JPS6247584A - 原子炉の緊急停止機構付燃料集合体 - Google Patents

原子炉の緊急停止機構付燃料集合体

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JPS6247584A
JPS6247584A JP60187238A JP18723885A JPS6247584A JP S6247584 A JPS6247584 A JP S6247584A JP 60187238 A JP60187238 A JP 60187238A JP 18723885 A JP18723885 A JP 18723885A JP S6247584 A JPS6247584 A JP S6247584A
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JP
Japan
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neutron
reactor
melting point
low melting
core
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JP60187238A
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English (en)
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禎男 服部
清水 禎人
城土井 崇
榎田 博美
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Hitachi Engineering Co Ltd
Central Research Institute of Electric Power Industry
Hitachi Ltd
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Hitachi Engineering Co Ltd
Central Research Institute of Electric Power Industry
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、原子炉に装荷される原子炉用燃料集ムル!r
にh 牌I/r百ヱ、旧小、旧11.轟欅宙怪4白か砧
に防止する機構を備えた原子炉の緊急停止機構付燃料集
合体に関するものである。
〔発明の背景〕
第7図は、原子炉用燃料集合体の従来技術(特開昭57
−114884号)を示すものである。
この原子炉用燃料集合体は、エントランスノズル20の
内部に複数のオリフィス板21,23゜25と中性子遮
蔽用ブロック22,24.26とを交互に組合せて配設
したもので、冷却材が流入孔27から流入してエントラ
ンスノズル20を通過し更に炉心部燃料要素28の周り
を通過して燃料集合体の上部から流出し、冷却材は流通
過程において燃料要素28の熱を吸収するものである。
このような原子炉用燃料集合体を装荷した原子炉におい
ては、原子炉事故発生により炉内温度が異常上昇すると
炉心崩壊事故を招く危険性を有している為に万全な安全
対策を講じる必要がおる。
第8図は、液体冷却型高速増殖炉にこの種の安全対策を
講じた従来例を示すものである。
同図において、30は原子炉用炉心、31は炉心を構成
する燃料集合体、32は燃料集合体31の核分裂連鎖反
応を抑制する制御棒であシ、炉心30に発生する熱は制
御棒32により調整される。
また上記制御棒32は炉心の上部機構33内に設置した
制御棒駆動機構により上下動する。炉心30は炉容器3
4に収容され、原子炉全体は安全容器35に収容されて
いる。ま次炉の内部には液体金属冷却材(1次冷却材)
が循環し、この液体金属冷却材は燃料集合体31の下部
から内部に流入し燃料集合体31の炉心部に至シ、炉心
部で生じた熱を炉外に運び出し、主中間熱交換器内で2
次冷却材との熱交換を行うようにしである。
そして、この従来例においては、原子炉に事故が発生し
炉内の温度が異常に上昇すると、炉内の温度上昇を温度
センサによって電気的に検出し、この電気信号に基づい
て制御棒駆動機構を作動せしめ、炉心30に制御棒32
を挿入して炉の出力停止を図っていた。
