JPS6247049Y2 - - Google Patents

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JPS6247049Y2
JPS6247049Y2 JP1982121875U JP12187582U JPS6247049Y2 JP S6247049 Y2 JPS6247049 Y2 JP S6247049Y2 JP 1982121875 U JP1982121875 U JP 1982121875U JP 12187582 U JP12187582 U JP 12187582U JP S6247049 Y2 JPS6247049 Y2 JP S6247049Y2
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JP
Japan
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vibrating body
vibrating
outer shell
support base
gyroscope
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JP1982121875U
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JPS5925414U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、断面が方形をなす柱状の振動体の
各側面に圧電体を形成し、その屈曲振動の節点を
細線等で支持するようにした振動ジヤイロにおい
て、支持台を外殼部材と別体として取付時に外力
による影響を振動体に及ぼさぬようにし、振動体
の節点間隔と等間隔に孔や溝を設けて上記細線部
分を固定した振動ジヤイロに関するものである。
従来の振動ジヤイロは外殼部と支持台とが一体
である為、振動ジヤイロを被測定物に取り付ける
時、取付面の不整や温度等に起因する外力が振動
体にまで影響を及ぼす場合が多く、これを避ける
には熱膨脹係数等も配慮した材質により堅牢な外
殼を有する支持台が必要で小型軽量化には逆行し
たものであつた。
本考案は、上記欠点を解消し外的変化に対して
安定した機能を維持する振動ジヤイロを提供する
目的でなされたもので、被測定物に直接取り付く
外殼部と、振動体を支承する支持台とを別体と
し、外殼部材の方を比較的柔軟な材質または構造
として外力の影響を吸収し、振動体にその影響を
及ぼさぬようにしたものである。
従来の一体構造の場合、外殼の一部に加えられ
た外力による変形は外殼全体で受けとめるわけで
あり振動体にこの影響を及ぼさない為には外殼全
体がしかるべきレベルの外力までは変形しない程
度の剛構造にする必要があり、他方、検出等に用
いている圧電体は出力インピーダンスが大きく、
ノイズ対策の為インピーダンス変換を行うオペア
ンプ等を圧電体すなわち振動体に接近させて設置
しなければならず、これらを収納しうる大きさの
部材を剛構造としなければならなかつた。これに
対し、二体構造にして外殼部と支持台とに分割
し、外殼部を比較的柔構造、支持台を剛構造に
し、両者を数点でスポツト的に接触した状態で固
定すると外殼の変形が支持台を経由して振動体に
及ぼことが極めて少なくなり、剛構造を要する支
持台も振動体のみを支持しうる範囲で極力小さく
することにより肉厚等も相当薄くすることが可能
になる。また、振動体と支持台で一つのユニツト
とすることにより外殼部の形状と材質の選定の自
由度が増し使用者の多様な要求に応じ易くなる利
点も併せ持つことが出来る。
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は本考案振動ジヤイロの斜視図で外
殼部1から外蓋2と支持台3とを分離して示した
もので振動体4の側面41には圧電素子5が形成
され屈曲運動の2節点に設けた穴42の各々には
細線6が貫通固定され支持台3の前面四隅から立
上る突起32の先端に上記節点間隔と等しい位置
に設けられたV溝31に上記細線6の各先端付近
を嵌合固定することにより振動体4が支持台3に
取り付けられる。支持台3と振動体4とは熱膨脹
係数がほぼ等しく周囲の温度が変化しても変形を
きたすことはない。もちろん細線6についても同
様の熱膨脹係数の材質が望ましい。振動体4の側
面41に貼付されている圧電素子5からは振動体
4の振動を阻害しないように配慮された導線51
が出て支持台3に設けられた貫通端子7につなが
れ支持台3の背面に取付けられたオペアンプ等の
電気回路部8に通じている。支持台3は板厚が厚
く材質も堅牢であり使用範囲の外的条件の変化に
対しては十分に振動体4を保護しうるようになつ
ており、また振動体4の取付部も全く開放的で取
付作業やその後の調整作業も非常にやり易くなつ
ていることが特徴である。このように前面に振動
体4を装着し背面に電気回路部8を備えた支持台
3を外殼部1に収納し外部導線の処理をして外蓋
2を取付ける。
外殼1は薄肉の容器状で上記支持台3その他の
もの一式を内部に収納し外蓋2を取付けて異物の
侵入を防止して収納物を保護すると同時に、被測
定物(図示せず)に取付けられた部分からの外的
影響を極力吸収する。
本考案は、上記のような構成になるものである
が、振動体を支承する支持台と被測定物への取付
部を持つ外殼部とを別体とし、外的影響は柔構造
の外殼部で吸収し、支持台は極力小型堅牢の剛構
造で作業容易な開放型にしたことにより振動ジヤ
イロとしての安定性が増し、材質選定にあたつて
も使用者の要求に応じやすく、機能および経済的
効果は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による振動ジヤイロの斜視図で
外殼・支持台等の内蔵部および外蓋を個々に見せ
たものである。 1……外殼、2……外蓋、3……支持台、4…
…振動体、5……圧電素子、6……細線、7……
貫通端子、8……電気回路部、31……V溝、4
1……側面、42……節点に設けた穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面が方形をなす柱状の振動体の各側面に圧電
    体を形成しその屈曲振動の節点部を細線等で支持
    するようにした振動ジヤイロにおいて、被測定物
    への取付部を有する外殼部材とは別体で上記振動
    体と同等の熱膨脹係数を持つ材質よりなり少なく
    とも一面が開いている支持台に上記振動体の節点
    間隔と等間隔に孔や溝を設けて上記細線部分を固
    定した振動ジヤイロ。
JP1982121875U 1982-08-11 1982-08-11 振動ジヤイロ Granted JPS5925414U (ja)

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JP1982121875U JPS5925414U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 振動ジヤイロ

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JP1982121875U JPS5925414U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 振動ジヤイロ

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Publication Number Publication Date
JPS5925414U JPS5925414U (ja) 1984-02-17
JPS6247049Y2 true JPS6247049Y2 (ja) 1987-12-24

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ID=30278783

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JP1982121875U Granted JPS5925414U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 振動ジヤイロ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436404Y2 (ja) * 1985-03-12 1992-08-27

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Publication number Publication date
JPS5925414U (ja) 1984-02-17

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