JPS6244145Y2 - - Google Patents

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JPS6244145Y2
JPS6244145Y2 JP11619882U JP11619882U JPS6244145Y2 JP S6244145 Y2 JPS6244145 Y2 JP S6244145Y2 JP 11619882 U JP11619882 U JP 11619882U JP 11619882 U JP11619882 U JP 11619882U JP S6244145 Y2 JPS6244145 Y2 JP S6244145Y2
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liquid
chamber
pressure
cylinder
supply device
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JP11619882U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えばインクジエツトプリンタの
インク供給装置のように、小量の液体を供給する
圧力液体供給装置の改良に関し、装置を小型に構
成することができ、しかも液体の供給を一定圧力
で連続して行なうことのできる圧力液体供給装置
を提供することを目的としている。
小型の装置で液体の一定圧力で供給できる圧力
液体供給装置としては、実願昭57−58895号(実
公昭62−2309号公報)のような装置が考案されて
いる。第1図はこの装置の断面図、第2図はこれ
の回路図であり、まずこの先考案の装置について
説明する。主体1と側体2とを重ね合せて成るケ
ーシング3の内側には、上記両体1,2の合せ部
分に上下1対のシリンダ部4,5が形成されてい
る。各シリンダ部4,5は、周縁部を両体1,2
の合せ面に挟持されたダイヤフラム6,7によつ
て、それぞれ左室4a,5aと右室4b,5bと
に分割されている。この各ダイヤフラムの中心部
は、各シリンダ部内で移動自在なコツプ状のピス
トン体8a,8bと、ナツト9によりこのピスト
ン体8a,8bに固定される円板10a,10b
とに挟まれている。下側のシリンダ部5の左室5
a内には圧縮ばね11が設けられており、このシ
リンダ部5を仕切るダイヤフラム7を、ピストン
体8bを介して常に右方に弾圧している。シリン
ダ部5の左端面に穿設した孔12に固着したソケ
ツト13の内側には、液体をシリンダ部の左室5
a内に吸入するための吸入路14が設けられてお
り、このソケツト13の右端部には、通孔15a
を開設した弁筐15の内側に設けた圧縮ばね16
により、球17を上記ソケツト13の右端面に弾
接させ、液体を吸入路14から左室5aに向けて
のみ流す逆止弁18が設けられている。この逆止
弁18の下方の主体1の壁面に設けた孔19は、
主体1内の各通路を加工するための孔で、盲栓に
より液密に塞がれる。一方、この左室5aと、ダ
イヤフラム7により隔てられた右室5bには、こ
の右室5b内に作動用の圧力流体を送り込むため
のポート20が開口している。このような下方の
シリンダ部5の左室5aと、上方のシリンダ部4
の左室4aとは、通液路21で連通しているが、
この通液路21の途中には、中心に通孔を有する
弁座24を固定し、この弁座24の上面に弁片2
3を圧縮ばね22により弾圧して、液体を下方の
左室5aから上方の左室4aに向けてのみ流す逆
止弁25を構成している。このような逆止弁25
を介して下方のシリンダ部5と通じている上方の
シリンダ部4の右室4bには、この右室4b内に
作動用の圧力流体を送り込むためのポート26が
開口しており、左室4aの端面には、ダイヤフラ
ム6の左行時にこの左室4a内の液体を送り出す
ための通液路27が設けられている。この通液路
27が開口する主体1の外側面には、凹部28が
形成されており、この凹部28を覆つて側体29
が固定されている。また、凹部28内には、上記
通液路27の他、液体を供給装置外に吐出するた
めの吐出路30の一端が開口している。この吐出
路30の凹部28内側開口部には、弁座片31が
嵌着しており、この弁座片31の端面に、周縁部
を主体1の外側面と側体29の端面との間に挟持
されたダイヤフラム32の中心に支持された弁板
33が当接している。ダイヤフラム32は、側体
29に内装された圧縮ばね34により、ピストン
体35を介して弾圧されており、弁板33は上記
弁座片31の端面に弾接している。このため、こ
の弁座片31と弁板33とは、凹部28内の圧力
が一定以上になつた場合にのみ開き、通液路27
から吐出部30に液体を送る制御弁36として作
用する。
上述のように構成される先考案に係る圧力液体
供給装置は、上下のシリンダ部4,5の右室4
b,5b内に、ポート20,26を通じて交互に
作動流体を給排し、ダイヤフラム6,7を互いに
逆方向に移動させることにより、吸入路14から
