JPS6238886A - 容量可変型のスクロ−ル型圧縮機 - Google Patents

容量可変型のスクロ−ル型圧縮機

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JPS6238886A
JPS6238886A JP60174968A JP17496885A JPS6238886A JP S6238886 A JPS6238886 A JP S6238886A JP 60174968 A JP60174968 A JP 60174968A JP 17496885 A JP17496885 A JP 17496885A JP S6238886 A JPS6238886 A JP S6238886A
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fluid
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忠嗣 佐藤
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真部 淳
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C28/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
    • F04C28/10Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
    • F04C28/16Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using lift valves

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  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一対のうず巻体を角度をずらせてかみ合わせ
、一方のうず巻体に相対的な円軌道運動を与えて1両う
ず巻体間に形成した密閉空間を中心方向へ容積の減少を
伴わせながら移動させ、中心部から圧縮ガスを吐出させ
るようにしたスクロール型圧縮機に関し、特に容量を変
化することのできるスクロール型圧縮機に関する。
(従来の技術) 冷房装置等に使用されている圧縮機は、−亘設定温度に
なった後には、その能力は小さくて済む。即ち、圧縮機
の圧縮比はそれほど大きくなくてもよい。
従来から、圧縮比を変化することのできるスクロール型
圧縮機が種々知られておシ、−例として特願昭60−1
32487号明細書に記載されている圧縮機である。
上述の圧縮機では、圧縮比を変化させる場合。
第7図に示すように、電磁弁45を駆動させて。
シリンダ49内に吐出室(図示せず)からの高圧に抗し
て、ピストン44を押し下げ、開口部5゜を塞いで、圧
縮比を大きくシ、一方、電磁弁45が閉じられている場
合は、スプリング43の弾性力によって、♂ストン44
は上方へ押圧されておシ、その結果、中間圧力室262
はシリンダ49を介して吸入連通室263と連通される
。従って。
中間圧力室262ヘパイノfスしたガスはシリンダ49
を介して吸入連通室263へ流れる。この結果、密閉空
間から吐出室(図示せず)に吐出される圧縮ガス量が低
下する。即ち、実質的に密閉空間の容量が低下すること
になる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上述の圧縮機の場合、最大圧縮比(即ち、電
磁弁が開いている状態)から、圧縮比を低下させるべく
、電磁弁を閉じると、シリンダ内の高圧ガスはピストン
リングの所謂台くちすきまかられずかづつ漏れ、シリン
ダ内の圧力が徐々に低下する。そして、シリンダ内圧力
によるピストンを押し下げようとする力が中間圧力室の
圧力及びスプリングにぶるピストンを押し上げようとす
る力より小さくなると、ピストンは上方へ移動を開始す
る。ところが、ピストンが上方へ移動すると、ピストン
上部のシリンダ内容積が減少するから、シリンダ内圧力
が上昇し、再びピストンはわずかに押し下げられる。即
ちピストンは振動しながら、徐々に上方へ押し上げられ
