JPS6242791B2 - - Google Patents

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JPS6242791B2
JPS6242791B2 JP53065852A JP6585278A JPS6242791B2 JP S6242791 B2 JPS6242791 B2 JP S6242791B2 JP 53065852 A JP53065852 A JP 53065852A JP 6585278 A JP6585278 A JP 6585278A JP S6242791 B2 JPS6242791 B2 JP S6242791B2
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JP
Japan
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support
shaft
support surface
axis
guide bolt
Prior art date
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Application number
JP53065852A
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English (en)
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JPS544603A (en
Inventor
Haasu Kurisutofu
Shutainmaiyaa Bodo
Shiiritsuhi Kurausu
Tatsupe Uirufuriido
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fischer and Krecke GmbH and Co KG
Original Assignee
Fischer and Krecke GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Fischer and Krecke GmbH and Co KG filed Critical Fischer and Krecke GmbH and Co KG
Publication of JPS544603A publication Critical patent/JPS544603A/ja
Publication of JPS6242791B2 publication Critical patent/JPS6242791B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F13/00Common details of rotary presses or machines
    • B41F13/08Cylinders
    • B41F13/20Supports for bearings or supports for forme, offset, or impression cylinders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C13/00Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
    • F16C13/02Bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/12Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load
    • F16C17/24Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load with devices affected by abnormal or undesired positions, e.g. for preventing overheating, for safety
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/02Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of sliding-contact bearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は作動位置と静止位置との間において半
径方向に僅かに位置の移動調整可能で、かつ、半
