JPS6239947B2 - - Google Patents

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JPS6239947B2
JPS6239947B2 JP56165494A JP16549481A JPS6239947B2 JP S6239947 B2 JPS6239947 B2 JP S6239947B2 JP 56165494 A JP56165494 A JP 56165494A JP 16549481 A JP16549481 A JP 16549481A JP S6239947 B2 JPS6239947 B2 JP S6239947B2
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JP
Japan
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groundwater
flow
measurement
observation section
electrode
Prior art date
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Application number
JP56165494A
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English (en)
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JPS5866857A (ja
Inventor
Yoshio Kano
Tsutomu Hino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Kiso Sekkei Co Ltd
Original Assignee
Taisei Kiso Sekkei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Taisei Kiso Sekkei Co Ltd filed Critical Taisei Kiso Sekkei Co Ltd
Priority to JP56165494A priority Critical patent/JPS5866857A/ja
Publication of JPS5866857A publication Critical patent/JPS5866857A/ja
Publication of JPS6239947B2 publication Critical patent/JPS6239947B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P5/00Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft
    • G01P5/005Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft by using a jet directed into the fluid
    • G01P5/006Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft by using a jet directed into the fluid the jet used is composed of ionised or radioactive particles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、地下水の流動測定方法およびその装
置に係り、とくにボーリング孔内等に設置されて
測定を行なう場合に好適な地下水の流動測定方法
及びその装置に関する。
近年、土木建築等の分野における軟弱地盤に対
する凍結工法の採用の可否判断や、地下水汚染の
調査等を行なう上で、地下水の流動(流速又は流
向もしくはその両方)を正確に測定する必要が多
くなつてきている。従来より、地下水の流動測定
方法として広く利用されているものに所謂トレー
サ法がある。この方法は、複数のボーリング孔を
掘削し、内、中心の1孔に食塩あるいは色素を投
入して他のボーリング孔との間で電気抵抗あるい
