JPS6240241B2 - - Google Patents

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JPS6240241B2
JPS6240241B2 JP58204178A JP20417883A JPS6240241B2 JP S6240241 B2 JPS6240241 B2 JP S6240241B2 JP 58204178 A JP58204178 A JP 58204178A JP 20417883 A JP20417883 A JP 20417883A JP S6240241 B2 JPS6240241 B2 JP S6240241B2
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JP
Japan
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fluid pressure
pressure supply
conveyor
joint element
supply pipe
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Application number
JP58204178A
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JPS6097104A (ja
Inventor
Toshikatsu Morita
Akira Minegishi
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP58204178A priority Critical patent/JPS6097104A/ja
Publication of JPS6097104A publication Critical patent/JPS6097104A/ja
Publication of JPS6240241B2 publication Critical patent/JPS6240241B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components
    • B62D65/18Transportation, conveyor or haulage systems specially adapted for motor vehicle or trailer assembly lines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、連続駆動される無端状のコンベアに
等間隔をあけて固定された複数の流体圧作動装置
に、流体圧を連続的に供給するための流体圧連続
供給装置に関する。
従来、間欠駆動されるコンベア、あるいは連続
運転ではあるが比較的円形に近いコンベアに取付
けられた複数の流体圧作動装置への流体圧の自動
供給は比較的簡単であり、一般的に知られてい
る。ところが、比較的長距離にわたつて敷設され
しかも連続駆動されるコンベアに設けられた複数
の流体圧作動装置に流体圧を連続的かつ自動的に
供給することは困難であり、従来一般的には、作
業者が決められた工程でかつ限定された時間内
に、いわゆるワンタツチ式継手付ホースを各流体
圧作動装置に接続していた。そのため、作業員な
1サイクル毎にホースを流体圧作動装置に着脱し
なければならず、作業能率が劣るとともに、流体
圧作動装置の作動操作位置および時間が限定さ
れ、不便であつた。
本発明は、そのような事情に鑑みてなされたも
のであり、連続駆動されるコンベア上の複数の流
体圧作動装置に流体圧を連続的かつ自動的に供給
し得るようにした、連続移動する複数の流体圧作
動装置への流体圧連続供給装置を提供することを
目的とする。
以下、図面により本発明を自動車の組立てライ
ンに適用したときの一実施例について説明する
と、先ず第1図および第2図において、たとえば
オーバヘツド搬送コンベア1で連続的に搬送され
て来る車体Bの足まわりの組付けを行なうため
に、該オーバヘツド搬送コンベア1の下方を走行
する移動コンベア2には組付け部品を持ち上げる
ための複数の流体圧作動装置3が等間隔に固定さ
れている。移動コンベア2はスラツトコンベアで
あり、車体Bの移動速度に応じて連続駆動され、
したがつて各流体圧作動装置3も連続的に移動さ
れるが、そのような連続移動する複数の流体圧作
動装置3に、本発明に従う流体圧連続供給装置に
より連続的かつ自動的に流体圧たとえば空気圧が
供給される。
この流体圧連続供給装置の構成を詳細に説明す
ると、先ず、移動コンベア2には、無端状であり
しかも可撓性を有する第1流体圧供給管4たとえ
ばゴムホースが全周にわたつて固定され、各流体