ることになシ。
この振動はピストン上部のシリンダ内圧力が大きく低下
するまで続く。
このように従来の容量可変型のスクロール型圧縮機の場
合、容量可変過程においてピストンが振動するから、ピ
ストンの耐久性に問題があシ、シかも騒音が発生すると
いう問題点がある。またピストンの振動によって安定し
た容量可変が実現できないという問題点もある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、流体吸入口と流体排出口とを備えた圧
縮機ハウジングと、第1のうす巻体を備え、圧縮機ハウ
ジング内に固定配置された固定スクロール部材と、第2
のうす巻き体を備え、第2のうず巻き体が第1のうす巻
き体と角度をずらせて噛み合い2両うす巻き体間に閉塞
された流体ポケットを形成するように固定スクロール部
材と重ね合わされた可動スクロール部材とを有し、可動
スクロール部材をその自転を阻止しながら2円軌道運動
を行わせることによって、流体吸入口に連通した吸入室
から吸入ガスを流体ポケットに取り込み、固定スクロー
ル部材の中心部に設けられた吐出口から吐出室を介して
流体排出口へ高圧ガスを排出するようにしたスクロール
型圧縮機において、前記固定スクロール部材には前記第
1のうず巻体の最外端より内側によった位置に流体パイ
i+ス孔が設けられ、該流体バイパス孔と前記吸入室と
を逆止弁を介して連通ずる中間圧力室と、該中間圧力室
と連通ずる第1の開口部及び前記吸入室へ連通する第2
の開口部を備え、吐出ガスが導入されるシリンダと、該
シリンダ内に滑動可能に配置されたピストンと、前記シ
リンダへの前記吐出ガスの導入を制御するコントロール
弁機構とを有し、前記ピストンは前記シリンダ内に導入
された吐出ガス圧力と前記中間圧力室の圧力との圧力差
によって滑動し、前記ピストンによって前記第1の開口
部が閉塞された状態で圧縮容量が最大となり、前記第1
の開口部が閉塞された状態から、前記ピストンを前記第
1の開口部を開く方向に滑動させ、該ピストンが予め定
められた位置まで移動すると、前記シリンダ内に導入さ
れた吐出ガスを前記第2の開口部を介して前記吸入室へ
逃がすためのガス抜き手段が設けられていることを特徴
とする容量可変型のスクロール型圧縮機が得られる。
(実施例) 以下2本発明を図面に示す実施例を参照して詳細に説明
する。
第1図を参照して2図示の圧縮機1は、フロントエンド
プレート11と、とれに設置されたカップ状部分12と
からなる圧縮機ハウジング10を有している。
フロントエンドプレート11は、主軸14を挿通させる
ための貫通孔111が中心に形成されておシ、背面には
貫通孔111と同心状の環状突起112が形成されてい
る。カップ状部分12は。
その開口部をフロントエンドプレート11の環状突起1
12上に嵌合し固着される。なお、0−リング18が接
合部に挾持されてシールを行なっている。
主軸14の内端にはディスクロータ141が固定されて
おり、このディスクロータ141は貫通孔111内にボ
ールベアリング13によって回転可能に支持されている
フロントエンドプレート11は、また主軸14を取巻く
ように前方に伸びたスリーブ15を有している。スリー
ブ15は、ねじ(図示せず)によって、フロントエンド
プレート11の前面に取付けられている。スリーブ15
内の前端部には、が−ルベアリング19が設置されてお
シ、主軸14を回転可能に支持している。シャフトシー
ル組立体16は、スリーブ15中で主軸14上に組立て
られている。
スリーブ15の外面上には、ベアリング31によって、
ブー’)−171が回転可能に支持されるとともに、電
磁石172が固定されている。一方主軸14のスリーブ
15から突出した端部上には。
アーマチャプレート30が弾性支持されている。
即ち、プーリー171.電磁石172およびアーマチャ
プレート30により、電磁クラッチ17が構成されてお
シ、これによって外部駆動源(例えば自動車エンジン)
の回転をベルトを介してブー’)−171へ伝え、電磁
石172への通電によって、アーマチャプレート30を
プーリー171へ吸着することによって主軸14へ回転
力を伝達するようにしている。
7oントエンドプレート11によって開ロ部ヲ閉じられ
たカップ状部分12内には、固定スクロール部材20.
