JPS6244528B2 - - Google Patents

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JPS6244528B2
JPS6244528B2 JP16945680A JP16945680A JPS6244528B2 JP S6244528 B2 JPS6244528 B2 JP S6244528B2 JP 16945680 A JP16945680 A JP 16945680A JP 16945680 A JP16945680 A JP 16945680A JP S6244528 B2 JPS6244528 B2 JP S6244528B2
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cnctc
virus
vaccine
infectious bronchitis
utrecht
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JP16945680A
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Ahontoeiru Peetoru
Matsukusu Kuratsuseruto Manfuretsuto
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Gist Brocades NV
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Publication of JPS6244528B2 publication Critical patent/JPS6244528B2/ja
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    • C12N2770/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA ssRNA viruses positive-sense
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は家禽の伝染性気管支炎(IBと略記す
る)用のワクチン及び該ワクチンの製造方法に関
し、更に詳細にはワクチン注射(予防接種)のた
めに従来既知であつたウイルス類においては新規
の血清型の少くとも一株の伝染性気管支炎ウイル
ス株から誘導された改良型の伝染性気管支炎ワク
チンに関連している。 生きた伝染性気管支炎ワクチンの家禽に対する
適用は多年にわたつて既知である。伝染性気管支
炎は家禽の呼吸器系、腎臓及び卵管の疾病として
重大である。この症候群の原因はコロナウイルス
(corona virus)である。家禽はこの家畜流行病
にひどく犯される。 伝染性気管支炎は特に若い家禽の間に依然とし
て高い死亡率を起している。死亡率のみならず多
かれ少かれ気管に対する強度の徴症、産卵器管に
対する障害が生ずるのでその結果IB罹患により
産卵が低下する。更にIBウイルスの罹患は潜在
性ウイルス感染又は細菌感染を促しかようにして
特にブロイラ(若鶏)産業の分野において経済的
損害を与えるのである。 不活化ウイルスから、並びに生きたウイルスか
ら誘導されたワクチン類が伝染性気管支炎との戦
いに適用される。けれども例えばホルマリン及び
紫外光線による該ウイルス類の不活化処理の後に
免疫原性の諸性質の損傷が起ることが見出された
〔M.S.Hofstad,Diseases of Pouitry,Biester
and Schwarte,Iowa State University Press
Ames.(1965),615〕。 健常ひなどりもまた、生きた弱毒化しない又は
弱毒化度の低いウイルスワクチンを用いる一次予
防接種(primary vaccination)により死亡し又
は罹患することがあり、それにより生後2〜3週
間目の動物或は産卵直前又は産卵中の鶏に対し特
別に危険を及ぼすので当業技術者は死菌ワクチン
或は生ワクチンを選択して使用しており、それに
よつて該ワクチン類の無害性を増加させようと試
みた。該ワクチンは原伝染性気管支炎ウイルス単
離品の弱毒化にもとづくものである。 例えばH株は特にマサチユセツツ及びコネクチ
カツト型のIB―ウイルス対して広汎な免疫スペ
クトルを有することにもとづき現在世界的規模に
おいて汎用されており、また該H株はビレンガ等
(Bijienga,Hoekstra and Rispens)により単離
され弱毒化されたものであることは文献に開示さ
れている〔Tijdschr.Diergeneesk.81:43,
“Infectious bronchitis in chicks in the
Netherlands”(1956),Tijdschr.Diergeneesk.,
85:320(1960),Tijdschr.Diergeneesk.85:279
(1960)and Tijdschr.Diergeneesk.85:398
(1960)〕。 この改良されたワクチン類を得るために、25回
又はそれ以上の回数にわたり胚通過を行つて病因
性と伝染能とを減じたウイルス類を例えばマサチ
ユセツツ型、更に詳しくはIBVW48、M41、
82828を、それらのH52及びH120株以外に、現在
まで使用している。これらのH52及びH120の両
株は胚発生鶏卵上に夫々約52回及び120回通過さ
せて得られたものでコネクチカツト単離株例えば
A5968又はボデト(Beaudette)IBV型(IBV―
42)である。これらのウイルス類の免疫化能は
IBウイルス類のマサチユセツツ型又はコネクチ
カツト型に対して著しく特異的である。 これらの変改株(複)のワクチン類の使用は現
在のところ安全で有効であるように思われるけれ
どもこれらのワクチン類は文献〔Avian
diseases vol.20,No.1,p.42and177 and Avian
Diseases vol.19,No.2,p.323and 583〕に現れ
た通り伝染性気管支炎の発生を或条件下に充分に
満足に防止することは依然として不可能である。 現行のIBワクチンの欠点はウイルスの顕著な
程度に起る抗原変異に帰せられる(例えば
Archiv fuer die Gesamte Virusforschung34,
p.32(1971)and Cunningham C.H.,Develop.
