダイオード素子全部を励起
し終えると、今度はアレイ12が主走査方向に、
主走査クロツクパルス(Xクロツク信号)の制御
により移動せしめられ、次いで各ホトダイオード
素子による副走査方向の読取がおこなわれるよう
になつている。つまり、この読取走査方式では、
32個の副走査クロツクパルス(Yクロツク信号)
毎に、主走査クロツクパルス(Xクロツク信号)
が1個、発生するようになつている。尚、上述し
た読取走査方式は単なる一実施例であつて、例え
ばホトダイオード等を主走査方向に一列または千
鳥状に配置して書画情報を読み取るとともに、原
稿を搬送することにより副走査を行なう一般的な
読取方式であつてもよいことは当然理解できるで
あろう。
さて第3図において、図示せざるシステム・コ
ントロール・ユニツトから送信スタート信号(第
4図a)が送られてきてフリツプフロツプFF1
をセツトすると、そのセツト出力がアンドゲート
A1を通過してキヤラクタ・カウンタ3、行カウ
ンタ4、列カウンタ5に加わり動作開始となる
(なお、選択スイツチ9と10は共に図示の如く
電源電圧Vcc側へ切り換えられているものとす
る)。読取ヘツドの主走査開始と共に送出されて
くるXクロツク信号(第4図b)が水平倍率器
7,7aを経てアンドゲートA4、オアゲートO
2を通過し、Xデータ切換パルス(第4図Eまた
はE′)として行カウンタ4に入力され、カウン
トされる。水平倍率器7,7aはそれぞれ、この
場合、パルス周波数を1/2に逓降する逓降器であ
る。唯今の例では、Xクロツク信号は、二つの逓
降器7,7aを通過するので、結局パルス周波数
が1/4に逓降されてXデータ切換パルスとなる
(第4図E)。つまり、Xクロツク信号(主走査ク
ロツクパルス)4個分、換言すると書画情報送信
装置の4ドツト分だけ、キヤラクタ発生器1の同
一ドツト出力を持続させることにより、キヤラク
タ・コードのドツト寸法を4倍に拡大しているの
である。なお、選択スイツチ10が地気側へ切り
換えられたとすると、アンドゲートA4が閉じて
A5が開くので、Xクロツク信号は水平倍率器7
を通過した後、7aを経ることなく、アンドゲー
トA5を経て、オアゲートO2を通過し、行カウ
ンタ4に至るから、この場合はキヤラクタ・コー
ドのドツト寸法を2倍に拡大することになる。第
4図Eでは4倍に拡大される場合が示されてい
る。さて、行カウンタ4は、Xデータ切換パルス
を8個カウントする毎に1個のキヤラクタ切換パ
ルス(第4図F)をキヤラクタ・カウンタ3へ送
出するようになつている。これは、第2図にも示
したように、1キヤラクタは行方向8個のドツト
から成るものとしているからである。なお、第4
図において、E′はEの波形を縮小して示したも
のである。キヤラクタ・カウンタ3は、行カウン
タ4からキヤラクタ切換パルスを受けてカウント
する毎に、新しいカウント値に従つてメモリ群2
におけるアドレスを順次指定する。つまり、メモ
リ群2から、キヤラクタ・カウンタ3の順次指定
するアドレスにおいて、発信元情報が1キヤラク
タずつキヤラクタ・コードの形でキヤラクタ発生
器1へ読み出されてゆくのである。キヤラクタ発
生器1は、メモリ群2から読み出されたキヤラク
タ・コードに対するパターン・コードを、行カウ
ンタ4からのxデータ切換信号の制御の下に、1
行分ずつ並列にマルチプレクサ6へ送出する。マ
ルチプレクサ6は、この並列信号を直列に直して
アンドゲートA6へ向けて送出するが、この直列
出力の送出作用は列カウンタ5のカウント出力の
制御の下におこなわれる。読取走査の際の副走査
クロツクパルスであるYクロツク信号(第4図
C)は、先に説明した水平倍率器7,7aと全く
同様な垂直倍率器8,8aを通過することにより
1/4のパルス周波数に逓降され、アンドゲートA
2、オアゲートO1を通過し、Yデータ切換パル
ス(第4図D)となる。なお、選択スイツチ10
が地気側へ切り換えられているときは、アンドゲ
ートA2が閉じA3が開くので、Yクロツク信号
は垂直倍率器8のみにより1/2のパルス周波数に