圧作動装置3は第1流体圧供給管4に共通に接続
される。したがつて、第1流体圧供給管4は移動
コンベア2とともに走行し、第1流体圧供給管4
に空気圧を供給することにより、全ての流体圧作
動装置3が作動可能となる。
一方、移動コンベア2の戻り側には、比較的短
距離にわたつて無端状流体圧供給コンベア5が並
列、配置され、この流体圧供給コンベア5は移動
コンベア2に同期して駆動される。すなわち、駆
動源6からチエン7およびスプロケツト8を介し
て移動コンベア2の駆動スプロケツト9に駆動力
が伝達され、この駆動スプロケツト9の駆動軸1
0から歯車列11を介して流体圧供給コンベア5
の駆動スプロケツト12aに駆動力が伝達され
る。
第3図を併せて参照して、移動コンベア2は、
無端状のチエンに多数のスラツトを取り付けて成
り、間隔をあけた複数のスラツトに軸支されたロ
ーラ13は、ピツト14内に設けられた支持枠1
5の案内レール16上を転動する。したがつて移
動コンベア2の途中が垂れ下ることはない。
流体圧供給コンベア5は、前記支持枠15から
垂下されたコンベアフレーム17によつて案内さ
れており、このコンベアフレーム17にはその中
心線に関して右左対称に一対の案内路18a,1
8bが設けられる。一方、流体圧供給コンベア5
のチエンには、重量を支えるためのローラ19
と、移動コンベア2との結合時における荷重を受
けるためのローラ20が設けられており、それら
のローラ19,20は前記案内路18a,18b
を転動する。
移動コンベア2において、各流体圧作動装置3
に対応する位置には、第1継手要素21がそれぞ
れ固定的に配置されており、これらの第1継手要
素21はエアホース22を介して第1流体圧供給
管4に接続されるとともに、流体圧作動装置3の
昇降動作を切換えるための切換弁23に接続され
る。一方、流体圧供給コンベア5には、第1継手
要素21に対応して、極力少ない数たとえば3〜
4個程度の第2継手要素24が等間隔に配置され
ており、それらの第2継手要素24は第2流体圧
供給管25に共通に接続される。しかも各第2継
手要素24は、移動コンベア2の第1継手要素2
1に対向する位置に来たときに第1継手要素21
側に押圧移動されて第1継手要素21と結合し、
第1継手要素21から離反する位置に来たとき
に、第1継手要素21から離反する方向に引抜か
れ、両者21,24の結合状態が解除される。両
継手要素21,24の結合時に移動コンベア2に
働くスラスト荷重を受けるために流体圧供給コン
ベア5と反対側で移動コンベア2に当接する複数
のバツクアツプローラ26が配設される。
第2流体圧供給管25は、無端状でありしかも
可撓性を有するたとえばゴムホースであり、流体
圧供給コンベア5の全周にわたつて固定されてお
り、流体圧供給コンベア5とともに走行する。こ
の第2流体圧供給管25に空気圧を常時供給する
ために、複数の第2継手要素24の1つに対応す
る部分で、第2流体圧供給管25にはL字状配管
部材27が接続され、この配管部材27にはコン
ベアフレーム17の下面を転動するローラ28が
軸支される。したがつて、配管部材27は、流体
圧供給コンベア5の走行に応じて、該流体圧供給
コンベア5の敷設範囲を往復移動する。この配管
部材27にはロータリジヨイント29を介して接
続管30の一端が接続される。接続管30はコイ
ル状に巻回されたホースであり、この接続管30
は、流体圧供給コンベア5の走行方向に沿つて平
行に張設されたワイヤ31に沿つて移動可能な複
数のローラ付吊り金具32によつて吊持されてお
り、配管部材27の往復移動に追従して伸縮す
る。また接続管30によつて形成されたコイル内
を貫通してワイヤ33が張設されており、このワ
イヤ33により接続管30の横振れが防止され
る。
接続管30の他端は空気圧供給源34に接続さ
れており、したがつて流体圧供給コンベア5の移
動に拘らず、第2流体圧供給管25には、空気圧
供給源34から接続管30および配管部材27を
介して空気圧が常時供給される。
第4図〜第7図において、流体圧供給コンベア
5の各第2継手要素24が設けられる部分には、
基板35が取付けられており、この基板35に取
付けられた駆動手段36により第2継手要素24
がその軸線方向に移動せしめられる。駆動手段3
6は、基板35を貫通して水平に固着され後端
(第4図の左端)を蓋37で閉塞された円筒状ス
リーブホルダ38と、該スリーブホルダ38に摺
合され後端をカバー39で閉塞された円筒状アウ
タスリーブ40と、アウタスリーブ40内に摺合
される円筒状インナスリーブ41と、インナスリ
ーブ41の軸線に直角な平面内で360度いずれの
方向にも移動可能に該スリーブ41に保持される
摺動板42と、該摺動板42に揺動継手43を介
して支承される円筒状軸部44とを有し、第2継