径方向から衝撃力を受ける軸を支える装置に関す
るものである。
この種の装置は、従来は、例えばフレキソ
(Flexo)輪転印刷機において、特に版胴といつ
た作動ロールを、正確にかつ衝撃に対して安定性
を確保しながら軸受するために用いられてきた。
特に、作動位置で互に圧接される支持面は、作動
位置で正確に位置ぎめを行なう場合のストツパな
いし芯出し具として役立つのである。圧胴に対し
ての版胴の正確な位置ぎめと、かつ、確実な支持
は特に重要である。というのも、印刷時におい
て、版胴の半径方向の衝撃力が、版胴自体に付加
されることは避けられないからである。しかしな
がら、こうした衝撃力は、何らかの方法で吸収さ
れねばならない。それというのも、数百分の一ミ
リ程度のオーダーの版胴のズレでも印刷像に影響
を及ぼすことになるからである。
版胴は、その作動位置においては、一方では圧
胴と、また他方ではインキ着けローラとに接触し
ている。印刷が中断している間は、版胴の版面
が、インキ着けローラならびに圧胴を介して走行
する材料シートから外れるように引き戻すことが
必要になる。新たに印刷が開始した段階で、版胴
は再び作動位置に戻されるのであつて、この場
合、印刷が中断する前の位置に正確に戻されねば
ならぬ。さもないと、色とびが起きたり、着色ミ
スが生じたりする。
複数個の版胴を備え、各版胴がそれぞれ圧胴を
持つ印刷機の場合、あるいは共通の圧胴と共に使
用される印刷機の場合、作動中断時において、版
胴を一つまたは複数の圧胴との接触から引き離す
ことは、通常行なわれているやり方である。一つ
の圧胴を具備した印刷機の場合、こうした際に、
該圧胴に対して下方に位置する版胴が作動位置に
上げられ、一方、上方に位置する版胴が作動位置
に降下せしめられねばならぬ、といつた特殊事情
が生ずる。
このような従来の版胴支持装置を図面に基づい
て説明する。
第1図において、全体として10を以つて示さ
れたフレキソ(Flexo)輪転印刷機は、第1図中
において紙面方向に相前後して一定間隔を置いて
並設された2つの側部フレーム12を有し、この
側部フレーム12は、概略的に示す上部構造体1
4により互いに結合せしめられていて、かつ脚部
16を介して床18において支持されている。側
部フレーム12間には、ここでは詳細は省略する
が、圧胴20が支持されている。この圧胴20は
4個の印刷装置22,24,26,28と連動す
ることになる。これらの印刷装置は、互に実質的
に同一の角度間隔をとつて、圧胴20のまわりに
配備されている。これらの印刷装置は基本的には
同じように構成されていて、ただ側部フレーム1
2に関して対称的に配置されているもの同志は互
いに逆向きになつている。第1図において右上に
示された印刷装置26について以下に詳細に説明
する。また、下方に位置する印刷装置28に関し
ては、相違点のみについて述べる。
印刷装置26は側部フレーム12に取付けられ
ているブラケツト30に装着されている。このブ
ラケツト30上には、第1図において左右方向に
走行可能で、かつ印刷作業時においてはブラケツ
ト30に固定される支持台32が設置され、この
支持台32には版胴34とインキ装置用台36が
取付けられている。該インキ装置用台36は、本
質的には、インキ出しローラ38とインキ着けロ
ーラ40とを内蔵する。このインキ装置用台36
は、支持台32上において、第1図において、や
はり左右方向に走行可能に構成されている。こう
した構造は既に公知であるので、その詳細に関し
ては以下の説明からは省略する。
第1図右側に示された印刷装置26および28
は次の点で相違する。すなわち、上方の印刷装置
26における版胴34は図示されない方法によ
り、圧胴20から一定間隔上方に離れた静止位置
に僅かに移動されるのであつて、一方、下方の印
刷装置28の版胴42は、下方の静止位置に僅か
に移動させられる。この静止位置において、これ
らの版胴は圧胴20およびインキ着けローラ40
から離されるようになり、一方、図示の作動位置
においては、これらの版胴は圧胴20およびイン
キ着けローラ40の双方に接することになる。か
くて、版胴の作動位置において、版胴の軸受台を
支持台に固定係合するための手段を備付けること
が必要となる。
第2図および第3図は、このような固定係合手
段の従来例を示しており、第2図の構造は版胴3
4の作動位置(引き戻された位置もしくは下方位
置)に位置する際の固定係合状態を示し(第1図
右上の印刷装置)、また第3図は上方に移動した
位置が作動位置である版胴42の固定係合状態の
構造を示す(第1図右下の印刷装置)。
第2図によれば、版胴34を支承する軸44
は、上下に2分割された軸受台46中に支持され