Blol.Standard,33,311(1976)参照〕。 従つて種々の血清型の数種のIBV株から誘導さ
れたワクチン類の組合せを製造し適用することに
より家禽に対する満足な予防接種を達成する努力
が払われた。しかしながら夫々の出発原料として
のウイルス類の免疫原性の諸性質の減少をもたら
す明かな困難性がこれまで生じており、これは相
互作用に由来するのである〔Am.J.Vet.Res.36,
4,524and525(1965)and Avian Diseases12,
577(1968)〕。 従つて充分な免疫原性の諸性質をそなえたIB
ワクチンに対する大きな需要が依然として存在し
ている。 胚発生鶏卵中の多数回にわたる通過の後に現行
のIBウイルスの免疫原性の諸性質及びその他の
諸性質が変化することによつて該ワクチンの継続
的改良がなおも著しく妨げられることが認められ
よう。新しい血清型のワクチンの出現が望まれ、
充分に有効に使用され得る血清学的免疫学的試験
方法の欠如が指摘されている〔Avian
Diseases,19,2,323,and324(1975)参
照〕。 広汎な研究と数々の実験との結果多くの新規の
IBウイルスが得られたことは驚異的であつた。
これらのIBウイルスは例えば文献〔American
Association of Avian Pathologists,“Isolation
and Identification of Avian Pathogens”,
page184(1975)〕記載の方法に従う交差中和試
験(cross neutralization tests)(ウイルス中和
試験)において認められた通り、現在最も繁用さ
れているH型(例えばIBH120及びIBH52)のIB
ウイルス類から偏向していることが認められ得
る。即ち1:5の比率で希釈された抵血清を使用
する攻撃試験とそれに続くウイルス再単離試験と
において該偏向が認められるのである。換言すれ
ばH型ウイルスの接種時に該被接種動物は上記の
新規偏向IBウイルスによる攻撃の後に呼吸器系
の粘膜中においてウイルス複写
(virusreplication)に対する防御を欠くのであ
る。 IBH株に対する体液抗体もまた同じく上記の偏
向型の有意の量のIBウイルスを中和し得ないの
である。 実際操業において特に重要なことは、IBH株に
対する高度の抗体力価を示す動物について該新規
のIBウイルスは呼吸器症状を起し、産卵中の家
禽についても該症状を起すので産卵数が低下する
ことである。 これらの新規のウイルス類の諸例はオランダ国
内記号法により規定されたもの即ちUtrecht.101
(U.101),Utrecht.102(U.102),Drente.201
(D.201),Limburg.501(L.501),Limburg.502
(L.502),Brabant.801(B.801),Limburg.536
(L.536),Overijssel.728(O.728)及び
Utrecht.121(U.121)であつてCzechoslovak
National Collection of Type Cultures of the
Instiute of Hygiene and Epidemiology in
Pragueに夫々寄託番号CNCTC A07/80,
CNCTC A08/80,CNCTC A09/80,CNCTC
A010/80,CNCTC A011/80,(寄託日
March6,1980),CNCTC A016/80,CNCTC
A014/80,CNCTC A015/80及びCNCTC
A013/80(寄託日September9,1980)として寄
託され、又Collection Nationale de Cultures de
Microorganismes d′Institut Pasteur,Parisに
夫々寄託番号1―111,1―112,1―113,1―
109,1―110(寄託日November14,1979)及び
1―132,1―134,1―135及び1―133(寄託日
October3,1980)として寄託されているもので
ある。本発明で使用する9種の新規血清型ウイル
ス株はすべて同じ“家禽の伝染性気管支炎ウイル
ス〔Avian Infectious Bronchitis(IB)virus〕”
のウイルス種(virus species)にぞくする。こ
のウイルス種はその表面にスパイク(spike)を
有するコロナウイルス(Coronavirus)であつて
単系RNA型(Single Stranded RNA type)にぞ
くする。但し上記の9種の新規血清型ウイルスは
すべて、既知の血清型IB株〔コネチカツト
(Connecticut)株、マサチユセツツ
(Massachussets)株、及びH株〕と異つてお
り、及び該9株も又相互に異る性質を備えてい
る。 上記のウイルス類はトラキアスワズ法
(tracheaswab method、気管からの綿球による
採菌法)により産卵中の鶏の群から単離された。
