JPS6243448A - 耐熱性高ニトリル系樹脂 - Google Patents
耐熱性高ニトリル系樹脂Info
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- JPS6243448A JPS6243448A JP18303785A JP18303785A JPS6243448A JP S6243448 A JPS6243448 A JP S6243448A JP 18303785 A JP18303785 A JP 18303785A JP 18303785 A JP18303785 A JP 18303785A JP S6243448 A JPS6243448 A JP S6243448A
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- JP
- Japan
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- monomer
- weight
- composition
- unsaturated nitrile
- copolymerizable
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- Graft Or Block Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、耐熱性(熱変形温度)の改良された高ニトリ
ル系重合体組成物及びこの組成物の製造方法に関する。
ル系重合体組成物及びこの組成物の製造方法に関する。
ゴム強化高ニトリル含有樹脂は、高ニトリル系樹脂の本
来布するガス及び蒸気に対する遮断性及び耐溶剤性に、
更に耐衝撃性を付与した熱可塑性重合体であることから
、近年、食品、農医薬品、化粧品等の分野での包装容器
材料として注目されている。
来布するガス及び蒸気に対する遮断性及び耐溶剤性に、
更に耐衝撃性を付与した熱可塑性重合体であることから
、近年、食品、農医薬品、化粧品等の分野での包装容器
材料として注目されている。
かかる高ニトリル系樹脂の代表例としでは、特公昭46
−25005号に開示されているジエン系合成ゴムにア
クリロニトリル70重量%以上及び不飽和カルボン酸エ
ステル30重量%以下からなる単量体をグラフト重合し
て得られる高ニトリル系樹脂があげられる。かかる樹脂
は、そのガス遮断性、耐衝撃性に優れ、公知の成形方法
により任意の包装容器材料に成形することができる半面
、熱変形温度が低い為にその用途が限られるという問題
点があった。
−25005号に開示されているジエン系合成ゴムにア
クリロニトリル70重量%以上及び不飽和カルボン酸エ
ステル30重量%以下からなる単量体をグラフト重合し
て得られる高ニトリル系樹脂があげられる。かかる樹脂
は、そのガス遮断性、耐衝撃性に優れ、公知の成形方法
により任意の包装容器材料に成形することができる半面
、熱変形温度が低い為にその用途が限られるという問題
点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、高い熱変形温度、高衝撃強度、良好な
ガス遮断性及び低いクリープ特性を有する高ニトリル系
樹脂の組成物及びこの組成物の製造方法を提供すること
にある。
ガス遮断性及び低いクリープ特性を有する高ニトリル系
樹脂の組成物及びこの組成物の製造方法を提供すること
にある。
本発明者らは、上記目的を達成する為鋭意研究した結果
、マレイミド系単量体を含有させることにより、従来の
高ニトリル系樹脂の耐熱性を向上できることを見出し、
遂に本発明に至った。
、マレイミド系単量体を含有させることにより、従来の
高ニトリル系樹脂の耐熱性を向上できることを見出し、
遂に本発明に至った。
即ち、本発明は、モノマー組成が(A)不飽和ニトリル
60〜90iJi%、(B)マレイミド系単量体1〜5
0重量%及び(a)(A)及び(B)と共重合可能な単
量体5〜35重量%である共重合体1〜30重量%と、
共役ジエン単量体50重量係以上を含むゴム状重合体1
〜40重量部からなることを特徴とする耐熱性高ニトリ
ル系樹脂組成物及びその組成物の製造方法である。
60〜90iJi%、(B)マレイミド系単量体1〜5
0重量%及び(a)(A)及び(B)と共重合可能な単
量体5〜35重量%である共重合体1〜30重量%と、
共役ジエン単量体50重量係以上を含むゴム状重合体1