このような従来の炉停止系安全手段は、信頼性が非常に
高いものであるが、次の(1)〜(3)の故障の可能性
も低い確率ではあるが残されておシ、炉の緊急停止機能
を更【万全にすることが望まれていた。
(1)温度計測器、電気リレー、遮断器に至るまでの電
気制御系設備の故障の可能性。
(2)制御棒駆動機構等の機械設備の故障の可能性。
(3)制御棒の炉心への挿入が地震、炉心の変形により
円滑に行なわれない可能性。
これらの故障の可能性をなくす為には、次のような概念
に基づく制御機構が必要となる。
第1に計測器、電気リレー等を一切使わず物理現象の変
化を直接とらえて作動する機構とする。
または、物理現象の変化を感知するセンサは設けるが、
電気信号等の信号変換をするこさなく、直接炉停止を行
ない得る構造とする。
このような構造を有する従来例としては、第9図に示す
手段(特開昭52−87598号)がある。
この技術的手段は、事故発生によシ炉内の温度が異常上
昇すると、核分裂性物質又は炉心部限度温−−−鵬上1
jフ−1,、I 、、! J 八」、畑確誹詰 ^屏−
I吸収体41がスプリング42によりラッパ管43内部
を下降し、中性子吸収体41のスクラム動作によって炉
心燃料要素44の核分裂反応全停止させて炉の停止を図
るように設定されている。
この構造では、中性子吸収体41が自発的にスクラム動
作を行うために電気系設備の共通原因故障の可能性はな
いが、事故発生時の炉心の異常温度上昇を中性子吸収体
41の作動制御部(ストッパ等)まで伝達するまで時間
が掛かシ、即応容性の点に実用上の問題があった。
同様に自発的にスクラム動作を起こす安全手段として特
開昭56−70493号がある。第10図はこの技術的
手段を示すもので、炉心の制御棒50上部にキューリ点
を有する磁性材料51を設け、常時においては同図(a
)に示す如く制御棒50は磁石52の磁力によシ定位置
に保持されて層る。炉心の温度が上昇すると磁性材51
の温度がキューリ点近くまで達し、第10図中)のよう
に磁力による制御棒50の支持力が低下し、制御棒50
が炉心53内部に自重で落下1〜、炉心の出力停止トを
図るものである。
この技術も電気制御系の共通原因の排除には優れている
が、前例と同じく炉停止機能の応答動作に問題を有して
いた。
第2の安全対策としては、制御棒駆動機構の機械設備の
徹底的な多様性を追求することが考えられるが、設備が
複雑となシ実用上の問題を有している。
第3の対策としては、地震等による炉心の相対変・位の
発生を考慮して、相対変位を起こした炉心の中でも、中
性子吸収体を挿入できるよう中性子吸収体を柔構造にす
ることが必要である。
この構造の従来例〔特開昭50−1298号〕を第11
図に示す。この構造は制御棒と燃料集合体の間に可動的
結合装Rを具備するもので、この可動的結合装置は円筒
軸60の端面61ft凹面状に、円筒軸62の端面63
を凸面状に形成した制動棒と燃料集合体の両者を可動結
合したものである。しかしながら、このような構造では
制御棒を上部から押し込むことができず、また案内管中
で制御棒が蛇行し固着して動かなくなる可能性を有して
いた。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決すべく種々
検討を重ねた結果なされたものであシ、その目的とする
ところは、原子炉事故発生により炉内の温度が上昇し穴
場台に、その異常事態に直ちに対応して自発的に原子炉
を緊急停止し、しかも原子炉停止機能を迅速、確実に発
揮することができる極めて信頼性の高い原子炉の緊急停
止機構付・燃料集合体を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は上記技術的課題を解決する為に、中性子吸収剤
を含有した低融点部材によシ中性子遮蔽体を形成し、こ
の中性子遮蔽体を燃料集合体の炉心部燃料要素の上下い
ずれか若しくは双方の近傍位置に設置し念ものである。
上記技術的手段によれば、原子炉の事故が生じて燃料集
合体の炉心部が異常温度となった場合に、低融点部材が
直ちに反応して溶出し、中性子遮蔽体位置から炉心部に
流入すると共に、中性子吸収剤もこの流れと共に炉心部
に入る。従って、炉心部の核分裂連鎖反応を直ちに抑制
停止することが可能となり、原子炉の出力は即座に停止
するので、原子炉の事故による炉の崩壊事故を確実に防
止する。
