JPS6247757B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6247757B2 JPS6247757B2 JP17154279A JP17154279A JPS6247757B2 JP S6247757 B2 JPS6247757 B2 JP S6247757B2 JP 17154279 A JP17154279 A JP 17154279A JP 17154279 A JP17154279 A JP 17154279A JP S6247757 B2 JPS6247757 B2 JP S6247757B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sprocket
- teeth
- sprocket wheel
- support body
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自転車用スプロケツトホイール、詳し
くはスプロケツト本体の外周に多数の歯を備えた
スプロケツトホイールであつて、歯数の少ない小
径スプロケツトホイールとともに用い、多段スプ
ロケツト装置を構成するスプロケツトホイールに
関する。
くはスプロケツト本体の外周に多数の歯を備えた
スプロケツトホイールであつて、歯数の少ない小
径スプロケツトホイールとともに用い、多段スプ
ロケツト装置を構成するスプロケツトホイールに
関する。
一般に歯数の異なる２枚以上のスプロケツトホ
イールを組合わせて多段スプロケツト装置を構成
し、このスプロケツト装置を後輪側やクランク側
に装着してデイレーラーによりチエンを、前記ス
プロケツトホイールの一つに掛換えることにより
変速比を変更するごとくしているのであるが、歯
数の少ない小径スプロケツトホイールから歯数の
多い大径スプロケツトホイールに掛換えるとき、
チエンが前記大径スプロケツトに迅速かつ円滑に
掛換えられないことが多かつたのである。
イールを組合わせて多段スプロケツト装置を構成
し、このスプロケツト装置を後輪側やクランク側
に装着してデイレーラーによりチエンを、前記ス
プロケツトホイールの一つに掛換えることにより
変速比を変更するごとくしているのであるが、歯
数の少ない小径スプロケツトホイールから歯数の
多い大径スプロケツトホイールに掛換えるとき、
チエンが前記大径スプロケツトに迅速かつ円滑に
掛換えられないことが多かつたのである。
本発明は以上の如き問題点に鑑み発明したもの
で、目的とする処は、チエンの掛換を円滑かつ迅
速に行なえるスプロケツトホイールを提供する点
にある。
で、目的とする処は、チエンの掛換を円滑かつ迅
速に行なえるスプロケツトホイールを提供する点
にある。
即ち本発明は、スプロケツト本体の外周に設け
る多数の量のうち、少なくとも一つの歯を前記ス
プロケツト本体とは別に形成する支持体に設け
て、該支持体を前記スプロケツト本体に対し、該
スプロケツト本体の軸方向に変位可能に支持する
と共に、前記支持体を該支持体の歯が前記スプロ
ケツト本体の外周部における歯列位置に位置する
ごとくスプリングにより附勢したことを特徴とす
るものである。
る多数の量のうち、少なくとも一つの歯を前記ス
プロケツト本体とは別に形成する支持体に設け
て、該支持体を前記スプロケツト本体に対し、該
スプロケツト本体の軸方向に変位可能に支持する
と共に、前記支持体を該支持体の歯が前記スプロ
ケツト本体の外周部における歯列位置に位置する
ごとくスプリングにより附勢したことを特徴とす
るものである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
本発明スプロケツトホイールは、該ホイールよ
り歯数の少ない小径のスプロケツトホイールＡと
ともに用いて、第４〜６図に示したごとくクラン
ク側に装着するフロント側多段スプロケツト装置
を構成するもので、スプロケツト本体１の外周に
前記小径スプロケツトホイールＡの歯数より多い
多数の歯２…を周設するのである。
り歯数の少ない小径のスプロケツトホイールＡと
ともに用いて、第４〜６図に示したごとくクラン
ク側に装着するフロント側多段スプロケツト装置
を構成するもので、スプロケツト本体１の外周に
前記小径スプロケツトホイールＡの歯数より多い
多数の歯２…を周設するのである。
しかして図において３は、前記本体１とは別に
形成する支持体であつて、前記歯２…のうち、複
数歯（図面では４歯）を設け、この支持体３を、
前記本体１に、前記小径スプロケツトホイールＡ
の反対側に揺動するごとく支持すると共に、この
支持体３を、該支持体３に設ける歯２…が、前記
スプロケツト本体１の外周部における歯列位置に
位置するごとくスプリング４により附勢したので
ある。
形成する支持体であつて、前記歯２…のうち、複
数歯（図面では４歯）を設け、この支持体３を、
前記本体１に、前記小径スプロケツトホイールＡ
の反対側に揺動するごとく支持すると共に、この
支持体３を、該支持体３に設ける歯２…が、前記
スプロケツト本体１の外周部における歯列位置に
位置するごとくスプリング４により附勢したので
ある。
前記支持体３は、主として金属板を用いて形成
するのであつて、、第３図のごとく一側に複数
（一つでもよい）の歯２…を設けると共に、前記
歯２の立上り方向と反対側に、前記立上り方向と
直交する方向に突出する１対の取付片３１，３２
をもつた延長部３３を設け、更にこの延長部３３
を延長して前記スプロケツト本体１の側面に係合
する規制片３４を設けるのである。