は濃度の経時的変化を調べ、到達時間及びその位
置から流動を算定・計測するものである。しかし
ながら上記従来技術においては、ボーリング孔を
多数掘削しなければならず調査費用が極めて高く
なるとともに、測定箇所での地下水の流速が遅い
ときには測定に長時間を要し、かつ、その間に降
雨等により地下水流が変化することが多く、正確
な測定を行なうことが困難になるという本質的欠
点を有していた。
一方、昨今においては、上記従来技術の欠点を
改善する試みとして、ボーリング孔を1孔掘削す
るのみで、地下水の流動を安価にかつ迅速に測定
する方法が考案されている。これは、例えば、前
記ボーリング孔内に測定手段としてのプロペラ式
流速計を降下配置し、該プロペラの回転数及びそ
の変化より流向及び流速を測定したり、また特公
昭45―25029に開示された発明の如く円板をボー
リング孔内に降下させ、該円板に作用する孔内水
の上昇流および下降流による圧力差から地下水の
流動状況を推定したりするものである。
しかしながら、上記従来技術においては、いづ
れもボーリング孔の孔内水の流れを地下水の流れ
として流動測定を行なうものであるが、礫層等の
地盤内を流れる地下水がボーリング孔内に到る
と、該ボーリング孔内で摩擦抵抗(地下水の流動
に対する土質性状)が不連続となるために乱流を
生じ、従つて、比較的小さな径であるボーリング
孔にあつては地下水の流速が極めて微小な場合で
も正確な流動測定が困難になるという欠点を有し
ていた。
また、地下水にて機械的測定手段を駆動する方
法にあつては、流速が毎秒2cm以下の微小な場合
その摩擦力等の影響により、流速又は流向の測定
が殆んど不可能であつた。
本発明は、かかる従来技術の欠点に鑑みなされ
たものであつて、単一の測定点で、極めて微小な
流速からなる地下水の流動を簡単で確実に、か
つ、高精度に測定することの可能な地下水の流動
測定方法及びその装置を提供することを目的とす
る。
本発明は、複数個の測定電極を備え且つ周囲を
網状部材で囲繞された観測部内に粒状物を充填
し、この観測部を地盤中に掘削されたボーリング
孔底壁近くの所定の地下水層内に降下した後、試
験深度近傍の孔壁に向けて流体を当流し、これに
より該孔壁の一部を泥状に崩壊して前記観測部周
りを埋め戻し、次に地下水とは電気的又は化学的
性質の異なる置換流体塊を、地下水の流動に従つ
て前記観測部内を流動せしめ、この流動により生
じる電気的又は化学的性質の変化を前記測定電極
によつて検出算定することにより、前記目的を達
成しようとするものである。
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第8図に
基づいて説明する。
第1図は、本発明に係る地下水の流動測定方法
に基づいて構成された流動測定装置を用いて実際
に測定を行なつている場合の一例を示す概略説明
図である。図において、1は地盤E内を地表から
所定深さの地下水層(細砂層・中砂層など)内ま
で掘削された測定用のボーリング孔である。この
ボーリング孔1の側壁には、測定深度の上方まで
ケーシング(図示せず)が打込まれており、この
ケーシングによつて、孔側壁1Aの崩壊防止及び
測定対象地層と他の地層との間の遮断が行なわれ
るようになつている。
このボーリング孔1内に、ボーリングロツド3
を介して吊持された流動測定装置の1例としての
測定用プローブ(以下、単に「プローブ」とい
う)4が試験深度まで降下されており、かつ、プ
ローブ4の下側に設けられた観測部が孔底壁1B
内に埋設されている。ここで、前記プローブ4の
方向は、該プローブ4の上部に内蔵された方位計
(第2図参照)5によつて確認されながら、所定
の向きに設置固定されるようになつている。
地盤E内の前記地下水層には、図の矢印Fで示
す地下水の流れがあり、また前記ボーリング孔1
内には該地下水層より地下水Wが湧出し、これが
ためこの地下水Wの中に前記プローブ4が浸漬さ
れることになる。
前記プローブ4は、ボーリングロツド3に沿つ
て延設されたホース6及びキヤプタイヤケーブル
8によつて、外部の計測機器等(図示せず)と機
械的・電気的に接続されており、これにより、地
下水の流動測定及び記録を行なえるようになつて
いる。
第2図は、前述したプローブ4の具体的構成を
示したものである。この図において、9はボーリ
ングロツド3に着脱自在に螺合された連結管部2
を介して該ボーリングロツド3の下端部に固定さ