逓降されてYデータ切換パルスとなる。Yデータ
切換パルスは、列カウンタ5に入力されてカウン
トされる。そのカウント値に従つて、マルチプレ
クサ6においては、キヤラクタ・パターン信号の
列が進められ、また該信号のドツト出力が垂直方
向に4倍又は2倍に拡大された形で、直列出力と
してアンドゲートA6へ向けて送出される。
メモリ群2からの出力コードがすべて論理1で
あるとき、これをキヤラクタ禁止信号と称し、発
信元情報の送信を禁止し、書画情報の送信をおこ
なうようになつている。すなわち、キヤラクタ禁
止信号はナンドゲートNA1により検出され、そ
のため論理0がナンドゲートNA1の出力側より
ナンドゲートNA3の一方の入力側へ印加され
る。従つてナンドゲートNA3の出力は常に論理
1となるので、アンドゲートA6は閉じられるか
ら発信元情報の送出はおこなわれず、またアンド
ゲートA7が開くので書画情報がオアゲートO3
を介して送信される。また、選択スイツチ10が
地気側へ接続されているときは、列カウンタ5が
8カウントを終了してマルチプレクサ6から1キ
ヤラクタ分の情報送出がすむと、次のカウントで
列カウンタ5からナンドゲートNA2への出力が
論理1になり、従つてナンドゲートNA2の両入
力が論理1信号となるので、ナンドゲートNA2
の出力は論理0となり、従つてナンドゲートNA
3の出力は常に論理1となりアンドゲートA6が
閉じるので発信元情報の送出は禁止され、他方ア
ンドゲートA7が開くので書画情報の送出が許さ
れる。これは、選択スイツチ10を電源電圧Vcc
側へ切り換えたときは、フアクシミリ受信器側の
ドツト記録の寸法は、水平倍率4倍、垂直倍率4
倍、結局、文字面積にして16倍に拡大されるのに
対し、選択スイツチ10を地気側へ切り換えたと
きは、受信側でのドツト記録の寸法は、水平倍率
2倍、垂直倍率2倍、文字面積にして4倍に拡大
されるに過ぎないから、その分だけ記録媒体上に
記録可能な余裕スペースが生じる筈であり、そこ
に書画情報を送信してその記録を可能ならしめる
ためである。
1回の主走査が終了し、原稿が単位距離だけ副
走査方向に移動し終るごとに発生する単位走査終
了パルスによりフリツプフロツプFF1をリセツ
トするので、キヤラクタ・カウンタ3、行カウン
タ4、列カウンタ5のすべてがリセツトされ次の
動作開始に備える。尚、上述の実施例では1回の
主走査が終了するごとに単位走査終了パルスを発
生するようにしているが、1回に限定されるもの
ではなく、さらに前述したようなホトダイオード
等を主走査方向に一列または千鳥状に配置した読
取方式においては原稿が所定量送られたのちに発
生させるようにしなければならない。
書画情報送信装置において、原稿を複数ページ
にわたつて連続的に読取送信する場合があるが、
このとき、最初の1ページの読取送信時にのみ発
信元情報を送出したい場合と、各ページの読取送
信時毎にいつも発信元情報を送出したい場合とが
ある。前者の場合には、選択スイツチ9を連続送
信々号の側へ切り換え、後者の場合には該スイツ
チ9を電源電圧Vcc側へ切り換えておけばよい。
連続送信々号は、図示せざるシステム・コントロ
ール・ユニツトから来るもので、最初の1ページ
の読取走査の期間だけ高レベルにあり、2ページ
目以降は低レベルとなつてアンドゲートA1を閉
じるから、2ページ目以降はカウンタ3,4およ
び5が動作し得ない。これに反し、選択スイツチ
9を電源電圧Vcc側へ切り換えておけば、アンド
ゲートA1が常に開いているので2ページ目以降
も各カウンタ3,4および5が動作することがで
き、各ページ毎に発信元情報を送出することがで
きる。なお、原稿を複数ページにわたつて連続的
に続取送信するときは最初の1ページのときにの
み発信元情報を送信し、1ページ単位で読取送信
するときは各ページ毎に発信元情報を送信するよ
う、自動的に切り換えたいときは次のようにする
とよい。すなわち、第3図において、選択スイツ
チ9を囲む点線部分の回路Sを第3a図において
同じく点線で囲む回路部Sに置き換えればよい。
第3a図を参照する。1ページ単位で読取送信