ていて、この軸受台の下部平坦面は、図示の作動
位置にあるときは、支持台32の対応する上部平
坦面に接しているのである。軸受台46は案内ボ
ルド48と一体的に結合しており、この案内ボル
ト48は支持台32の内部に設けられた垂直方向
の孔50において軸方向に摺動可能に構成されて
いる。この案内ボルトはさらにその下部に一体的
に結合するピストンロツド52を有する。このピ
ストンロツド52は、前記孔50と連通するよう
に支持台32の内部に設けられた小径孔54内を
シール56を介してシール状態で貫通し、該小径
孔54に連通して設けられたシリンダ室58内に
おいて、このシリンダ室内で軸方向に摺動可能な
ピストン60に連結している。このピストン60
はその外周部にシールリング62を有している。
また、支持台32には、シリンダ室58の軸方向
両末端領域にそれぞれ連通するように配管64,
66が設けられている。これらの配管64,66
はピストン60の両側に圧油または圧搾空気の如
き加圧流体を出し入れすることによつて、ピスト
ン60の上下方向に選択的に摺動させることがで
き、これによつて案内ボルト48が軸方向に摺動
し得る。加圧流体が配管64から流れ込み、一
方、配管66側から流体が放出されるならば、軸
受台46は、第2図において下方へ移動し、支持
台32に圧接される。
第2図において、右方向から版胴34に向けら
れる、ひいては軸44を介して軸受台46に対し
て作用する衝撃力は、軸受台46と支持台32と
の間の境界面に生じる摩擦力を通じて吸収される
ことになる。従つて、版胴34の側方の支持は、
その殆んどを、案内ボルト48と、そしてこれを
受入れる孔50とによつて専ら行なわれる。
第3図は、第1図右下版胴42について、上方
の作動位置において軸受台46と支持台32が固
定係合される固定係合装置を示す。第2図におい
て示されている同一の部分に限つては、以下に改
めて説明しないことにする。
案内ボルト48は、その上部周辺にリング68
を一体的に担持していて、このリング68の上方
周囲面は外向き円錐面として構成されている。こ
のようなリング68は、支持台32の内部に形成
されている室70内において、案内ボルト48の
軸方向の摺動時に、移動可能となる。
室70の上方周面は、内向きの円錐面が形成さ
れていて、この内向き円錐面の幾何学的形状はリ
ング68の前記外向き円錐面に一致したものとな
つている。シリンダ室58の配管66中へ加圧流
体を流入させると、案内ボルト48が上方に移動
し、案内ボルト48及び室70の双方の円錐面は
相互に圧接され、第3図は、こうした状態に固定
係合されている様子を示している。
版胴42に及ぼされる側面方向の衝撃力の発生
時において、この衝撃力は軸44および軸受台4
6を介して案内ボルト48に伝えられ、かくして
前記円錐状支持面部にも伝達されるに至る。この
ような衝撃力は、第3図に示される幾何学的形状
から何のためらいもなく明確に理解できるよう
に、円錐状の支持面を通じて、ほとんど法線力に
よつては受けとめられ得ぬこととなり、衝撃を受
けとめるのには単に各円錐状支持面間の摩擦力だ
けが活用されるわけである。従つて、第3図にお
いて符号72を以つて示されるモーメント中心の
ほぼまわりに回転を生ずるような摺動を、前記円
錐状支持面内に生ずるのである。発生する摩擦力
ないし推力は、そうした力が、摩擦係数によりそ
の大きさが制限され、さらに、反力として何等の
フイードバツク作用をも持たぬ、つまり何等、潜
在的力となつていない、といつた欠陥を保有する
のである。従つて案内ボルト48は、このような
場合にあつても、衝撃力を受けとめるためにかな
り寄与するのであつて、その結果、前記した如き
摩滅現像が発生するのである。
版胴が作動位置にひき戻される方式の従来の版
胴軸支持装置にあつては、前記したように、軸受
台を、作動位置に相当する位置に配置された支持
台の平坦な支持面にひき戻すことが、まず通常な
方法である。こうして構造においては、剪断力
は、支持台と軸受台の支持面の間における摩擦力
と、支持台の内部に設けた孔内の案内ボルトの支
持により専ら吸収され得るのである。版胴の位置
調整を行なうために必要とされる前記案内ボルト
孔との間の遊びのために、このような位置調整方
式はブレを生じることがあり得る。その他、版胴
に取付けられた各版が圧胴における材料シートに
対しても、またインキ着けローラに対しても接す
ることになるので、従つて、支持台の孔中に挿入
される案内ボルトの軸受部の遊びが思わぬ程に増
大するという、印刷機において避け難い結果にな
る。
本発明の基本的課題は、軸に付加される半径方
向の力を、摩擦力によつて、あるいは必然的に遊
び(間隔)が形成されるようになる案内部の負圧