即ち該鶏群はIBH120及びIBH52ワクチンを夫々
2回及び3回接種され呼吸器症状発現及び(又
は)産卵数低下の始めの時にマサチユセツツ型の
IBウイルスに対して高度の体液抗体力価を示し
ていた鶏群であつた。また上記ウイルス類は該採
菌法により若鶏、即ちH120型のIBワクチンを予
め接種された後に肥育後半期において呼吸器症状
を示した若鶏から単離された。かようにして両種
動物について単離されたウイルスに前記の国内記
号法により示された範囲の記号が与えられた。 SPF―鶏胚による弱毒化にもとづき単離された
ウイルス株はSPF鶏に対する病因性を高度に喪失
したこと、それにもかかわらずその免疫化能を依
然として保持することが今や見出された。 例えば国内記号IBV Utrecht.101をもつウイル
ス株は85回のSPFI型鶏胚通過の後にも上記の特
性を示し、またIBV Limburg.536のウイルス株は
56回のSPFI型鶏胚通過の後にも該特性を示し
た。 常用のH120ワクチン又はH52ワクチンを使用
する比較試験において驚くべきことに、マサチユ
セツツ型のIBウイルスに対する防御能(抗体を
中和するウイルス量としての測定値)は、該H型
ワクチンの代りに例えば新規のIBV単離
Utrecht101と組合せたH型ワクチンを投与すれ
ば、有意の程度に減少しないことが見出された。
この実験に際し一実験においては当該ワクチンを
鼻内投与することによつて該実験を開始した。 例えば夫々のワクチン及びワクチンの組合せを
投与して4週間後に中和インデクス(第1表)を
得た。
【表】 上記各種ワクチン及びワクチン組合せの夫々を
投与した後の免疫応答のみならず気管粘膜内及び
気管粘膜上におけるウイルス複写及び持続性に対
する抵抗性をも測定した。該測定はウイルス再単
離法“Specifications for the production and
control of avian live virus vaccines”of the
Ministry of Agriculture、Fisheries and Food
of the United Kingdom Central Veterinary
Laboratory of Biological Products and
Standards Department,New Haw、
Weybridge、Surrey KT 153 NB、2nd Edition
(1977)、P.12によつた。 SPF鶏胚による交差中和試験及びSPF鶏による
交差感染試験を行い第2及び3表の結果を得た: 上記の交差中和試験及び交差感染試験に関する
参考として4種文献を挙げる: (a) K.Kume et al.,Am.J.Vet.Res.41,(1)97―
99(1980) (b) L.G.Raggi et al.,AVIAN DISEASES
19,(2)323―333(1975) (c) R.Nielsen,Nord.Vet.Med.31,407―413
(1979) (d) V.von Buelow,Centr.Blatt Vet.Med.
pp.151―162(1967)
【表】 上表において記号negは中和インデクス(N.I.
)が陽性でなかつたこと、即ちN.I.102.0であつ
たことを意味する。
【表】 上表において記号negはトラキアスワブ法採取
物を注射されたSPF鶏卵についてIBウイルス感染
の徴候を示さなかつたことを意味する。 第2及び3表(中和及び交差攻撃試験)の結果
から4種の血清型IBウイルス即ちH型、U.101
型、0.728型及びL.536型のウイルスは夫々互いに
抗原的(antigenitically)に異るのみならず更に
(ウイルス単離を伴う攻撃実験の結果を考慮した
場合に)同族のウイルスについて魅力的な免疫原
性の諸性質を示すものである。 飼育場実験(field experiments)において若
鶏、繁殖用若鶏及び産卵鶏の血清中に
Utrecht.101、Limburg.536及びOverijssel.728型
のウイルスに対する抗体が屡々生成されることが
示された。 従つて新規のIBウイルス型は常用のH型ウイ
ルスと抗原的に有意の程度に異るのみならず更に
夫々互に有意に異る諸性質を示すものである。 新規に単離されたこのウイルス株は下記の諸試
験によつて特徴づけられ得た: メイル法(Mayr、A.et al Virologische
Arbeitsmethoden G.Fischer Verlag、Jena、
1977 p.285)に従い10日間予備孵化されたSPF鶏
卵の尿膜ホール(allantoic hole)中の均質化さ
れた感染器官及びトラキアスワブ法採取物から得
られた原ウイルス含有試料の培養によつて得られ
た感染した羊膜尿膜流体(amnion allantoic
fluid)の試験を行つた結果、非処理採取物に比
し、反覆測定ウイルス含量は107.5EID50から
101.5EID50にまで減少した。この実験結果は伝染
性に必要なリピドをエンベロープ(envelope)