れた円筒状のプローブ本体であり、このプローブ
本体9の下端には、絶縁材から成るヘツド盤10
と、このヘツド盤10に所定間隔をおいて対向装
備された底盤11とによつて囲まれた観測部12
が設けられている。
前記ヘツド盤10は、絶縁材から成り、周側部
にはテーパ状に形成されたテーパ部13が設けら
れている。このテーパ部13の外周上には、置換
流体塊としてのイオン層を形成するための第1の
イオン発生用電極14が環帯状に装着されてお
り、この第1のイオン発生用電極14の内側下方
には、第2のイオン発生用電極としての後述する
金網15が設けられている。また前記ヘツド盤1
0の下面には複数の測定電極群30(具体的には
後述する)が同心円状に且つ等間隔に配設されて
いる。前記ヘツド盤10は、所定の長さを有する
4本のネジ付支柱16,16,…によつて前記プ
ローブ本体9の下端面にねじ止めされ、これによ
つて該プローブ本体9に密閉装着されている。ま
た、前記ヘツド盤10の第2図における上面には
各電極を測定回路へ接続するためのターミナル板
17が設けられている。
前記ヘツド盤10に対向装備された底盤11
は、前記ネジ付支柱16,16,…の下端部にお
いてナツトにより固定されている。そしてこの底
盤11との間に形成された観測部としての空間1
2に、被測定流体としての地下水Wが流入し得る
ようになつている。一方、前記底盤11は、前記
金網15を係止するほか、観測部12内に粒状物
を充填する容器底としての機能及びプローブ本体
4全体をボーリング孔1の孔底に押下した場合で
も、観測部12の破損を防止する機能をも兼ね備
えている。また、この底盤11の中央には、前記
粒状充填物18を出入れする為の開口19が穿設
されており、この開口19の下側にゴム栓20が
着脱自在に嵌着されている。
前記ヘツド盤10の下面周端部と底盤11との
間には、前記測定電極群30を取り囲むようにし
て筒状の金網15が配設されている。この金網1
5は、白金、ステンレス等の導電材料で形成され
ており第2のイオン発生用電極としての機能を有
するほか、流動測定時には測定電極群30を電気
的にシールドして地電流等による外来雑音の影響
を除去する役目を果す。また、金網15の目の大
きさは充填物18の散逸を防止し、かつ地下水の
流動の妨げとならない程度に設定されている。
ここで、前記観測部12内に予め充填される粒
状物18は、当該観測部12内の地下水の流動に
対する摩擦抵抗(土質性状)を、被測定対象であ
る地下水層の摩擦抵抗と同一にすることにより、
実際の地盤E内を流れる地下水と同じ流動を前記
観測部12内に起こさせるためのものである。
前記プローブ本体9の外周には、上下方向に延
設された4つのフイン21,21,…がねじ止め
されており、このフイン21,21,…近傍をボ
ーリング孔1内にて埋め戻すことにより、プロー
ブ4全体を回転不能に固定できるようになつてい
る。このフイン21,21,…の内部には、流体
当流手段の1例である圧水噴射手段としての噴射
用配管22,22,…が配設されている。この噴
射用配管22,22,…は、その一端が前記プロ
ーブ本体9の上端肩部に装備されたドーナツ型の
送水分配器23と連結されており、また他端部が
前記フイン21,21,…内の中央やや下側で平
方向に曲折されたのち該フイン21,21,…の
先端面にて開口され噴射口22A,22A,…が
形成されている。さらに、噴射用配管22,2
2,…の途中には異物侵入防止用の逆止弁24,
…が介装されている。一方、前記送水分配器23
には、地上より延設された耐圧ホース6と接続さ
れている。この送水分配器23は、外部から圧水
が注入されると、各噴射用配管22,22,…へ
均圧な圧水を送出する機能を有するものである。
従つて、ボーリング孔1の孔底壁1B(第5図A
参照)近くに前記プローブ4の観測部12を降下
設置した後、耐圧ホース6を介して圧水が送出さ
れると、各噴射口22A,22A,…から孔側壁
1Aに向けて該圧水が噴射する。この噴射流が前
記孔側壁1Aに当流すると該孔側壁1Aが崩壊軟
弱化され、この崩壊された土壤が前記観測部12
の周りに下降するため、この観測部12を埋め戻
すことができるようになつている。この際、前記
噴射口22A,22A,…がフイン21,21,
…の上部に配置すれば該フイン21,21,…部
分を埋め戻すことも可能となる。
前記プローブ本体9内の上端部近傍には、前述