可動スクロール部材21.可動スクロール駆動機構およ
び可動スクロール回転阻止機構22が設けられている。
固定スクロール部材20は、一般に側板201とその一
面に固定されたりず巻体202とからなっておシ、側板
201は数箇所をボルト23によってカップ状部分12
に固定されている。またカップ状部分12の内部には隔
壁121が軸方向へ突出するように形成されていて、側
板201の背面とその背面に接触する隔壁121の先端
面との間にはガスケット32を配してシールされている
従ってカップ状部分12の内部は固定スクロール部材の
側板20.1によってうず巻体202の配置される前方
の室25と後方の室26とに分離されている。さらに、
後方の室26は、隔壁121によって吐出室261と、
中間圧力室262と、前方の室25の吸入室251に連
通している吸入連通室263とに分離されている。なお
、隔壁121の先端面と側板201の背面とのシールは
隔壁121の先端面に溝を設けてシールリングで行って
もよい。
室25中には、可動スクロール部材21が配置されてい
る。可動スクロール部材21は側板211とその一面に
固定されたうず巻体212からなシ。
うず巻体212は、うず巻体202と180°の角度ず
れをもってかみ合わされて2両うず巻体の間に密閉空間
を形成している。可動スクロール部材21は、7′jイ
スクロータ141の内端面に偏心して結合した駆動輪2
7上に、ラジアルベアリング28を介して2回転可能に
設置されている。一方フロントエンドプレー)11へ固
定結合された固定リング222と、これと対向するよう
に可動スクロール部材21の側板211へ固定された可
動リング215と2両リングに形成したポール受人24
1.242中に配置したが一ル224とによって回転阻
止機構22が構成されている。  、圧縮機ハウジング
10には、外部の流体回路と接続するための流体吸込口
35と流体排出口36とが設けられている。冷媒ガスは
流体吸込口35から両スクロール体の外側に形成される
吸入室251に導入され2両スクロール部材20.21
間の密閉空間へ取シ込まれ、可動スクロール部材21の
円軌道運動により圧縮されながら中心部へ移動し、固定
スクロール部材20の側板201の中心部に設けた吐出
口20′4から吐出弁37を介して吐出室261へ吹出
し、そこから流体排出口36を通って流体回路へ流出す
る。
ところで両スクロール部材20.21間の密閉空間への
流体の取シ込みは普通、一方のうず巻体202又は21
2の外端と他方のうず巻体の外側面との間にそれぞれ形
成される合計二つの流体域シ込み口を通して行われる。
即ち可動スクロール部材21の円軌道運動にしたがって
流体域シ込み口が開閉され、その際に両スクロール部材
20゜21間の密閉空間へ流体を取り込む。ここでうず
巻体202,212の外端の位置はいわゆる最終伸開角
φendで表わされるので、流体域シ込み口の位置も最
終伸開角φendで実質的に定まる。
さらに第2図(a)をも参照すると、固定スクロール部
材20はうず巻体202の最終伸開角φendが4πを
越えるものであシ、シかも中間圧力室262に通じた2
つの流体パイI?ス孔205および206を有している
。一方の流体バイパス孔206は。
うず巻体202の成る伸開角φ1の位置に対応し。
かつうず巻体202の内側に開口するように設けられて
いる。他方の流体パイ・やス孔207は、うず巻体20
2の成る伸開角(φl−π)の位置に対応し、かつうず
巻体202の外側に開口するよりに設けられている。し
たがって流体バイパス孔205.206はいずれも、流
体取り込み口(三箇所)よりもうず巻方向に沿って中心
に近づいた位置に対応することとなる。ここで流体バイ
パス孔205,206が設けられる角度位置は。
φend )φ1〉φend −2yr      −
−(1)で定まる範囲内に選ぶ。
さて流体バイパス孔205,206の形成は。
固定スクロール部材20の側板201にうず巻体202
とは反対面からドリルを適用することにより行う。その
際、一方の流体パイi4ス孔206はうず巻体202の
内側面に少し喰い込んだ位置に形成し、また他方の流体
パイ・セス孔205はすす巻体202の外側面に少し喰
い込んだ位置に形成する。これらの流体パイA’ス孔2
05.2016はまたいずれも、可動スクロ、−ル部材
21のうず巻体212の端部が固定スクロール部材20
の側板201の流体バイパス孔205(又は206)を
設けた部分に接触したときにも、うず巻き体212の端
部の溝に嵌入配設されたシール部材213の部分を越え
て、圧縮流体がうず巻体212で隔てられている反対側
空間へ連通してしまうことのないように設計される。流
体バイパス孔205゜206はうず巻体202に喰い込
んで形成されているため、そのような設計条件を満しつ
つ断面積を十分に大きくとることができる。なお流体バ