によつてではなく、その力の殆んどが支持面にお
ける法線力により受けられる(吸引される)よう
な上記種類の軸受装置を提供することにある。案
内ボルトは、いづれにせよ、軸受台及び支持台双
方の支持面に互に作用する高い固定係合力(圧接
力)を生ぜしめるように、引戻し方向ないし加圧
方向に負圧されねばならないと考えられる。
本発明の軸支承装置は、作動位置と静止位置と
の間において僅かに位置の移動調整可能な軸を支
える装置であつて、上記軸を支承する軸受台と、
内部に孔を有する固定的に配置される支持台と、
上記支持台の孔内に配置され軸方向に摺動可能で
あつてかつ上記軸受台を支持し前記作動位置と静
止位置に移動させる案内ボルトとからなり、前記
軸受台の下端部には案内ボルトの軸芯に関して対
称的に傾斜する少なくとも二つの支持面が形成さ
れ、一方、前記支持台の上端部には、前記軸受台
の支持面に対応して傾斜する少なくとも2つの支
持面が形成され、さらにこれらの支持面は、前記
軸の作動位置において衝撃力より大きな圧接力で
互いに圧接され、かつこの作動位置において各支
持面に対する垂線が衝撃力の作用方向に一致し、
さらに前記軸の軸芯から各支持面に向う半径方向
の線が実質的に支持面に対して垂直であることを
特徴とする。
このように構成することによつて、支持面にお
ける純然たる摺動(ズレ)のモーメント中心と、
半径方向に衝撃荷重を与えられる軸の回転軸心が
支持面の同じ側に位置し、特に両者は相互に一致
するに至る、という結果が得られる。後者の場合
(ズレのモーメント中心と軸の回転軸芯とが一致
する場合)、支持面において吸収されるべき力は
支持面に垂直に付加されることになり、その結
果、発生する衝撃力は純然たる法線力により吸収
され得ることになるから、衝撃荷重は支持面にお
けるズレを生じない。発生する衝撃力は、いづれ
にせよ、その反力として、軸受台を支持台の支持
面から、該支持面に直交する方向に上昇せしめる
ためになるわけである。しかしながら、このよう
な方線方向の移動は、軸受台を支持台に適切な圧
接力で固定係合することによつて、造作なく抑制
され得るわけで、この圧接力は、極端な衝撃荷重
の場合でさえも、軸受台を持ち上げるように力よ
りも大きなものとなるような大きさに規定されね
ばならぬ。とは言え、このような圧接力を付与す
るためには、案内ボルトの引張りないし加圧負荷
だけが必要となり、その結果、こうした案内部が
ブレるといつた危険性がなくなるのである。
次に、本発明の好ましい実施態様を、添付図面
に基づきより詳細に説明する。
第4図は、第1図右上の版胴34についての本
発明の実施態様を示し、作動位置に引き戻されて
いる状態を示す。前述した構成要素と一致する部
分に関しては、重複を避けるために詳細な説明を
行なわない。版胴34の軸を受ける軸受台46
は、その下側において2つの支持面74,76を
具備し、この支持面は、案内ボルド48の軸芯に
関してある角度で互いに対称的に傾斜している。
支持面74,76はその輪郭が円錐台形状に構成
されているが、しかし、その輪郭は円形状に閉じ
ているのではなく、第6図に示すように、軸44
に直交する面(第6図中左右両側面)を形成する
ように両側部で切欠いた状態とされ、全体として
円錐台形状の錐面の一部から形成されている。と
いうのも、この切欠いた領域においては、何等、
問題となるような負荷がかからないからである。
支持台32の上部にも、軸受台46の下端部の支
持面74,76に対応するように形成された支持
面78,80が対向して配置されているが、これ
らの支持面78,80は、支持台32内部に設け
た孔50に向つて同軸心的に延びている。支持面
78,80の下部には、孔50をその上部領域に
おいて同心的に囲むリング状の空隙部82が形成
されている。
支持面74,76,78,80の図示するよう
な配置においては、モーメント中心88のまわり
にのみ純然たる摺動(ズレ)が生じ得るのである
が、このモーメント中心88は、支持面74,7
6のそれぞれの中央部分から垂直に延びる垂線8
4,86の交点に位置している。本実施例におい
ては、モーメント中心88は、軸44の幾何学的
な軸芯と一致する。軸44の幾何学的な軸芯は、
近似的には版胴34に対して作用を及ぼす衝撃力
の作用点とみなされ得るので、図示した配置の場
合には、支持面において剪断力は発生せず、その
結果、全体の衝撃力は、法線力を通じて支持面に
より受けられることになる。版胴が半径方向から
受ける衝撃力は、いづれにせよ、軸受台46の支
持面74,76を支持台32の支持面78,80
から法線方向に向けて上昇させようとする潜在的
傾向を有する。このような法線力(反力)は、し
かしながら、上記の空気圧ないし油圧の作用によ