した方位計5が収納装備されており、その方位信
号はキヤプタイヤケーブル8を介して外部へ伝達
されるようになつている。このキヤプタイヤケー
ブル8は外部から、前記連結管部2に設けられた
穴25及びプローブ本体9の上端に設けられたゴ
ム部材26Aによりシールされる密栓26を経て
該プローブ本体9内に配設導入されている。
次に、前記ヘツド盤10に設けられた測定電極
群30の構成及び前述した地下水の流動測定の具
体的手法について説明する。
まず、測定電極群30は、第2図、第3図に示
すようにヘツド盤10の下面と同一面で同心かつ
環帯状に露出した第1電極31及び第4電極32
と、これらの第1電極31と第4電極32の間に
前記ヘツド盤10より下方へ線状に突設された複
数組の第2電極33A〜40A及び第3電極33
B〜40Bとにより構成されている。これを詳述
すると、まず第3図に示すように、前記ヘツド盤
10の下面外周端部近傍に沿つて前記第1電極3
1が環帯状に設けられている。次に、この第1電
極31の内側には、複数個の第2電極33A〜4
0Aが同心円状に等間隔に配設され、また該第2
電極33A〜40Aに対応して内側に、第3電極
33B〜40Bが同じく同心円状に等間隔に配設
されている。このため、第3図の実施例において
は、8方向に放射状に前記第2、第3電極33A
〜40A,33B〜40Bが配列された状態とな
つている。これらの第2、第3電極33A〜40
A,33B〜40Bは、ヘツド盤10からの突出
部分の内、ヘツド盤近傍部分に絶縁処理が施され
ている。さらに前記第3電極33B〜40Bの内
側に環帯状の第4電極32が同心円状に配設され
ている。
そして、前記測定電極群30の内、一方向をな
す第2、第3電極、例えば第2電極33Aと第3
電極33Bが一組の検出電極群33を構成するよ
うになつている。
次に、前述した各測定電極群30並びに第1お
よび第2のイオン発生用電極14,15の電気的
駆動及び測定を行なう測定回路41の構成例を第
4図に基づいて説明する。
まず、前記プローブ本体9に内蔵された検出部
41Aについて述べると、前記第1および第4電
極31,32の間には発振器42によつて所定の
交流電圧が印加されるようになつており、該第1
および第4電極31,32間に観測部12内の地
下水を通じて電極が通電されるようになつてい
る。この観測部12内の通電により前記第2およ
び第3電極33A,33B,34A,34B,…
の各組の電極相互間に電圧が生じる。この電圧
は、検出電極群33〜40毎に別個に検出され、
増幅器43〜50に送られるようになつている。
一方、前記第1および第2のイオン発生用電極1
4,15間には、ワンシヨツトパルス発生器51
から所定の波高及びパルスを有するイオン発生用
のパルスが印加されるようになつている。このワ
ンシヨツトパルス発生器51は外部からスタート
信号が入力されると前記イオン発生器用のパルス
を出力する機能を有しており、また、前記第1お
よび第2のイオン発生用電極14,15はパルス
電圧が印加されると、マイナス側である第1のイ
オン発生用電極14の近傍にプラスイオン(H+
等)Pを、プラス側の第2のイオン発生用電極1
5にはマイナスイオン(OH-等)Qをそれぞれ
集積発生せしめる機能を有している(第6図A参
照)。そして、第2のイオン発生用電極15近傍
に生じた円筒状のイオン層(置換流体塊)60
は、地下水の流動につれて前記観測部12内を移
動し、外部へ送出されるが、この間、該イオン層
の導電率が地下水に比して大きいため、前記検出
電極群33〜40近傍の抵抗値が順次変化し、従
つて、この抵抗変化の様子を該検出用電極群33
〜40の検出信号電圧(測定電圧)V33〜V40の変
化としてとらえることができる。この測定電圧
V33〜V40は各々前記増幅器43〜50に送られ増
幅されたのちアナログスイツチ52に出力される
ようになつている。一方、前記発振器42の出力
側にはクロツクパルス発生器53が接続されてお
り、更にこのクロツクパルス発生器53の出力側
にカウンタ54が接続されている。このカウンタ
54は前記クロツクパルス発生器53から送られ
るクロツクパルスを循環計数し、この計数値を同
期信号として前記アナログスイツチ52に送出す
る機能を有している。このアナログスイツチ52
は、カウンタ54から送られる同期信号に基づ
き、各増幅器43〜50から出力された測定電圧