手要素24は前記軸部44に沿つて移動可能に配
設される。
アウタスリーブ40は、スリーブホルダ38の
蓋37を移動自在に貫通する。アウタスリーブ4
0の外周には環状突部45が全周にわたつて突設
され、この環状突部45の外周面にはスリーブホ
ルダ38の内周面に摺接するシールリング46が
装着され、スリーブホルダ38の内周にはアウタ
スリーブ40の外周面に摺接するシールリング4
8を備える環状突部47が全周にわたつて突設さ
れ、これにより、スリーブホルダ38およびアウ
タスリーブ40間には両環状突部45,47で規
定される第1空気圧室49が形成される。スリー
ブホルダ38の側壁には、その第1空気圧室49
に連通する第1空気圧孔50が穿設される。この
第1空気圧孔50から第1空気圧室49に空気圧
を導入することにより、アウタスリーブ40はそ
の環状突部45が蓋37に当接するまで、後方す
なわち第4図の左方に移動せしめられる。
一方、アウタスリーブ40のカバー39には、
後方側に突出した支持部51が一体的に固着され
ており、この支持部51の先端には、鉛直軸線を
有する一対のローラ52と、それらのローラ52
よりもアウタスリーブ40寄りで鉛直軸線を有す
る単一のローラ53とがそれぞれ軸支される。一
方、コンベアフレーム17には、それらのローラ
52,53を案内するためのガイド54が固着さ
れる。このガイド54は、一対のローラ52に後
方側すなわち第4図の左方側から摺接する移動案
内部55と、単一のローラ53に前方側すなわち
第4図の右方側から摺接する戻し案内部56とを
備え、アウタスリーブ40はそのガイド54の側
面上を各ローラ52,53が転動することによ
り、軸方向に移動せしめられる。
すなわち、第8図において、ガイド54は流体
圧供給コンベア5の移動コンベア2側の内方で、
駆動スプロケツト12aおよび従動スプロケツト
12b間にわたつて配置される。しかも、ガイド
54の移動案内部55は、その長手方向両端部を
両スプロケツト12a,12b側に向かうにつれ
て内方側に傾斜させており、その中央部の直線部
が流体圧供給区間Aとして設定される。すなわ
ち、第2継手要素24が移動コンベア2に臨む側
に移動して来たときにローラ52がガイド54に
おける移動案内部55の傾斜部を転動するのに応
じてアウタスリーブ40は移動コンベア2側に押
し出されて第2継手要素24が第1継手要素4に
結合し、第2継手要素24が移動コンベア2と反
対側に回り込む直前では移動案内部55の傾斜部
をローラ52が転動して、アウタスリーブ40の
移動コンベア2から離反する方向の移動が可能と
なる。
戻し案内部56は、従動スプロケツト12bの
直前における移動案内部55の傾斜部に対応して
配置されており、ローラ53が戻し案内部56の
側面上を転動することにより、アウタスリーブ4
0は移動コンベア2から離反する方向に強制的に
移動せしめられる。
このようなアウタスリーブ40の軸方向移動時
に、アウタスリーブ40の軸線まわりの回動を阻
止するために基板35には回り止めバー58がア
ウタスリーブ40の軸線と平行に固定されてお
り、この回り止めバー58はアウタスリーブ40
に固定された案内板59の孔60に挿通される。
アウタスリーブ40の内周にはインナスリーブ
41の外周面に摺接するシールリング61を備え
る環状突部62が全周にわたつて突設されてお
り、インナスリーブ41のカバー39寄りの後端
には、その環状突部62に当接し得る鍔63が設
けられる。したがつてインナスリーブ41は鍔6
3がカバー39および環状突部62に当接する範
囲でアウタスリーブ40内を摺動可能である。し
かも、その間にわたつてアウタスリーブ40の内
周面にはキー64が嵌合されており、キー64は
インナスリーブ41の鍔63に係合する。したが
つて、インナスリーブ41およびアウタスリーブ
40の相対回転動作はキー64により阻止され
る。
インナスリーブ41には、アウタスリーブ40
のカバー39との間に第2空気圧室65を形成す
るための隔板66が固着されており、この隔板6
6には前記軸部44に連通する案内管67が第2
空気圧室65側に突設される。この案内管67に
は、前記カバー39に固着された支持部51と一
体的な挿通管68が軸方向移動自在かつ気密的に
挿入され、挿通管68は支持部51内に穿設され
た流通路69に連通される。一方、カバー39に
は、第2空気圧室65に空気圧を導くための第2
空気圧孔70が穿設される。
インナスリーブ41には、前記隔板66から軸
方向に間隔をあけた位置に隔板66と平行な支持
板71が固着されており、摺動板42は隔板66
および支持板71間に摺動自在に保持される。さ
らに、インナスリーブ41の先端(第4図の右
端)には、支持板71側に臨んで支持面72が設
けられる。支持面72は先端側に向かうにつれて