り軸受台46を降下させることによつて、何のト
ラブルもなく解消され得るのであつて、この場合
に、軸受台46の支持面74,76と支持台32
の支持面78,80の間に生ずる固定係合力(圧
接力)は、いづれの場合にも支持面内で、予期さ
れるような上方に向かう法線力を上回るようにな
るように構成されていなければならない。
支持面は、第4図および第6図に示された形状
に必ずしも限定されない。これら支持面は、円錐
台形状、ピラミツド台形状、ないしは他の多角錐
台形状に形成することもでき、また断面V字形に
形成することもできる。更に、円錐面の外装線
(錐線)が必ずしも直線状である必要はなく、支
持面の断面形状はわん曲していたり、屈折してい
たりしてもよい。しかし、基本的には、モーメン
ト中心88から各支持面に対する垂線が衝撃力の
作用方向と同一方向であり、軸の軸芯から各支持
面に向う半径方向の線が実質的に支持面に対して
垂直であり、すなわち別の言い方をすれば、純然
たる摺動(ズレ)のモーメント中心88が軸44
の軸心と同じ側に位置することが重要であり、そ
れはまさに、モーメント中心が存在する限りにお
いて、第3図におけるのと対照的に第4図におけ
る場合がそうである。
第5図は、上方の作動位置において軸受台46
と支持台32が固定係合される版胴42(第1図
中右下の版胴)に対応する実施態様を示す。この
ような場合、支持台32は、上方に延びている首
部89を備え、この首部の上端には、外側に突起
したフランジ90が形成されていて、このフラン
ジの下方周面には支持面92,94が形成されて
いて、この支持面の傾斜状態は、基本的には、第
4図の支持面の傾斜状態に対応している。軸受台
46は、その下部外周部に、下方に向き、かつ案
内ボルト48の上部を取り囲むように隔置された
首部96を持ち、その下端において、内側に向い
たフランジ98が存在する。このフランジ98
は、その上部内周面に支持面100,102を有
し、この支持面100,102は、支持台32の
首部89に形成された支持面92,94に一致し
て傾斜している。第5図に示す上方作動位置にお
いては、各支持面が、印刷時に互いに圧接され
る。
各支持面の中央部垂線104,106は、モー
メント中心108において交差し、このモーメン
ト中心が、実際こうした場合でも、軸44の幾何
学的軸芯と一致するに至つている。その限りにお
いて、第4図の実施態様と一致した諸条件が適用
されるわけである。
第7図は、第4図の実施態様が変形ないし補足
された他の実施態様を示す。軸受台46は、案内
ボルト48を介して下方の作動位置へと引き戻さ
れている。支持台32の上端部には、断面台形状
の支持面110,112が突設されており、この
支持面が、対応する形状を付与された軸受台46
下端部の支持面114,116につき合せて、軸
受台46の下側に対応配置せしめられている。こ
のような支持面の中央部垂線118,120はモ
ーメント中心122において交差しており、この
モーメント中心は図示する実施例においては、ほ
ぼ軸44の軸芯124の垂直下に位置している。
支持面110,112,114,116に隣接し
て、かつその外側に下方に傾斜している支持面1
26,128,130,132が支持台32およ
び軸受台46に形成されていて、その結果、全体
として断面切妻型ないしV字型(逆V字型)の案
内部が形成される。このような案内部の平面形状
(輪郭)は、前述したように、円形でも、部分的
円形でも、多角形でも、また直線状をなしても良
いのである。前記支持面130,132に関する
中央部垂線134,136は、第7図に示される
ように、支持面下に位置するようなモーメント中
心138において交差する。かくて、前記モーメ
ント中心122と138との間隔が著しく大きい
ということは、支持面内での純然たる摺動(ズ
レ)に対応するところの各モーメント中心のまわ
りの回転が完全に妨げられることを意味してお
り、従つて、極めて安定した支持が得られる。
第8図は、版胴42を有する軸44が作動位置
に上昇せしめられているところの、第7図の実施
態様の変形例を示している。この変形例では、支
持面140,142,144,146が形成され
ており、このうち支持面140,142が軸受台
46のフランジ部148の内側に形成されてい
る。このフランジ部148は軸受台46から下方
へ突出する首部150の先端にあつて、更に内側
に向つてL字形に突出している。このような構造
は基本的には第5図の実施態様に対応している。
一方、支持面144,146は支持台32から上
部へと伸びる首部154の上端に形成されている
フランジ上に存在する。支持面140,142,
144,146の各中央部垂線の交点にモーメン