するのであつて、、第３図のごとく一側に複数
（一つでもよい）の歯２…を設けると共に、前記
歯２の立上り方向と反対側に、前記立上り方向と
直交する方向に突出する１対の取付片３１，３２
をもつた延長部３３を設け、更にこの延長部３３
を延長して前記スプロケツト本体１の側面に係合
する規制片３４を設けるのである。
そして前記スプロケツト本体１は、前記支持体
３に設ける歯２…に相当する歯を欠如して、この
欠如部外周に切込み１１を設けると共に、この切
込み１１の周方向両側に前記取付片３１，３２に
対向する受片１２，１３を起立させるのであり、
この受片１２，１３間に前記取付片３１，３２を
介在させて一つの枢支ピン５を貫通させ、前記支
持体３を枢着するのである。
３に設ける歯２…に相当する歯を欠如して、この
欠如部外周に切込み１１を設けると共に、この切
込み１１の周方向両側に前記取付片３１，３２に
対向する受片１２，１３を起立させるのであり、
この受片１２，１３間に前記取付片３１，３２を
介在させて一つの枢支ピン５を貫通させ、前記支
持体３を枢着するのである。
又前記スプリング４は、そのコイル部を前記ピ
ン５に巻きつけて、一端を前記支持体３に、他端
を前記スプロケツト本体１にそれぞれ係止させる
のであつて、このスプリング４により、前記支持
体３は、前記小径スプロケツトホイールＡ側に附
勢されると共に、この附勢により前記規制片３４
が前記スプロケツト本体１の側面即ち前記小径ス
プロケツトホイールＡへの対向側面に弾接して、
前記支持体３に設ける歯２が、第６図に示したご
とく前記スプロケツト本体１における歯列位置に
位置することになるのである。
ン５に巻きつけて、一端を前記支持体３に、他端
を前記スプロケツト本体１にそれぞれ係止させる
のであつて、このスプリング４により、前記支持
体３は、前記小径スプロケツトホイールＡ側に附
勢されると共に、この附勢により前記規制片３４
が前記スプロケツト本体１の側面即ち前記小径ス
プロケツトホイールＡへの対向側面に弾接して、
前記支持体３に設ける歯２が、第６図に示したご
とく前記スプロケツト本体１における歯列位置に
位置することになるのである。
尚以上の構成において、前記支持体３を複数個
形成し、スプロケツト本体１の外周に設けるすべ
ての歯２を、前記支持体３…に設けるのが好まし
いが、前記支持体３は一つでもよい。又前記スプ
ロケツト本体１を、自転車のフロント側に設ける
場合には、前記支持体３を、クランクの上死点と
下死点又はその近くに設けるのが好ましい。
形成し、スプロケツト本体１の外周に設けるすべ
ての歯２を、前記支持体３…に設けるのが好まし
いが、前記支持体３は一つでもよい。又前記スプ
ロケツト本体１を、自転車のフロント側に設ける
場合には、前記支持体３を、クランクの上死点と
下死点又はその近くに設けるのが好ましい。
又前記支持体３は、図面に示したごとく前記枢
支ピン５により揺動可能に支持してもよいが、前
記スプロケツト本体１の厚さ方向外方にスライド
可能に支持してもよいし、また前記本体１の厚さ
方向即ち軸方向外方に変位可能にする他、軸方向
内外にも変位可能としてもよい。この場合、前記
スプリング４を、変位方向両側に設けてバランス
させ、バランス位置を歯列位置に一致させるので
ある。
支ピン５により揺動可能に支持してもよいが、前
記スプロケツト本体１の厚さ方向外方にスライド
可能に支持してもよいし、また前記本体１の厚さ
方向即ち軸方向外方に変位可能にする他、軸方向
内外にも変位可能としてもよい。この場合、前記
スプリング４を、変位方向両側に設けてバランス
させ、バランス位置を歯列位置に一致させるので
ある。
本発明スプロケツトホイールは以上の如く構成
するから、第４図乃至第６図のごとく小径スプロ
ケツトホイールＡと組合わせて用いる場合、この
小径スプロケツトホイールＡに噛合つているチエ
ンを、本発明スプロケツトホイールの歯２に掛換
えるとき、第５図のごとく前記チエンＣが、前記
支持体３に接触し、該支持体３を、前記小径スプ
ロケツトホイールＡの反対側に押圧することにな
り、この押圧により、前記支持体３は第６図矢印
Ｘ方向に揺動するのである。
するから、第４図乃至第６図のごとく小径スプロ
ケツトホイールＡと組合わせて用いる場合、この
小径スプロケツトホイールＡに噛合つているチエ
ンを、本発明スプロケツトホイールの歯２に掛換
えるとき、第５図のごとく前記チエンＣが、前記
支持体３に接触し、該支持体３を、前記小径スプ
ロケツトホイールＡの反対側に押圧することにな
り、この押圧により、前記支持体３は第６図矢印
Ｘ方向に揺動するのである。
しかしてこの揺動により、前記チエンＣは更に
移動が可能となり、前記支持体３に後続して回転
する次位の支持体３における歯２又はスプロケツ
ト本体１の歯２の歯厚方向中心近くに、前記チエ
ンＣが位置し、後続する前記歯２にチエンＣが確
実に噛合うことになるのである。尚第４，５図に
おいて回転方向は矢印Ｙの方向である。
移動が可能となり、前記支持体３に後続して回転
する次位の支持体３における歯２又はスプロケツ
ト本体１の歯２の歯厚方向中心近くに、前記チエ
ンＣが位置し、後続する前記歯２にチエンＣが確
実に噛合うことになるのである。尚第４，５図に
おいて回転方向は矢印Ｙの方向である。
従つて変速性は極めて向上すると共にスプロケ
ツト本体１にチエンＣが押しつけられたまゝ前記
本体１とともに移動して、小径スプロケツトホイ
ールＡとの間に噛込むこともないのである。しか
して前記小径スプロケツトホイールＡとともにフ
ロントフリーシステムの多段スプロケツト装置を