〜40重量部からなることを特徴とする耐熱性高ニトリ
ル系樹脂組成物及びその組成物の製造方法である。
本発明の共重合体は、塊状重合、溶液重合、乳化又は@
濁重合法を含む公知の一投的重合法のいずれかによって
、単量体及び他の成分のバッチ式、連続式、又は断続的
添加によって製造できる。本発明の重合体製造方法とし
ては、乳化重合法が望ましい。重合は、水性媒体中乳化
剤あるいは分散剤、遊離基を生成する重合開始剤、その
他の添加物の存在下で酸素を除去して、0〜100℃の
任意の温度で行う。
濁重合法を含む公知の一投的重合法のいずれかによって
、単量体及び他の成分のバッチ式、連続式、又は断続的
添加によって製造できる。本発明の重合体製造方法とし
ては、乳化重合法が望ましい。重合は、水性媒体中乳化
剤あるいは分散剤、遊離基を生成する重合開始剤、その
他の添加物の存在下で酸素を除去して、0〜100℃の
任意の温度で行う。
乳化剤としては、ラウリン酸ナトリウムのよう使用でき
る。
る。
また重合開始剤として有用なものは、ラウロイルパーオ
キシド、ベンゾイルパーオキシドのような有機過酸化物
、アゾビスイソブチロニトリルなどのアゾ系開始剤、過
酸化水素、過硫酸カリウム等である。
キシド、ベンゾイルパーオキシドのような有機過酸化物
、アゾビスイソブチロニトリルなどのアゾ系開始剤、過
酸化水素、過硫酸カリウム等である。
本発明に有用な不飽和ニトリルは構造式0式%
(但しRは水素、1〜4個の炭素原子を有する低級アル
キル基、またはハロゲンである〕で示される不飽和モノ
ニトリルである。このような化合物としてはアクリロニ
トリル、α−クロロアクリロニトリル、α−フルオロア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、エタクリロニト
リルなどを例示できる。最も好ましくは不飽和ニトリル
はアクリロニトリルである。
キル基、またはハロゲンである〕で示される不飽和モノ
ニトリルである。このような化合物としてはアクリロニ
トリル、α−クロロアクリロニトリル、α−フルオロア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、エタクリロニト
リルなどを例示できる。最も好ましくは不飽和ニトリル
はアクリロニトリルである。
不飽和ニトリルの使用量は60〜90重量%で、好まし
くは65〜85重量%である。添加量が上記範囲より少
なければガス遮断性が悪くなり、上記範囲より多過ぎる
と耐熱性が低下してしまう。
くは65〜85重量%である。添加量が上記範囲より少
なければガス遮断性が悪くなり、上記範囲より多過ぎる
と耐熱性が低下してしまう。
本発明で用いるマレイミド系単量体は本発明の必須成分
であり、構造式 (但し、式中のR+ −R2−馬は各々独立に水素、ハ
ロゲン、炭素数1〜20の置換又は非置換アルキル基、
アリール基などを示すノ で表わされる化合物である。
であり、構造式 (但し、式中のR+ −R2−馬は各々独立に水素、ハ
ロゲン、炭素数1〜20の置換又は非置換アルキル基、
アリール基などを示すノ で表わされる化合物である。
マレイミド系単量体の例としては、マレイミド、N−フ
ェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N
−0−メチルフェニルマレイミド、N−メチルマレイ
ミド、N−エチルマレイミド、N−ブチルマレイミド等
のN−置換マレイミドがあげられる。これらは2種以上
を併用してもよい。
ェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N
−0−メチルフェニルマレイミド、N−メチルマレイ
ミド、N−エチルマレイミド、N−ブチルマレイミド等
のN−置換マレイミドがあげられる。これらは2種以上
を併用してもよい。
マレイミド系単量体の使用量は1〜30重量%が好まし
く、30重量%より多いとメルトインデックスが低下し
、加工性が悪くなる。マレイミド系単量体を含まない場
合は、耐熱性が悪くなる。
く、30重量%より多いとメルトインデックスが低下し
、加工性が悪くなる。マレイミド系単量体を含まない場
合は、耐熱性が悪くなる。
本発明に用いる不飽和ニトリル、マレイミド系単量体と
共重合可能な単量体としては、不飽和カルボン酸エステ
ル、ビニル芳香族単量体、ビニルエステル、ビニルエー
テル、α−オレフィンナトがあげられる。具体的にはモ
ノビニル単量体の添加量は5〜35重量%で上記範囲以