中に含むウイルスエイジエント(virus agent)
の存在を示すものである。 伝染性羊膜尿膜流体はSPF若鶏から採取された
赤血球に対し凝集を起させない。 若鶏腎細胞培養用の培養基に対する5―フルオ
ロデスオキシウリジン(FUDR)の添加はウイル
スエイジエントの複製に役立つものであるがこれ
はウイルスエイジエントの細胞内合成に対し有意
に影響を及ぼすことはない。 細胞質及び培養基のEID50含量はウイルスエイ
ジエント接種後の2,4及び7日目に比較し得る
レベルに達した。即ち複製されるべき核酸はリボ
核酸のグループに属していた。 電子顕微鏡検査の結果は、人工的感染後30時間
以内に採取された羊膜尿膜流体中に存在していた
ウイルスエイジエントは約100nmの直径を有する
ことを示した。約15nmの長さの突起がこのウイ
ルス表面に存在していた。このウイルスはコロナ
ウイルスの寸法と形状とを有し、鳥類の気管支炎
ウイルスも又該コロナウイルスに属すると考えら
れる。 既述の新規血清型IBウイルス類の諸性質はい
わゆるH型のIBウイルス類が存在するのみなら
ず特に本発明に従う偏向した血清型ウイルスも存
在する地域又は国々において伝染性気管支炎を一
そう有効に防御するために家禽用の不活化ワクチ
ン並びに生ワクチンの製造に特に適合するもので
ある。 更に詳言すれば既述の新規ウイルス株の血清型
ウイルス株は、新規IB株から並びにH株から誘
導されたものと新規IB株の一種又は複数株から
誘導されたものとの混合された生ワクチン及び不
活化ワクチン製品の製造に成功裡に応用され得る
ものである。 本発明の新規IBVワクチン類は、原則としては
当業既知の方法に従う増殖法により、及び次に任
意に原則として当業公知の方法に従う不活化方法
により得られる。 例えば胚発生SPF鶏卵内で、或はヒナの腎臓細
胞培養のごとき適宜の細胞培養において該ウイル
スを増殖させ得る。ただしかような方法の使用に
際し抗原性が有意に変化するか否かをチエツクせ
ねばならない。 その後に培養されたウイルスマテリアル
(virus material)を集めて純化させる。最後に
一種又は複数種の安定剤と場合によつては抗生物
質例えばペニシリンG、ストレプトマイシン又は
ナタマイシンとを添加してこの混合物を凍結貯蔵
又は凍結乾燥させる。 更に詳細には使用の種株のウイルスを無菌条件
下に、SPFのI型の予備孵化(10〜11日間)鶏卵
の尿嚢(allantoic cavity)内へ接種する。28〜
34時間37℃の恒温保持の後に依然として生きてい
る胚及び特異的に死んだ胚(即ち種株ウイルスの
接種後24時間経過の後のもの)の羊膜尿膜流体を
取り出し、純化して任意に安定剤及び(又は)抗
生物質を添加してから凍結貯蔵する。 この方法に従い、凍結貯蔵後に、1回投与当り
104.0EID50の量でウイルスを含有する単一ワク
チン類(single vaccines)を調製し得る。又一
方において新規ウイルス株及び既知H株或は複数
種の新規ウイルス株の併合ワクチン類
(combined vaccines)であつて1回投与当り
2×104.0EID50のウイルス含量及び好適には1回
投与当り104.0EID50の各ウイルス含量を有する
該併合ワクチン類を製造した。 本発明は新規IBウイルス株類の少くとも一種
の株から誘導された新規の不活化並びに生のIBV
ワクチンに関するものであることが認識されよ
う。 好ましくは生ワクチンは新規ウイルス類から又
は一種又は複数種の新規IBウイルス類とH型ウ
イルスとの併用から誘導されたものが使用され
る。 最も好適にはH120又は52ウイルス株から誘導
された生ワクチン及びU.101、L.536並びにO.728
から成る群から選択された一種又は複数種のIB
ウイルス類から誘導された生ワクチンが使用され
る。該ワクチン類は幼動物及び更に好ましくは若
鶏を用いて適用される。 該ワクチン類はいわゆるアイドロツプ
(eyedrop)又はノーズドロツプ(nosedrop)に
より投与され、生ワクチンについては飲用水法又
は噴霧法により投与される。 本発明に従う新規生ワクチンによる予防接種は
孵化後1日〜18週間の家禽を用いて好適に施行さ
れる。本発明に従う新規不活化ワクチンは動物に
対し皮下又は筋肉内注射される。 新規IB型ウイルスの少くとも一株と完全に他
の型のウイルス例えばニユウカツスル病ウイルス
(Newcastle disease virus)、アデノウイルス又
はレオウイルス(reo virus)の一株又は複数株
との併用から誘導された併合生又は不活化ワクチ
ンも又可能であることが認識されよう。 本発明に従う不活化IBVワクチン製造に当つて
は例えば羊膜尿膜流体を使用し、これに対し適宜
の担体を添加し、当業既知の方法例えばベータプ
ロピオラクトン又はホルマリン使用によつて不活
化する。 適宜の力価のウイルス液を処理して油中水型エ
マルジヨンワクチンとする。エマルジヨンは鉱油
又は植物油と一種又は複数種の乳化剤例えばアル
キレンオキシド及び(又は)6価アルコール及び