小径となる円錐状に形成されており、軸部44の
長さは支持面72の小径端開口部から前方(第4
図の右方)に突出するように設定される。
第2継手要素24は、円筒状の筒体73に逆止
弁74を内蔵して成り、筒体73の後端には軸部
44が気密的かつ軸方向移動自在に挿入される。
しかも筒体73の後端線には半径方向外方に張出
した規制鍔75が全周にわたつて突設されてお
り、この規制鍔75は前記支持面72に密接し得
るように円錐状に形成された当接面を有する。し
たがつて、筒体73および軸部44は、規制鍔7
5が支持板71および支持面72に当接する範囲
内で軸方向相対移動可能である。
逆止弁74は、筒体73の途中の内周に後方側
に臨んで形成された弁座76と、筒体73内で軸
方向移動可能な弁体77と、弁体77を弁座76
側に向けて付勢するばね78と、弁座76に囲ま
れて形成される弁孔79から前方側に突出し弁体
77と一体的な弁棒80とから成る。この逆止弁
74においては、弁棒80が筒体73の前方側か
ら後方側に向けて押圧されると、ばね78のばね
力に抗して弁体77が弁座76から離反して弁孔
79が開口され、その弁棒80の押圧力が解除さ
れると、弁体77がばね78により弁座76に着
座して閉弁する。
筒体73の先端部には、前記弁孔79を底部に
備えるソケツト状嵌合穴81が同心に設けられて
おり、この嵌合穴81の先端開口縁には前方に向
けてラツパ状に拡開する嵌合案内面82が設けら
れる。また嵌合穴81の内周面にはOリング83
が埋設される。さらに筒体73の前記弁孔79お
よびOリング83間の側壁には、嵌合穴81内に
連通する圧力取出孔84が穿設される。
このような第2継手要素24は軸部44に沿つ
て移動可能であるが、その軸部44の軸線まわり
の第2継手要素24の回動を阻止するために、イ
ンナスリーブ41の先端にはインナスリーブ41
の軸線と平行な回動阻止棒85が固定される。ま
た第2継手要素24における筒体73の途中に
は、回動阻止棒85をその両側から挾むように二
又に分岐した回り止め板86が固定される。
一方、第2継手要素24と結合すべく移動コン
ベア2に設けられた第1継手要素21は、前記嵌
合穴81に嵌合し得る外径を有しかつ前端が閉塞
されたプラグ状筒体87内に、前記逆止弁74と
同様の構成を有する逆止弁 を内蔵して成り、
筒体87の前端に穿設された弁孔からは弁棒88
が突出される。この第2継手要素21において
も、弁棒88が押圧されない限り逆止弁 が開
くことはない。第2継手要素24内に第1継手要
素21が嵌入した状態では、両弁棒80,88が
相互に押圧され、両継手要素21,24間が連通
する。
基板35には供給管90が固定的に配設されて
おり、この供給管90の一端は制御弁91を介し
て第2流体圧供給管25に接続され、供給管90
の他端は可撓管92を介して支持部51の流通路
69に連通される。また第1空気圧孔50および
第2空気圧孔70は、減圧弁を備える管路(図示
せず)を介して第2流体圧供給管25に接続され
るとともに、それらの管路の途中には第1空気圧
室49および第2空気圧室65の空気圧を一定に
するためのリリーフ弁(図示せず)が備えられ
る。さらに、圧力取出孔84には基板35に設け
られた架台93に取付けられる圧力センサ(図示
せず)が接続される。この圧力センサは、圧力取
出口84から取出される圧力が比較的低圧の一定
値になつたことを検出し、第1および第2継手要
素21,24が予備結合状態になつたことを示す
信号を出力する。また、第8図で示すように流体
圧供給コンベア5の従動スプロケツト12b付近
にはセンサプレート94が配置されており、前記
架台93にはセンサプレート94を検出するため
のセンサ95が取付けられる。このセンサは、第
2継手要素24から第1継手要素21への流体圧
の供給を停止させるための信号を出力する。
次にこの実施例の作用について説明すると、ガ
イド54が設けられていない位置、すなわち流体
圧供給区間A以外の全ての位置において、第1空
気圧室49には一定圧力の空気圧が導入されてお
り、アウタスリーブ40はその空気圧が環状突部
45に作用するのに応じて第4図示のように後退
せしめられている。一方第2空気圧室65にも一
定圧力の空気圧が導入されており、この空気圧が
隔板66に作用することにより、インナスリーブ
41は第4図示のように鍔63が環状突部62に
当接するまで前進せしめられている。また、制御
弁91の制御動作により、流通路69内には比較
的低圧の空気圧が導入されており、この低空気圧
が挿通管68、案内管67および軸部44内に作
用し、第2継手要素24の筒体73は前方に向け
て押圧され、規制鍔75が支持面72に押付けら
れる。支持面72は円錐状であるので、筒体73
に作用する前方への押圧力に応じて該筒体73は
その軸線を案内管67および挿通管68の軸線延
