JPS6243059A - 白熱電球の欠陥検出方法 - Google Patents

白熱電球の欠陥検出方法

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JPS6243059A
JPS6243059A JP18050985A JP18050985A JPS6243059A JP S6243059 A JPS6243059 A JP S6243059A JP 18050985 A JP18050985 A JP 18050985A JP 18050985 A JP18050985 A JP 18050985A JP S6243059 A JPS6243059 A JP S6243059A
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JP
Japan
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filaments
bulb
discharge
coil
sealed
Prior art date
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Pending
Application number
JP18050985A
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English (en)
Inventor
湯浅 邦夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS6243059A publication Critical patent/JPS6243059A/ja
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は完成された白熱電球の欠陥検出方法に関する。
〔発明の技術的背景及びその問題点〕
例えば車両用前照灯に使用されるハロゲン電球は、第2
図および第3図に示すように9石英ガラスからなるバル
ブ1内に、走行用およびすれ違い用のコイルフィラメン
ト2および3を収容するとともに、このバルブ1内に1
気圧以上の不活性ガスおよびハロゲン等のその他のガス
を封入して構成されている。コイルフィラメント2およ
び3はそれぞれリード線4,5.6および7に接続され
ており、これらリード線のうち5および7は共a子とな
っている。共通端子とリード線6は、電源8に接続され
、リード線4はスイッチ9を介して電源8に接続されて
いる。
このようなハロゲン電球はスイッチ9の切り換えにより
、一方のフィラメントまたは両者のフィラメントを点灯
するようになっている。
このような白熱電球において、フィラメント2,3を封
有しているバルブl内の密閉が完全でないとリークが生
じ、密閉空間内圧封入されている不活性ガスおよびその
他のガスが外部罠出てゆき0次第に電球内が低圧化して
いく。密閉空間内が低圧になった状態でスイッチの切り
換えを行なうと。
しばしばフィラメント2.3間にアーク放電が生じ、フ
ィラメント2,3が断線する欠点がある。
また、リークがある場合、フィラメント2,3間のアー
ク放電が発生しなくても、密閉空間内に酸素が入り込み
、フィラメント2.3が焼き切れてしまう。
一方、密閉空間の密閉が完全な場合であっても。
複数個のフィラメント2,3が近接し過ぎている場合に
は、やはりスイッチの切り換え時にアーク放電が生じて
しまい、フィラメントが断線する。
したがってランプの製造後、このような不都合の有無を
検査する必要がある。
従来においては、電球にテスラーコイルを当て中 てその発光色よりリークを判断したり、顕微鏡観察によ
りバルブのクラック有無を検査していた。
また、!!球を減圧したり加圧してリークを検出する方
法(特開昭59−189553号)も提案されているが
、いづれも検査に時間がかかり過ぎるとともに、確実性
に乏しいという問題があった。そこで本発明者らは、先
に上記複数個のコイルフィラメントを各々通電加熱する
とともに、コイルフィラメント間に電圧を印加してその
放電開始電圧により、良品と不良品を判別する方法を開
発した。
この方法は顕著な効果を収めたが、一方でコイルフィラ
メントに電流を流して加熱し、定常値を得るのに30秒
以上の時間的遅れがあること9人造ライン上で電球の電
流導入端子に電源をうまく接続させるのに困難さが伴う
等、改良すべき点があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、
その目的は、製造された電球の品質が所定レベル以上で
あるか否かを、容易かつ精度よくさらに迅速に検出でき
る白熱電球の欠陥検出方法を提供するものである。
〔発明の概要〕
本発明は上記の目的を達成するため、バルブ内に封有さ
れた複数個のコイルフィラメントに紫外線を照射しつつ
、これらコイルフィラメント間に電圧を印加し、その放
電開始電圧値を測定し、この放電開始電圧値により不良
品を判別することを特徴とする。
すなわちバルブ内の複数個のコイルフィラメント間に電
圧を印加した場合、その放電開始電圧値は、密封空間内
のガスの状態により差異を生じ。
また二つ以上のフィラメントの相対距離によっても差異
を生じる。電球が所定の品質レベル以上であればその放
電開始電圧値も一定レベルとなる。
したがってその放電開始電圧値が一定レベルに満たない
場合には品質も所定のレベルに満たないことが判別でき
る。バルブK IJ−りがある場合や。
二つ以上のフィラメントの相対距離が近づき過ぎている
場合には、放電開始電圧値が低くなる傾向があり、よっ
て放電開始電圧値を測定すれば、適正な品質か否かを知
ることができる。
〔発明の実施例〕
以下本発明について、第2図および第3図を含む図面に
示す実施例忙もとづき説明する。
第1図は、前記第2図および第3図に示されたハロゲン
電球の欠陥検出方法を実施するための構成概略図である