(又は)高級天然源(C10〜C20)脂肪酸のエステル
又はエステル―エーテルから誘導された非イオン
性界活化合物のごとき乳化剤とから作られる。 上記の乳化剤の例はマンニドモノオレエート
〔Span80、Arlacel 80、Arlacel A〕及び
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレエ
ート(例えばTween 80)である。 水相(ウイルス流体)と油相との容積比は3:
7〜1:1に変化し得るが約7:13の比にあるこ
とが好ましい。 本発明を下記の実施例により例示するが本発明
の範囲はこれらの特別な態様に限定されない。 例 1 U.101株のIBウイルスワクチンの製造 (A) ウイルスの培養 予め10〜11日間恒温保存されたI型のSPF鶏卵
に対し103.0〜104.0EID50IBV U.101の種株ウイル
ス(鶏卵1個当り0.2ml)を尿嚢内で接種した。
ウイルス接種後20〜24時間目に接種卵を検査し非
特異的の死滅胚をすべて除去した。全部で28時間
の+37℃における恒温保持の後に羊膜尿膜流体
(AAF)を採取した。 (B) ウイルスサスペンシヨンの処理 冷却遠心機中2000rpmでの遠心分離及び(又
は)過による純化の後に1当り5×105単位
のペニシリンGナトリウム及び800mgのストレプ
トマイシンを該AAFに添加した。次にこのウイ
ルスマテリアルを少くとも3重量%のアルブミン
及び(又は)マニトールによつて安定化した。安
定化されたウイルスマテリアルを少くとも―35℃
に冷凍し次工程に供するまでこの温度に貯蔵し
た。 このウイルスマテリアルの試料についてEID50
〔卵感染量(Egg Infection Dose 50%)〕検査法
によりウイルス含量を試験した。この検査により
ウイルスが使用可能であることが判つてからウイ
ルスマテリアルを再び解凍して凍結用フラスコに
入れた。 凍結貯蔵の終期において1回投与量当りのワク
チン中に存在するウイルス含量が少くとも
104.5EID50を保持するように該ウイルス含量(容
積)を調整する。凍結貯蔵が終つたら真空下にフ
ラスコを密封する。 例 2 L.536株のIBウイルスワクチンの製造 (A) ウイルスの培養 I型のSPF鶏卵を10〜11日間予め恒温保持して
からこれに対し103.0〜104.0EID50IBV L.536の種
株ウイルス(卵1個当り0.2ml)を接種(尿嚢
内)した。この卵を検査して非特異的に死滅した
胚を20〜24時間後にウイルス恒温保持室からすべ
て除外した。全時間32時間にわたり+37℃で恒温
保持した後にAAFを取り出した。 (B) ウイルスサスペンシヨンの処理 冷却遠心分離器中2000rpmでの遠心分離及び
(又は)過によるAAFの純化の後に1当り6
×105単位のペニシリンGナトリウム及び900mgの
ストレプトマイシンをこのAAFに加えた。 次にこのウイルスマテリアルを約5重量%のア
ルブミン及び(又は)マニトールの添加により安
定化した。次にこの安定化されたウイルスマテリ
アルを―35℃に冷凍し次工程の処理にかけるまで
この温度を保持した。 このウイルスマテリアルの試料についてEID50
検査法によりウイルス含量を検した。検査の結果
このウイルスの使用可能であることが判つてから
ウイルスマテリアルを再び解凍して凍結用フラス
コの中へ入れた。 凍結処理の後期において当該ウイルス1回投与
当り少くとも104.5EID50がワクチン中に存在する
ようにウイルス含量(容積)を調整した。凍結処
理の終りに真空下でこのフラスコを密封した。 例 3 O.728株のIBウイルスワクチンの製造 (A) ウイルスの培養 予め10〜11日間恒温保持されたI型SPF鶏卵に
103.0〜104.0EID50IBV O.728種株ウイルス(卵1
個当り0.2ml)を接種した。この卵を検査して非
特異的に死滅した胚を20〜24時間後にウイルス恒
温保持室からすべて除外した。全時間32時間にわ
たり+37℃で恒温保持した後にAAFを取り出し
た。 (B) ウイルスサスペンシヨンの処理 冷却遠心分離器中2000rpmでの遠心分離器及び
(又は)過によるAAFの純化の後に1当り8
×105単位のペニシリンGナトリウム及び1100mg
のストレプトマイシンをこのAAFに加えた。 次にこのウイルスマテリアルを約7重量%のア
ルブミン及び(又は)マニトールの添加により安
定化した。次にこの安定化されたウイルスマテリ
アルを―35℃に冷凍し次工程の処理にかけるまで
この温度を保持した。 このウイルスマテリアルの試料についてEID50
検査法によりウイルス含量を検した。検査の結果
このウイルスの使用可能であることが判つてから
ウイルスマテリアルを再び解凍して凍結用フラス
コの中へ入れた。 凍結処理の終期において当該ウイルス1回投与
当り少くとも104.5EID50がワクチン中に存在する
ようにウイルス含量(容積)を調整した。凍結処
理の終りに真空下でこのフラスコを密封した。 例 4 U.101、L.536及びO.728株の併合IBウイルスワ