ト中心160が位置しているが、このようなモー
メント中心は軸44の軸芯162の若干下側に位
置している。これは第7図の実施態様における場
合と類似の構成になつている。
支持面140,142,144,146に隣接
して、別の支持面164,166,168,17
0が対応して配置されており、これらの別の支持
面は前者の各支持面と補足してあつて、切妻型な
いしV字型の案内部を形成している。後者の各支
持面は、純然たる摺動(ズレ)に対しては、中央
部垂線174,176の交点としてのモーメント
中心172を有するが、これもまた、モーメント
中心160から著しく大きな間隔を有して位置し
ている。
第9図および第10図は、第7図および第8図
の各実施態様のそれぞれの変形例を示している
が、これは第7図ないし第8図における実施態様
における単純なV字型案内部に代えて、複数のV
字型からなる断面のこぎりの歯のような形状に形
成された案内部が、支持面178,180,18
2,184および186,188,190,19
2をそれぞれ形成するように用いられている。こ
の形態によれば、純然たる摺動(ズレ)を阻止す
るところの、各モーメント中心からの分散フイー
ルド194,196,198,200が生じるこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、圧胴を有する4色フレキソ
(Flexo)式輪転印刷機の概略側面図であり、第
2図は下方作動位置へ引込まれた版胴を具備する
公知の版胴支持装置の縦断面図であり、第3図は
上方作動位置へ引き上げられた版胴を有する公知
の版胴支持装置の縦断面図であり、第4図は下方
作動位置へ引込まれた版胴を具備する、本発明の
版胴支持装置の縦断面図であり、第5図は上方作
動位置へ押上げられた版胴を具備する、本発明の
版胴支持装置の縦断面図であり、第6図は本発明
の版胴支持装置の一部水平断面図であり、第7図
は下方作動位置へ引込まれた版胴を具備する、本
発明の別の実施態様における版胴支持装置の縦断
面図であり、第8図は上方作動位置へ押上げられ
た版胴を具備する、本発明の別の実施態様におけ
る版胴支持装置の縦断面図であり、第9図は下方
作動位置へ引込まれた版胴を具備する、本発明の
更にもう1つの実施態様における版胴支持装置の
縦断面図であり、そして第10図は上方作動位置
へ押上げられた版胴を具備する、本発明の更にも
う1つの実施態様における版胴支持装置の縦断面
図である。 10……フレキソ輪転印刷機、12……側部フ
レーム、20……圧胴、22,24,26,28
……印刷装置、30……ブラケツト、32……支
持台、34,42……版胴、44……軸、46…
…軸受台、48……案内ボルト、52……ピスト
ンロツド、58……シリンダ室、60……ピスト
ン、74,76,78,80……支持面、84,
86……中央部垂線、88……モーメント中心、
92,94,100,102……支持面、108
……モーメント中心、110,112,114,
116,126,128,130,132……支
持面、122……モーメント中心、124……軸
芯、140,142,144,146,164,
166,168,170……支持面、160……
モーメント中心、162……軸芯、178,18
0,182,184,186,188,190,
192……支持面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 作動位置と静止位置との間において僅かに位
    置の移動調整可能な軸を支える装置であつて、上
    記軸を支承する軸受台と、内部に孔を有する固定
    的に配置される支持台と、上記支持台の孔内に配
    置され軸方向に摺動可能であつてかつ上記軸受台
    を支持し前記作動位置と静止位置に移動させる案
    内ボルトとからなり、前期軸受台の下端部には案
    内ボルトの軸芯に関して対称的に傾斜する少なく
    とも二つの支持面が形成され、一方、前記支持台
    の上端部には、前記軸受台の支持面に対応して傾
    斜する少なくとも2つの支持面が形成され、さら
    にこれらの支持面は、前記軸の作動位置において
    衝撃力より大きな圧接力で互いに圧接され、かつ
    この作動位置において各支持面に対する垂線が衝
    撃力の作用方向に一致し、さらに前記軸の軸芯か
    ら各支持面に向う半径方向の線が実質的に支持面
    に対して垂直であることを特徴とする軸支承装
    置。 2 支持面が断面V字状に形成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3 支持面が、断面のこぎりの歯のような形状に
