JPS6241908Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241908Y2 JPS6241908Y2 JP1981007094U JP709481U JPS6241908Y2 JP S6241908 Y2 JPS6241908 Y2 JP S6241908Y2 JP 1981007094 U JP1981007094 U JP 1981007094U JP 709481 U JP709481 U JP 709481U JP S6241908 Y2 JPS6241908 Y2 JP S6241908Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traction rod
- traction
- side frames
- right direction
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Agricultural Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はトラクタにおける牽引装置の改良に
関するもので、牽引杆、牽引箱の耐久性の向上を
図ることを目的とするものである。
関するもので、牽引杆、牽引箱の耐久性の向上を
図ることを目的とするものである。
従来、トラクタの後部に牽引箱を取付けるとと
もに、該牽引箱に牽引杆を左右揺動自在に枢結
し、トレーラ等を該牽引杆に連結して牽引するよ
うにしてあるが、この牽引時に牽引杆が左右に揺
動して牽引箱内の角部に点接触状態に衝当し、こ
の衝当が繰返されることにより牽引杆に局部応力
が集中して牽引杆の激しい摩耗、折損等を起こ
し、又牽引箱の損傷をも惹起するという欠点があ
つた。
もに、該牽引箱に牽引杆を左右揺動自在に枢結
し、トレーラ等を該牽引杆に連結して牽引するよ
うにしてあるが、この牽引時に牽引杆が左右に揺
動して牽引箱内の角部に点接触状態に衝当し、こ
の衝当が繰返されることにより牽引杆に局部応力
が集中して牽引杆の激しい摩耗、折損等を起こ
し、又牽引箱の損傷をも惹起するという欠点があ
つた。
この考案は従来の上記欠点を改善すべくなされ
たものであつて、その特徴とするところは、トラ
クタ機体1の後部に、左右一対の側枠5,5を有
する牽引箱3が設けられ、この牽引箱3に、牽引
杆4が、その前端側を支点に側枠5,5間で左右
揺動自在になるように枢結されたトラクタにおけ
る牽引装置において、 前記各側枠5,5に、該側枠5,5の後端部を
左右方向内方側に折曲して成る振止部18が、牽
引杆4の左右の振れ角を規制するように設けら
れ、該各振止部18は、前方側が左右方向内方に
向かうように傾斜した第1折曲部18aと、該第
1折曲部18aから前方側が左右方向外方に向か
うように傾斜しかつその前端が側枠5中途部に接
当した第2折曲部18bとを有し、前記第1折曲
部18aの内面が、牽引杆4と面接触する牽引杆
接当面19とされている点にある。
たものであつて、その特徴とするところは、トラ
クタ機体1の後部に、左右一対の側枠5,5を有
する牽引箱3が設けられ、この牽引箱3に、牽引
杆4が、その前端側を支点に側枠5,5間で左右
揺動自在になるように枢結されたトラクタにおけ
る牽引装置において、 前記各側枠5,5に、該側枠5,5の後端部を
左右方向内方側に折曲して成る振止部18が、牽
引杆4の左右の振れ角を規制するように設けら
れ、該各振止部18は、前方側が左右方向内方に
向かうように傾斜した第1折曲部18aと、該第
1折曲部18aから前方側が左右方向外方に向か
うように傾斜しかつその前端が側枠5中途部に接
当した第2折曲部18bとを有し、前記第1折曲
部18aの内面が、牽引杆4と面接触する牽引杆
接当面19とされている点にある。
以下、この考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
図面において、1はトラクタ機体、2はトラク
タ機体1の後部に装着した牽引装置で、牽引箱3
と牽引杆4とから成る。牽引箱3は左右1対の側
枠5,5と、側枠5,5間の前部に架設された上
下1対の前支持杆6,6、および側枠5,5間の
後部に架設された上下1対の後支持杆7,7とを
具備している。左右の各側枠5は前端部をトラク
タ機体1後部下方の左右両側に固定した各ブラケ
ツト8に取付ピン9で枢結されるとともに、同機
体1後部上方の左右両側より後方に下り傾斜状に
延設した各ステー10によつて支持されている。
ステー10と側枠5とはボルト11によつて結合
されている。
タ機体1の後部に装着した牽引装置で、牽引箱3
と牽引杆4とから成る。牽引箱3は左右1対の側
