JPS6248328B2 - - Google Patents

Description

請求の範囲 １ プログラム可能な制御器のモジユール成分の
相互接続を行うための入力／出力データケーブル
において、 各々が細長いストリツプ状絶縁性支持体を含み
且つ等しい長さと幅である３つの層から形成され
た可撓性ラミネートを具備し、 第１の層及び第２の層の各々が、長さ方向に、
且つ該絶縁性支持体の実質上全幅を横切つて延
び、それぞれシステムグラウンドまたは搬送ロジ
ツク電圧に接続するようになつている導電性部材
を有し、第３の層が、長さ方向に延び且つ絶縁性
支持体の幅方向において離間しており、データ信
号を搬送するようになつている複数個の導電性信
号トラツクを有し、 該第１の層及び第２の層が相互に隣接して配置
されている ことを特徴とする入力／出力データケーブル。

２ 該層の各々が、１つ又は２つ以上の金属スト
リツプが取り付けられた可撓性プラスチツクの細
長いストリツプ状絶縁性支持体を含む特許請求の
範囲第１項記載の入力／出力データケーブル。

３ 該支持体がポリエステルであり、該金属が銅
である特許請求の範囲第２項記載の入力／出力デ
ータケーブル。

４ 該層が接着剤によつて共に連結されている特
許請求の範囲第１項記載の入力／出力データケー
ブル。

５ 露出した該導電性層に付加的な絶縁性ストリ
ツプが固着されている特許請求の範囲第１項記載
の入力／出力データケーブル。

６ ターミナル端部分を含み、該部分の幅はケー
ブルの残部の幅よりも広く、信号トラツクはター
ミナル端部分の中央を占有し、そして該他の導電
性部分が該信号トラツクの両側に配置されている
特許請求の範囲第１項記載の入力／出力データケ
ーブル。

７ プログラム可能な制御器のモジユール成分の
相互接続を行うための入力／出力データケーブル
において、 ケーブルは２つの層からなる可撓性ラミネート
を具備し、各層は細長いストリツプ上の絶縁性支
持体を含み且つ等しい長さと幅とを有し、 第１の層が、長さ方向に、且つその絶縁性支持
体の全幅を実質上横切つて延びており、システム
グラウンド又は搬送ロジツク電圧に接続されるよ
うになつている導電性部材を有し、 第２の層が、複数個の信号トラツクとその長さ
方向に延びている導電性トラツクとを有し、 該信号トラツクが、その絶縁性支持体の幅の部
分を横切つて離間しており、 該導電性トラツクが、その残りの部分を占め、 該導電性トラツクが、該信号トラツクよりも大
きな幅を有し、システムグラウンド又は搬送ロジ
ツク電圧に接続されるようになつている ことを特徴とする入力／出力データケーブル。

８ 該層の各々が、１つ又は２つ以上の金属スト
リツプが取り付けられた可撓性プラスチツクの細
長いストリツプ状絶縁性支持体を含む特許請求の
範囲第７項記載の入力／出力データケーブル。

９ 該支持体がポリエステルであり、該金属が銅
である特許請求の範囲第８項記載の入力／出力デ
ータケーブル。

１０ 該層が接着剤により共に連結されている特
許請求の範囲第８項記載の入力／出力データケー
ブル。

１１ 露出した該導電性層に付加的な絶縁性層が
接続されている特許請求の範囲第８項記載の入
力／出力データケーブル。

１２ ターミナル端部分を含み、該部分の幅はケ
ーブルの残部の幅よりも広く、信号トラツクはタ
ーミナル端部分の中央を占有し、そして該他の導
電性部分が該信号トラツクの両側に配置されてい
る特許請求の範囲第８項記載の入力／出力データ
ケーブル。

明細書 本発明は、プログラム可能な制御器のモジユー
ル成分を相互に接続するための入力／出力（Ｉ／
Ｏ）データケーブルに関する。

プログラム可能な制御器はシステムの操作を制
御するプロセツサを具備し、このプロセツサは複
数の入力モジユールからロジツク信号を受け取
り、そしてロジツク信号を複数の出力モジユール
へ供給することによつて制御され、入力および出
力のモジユールはプロセツサへそれぞれのデータ
ケーブルを経て接続される。また、ロジツクレベ
ル電圧は入力モジユール、出力モジユールおよび
プロセツサへ供給されなくてはならない。

プロセツサと入力および出力のモジユールの間
を通るロジツク信号は、ことに制御されるシステ
ムが機械であるとき、かなり妨害を受ける。した
がつて、相互に接続するデータケーブルはこのよ
うな妨害に対して高い不感受性をもつことを保証
することが必要である。

Ｉ／Ｏモジユールとプロセツサを剛性の母線お
よびデータケーブルにより相互に接続することは
知られており、この剛性の構造により母線および
データケーブルに高い不感受性を設計により付与
することができる。しかしながら、このような剛
性のシステムは制御器の融通性をその物理的配置
に関してきびしく制限する。

柔軟なリボンコンダクタは知られているが、こ
れらは要求される不感受性をもたず、また高い誘
導損失に悩まされる。

本発明の目的は、前述の欠点を排除することに
ある。

本発明の１つの局面によれば、３層から構成さ
れた柔軟なラミネートからなり、各層は導電性部
分と絶縁性部分を有し、該層の第１はシステムグ
ラウンドに接続するようになつており、該層の第
２はロジツク電圧を伝送するようになつており、
そして該層の第３はデータ信号を伝送するための
複数の信号トラツクを有し、該第１の層と第２の
層が隣接していることを特徴とする、プログラム
可能な制御器のための入力／出力データケーブル
が提供される。

