JPS6243193Y2 - - Google Patents

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JPS6243193Y2
JPS6243193Y2 JP7906185U JP7906185U JPS6243193Y2 JP S6243193 Y2 JPS6243193 Y2 JP S6243193Y2 JP 7906185 U JP7906185 U JP 7906185U JP 7906185 U JP7906185 U JP 7906185U JP S6243193 Y2 JPS6243193 Y2 JP S6243193Y2
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JP
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grease
control valve
filling
wire
lever
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JP7906185U
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JPS61194899U (ja
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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、グリースの集中充填装置の改良に関
するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来からこの種の装置においては、第7図に示
すように、グリースタンク100のピストン10
2で押し上げられるロツド104を設けて、この
ロツド104の移動量を充填制御弁106へワイ
ヤー108で伝達し、充填制御弁106によつて
グリースタンク100へのグリースの充填を制御
するようになつている(実公昭58−29354号)。
しかしながら、この従来例ではロツド104の
移動量をそのままの状態でワイヤー108で充填
制御弁106に伝え、しかも充填制御弁106に
は遊びストロークL1が設けられているので、充
填制御弁106が大型化し、集中充填装置を例え
ば製鉄所等に設置した場合には、狭隘な部位に集
中充填装置を配置することが困難になるという問
題がある。
(考案の目的) 本考案は、充填制御弁を小型化して狭隘な部位
にも装置を容易に設置することができるグリース
の集中充填装置を提供することを目的としてい
る。
(考案の構成) (1) 技術的手段 本考案は、ストレージタンクからグリースが充
填されるグリースタンクと、このグリースタンク
内へのグリースの充填を制御する充填制御弁と、
前記グリースタンク内のピストンの移動量をワイ
ヤーによつて充填制御弁に伝達する連動装置を備
えたグリースの集中充填装置において、ピストン
の移動量を縮小して前記充填制御弁に伝える縮小
機構を前記連動装置に設けたことを特徴とするグ
リースの集中充填装置である。
(2) 作用 縮小機構でピストンの移動量を縮小して充填制
御弁に伝えるので、充填制御弁のストロークが短
くなり、小型化される。
(実施例) 本考案の実施例を示す第1図において、1はス
トレージタンク、2はエア駆動の主ポンプ、3は
主管、4はグリースタンク、5は該主管3からの
グリースタンク4に至るように枝管状に設けられ
たグリース供給管、6は該グリースタンク4内に
グリースが流入されるにつれて昇降するピスト
ン、7は該ピストン6に対する下限リミツトスイ
ツチ、8は後述する検出用ロツド、9は停止用リ
ミツトスイツチ、10は前記グリース供給管5の
途中に設けられて該リミツトスイツチ9により作
動せしめられる電磁開閉弁、11は前記グリース
供給管5の途中に該電磁開閉弁10と直列に設け
られて前記ロツド3によつて作動せしめられる自
動停止用の充填制御弁、12は前記ロツド8と該
充填制御弁11とを繋ぐワイヤー、13はグリー
スを使用する潤滑装置へ前記グリースタンク4内
のグリースを圧送するポンプ、14は該ポンプ1
3の駆動用電動機、15は供給管である。
第2図を参照してピストン6の移動量をワイヤ
ー12で充填制御弁11へ伝達する連動装置20
を説明する。連動装置20はロツド8、ロツドガ
イド22、圧縮コイルスプリング24および縮小
機構26等からなり、ロツドガイド22はグリー
スタンク4の上面28を貫通して固定されてい
る。ロツドガイド22はロツド8を上下方向に摺
動自在に嵌合させており、ロツド8は圧縮コイル
