JPS6241444B2 - - Google Patents
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- JPS6241444B2 JPS6241444B2 JP55180105A JP18010580A JPS6241444B2 JP S6241444 B2 JPS6241444 B2 JP S6241444B2 JP 55180105 A JP55180105 A JP 55180105A JP 18010580 A JP18010580 A JP 18010580A JP S6241444 B2 JPS6241444 B2 JP S6241444B2
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- urethane
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- urethane board
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、断熱材である硬質ウレタンフオーム
を芯材として用いた断熱パネルの製造方法に関す
るものである。
を芯材として用いた断熱パネルの製造方法に関す
るものである。
一般に、硬質ウレタンフオームは断熱性能が良
好でしかも製造しやすい断熱材として知られてお
り、建材用の壁板、間仕切り、ドア、雨戸等のパ
ネルの芯材として広く使用されている。しかしな
がら、硬質ウレタンフオームを芯材とした断熱パ
ネルの製造には、従来、大きな硬質ウレタンフオ
ームのブロツクを発泡し、このブロツクから所定
寸法のスライス板を切り出し、このスライス板の
両面に接着剤を塗布してから一対のパネル表面板
間に挾持介装して硬質ウレタンフオームとパネル
表面板とを接着しパネル板を製造していたが、上
記スライス板の截断時に生じた切屑が接着剤の塗
布あるいはパネル表面板との接着を邪魔するだけ
でなく、スライス板は全く補強されていないから
折れやすく、接着剤の塗布時にローラーコーター
を通す際等に折れて破損することもあつて、大量
生産に使用することはできなかつた。一方、あら
かじめ組み込んだパネル表面板間に硬質ウレタン
フオームを直接注入して発泡する所謂注入発泡に
よる断熱パネルの成形方法も考えられるが、この
場合、薄い断熱パネルのすみずみまでに硬質ウレ
タンフオームを完全に充填することが難しく、未
充填部分ができやすい許りでなく、わずかな間隙
から硬質ウレタンフオームが洩れ出して框材等に
附着してしまい、洩れ出した硬質ウレタンフオー
ムの除去作業始に框材等を傷つけてしまつたりす
る欠点があつた。
好でしかも製造しやすい断熱材として知られてお
り、建材用の壁板、間仕切り、ドア、雨戸等のパ
ネルの芯材として広く使用されている。しかしな
がら、硬質ウレタンフオームを芯材とした断熱パ
ネルの製造には、従来、大きな硬質ウレタンフオ
ームのブロツクを発泡し、このブロツクから所定
寸法のスライス板を切り出し、このスライス板の
両面に接着剤を塗布してから一対のパネル表面板
間に挾持介装して硬質ウレタンフオームとパネル
表面板とを接着しパネル板を製造していたが、上
記スライス板の截断時に生じた切屑が接着剤の塗
布あるいはパネル表面板との接着を邪魔するだけ
でなく、スライス板は全く補強されていないから
折れやすく、接着剤の塗布時にローラーコーター
を通す際等に折れて破損することもあつて、大量
生産に使用することはできなかつた。一方、あら
かじめ組み込んだパネル表面板間に硬質ウレタン
フオームを直接注入して発泡する所謂注入発泡に
よる断熱パネルの成形方法も考えられるが、この
場合、薄い断熱パネルのすみずみまでに硬質ウレ
タンフオームを完全に充填することが難しく、未
充填部分ができやすい許りでなく、わずかな間隙
から硬質ウレタンフオームが洩れ出して框材等に
附着してしまい、洩れ出した硬質ウレタンフオー
ムの除去作業始に框材等を傷つけてしまつたりす
る欠点があつた。
そこで、従来から知られているウレタンボー
ド、即ち、連続して供給される上下の紙シート間
に硬質ウレタンフオームを連続発泡することによ
つて成形されたウレタンボードを所定の大きさに
截断したものを断熱パネルの芯材として使用する
ことも創案されるが、この場合、ウレタンボード
の両面の紙シートに接着剤を塗布しなければなら
ないだけでなく、発泡時に硬質ウレタンフオーム
の原液が紙シートに侵透しないようにポリエチレ
ン被覆等の処理をした特殊な紙シートを用いなけ