構成する場合でも、ペダルを停止して行なう変速
時チエンＣが噛込んで、フリー回転が停止し、変
速不能が生ずることも確実に解消できるのであ
る。
ツト本体１にチエンＣが押しつけられたまゝ前記
本体１とともに移動して、小径スプロケツトホイ
ールＡとの間に噛込むこともないのである。しか
して前記小径スプロケツトホイールＡとともにフ
ロントフリーシステムの多段スプロケツト装置を
構成する場合でも、ペダルを停止して行なう変速
時チエンＣが噛込んで、フリー回転が停止し、変
速不能が生ずることも確実に解消できるのであ
る。
以上の如く本発明によると、小径スプロケツト
ホイールと共に用いて、該ホイールからチエンを
掛換える場合、支持体をスプロケツト本体の軸方
向外方、換言すると前記小径スプロケツトホイー
ルの反対側に変位させて、前記スプロケツト本体
に押しつけられるチエンの移動を、前記本体で阻
止することなく、逃がし前記チエンを後続する歯
の歯厚中心近くに位置させられるので、前記スプ
ロケツト本体の歯へのチエンの噛合いを極めて円
滑かつ迅速に行なえ、その変速性を向上できるの
である。又本発明は、前記支持体を前記スプロケ
ツト本体の軸方向内方に変位させることにより、
前記スプロケツト本体に噛合うチエンの離脱も容
易にできるのである。
ホイールと共に用いて、該ホイールからチエンを
掛換える場合、支持体をスプロケツト本体の軸方
向外方、換言すると前記小径スプロケツトホイー
ルの反対側に変位させて、前記スプロケツト本体
に押しつけられるチエンの移動を、前記本体で阻
止することなく、逃がし前記チエンを後続する歯
の歯厚中心近くに位置させられるので、前記スプ
ロケツト本体の歯へのチエンの噛合いを極めて円
滑かつ迅速に行なえ、その変速性を向上できるの
である。又本発明は、前記支持体を前記スプロケ
ツト本体の軸方向内方に変位させることにより、
前記スプロケツト本体に噛合うチエンの離脱も容
易にできるのである。
第１図は本発明スプロケツトホイールの一実施
例を示す部分背面図、第２図はその分解図、第３
図は支持体のみの斜視図、第４図は小径スプロケ
ツトホイールと組合わせて構成した多段スプロケ
ツト装置の部分正面図、第５図は第４図の平面
図、第６図は第４図−線における断面図であ
る。 １……スプロケツト本体、２……歯、３……支
持体、４……スプリング、５……枢支ピン。
例を示す部分背面図、第２図はその分解図、第３
図は支持体のみの斜視図、第４図は小径スプロケ
ツトホイールと組合わせて構成した多段スプロケ
ツト装置の部分正面図、第５図は第４図の平面
図、第６図は第４図−線における断面図であ
る。 １……スプロケツト本体、２……歯、３……支
持体、４……スプリング、５……枢支ピン。
Claims (1)
- １ スプロケツト本体の外周に多数の歯を備えた
自転車用スプロケツトホイールであつて、前記歯
のうち少なくとも一つの歯を前記スプロケツト本
体とは別に形成する支持体に設けて、該支持体を
前記スプロケツト本体に対し、該スプロケツト本
体の軸方向に変位可能に支持すると共に、前記支
持体を、該支持体の歯が前記スプロケツト本体の
外周部における歯列位置に位置するごとくスプリ
ングにより附勢したことを特徴とする自転車用ス
プロケツトホイール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17154279A JPS5699868A (en) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | Sprocket wheel for bicycle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17154279A JPS5699868A (en) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | Sprocket wheel for bicycle |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5699868A JPS5699868A (en) | 1981-08-11 |
| JPS6247757B2 true JPS6247757B2 (ja) | 1987-10-09 |
Family
ID=15925047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17154279A Granted JPS5699868A (en) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | Sprocket wheel for bicycle |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5699868A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0716553Y2 (ja) * | 1988-07-04 | 1995-04-19 | 株式会社スギノテクノ | 自転車用変速装置 |
-
1979
- 1979-12-29 JP JP17154279A patent/JPS5699868A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5699868A (en) | 1981-08-11 |
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