JPS6247580A - 防振型バイメタル - Google Patents
防振型バイメタルInfo
- Publication number
- JPS6247580A JPS6247580A JP18784285A JP18784285A JPS6247580A JP S6247580 A JPS6247580 A JP S6247580A JP 18784285 A JP18784285 A JP 18784285A JP 18784285 A JP18784285 A JP 18784285A JP S6247580 A JPS6247580 A JP S6247580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- bimetal
- vibration
- vibrationproof
- proof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Thermally Actuated Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明はバイメタルに関し、特にサーモスタットのチャ
タリング現象を起こさせない防振型バイメタルに関する
ものである。
タリング現象を起こさせない防振型バイメタルに関する
ものである。
[従来の技術およびその問題点コ
バイメタルは周知のとおり熱膨張係数の異なる2種の金
属板あるいは合金板を貼り合わせたもので、最も一般的
な組合せは、低膨張側にインバリアプルスチール(36
,5%N1−Fe)を、高膨張側に青銅、オーステナイ
ト系ステンレスなどを夫々使用したものである。ところ
でこのバイメタルでサーモスタットの電気接点を制御す
る場合、オン−オフが切り換わる作動温度域でバイメタ
ル自体に振動が入りやすく、このために接点のチャタリ
ング現象が生ずることがあり、接点の溶損や制御機器の
誤作動を招くことがあった。
属板あるいは合金板を貼り合わせたもので、最も一般的
な組合せは、低膨張側にインバリアプルスチール(36
,5%N1−Fe)を、高膨張側に青銅、オーステナイ
ト系ステンレスなどを夫々使用したものである。ところ
でこのバイメタルでサーモスタットの電気接点を制御す
る場合、オン−オフが切り換わる作動温度域でバイメタ
ル自体に振動が入りやすく、このために接点のチャタリ
ング現象が生ずることがあり、接点の溶損や制御機器の
誤作動を招くことがあった。
c問題点を解決するための手段]
本発明の防振型バイメタルは、熱膨張係数の異なる2種
の貼り合わせ材料のうち少なくとも一方を減衰能の大き
な防振合金材料で構成したものである。
の貼り合わせ材料のうち少なくとも一方を減衰能の大き
な防振合金材料で構成したものである。
[作用コ
サーモスタットに用いると、電気接点のチャタリング現
象が起こらなくなる。
象が起こらなくなる。
[実施例]
次表に各種貼り合わせ材料からなるバイメタルの特性調
査結果を示す。バイメタルの寸法は各合金箔の厚さを0
、3mm 、幅を6mm、長さを40mmとし、この
バイメタルに作動温度域での応力に相当するバイアス応
力を付加して第1図に示す構造のサーモスタットを製作
する。そしてこのサーモスタットにより表に示したよう
にチャタリング現象の有無を調査したものである。
査結果を示す。バイメタルの寸法は各合金箔の厚さを0
、3mm 、幅を6mm、長さを40mmとし、この
バイメタルに作動温度域での応力に相当するバイアス応
力を付加して第1図に示す構造のサーモスタットを製作
する。そしてこのサーモスタットにより表に示したよう
にチャタリング現象の有無を調査したものである。
表
なお、合金Aは合金Bよりも相対的に熱膨張係数が小さ
く、合金Bは合金Aとの比較において熱膨張係数が大き
いものを選定している。また、合金A、Bの減衰能の大
きさは夫々減衰係数(%)で示した。本発明品中のバイ
メタル(■(◇は合金Bとして減衰能の大きな防振合金
を使用し、バイメタル■は合金Aに減衰能の大きな防振
合金を使用した。
く、合金Bは合金Aとの比較において熱膨張係数が大き
いものを選定している。また、合金A、Bの減衰能の大
きさは夫々減衰係数(%)で示した。本発明品中のバイ
メタル(■(◇は合金Bとして減衰能の大きな防振合金
を使用し、バイメタル■は合金Aに減衰能の大きな防振
合金を使用した。
しかして本発明品■、■、■はいずれも従来品■■のよ
うなチャタリング現象は起こさなかった。
うなチャタリング現象は起こさなかった。
第2図は本発明に係るバイメタルの製造装置を示す。図
中、4は合金Aの粉末原料用のホッパ、5は合金Bの粉
末原料用のホッパ、6は粉末圧延ロール、7は加熱炉、
8は熱間圧延ロール、9は冷、間圧延ロール、10は巻
取り機であり、100メツシユ程度の合金Aの粉末と合
金Bの粉末を2層となるように粉末圧延ロール6にパス
し、これを加熱炉7内で焼結した後、熱間圧延ロール8
.冷間圧延ロール9に順にパスさせて巻取り機10に巻
取るようにしている。
中、4は合金Aの粉末原料用のホッパ、5は合金Bの粉
末原料用のホッパ、6は粉末圧延ロール、7は加熱炉、
8は熱間圧延ロール、9は冷、間圧延ロール、10は巻
取り機であり、100メツシユ程度の合金Aの粉末と合
金Bの粉末を2層となるように粉末圧延ロール6にパス
し、これを加熱炉7内で焼結した後、熱間圧延ロール8
.冷間圧延ロール9に順にパスさせて巻取り機10に巻
取るようにしている。
なお、上記実施例では合金A又は合金Bのどちらか一方
を防振合金材料としたものを示したが、両方を防振合金
材料(但し、合金組成は異なる。
を防振合金材料としたものを示したが、両方を防振合金
材料(但し、合金組成は異なる。
)としてもよい。
また、本実施例は粉末材料を使用しているが、これら貼
り合わせ材料のうち少なくとも一方が多孔質焼結体とす
れば防振効果が助長されることを確認しているし、減衰
係数が1.5以上あれば防振効果が得られることも確認
している。
り合わせ材料のうち少なくとも一方が多孔質焼結体とす
れば防振効果が助長されることを確認しているし、減衰
係数が1.5以上あれば防振効果が得られることも確認
している。
[発明の効果コ
異なる2種の貼り合わせ材料のうち少なくとも一方を減
衰能の大きな防振合金材料で構成したものであるから、
サーモスタットの電気接点のチャタリング現象が回避さ
れて接点の溶損や制御機器の誤作動がなくなる等有用性
が存する。
衰能の大きな防振合金材料で構成したものであるから、
サーモスタットの電気接点のチャタリング現象が回避さ
れて接点の溶損や制御機器の誤作動がなくなる等有用性
が存する。
図面は本発明に係るもので、第1図は試験に用いたサー
モスタツ1−の正面図、第2図はバイメタルの製造装置
の概略図である。 特許出願人 大同特殊鋼株式会社 藁 11!! 第 22
モスタツ1−の正面図、第2図はバイメタルの製造装置
の概略図である。 特許出願人 大同特殊鋼株式会社 藁 11!! 第 22
Claims (1)
- 熱膨張係数の異なる2種の貼り合わせ材料のうち少なく
とも一方を減衰能の大きな防振合金材料で構成したこと
を特徴とする防振型バイメタル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18784285A JPS6247580A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 防振型バイメタル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18784285A JPS6247580A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 防振型バイメタル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6247580A true JPS6247580A (ja) | 1987-03-02 |
Family
ID=16213181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18784285A Pending JPS6247580A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 防振型バイメタル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6247580A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9586842B2 (en) | 2006-06-22 | 2017-03-07 | Evoqua Water Technologies Llc | Low scale potential water treatment |
-
1985
- 1985-08-27 JP JP18784285A patent/JPS6247580A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9586842B2 (en) | 2006-06-22 | 2017-03-07 | Evoqua Water Technologies Llc | Low scale potential water treatment |
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