長線に一致させてセンタリングさせられる。この
際、この筒体73のセンタリングに応じて、軸部
44を介して揺動継手43および摺動板42もセ
ンタリングさせられている。
第2継手要素24が駆動スプロケツト12aを
通過して移動コンベア2に対向する位置に来る
と、ガイド54における移動案内部55の傾斜部
をローラ52が転動するのに応じて、アウタスリ
ーブ40は前方すなわち移動コンベア2側に移動
せしめられ、このアウタスリーブ40とともにイ
ンナスリーブ41および第2継手要素24も一体
的に前進せしめられる。この際、第1空気圧室4
9内の空気は図示しないリリーフ弁により放出さ
れる。
ローラ52が前記移動案内部55の傾斜部を転
動しているときに、第2継手要素24の前方に
は、移動コンベア2の第1継手要素21が対向し
て移動しており、第2継手要素24の前進動作に
応じて第1継手要素21が嵌合穴81に嵌入され
る。この際、第1継手要素21が第2継手要素2
4内にわずかに嵌入して逆止弁74が開弁し、低
空気圧が嵌合穴81に流れると、その低空気圧が
圧力取出孔84から圧力センサで検出される。圧
力センサはその低空気圧を検出したことを示す信
号を出力し、それに応じて制御弁91が動作し
て、流通路69に高空気圧が供給され、第1およ
び第2継手要素21,24が完全に結合されると
ともに、前記高空気圧が移動コンベア2の第1流
体圧供給管4に供給される。
このような第1および第2継手要素21,24
の結合状態すなわち第1流体圧供給管4への流体
圧供給状態は、流体圧供給区間Aを第2継手要素
24が移動する間継続されるが、流体圧供給区間
Aを通過する直前にセンサプレート94をセンサ
95が検出する。これにより、制御弁91が動作
して流通路69には比較的低圧の空気圧が供給さ
れる。そのため、第2継手要素24の筒体73に
は、第1継手要素21側の高空気圧により後方へ
の押圧力が作用し、ローラ52がガイド54にお
ける移動案内部55の傾斜部を転動して、第1継
手要素21から第2継手要素24が離反する。し
たがつて、両継手要素21,24の結合状態が解
除され、第1流体圧供給管4への空気圧供給が停
止される。また、移動案内部55の傾斜部に対応
して戻し案内部56が設けられており、この戻し
案内部56の側面上をローラ53が転動するの
で、低空気圧から高空気圧への切換えにより両継
手要素21,24の結合解除動作が作動不良によ
りうまく作動しなかつたとしても、アウタスリー
ブ40、インナスリーブ41および第2継手要素
24が強制的に引き戻されるので、両継手要素2
1,24の結合解除が確実に行なわれる。
或る第2継手要素24が流体圧供給区間Aを通
過して第1継手要素21との結合を解除した時点
で、次の第2継手要素24が流体圧供給区間A内
に位置してそれに対応する第1継手要素21と結
合されており、したがつて、運転中においては少
なくとも1つの第2継手要素24とそれに対応す
る第1継手要素21との結合が行なわれる。その
ようになるように、第1継手要素21相互の間隔
および第2継手要素24相互の間隔が定められて
おり、それによつて第1流体圧供給管4への空気
圧の連続自動供給が達成され、どの流体圧作動装
置3であつてもいつでも作動させることが可能と
なる。
次に第2継手要素24および第1継手要素21
の結合時に、両継手要素24,21の軸線がずれ
ている場合を想定する。この場合には、第2継手
要素24の前進動作に応じて、第1継手要素21
の先端が筒体73の嵌合案内面82に当接する。
それに応じて筒体73は軸部44に案内されて後
退し、規制鍔75は支持面72から離反する。こ
の状態で、筒体73は揺動継手43を支点として
揺動可能となるが、筒体73には第1継手要素2
1の嵌合案内面82への当接により、第1継手要
素21の軸線側に向けて移動させる力が作用す
る。この力は揺動継手43を介して摺動板42に
伝わり、摺動板42が第1継手要素21の軸線側
に摺動する。その結果、両継手要素21,24の
軸線が一致し、前述と同様にして両継手要素2
1,24が結合する。このような軸線のずれは、
360度いずれの方向であつても修正することが可
能である。
次に、両継手要素21,24の軸線のずれが大
きく、第1継手要素21の先端に第2継手要素2
4の先端が突き当つてしまつたときを想定する。
この場合には、第2継手要素24すなわちインナ
スリーブ41に後方への押圧力が作用する。ここ
で、第2空気圧室65の空気圧は一定値となるよ
うに制御されており、前記押圧力に応じて空気圧
を放出し、第2継手要素24の後退動作が許容さ
れる。そのため、第1および第2継手要素21,
24やインナスリーブ41などが、損傷すること
が防止される。
以上の実施例では、アウタスリーブ40の前
進、後退動作に追従して流通路69に空気圧を供