(徒ジO′足粍倖IJ 第1図(a)、 (b)、 (C)は本発明の第1実施
例を示すものである。
同図において、1は燃料集合体のラッパ管、2は炉心燃
料要素6を収容した炉心部、3はエントランスノズル、
4は冷却材の流入孔、5はエントランスノズル3の内部
に設けた下部中性子遮蔽体、7は炉心燃料要素(炉心部
)2の上方近傍位置に設けた上部中性子遮蔽体である。
上部中性子遮蔽体7は、第1図(b)に示すようにステ
ンレス等で形成しfC殻(外被部材)8の中に、B4C
等の中性子吸収剤を混入した低融点金属9(アモルファ
ス金属、銀ろう等の低融点部材)を収容して成るもので
、また上部中性子遮蔽体7の下端面には、この中性子遮
蔽体7内部と連通する先閉状の管10が延設されておシ
、この管10を炉心部2に貫くようにして設けている。
上記構成によれば、冷却材(例えばナトリウム)は流入
孔4から入シ、エントランスノズル3を通過し、下部中
性子遮蔽体5の周シを通って燃料要素6を多数結束した
炉心部2に入る。炉心部2で熱を吸収した冷却材は上部
中性子遮蔽体7の周υを流れ、炉心上部の流出口11か
ら流出する。
上記構成においては、原子炉に事故が発生すると、次の
ような炉停止動作を行なうものである。
(1)冷却材の流量が少なくなシ、炉心が空焚状態にな
つ友場合には、上部中性子遮蔽体7の温度が上昇し低融
点金属9が溶出する。溶融し几低融点金属9は、含有す
る中性子吸収剤と共に上部中性子遮蔽体7から炉心部2
に位置する管10内に流下し、第1図(b)に示すよう
に下降して管lOを充填する。この結果、炉心部2の出
力は制御を受は緊急停止する。
(2)また、冷却材の流入量に大きな変化がなくはほ正
常であるが、炉心の出力が異常に大きくなった場合には
、冷却材の温度が上昇するので、上部中性子遮蔽体7の
温度も直ちに上昇し、上記(1)と同様の動作によシ炉
心部2の出力を停止させる。
上記構成によれば次のような利点を有する。
第1に、炉心又は冷却材に異常高温をもたらすあらゆる
現象に対して、冷却材の流れの有無に拘らず、炉心に中
性子吸収剤を注入することが可能となり炉を停止するこ
とができる。
第2に制御棒の本数を増加させないで、燃料集合体の内
部に設けた中性子遮蔽体からの中性子吸収剤材の流入で
自発的に原子炉を停止させることができる。
第3に炉心燃料要素以外への中性子吸収剤の流出がない
ので、燃料集合体を取り換えるだけで原子炉プラントの
再使用が可能となる。
第4に計器類、電気リレー、遮断器等を使わずに物理現
象の変化を直接とらえて作動するので、電気系の共通原
因故障及び機械系設備の共通原因故障の生ずる余地がな
く、確実な炉停止動作を期待できる。
第5に通常運転時において(1、中性子遮蔽体としての
機能を発揮し、且つ中性子遮蔽体の効果も内部に含ませ
た中性子吸収剤によって優れたものとなるので、燃料集
合体の全長を短くすることができる。
第2図(a) 、 (b) 、 (C)は本発明の第2
実施例を示すものである。
同図において、前記第1実施例と同一符号は同一部分を
示すもので(なお、その他の実施例も同様で゛ある。)
、本例では、上部中性子遮蔽体7の下端部に管10を複
数設けて、この管10を炉心部2に複数配設したもので
ある。
この構造によれば、中性子吸収剤を含む低融点金属9が
複数の管10を介して炉心部2に下降するので、効率良
く迅速に炉の出力を停止させることができる。
第3図(a)、(b)は本発明の第3実施例を示すもの
である。
本例における上部中性子遮蔽体7は、多数の穴13を有
するステンレス材等で外殻8を形成し、この外殻8内部
に84C等の中性子吸収剤を混入した低融点金属9を収
容すると共に、低融点金属9と外殻8の間には中性子吸
収剤を混入していない低融点金属(被覆部材)12を介
在して成るものである。
この上部中性子遮蔽体7によれば、原子炉の正常運転時
においては、中性子吸収剤を混入していない低融点金属
12が、低融点金属9に含まれた中性子吸収剤の溶出を
防いでいる。また、冷却材の流量が少なくなシ、炉心が
窒焚状態になると、上部中性子遮蔽体7の温度が上昇し
低融点金属9゜12が溶出し、低融点金属9の中性子吸
収剤が上部中性子遮蔽体7から炉心部2に流れ出し炉心
の出力を停止させる。この場合、中性子吸収剤B4Cの
融点は2400C±50Cであり、低融点金属が溶融し
てもB4Cは溶融しない。従ってB4Cは、固体のま\