イパス孔205,206は、うず巻方向に沿って複数個
を隣接形成するか、それらの複数個の孔を一体化せしめ
て長孔となし、それにより断面積の拡   □大を計っ
てもよい。
また固定スクロール部材20の側板201のうず巻体2
02とは反対の面には、流体パイノクス孔205’、 
206に一対一で対応した位置に板状の弁41をビス4
2等でそれぞれ固着して、逆止弁としている。なお、弁
41には流体パイi’?ス孔205.206を閉じた時
に、それらの流体バイパス孔205,206に嵌入する
部分を設けた方が良い。
さらに、第2図(b)も参照して固定スクロール部材2
0の側板201には、うず巻体202,212の最終伸
開角φendで実質的に定まる流体取り込み口の位置よ
りもうず巻の外側の位置に、吸入室251と吸入連通室
263を連通する連通孔4゜が設けられている。
、中間圧力室262には、シリンダー49が設置され、
このシリンダ49の内壁面には図示のようにテーパ状に
段差が設けられておシ、この段差によってシリンダ49
は第1のシリンダ部と、第1のシリンダ部の下側に位置
し、第1のシリンダ部よりも径の小さい第2のシリンダ
部とに分けられている。第2のシリンダ部の側面部及び
底面部にはそれぞれ開口部39及び50が形成されてい
る。
そして、側面の開口部39は吸入連通室263に連通し
、底面の開口部50は中間圧力室262に連通している
。またシリンダ49の上端には、中心部に連結孔51が
形成さ′れた板体52がO−リング521を介、して配
設されておシ、との板体52の上面にはO−リング45
1を介して電磁弁45が取シ付けられている。そして、
この電磁弁45へは吐出室261からの高圧ガス導入管
46が接続されている。シリンダ49内には断面形状が
略I字形のピストン44が配設されておシワピストン4
4には高圧ガス漏れを防止するためのピストンリング4
7が取シ付けられている。
このピストンリング47は、第3図に示すように所謂あ
い口すきま471が形成されている。ピストン44は第
1のシリンダ部において、第1図に示すように、ピスト
ンリング47がシリンダ内壁面に当接しておシ、ピスト
ンリング47のあい口すきま471は大きく開かれた状
態にある。一方、第2のシリンダ部ではピストンリング
47は径方向に押圧されて、あい口すきま471はわず
かに開かれた状態にある。
次に、との圧縮機の動作について説明する。
第1図を参照して、主軸14の回転によって。
可動スクロール部材21が公転運動を行うと、流体吸入
口35から吸入室251へはいった冷媒ガスは2両うず
巻体202,212間に形成される流体ポケットに取シ
込まれ、圧縮されながら、中心部へ移動し、吐出口20
4がら吐出室261に吐出される。
電磁弁45が開かれている状態では、高圧ガス導入側v
46を通って、シリンダー室49内に高圧ガスが導入さ
れる。この高圧ガス力によって、即ち、シリンダ49内
圧力が中間圧力室262の圧力よりも高くなって、ピス
トン44は下方へ押圧され。
ピストン44によってシリンダー49の底面の開口部5
0が遮断される。開口部50が遮断されると、流体パイ
t4ス孔205..206からバイパスするガスによっ
て中間圧力室262のガス圧力が上昇し、弁41が閉じ
られる。なお、この場合、シリンダ49内圧力は中間圧
力室262の圧力よりも高い。従って流体バイパス孔2
05,206を通して吸入室251ヘバイパスガスを戻
すことができない状態となり、高い圧縮比となる。ピス
トン44が開口部50を遮断している状態では、ぎスト
ン44の上層は第1のシリンダ部と第2のシリンダ部と
の境界、即ち2段差部よりもわずかに下方(従ってピス
トン44は第2のシリンダ部に存在する)に位置するよ
うにピストン44及びシリンダ49は設計される。
圧縮比最大の状態から圧縮比を減少させるべく。
電磁弁45を閉じると、吐出室261からシリンダ49
への高圧ガスの導入が遮断される。ピストわずかに開か
れているから、この合い口すきまから高圧ガスがわずか
づつ漏れて、シリンダ49内圧力は徐々に低下する。シ
リンダ49内圧力が中間圧力室262の圧力よりも低下
すると、ピストン44は上方へわずかに移動する。この
時ピストン44の上端はテーノf状の段差部を越えて、
第1のシリンダ部へはいる。その結果、前述のように。
ピストンリング47は径方向に押圧されていた力が取シ
除かれ1合い口すきまが大きく開く。従ってこの合い口
すきまから、高圧ガスが一気に流れ出て、シリンダ49
内圧力は大きく低下する。その結果、ピストン44は一
気に上方へ押し上げられ、中間圧力室262と吸入連通
室263とが連通され、中間圧力室262の圧力が低下
する。中間圧力室262の圧力が低下すると、弁41が
開かれて、流体パイノ<?ス孔205.206から中間
圧力室262ヘパイノfスしたガスはシリンダ49を通
って吸入連通室263へはいる。従って両スクロール部