バルブ1内に封有されたコイルフィラメント2゜3を可
変直流電源11.抵抗12を介して接続し。
またこれらの回路と直列に電流計13を接続し、可変直
流電源11および抵抗12の直列回路と並列に電圧計1
4を接続しである。またコイルフィラメント2,3に紫
外線を照射するための例えば殺菌灯のような紫外線ラン
プ15が設けられている。
このような構成によりハロゲン電球の欠陥を検出する方
法について説明する。
バルブ1内に封有されたコイルフィラメント2゜3に紫
外線ランプ15から放射される紫外線を照射し、光電効
果によりコイルフィラメント2,3から電子を放出させ
易放電状態をつくる。そしてこのようなコイルフィラメ
ント2,3に直流電源11により直流電圧を、0ボルト
から次第に増加させていき、フィラメント2,3の間に
放電を行なわせしめる。放電が発生すれば電流値が極端
(f変化するので、放電の有無は電流計13で検知する
ことができる。
そして放電が開始された場合、その放電開始電圧を電圧
計14で読む。なお、抵抗12は放電が生じたとき、そ
の放電電流量の制限用抵抗である。
しかして、自動車用ハロゲン電球の場合につぃて実験し
た結果を説明する。
自動車用ハロゲン電球は、一方のフィラメント3を点灯
した時35W1両方のフィラメント3および4を点灯し
た時100W消費するように設定され。
点灯電圧はDC12,8Vである。この種の電球は、2
つのフィラメント3および4間の距離力2.4±0.3
t+mに設定され、ハロゲンの他にクリプトンガスが6
気圧封入される。これらの値が設計上の定格値である。
又、紫外線ランプ15として全長2261tmm消費電
力6W、  ランプ[流0.15Aの殺菌灯を用いた。
このようにして、フィラメント間距離d[mm]と密閉
空間内に封入されたガス圧P[atmlの放電開始電圧
■〔■〕に対する依存性を調べると第4図に示す特性が
得られた。同図中の実線は相関度0.99で引かれた実
験曲線である。同図において試験電球は40個で、各黒
点はそのデータを示す。横軸pXdのうちpは電球内の
封入ガス圧、dは第3図に示すようにフィラメント2.
3間の最短距離である。■はその時の放電開始電圧であ
る。
電球がリークしたり、あるいはフィラメント間の距離が
近接しすぎた時には、放電開始電圧■が減少する。
したがって、第1図の構成を用いて、フィラメント2,
3に紫外線を照射し、この状態でフィラメント2,3に
電源11からある基糸電圧Voを加えて放電の有無をみ
れば、pXdが設計許容誤差範囲に入っているか否かが
判明する。
放電の生じた電球のd値を測定してやれば、電球がリー
クして放電したのか、あるいはdの距離が設計許容誤差
より小さいため放電が生じたのかの区別をすることがで
きる。
尚9本発明方法は、上記ガスリークやコイル間の距離の
判別以外に、封入ガスの種類や、封入圧の測定方法とし
ても活用できる。
さらに、適用される電球は車両前照灯用ハロゲン電球に
限らず、要するにバルブ内に複数個のコイルフィラメン
トが並列に接続されて封入されている白熱電球であれば
よい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、放電開始電圧値を検
査するだけで、製造された電球の品質が所定レベル以上
であるか否かを、すなわちリーク不良やコイル間距離不
良等の欠陥を、定量的に。
極めて短時間に容易にかつ精度よく検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための構成概略図。 第2図はハロゲン電球の正面図、第3図はその側面図、
第4図は測定により得られた特性図である。 1・・・・・・バルブ。 2.3−・・・・・・コイルフィラメント。 11・・・・・・直流電源、13・・・・・・電流計。 14・・・・・電圧計、15・・・・・・紫外線ランプ
代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同     湯  山  幸  夫 第1図 ロ 第2図     第3図 Pxd  (atm ・mm) 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. バルブ内に複数個のコイルフィラメントを封有した白熱
    電球において、上記コイルフィラメントに紫外線を照射
    しつつ、これらコイルフィラメント間に電圧を印加して
    その放電開始電圧値を測定し、この放電開始電圧値によ
    り不良品を判別することを特徴とする白熱電球の欠陥検
    出方法。
JP18050985A 1985-08-19 1985-08-19 白熱電球の欠陥検出方法 Pending JPS6243059A (ja)

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JPS6243059A true JPS6243059A (ja) 1987-02-25

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5916489A (en) * 1996-03-19 1999-06-29 Enplas Corporation Float for carburetors
KR20160122086A (ko) 2015-04-13 2016-10-21 페닉스덴키가부시키가이샤 노광 장치와 그 검사 방법
KR20200043377A (ko) 2017-08-23 2020-04-27 페닉스덴키가부시키가이샤 광원 장치, 노광 장치 및 광원 장치의 판정 방법
KR20200053493A (ko) 2017-09-16 2020-05-18 페닉스덴키가부시키가이샤 광원 장치, 노광 장치 및 광원 장치의 판정 방법

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