ればならず、作業性が劣ると同時に高価となつて
しまう欠点がある。
ド、即ち、連続して供給される上下の紙シート間
に硬質ウレタンフオームを連続発泡することによ
つて成形されたウレタンボードを所定の大きさに
截断したものを断熱パネルの芯材として使用する
ことも創案されるが、この場合、ウレタンボード
の両面の紙シートに接着剤を塗布しなければなら
ないだけでなく、発泡時に硬質ウレタンフオーム
の原液が紙シートに侵透しないようにポリエチレ
ン被覆等の処理をした特殊な紙シートを用いなけ
ればならず、作業性が劣ると同時に高価となつて
しまう欠点がある。
本発明は、上記の如き実状に鑑みこれらの欠点
を一掃すべく創案されたものであつて、その目的
とするところは、硬質ウレタンフオームをホツト
メルト型接着剤で成形されたシート材に直接発泡
したウレタンボードを成形し、このウレタンボー
ドをパネル表面板間に介装して接着処理するよう
にして、断熱パネルの芯材にウレタンボードを使
用した方式を採用したものであつても、ウレタン
ボードへの接着剤の塗布工程を不用にし、しかも
特殊な紙シートを用いることなく断熱パネルを製
造できるようにして、安価な断熱パネルを大量に
生産することができる断熱パネルの製造方法を提
供せんとするものである。
を一掃すべく創案されたものであつて、その目的
とするところは、硬質ウレタンフオームをホツト
メルト型接着剤で成形されたシート材に直接発泡
したウレタンボードを成形し、このウレタンボー
ドをパネル表面板間に介装して接着処理するよう
にして、断熱パネルの芯材にウレタンボードを使
用した方式を採用したものであつても、ウレタン
ボードへの接着剤の塗布工程を不用にし、しかも
特殊な紙シートを用いることなく断熱パネルを製
造できるようにして、安価な断熱パネルを大量に
生産することができる断熱パネルの製造方法を提
供せんとするものである。
本発明を図面に示された一実施例によつて説明
する。第1図は、硬質ポリウレタンフオームの発
泡装置Aの概略を示すものであつて、1はホツト
メルト系接着剤、例えば、ポリアミド系接着剤か
らなるホツトメルト系接着剤によつて成形された
シート材であつて、該シート材1は発泡装置Aの
一側にロール状に二組が捲装装備されていて、所
定量宛繰り出すようになつている。シート材1の
製造方法には、ポリエチレンフイルム等の通常の
合成樹脂性フイルムの製造方法を利用することに
よつて容易に製造することができる。
する。第1図は、硬質ポリウレタンフオームの発
泡装置Aの概略を示すものであつて、1はホツト
メルト系接着剤、例えば、ポリアミド系接着剤か
らなるホツトメルト系接着剤によつて成形された
シート材であつて、該シート材1は発泡装置Aの
一側にロール状に二組が捲装装備されていて、所
定量宛繰り出すようになつている。シート材1の
製造方法には、ポリエチレンフイルム等の通常の
合成樹脂性フイルムの製造方法を利用することに
よつて容易に製造することができる。
2はスプレーノズルであつて、該スプレーノズ
ル2は、原料タンク3,3aからそれぞれ供給さ
れた硬質ポリウレタンフオームの原料であるレジ
ン(ポリアルコールを主原料にしたもの)とアイ
ソ(ポリイソシアネートを主原料にしたもの)と
を混合撹拌してスプレーノズル2の下方側に繰出
されたシート材1に略々均一に吐出するものであ
る。硬質ポリウレタンフオームは、ハロゲンやリ
ン化合物からなる難燃材を充填したり、イソシア
ネート基が多量化したカルボジイミド結合、イソ
シアヌレート給合等による難燃処理を施したもの
であればさらに良い。4は上下二段に配設された
搬送コンベアであつて、該搬送コンベア4間に
は、上下二枚のシート材1間にウレタン原液が吐
出されたものが搬送供給されて、所定厚のウレタ
ンボードBを成形するように発泡圧に抗しながら
搬送供給できるものである。シート材1間にウレ
タン原液を吐出しても、シート材1がホツトメル
ト系接着剤で成形されているためウレタン原液が
シート材1に侵透する惧れはなく、このため従来
の紙シートを用いた場合のようにポリエチレン被
覆をする等の特殊処理をする必要も殊更必要とし
ない。しかも、ホツトメルト系接着剤の化合物中
に含まれるアミノ基、ヒドロキシル基の反応基が
ある場合には、ウレタン原液中のイソシアネート
基の一部がこれらと反応することもあつて、硬質
ウレタンフオームと接着剤とは完全に一体化する
こととなる。尚、硬質ウレタンフオームの発泡時
及びキユア時には発熱があるため、ホツトメルト
系接着剤は、これらの熱によつて融解しない程度
の溶融点を有するものでなければならないことは