スプリング24で図中の下方に付勢されている。
ロツド8の上端部にはスイツチカム30がスプリ
ングピン31bで固定されており、スイツチカム
30はカム面31aを有している。
スイツチカム30の昇降方向に沿つてリミツト
スイツチ9のローラー31c、非常用リミツトス
イツチのローラー31dが設けられており、ロー
ラー31c,31dをカム面31aで押してスイ
ツチカム30の位置を検出する構造である。
縮小機構26はアーム32、レバー34、ガイ
ドレバー36等からなり、スイツチカム30の昇
降量をワイヤー12に縮小して伝える機能を有し
ている。アーム32は図中の左端部を平行ピン3
3aでスイツチカム30の上端部に回動自在に軸
支され、右端部を平行ピン33bでレバー34の
先端部に回動自在に軸支されている。
レバー34は第3図に示すように、カラー35
aを挟んで2枚組合されており、レバー34の基
端部はピン35bでロツドガイド22のブラケツ
ト23aに軸支されている。ガイドレバー36は
第3図中の上方のレバー34とアーム32の間に
配置されており、ガイドレバー36の基端部はレ
バー34の中央部に嵌合しているシヤフト38に
回動自在に軸支されている。
アーム32の中央部には第2図に示すように、
ワイヤー止めボルト33hが設けられており、ワ
イヤー止めボルト33hにはワイヤー12の芯線
13aが固定されている。第2a図に示すよう
に、ワイヤー止めボルト33hにはワイヤー押え
33i、ベアリング33c、ベアリング押え33
d、ベアリング33e、ベアリングワツシヤー3
3f、6角ナツト33gが順次に取付けられてい
る。ベアリング33eはガイドレバー36の長孔
37aに摺動自在に嵌合している。
シヤフト38は第2b図に示すように、ベアリ
ング39aを介して2枚のレバー34に回動自在
に嵌合しており、シヤフト38にはワイヤー12
を係合させる穴39bおよび芯線13aを通す貫
通孔39cが形成されている。39dは6角穴付
止めねじである。
ワイヤー12の他端部は第4図に示す充填制御
弁11に連結されている。充填制御弁11は本体
40、スプール42、連結ピン44、ロツドケー
ス46、スプリングケース48等で構成されてい
る。この本体40には入口ポート41a、出口ポ
ート41bが形成されており、スプール42が摺
動自在に嵌合している。スプリングケース48の
内部には圧縮コイルスプリング49aで下方に付
勢されるジヨイント50が設けられており、ジヨ
イント50に芯線13aの下端部が連結されてい
る。
ジヨイント50にはスプリングピン51aで連
結ピン44が固定され、連結ピン44はロツドケ
ース46を昇降自在に貫通している。連結ピン4
4の下端部はスプール42の内部に挿入されスプ
リングピン45aで固定されている。したがつて
芯線13aとスプール42は遊びがない状態で連
結されている。なお、52は6角ナツト、54は
調整ねじである。
次に作用を説明する。グリースタンク4内への
グリースの充填によつてピストン6が上昇する
と、ピストン6でロツド8が押し上げられてスイ
ツチカム30が上昇する。スイツチカム30の移
動量は縮小機構26で縮小されてワイヤー12の
芯線13aに伝わる。以下、この縮小機構26の
作用を説明する。
第5図に示すように、縮小機構26をモデル化
してスイツチカム30のストロークs当りの芯線
13aの引張り長さLとすると L=(g2+h2−2gh・cosα)1/2 ……(1) になる。また長さb、長さcは平行ピン33aの
初期高さをyとすると b=y+s ……(2) c=(a2+b2)1/2 ……(3) になる。したがつて(1)式に(2)式、(3)式を代入する
と前記引張り長さLが求められる。この引張り長
さLは例えばストロークsを40mmとすると、約15
mm程度に縮小される。
第3a図に示すように、ロツド8が初期状態か
ら約4mm上昇すると、ローラー31cがカム面3
1aに押圧され、前記リミツトスイツチ9によつ
て電磁弁10が閉弁してグリースの供給が停止す
る。このとき第6a図に示すようにスプール42
は開弁位置にある。
万一、電磁弁10がコイル切れ等により故障し
ている場合には電磁弁10が閉弁せず、グリース
の供給が続けられることになるが、第3b図に示
すようにロツド8が更に約13mmまで上昇すると、
第6b図に示すように出口ポート41bがスプー
ル42で閉塞されて充填制御弁11が閉弁し、グ
リースの供給が停止する。
更に充填制御弁11が何等かの原因で閉弁しな
い場合には、グリースの供給が続き、ロツド8が
上昇を続けるが、約29mmの位置でローラー31d
にカム面31aが押圧され、非常用のリミツトス
イツチが作動し、ブザー等を吹鳴させて警報を発