の状態を維持して燃料要素6のバンドル部に組込まれた
ラッピングワイヤ、グリッド板(図示せず)等に流れを
阻害され炉心部2に停まることによシ、炉心部2の出力
を円滑に停止させることができる。
更に本例においては、燃料集合体の中性子遮蔽体5,7
の上下位置に網目グリッド14.15を設置して、原子
炉事故後に中性子吸収剤B4Cが1次冷却材に大証に流
出することを防止し、B4Cの回収困難からプラントの
再起動が不能になる事態を防止している。
第4図(a)、(b)は本発明の第4実施例を示すもの
である。
本例は、第3実施例同様に上部中性子遮蔽体7の内部に
、中性子吸収剤を含有した低融点金属9を収容するもの
で、更に上部中性子遮蔽体7の内部に貫通路16を設け
た点に特徴を有するものである。
このような構造によれば、冷却材が上部中性子遮蔽体7
の外側だけではなく、この遮蔽体7の内部にも貫通孔1
6を介して通過するので、低融点金属9が炉心部2及び
冷却材の温度変化に更に敏感に応答することになる。従
って、この構造によリ、事故時に作動する低融点金属の
流出が一層円滑に行ない得るので、中性子吸収剤の機能
促進及び反応時間の短縮化を図ることができる。
第5図は本発明の第5実施例を示すものである。
本例は、燃料集合体の下部中性子遮蔽体5の内部に、中
性子吸収剤を混入した低融点金属9′を収容したもので
ある。
この構造によれば、冷却材の流量があるにもかかわらず
炉心部2の出力が異常に上昇した場合に、下部中性子遮
蔽体5の低融点金属9′が溶融し、この低融点金属9′
と共に中性子吸収剤が冷却材の流れに乗り炉心部2に流
入するので炉の出力停止が可能となる。
第6図(a)、 (b)、 (C)は本発明の第6実施
例を示すものである。
本例は、上部中性子遮蔽体7及び下部中性子遮蔽体5の
双方に、中性子吸収剤を混入した低溶融点金属9或いは
9′を収容したものである。゛また、上下の遮蔽体7,
5の外殻8,8′は、共に流通孔13.13’を有する
ステンレス材で形成し、外殻8,8′と中間子吸収剤を
混入した低ミ点金属9,9′との間には、中間子吸収剤
を混入しない低融点金属(被覆部材)12.12’が介
在させである。
本例によれば、原子炉の事故時に次のような炉の出力停
止作動を起こす。
第1に、冷却材の流量が少なくなり炉心部2が空焚状態
になった場合は、上部中性子遮蔽体7の温度が上昇し、
低融点金属’]d中性子吸収剤と共に上部中性子遮蔽体
7から流れ出し炉心部2に至り炉の出力を停止する。こ
の場合、中性子吸収剤B4Cの融点は、低融点金属より
充分に高く第3実施例で既述し友ように不溶融状態を維
持するので、84Cは燃料要素6のバンドル部に組込ま
れたラッピングワイヤ等に流れを阻害され炉心部2に停
まる。
第2に冷却材の盆ははソ正常であるが、炉心の出力が異
常に大きくなつ友場合には、炉心部2の温度上昇により
下部中性子遮蔽体5の低融点金属9′が溶融する。溶融
した低融点金属9’tri、中に含む中性子吸収剤と共
に冷却材の流れに乗って炉心部2に至る。
一層た本例においては、既述の第3実施例同様に燃料集
合体の中性子遮蔽体5,7の上下位置に網目グリッド1
4.15を設置して、事故後に中性子吸収剤が1次冷却
材の流れで燃料集合体外部に大量流出することを防止し
、中性子吸収剤の回収困難から生ずるプラントの再起動
不能を防止している。
以上の各実施例によれば、次の効果が得られる。
(1)炉心の上下方向の中性子遮蔽、中性子吸収効果が
大きいので炉心の全長を短くすることができる。
(2)制御棒の本数を増加させないで、しかも燃料集合
体の基本構造にも大きな影響を与えないで原子炉の出力
を緊急停止させることができる。
(3)燃料集合体だけを取換えることにより、プラント
の再使用が可能である。
(4)計器類、電気リレー、遮断器等を使わず、物理現
象の変化を直接とらえて作動するので、電気設備系共通
原因故障及び機械設備系の共通原因故障をなくすことが
できる。
(5)中性子吸収剤が燃料集合体の中に直接設置されて
おり、作動する時は液体金属の中に混入されているので
、地震等による炉心の変形にも影響を与えない。
(6)炉停止制御系を燃料集合体に内蔵しているので、
故障時の炉心、冷却材の温度変化に敏感に反応して炉停
止動作奮起こすことができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、燃料集合体の内部に、炉