がなされるときは、その都度、送信動作の当初に
図示せざるシステム・コントロール・ユニツトよ
りイニシヤルリセツト信号が供給されるので、こ
れを受けてフリツプフロツプFF2をリセツト状
態にしておけば、その出力が論理1となるので
アンドゲートA1を開き、既に説明したように発
信元情報の送信をおこなうことができる。一方、
複数ページにわたつて連続的に読取送信をすると
きは、2ページ目の送信開始時に、システム・コ
ントロール・ユニツトからマルチページ検出信号
が得られるので、これによりフリツプフロツプ
FF2をセツトすれば、その出力は以後、論理
0となりアンドゲートA1は閉じる。従つて、既
に説明したように、1ページ目に発信元情報が送
信された後は以後発信元情報が送信されることは
ない。
第6図は、第3図におけるメモリ群2、キヤラ
クタ発生器1、マルチプレクサ6などの詳細回路
図である。第6図において、2aはデコーダ、2
A乃至2Dはそれぞれキヤラクタ・メモリ、1A
および1Bはそれぞれキヤラクタ発生器、6Aお
よび6Bはそれぞれマルチプレクサ、を示す。
第6図を参照する。キヤラクタ・カウンタ3か
らの二つの出力はデコーダ2aに与えられ、そこ
において4個のキヤラクタ・メモリ2A乃至2D
のうちの一つを選択し、選択されたメモリ、例え
ば2Aなら2Aへ、チツプイネエイブル信号CE
を送る。キヤラクタ・カウンタ3からの他の出力
により、メモリ内のアドレスが指定され、メモリ
2Aにおける当該アドレスのキヤラクタ・コード
が読み出されてキヤラクタ発生器(1Aまたは1
B)へ送られる。キヤラクタ発生器1Aまたは1
Bの選択は、そのチツプセレクト端子CSへ論理
1信号が印加されるか否かにより定まる。今、デ
コーダ2aによりメモリ2Aが選択され、メモリ
2Aにおける或るアドレスがキヤラクタ・カウン
タ3により指定されたとする。ところが、当該ア
ドレスにはメモリそのものが取付けられていない
場合がある。このときは、電源電圧Vccに一端を
接続されたプルアツプ抵抗群Rの働きにより、当
該アドレスの読取出力は全部論理1にセツトされ
る。従つてナンドゲートNA1がキヤラクタ禁止
コード検出信号を生じることとなり、発信元情報
の送出が禁止され、代つて書画情報の送出が可能
になる。このことは要するに、キヤラクタメモリ
が取付けられていないということは、送信すべき
発信元情報がないということであるから、そうい
うときは受信側記録媒体上の対応箇所に、書画情
報を送信して記録することを可能にしたものであ
り、記録媒体における有効画面を拡大するという
効果を伴うものである。
第7図は、キヤラクタ・メモリ取付部の斜視図
を示し、第8図はキヤラクタ・メモリのフオーマ
ツトを示す。第7図において、2AS乃至2DSは
それぞれキヤラクタ・メモリ取付用のICソケツ
トを示す。
第7図を参照する。ボード上に構成されたIC
ソケツト2AS乃至2DSに、それぞれキヤラク
タ・メモリ2A乃至2Dが取付けられるが、図で
はメモリ2Cのみが取付けられている。受信側記
録媒体に記録可能な1行分のキヤラクタ数を、例
えば4組のキヤラクタ・メモリ2A乃至2Dに分
けて記憶させる。発信元情報が記録媒体の1行分
全幅にわたる場合は、発信元情報を4組のメモリ
に分けて記憶させる必要があるが、このような場
合は少ない。1行分の1/4ですむ場合には、何れ
か1個のメモリに発信元情報を記憶させればよ
く、この場合、他のメモリはボード上のICソケ
ツトに取付けるには及ばない。また4個のICソ
ケツトの位置は記録媒体1行分の位置に対応して
いるので、同じ1個のキヤラクタ・メモリであつ
ても、どのICソケツトに取付けるかにより、記
録媒体上の記録位置が変つてくる。
第8図を参照する。キヤラクタ・メモリのフオ
ーマツトは、各アドレスにおいて、1ビツトから
6ビツトまでがキヤラクタ指定コード、7ビツト
目がキヤラクタ発生器1Aか1Bの選択用ビツ
ト、8ビツト目が発信元情報を送出するか書画情
報を送出するかの選択ビツトになつている。な
お、キヤラクタ発生器1Aには、アルフアベツト