上ではガス遮断性が悪(なる。
共重合可能な単量体としては、不飽和カルボン酸エステ
ル、ビニル芳香族単量体、ビニルエステル、ビニルエー
テル、α−オレフィンナトがあげられる。具体的にはモ
ノビニル単量体の添加量は5〜35重量%で上記範囲以
上ではガス遮断性が悪(なる。
不飽和カルボン酸エステルとしては、アクリル酸メチル
、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル類、アクリル
酸ブチル類、アクリル酸アミル類、アクリル酸ヘキシル
類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸プロピル類、メタクリル酸ブチル類、メタクリル
酸アミル類、メタクリル酸ヘキシル類、α−クロロアク
リル酸メチル、α−クロロアクリル酸エチルなどであり
、最も好ましいものはアクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチルなどで
ある。
、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル類、アクリル
酸ブチル類、アクリル酸アミル類、アクリル酸ヘキシル
類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸プロピル類、メタクリル酸ブチル類、メタクリル
酸アミル類、メタクリル酸ヘキシル類、α−クロロアク
リル酸メチル、α−クロロアクリル酸エチルなどであり
、最も好ましいものはアクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチルなどで
ある。
ビニル芳香族単量体としては、スチレン、α−メチルス
チレン、ビニルトルエン類、ビニルキシレン類などであ
り、スチレン、α−メチルスチレンが最も好ましい。
チレン、ビニルトルエン類、ビニルキシレン類などであ
り、スチレン、α−メチルスチレンが最も好ましい。
α−オレフィンとしてはインブチレン、2−メチル−1
−ブテン、2−メチル−1−ペンテン、2−メチル−1
−ヘキセン、2−メチル−1−ヘプテン、2−メチル−
1−オクテン、2−エチル−1−jテン、2−プロピル
−1−ペンテンナトであり、イソブチレンが最も好まし
い。
−ブテン、2−メチル−1−ペンテン、2−メチル−1
−ヘキセン、2−メチル−1−ヘプテン、2−メチル−
1−オクテン、2−エチル−1−jテン、2−プロピル
−1−ペンテンナトであり、イソブチレンが最も好まし
い。
ビニルエーテルとしてはメチルビニルエーテル、エチル
ビニルエーテル、プロピルビニルエーテル類、ブチルビ
ニルエーテル類、メチルイソプロペニルエーテル、エチ
ルイソプロペニルエーテルなどであり、最も好ましいも
のはメチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、フ
ロビルビニルエーテル類、ブチルビニルエーテル類であ
る。
ビニルエーテル、プロピルビニルエーテル類、ブチルビ
ニルエーテル類、メチルイソプロペニルエーテル、エチ
ルイソプロペニルエーテルなどであり、最も好ましいも
のはメチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、フ
ロビルビニルエーテル類、ブチルビニルエーテル類であ
る。
ビニルエステルとしては酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、酪酸ビニル類などであり、酢酸ビニルが最も好まし
い。
ル、酪酸ビニル類などであり、酢酸ビニルが最も好まし
い。
本発明の樹脂に用いるゴム状重合体はブタジェン、イン
プレンなどの共役ジエン系単量体のホモポリマー及びこ
れらジエンと共重合可能な単量体、例えばアクリロニト
リル、スチレン、アクリル酸メチルなとの共重合体であ
り、少なくとも50重量%の共役ジエン系単量体を含む
ものである。
プレンなどの共役ジエン系単量体のホモポリマー及びこ
れらジエンと共重合可能な単量体、例えばアクリロニト
リル、スチレン、アクリル酸メチルなとの共重合体であ
り、少なくとも50重量%の共役ジエン系単量体を含む
ものである。
共役ジエン系単量体としては1,6−ブタジェン、イノ
プレン、クロロプレン、ブロモプレン、シアノプレン、
2,3−ジメチルブタジェンなどがあげられる。中でも
ブタジェンとイソプレンが最も好ましい。