給するために、可撓管92を用いたが、いわゆる
パンタグラフ式のジヨイントを用いて空気圧を供
給するようにしてもよい。また流体圧として空気
圧を用いて説明したが、空気圧以外の流体圧を用
いるようにしてもよい。
以上のように本発明によれば、複数の第1継手
要素が等間隔に設けられた移動コンベアに、比較
的短距離にわたつて流体圧供給コンベアを並列さ
せ、その流体圧供給コンベアに全周にわたつて固
定された第2流体圧供給管に、流体圧供給コンベ
アの走行に応じて伸縮する接続管を介して流体圧
の常時供給するとともに、第1継手要素に対応し
て流体圧供給コンベアに等間隔に配置された複数
の第2継手要素が第2流体圧供給管に共通に接続
され、さらに各第2継手要素を駆動手段によつて
第1継手要素に係脱し、第1継手要素を各流体圧
作動装置に接続され移動コンベアの全周にわたつ
て設けられた第1流体圧供給管に接続するように
したので、各流体圧作動装置への連続的かつ自動
的な流体圧供給が可能となり、したがつて作業者
によるホース着脱作業が省略されて作業効率が向
上し、その結果、操作場所の縮小化および運転時
間の延長化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第
1図は本発明を適用する自動車の組立てラインの
一部を示す簡略化した平面図、第2図は第1図の
簡略化した縦断側面図、第3図は第2図の―
線に沿つて右半分を省略した縦断面図、第4図は
要部拡大縦断面図、第5図は第4図の一部を省略
した右側面図、第6図は第4図の―線に沿う
断面図、第7図は第4図の一部を省略した左側面
図、第8図はガイドの敷設状況を示すための簡略
化した平面図である。 2……移動コンベア、3……流体圧作動装置、
4……第1流体圧供給管、5……流体圧供給管、
21……第1継手要素、24……第2継手要素、
25……第2流体圧供給管、30……接続管、3
4……空気圧供給源、36……駆動手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 連続駆動される無端状移動コンベアに等間隔
    をあけて固定された複数の流体圧作動装置に、流
    体圧を連続的に供給するための流体圧連続供給装
    置において、前記移動コンベアには、無端状であ
    りしかも可撓性を有する第1流体圧供給管が全周
    にわたつて固定されるとともに、該供給管には前
    記各流体圧作動装置がそれぞれ接続され、前記移
    動コンベアに同期して連続駆動される無端状流体
    圧供給コンベアが比較的短距離にわたつて前記移
    動コンベアに並列され、該流体圧供給コンベアに
    は無端状でありかつ可撓性を有する第2流体圧供
    給管が全周にわたつて固定され、第2流体圧供給
    管には流体圧供給コンベアの移動に追従して伸縮
    し得る接続管を介して流体圧供給源が接続され、
    前記移動コンベアには第1流体圧供給管に共通に
    接続される複数の第1継手要素が等間隔をあけて
    固定され、前記流体圧供給コンベアには、第1継
    手要素に対応した等間隔の位置に、第1継手要素
    に係脱可能であり第2流体圧供給管に共通に接続
    される複数の第2継手要素が配置され、さらに各
    第2継手要素の第1継手要素との係脱を行なうた
    めの駆動手段が流体圧供給コンベアに設けられる
    ことを特徴とする連続移動する複数の流体圧作動
    装置への流体圧連続供給装置。
JP58204178A 1983-10-31 1983-10-31 連続移動する複数の流体圧作動装置への流体圧連続供給装置 Granted JPS6097104A (ja)

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JP58204178A JPS6097104A (ja) 1983-10-31 1983-10-31 連続移動する複数の流体圧作動装置への流体圧連続供給装置

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JPS6097104A JPS6097104A (ja) 1985-05-30
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01127943U (ja) * 1988-02-23 1989-08-31

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JPH01127943U (ja) * 1988-02-23 1989-08-31

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