言うまでもない。
ル2は、原料タンク3,3aからそれぞれ供給さ
れた硬質ポリウレタンフオームの原料であるレジ
ン(ポリアルコールを主原料にしたもの)とアイ
ソ(ポリイソシアネートを主原料にしたもの)と
を混合撹拌してスプレーノズル2の下方側に繰出
されたシート材1に略々均一に吐出するものであ
る。硬質ポリウレタンフオームは、ハロゲンやリ
ン化合物からなる難燃材を充填したり、イソシア
ネート基が多量化したカルボジイミド結合、イソ
シアヌレート給合等による難燃処理を施したもの
であればさらに良い。4は上下二段に配設された
搬送コンベアであつて、該搬送コンベア4間に
は、上下二枚のシート材1間にウレタン原液が吐
出されたものが搬送供給されて、所定厚のウレタ
ンボードBを成形するように発泡圧に抗しながら
搬送供給できるものである。シート材1間にウレ
タン原液を吐出しても、シート材1がホツトメル
ト系接着剤で成形されているためウレタン原液が
シート材1に侵透する惧れはなく、このため従来
の紙シートを用いた場合のようにポリエチレン被
覆をする等の特殊処理をする必要も殊更必要とし
ない。しかも、ホツトメルト系接着剤の化合物中
に含まれるアミノ基、ヒドロキシル基の反応基が
ある場合には、ウレタン原液中のイソシアネート
基の一部がこれらと反応することもあつて、硬質
ウレタンフオームと接着剤とは完全に一体化する
こととなる。尚、硬質ウレタンフオームの発泡時
及びキユア時には発熱があるため、ホツトメルト
系接着剤は、これらの熱によつて融解しない程度
の溶融点を有するものでなければならないことは
言うまでもない。
上記の如く連続成形されたウレタンボードBは
截断装置(図示せず)によつて四周を截断されて
所定形状のウレタンボードCに形成すると同時
に、必要ならば、錠前取付部、ガラリ等に対応し
た切欠部を切欠形成する。
截断装置(図示せず)によつて四周を截断されて
所定形状のウレタンボードCに形成すると同時
に、必要ならば、錠前取付部、ガラリ等に対応し
た切欠部を切欠形成する。
5は雨戸となる断熱パネルの表面板であつて、
該表面板5は四周縁が折曲された箱状体となつて
いて、一対の表面板をあたかも弁当箱状に嵌合す
ることによつて断熱パネルDの外形が形成される
ものである。本発明の実施例では、前記ウレタン
ボードCを表面板5間に重合状に挾持介装するの
であるが、それには、一方の表面板5にウレタン
ボードCを装填した後に他方の表面板5を覆蓋す
ればよい。この様にしてウレタンボードCが挾持
介装された未接着パネルEはまずホツトプレス装
置6で圧縮加熱され、しかる後にコールドプレス
装置7で圧縮冷却され接着パネルFが成形され
る。即ち、未接着パネルEはホツトプレス装置6
のプレス板6a間に介装して圧縮し、各プレス板
6aに蒸気、熱風等を通じることによつてホツト
メルト系接着剤が溶融する温度で所定時間のあい
だ圧縮加熱されることになる。この段階でウレタ
ンボードCのキユアが充分進むため、発泡間もな
いウレタンボードCを直ちに使用することが可能
になる。そして、圧縮加熱された未接着パネルE
は、直ちにコールドプレス装置7のプレス板7a
間に介装して圧装し、各プレス板7aに通じた冷
水、空気等によつて常温まで冷却されることによ
つて、溶融したホツトメルト系接着剤が固化して
ウレタンボードCが表面板5に一体的に接着固化
された接着パネル即ち断熱パネルDとなる。
該表面板5は四周縁が折曲された箱状体となつて
いて、一対の表面板をあたかも弁当箱状に嵌合す
ることによつて断熱パネルDの外形が形成される
ものである。本発明の実施例では、前記ウレタン
ボードCを表面板5間に重合状に挾持介装するの
であるが、それには、一方の表面板5にウレタン
ボードCを装填した後に他方の表面板5を覆蓋す
ればよい。この様にしてウレタンボードCが挾持
介装された未接着パネルEはまずホツトプレス装
置6で圧縮加熱され、しかる後にコールドプレス
装置7で圧縮冷却され接着パネルFが成形され
る。即ち、未接着パネルEはホツトプレス装置6
のプレス板6a間に介装して圧縮し、各プレス板
6aに蒸気、熱風等を通じることによつてホツト
メルト系接着剤が溶融する温度で所定時間のあい
だ圧縮加熱されることになる。この段階でウレタ
ンボードCのキユアが充分進むため、発泡間もな
いウレタンボードCを直ちに使用することが可能
になる。そして、圧縮加熱された未接着パネルE
は、直ちにコールドプレス装置7のプレス板7a
間に介装して圧装し、各プレス板7aに通じた冷
水、空気等によつて常温まで冷却されることによ
つて、溶融したホツトメルト系接着剤が固化して
