JPS6244758B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6244758B2 JPS6244758B2 JP55073585A JP7358580A JPS6244758B2 JP S6244758 B2 JPS6244758 B2 JP S6244758B2 JP 55073585 A JP55073585 A JP 55073585A JP 7358580 A JP7358580 A JP 7358580A JP S6244758 B2 JPS6244758 B2 JP S6244758B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- test signal
- data
- terminal device
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 72
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 20
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 15
- 230000006870 function Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 6
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 3
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 2
- 241000191291 Abies alba Species 0.000 description 1
- 101100524645 Toxoplasma gondii ROM5 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H60/00—Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
- H04H60/09—Arrangements for device control with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time; Arrangements for control of broadcast-related services
- H04H60/14—Arrangements for conditional access to broadcast information or to broadcast-related services
- H04H60/21—Billing for the use of broadcast information or broadcast-related information
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H60/00—Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
- H04H60/29—Arrangements for monitoring broadcast services or broadcast-related services
- H04H60/32—Arrangements for monitoring conditions of receiving stations, e.g. malfunction or breakdown of receiving stations
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H60/00—Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
- H04H60/35—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users
- H04H60/38—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying broadcast time or space
- H04H60/41—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying broadcast time or space for identifying broadcast space, i.e. broadcast channels, broadcast stations or broadcast areas
- H04H60/43—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying broadcast time or space for identifying broadcast space, i.e. broadcast channels, broadcast stations or broadcast areas for identifying broadcast channels
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/16—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
- H04N7/173—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
- H04N7/17309—Transmission or handling of upstream communications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H2201/00—Aspects of broadcast communication
- H04H2201/70—Aspects of broadcast communication characterised in that receivers can be addressed
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/16—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
- H04N7/173—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
- H04N2007/17372—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal the upstream transmission being initiated or timed by a signal from upstream of the user terminal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Description
本発明はCATVシステムに関し、端末装置が正
常の機能で動作しているかどうかを効率良く検査
することができるCATVシステムにおける端末装
置の試験システムに関する。 CATVシステムは有線により各家庭に設置した
端末装置のテレビ受像機に各種の番号を伝送する
ものである。このCATVシステムの機能には番組
放送の他に双方向同時通信の機能があり、センタ
ーと多数の端末装置が相互に情報を伝達すること
ができる。このためには、端末装置が正常な能力
を常時持つていなければならないものであり、端
末装置の持つ全ての機能について定期、或いは不
定期に検査しなければならないものである。従
来、この種の検査には大型コンピユータを用いな
ければならず、家庭に設置した端末装置を移動さ
せずに作業をするのが困難であつた。(端末装置
のみを取り外して特定の検査場において作業しな
ければならなかつた。) 本発明は上述の欠点に鑑み、検査信号を周期的
に発生する検査信号発生装置と、検査信号と端末
装置からの上りデータ信号を比較する検査信号解
析装置を用い、簡易に端末装置の機能を検査する
ことができるCATVシステムにおける端末装置の
試験システムを提供するものである。 まず、本CATVシステムを第1図により説明す
る。このシステムは一つのセンター1に対して例
えば数万世帯の家庭2に各々設置された端末装置
28とがワンセツトとなつており、センター1と
各家庭2の端末装置28とは同軸ケーブルで結ば
れている。センター1からは幹線ケーブル3が引
き出してあり、幹線ケーブル3の所定個所には幹
線増幅器4と分岐器5が設けてある。この分岐器
5からは複数本の分岐ケーブル6が引き出してあ
り、各分岐ケーブル6の所定個所には延長増幅器
7とタツプオフ8が設けてある。各タツプオフ8
からは複数本の支線ケーブル9が引き出してあ
り、各支線ケーブル9の末端はそれぞれ各家庭2
内に引き込まれている。家庭2内の端末装置28
はターミナル10とテレビ受像機11とコントロ
ールボツクス12とで構成されており、支線ケー
ブル9の末端はメインボツクス10に接続してあ
り、テレビ受像機11とリモートボツクス12は
それぞれメインボツクス10に接続してある。つ
まり、クリスマスツリー状にセンターと各家庭の
端末装置28とが細分化されて結ばれている。 前記センター1の屋外には受信アンテナ13が
立ててあり、受信アンテナ13はソース群14中
のデイモジユレータ15に接続してある。このソ