内温度、炉の異常出力等の物理現象の変化を直接とらえ
て作動する緊急炉停止機構を設けたものであるから、原
子炉事故の異常事態に直ちに反応して確実に炉の緊急停
止を行ない得る信頼性の高い原子炉の緊急停止機構付燃
料集合体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1実施例を示す縦断面図、第
1図(b)はその要部断面図、第1図(c)は第1図(
a)のA−A断面図、第2図(a)は本発明の第2実施
例を示す縦断面図、第2図(b)はその要部断面図、第
2図(C)は第2図(a)のB−B断面図、第3図(a
)は本発明の第3実施例を示す縦断面図、第3図(b)
はその要部断面図、第4図(a)は本発明の第4実施例
を示す縦断面図、第4図中)はその要部断面図、第5図
は本発明の第5実施例を示す縦断面図、第6図(a)は
本発明の第6実施例を示す縦断面図、第6図の)、(C
)はその要部断面図、第7図は燃料集合体の従来例を示
す縦断面図、第8図は従来の原子炉緊急停止機構の動作
説明図、第9図は燃料集合体の従来例を示す縦断面図、
第10図(a)、(b)は原子炉緊急停止機構の従来例
を示す動作説明図、第11図は原子炉緊急停止機構の従
来例を示す要部断面図である。 1・・・ラッパ管、2・・・炉心部、5・・・下部中性
子遮蔽体、6・・・燃料要素、7・・・上部中性子遮蔽
体、8゜8′・・・外被部材(外殻)、9,9′・・・
低融点部材、10・・・管、12.12’・・・低融点
被覆部材、13゜13′・・・流通孔、14.15・・
・網目グリッド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中性子吸収剤を含有した低融点部材により中性子遮
    蔽体を形成し、この中性子遮蔽体を炉心部燃料要素の上
    下いずれか若しくは双方の近傍位置に設置したことを特
    徴とする原子炉の緊急停止機構付燃料集合体。 2、特許請求の範囲第1項において、前記中性子遮蔽体
    は、耐熱性を有する外被部材に、中性子吸収剤を含有し
    た前記低融点部材を内包して形成すると共に、この外被
    部材の下部側には、外被部材と連通する先閉状の管を単
    数若しくは複数本延設して、この管を炉心部燃料要素位
    置に貫通状態に配設して成る原子炉の緊急停止機構付燃
    料集合体。 3、特許請求の範囲第1項において、前記中性子遮蔽体
    は、耐熱性を有する多孔質外被部材に、中性子吸収剤を
    含有した前記低融点部材を内包して成る原子炉の緊急停
    止機構付燃料集合体。 4、特許請求の範囲第1項において、前記中性子遮蔽体
    は、耐熱性を有する多孔質外被部材に、中性子吸収剤を
    含有した前記低融点部材を内包して形成すると共に、こ
    の低融点部材と前記多孔質外被部材の間には、中性子吸
    収剤を含有しない低融点被覆部材を介在して成る原子炉
    の緊急停止機構付燃料集合体。 5、特許請求の範囲第1項、第3項、第4項のいずれか
    1項において、前記中性子遮蔽体は炉心燃料要素の上下
    位置に配設した上部中性子遮蔽体と下部中性子遮蔽体か
    ら成り、更にこの上下の中性子遮蔽体の少なくとも一方
    側に中性子吸収剤を含有した前記低融点部材を内包し、
    前記上部中性子遮蔽体の上方位置と、下部中性子遮蔽体
    の下方位置に網目グリッドを設けて成る原子炉の緊急停
    止機構付燃料集合体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008280101A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータ釣合い錘・調速機ロープ張り車のクリアランス管理測定装置及びその方法

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JPS56115987A (en) * 1980-02-19 1981-09-11 Tokyo Shibaura Electric Co Nuclear reactor shuttdown device

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