ウレタンボードCが表面板5に一体的に接着固化
された接着パネル即ち断熱パネルDとなる。
かくして得られた断熱パネルDの四周縁に框8
を取付けることによつて製品パネルFが形成され
る。
を取付けることによつて製品パネルFが形成され
る。
この様に、本発明では、硬質ウレタンフオーム
を用いた断熱パネルDを製造するにあたつて、シ
ート材1の間にウレタン原液を吐出して形成した
ウレタンボードCを使用する方法を採用したた
め、硬質ウレタンフオームの大きなブロツクから
スライス板を切り取つてこれを表面板間に介装し
て接着する方法や、注入発泡方法を採用した場合
のように、スライス板の破損、ウレタン原液の未
充填や洩れ等の発生の惧れは全くなく、取扱い易
いウレタンボードCを用いて断熱パネルDを製造
することができる。
を用いた断熱パネルDを製造するにあたつて、シ
ート材1の間にウレタン原液を吐出して形成した
ウレタンボードCを使用する方法を採用したた
め、硬質ウレタンフオームの大きなブロツクから
スライス板を切り取つてこれを表面板間に介装し
て接着する方法や、注入発泡方法を採用した場合
のように、スライス板の破損、ウレタン原液の未
充填や洩れ等の発生の惧れは全くなく、取扱い易
いウレタンボードCを用いて断熱パネルDを製造
することができる。
しかも、ウレタンボードCはホツトメルト系接
着剤からなるシート材1を用いて形成されている
ため、紙シートを用いた場合のようにウレタンボ
ードCの両面にホツトメルト系接着剤を塗布する
工程を完全に省略できるため、断熱パネルDの製
造工程を簡略化することができて生産性が著しく
向上し、特殊加工した紙材を使用しないことと相
俟つて大幅にコストダウンした断熱パネルDを大
量生産することができる。
着剤からなるシート材1を用いて形成されている
ため、紙シートを用いた場合のようにウレタンボ
ードCの両面にホツトメルト系接着剤を塗布する
工程を完全に省略できるため、断熱パネルDの製
造工程を簡略化することができて生産性が著しく
向上し、特殊加工した紙材を使用しないことと相
俟つて大幅にコストダウンした断熱パネルDを大
量生産することができる。
尚、上記断熱パネルDは雨戸、間仕切り、ド
ア、壁板等従来からパネルが使用されている建材
に使用できることは言うまでもない。また、シー
ト材にはホツトメルト系接着剤のみからなるシー
ト材を用いたものが一番好ましいが、紙材の裏面
にホツトメルト系接着材をあらかじめ塗布したも
のを用いた場合には、紙材の節約はできないが、
その他は上記実施例のものと略同様な作用効果を
奏することができる。さらにまた、ホツトメルト
系接着剤はポリアミド系接着剤だけでなく、酢酸
ビニルを主原料としたもの等、通常知られている
ホツトメルト系接着剤を用いることができる。
ア、壁板等従来からパネルが使用されている建材
に使用できることは言うまでもない。また、シー
ト材にはホツトメルト系接着剤のみからなるシー
ト材を用いたものが一番好ましいが、紙材の裏面
にホツトメルト系接着材をあらかじめ塗布したも
のを用いた場合には、紙材の節約はできないが、
その他は上記実施例のものと略同様な作用効果を
奏することができる。さらにまた、ホツトメルト
系接着剤はポリアミド系接着剤だけでなく、酢酸
ビニルを主原料としたもの等、通常知られている
ホツトメルト系接着剤を用いることができる。
以上要するに、本発明は、連続して供給される
ホツトメルト系接着剤からなる二枚のシート材間
に硬質ウレタンフオームを発泡してウレタンボー
ドを形成した後に、該ウレタンボードを所定寸法
に截断し、しかる後に截断したウレタンボードを
一対のパネル表面板間に介装してから圧縮加熱し
てウレタンボードをパネル表面板に固着するよう
にしたから、取扱い易いウレタンボードをパネル
表面板間に介装して接着処理する方法を採用する
こととなつて、スライスボードを用いた方法や注
入発泡方法のように作業性が悪くなるようなこと
はなく、高品質の断熱パネルを大量に生産するこ
とができる。しかも、ウレタンボードはホツトメ
ルト系接着剤からなるシート材が両面にあるか
ら、ウレタンボード成形後に両面にホツトメルト
系接着剤を塗布する作業を全く不用にして、作業
工程の簡略化を図ることができ、特殊加工した紙
材からなるシート材を使用しないことと相俟つて
大幅にコストダウンした高品質の断熱パネルを大
量生産することができるものである。
ホツトメルト系接着剤からなる二枚のシート材間
に硬質ウレタンフオームを発泡してウレタンボー
ドを形成した後に、該ウレタンボードを所定寸法
に截断し、しかる後に截断したウレタンボードを