ース群14中にはビデオデイスクプレーヤ16、
ビデオテープレコーダ17、スタジオ18等が収
納してある。このソース群14からの信号を受け
る変調送出部19は2系統の構成からなり、IF
モジユレータ回路20、スクランブル回路21、
アツプコンバータ回路22の系統と、IFモジユ
レータ回路23、アツプコンバータ回路24の系
統があり、アツプコンバータ回路22,24の出
力はそれぞれ幹線ケーブル3に接続してある。ま
た、幹線ケーブル3には各メインボツクス10と
データ通信を行うデータ送受信機25が接続して
あり、データ送受信機25にはコンピユータ26
が接続してあり、コンピユータ26にはプリン
タ、デイスプレー等の周辺装置27が接続してあ
る。 次に本CATVシステムの動作を説明する。 テレビ受像機11をオンし、特定の空チヤンネ
ルに固定したままでリモートボツクス12を操作
し、メインボツクス10によつて受像しようとす
るチヤンネルを空チヤンネルに周波数変換して受
像する。リモートボツクス12で選択できるチヤ
ンネルの種類には、例えば、(A)テレビ電波をその
まま受像する再送信、(B)自主番組(無料)、(C)有
料番組とに区分でき、それぞれが10チヤンネルず
つの番組を持ち、全部で30程度の番組を選択する
ことができる。 (A) 再送信 受信アンテナ13で受信したテレビ電波は、デ
イモジユレータ15で一度復調され、変調送信部
19に出力される。そして、IFモジユレータ回
路23で変調され、変調された信号は、各チヤン
ネルを配列しなおすため、あらたな周波数配列に
従いアツプコンバータ回路24で所定の周波数に
まで高められる。この変調されて所定のチヤンネ
ルとなつた信号は幹線ケーブル3、分岐ケーブル
6、支線ケーブル9を伝わつてテレビ受像機11
で受像される。 (B) 自主番組 天気予報やニユース番組などであり、ビデオデ
イスクプレーヤ16、ビデオテープレコーダ17
による録画番組や、スタジオ18で製作される生
番組は、IFモジユレータ回路23、アツプコン
バータ回路24により変調されるとともに所定の
チヤンネルに周波数逓倍されて幹線ケーブル3に
伝えられる。この番組は受像回数、時間にかかわ
らず無料で、各家庭2は毎月支払う基本料金で受
像できる。 (C) 有料番組 新作映画や特定の番組などであり、ビデオデイ
スクプレーヤ16、ビデオテープレコーダ17に
よる録画番組や、スタジオ18で製作された生番
組はIFモジユレータ回路20で変調されるとと
もに、スクランブル回路21によつて信号処理さ
れ、そのまま受像しても正常な画像にならないよ
う加工される。次いで、アツプコンバータ回路2
2で所定のチヤンネルの周波数にその周波数を高
め、幹線ケーブル3に送る。各家庭2でこの有料
番組を受像しようとするときは、メインボツクス
10内で送られた信号を正常な画像信号に復調
(デイスクランブル)してテレビ受像機11に伝
えるので、正常な画面で視聴することができる。
この有料番組を受像すれば、予め設定された料金
を計算され、毎月の基本料金に特別使用料金(度
数料)を加えて請求される。 前記センター1と各家庭2とは同軸ケーブルで
結ばれているが、特定の時間にどの家庭2がどの
チヤンネルを受像しているかを知らなければ番組
による有料、無料の区別がつかず、CATVシステ
ムが事業として成立しない。このため、データ送
受信機25によつて一定時間毎に検索信号を出
し、各端末装置28をその端末装置28に個別の
アドレス番号で呼び出して、その検索時にどのチ
ヤンネルを受像しているかを問う(この操作をポ
ーリングと称する)。このため、端末装置28か
らはその時間にどのチヤンネルを受像しているか
返答を出し、データ送受信機25に送る。このデ
ータ送受信機25のいろいろな送受信データはコ
ンピユータ26によつて整理記憶され、周辺装置
27によつて表示、又は打ち出される。このボー
リングは一定時間毎(数〜数十秒毎)に行われる
ため、聴視率等はただちに集計できる。 また、番組によつては聴視者参加のものもあ
り、聴視者がリモートボツクス12を操作して、
テレビ受像機11を視ながら番組に応答でき、そ
の応答は同軸ケーブルによつてセンター1に送ら
れる。 以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。 第2図は本実施例における各構成要素を接続し
た状態を示すもので、支線ケーブル9にはセンタ
ー1からの下りデータ信号のみ(映像信号は除
く)を阻止するトラツプ30が接続してあり、ト
ラツプ30には合流器31を介して検査信号解析
装置32(パツシブデータモニタ、PDMと略
す)が接続してある。この検査信号解析装置32
の出力は前記メインボツクス10に接続してあ
り、メインボツクス10に着脱自在に設けてある
アドレスセツタ33(後に詳しく説明する)は検
査信号解析装置32とケーブルで結んである。3
4は検査信号発生装置(ポーリングパターンジエ
ネレータ、PPGと略す)であり、この出力は合流
器31に接続してある。検査信号発生装置34は
それ自体で検査用の下りデータ信号を出力できる
が、外部からのデータ入力端子も有している。こ
の構成で個々の端末装置28の検査を行うことが
できる。これは第1図における支線ケーブル9と
メインボツクス10の間に検査信号解析装置32
と検査信号発生装置34を設けることになる。 この構成においては、センター1から送られる
下り信号(フレケンシ・シフト・キーイング信
号、FSK信号と略)、映像信号等はトラツプ30
にまで伝達されるが、映像信号のみがトラツプ3
0を通過して、検査信号解析装置32、メインボ
ツクス10を介してテレビ受像機11に伝えられ
る。これで、検査中でもテレビ受像機11は通常
と同一の状態で映像、音声を再生することができ
る。検査信号発生装置34からは通常センター1
が送出するのと同様にアドレスコードとコマンド
コードが組合せられた信号が発生される。これら
の信号は全てのコマンドコードがそれぞれ異なる
アドレスと組となり、くり返し順に送出される様
になつている。そしてこの検査信号は合流器31
を介して検査信号解析装置32に伝えられる。ア
ドレスを選定することで端末装置28は特定のコ
マンドコードを受け、端末装置28からの応答内
容を判断することによつてその事項についての動
作を診断することができる。検査信号解析装置3
2はアドレスを自由に選択することができ、アド
レスセツタ33を介し、メインボツクス10内の
アドレスを設定する。(この構成、作用は後に詳
しく説明する。)メインボツクス10のアドレス
が設定されると、前述の様な検査信号発生装置3
4からの検査信号のうちアドレスセツタ33で設
定されたアドレスコードの検査信号のみをメイン
ボツクス10は入力し、メインボツクス10はそ
のアドレスコードに続くコマンドコードに対応し
た応答を検査信号解析装置32に出力する。検査
信号解析装置32は設定してあるアドレスコード
と一意に対応するデータと、メインボツクス10
からの応答データとを比較し、そのアドレスコー
ドに続くコマンドコードの指命事項と一致してい
るか否かで、正常な動作をしているか、誤動作し
ているかを判断する。(これらの判断、及びその
表示は後述する) 第3図は前記検査信号解析装置32の具体的構
成を示すブロツク図で、センター1に通じる入力
端子35、メインボツクス10に通じる出力端子
36、アドレスセツタ33に通じるアドレス出力
端子37が設けてある。出力端子36には分波器
38が接続してあり、分波器38のハイ側には入
力端子35が、ロー側にはバンドパスフイルタ3
9がそれぞれ接続してある。バンドパスフイルタ
39の出力は信号検波器40に接続してあり、信
号検波器40の出力はハイパスフイルタ41とロ
ーパスフイルタ42のいずれにも接続している。
ハイパスフイルタ41の出力は波形整形回路43
を通りクロツク復調器44に入力しており、波形
整形回路43の出力とクロツク復調器44の出力
で変換回路45はBPSコードをNRZコードに変換
する。そして、この出力は、直並列変換回路46
で並列信号に変換される。前記ローパスフイルタ
42の出力にはラツチコントロール回路47が接
続してあり、ラツチコントロール回路47の出力
はデータラツチ回路48とコンパレータ49に入
力している。前記直並列変換回路46の出力はデ
ータラツチ回路48に入力しており、データラツ
チ回路の出力はコンパレータ49とモニタ回路5
0に入力している。そして、前記コンパレータ4
9の出力はLED等で構成された判定表示装置5
1に入力している。(表示装置51については後
述する)また、52は手動により切換えられる選
択回路であり、この選択回路52の出力で所定の
データ及びアドレスを記憶させてあるデータ
ROM(メモリー)53とアドレスROM(メモリ
ー)54に入力しており、データROM(メモリ
ー)53の出力はコンパレータ49に入力してい
る。アドレスROM(メモリー)54の出力は絶
縁隔離回路55を介してアドレス出力端子37に
導かれ、アドレス出力端子37にはアドレスセツ
タ33が接続してある。 第4図はこの検査信号解析装置32の前面パネ
ルを示すもので、パネル56の左上には入力端子
35、出力端子36であるコネクタ57,58が
設けてあり、コネクタ58の下部にはアドレス出
力端子37である多ピンコネクタ59が設けてあ
る。パネル56の中央付近には前記表示装置51
とモニタ50であるLED(発光ダイオード)6
0〜65が設けてある。モニタ用のLED60〜
62は一直線に水平に並べてあり、LED60の
A〜Jはそれぞれ端末装置からの応答データの表
示をするものであり、LED61のPはパリテイ