吸入した液体を吐出路30から送り出す。次に、
この作用について、第2図の回路図を参照しつつ
説明する。
圧力液体供給装置37の吸入路14は、管38
により液体溜39に通じており、上下のシリンダ
部のポート26,20は管40,41、切換弁4
2を介して作動流体供給装置(例えば液体ポン
プ、コンプレツサ等)43に通じている。いま、
切換弁42を第2図に示した状態に切換えると、
作動用の圧力流体が下方のシリンダ部の右室5b
内に送り込まれ、ダイヤフラム7を左方に押して
液体溜39より管38を経て左室5a内に吸入さ
れていた液体を、通液路21、逆止弁25を経て
上方のシリンダ部4の左室4a内に送り込む。こ
の際上方のシリンダ部4内のダイヤフラム6は液
体に押されて右行し、右室4b内の作動用流体は
ポート26、管40、切換弁42を経て流体溜4
4に排出される。またこの際、通液路21より上
方のシリンダ部4の左室4a内に送り込まれる液
体の圧力は、下方のシリンダ部の右室5b内に送
り込まれる作動用流体の圧力が一定であるため、
ダイヤフラム7が左行し、圧縮ばね11が圧縮さ
れてこのダイヤフラムを右方へ弾圧する力が大き
くなるにつれて低下するが、右室5b内へは十分
高い圧力の作動用流体を送り込むため、下方のシ
リンダ部の左室5a内の液体の多くは上方のシリ
ンダ部の左室4aに移される。この下方の左室5
aから上方の左室4aへの液体の移し換えは短時
間で行なわれ、次いで切換弁42を第2図と逆の
状態に切換える。これにより、上方のシリンダ部
4の右室4b内に作動用流体が送り込まれ、ダイ
ヤフラム6が左方に向けて押圧されて、左室4a
内の液体が加圧される。この左室4a内の液体の
圧力が一定値以上になると、制御弁36が開き、
左室4a内の液体は加圧された状態で吐出路30
より吐出され、図示しないインジエツトプリンタ
等の圧力液体を使用する装置に送られる。この際
の吐出圧力は、ダイヤフラム6が右室内に送り込
まれる一定圧力の流体により押され、この圧力が
圧縮ばね等により相殺されることがないため、常
に一定となる。また、同時に下方のシリンダ部5
の右室5bは管41を通じて流体溜44に開方さ
れるため、このシリンダ部5内のダイヤフラム7
は圧縮ばね11に押されて右方に移動し、右室5
b内の流体を流体溜44に押し出すと同時に、液
体溜39内の液体を管38を通じて左室5a内に
吸入する。流体溜44への管路の途中には絞り弁
45が設けられているため、ダイヤフラム6,7
が勢い良く移動してピストン体8a,8bがジヤ
ンピングを起すことはない。インクジエツトプリ
ンタ等により液体を使用し、上方のシリンダ部の
左室4a内の液体が無くなつたならば(或は一定
時間経過後)再び切換弁42を第2図に示した状
態に切換えて下方の左室5a内の流体を上方の左
室4aに移し、以下、上述の作用を繰り返して行
なう。
以上に述べた様に構成され作用する先考案に係
る圧力液体供給装置は、装置全体を小型にするこ
とができ、液体の吐出圧力が一定となる効果を有
するが、第3図に示すように、液体を下方の左室
5aから上方の左室4aに移し換える際に、短時
間とは言え液体の吐出が行なわれなくなる。
本考案の圧力液体供給装置は、上述のような先
考案の装置を改良して、液体の供給を途切れるこ
となく連続して行なえるようにしたものである。
即ち本考案の圧力液体供給装置は、先考案に係
る圧力液体供給装置を2組互いに並列に接続し、
両圧力液体供給装置を互いに逆位相で運転するよ
うに構成することにより、一方の圧力液体供給装
置からの圧力液体の吐出が停止していても、その
間他方の圧力液体供給装置からの圧力液体の吐出
が行なわれるようにして、圧力液体の供給が途切
れることなく、連続して行なわれるようにしたも
のである。
以下、実施例を示す図面により、本考案を更に
詳しく説明する。
第4図は本考案の圧力液体供給装置の回路図を
示している。圧力液体供給装置37,37aは、
第1図に示した先考案に係るものを使用し、吐出
能力等は両装置とも同じとする。各圧力液体供給
装置37,37aの構成及び作用自体について
は、第1〜2図に示した先考案に係る装置と同様
であるため、同等部分には同一符号を付して重複
する説明を省略し、以下、本考案装置の特徴とす
る部分について説明する。各圧力液体供給装置3
7,37aの各シリンダ部4,5の右室4b,5
bはそれぞれ切換弁42,42aを通じて作動流
体供給装置43に通じている。但し、両切換弁4
2,42aは互いに位相が逆となるように構成さ
れており、図示のように一方の切換弁42が、一
方の圧力液体供給装置37の下方のシリンダ部5
の右室5bに作動流体を送り込むような位置にあ
る場合、他赴の切換弁42aは、他方の圧力液体
供給装置37aの上方のシリンダ部4の右室4b
に作動流体を送り込むような位置にある。逆に、
一方の切換弁42が上方のシリンダ部4の右室4
bに作動流体を送り込むような位置にある場合、
他方の切換弁42aは、下方のシリンダ部5の右