材間に形成された密閉空間から吐出室261に吐出され
る圧縮ガス量が低下し、圧縮比が低下する。
このように、圧縮機の容量を低下させる場合。
ピストン44がわずかに上方に移動して、所定の位置に
達すると、シリンダ内の高圧ガスが一気にピストンに振
動が生じることはない。
また、上述の実施例では、第7図で示すところの従来例
のようにピストンを上下へ付勢するスプリング43を用
いていないから、スプリング43を配設するための台座
を設ける必要がなく、シたかって中間圧力室262とシ
リンダ49とを連結する開口部50を大きくすることが
できる。その結果、中・間圧力室262と吸入連通室2
63の圧損が少なくなシ、特に、圧縮比減少から圧縮比
最大に変化させる場合の応答性が良くなる。
次に、第4図を参照して2本発明の第2の実施例を説明
する。
この実施例ではシリンダ49の内壁に上下方向に延びる
溝491が設けられている。この溝491はシリンダ4
9の上端から、下方に所定の位置まで延びている。中間
圧力室262とシリンダ49とを連結する開口部50が
ピストン44によって塞がれている状態では、ピストン
44の上端は溝ると、ピストンリング47のわずかに開
かれた合い口すきまから高圧ガスが徐々にもれて、シリ
ントン44が上方へわずかに移動すると、ピストン44
と溝491とによってすきまが形成され、このすきまか
ら高圧ガスが一気に吸入連通室263に流れて、シリン
ダ49の圧力は大きく低下する。
その結果、ピストン44は一気に上方へ移動し。
振動することはない。
また、第5図に示す第3の実施例ではシリンダ49の内
壁面が上方に向って径が広がるようにテーノ9状に形成
された第1のシリンダ部と、径が一定で第1のシリンダ
部の下側に連続する第2のシリンダ部とに分かれている
。第2のシリンダ部の側面及び底面にそれぞれ開口部3
9及び開口部50が設けられている。ピストン44によ
って開口部50が塞がれている状態(電磁弁45が開の
状態)ではピストン44はシリンダ49の内壁面(第2
のシリンダ部の内壁面)としつかシと当接している。次
に、電磁弁45を閉とすると、ピストン44がわずかに
上方へ移動して、ピストン44の上端が第1のシリンダ
部に達すると、ピストン44とシリンダ49内壁面との
間にすきまが形成されて、高圧ガスが一気に逃れるよう
にしである。
さらに、第6図の実施例では、シリンダ49上部とシリ
ンダの所定の位置(略中央部)とを連通ずる細孔(バイ
パス通路)492が設けられている。ピストン44が開
口部50を塞いでいる状態(電磁弁45が開の状態)で
は、ピストン44の上部によって細孔492の一端は塞
がれておシ。
次に、電磁弁45を閉とすると、ピストンリング47の
わずかに開かれた合い口すきまから高圧ガスがもれて、
ピストン44がわずかに上方に移動すると、細孔492
の一端が開かれて、シリンダ49内の高圧ガスが一気に
吸入連通室に流れ、ピストン44は一気に上方に移動す
る。
(発明の効果) 以上説明したように9本発明によるスクロール型圧縮機
によれば、容量可変過程において、ピストンが振動する
ことがないから、ピストンの耐久性の向   “上がは
かれ、しかも騒音が発生することもなくなる。
さらには容量可変の応答性がよくなシ、安定して容量の
可変を行うことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるスクロール型圧縮機の第1の実施
例を示す断面図、第2図(、)は第1図のA −A’線
断面図、第2図(b)は第1図のB −B’線断面図、
第3図はピストンリングの斜視図、第4図は本発明によ
るスクロール型圧縮機の第2の実施例に用いられる容量
可変機構を示す断面図、第5図は本発明によるスクロー
ル型圧縮機の第3の実施例に用いられる容量可食機構を
示す断面図、第6図は本発明によるスクロール型圧縮機
の第4の実施例に用いられる容量可変機構を示す断面図
。 第7図は従来のスクロール型圧縮機に用いられる容量可
変機構を示す図である。 1・・・圧縮機、10・・・圧縮機ノーウジング、11
・・・フロントエンドプレート、12・・・カップ状部
分。 13・・・ボールベアリング、14・・・主軸、15・
・・スリーブ、16・・・シャフトシール組立体、20
・・・固定スクロール部材、21・・・可動スクロール
部材。 22・・・回転阻止機構、251・・・吸入室、27・
・・駆動輪、36・・・流体排出口、35・・・流体吸
入口。 39・・・側面開口部、41・・・逆止弁、43・・・
スプリング、44・・・ピストン弁、45・・・電磁弁
、46・・・高圧ガス導入管、50・・・底面開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、流体吸入口と流体排出口とを備えた圧縮機ハウジン
    グと、第1のうず巻体を備え、前記圧縮機ハウジング内