の表示をし、LED62のADはアデイシヨナルビ
ツトの表示をしている。前記LED60〜62の
上方には判定用のLED63〜65が一列に設け
てあり、LED63のRCPはメインボツクス10
からの上り信号(PSK)を受信していることを表
示するもので、LED64は上り信号が正常であ
ることを表示するものであり、LED65は上り
信号が誤りであることを表示するものである。ま
た、パネル56の右側上部には電源スイツチ66
と電源投入の有無を表示する電源ランプ67が設
けてあり、電源スイツチ66の下方にはロータリ
ースイツチに連結したチエツクツマミ68が設け
てあり、このチエツクツマミ68は前記選択回路
52を構成している。 第5図は前述の検査信号発生装置34の具体的
構成を示すブロツク図で、複数種のアドレスコー
ドとコマンドコードを記憶してあるデータROM
(メモリー)70と手動によりアドレスコードと
コマンドコードを設定できるスイツチデータ71
の出力はそれぞれに切換回路72に入力してお
り、データロム70とスイツチデータ71にはそ
れぞれデータを送り出す時期を指示するタイミン
グコントロール回路73からの制御信号が入力さ
れている。前記切換回路72の出力はNRZコード
をBPSコードに変換する変換回路74に入力して
あり、変換回路74の出力は下り信号送信回路7
5に入力しており、下り信号送信回路75の出力
は出力端子76に導かれている。なお、外部の装
置、機器からのデータを入力するための外部デー
タ入力端子77が前記変換回路74に直接接続し
てある。 第6図はこの検査信号発生装置34の外観を示
すもので、前面にあるパネル78の左側上部には
電源スイツチ79と電源投入の有無を表示する電
源ランプ80が設けてあり、電源スイツチ79の
下部には外部入力端子77、出力端子76である
コネクタ81,82が設けてあり、その右側には
外部入力データと内部データを切換えるスイツチ
83が設けてある。また、パネル78の中央には
出力信号レベルを設定するためのアツテネートス
イツチ84が一列に設けてあり、このアツテネー
トスイツチ84は押しボタン型であつて組合せに
より出力レベルが決定される。パネル78の右側
にはポーリングをしていることを表示するポーリ
ングランプ85とポーリングの速度を変化させる
ことができるフアンクシヨンツマミ86が設けて
ある。図中、検査信号発生装置34の上面中央に
は着脱自在の蓋87があり、この蓋87の下には
任意のデータを設定できるスイツチ群が設けてあ
る。 第7図は装置の蓋87を開け、内部にあるスイ
ツチ群を視た状態である。これらのスイツチ群は
前述のスイツチデータ71に相当するもので、4
個のスイツチ88,89,90,91により構成
されており、各スイツチ88〜91でそれぞれ
「H」と「L」に切換えることができるもので、
スイツチ88と90は6桁、スイツチ89と91
は5桁である。このうち、スイツチ88,89で
グループアドレスを設定し、スイツチ90でプラ
イベートアドレス、スイツチ91にコマンドを設
定する。 第8図は、メインボツクス10内のアドレス設
定部分を示すもので、メインボツクス10のカバ
ーを外すと、金属製の基板92上にはプリント基
板93が絶縁して固着してあり、プリント基板9
3の隅部にはそのメインボツクス10のアドレス
を決定するためのアドレスソケツト94が取付け
てある。このアドレスソケツト94には上方に向
けて開口した1列12孔のソケツト孔95が2列設
けてある。通常のテレビ番組の受像動作において
は、このアドレスソケツト94にはそのメインボ
ツクス10のアドレスを設定するアドレスブロツ
ク96が嵌着される。このアドレスブロツク96
はプラスチツク等で形成され、下面には1列12個
のピン97が2列突起させてあり、このピン97
がどのピン97と導通するかの組合せにより、特
定のアドレスを決定できるものであり、ピン97
はソケツト孔95に挿入される。メインボツクス
10の動作試験を行う場合には、このアドレスブ
ロツク96をアドレスソケツト94から引き抜
き、代りにアドレスセツタ33をアドレスソケツ
ト94に嵌着する。アドレスセツタ33の下部に
はピン98が突起させてあり、このピン98をソ
ケツト孔95に挿入することでアドレスセツタ3
3とアドレスソケツト94に電気的接続が行われ
る。アドレスセツタ33は内蔵したスイツチング
回路により検査信号解析装置32からの制御信号
でピン98のいずれかを導通させ、その導通の組
合せでアドレスを自由に選定することができる。 次に、本実施例の作用を説明する。 A 「検査信号発生装置34(PPG)」 第5図〜第7図により検査信号発生装置34の
動作とその操作について説明する。 電源スイツチ79をオンすると電源ランプ80
が発光し、各電気回路に電流が流れて動作を開始
する。内蔵のデータROM70かスイツチデータ
71を用いる時には切換スイツチ83をINT側に
倒す。出力信号のレベルを設定するにはアツテネ
ートスイツチ84の各ボタンを押して行う。例え
ば−38dBの減すい量にするにはアツテネートス
イツチ84の「20,10,5,3」のボタンを押動
する。前記電源スイツチ79のオンによりコネク
タ82からはアドレスコードとデータコードが一
定周期毎に順次出力され、ポーリング動作が行わ
れることになり、この一群のデータが出力されて
いる時ポーリングランプ85が発光して指示す
る。ポーリングの周期(速度)はフアンクシヨン
ツマミ86を回すことで早くしたり、遅くしたり
することができる。(第6図参照) データROM70による動作 電源の投入によりタイミングコントロール回路
73は一定周期ごとにデータROM70へタイミ
ングパルスを送り、データROM70はそのタイ
ミングパルス毎に記憶したデータを切換回路72
に送る。切換回路72はスイツチデータ71の入
力を切り、データROM70からの入力のみを変
換回路74に伝え、データROM76からのNRZ
コードをBPSコードに変換する。変換されたデー
タは下り信号送出回路75により所定の周波数に
変調されると同時に増幅され、出力端子76、す
なわちコネクタ82から送出される。前述のデー
タROM70にはアドレスコードとコマンドコー
ドが一組となつて複数組記憶されており、この複
数のデータはタイミングパルス毎に1組づつ順に
送出され、全てのデータが送出されると最初のデ
ータからまた順に始める。このデータの種類の具
体例を下記に示す。(データROM70は256×8
ビツトである。)
常の機能で動作しているかどうかを効率良く検査
することができるCATVシステムにおける端末装
置の試験システムに関する。 CATVシステムは有線により各家庭に設置した
端末装置のテレビ受像機に各種の番号を伝送する
ものである。このCATVシステムの機能には番組
放送の他に双方向同時通信の機能があり、センタ
ーと多数の端末装置が相互に情報を伝達すること
ができる。このためには、端末装置が正常な能力
を常時持つていなければならないものであり、端
末装置の持つ全ての機能について定期、或いは不
定期に検査しなければならないものである。従
来、この種の検査には大型コンピユータを用いな
ければならず、家庭に設置した端末装置を移動さ
せずに作業をするのが困難であつた。(端末装置
のみを取り外して特定の検査場において作業しな
ければならなかつた。) 本発明は上述の欠点に鑑み、検査信号を周期的
に発生する検査信号発生装置と、検査信号と端末
装置からの上りデータ信号を比較する検査信号解
析装置を用い、簡易に端末装置の機能を検査する
ことができるCATVシステムにおける端末装置の
試験システムを提供するものである。 まず、本CATVシステムを第1図により説明す
る。このシステムは一つのセンター1に対して例
えば数万世帯の家庭2に各々設置された端末装置
28とがワンセツトとなつており、センター1と
各家庭2の端末装置28とは同軸ケーブルで結ば
れている。センター1からは幹線ケーブル3が引
き出してあり、幹線ケーブル3の所定個所には幹
線増幅器4と分岐器5が設けてある。この分岐器
5からは複数本の分岐ケーブル6が引き出してあ
り、各分岐ケーブル6の所定個所には延長増幅器
7とタツプオフ8が設けてある。各タツプオフ8
からは複数本の支線ケーブル9が引き出してあ
り、各支線ケーブル9の末端はそれぞれ各家庭2
内に引き込まれている。家庭2内の端末装置28
はターミナル10とテレビ受像機11とコントロ
ールボツクス12とで構成されており、支線ケー
ブル9の末端はメインボツクス10に接続してあ
り、テレビ受像機11とリモートボツクス12は
それぞれメインボツクス10に接続してある。つ
まり、クリスマスツリー状にセンターと各家庭の
端末装置28とが細分化されて結ばれている。 前記センター1の屋外には受信アンテナ13が
立ててあり、受信アンテナ13はソース群14中
のデイモジユレータ15に接続してある。このソ
ース群14中にはビデオデイスクプレーヤ16、
ビデオテープレコーダ17、スタジオ18等が収
納してある。このソース群14からの信号を受け
る変調送出部19は2系統の構成からなり、IF
モジユレータ回路20、スクランブル回路21、
アツプコンバータ回路22の系統と、IFモジユ
レータ回路23、アツプコンバータ回路24の系
統があり、アツプコンバータ回路22,24の出
力はそれぞれ幹線ケーブル3に接続してある。ま
た、幹線ケーブル3には各メインボツクス10と
データ通信を行うデータ送受信機25が接続して
あり、データ送受信機25にはコンピユータ26
が接続してあり、コンピユータ26にはプリン
タ、デイスプレー等の周辺装置27が接続してあ
る。 次に本CATVシステムの動作を説明する。 テレビ受像機11をオンし、特定の空チヤンネ