する。
グリースタンク4がオーバーフローする状態で
は、ロツド8は約本体40mm上昇し、このロツド8
の上昇量は縮小機構26で縮小されて第6d図に
示すように、スプール42は約15mmしか上昇しな
い。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によるグリースの集
中充填装置は、ストレージタンクからグリースが
充填されるグリースタンクと、このグリースタン
ク内へのグリースの充填を制御する充填制御弁
と、前記グリースタンク内のピストンの移動量を
ワイヤーによつて充填制御弁に伝達する連動装置
を備えたグリースの集中充填装置において、ピス
トンの移動量を縮小して前記充填制御弁に伝える
縮小機構を前記連動装置に設けたので、次の効果
を奏する。
縮小機構26でスイツチカム30の上昇量を約
1/3程度に縮小して充填制御弁11に伝えるの
で、充填制御弁11のストロークsが短縮する分
だけ充填制御弁11が小型化され、装置を例えば
製鉄所等の狭隘なスペースに余裕のない部位に設
置する場合にも容易に設置できる。
したがつて従来ではスペースの問題で設置する
ことができなかつた狭隘な部位にもグリースの集
中充填装置を設置でき、装置の利用範囲が広くな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置全体の構造略図、第2図
は縮小機構を示す一部破断正面図、第2a図は第
2図のa−a断面図、第2b図は第2図のb−b
断面図、第3図は第2図の矢視図、第3a図〜
第3d図はそれぞれ縮小機構の異なる作動状態を
示す正面図、第4図は充填制御弁の縦断面図、第
5図は縮小機構をモデル化した構造略図、第6a
図〜第6d図はスプールの作動状態を示す部分縦
断面図、第7図は従来例を示す縦断面図である。 1……ストレージタンク、4……グリースタン
ク、6……ピストン、8……ロツド、11……充
填制御弁、12……ワイヤー、26……縮小機
構、32……アーム、34……レバー、36……
ガイドレバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ストレージタンクからグリースが充填される
    グリースタンクと、このグリースタンク内への
    グリースの充填を制御する充填制御弁と、前記
    グリースタンク内のピストンの移動量をワイヤ
    ーによつて充填制御弁に伝達する連動装置を備
    えたグリースの集中充填装置において、ピスト
    ンの移動量を縮小して前記充填制御弁に伝える
    縮小機構を前記連動装置に設けたことを特徴と
    するグリースの集中充填装置。 (2) 前記縮小機構は、グリースタンクに固定され
    たロツドガイドに軸支されたレバーと、レバー
    の中央部に軸支されたガイドレバーと、一端部
    を前記レバーの先端部に軸支され、他端部が連
    動装置の一部に軸支され、中間部が前記ガイド
    レバーの長孔に嵌合するとともに、この中間部
    にワイヤーが連結されているアームとからなる
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のグリース
    の集中充填装置。
JP7906185U 1985-05-27 1985-05-27 Expired JPS6243193Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7906185U JPS6243193Y2 (ja) 1985-05-27 1985-05-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7906185U JPS6243193Y2 (ja) 1985-05-27 1985-05-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61194899U JPS61194899U (ja) 1986-12-04
JPS6243193Y2 true JPS6243193Y2 (ja) 1987-11-09

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ID=30623620

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JP7906185U Expired JPS6243193Y2 (ja) 1985-05-27 1985-05-27

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