V33〜V40を時分割して、該アナログスイツチ52
の出力側に接続された全波整流回路56へ送出す
るようになつている。この全波整流回路56は各
測定電圧V33〜V40を全波整流して直流成分に変換
したのち前述したキヤプタイヤケーブル8を介し
て各測定電圧V33〜V40を地上に設けられた記録部
41Bへ送出するようになつている。この記録部
41B側では、前記カウンタ54から同期信号が
入力されるアナログスイツチ57によつて、前記
全波整流回路56の出力を各測定電圧V33〜V40
に前記アナログスイツチ52と同期をとりながら
時分割し、対応するオフセツト調節回路58〜6
5を介してマルチチヤンネルレコーダ等の記録器
(図示せず)へ出力するようになつている。ここ
で、前記オフセツト調節回路58〜65は、検出
用電極群33〜40毎に生ずるレベル誤差を個別
に調整するためのものである。このように構成さ
れた測定回路41によつて、前記第1および第2
のパルス発生用電極14,15により形成された
イオン層の動きを経時的に測定記録することが可
能となる。
次に、上記実施例の全体的動作を説明する。
まず、予めプローブ4の前記観測部12内に粒
状物(基本的には測定対象層から採取した砂材
料)を充填し、次に、該プローブ4を方位計5に
よつて所定向きに配置しながらボーリング孔1内
に降下させ底盤11が孔底壁1Bに到達した時点
で(第5図A参照)、前記耐圧ホース6を介して
外部より圧水を送出する。すると前記噴出口22
A,22A,…から孔側壁1Aに向け圧水が噴射
し、これにより孔側壁1Aの一部が崩壊され前記
観測部12の周りが徐々に埋め戻される。このと
き、前記ヘツド盤10のテーパ部13が斜め内向
きに形成されているので、観測部12の周りは隙
間なく埋め戻されることになつている。そして遂
には、前記観測部12内外を含めたプローブ4の
下端部が地下水層地盤内に埋設された状態となる
(第5図B,C参照)。このため、観測部12は地
下水層と一体になり、かつ、同一の土質性状を有
することとなり、従つて地下水層内の地下水の流
動と殆んど同一の流動が得られる。
次に、プローブ4の降下、埋設作業による地下
水等の撹乱がおさまつた後、測定回路41各部に
電源を投入し、前記第1電極および第4電極3
1,32間に交流電圧を印加する。続いて、ま
ず、前記ワンシヨツトパルス発生器51にスター
ト信号を送り、第1および第2のイオン発生用電
極14,15にパルスを印加すると前述したよう
にプラス側である第2のイオン発生用電極15の
近傍に置換流体塊としての円筒状のイオン層60
が形成される(第6図A参照)。このとき、第1
のイオン発生用電極14近傍にもプラスのイオン
層が形成されるが地下水Wの流動につれて観測部
12の上方を移動するので、地下水流動の測定に
影響せず、又、同時に電気分解も行なわれ気泡R
も発生するが、該気泡Rは土壤に吸着し或いは地
下水に解ける為、前記測定にほとんど影響を与え
ない。ここで、地下水Wが、例えば、検出電極群
33→37方向へ流動する場合について説明する
と、地下水Wの流動につれて前記イオン層60も
移動し、時間T1が経過して該イオン層60の前
縁が第2の電極33Aに達すると(第6図B参
照)、第2および第3電極33A,33B間の抵
抗値がまず減少し始め、従つて前記測定電圧V33
の値が低下し始める(第7図T1参照)。これによ
り、地下水Wの流向が検出電極群33→37の方
向であることが検出される。この方向は、前述し
た方位計5を基準として正確に特定されるように
なつている。続いて、時間T2が経過し、イオン
層60が第2電極33Aと第3電極33Bとの間
に移送されてくると(第6図C参照)、電圧V33
ピークを示す(第7図T2参照)。従つて、前記第
2のイオン発生用電極15にイオン層60が形成
されてから第2および第3電極33A,33B相
互間に達するまでの時間T2と、該第2のイオン
発生用電極15及び検出電極群33の間の距離L
を用いて、L/T2の計算により地下水の流速が
容易に求められるようになつている。尚、この場
合、前記第2、第3の電極相互間の距離をlとし
て、l/(T2−T1)により、流速を求めてもよ
い。
一方、他の検出電極群においては、例えば、検
出電極群34に係る電圧V34は、第2電極34A
にイオン層60が到達するタイミングが前記第2
電極33Aに到達するタイミングより遅れ、か