枠5,5と、側枠5,5間の前部に架設された上
下1対の前支持杆6,6、および側枠5,5間の
後部に架設された上下1対の後支持杆7,7とを
具備している。左右の各側枠5は前端部をトラク
タ機体1後部下方の左右両側に固定した各ブラケ
ツト8に取付ピン9で枢結されるとともに、同機
体1後部上方の左右両側より後方に下り傾斜状に
延設した各ステー10によつて支持されている。
ステー10と側枠5とはボルト11によつて結合
されている。
牽引杆4は後端にヒツチピン12を挿脱自在に
具有するとともに、前部を牽引箱3の前支持杆
6,6間に枢支ピン13で左右揺動自在に枢結さ
れている。枢支ピン13はベータピン14で抜止
状態にされている。トレーラ等作業機を牽引する
ときはこの牽引杆4後端に該作業機側の被牽引杆
15がヒツチピン12でもつて連結される。16
は牽引箱3の後支持杆7に列設した各ピン孔17
に挿脱自在に挿入された規制ピンであり、この規
制ピン16は牽引杆4を牽引箱3に左右揺動不能
状態に装着する場合にのみ用いられるものであ
り、したがつて、牽引杆4を左右揺動自在に装着
する場合はこの規制ピン16はピン孔17より抜
出されるのであり、この場合における牽引杆4の
左右外側方向の振れ角は牽引箱3の側枠5後端に
形成される振止部18で規制される。
具有するとともに、前部を牽引箱3の前支持杆
6,6間に枢支ピン13で左右揺動自在に枢結さ
れている。枢支ピン13はベータピン14で抜止
状態にされている。トレーラ等作業機を牽引する
ときはこの牽引杆4後端に該作業機側の被牽引杆
15がヒツチピン12でもつて連結される。16
は牽引箱3の後支持杆7に列設した各ピン孔17
に挿脱自在に挿入された規制ピンであり、この規
制ピン16は牽引杆4を牽引箱3に左右揺動不能
状態に装着する場合にのみ用いられるものであ
り、したがつて、牽引杆4を左右揺動自在に装着
する場合はこの規制ピン16はピン孔17より抜
出されるのであり、この場合における牽引杆4の
左右外側方向の振れ角は牽引箱3の側枠5後端に
形成される振止部18で規制される。
振止部18は、各側枠5,5の後端部を夫々左
右方向内方側に折曲して成るもので、前方側が左
右方向内方に向かうように傾斜した第1折曲部1
8aと、該第1折曲部18aから前方側が左右方
向外方に向かうように傾斜しかつその前端が側枠
5中途部に接当した第2折曲部18bとを有し、
前記第1折曲部18aの内面が、牽引杆4と面接
触する牽引杆接当面19とされている。第2折曲
部18bの前端は側枠5中途部に溶接されてい
る。
右方向内方側に折曲して成るもので、前方側が左
右方向内方に向かうように傾斜した第1折曲部1
8aと、該第1折曲部18aから前方側が左右方
向外方に向かうように傾斜しかつその前端が側枠
5中途部に接当した第2折曲部18bとを有し、
前記第1折曲部18aの内面が、牽引杆4と面接
触する牽引杆接当面19とされている。第2折曲
部18bの前端は側枠5中途部に溶接されてい
る。
このように牽引箱3に振止部18を構成した場
合は、左右揺動自在な牽引杆4を介してトレーラ
等作業機を牽引する時に牽引杆4が左右に揺動し
て振止部18の牽引杆接当面19に衝当しても面
接触状態であるため、牽引杆4に対する局部的な
応力集中は避けられ、したがつて牽引杆4の激し
い摩耗、折損を防止することができ、また同時に
牽引箱3側の強度も向上することができ、重量物
の牽引作業も可能である。
合は、左右揺動自在な牽引杆4を介してトレーラ
等作業機を牽引する時に牽引杆4が左右に揺動し
て振止部18の牽引杆接当面19に衝当しても面
接触状態であるため、牽引杆4に対する局部的な
応力集中は避けられ、したがつて牽引杆4の激し
い摩耗、折損を防止することができ、また同時に
牽引箱3側の強度も向上することができ、重量物
の牽引作業も可能である。
本考案によれば、各側枠5,5に、振止部18
が牽引杆4の左右の振れ角を規制するように設け
られ、該振止部18に牽引杆4と面接触する牽引
杆接当面19が設けられているので、牽引杆4の
局部的な応力集中による摩耗、折損を防止でき、
また同時に牽引箱3の強度も確保でき、これら牽
引杆4および牽引箱3の耐久性を著しく向上でき
る。
が牽引杆4の左右の振れ角を規制するように設け
られ、該振止部18に牽引杆4と面接触する牽引
杆接当面19が設けられているので、牽引杆4の
局部的な応力集中による摩耗、折損を防止でき、
また同時に牽引箱3の強度も確保でき、これら牽
引杆4および牽引箱3の耐久性を著しく向上でき
る。
しかも、前記振止部18は、側枠5,5の後端
部を左右方向内方側に折曲して成り、前方側が左
右方向内方に向かうように傾斜した第1折曲部1