ルに固定したままでリモートボツクス12を操作
し、メインボツクス10によつて受像しようとす
るチヤンネルを空チヤンネルに周波数変換して受
像する。リモートボツクス12で選択できるチヤ
ンネルの種類には、例えば、(A)テレビ電波をその
まま受像する再送信、(B)自主番組(無料)、(C)有
料番組とに区分でき、それぞれが10チヤンネルず
つの番組を持ち、全部で30程度の番組を選択する
ことができる。 (A) 再送信 受信アンテナ13で受信したテレビ電波は、デ
イモジユレータ15で一度復調され、変調送信部
19に出力される。そして、IFモジユレータ回
路23で変調され、変調された信号は、各チヤン
ネルを配列しなおすため、あらたな周波数配列に
従いアツプコンバータ回路24で所定の周波数に
まで高められる。この変調されて所定のチヤンネ
ルとなつた信号は幹線ケーブル3、分岐ケーブル
6、支線ケーブル9を伝わつてテレビ受像機11
で受像される。 (B) 自主番組 天気予報やニユース番組などであり、ビデオデ
イスクプレーヤ16、ビデオテープレコーダ17
による録画番組や、スタジオ18で製作される生
番組は、IFモジユレータ回路23、アツプコン
バータ回路24により変調されるとともに所定の
チヤンネルに周波数逓倍されて幹線ケーブル3に
伝えられる。この番組は受像回数、時間にかかわ
らず無料で、各家庭2は毎月支払う基本料金で受
像できる。 (C) 有料番組 新作映画や特定の番組などであり、ビデオデイ
スクプレーヤ16、ビデオテープレコーダ17に
よる録画番組や、スタジオ18で製作された生番
組はIFモジユレータ回路20で変調されるとと
もに、スクランブル回路21によつて信号処理さ
れ、そのまま受像しても正常な画像にならないよ
う加工される。次いで、アツプコンバータ回路2
2で所定のチヤンネルの周波数にその周波数を高
め、幹線ケーブル3に送る。各家庭2でこの有料
番組を受像しようとするときは、メインボツクス
10内で送られた信号を正常な画像信号に復調
(デイスクランブル)してテレビ受像機11に伝
えるので、正常な画面で視聴することができる。
この有料番組を受像すれば、予め設定された料金
を計算され、毎月の基本料金に特別使用料金(度
数料)を加えて請求される。 前記センター1と各家庭2とは同軸ケーブルで
結ばれているが、特定の時間にどの家庭2がどの
チヤンネルを受像しているかを知らなければ番組
による有料、無料の区別がつかず、CATVシステ
ムが事業として成立しない。このため、データ送
受信機25によつて一定時間毎に検索信号を出
し、各端末装置28をその端末装置28に個別の
アドレス番号で呼び出して、その検索時にどのチ
ヤンネルを受像しているかを問う(この操作をポ
ーリングと称する)。このため、端末装置28か
らはその時間にどのチヤンネルを受像しているか
返答を出し、データ送受信機25に送る。このデ
ータ送受信機25のいろいろな送受信データはコ
ンピユータ26によつて整理記憶され、周辺装置
27によつて表示、又は打ち出される。このボー
リングは一定時間毎(数〜数十秒毎)に行われる
ため、聴視率等はただちに集計できる。 また、番組によつては聴視者参加のものもあ
り、聴視者がリモートボツクス12を操作して、
テレビ受像機11を視ながら番組に応答でき、そ
の応答は同軸ケーブルによつてセンター1に送ら
れる。 以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。 第2図は本実施例における各構成要素を接続し
た状態を示すもので、支線ケーブル9にはセンタ
ー1からの下りデータ信号のみ(映像信号は除
く)を阻止するトラツプ30が接続してあり、ト
ラツプ30には合流器31を介して検査信号解析
装置32(パツシブデータモニタ、PDMと略
す)が接続してある。この検査信号解析装置32
の出力は前記メインボツクス10に接続してあ
り、メインボツクス10に着脱自在に設けてある
アドレスセツタ33(後に詳しく説明する)は検
査信号解析装置32とケーブルで結んである。3
4は検査信号発生装置(ポーリングパターンジエ
ネレータ、PPGと略す)であり、この出力は合流
器31に接続してある。検査信号発生装置34は
それ自体で検査用の下りデータ信号を出力できる
が、外部からのデータ入力端子も有している。こ
の構成で個々の端末装置28の検査を行うことが
できる。これは第1図における支線ケーブル9と
メインボツクス10の間に検査信号解析装置32
と検査信号発生装置34を設けることになる。 この構成においては、センター1から送られる
下り信号(フレケンシ・シフト・キーイング信
号、FSK信号と略)、映像信号等はトラツプ30
にまで伝達されるが、映像信号のみがトラツプ3
0を通過して、検査信号解析装置32、メインボ
ツクス10を介してテレビ受像機11に伝えられ
る。これで、検査中でもテレビ受像機11は通常
と同一の状態で映像、音声を再生することができ
る。検査信号発生装置34からは通常センター1
が送出するのと同様にアドレスコードとコマンド
コードが組合せられた信号が発生される。これら
の信号は全てのコマンドコードがそれぞれ異なる
アドレスと組となり、くり返し順に送出される様
になつている。そしてこの検査信号は合流器31
を介して検査信号解析装置32に伝えられる。ア
ドレスを選定することで端末装置28は特定のコ
マンドコードを受け、端末装置28からの応答内
容を判断することによつてその事項についての動
作を診断することができる。検査信号解析装置3
2はアドレスを自由に選択することができ、アド
レスセツタ33を介し、メインボツクス10内の
アドレスを設定する。(この構成、作用は後に詳
しく説明する。)メインボツクス10のアドレス
が設定されると、前述の様な検査信号発生装置3
4からの検査信号のうちアドレスセツタ33で設
定されたアドレスコードの検査信号のみをメイン
ボツクス10は入力し、メインボツクス10はそ
のアドレスコードに続くコマンドコードに対応し
た応答を検査信号解析装置32に出力する。検査
信号解析装置32は設定してあるアドレスコード
と一意に対応するデータと、メインボツクス10
からの応答データとを比較し、そのアドレスコー
ドに続くコマンドコードの指命事項と一致してい
るか否かで、正常な動作をしているか、誤動作し
ているかを判断する。(これらの判断、及びその
表示は後述する) 第3図は前記検査信号解析装置32の具体的構
成を示すブロツク図で、センター1に通じる入力
端子35、メインボツクス10に通じる出力端子
36、アドレスセツタ33に通じるアドレス出力
端子37が設けてある。出力端子36には分波器
38が接続してあり、分波器38のハイ側には入
力端子35が、ロー側にはバンドパスフイルタ3
9がそれぞれ接続してある。バンドパスフイルタ
39の出力は信号検波器40に接続してあり、信
号検波器40の出力はハイパスフイルタ41とロ
ーパスフイルタ42のいずれにも接続している。
ハイパスフイルタ41の出力は波形整形回路43
を通りクロツク復調器44に入力しており、波形
整形回路43の出力とクロツク復調器44の出力
で変換回路45はBPSコードをNRZコードに変換
する。そして、この出力は、直並列変換回路46
で並列信号に変換される。前記ローパスフイルタ
42の出力にはラツチコントロール回路47が接
続してあり、ラツチコントロール回路47の出力
はデータラツチ回路48とコンパレータ49に入
力している。前記直並列変換回路46の出力はデ
ータラツチ回路48に入力しており、データラツ
チ回路の出力はコンパレータ49とモニタ回路5
0に入力している。そして、前記コンパレータ4
9の出力はLED等で構成された判定表示装置5
1に入力している。(表示装置51については後
述する)また、52は手動により切換えられる選
択回路であり、この選択回路52の出力で所定の
データ及びアドレスを記憶させてあるデータ
ROM(メモリー)53とアドレスROM(メモリ
ー)54に入力しており、データROM(メモリ
ー)53の出力はコンパレータ49に入力してい
る。アドレスROM(メモリー)54の出力は絶
縁隔離回路55を介してアドレス出力端子37に
導かれ、アドレス出力端子37にはアドレスセツ
タ33が接続してある。 第4図はこの検査信号解析装置32の前面パネ
ルを示すもので、パネル56の左上には入力端子
35、出力端子36であるコネクタ57,58が
設けてあり、コネクタ58の下部にはアドレス出
力端子37である多ピンコネクタ59が設けてあ
る。パネル56の中央付近には前記表示装置51
とモニタ50であるLED(発光ダイオード)6
0〜65が設けてある。モニタ用のLED60〜
62は一直線に水平に並べてあり、LED60の
A〜Jはそれぞれ端末装置からの応答データの表
示をするものであり、LED61のPはパリテイ
の表示をし、LED62のADはアデイシヨナルビ
ツトの表示をしている。前記LED60〜62の
上方には判定用のLED63〜65が一列に設け
てあり、LED63のRCPはメインボツクス10
からの上り信号(PSK)を受信していることを表
示するもので、LED64は上り信号が正常であ
ることを表示するものであり、LED65は上り
信号が誤りであることを表示するものである。ま
た、パネル56の右側上部には電源スイツチ66
と電源投入の有無を表示する電源ランプ67が設
けてあり、電源スイツチ66の下方にはロータリ
ースイツチに連結したチエツクツマミ68が設け
てあり、このチエツクツマミ68は前記選択回路
52を構成している。 第5図は前述の検査信号発生装置34の具体的
構成を示すブロツク図で、複数種のアドレスコー
ドとコマンドコードを記憶してあるデータROM