つ、電極34A,34B間を斜めに通過するの
で、該電圧V34の立ち上りが遅れるとともにピー
ク変化も小さなものとなる。従つて、各測定電極
V33〜V40の内、ピークになるタイミングが一番早
いか、或いはピーク変化の一番大きなものを検出
して前記流向測定を行なうことも可能となる。隣
接する検出電極群の測定電圧の立ち上がり、又は
ピーク値が同じ場合には、その中間方向が地下水
の流向を示すことになる。さらに時間が経過して
イオン層60が検出用電極群33を通り過ぎると
前記電圧V33はもとの値まで上昇する(第7図T3
参照)。
次に、前記イオン層60が地下水とともに流れ
去り、電圧V33等がもとの値に戻れば、上記した
のと全く同様にして、第1および第2のイオン発
生用電極14,15にパルスを印加し、イオン層
60を形成せしめることにより、引き続き第2回
目の流動測定を開始することができるようになつ
ている。かかる動作は何回でも行なうことが可能
である。
これとは別に、長期にわたつて地下水流動の測
定を定期的に行ないたい場合には、まず前述した
と同様にして観測部12の近傍を埋設したのち、
更にプローブ4の外周部分を第8図Aに示すよう
に埋め戻す。このとき前記フイン21,21,…
によつてプローブ4が固定されるので、ここで前
記ボーリングロツド3の取りはずしが可能となり
該ボーリングロツド3を取りはずしたのち(同図
B参照)、さらにボーリング孔1内を地表近くま
で埋め戻す(ケーシングは必要に応じて取出
す)。この時、前記連結管部2内の蓋7(第2図
参照)が埋め戻し後の圧力受けとなるようになつ
ている。
次に、前述と同様にして所望の時期にワンシヨ
ツトパルス発生器51へのスタート信号を送れ
ば、地下水の流動を何時でも測定可能となり、ま
た、プローブ4全体が埋め戻されているため極め
て正確な測定を行なうことができる。
このため、本第1実施例では、観測部内に予め
粒状物を充填し、かつ、圧水を孔壁に噴射して該
観測部周りを埋め戻すので、観測部内外を簡単
に、かつ、確実に被測定対象層の土質性状と略同
一とすることができ、また、イオン発生用電極に
単にパルスを印加するだけで測定対象を乱すこと
なく高精度な測定を繰り返し行なうことが可能と
なる。また、観測部を囲繞し充填物の散逸を防ぎ
金網がシールド効果を有し外来雑音をしや蔽する
ため、前記測定精度をより向上できるとともに、
この金網をイオン層形成用のイオン発生用電極と
兼用するため構成を単純にすることができ、ま
た、電極表面積が大きいのでイオン発生量を多く
できるとともに、気泡の発生を抑えることができ
る。また、イオン層が円筒状に形成されるため、
流向にかかわらずいずれかの検出電極群を必ず横
切るため確実な測定を行なうことができる。
さらに、通電用の第1および第4電極を、各々
複数の検出電極群に対して一体的に形成したた
め、電極の配設及び配線が容易となり、又、測定
電圧を時間割して地上の記録器側に送出するの
で、回路構成が単純化し、かつ、キヤプタイヤケ
ーブルの小型化を図ることができる。さらに、ク
ロツクパルスの発生に用いる発生器の出力を第
1、第4電極に印加する電源として用いるので、
別個に交流電源を用意する必要がない。
また、フイン及び圧水噴射手段は、簡単にプロ
ーブ本体に着脱することができる。
尚、上記実施例に於ては、圧水を均圧化するた
めの送水分配器及び噴射用配管をプローブ本体の
外側に装着するように構成したが、第9図に示す
ように、連結管部70のツバ71上に、ドーナツ
状の送水分配部72及び噴射ノズル73が一体的
に形成された円環型の圧水噴射手段74を固定
し、かつ、該連結管部70とプローブ本体75と
を着脱自在に螺合せしめ、プローブ76全体を埋
め戻す際ボーリングロツド3を回して、該プロー
ブ76から連結管部70を取り除し、前記圧水噴
射手段74を回収するように構成してもよく、ま
た、圧水も第10図に示す如くボーリングロツド
3内を使用して送水するように形成してもよい。
また、置換流体塊は前述したイオン層の他に、
例えば電解液、酸、アルカリ溶液等の地下水とは
電気的(導電率・誘電率等)又は化学的(PH等)
性質が異なり、比重・粘性の近似した液状の物質
を第11図に示すように送液ホース80を介して
注出管81の先端より観測部の内又は外に(図示
せず)注出して置換流体塊82を形成し、それに
対応する電極並びに測定回路により、前記地下水