8aと、該第1折曲部18aから前方側が左右方
向に向かうように傾斜しかつその前端が側枠5中
途部に接当した第2折曲部18bとを有するの
で、振止部18は左右一対の側枠5,5内に形成
され、側枠5,5間から左右方向外方に全く突出
しないため、振止部18によつて草、ワラ等を引
掛ける惧れがないし、外部の物に衝当して危険を
生じるようなこともなくなる。また、上記の如く
第2折曲部18bの前端が側枠4中途部に接当さ
れているので、第1折曲部18aの牽引杆接当面
9に牽引杆4が強く衝当しても、第2折曲部18
bで第1折曲部18aを突張つた状態になるた
め、第1折曲部18aが左右方向外方に深く折れ
曲がるように変形して牽引杆4が牽引杆接当面9
に対し面接触しなくなるようなこともなく、その
実用的効果は著大である。
部を左右方向内方側に折曲して成り、前方側が左
右方向内方に向かうように傾斜した第1折曲部1
8aと、該第1折曲部18aから前方側が左右方
向に向かうように傾斜しかつその前端が側枠5中
途部に接当した第2折曲部18bとを有するの
で、振止部18は左右一対の側枠5,5内に形成
され、側枠5,5間から左右方向外方に全く突出
しないため、振止部18によつて草、ワラ等を引
掛ける惧れがないし、外部の物に衝当して危険を
生じるようなこともなくなる。また、上記の如く
第2折曲部18bの前端が側枠4中途部に接当さ
れているので、第1折曲部18aの牽引杆接当面
9に牽引杆4が強く衝当しても、第2折曲部18
bで第1折曲部18aを突張つた状態になるた
め、第1折曲部18aが左右方向外方に深く折れ
曲がるように変形して牽引杆4が牽引杆接当面9
に対し面接触しなくなるようなこともなく、その
実用的効果は著大である。
第1図はこの考案装置の一実施例を示す側面
図、第2図は同装置の平面図である。 1……トラクタ機体、3……牽引箱、4……牽
引杆、18……振止部、19……牽引杆接当面。
図、第2図は同装置の平面図である。 1……トラクタ機体、3……牽引箱、4……牽
引杆、18……振止部、19……牽引杆接当面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 トラクタ機体1の後部に、左右一対の側枠5,
5を有する牽引箱3が設けられ、この牽引箱3
に、牽引杆4が、その前端側を支点に側枠5,5
間で左右揺動自在になるように枢結されたトラク
タにおける牽引装置において、 前記各側枠5,5に、該側枠5,5の後端部を
左右方向内方側に折曲して成る振止部18が、牽
引杆4の左右の振れ角を規制するように設けら
れ、該各振止部18は、前方側が左右方向内方に
向かうように傾斜した第1折曲部18aと、該第
1折曲部18aから前方側が左右方向外方に向か
うように傾斜しかつその前端が側枠5中途部に接
当した第2折曲部18bとを有し、前記第1折曲
部18aの内面が、牽引杆4と面接触する牽引杆
接当面19とされていることを特徴とするトラク
タにおける牽引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981007094U JPS6241908Y2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981007094U JPS6241908Y2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57118909U JPS57118909U (ja) | 1982-07-23 |
JPS6241908Y2 true JPS6241908Y2 (ja) | 1987-10-27 |
Family
ID=29805354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981007094U Expired JPS6241908Y2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6241908Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS594858Y2 (ja) * | 1978-05-19 | 1984-02-13 | ヤンマー農機株式会社 | 胴折式農作業機 |
-
1981
- 1981-01-19 JP JP1981007094U patent/JPS6241908Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57118909U (ja) | 1982-07-23 |
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