(メモリー)70と手動によりアドレスコードと
コマンドコードを設定できるスイツチデータ71
の出力はそれぞれに切換回路72に入力してお
り、データロム70とスイツチデータ71にはそ
れぞれデータを送り出す時期を指示するタイミン
グコントロール回路73からの制御信号が入力さ
れている。前記切換回路72の出力はNRZコード
をBPSコードに変換する変換回路74に入力して
あり、変換回路74の出力は下り信号送信回路7
5に入力しており、下り信号送信回路75の出力
は出力端子76に導かれている。なお、外部の装
置、機器からのデータを入力するための外部デー
タ入力端子77が前記変換回路74に直接接続し
てある。 第6図はこの検査信号発生装置34の外観を示
すもので、前面にあるパネル78の左側上部には
電源スイツチ79と電源投入の有無を表示する電
源ランプ80が設けてあり、電源スイツチ79の
下部には外部入力端子77、出力端子76である
コネクタ81,82が設けてあり、その右側には
外部入力データと内部データを切換えるスイツチ
83が設けてある。また、パネル78の中央には
出力信号レベルを設定するためのアツテネートス
イツチ84が一列に設けてあり、このアツテネー
トスイツチ84は押しボタン型であつて組合せに
より出力レベルが決定される。パネル78の右側
にはポーリングをしていることを表示するポーリ
ングランプ85とポーリングの速度を変化させる
ことができるフアンクシヨンツマミ86が設けて
ある。図中、検査信号発生装置34の上面中央に
は着脱自在の蓋87があり、この蓋87の下には
任意のデータを設定できるスイツチ群が設けてあ
る。 第7図は装置の蓋87を開け、内部にあるスイ
ツチ群を視た状態である。これらのスイツチ群は
前述のスイツチデータ71に相当するもので、4
個のスイツチ88,89,90,91により構成
されており、各スイツチ88〜91でそれぞれ
「H」と「L」に切換えることができるもので、
スイツチ88と90は6桁、スイツチ89と91
は5桁である。このうち、スイツチ88,89で
グループアドレスを設定し、スイツチ90でプラ
イベートアドレス、スイツチ91にコマンドを設
定する。 第8図は、メインボツクス10内のアドレス設
定部分を示すもので、メインボツクス10のカバ
ーを外すと、金属製の基板92上にはプリント基
板93が絶縁して固着してあり、プリント基板9
3の隅部にはそのメインボツクス10のアドレス
を決定するためのアドレスソケツト94が取付け
てある。このアドレスソケツト94には上方に向
けて開口した1列12孔のソケツト孔95が2列設
けてある。通常のテレビ番組の受像動作において
は、このアドレスソケツト94にはそのメインボ
ツクス10のアドレスを設定するアドレスブロツ
ク96が嵌着される。このアドレスブロツク96
はプラスチツク等で形成され、下面には1列12個
のピン97が2列突起させてあり、このピン97
がどのピン97と導通するかの組合せにより、特
定のアドレスを決定できるものであり、ピン97
はソケツト孔95に挿入される。メインボツクス
10の動作試験を行う場合には、このアドレスブ
ロツク96をアドレスソケツト94から引き抜
き、代りにアドレスセツタ33をアドレスソケツ
ト94に嵌着する。アドレスセツタ33の下部に
はピン98が突起させてあり、このピン98をソ
ケツト孔95に挿入することでアドレスセツタ3
3とアドレスソケツト94に電気的接続が行われ
る。アドレスセツタ33は内蔵したスイツチング
回路により検査信号解析装置32からの制御信号
でピン98のいずれかを導通させ、その導通の組
合せでアドレスを自由に選定することができる。 次に、本実施例の作用を説明する。 A 「検査信号発生装置34(PPG)」 第5図〜第7図により検査信号発生装置34の
動作とその操作について説明する。 電源スイツチ79をオンすると電源ランプ80
が発光し、各電気回路に電流が流れて動作を開始
する。内蔵のデータROM70かスイツチデータ
71を用いる時には切換スイツチ83をINT側に
倒す。出力信号のレベルを設定するにはアツテネ
ートスイツチ84の各ボタンを押して行う。例え
ば−38dBの減すい量にするにはアツテネートス
イツチ84の「20,10,5,3」のボタンを押動
する。前記電源スイツチ79のオンによりコネク
タ82からはアドレスコードとデータコードが一
定周期毎に順次出力され、ポーリング動作が行わ
れることになり、この一群のデータが出力されて
いる時ポーリングランプ85が発光して指示す
る。ポーリングの周期(速度)はフアンクシヨン
ツマミ86を回すことで早くしたり、遅くしたり
することができる。(第6図参照) データROM70による動作 電源の投入によりタイミングコントロール回路
73は一定周期ごとにデータROM70へタイミ
ングパルスを送り、データROM70はそのタイ
ミングパルス毎に記憶したデータを切換回路72
に送る。切換回路72はスイツチデータ71の入
力を切り、データROM70からの入力のみを変
換回路74に伝え、データROM76からのNRZ
コードをBPSコードに変換する。変換されたデー
タは下り信号送出回路75により所定の周波数に
変調されると同時に増幅され、出力端子76、す
なわちコネクタ82から送出される。前述のデー
タROM70にはアドレスコードとコマンドコー
ドが一組となつて複数組記憶されており、この複
数のデータはタイミングパルス毎に1組づつ順に
送出され、全てのデータが送出されると最初のデ
ータからまた順に始める。このデータの種類の具
体例を下記に示す。(データROM70は256×8
ビツトである。)
【表】
【表】
【表】
この様にして、データROM70からのアドレ
スコードとコマンドコードのデータが順に発生さ
れ、このデータは「00」ステツプから「29」ステ
ツプまであり、「29」ステツプが終ると「00」ス
テツプに戻り、以下この動作を繰り返す。フアン
クシヨンツマミ86を操作することで、タイミン
グコントロール回路73のタイミングパルスの発
生間隔を変え、ポーリングの周期を変化させてい
る。 スイツチデータ71による動作 検査信号発生装置34の蓋87を開けると内蔵
したスイツチ88〜91が露出することになり、
同時に蓋87を取外すことで切換回路72は自動
的に切換わり、スイツチデータ71の信号のみを
変換回路74に伝える。スイツチ88〜91を手
動により「H」又は「L」に設定し、スイツチ8
8と89でグループアドレスコードを、スイツチ
90でプライベートアドレスコードを、スイツチ
91でコマンドコードをそれぞれ自由に設定でき
る。(スタート、インデツクス、パリテイの各コ
ードは別に予め設定してある)そして、前述の様
にタイミングコントロール回路73のタイミング
パルスにより、この設定したデータを切換回路7
2に送出する。 外部データ入力による場合 他のデータを発生できる装置、機器の出力をコ
ネクタ81に接続し、切換スイツチ83をEXT
側に倒す。これによつて、外部データ入力は変換
回路74に直接入力され、それらの機器からのデ
ータが送信回路をへて出力される。 B 「検査信号解析装置32(PDM)」 第3図、第4図により検査信号解析装置32の
動作、操作を説明する。 電源スイツチ66をオンすると、電源ランプ6
7が発光し、各電気回路に電流が流れて動作を開
始する。チエツクツマミ68を回転させると内蔵
してあるROM53,54が切換わり、記憶して
ある検査リストが変更になる。ピンソケツト59
はアドレスセツタ33に続くピンプラグ(図示せ
ず)が挿着してあり、このピンソケツト59から
はチエツクツマミ68によつて選択されたモード
のアドレスが制御信号として出力される。コネク
タ58にはメインボツクス10からの上り信号
(PSK)が入力するが、この上り信号が入力する
とRCPのLED63が発光し、上り信号の受信を
表示する。そして、上り信号が正しいならGOOD
のLED64が誤りならNGのLED65が発光す
る。また、LED60は上り信号の内容を表示
し、LED61はパリテイの有無、LED62はア
デイシヨナルビツトがどうなつているかを表示す
る。(第4図参照) アドレスの設定 選択回路52(チエツクツマミ68により連動
される)を作動し、チエツクしようとする機能に
ついて対応するアドレス番号を選択し、アドレス
ROM54からそのアドレス番号を絶縁隔離回路
55に出力させ、アドレス信号をアドレス出力端
子37に伝える。アドレス出力端子37(ピンコ
ネクタ59のことである)にはケーブルによつて
アドレスセツタ33が接続してあるため、このア
ドレス信号はアドレスセツタ33に伝達し、アド
レスセツタ33内ではこのアドレス信号を解析し
て下端にあるピン98(第8図参照)の特定の組
合せを導通或いは遮断する。このアドレスセツタ
33のピン98はアドレスソケツト94のピン孔
95に挿入してあるので、ピン98の導通の組合
せによりそのメインボツクス10のアドレスが設
定でき、メインボツクス10は設定したアドレス
番号がポーリングされるとそのデータを受信す
る。 データの設定 前述の様に、選択回路52でアドレスROM5
4にアドレス番号の選択を行うと、同時にデータ
ROM53にも選択の信号が伝わり、そのアドレ
ス番号と一意に対応したデータがデータROM5
3からコンパレータ49に伝達される。つまり、
アドレス番号とデータは一対のものとして取扱わ
れており、特定のアドレス番号と対応する特定の
データは必ず同時に出力され、これらの組み合せ
は複数種用意してある。このアドレス番号とデー
タの内容は検査信号発生装置34によつて発生さ
れるアドレス番号とそれに続くコマンドデータに
対応する応答データと同一のものである。 データの受信 メインボツクス10は第2図に示す様に、検査