    に固定配置された固定スクロール部材と、第2のうず巻
    体を備え、該第2のうず巻き体が前記第1のうず巻体と
    角度をずらせて噛み合い、両うず巻体間に閉塞された流
    体ポケットを形成するように前記固定スクロール部材と
    重ね合わされた可動スクロール部材とを有し、該可動ス
    クロール部材をその自転を阻止しながら、円軌道運動を
    行わせることによって前記流体吸入口に連通した吸入室
    から吸入ガスを前記流体ポケットに取り込み、前記固定
    スクロール部材の中心部に設けられた吐出口から吐出室
    を介して前記流体排出口へ高圧ガスを排出するようにし
    たスクロール型圧縮機において、前記固定スクロール部
    材には前記第1のうず巻体の最外端より内側によった位
    置に流体バイパス孔が設けられ、該流体バイパス孔と前
    記吸入室とを逆止弁を介して連通する中間圧力室と、該
    中間圧力室と連通する第1の開口部及び前記吸入室へ連
    通する第2の開口部を備え、吐出ガスが導入されるシリ
    ンダと、該シリンダ内に滑動可能に配置されたピストン
    と、前記シリンダへの前記吐出ガスの導入を制御するコ
    ントロール弁機構とを有し、前記ピストンは前記シリン
    ダ内に導入された吐出ガス圧力と前記中間圧力室の圧力
    との圧力差によって滑動し、前記ピストンによって前記
    第1の開口部が閉塞された状態で圧縮容量が最大となり
    、前記第1の開口部が閉塞された状態から、前記ピスト
    ンを前記第1の開口部を開く方向に滑動させ、該ピスト
    ンが予め定められた位置まで移動すると、前記シリンダ
    内に導入された吐出ガスを前記第2の開口部を介して前
    記吸入室へ逃がすためのガス抜き手段が設けられている
    ことを特徴とする容量可変型のスクロール型圧縮機。
JP60174968A 1985-08-10 1985-08-10 容量可変型のスクロ−ル型圧縮機 Granted JPS6238886A (ja)

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EP89104379A EP0326189B1 (en) 1985-08-10 1986-08-08 Scroll type compressor with variable displacement mechanism
EP86306153A EP0211672B1 (en) 1985-08-10 1986-08-08 Scroll type compressor with variable displacement mechanism
DE8686306153T DE3674966D1 (de) 1985-08-10 1986-08-08 Spiralverdichter mit einrichtung zur verdraengungsregelung.
DE8989104379T DE3682910D1 (de) 1985-08-10 1986-08-08 Spiralverdichter mit einrichtung zur verdraengungsregelung.
KR1019860006603A KR930004665B1 (ko) 1985-08-10 1986-08-09 배기량 제어기구를 가진 스크롤형 압축기
CN86105417.2A CN1006177B (zh) 1985-08-10 1986-08-09 带有变量机构的旋涡式压缩机
BR8603828A BR8603828A (pt) 1985-08-10 1986-08-11 Compressor do tipo voluta
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IN771/DEL/86A IN170004B (ja) 1985-08-10 1986-08-28
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AU31031/89A AU609263B2 (en) 1985-08-10 1989-03-06 Scroll type compressor

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0191092U (ja) * 1987-12-08 1989-06-15
US5074760A (en) * 1988-08-12 1991-12-24 Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha Scroll type compressor

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