一対のパネル表面板間に介装してから圧縮加熱し
てウレタンボードをパネル表面板に固着するよう
にしたから、取扱い易いウレタンボードをパネル
表面板間に介装して接着処理する方法を採用する
こととなつて、スライスボードを用いた方法や注
入発泡方法のように作業性が悪くなるようなこと
はなく、高品質の断熱パネルを大量に生産するこ
とができる。しかも、ウレタンボードはホツトメ
ルト系接着剤からなるシート材が両面にあるか
ら、ウレタンボード成形後に両面にホツトメルト
系接着剤を塗布する作業を全く不用にして、作業
工程の簡略化を図ることができ、特殊加工した紙
材からなるシート材を使用しないことと相俟つて
大幅にコストダウンした高品質の断熱パネルを大
量生産することができるものである。
図面は本発明に係る断熱パネルの製造方法の一
実施例を示したものであつて、第1図は硬質ポリ
ウレタンフオームの発泡装置の概略図、第2図は
製造工程図である。 図中、1はシート材、2はスプレーノズル、
3,3aは原料タンク、4は搬送コンベア、5は
表面板、6はホツトプレス装置、6aはプレス
板、7はコールドプレス装置、7aはプレス板、
8は框、Aは発泡装置、Bはウレタンボード、C
はウレタンボード、Dは断熱パネル、Eは未接着
パネル、Fは製品パネルである。
実施例を示したものであつて、第1図は硬質ポリ
ウレタンフオームの発泡装置の概略図、第2図は
製造工程図である。 図中、1はシート材、2はスプレーノズル、
3,3aは原料タンク、4は搬送コンベア、5は
表面板、6はホツトプレス装置、6aはプレス
板、7はコールドプレス装置、7aはプレス板、
8は框、Aは発泡装置、Bはウレタンボード、C
はウレタンボード、Dは断熱パネル、Eは未接着
パネル、Fは製品パネルである。
Claims (1)
- 1 連続して供給されるホツトメルト系接着剤か
らなる二枚のシート材間に硬質ウレタンフオーム
を発泡してウレタンボードを形成した後に、該ウ
レタンボードを所定寸法に截断し、しかる後に截
断したウレタンボードを一対のパネル表面板間に
介装してから圧縮加熱してウレタンボードをパネ
ル表面板に固着するようにしたことを特徴とする
断熱パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55180105A JPS57103828A (en) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | Manufacture of heat insulating panel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55180105A JPS57103828A (en) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | Manufacture of heat insulating panel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57103828A JPS57103828A (en) | 1982-06-28 |
JPS6241444B2 true JPS6241444B2 (ja) | 1987-09-03 |
Family
ID=16077506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55180105A Granted JPS57103828A (en) | 1980-12-19 | 1980-12-19 | Manufacture of heat insulating panel |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57103828A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59185645A (ja) * | 1983-04-06 | 1984-10-22 | アキレス株式会社 | 建物の内貼り用断熱パネルの製造方法 |
-
1980
- 1980-12-19 JP JP55180105A patent/JPS57103828A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57103828A (en) | 1982-06-28 |
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