信号解析装置32を介して検査信号発生装置34
からのコマンドが入力しており、このコマンドは
前述の様にアドレス番号とデータが一対になつた
組合せのものであり、このコマンドが複数種順次
送り出されている。一連のコマンドの最後のコマ
ンドが送り出された後では最初のコマンドから再
びコマンドの送出が始まる。つまり、検査信号発
生装置34からは複数種のコマンドが連続してく
り返し送出されていることになる。メインボツク
ス10は前述の様にアドレスセツタ33でそのア
ドレス番号が特定のものに設定されているので、
検査信号発生装置34からの連続して送出される
コマンドのうちの一種類のアドレス番号のものが
入力したときに受信の動作を開始し、そのアドレ
ス番号に続くデータを読み取つてセンター1方
向、つまり検査信号解析装置32方向に上りデー
タ信号(PSK)を返答する。上りデータ信号は第
3図に示される入力端子36(コネクタ58のこ
とである)から分波器38に入り、分波器37で
分離されてバンドパスフイルタ39に入力する。
(下りデータ信号の周波数は高く、上りデータ信
号は周波数を低くしてある)バンドパスフイルタ
39を通過した上りデータ信号は信号検波器40
で検波され、ハイパスフイルタ41とローパスフ
イルタ42に入力する。ハイパスフイルタ41を
通過した信号は波形整形回路43とクロツク復調
器44に入力し、変換回路45で上りデータ信号
中のBPSを取出し、変換回路45に伝える。変換
回路45内ではBPSコードをNRZコードに変換
し、直並列変換回路46に伝える。また、クロツ
ク復調器44に入力した上りデータ信号は、信号
中のクロツクのみを取出して変換回路45と直並
列変換回路46に伝え、このクロツクを基準にし
て作動させる。このクロツクが変換回路45に入
力するとそのクロツク毎に上りデータ信号を直並
列変換回路46に伝達し、データラツチ回路48
ではその上りデータ信号を設定された個数まで
(例えば一列8行などの様に)保持し、その出力
はモニター回路50で表示される。一方ローパス
フイルタ42では信号検波器40の出力を積分し
た波形をラツチコントロール回路47に出力す
る。この積分された波形は上りデータ信号の存在
する部分すなわち有効部分において発生するもの
で、ラツチコントロール回路47はその有効部分
を検出してデータラツチ回路48のデータ書き替
えをコントロールする。データラツチ回路48の
出力はコンパレータ49に伝えられるが、このコ
ンパレータ49にはデータROM53からの予め
設定されたデータが入力しているので、コンパレ
ータ49の出力は両信号の比較結果でその出力は
表示回路51に伝えられる。すなわち、両信号が
同じであればメインボツクス10は正常に動作し
ていると判断してGOOD64のLEDを発光さ
せ、両信号が相違しているときはメインボツクス
10は誤動作しているものと判断してNG65の
LEDを発光させる。 この一連の動作で選択回路52により設定され
た特定のアドレス、データによるメインボツクス
10の特定の機能が正常に作動しているかどうか
が判断できる。このため、選択回路52を操作し
て順次特定のアドレスとそのアドレスに対応する
データを設定することでメインボツクス10のほ
とんどの機能チエツクを行うことができる。 次に、第9図はセンター1と検査信号解析装置
32を使用して端末装置28の機能をチエツクす
る構成を示すものである。 センター1内には幹線ケーブル3に接続した検
査信号発生回路100が設けてあり、この検査信
号発生回路100は複数のアドレス番号とそのア
ドレス番号に対応して設定された端末装置28の
作動状態をチエツクする複数のデータを記憶させ
てある。このアドレス番号と対応するデータは間
隔を置いて周期的に幹線ケーブル3に送出されて
おり、この検査用の信号の送出はポーリングの空
き時間(5〜10秒の周期の間の時間)に行われて
いる。そして、検査用の信号にあるアドレスは現
実に設置してある複数の端末装置28のアドレス
は用いず、実際には用いられていない特定のアド
レスを用いて誤動作を生じないようにしている。
幹線ケーブル3に続く支線ケーブル9には検査信
号解析装置32が接続してあり、検査信号解析装
置32の出力にはメインボツクス10が接続して
ある。この検査信号解析装置32には前述の様に
アドレスセツタ33が接続してあり、アドレスセ
ツタ33はメインボツクス10のアドレスソケツ
トに嵌着してある。 この実施例では、センター1がポーリングの空
き時間中に検査用のアドレスとデータを周期的に
送出しているので、検査信号解析装置32でチエ
ツクしようとするアドレスを設定すればアドレス
セツタ33がメインボツクス10のアドレス番号
を規定することになる。そして、設定したアドレ
スの検査用信号がメインボツクス10に伝達され
ると、メインボツクス10はそのデータに対応し
た上りデータ信号を検査信号解析装置32に出力
し、前述と同様にして検査信号解析装置32がそ
の上りデータ信号を解析して判定を行う。 本発明は上述の様に構成したので、大型のコン
ピユータを用いなくとも簡易な構成で端末装置の
検査が行え、しかも、端末装置に取り外さなくと
も端末装置の設置してある場所付近にまで機材を
運んで行くことができ、機動力を発揮することが
できる。
スコードとコマンドコードのデータが順に発生さ
れ、このデータは「00」ステツプから「29」ステ
ツプまであり、「29」ステツプが終ると「00」ス
テツプに戻り、以下この動作を繰り返す。フアン
クシヨンツマミ86を操作することで、タイミン
グコントロール回路73のタイミングパルスの発
生間隔を変え、ポーリングの周期を変化させてい
る。 スイツチデータ71による動作 検査信号発生装置34の蓋87を開けると内蔵
したスイツチ88〜91が露出することになり、
同時に蓋87を取外すことで切換回路72は自動
的に切換わり、スイツチデータ71の信号のみを
変換回路74に伝える。スイツチ88〜91を手
動により「H」又は「L」に設定し、スイツチ8
8と89でグループアドレスコードを、スイツチ
90でプライベートアドレスコードを、スイツチ
91でコマンドコードをそれぞれ自由に設定でき
る。(スタート、インデツクス、パリテイの各コ
ードは別に予め設定してある)そして、前述の様
にタイミングコントロール回路73のタイミング
パルスにより、この設定したデータを切換回路7
2に送出する。 外部データ入力による場合 他のデータを発生できる装置、機器の出力をコ
ネクタ81に接続し、切換スイツチ83をEXT
側に倒す。これによつて、外部データ入力は変換
回路74に直接入力され、それらの機器からのデ
ータが送信回路をへて出力される。 B 「検査信号解析装置32(PDM)」 第3図、第4図により検査信号解析装置32の
動作、操作を説明する。 電源スイツチ66をオンすると、電源ランプ6
7が発光し、各電気回路に電流が流れて動作を開
始する。チエツクツマミ68を回転させると内蔵
してあるROM53,54が切換わり、記憶して
ある検査リストが変更になる。ピンソケツト59
はアドレスセツタ33に続くピンプラグ(図示せ
ず)が挿着してあり、このピンソケツト59から
はチエツクツマミ68によつて選択されたモード
のアドレスが制御信号として出力される。コネク
タ58にはメインボツクス10からの上り信号
(PSK)が入力するが、この上り信号が入力する
とRCPのLED63が発光し、上り信号の受信を
表示する。そして、上り信号が正しいならGOOD
のLED64が誤りならNGのLED65が発光す
る。また、LED60は上り信号の内容を表示
し、LED61はパリテイの有無、LED62はア
デイシヨナルビツトがどうなつているかを表示す
る。(第4図参照) アドレスの設定 選択回路52(チエツクツマミ68により連動
される)を作動し、チエツクしようとする機能に
ついて対応するアドレス番号を選択し、アドレス
ROM54からそのアドレス番号を絶縁隔離回路
55に出力させ、アドレス信号をアドレス出力端
子37に伝える。アドレス出力端子37(ピンコ
ネクタ59のことである)にはケーブルによつて
アドレスセツタ33が接続してあるため、このア
ドレス信号はアドレスセツタ33に伝達し、アド
レスセツタ33内ではこのアドレス信号を解析し
て下端にあるピン98(第8図参照)の特定の組
合せを導通或いは遮断する。このアドレスセツタ
33のピン98はアドレスソケツト94のピン孔
95に挿入してあるので、ピン98の導通の組合
せによりそのメインボツクス10のアドレスが設
定でき、メインボツクス10は設定したアドレス
番号がポーリングされるとそのデータを受信す
る。 データの設定 前述の様に、選択回路52でアドレスROM5
4にアドレス番号の選択を行うと、同時にデータ
ROM53にも選択の信号が伝わり、そのアドレ
ス番号と一意に対応したデータがデータROM5
3からコンパレータ49に伝達される。つまり、
アドレス番号とデータは一対のものとして取扱わ
れており、特定のアドレス番号と対応する特定の
データは必ず同時に出力され、これらの組み合せ
は複数種用意してある。このアドレス番号とデー
タの内容は検査信号発生装置34によつて発生さ
れるアドレス番号とそれに続くコマンドデータに
対応する応答データと同一のものである。 データの受信 メインボツクス10は第2図に示す様に、検査
信号解析装置32を介して検査信号発生装置34
からのコマンドが入力しており、このコマンドは
前述の様にアドレス番号とデータが一対になつた
組合せのものであり、このコマンドが複数種順次
送り出されている。一連のコマンドの最後のコマ
ンドが送り出された後では最初のコマンドから再