本発明の第２の局面によれば、２層から構成さ
れた柔軟なラミネートを具備し、各層は導電性部
分と絶縁性部分を有し、該層の第１の導電性部分
は層の幅の実質的に全体を横切つて延びる単一の
導電性トラツクを有し、そして該層の第２の導電
性部分は該層の幅の一部分にわたつて延びる導電
性トラツクと、データ信号を伝送する複数の信号
トラツクとによつて形成されていることを特徴と
する、プログラム可能な制御器のための入力／出
力データケーブルが提供される。

次に、本発明の態様を、添付図面を参照して、
例示として説明する。

第１図は、本発明の１つの局面に従つて作つた
データケーブルの１つの態様の平面図である。

第２図は、第１図の線−に沿つて取つた断
面図である。

第３ａ，３ｂおよび３ｃ図は、第１図のデータ
ケーブルの３層の平面図である。

第４ａおよび４ｂ図は、第１図のデータケーブ
ルと一緒に使用するコネクタの、それぞれ、斜視
図および側面図である。

第５ａおよび５ｂ図は、本発明の第２局面に従
つて作つたデータケーブルの１つの態様の２層の
平面図である。

第１〜４図を参照すると、プログラム可能な制
御器のモジユール成分を相互に接続するための入
力／出力データケーブル１は３つの層１０，１１
および１２を具備し、各層が導電部分と絶縁部分
を有する、柔軟なラミネートアセンブリからな
る。層１１はロジツク電圧に使用し、層１２はシ
ステムグランドに使用し、そして層１０はデータ
信号に使用する。

第３ａおよび３ｂ図に示すように、各層１１お
よび１２は単一の銅トラツク１１０および１２０
を具備し、それらはそれぞれ絶縁性ポリエステル
のストリツプ１１１および１２１へ取付けられて
いる。各銅トラツク１１０および１２０の端にお
いて、後述するコネクタに接続するための、それ
ぞれ接触タブ１１４および１２４を有する。

層１０は複数の並置した信号伝送コンダクタ１
００を具備し、これら層１０に沿つて延び、絶縁
性ポリエステルのストリツプ１０１へ取付けられ
ている。

データケーブルは層を一緒に互いに重ねて接着
してラミネート構造を形成し、ここでロジツク電
圧伝送層１１とシステムグランド層１２とを隣接
させ、そしてデータ信号伝送層１０を外側にす
る。追加の絶縁性ストリツプ１３３を層１２の上
に横たえる。

生ずるアセンブリは、比較的広い面積のトラツ
クを有する柔軟なラミネートケーブルを具備し、
隣接層は互いにきわめて密接している。この配置
は高い不感受性を提供し、さらに、ロジツク電圧
伝送層１１が比較的密接しているため、データ信
号トラツクに沿つた誘導損失を最小にする。

適当なターミナル４０は、第４図に示されてお
り、そしてデータケーブル１の各端に取付けるよ
うになつている。ターミナル４０は複数の間隔を
置いた接点４１を有し、端の接点４１ａおよび４
１ｂはそれぞれ電圧レベル層１１およびグランド
層１２のタブ１１４および１２４と接触する。中
央の接点４１ｃはデータ信号層１０のそれぞれの
トラツクと係合する。

データ信号層１０がロジツク電圧伝送層１１に
隣接する前述の配置は、高いロジツク電圧レベル
の発生に対してフエイルセーフであるように設計
されたシステムに適する。こうして、データ信号
層１０と隣接層、すなわち、層１１との間に短絡
が生じた場合、この制御器により制御されるシス
テムはフエイルセーフであろう。

明らかなように、制御されるシステムがゼロの
ロジツクレベルにおいてフエイルセーフするよう
に設計された場合、データ伝送層１０は接地され
た層１２に隣接して配置すべきである。

これらの２つの別法は本発明のデータケーブル
を用いると可能となる。なぜならデータ信号伝送
層はただ１つの他の層にのみ隣接するからであ
る。

さて第５ａおよび５ｂ図を参照すると、データ
ケーブルは２つの層２１および２２から構成され
ている。第１の層２１は絶縁性ポリエステルのス
トリツプ２１１へ取付けられた単一の銅トラツク
２１０を具備し、接触タブ２１４は第４ａおよび
４ｂ図に図解する型のコンダクタとの接続のため
に設けられている。

第２層２２はその幅の実質半分を横切つて延び
る銅トラツク２２０と、複数の並置した信号伝送
コンダクタ２２５とを具備する。トラツク２２０
とコンダクタ２２５は絶縁性ポリエステルのスト
リツプ２２１へ取付けられており、そしてトラツ
ク２２０は接触タブ２２４を有する。

このデータケーブルは層２１および２２を一緒
に互いに重ねて接着してラミネート構造を形成す
ることによつて形成される。データケーブルのこ
の態様において、ロジツク電圧はシステムの設計
に依存してトラツク２１４またはトラツク２２４
のいずれかに印加することができ、接地は他方の
トラツクへ接続する。