プレン、クロロプレン、ブロモプレン、シアノプレン、
2,3−ジメチルブタジェンなどがあげられる。中でも
ブタジェンとイソプレンが最も好ましい。
共役ジエン系合成ゴムの使用量は、前記重合体1〜30
重量%に対して、1〜40重量部、好ましくは2〜55
重量部である。一般的に組成物中のゴム成分の相対的割
合が増大すると衝撃強度は増大するが、ガス遮断性が幾
分低下するので使用目的に応じた物性が得られるゴム量
を使用すればよい。
重量%に対して、1〜40重量部、好ましくは2〜55
重量部である。一般的に組成物中のゴム成分の相対的割
合が増大すると衝撃強度は増大するが、ガス遮断性が幾
分低下するので使用目的に応じた物性が得られるゴム量
を使用すればよい。
本発明の組成物は上記重合体中で、ゴム成分を単に混合
してもよ(、好ましくは、ゴムの存在下に重合体を製造
する。こうすることにより均一かつ一部がゴムにグラフ
トした組成物が得られる。
してもよ(、好ましくは、ゴムの存在下に重合体を製造
する。こうすることにより均一かつ一部がゴムにグラフ
トした組成物が得られる。
また、ゴム分の多いグラフト樹脂に対しては、上記ゴム
含量となるように別途重合した重合体を混合してもよい
。
含量となるように別途重合した重合体を混合してもよい
。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例中の「部」及び「チ」はいずれも重量基準による
。
。
参考例
共役ジエン系ゴムラテックスの製造
下記成分からなる混合物をステンレス製重合反応器にて
、酸素を除去した雰囲気で攪拌下45℃で15時間重合
を行った。
、酸素を除去した雰囲気で攪拌下45℃で15時間重合
を行った。
アクリロニトリル 40部
1.3−ブタジェン 601
脂肪酸石鹸 2,51
アゾビスイソブチロニトリル 0.31を一ドデシル
メルカプタン 0.51水
200−単量体転化率は90%で、ラテックスの
固型分濃度は50%であった。
メルカプタン 0.51水
200−単量体転化率は90%で、ラテックスの
固型分濃度は50%であった。
実施例1
上述の参考例に記載したゴムラテックスの存在下で、ア
クリロニトリル、アクリル酸メチルとマレイミド単量体
との混合物を重合させた。主副原料の使用量は次の通り
である。
クリロニトリル、アクリル酸メチルとマレイミド単量体
との混合物を重合させた。主副原料の使用量は次の通り
である。
アクリロニトリル 75部
アクリル酸メチル 25#
上記参考例のラテックス 351
マレイミド 5部ジオクチルスル
ホコノヅ酸ナトリウム 10#ポリビニルピロリド
ン 0,4I過硫酸カリウム
0.06#n−ドデシルメルカプタン
101水
235を重合は窒素雰囲気で、攪拌下60℃で8
時間行った。単量体転化率を工90%であった。得られ
たラテックスを硫酸アルミニウム水溶液で凝固し、水洗
、乾燥して粉末状重合体を得た。
ホコノヅ酸ナトリウム 10#ポリビニルピロリド
ン 0,4I過硫酸カリウム
0.06#n−ドデシルメルカプタン
101水
235を重合は窒素雰囲気で、攪拌下60℃で8
時間行った。単量体転化率を工90%であった。得られ
たラテックスを硫酸アルミニウム水溶液で凝固し、水洗
、乾燥して粉末状重合体を得た。
この重合体を170℃、140 kg/crttで加圧
成形して試験片を作成し、ASTMD256に準じて2
3℃、3.828に9荷重でのノツチ付アイゾツト衝撃
値(IZod Jを測定した。又、重合体の加工性を調
べる為に、メルトインデクサ−によりASTMD123
8に準じ、200℃、12.5kg荷重での流出量(M
IJを測定した。更にA8TM D64Bに準じて加熱
歪温度(HDT Jを測定した。測定結果を表に示す。
成形して試験片を作成し、ASTMD256に準じて2
3℃、3.828に9荷重でのノツチ付アイゾツト衝撃
値(IZod Jを測定した。又、重合体の加工性を調
べる為に、メルトインデクサ−によりASTMD123
8に準じ、200℃、12.5kg荷重での流出量(M
IJを測定した。更にA8TM D64Bに準じて加熱
歪温度(HDT Jを測定した。測定結果を表に示す。
実施例2〜4.比較例1〜2
次に実施例1に於て、マレイミドの遺を10.20.3
0.0.40部に変えて重合を行った。
0.0.40部に変えて重合を行った。
以上の結果、得られた樹脂の物性を表に示す。
実施例5〜8.比較例6
マレイミド系単量体としてN−フェニルマレイミド5.