流動の測定を行なつてもよい。また、第12図に
示すように観測部の金網15の外側に噴射部83
を有するフイン84付の上下動可能な円筒形のス
リーブ85を設け、予め観測部内の充填物に置換
流体86を均一に混浸しておき、プローブ降下後
該スリーブ85を上昇させ、次に前記噴射部83
に圧水を送出し孔壁を崩壊するようにしてもよ
い。
また、測定電極群についても、上述した例に限
らず電極間の抵抗変化等の測定が可能であれば、
2電極法、3電極法を用いてもよく、測定回路も
ブリツジ回路等他の構成を用いてもよい。電極配
置についても放射状のみならず網目状等にしても
よい。
一方、孔壁の崩壊に使用する噴射流体は、圧水
のほかに圧縮エア等を用いて行なつてもよく、ま
た、第13図に示すようにプローブ本体88の外
周に回転翼87,87,…を装備しモータ等(図
示せず)で回転又は往復運動させることにより、
孔内水を噴流又は撹拌せしめ、孔内水が孔壁に当
流する際の衝撃を利用して該孔壁を崩壊せしめる
ようにしてもよい。また金網は必ずしも導電性部
材である必要はなく、充填物の散逸を防ぐもので
あればプラスチツク材料等を使用してもよい。
また、第14図、第15図に示す如く、底盤9
0の周囲に可撓性を有す爪部材91,91,…を
装備し、この爪部材91,91,…を金網15の
下端部に設けられたリング部材92の穴93,9
3,…に係脱させることにより、粒状物の出入を
行なうようにしてもよい。
また、観測部内へ充填する粒状物は、測定対象
地盤によらず、砂材料、ガラスビーズ等の粒状物
であれば充分な効果が得られる。
以上のように、本発明によれば観測部内外を簡
単にかつ確実に地下水層の土質性状と同一にする
ことができ、従つて該観測部に置換流体塊を移動
させることにより単一の測定点で極めて微小な流
速の地下水の流動を確実かつ高精度に測定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の使用状態を示す
説明図、第2図は第1実施例を示す縦断面図、第
3図は第2図の―線に沿つた水平断面図、第
4図は測定回路の一例を示すブロツク図、第5図
A,B,Cは各々第2図の一部に係る動作説明
図、第6図A,B,Cは各々本発明に係る地下水
の流動測定の原理を示す説明図、第7図は測定結
果の一例を示す線図、第8図は第2図の他の作用
を示す説明図、第9図乃至第15図は各々他の実
施例を示す説明図である。 1…ボーリング孔、1A…孔側壁、1B…孔底
壁、12…観測部、14…第1のイオン発生用電
極、15…金網、18…粒状充填物、22…噴射
用配管、30…測定電極群、41…測定回路、6
0…イオン層、74…流体噴射手段、81…注出
管、82…置換流体塊、86…置換流体、87…
回転翼。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の測定電極を備え且つ周囲を網状部材
    で囲繞された観測部内に粒状物を充填し、この観
    測部を地盤中に掘削されたボーリング孔底壁近く
    の所定の地下水層内に降下した後、試験深度近傍
    の孔壁に向けて流体を当流しこれにより該孔壁の
    一部を泥状に崩壊して前記観測部周りを埋め戻
    し、次に地下水とは電気的又は化学的性質の異な
    る置換流体塊を、地下水の流動に従つて前記観測
    部内を流動せしめ、この流動により生じる電気的
    又は化学的性質の変化を前記測定電極によつて検
    出算定することを特徴とした地下水の流動測定方
    法。 2 地盤中に掘削されたボーリング孔の所定の地
    下水層内に降下設置される地下水の流動測定装置
    において、前記地下水の流動測定装置に複数個の
    測定電極を備え且つ周囲を網状部材で囲繞される
    とともに内部に粒状物を充填自在に形成された観
    測部と、この観測部が降下設置されるボーリング
    孔壁を泥状に崩壊し該観測部周りを埋め戻すため
    の流体当流手段と、前記観測部の内又は外に地下
    水とは電気的又は化学的性質の異なる置換流体塊
    を形成する手段とを備え、地下水の流動に伴なう
    前記置換流体塊の移動を前記測定電極によつて検
    出算定することを特徴とした地下水の流動測定装
    置。
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