びコマンドの送出が始まる。つまり、検査信号発
生装置34からは複数種のコマンドが連続してく
り返し送出されていることになる。メインボツク
ス10は前述の様にアドレスセツタ33でそのア
ドレス番号が特定のものに設定されているので、
検査信号発生装置34からの連続して送出される
コマンドのうちの一種類のアドレス番号のものが
入力したときに受信の動作を開始し、そのアドレ
ス番号に続くデータを読み取つてセンター1方
向、つまり検査信号解析装置32方向に上りデー
タ信号(PSK)を返答する。上りデータ信号は第
3図に示される入力端子36(コネクタ58のこ
とである)から分波器38に入り、分波器37で
分離されてバンドパスフイルタ39に入力する。
(下りデータ信号の周波数は高く、上りデータ信
号は周波数を低くしてある)バンドパスフイルタ
39を通過した上りデータ信号は信号検波器40
で検波され、ハイパスフイルタ41とローパスフ
イルタ42に入力する。ハイパスフイルタ41を
通過した信号は波形整形回路43とクロツク復調
器44に入力し、変換回路45で上りデータ信号
中のBPSを取出し、変換回路45に伝える。変換
回路45内ではBPSコードをNRZコードに変換
し、直並列変換回路46に伝える。また、クロツ
ク復調器44に入力した上りデータ信号は、信号
中のクロツクのみを取出して変換回路45と直並
列変換回路46に伝え、このクロツクを基準にし
て作動させる。このクロツクが変換回路45に入
力するとそのクロツク毎に上りデータ信号を直並
列変換回路46に伝達し、データラツチ回路48
ではその上りデータ信号を設定された個数まで
(例えば一列8行などの様に)保持し、その出力
はモニター回路50で表示される。一方ローパス
フイルタ42では信号検波器40の出力を積分し
た波形をラツチコントロール回路47に出力す
る。この積分された波形は上りデータ信号の存在
する部分すなわち有効部分において発生するもの
で、ラツチコントロール回路47はその有効部分
を検出してデータラツチ回路48のデータ書き替
えをコントロールする。データラツチ回路48の
出力はコンパレータ49に伝えられるが、このコ
ンパレータ49にはデータROM53からの予め
設定されたデータが入力しているので、コンパレ
ータ49の出力は両信号の比較結果でその出力は
表示回路51に伝えられる。すなわち、両信号が
同じであればメインボツクス10は正常に動作し
ていると判断してGOOD64のLEDを発光さ
せ、両信号が相違しているときはメインボツクス
10は誤動作しているものと判断してNG65の
LEDを発光させる。 この一連の動作で選択回路52により設定され
た特定のアドレス、データによるメインボツクス
10の特定の機能が正常に作動しているかどうか
が判断できる。このため、選択回路52を操作し
て順次特定のアドレスとそのアドレスに対応する
データを設定することでメインボツクス10のほ
とんどの機能チエツクを行うことができる。 次に、第9図はセンター1と検査信号解析装置
32を使用して端末装置28の機能をチエツクす
る構成を示すものである。 センター1内には幹線ケーブル3に接続した検
査信号発生回路100が設けてあり、この検査信
号発生回路100は複数のアドレス番号とそのア
ドレス番号に対応して設定された端末装置28の
作動状態をチエツクする複数のデータを記憶させ
てある。このアドレス番号と対応するデータは間
隔を置いて周期的に幹線ケーブル3に送出されて
おり、この検査用の信号の送出はポーリングの空
き時間(5〜10秒の周期の間の時間)に行われて
いる。そして、検査用の信号にあるアドレスは現
実に設置してある複数の端末装置28のアドレス
は用いず、実際には用いられていない特定のアド
レスを用いて誤動作を生じないようにしている。
幹線ケーブル3に続く支線ケーブル9には検査信
号解析装置32が接続してあり、検査信号解析装
置32の出力にはメインボツクス10が接続して
ある。この検査信号解析装置32には前述の様に
アドレスセツタ33が接続してあり、アドレスセ
ツタ33はメインボツクス10のアドレスソケツ
トに嵌着してある。 この実施例では、センター1がポーリングの空
き時間中に検査用のアドレスとデータを周期的に
送出しているので、検査信号解析装置32でチエ
ツクしようとするアドレスを設定すればアドレス
セツタ33がメインボツクス10のアドレス番号
を規定することになる。そして、設定したアドレ
スの検査用信号がメインボツクス10に伝達され
ると、メインボツクス10はそのデータに対応し
た上りデータ信号を検査信号解析装置32に出力
し、前述と同様にして検査信号解析装置32がそ
の上りデータ信号を解析して判定を行う。 本発明は上述の様に構成したので、大型のコン
ピユータを用いなくとも簡易な構成で端末装置の
検査が行え、しかも、端末装置に取り外さなくと
も端末装置の設置してある場所付近にまで機材を
運んで行くことができ、機動力を発揮することが
できる。
第1図はCATVシステムの概略を示す説明図、
第2図は本発明の一実施例を示す構成図、第3図
は検査信号解析装置を示すブロツク図、第4図は
同装置のパネルを示す正面図、第5図は検査信号
発生装置を示すブロツク図、第6図は同装置のパ
ネルを示す正面図、第7図は同装置のスイツチデ
ータを示すため蓋を開いた状態を示す平面図、第
8図はアドレスブロツクとアドレスセツタを端末
装置にセツトする状態を示す端末装置内部の斜視
図、第9図は本発明の他の実施例を示す構成図で
ある。 1……センター、3,6,9……ケーブル、2
8……端末装置、32……検査信号解析装置、3
3……アドレスセツタ、34……検査信号発生装
置。
第2図は本発明の一実施例を示す構成図、第3図
は検査信号解析装置を示すブロツク図、第4図は
同装置のパネルを示す正面図、第5図は検査信号
発生装置を示すブロツク図、第6図は同装置のパ
ネルを示す正面図、第7図は同装置のスイツチデ
ータを示すため蓋を開いた状態を示す平面図、第
8図はアドレスブロツクとアドレスセツタを端末
装置にセツトする状態を示す端末装置内部の斜視
図、第9図は本発明の他の実施例を示す構成図で
ある。 1……センター、3,6,9……ケーブル、2
8……端末装置、32……検査信号解析装置、3
3……アドレスセツタ、34……検査信号発生装
置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一つのセンターと複数の端末装置とをケーブ
ルで結び、センターから各端末装置に有線でテレ
ビ番組を伝送するCATVシステムにおける端末装
置の試験システムにおいて、 端末装置を呼び出す複数の異なつたアドレスコ
ードとそれぞれ端末装置に異なつた応答を求める
複数のコマンドコードとが順次交互に組合された
検査信号を周期的に発生する検査信号発生装置
と、 前記複数のアドレスコードのうちの一つに対応
するアドス番号を任意選択的に設定でき、そのア
ドレス番号に一意に対応する予め設定されたデー
タと前記端末装置からの上りデータ信号とを比較
する検査信号解析装置と、 前記検査信号解析装置のアドレス番号設定に連
動して前記端末装置のアドレス番号を同一の番号
に設定するアドレスセツターとを備え、 前記検査信号解析装置を前記センターと前記端
末装置の間に設けると共に、前記検査信号発生装
置の出力をセンータと前記検査信号解析装置との
間に挿入し、前記検査信号発生装置からケーブル
を介して前記検査信号解析装置に前記検査信号を
送出し、前記端末装置は前記アドレスセツターに
よつて特定のアドレス番号が設定されていて、前
記検査信号中のアドレスコードとアドレス番号が
一致したとき、前記検査信号中のコマンドコード
に対応する上りデータ信号を前記検査信号解析装
置に送出し、前記検査信号解析装置はアドレス番
号に一意に対応する予め設定されたデータと前記
端末装置からの上りデータ信号とを比較し、前記
端末装置の機能が正常か否かを判定することを特
徴とするCATVシステムにおける端末装置の試験
システム。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7358580A JPS56169482A (en) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | Test system for terminal device in catv system |
CA000378475A CA1172745A (en) | 1980-05-30 | 1981-05-27 | Polling pattern generator for catv system |
FR8110715A FR2483718A1 (fr) | 1980-05-30 | 1981-05-29 | Circuit passif de controle de donnees, circuit generateur de configuration d'appel, et circuit de verification de terminaux pour systeme de television par cables |
GB8116554A GB2078065B (en) | 1980-05-30 | 1981-05-29 | Polling pattern generator for catv system |
US06/269,164 US4475121A (en) | 1980-05-30 | 1981-06-01 | Polling pattern generator for CATV system |