や数字などの文字パターンを記憶させ、キヤラク
タ発生器1Bにはカナなどの文字パターンを記憶
させておくと好都合である。我が図では、一つの
発信元情報に、アルフアベツトとカナの両種の文
字が要求される場合がある。例えば企業名にアル
フアベツトを用い、その所在地にカナを使用する
ような場合である。このような場合、キヤラクタ
発生器を2個備えて需要に答えることができる。
以上、説明したとおりであるので、この発明に
よれば、フアクシミリの如き書画情報送信装置に
おいて、送信原稿に一々発信元情報の記載がなく
ても、読取ヘツドの走査クロツク信号を使つて、
メモリに別途記憶されている発信元情報を自動的
に相手方へ送信でき、しかも記録時における記録
媒体上の文字記録位置を送信側で指定できるとい
う効果、すなわち送信装置の側でキヤラクタ・メ
モリの取付位置をICソケツト上で変更するだけ
で、受信側記録媒体上の文字書込位置を指定でき
るという効果をもつた好都合な書画情報送信装置
を提供できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、キヤラクタ発生器の概念を説明する
ための図、第2図は該キヤラクタ発生器のメモリ
内容の一部を例示するための図、第3図はこの発
明の一実施例の概要を示すブロツク図、第3a図
は発信元情報送出禁止自動切換回路を示す図、第
4図は第3図の実施例の動作時の各部信号波形を
示すタイムチヤート、第5図はホトダイオードア
レイを示す図、第6図は第3図におけるメモリ群
など要部の詳細回路図、第7図はキヤラクタ・メ
モリ取付部の斜視図、第8図はキヤラクタ・メモ
リのフオーマツトを示す。 図において、1はキヤラクタ発生器、2はキヤ
ラクタ・メモリ群、3はキヤラクタ・カウンタ、
4は行カウンタ、5は列カウンタ、6はマルチプ
レクサ、7および7aはそれぞれ水平倍率器、8
および8aはそれぞれ垂直倍率器、9と10はそ
れぞれ選択スイツチ、Aはアンドゲート、Oはオ
アゲート、NAはナンドゲートFFはフリツプフロ
ツプ、Vccは電源電圧、12はホトダイオードア
レイ、13はホトダイオード素子、2aはデコー
ダ、2A乃至2Dはそれぞれキヤラクタ・メモ
リ、1Aおよび1Bはそれぞれキヤラクタ発生
器、6Aおよび6Bはそれぞれマルチプレクサ、
2AS乃至2DSはそれぞれICソケツト、を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被走査文書を主走査方向および副走査方向に
    走査して該文書から書画情報を読み取り送信する
    ようにした書画情報送信装置において、発信元情
    報をキヤラクタ・コードとして記憶する1個また
    は複数個のキヤラクタ・メモリと、該メモリから
    所定の順序に従つてキヤラクタ・コードを読み出
    す手段と、読み出されたキヤラクタ・コードに対
    応したパターン・コードを発生するキヤラクタ発
    生器とを含み、発信元情報のパターン・コード出
    力と書画情報の読取走査出力を選択的に切り換え
    て送信するようにすると共に、発信元情報を記憶
    する1個または複数個のキヤラクタ・メモリの物
    理的配置を、受信側記録媒体上のキヤラクタ記録
    位置と対応ずけたことを特徴とする書画情報送信
    装置。
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JPH01221973A (ja) * 1988-03-01 1989-09-05 Fujitsu Ltd ファクシミリ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS533724A (en) * 1976-06-30 1978-01-13 Mitsubishi Electric Corp Picture transmission unit

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