10.2o、30,40部を用いる他は実施例1を繰返
した。
10.2o、30,40部を用いる他は実施例1を繰返
した。
得られた樹脂の物性を表に示す。
実施例9〜11
マレイミド系単量体としてN−シクロへキシルマレイミ
ド、N−メチルマレイミド、N−ブチルマレイミドを各
々10部使用する他は実施例1を繰返した。
ド、N−メチルマレイミド、N−ブチルマレイミドを各
々10部使用する他は実施例1を繰返した。
得られた樹脂の物性を表に示す。
本発明の方法により製造される重合体は、押出し成形、
射出成形、プロー成形などのような公知の熱可塑性物質
に使われる成形法のいずれかにより、広い種類の有用物
品に熱成形できる加工容易な熱可塑性物質である。本発
明の重合体組成物は、潰れた耐溶剤性、耐衝撃性とガス
及び蒸気に対する低い透過性に加えて搬れた耐熱性を有
し、びん、フィルム、シート、パイプ及び液体と固体用
の他の型の容器等の包装容器材料として有用である。
射出成形、プロー成形などのような公知の熱可塑性物質
に使われる成形法のいずれかにより、広い種類の有用物
品に熱成形できる加工容易な熱可塑性物質である。本発
明の重合体組成物は、潰れた耐溶剤性、耐衝撃性とガス
及び蒸気に対する低い透過性に加えて搬れた耐熱性を有
し、びん、フィルム、シート、パイプ及び液体と固体用
の他の型の容器等の包装容器材料として有用である。
史に包装材料として使用する時、熱充填、加熱殺菌が可
能となり、用途範囲が拡大し、産業上貢祷すること大で
ある。
能となり、用途範囲が拡大し、産業上貢祷すること大で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、モノマー組成が、(A)不飽和ニトリル60〜90
重量%、(B)マレイミド系単量体1〜30重量%及び
(C)(A)及び(B)と共重合可能な単量体5〜35
重量%である共重合体100重量部と、共役ジエン単量
体50重量%以上含むゴム状重合体1〜40重量部から
なることを特徴とする耐熱性高ニトリル系樹脂組成物。 2、不飽和ニトリルがアクリロニトリルである特許請求
の範囲第1項に記載の組成物。 3、共重合可能な単量体がアクリル酸メチルである特許
請求の範囲第1項に記載の組成物。 4、共重合可能な単量体がスチレンである特許請求の範
囲第1項に記載の組成物。 5、ゴム状重合体がブタジエン−アクリロニトリル共重
合体である特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 6、水性媒体中で、遊離基開始剤の存在下、(A)不飽
和ニトリル60〜90重量%、(B)マレイミド系単量
体1〜30重量%、(C)(A)及び(B)と共重合可
能な単量体5〜35重量%からなる単量体混合物100
重量部を、共役ジエン単量体50重量%以上を含むゴム
状重合体1〜40重量部の存在下に重合することを特徴
とする耐熱性高ニトリル系樹脂組成物の製造方法。 7、不飽和ニトリルがアクリロニトリルである特許請求
の範囲第6項に記載の製造方法。 8、共重合可能な単量体がアクリル酸メチルである特許
請求の範囲第6項に記載の製造方法。 9、共重合可能な単量体がスチレンである特許請求の範
囲第6項に記載の製造方法。 10、ゴム状重合体がブタジエン−アクリロニトリル共
重合体である特許請求の範囲第6項に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60183037A JPH0762058B2 (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | 耐熱性高ニトリル系樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60183037A JPH0762058B2 (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | 耐熱性高ニトリル系樹脂の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6243448A true JPS6243448A (ja) | 1987-02-25 |
JPH0762058B2 JPH0762058B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=16128631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60183037A Expired - Fee Related JPH0762058B2 (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | 耐熱性高ニトリル系樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0762058B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5728775A (en) * | 1995-12-11 | 1998-03-17 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Heat-resistant high-nitrile polymer compositions and process for preparing same |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5145154A (ja) * | 1974-10-17 | 1976-04-17 | Toray Industries | Netsukasoseiakurironitorirukeijugotaisoseibutsu |
JPS52129757A (en) * | 1976-04-26 | 1977-10-31 | Nippon Zeon Co Ltd | Acrylonitrile resin composition |
JPS5731914A (en) * | 1980-08-06 | 1982-02-20 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | Production of impact-resistant resin composition |
JPS6079019A (ja) * | 1983-10-04 | 1985-05-04 | Mitsubishi Monsanto Chem Co | 耐熱性樹脂組成物の製造方法 |
-
1985
- 1985-08-22 JP JP60183037A patent/JPH0762058B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5145154A (ja) * | 1974-10-17 | 1976-04-17 | Toray Industries | Netsukasoseiakurironitorirukeijugotaisoseibutsu |
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JPS5731914A (en) * | 1980-08-06 | 1982-02-20 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | Production of impact-resistant resin composition |
JPS6079019A (ja) * | 1983-10-04 | 1985-05-04 | Mitsubishi Monsanto Chem Co | 耐熱性樹脂組成物の製造方法 |
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US5728775A (en) * | 1995-12-11 | 1998-03-17 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Heat-resistant high-nitrile polymer compositions and process for preparing same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0762058B2 (ja) | 1995-07-05 |
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