    形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の装置。 4 支持面が、全体として円錐台形状の錐面の一
    部から形成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の装置。 5 軸の軸芯に直行する面の両側部のうち少なく
    とも一側部が切欠かれた状態になつていることを
    特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の装置。 6 支持面が、互いに直線状であつてかつ軸の軸
    芯に対して平行に配置されている斜面から形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の装置。 7 支持面が、多角錐台形状の錐面の一部から形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の装置。 8 軸の軸芯に直行する面の両側部のうち、少な
    くとも一側部が切欠かれていることを特徴とする
    特許請求の範囲第7項に記載の装置。 9 支持面の断面形状がわん曲していることを特
    徴とする前記特許請求の範囲第1項乃至第8項の
    いずれかに記載の装置。 10 案内ボルトが、その軸芯方向の延長部にお
    いて両方向に作動する加圧シリンダ装置のピスト
    ンロツドと結合せしめられていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項乃至第9項のいずれかに
    記載の装置。
JP6585278A 1977-06-03 1978-06-02 Device for supporting shaft which receives impulsive force in radial direction Granted JPS544603A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19772725033 DE2725033A1 (de) 1977-06-03 1977-06-03 Vorrichtung zur lagerung einer radialen stosskraeften ausgesetzten welle

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Publication Number Publication Date
JPS544603A JPS544603A (en) 1979-01-13
JPS6242791B2 true JPS6242791B2 (ja) 1987-09-10

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ID=6010589

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JP6585278A Granted JPS544603A (en) 1977-06-03 1978-06-02 Device for supporting shaft which receives impulsive force in radial direction

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JP (1) JPS544603A (ja)
DE (1) DE2725033A1 (ja)
ES (1) ES470321A1 (ja)
FR (1) FR2393188A1 (ja)
GB (1) GB1585348A (ja)
IT (1) IT1094872B (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
FR2393188B1 (ja) 1984-03-02
IT1094872B (it) 1985-08-10
FR2393188A1 (fr) 1978-12-29
IT7823944A0 (it) 1978-05-29
DE2725033A1 (de) 1978-12-14
US4185879A (en) 1980-01-29
JPS544603A (en) 1979-01-13
GB1585348A (en) 1981-02-25
ES470321A1 (es) 1979-02-16
DE2725033C2 (ja) 1984-06-07

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