室5bに作動流体を送り込むような位置にある。
このため、一方の圧力液体供給装置37に於い
て、下方の左室5aから上方の左室4aへの流体
の移し換えが行なわれている場合には、他方の圧
力液体供給装置37aの吐出路30からは圧力液
体の吐出が行なわれており、逆に、他方の圧力液
体供給装置37aに於いて、下方の左室5aから
上方の左室4aへの液体の移し換えが行なわれて
いる場合には、一方の圧力液体供給装置37の吐
出路30から圧力液体の吐出が行なわれている。
両圧力液体供給装置37,37aの吐出路30
は、合流して給液路46となつているため、両切
換弁42,42aを適当な間隔で同時に切換える
ことにより、この給液路46には常に一定圧力の
液体が連続して送られる。
本考案の圧力液体供給装置は、以上に述べた様
に、常に一定圧力の液体を連続して供給すること
ができるため、例えばインクジエツトプリンタの
インク供給装置として使用した場合、インクの噴
射を安定して行なうことができ、き麗な印刷を行
なえる等、実用上の効果が大きい。
なお、図示の例では両圧力液体供給装置に作動
流体を供給するための作動流体供給装置43を
別々に表わしたが、供給能力が十分であれば1個
の装置で足り、又切換弁42,42aを一体とし
て構成することもできる。また、本明細書に於い
て、上下左右の方向は、説明の便宜上のものであ
り、本考案の圧力液体供給装置を構成し、使用す
る場合の方向を規制するものではないことは明ら
かである。
【図面の簡単な説明】
第1図は先考案に係る圧力液体供給装置を示す
断面図、第2図はその回路図、第3図はこれによ
り排出される液体の圧力変動を示す線図、第4図
は本考案の装置の回路図である。 1:主体、2:側体、3:ケーシング、4,
5:シリンダ部、4a,5a:左室、4b,5
b:右室、6,7:ダイヤフラム、8a,8b:
ピストン体、9:ナツト、10a,10b:円
板、11:圧縮ばね、12:孔、13:ソケツ
ト、14:吸入路、15:弁筐、15a:通孔、
16:圧縮ばね、17:球、18:逆止弁、1
9:孔、20:ポート、21:通液路、22:圧
縮ばね、23:弁片、24:弁座、25:逆止
弁、26:ポート、27:通液路、28:凹部、
29:側体、30:吐出路、31:弁座片、3
2:ダイヤフラム、33:弁板、34:圧縮ば
ね、35:ピストン体、36:制御弁、37,3
7a:圧力液体供給装置、38:管、39:液体
溜、40,41:管、42,42a:切換弁、4
3:作動流体供給装置、44:流体溜、45:絞
り弁、46:給液路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. それぞれダイヤフラム6,7によつて2つの室
    に仕切られた2個のシリンダ部4,5の一方のシ
    リンダ部5を仕切るダイヤフラム7を圧縮ばね1
    1によつて一方向に向けて弾圧し、この一方のシ
    リンダ部5内の圧縮ばね11を内装した側の室5
    aと供給用の液体を貯溜した液体溜39とを管3
    8で通じさせるとともにその途中に、液体をこの
    室5aに向けてのみ流す逆止弁18を設け、この
    室5aと他方のシリンダ部4の一方の室4aと
    を、途中にこの室4aに向けてのみ液体を流す逆
    止弁25を設けた通液路21で連通させ、上記他
    方のシリンダ部4の一方の室4aに設けた別の通
    液路27と吐出路30との間に制御弁36を設
    け、上記両シリンダ部4,5の他方の室4b,5
    bには交互に作動用の圧力流体を送り込む圧力液
    体供給装置37,37aを2個1組として互いに
    並列に接続し、両装置37,37aの吐出路3
    0,30を合流させて給液路46とし、各装置の
    シリンダ部4,5の他方の室4b,5bに作動流
    体を送り込む位相を互いに逆として成る圧力液体
    供給装置。
JP11619882U 1982-08-02 1982-08-02 圧力液体供給装置 Granted JPS5922990U (ja)

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JP11619882U JPS5922990U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 圧力液体供給装置

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JP11619882U JPS5922990U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 圧力液体供給装置

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JPS5922990U JPS5922990U (ja) 1984-02-13
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