クチンの製造 (A) ウイルスの培養 予め10〜11日間恒温保持されたI型SPF鶏卵に
103.0〜104.0EID50IBV U.101、L.536及びO.728種
株ウイルス(卵1個当り全部で0.2ml)を尿嚢内
に接種した。 この卵を検査して非特異的に死滅した胚を20〜
24時間後にウイルス恒温保時室からすべて除外し
た。全時間32時間にわたり+37℃で恒温保持した
後にAAFを取り出した。 (B) ウイルスサスペンシヨンの処理 冷却遠心分離器中2000rpmでの遠心分離及び
(又は)過によるAAFの純化の後に1当り8
×105単位のペニシリンGナトリウム及び1000mg
のストレプトマイシンをこのAAFに加えた。 次にこのウイルスマテリアルを少くとも約3重
量%のアルブミン及び(又は)マニトールの添加
により安定化した。次にこの安定化されたウイル
スマテリアルを―35℃に冷凍し次工程の処理にか
けるまでこの温度を保持した。 このウイルスマテリアルの試料についてEID50
検査法によりウイルス含量を検した。検査の結果
このウイルスの使用可能であることが判つてから
ウイルスマテリアルを再び解凍して凍結用フラス
コの中へ入れた。 凍結処理の終期において当該ウイルス1回投与
当り少くとも104.5EID50がワクチン中に存在する
ようにウイルス含量(容積)を調整した。凍結処
理の終りに真空下でこのフラスコを密封した。 例 5 H.52、U.101、L.536及びO.728株の不活化され
た併合IBウイルスワクチンの製造 例4(A)に記載された操作と同様の操作によりウ
イルスをSPF鶏卵に培養し、得られたウイルスサ
スペンシヨンを例4(B)と同様に処理して冷凍相に
達せしめた。ただし抗生物質と安定剤とを加えな
かつた。 この冷凍AAFを解凍し0.1%のベータプロピオ
ラクトンにより湯浴中37℃に90分間不活化した。
このウイルスサスペンシヨンを終夜+4℃に保持
した。予め孵化させ胚発生させたSPF鶏卵への不
活化ウイルスマテリアルの接種及び恒温保持によ
り不活化達成の有無をチエツクした。 非不活化AAFの各型ウイルスのEID50値(すべ
てのウイルス株について少くとも107.0)にもと
づき、PBS+0.3%ホルマリンを使用して不活化
AAFを必要に応じて希釈する。4種の株のウイ
ルスサスペンシヨンに対し3.5%の非イオン界活
(Tween80)を加えた。 不活化ウイルスサスペンシヨンと油相とを油相
6.5部/ウイルス流体3.5部の比率で混合して乳化
させ、かようにして水相の平均粒径を約0.5μに
なるようにした。 乳化を行うために均質化器(Ultra Turrax
homogeniser)を使用するか又は原料混合物をコ
ロイドミルへ通過させる。 油相として下記の組成のものを使用した: Marcol 52(White paraffinic Essooil)93.5
% Arlacel A、Arlacel 80 又はSpan 80
(マンニドモノオレエート)6.5% 油相の諸成分をオートクレーブ中で各別に110
℃に加熱するか又は該混合物を無菌過する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 オランダ国内記号Utrecht.101、
    Utrecht.102、Drente.201、Limburg.501、
    Limburg.502、Brabant.801、Limburg.536、
    Overijssel.728及びUtrecht.121によつて示され、
    Czechoslovak National Collection of Type
    Cultures of the Institute of Hygiene and
    Epidemiology in Pragueに夫々寄託番号CNCTC
    A 07/80、CNCTC A 08/80、CNCTC A
    09/80、CNCTC A 010/80、CNCTC A
    011/80、CNCTC A 016/80、CNCTC A
    014/80、CNCTC A 015/80及びCNCTC A
    013/80として寄託され、又Collection
    Nationale de Cultures de Microorganismes
    d′ Institut Pasteur,Parisに夫々寄託番号.
    111、.112、.113、.109、.110、
    .132、.134、.135及び.133として寄
    託されている新規血清型の伝染性気管支炎ウイル
    ス(複数)の少くとも一株から誘導されたことを
    特徴とする家禽用の伝染性気管支炎ワクチン。 2 オランダ国内記号Utrecht.101、
    Limburg.536及びOverijssel.728によつて示さ
    れ、Czechoslovak National Collection of Type