GB08329364A GB2136252B (en) | 1980-05-30 | 1983-11-03 | Polling pattern generator for catv system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7358580A JPS56169482A (en) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | Test system for terminal device in catv system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56169482A JPS56169482A (en) | 1981-12-26 |
JPS6244758B2 true JPS6244758B2 (ja) | 1987-09-22 |
Family
ID=13522523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7358580A Granted JPS56169482A (en) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | Test system for terminal device in catv system |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4475121A (ja) |
JP (1) | JPS56169482A (ja) |
CA (1) | CA1172745A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60227585A (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-12 | Pioneer Electronic Corp | シリアル・アドレス・リスタ− |
JPS62183641A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-12 | Nec Corp | Catv加入者端末試験装置 |
US5093786A (en) * | 1989-01-27 | 1992-03-03 | Fleetwood Furniture Company, Inc. | Remote response system |
US5341216A (en) * | 1989-09-29 | 1994-08-23 | Saskatchewan Telecommunications | CATV channel access control and metering apparatus |
US5130983A (en) * | 1990-03-27 | 1992-07-14 | Heffner Iii Horace W | Method of polling to determine service needs and the like |
US5724357A (en) * | 1992-01-28 | 1998-03-03 | Fleetwood Group, Inc. | Remote response system and data transfer protocol |
US6021119A (en) * | 1994-06-24 | 2000-02-01 | Fleetwood Group, Inc. | Multiple site interactive response system |
US8209732B2 (en) * | 2007-09-27 | 2012-06-26 | Contec Llc | Arrangement and method for managing testing and repair of set-top boxes |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5946143B2 (ja) * | 1976-04-16 | 1984-11-10 | パイオニア株式会社 | 双方向catvシステムにおける伝送確認方法および装置 |
US4192451A (en) * | 1978-05-30 | 1980-03-11 | Tektronix, Inc. | Digital diagnostic system employing signature analysis |
JPS56169481A (en) * | 1980-05-30 | 1981-12-26 | Pioneer Electronic Corp | Inspection signal analyzer in catv system |
-
1980
- 1980-05-30 JP JP7358580A patent/JPS56169482A/ja active Granted
-
1981
- 1981-05-27 CA CA000378475A patent/CA1172745A/en not_active Expired
- 1981-06-01 US US06/269,164 patent/US4475121A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4475121A (en) | 1984-10-02 |
JPS56169482A (en) | 1981-12-26 |
CA1172745A (en) | 1984-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6038425A (en) | Audio/video signal redistribution system | |
US4365249A (en) | Line monitoring device in two-way data communication system | |
US4885632A (en) | System and methods for monitoring TV viewing system including a VCR and/or a cable converter | |
JPH08214376A (ja) | ローカルのコントローラをプログラミングする方法 | |
DE69425198T2 (de) | Zweiwegkabelfernsehsystem | |
US8004389B1 (en) | Relaying key code signals through a remote control device | |
FI93916B (fi) | Vuorovaikutteinen videomenetelmä ja -laite | |
KR930004821B1 (ko) | 데이터 수집장치 및 데이터 수집방법 | |
JP3228381B2 (ja) | Avセレクタ | |
US4347604A (en) | Bi-directional data communications system | |
EP1104134B1 (en) | System and method for connection relationship identification | |
FR2521800A1 (fr) | Dispositif de commande a distance de magnetoscope et de recepteur de television | |
EP1579680A1 (en) | Power management in appliances | |
US6567978B1 (en) | Television audience monitoring system and method employing display of cable converter box | |
JPH05508756A (ja) | 妨害のない番組モニタ | |
US4365267A (en) | Passive data monitor for use with polling pattern generator in CATV system | |
JPS6244758B2 (ja) | ||
US5956074A (en) | Cable television return display unit | |
CA1171164A (en) | Polling pattern generator for catv system | |
CN1759606B (zh) | 通过下转换将信号分配到空信道的设备和方法 | |
CN111292522B (zh) | 机顶盒红外接收自动测试系统及方法 | |
JPH0750946B2 (ja) | 個人デ−タ入力装置 | |
JPH048995B2 (ja) | ||
FR2629973A2 (fr) | Ensemble constitue d'un recepteur de television relie a au moins un organe exterieur dote d'au moins un capteur-recepteur d'emissions en provenance d'un satellite geostationnaire, equipe des moteurs integres de positionnement de l'antenne par l'ordre transmis a partir d'un boitier de telecommande | |
JPS5873292A (ja) | Catvシステムにおける端末装置の検査機構 |