    Cultures of the Institute of Hygiene and
    Epidemiology in Pragueに寄託番号CNCTC A
    07/80、CNCTC A 014/80及びCNCTC A
    015/80として、及びCollection Nationale de
    Cultures de Microorganismes d′ Institut
    Pasteurに寄託番号.111、.134及び.135
    として寄託されている新規血清型の伝染性気管支
    炎ウイルス(複数)の少くとも一株から誘導され
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    家禽用の伝染性気管支炎ワクチン。 3 オランダ国内記号Utrecht.101、
    Utrecht.102、Drente.201、Limburg.501、
    Limburg.502、Brabant.801、Limburg.536、
    Overijsel.728及びUtrecht.121によつて示され、
    Czechoslovak National Collection of Type
    Cultures of the Institute of Hygiene and
    Epidemiology in Pragueに夫々寄託番号CNCTC
    A 07/80、CNCTC A 08/80、CNCTC A
    09/80、CNCTC A 010/80、CNCTC A
    011/80、CNCTC A 016/80、CNCTC A
    014/80、CNCTC A 015/80及びCNCTC A
    013/80として寄託され、又Collection
    Nationale de Cultures de Microorganismes
    d′ Institut Pasteur,Parisに夫々寄託番号.
    111、.112、.113、.109、.110、
    .132、.134、.135及び.133として寄
    託されている新規血清型の伝染性気管支炎ウイル
    ス(複数)の少くとも一株から誘導された家禽用
    の伝染性気管支炎ワクチンがマサチユセツツ型の
    IBV H.120又はIBV H.52から誘導されたワクチ
    ンを更に含むことを特徴とする併合された伝染性
    気管支炎ワクチン。 4 オランダ国内記号Utrecht.101、
    Limburg.536及びOverijssel.728によつて示さ
    れ、Czechoslovak National Collection of Type
    Cultures of the Institute of Hygiene and
    Epidemiology in Pragueに寄託番号CNCTC A
    07/80、CNCTC A 014/80及びCNCTC A
    015/80として、及びCollection Nationale de
    Cultures de Microorganismes d′ Institut
    Pasteurに寄託番号.111、.134及び.135
    として寄託されている新規血清型の伝染性気管支
    炎ウイルス(複数)の少くとも一株から誘導され
    た家禽用の伝染性気管支炎ワクチンがマサチユセ
    ツツ型のIBV H.120又はIBV H.52から誘導され
    たワクチンを更に含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の併合された伝染性気管支炎ワ
    クチン。 5 マサチユセツツ型のIBV H.52から誘導され
    たワクチンを更に含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第3項記載の併合された伝染性気管支炎ワ
    クチン。 6 マサチユセツツ型のIBV H.52から誘導され
    たワクチンを更に含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第4項記載の併合された伝染性気管支炎ワ
    クチン。 7 凍結貯蔵後に1回投与当り104.0EID50のウ
    イルス含量を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1〜6項のいずれか1項記載の生の伝染性
    気管支炎ワクチン。 8 凍結貯蔵後に1回投与当り2×104.0EID50
    のウイルス全含量を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第7項記載の生の伝染性気管支炎ワク
    チン。 9 アルキレンオキシド及び(又は)6価アルコ
    ール及び(又は)高級天然源(C10〜C20)脂肪酸
    のエステル又はエステル―エーテルから誘導され
    た非イオン性界面活性剤の形の一種又は複数種の
    適宜の乳化剤と少くとも一種の鉱油又は植物油と
    を必須構成分として含む油相を含有することを特
    徴とする特許請求の範囲第1〜6項のいずれか1
    項に記載の不活化された伝染性気管支炎ワクチ
    ン。 10 オランダ国内記号Utrecht.101、
    Utrecht.102、Drente.201、Limburg.501、
    Limburg.502、Brabant.801、Limburg.536、
    Overijssel.728及びUtrecht.121によつて示され、
    Czechoslovak National Collection of Type
    Cultures of the Institute of Hygiene and
    Epidemiology in Pragueに夫々寄託番号CNCTC
    A 07/80、CNCTC A 08/80、CNCTC A
    09/80、CNCTC A 010/80、CNCTC A
    011/80、CNCTC A 016/80、CNCTC A
    014/80、CNCTC A 015/80及びCNCTC A
    013/80として寄託され、又Collection
    Nationale de Cultures de Microorganismes
    d′ Institut Pasteur,Parisに夫々寄託番号.
    111、.112、.113、.109、.110、
    .132、.134、.135及び.133として寄
    託されている新規血清型の伝染性気管支炎ウイル
    ス(複数)の少くとも一株を当業界公知の方法に
    より種株ウイルスとして増殖させ、次に該培養さ
    れたウイルスマテリアルを収集し純化し、次に当
    業界公知の方法によりこれに安定剤及び(又は)
    抗生物質を任意に添加してからその混合物を凍結
    させ及び(又は)不活化させることを特徴とする
    家禽用の伝染性気管支炎ワクチンの製造方法。 11 種株ウイルスを受精鶏卵内に又は適宜の細
    胞培養例えばSPFヒナ腎臓細胞培養内に増殖させ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第10項に記
    載の製造方法。 12 予め10〜11日間恒温保持されたI型のSPF
    鶏卵の尿嚢内に無菌状件下に種株ウイルスを接種
    し、次に+37℃に28〜34時間恒温保持した後に生
    存中の及び特異的に死んだ胚の羊膜尿膜流体を採
    取し純化して安定剤及び任意に抗生物質を添加し
    た後に凍結させることを特徴とする特許請求の範
    囲第10又は11項に記載の製造方法。 13 凍結貯蔵後に1回投与量当り104.0EID50
    の当該ウイルスを含有する単一ワクチンを製造す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第10,11
    又は12項に記載の製造方法。 14 ワクチンがIBVのUtrecht.101、
    Limburg.536又はOverijssel.728株から誘導され
    製造されたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    0〜13項のいずれか1項に記載の製造方法。 15 オランダ国内記号Utrecht.101、
    Limburg.501、Limburg.502、Utrecht.102、
    Drente.201、Brabant.801、Limburg.536、
    Overijssel.728びUtrecht.121により示される新規
    血清型の伝染性気管支炎ウイルス(複数)の少く
    とも一株のウイルスを培養し純化し任意に安定剤
    及び(又は)抗生物質を加えて得られたウイルス
    流体と、IBV H.120又はIBV H.52を培養し純化
    し任意に安定剤及び(又は)抗生物質を加えて得
    られたウイルス流体とを混合し、そして不活化及
    び(又は)凍結させることを特徴とする併合ワク
    チンの製造方法。 16 冷凍貯蔵後のウイルス含量が各ウイルス成
    分について1回投与量当り104.0EID50、好まし
    くは2×104.0EID50であるワクチンを製造する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第15項に記載
    の併合ワクチンの製造方法。 17 ワクチンがUtrecht.101、Limburg.536及
    びOverijssel.728から選ばれるIBVの少くとも一
    株から誘導されることを特徴とする特許請求の範
    囲第15又は16項に記載の製造方法。
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