JPS6238664Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238664Y2 JPS6238664Y2 JP1983201780U JP20178083U JPS6238664Y2 JP S6238664 Y2 JPS6238664 Y2 JP S6238664Y2 JP 1983201780 U JP1983201780 U JP 1983201780U JP 20178083 U JP20178083 U JP 20178083U JP S6238664 Y2 JPS6238664 Y2 JP S6238664Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- liposuction
- tubular body
- body portion
- grip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007443 liposuction Methods 0.000 claims description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 claims 1
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 2
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 2
- 231100000241 scar Toxicity 0.000 description 2
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 2
- 208000032544 Cicatrix Diseases 0.000 description 1
- 238000002316 cosmetic surgery Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000037387 scars Effects 0.000 description 1
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- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 1
Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、人体各部の脂肪を真空吸引により抜
き取る場合に使用する脂肪吸引管に関するもので
ある。
き取る場合に使用する脂肪吸引管に関するもので
ある。
人体の脂肪は体の特定の部位に蓄積される傾向
にあるが、従来から美容整形などのために溜つた
脂肪を外料的処理により除去するには、体を切開
して脂肪を取り出してから切開部を縫合しなけれ
ばならない。従つて殆んどの場合、多少の入院を
余儀なくされ回復に時間がかかり、更には傷跡が
大きく残る欠点がある。
にあるが、従来から美容整形などのために溜つた
脂肪を外料的処理により除去するには、体を切開
して脂肪を取り出してから切開部を縫合しなけれ
ばならない。従つて殆んどの場合、多少の入院を
余儀なくされ回復に時間がかかり、更には傷跡が
大きく残る欠点がある。
本考案の目的は、上述の欠点を解消し、比較的
小さな穴を体に開るだけで体内の脂肪を取り去る
ことのできる脂肪吸引管を提供することにあり、
その要旨は、握持部の前端に中空長尺の管体部を
取り付け、該管体部の先端を閉塞してその外形を
略半球形状に形成し、前記管体部の先端部近傍の
側面に前記管体部の中空部と連通し角部の陵線を
丸めて形成した脂肪吸引孔を設け、前記握持部の
後端に前記管体部の中空部を連通するホース取付
部を設けたことを特徴とするものである。
小さな穴を体に開るだけで体内の脂肪を取り去る
ことのできる脂肪吸引管を提供することにあり、
その要旨は、握持部の前端に中空長尺の管体部を
取り付け、該管体部の先端を閉塞してその外形を
略半球形状に形成し、前記管体部の先端部近傍の
側面に前記管体部の中空部と連通し角部の陵線を
丸めて形成した脂肪吸引孔を設け、前記握持部の
後端に前記管体部の中空部を連通するホース取付
部を設けたことを特徴とするものである。
本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図において、1は管体部であり、例えばス
テンレス鋼から成り、内表面に例えばテフロンコ
ーテイングが施された金属管であつて、その先端
は丸められて閉塞されている。なお、第1図にお
いては管体部1は一部を省略してあるが、実際の
管体部1の長さは図面の管体部1の約2倍であ
る。管体部1の外径は脂肪を吸引すべき部位によ
り異なるが、3〜10mm程度であり、その長さは
150〜400mm程度が好適である。また、管体部1の
先端部側面には小判型の脂肪吸引孔2が穿孔さ
れ、管体内部と連通されている。管体部1の開放
端側には握持部3が周設され、その開放端には吸
引ホースが接続される係止部4が形成されてい
る。また、握持部3の一部には平担部5が形成さ
れ親指を沿えるようになつている。
テンレス鋼から成り、内表面に例えばテフロンコ
ーテイングが施された金属管であつて、その先端
は丸められて閉塞されている。なお、第1図にお
いては管体部1は一部を省略してあるが、実際の
管体部1の長さは図面の管体部1の約2倍であ
る。管体部1の外径は脂肪を吸引すべき部位によ
り異なるが、3〜10mm程度であり、その長さは
150〜400mm程度が好適である。また、管体部1の
先端部側面には小判型の脂肪吸引孔2が穿孔さ
れ、管体内部と連通されている。管体部1の開放
端側には握持部3が周設され、その開放端には吸
引ホースが接続される係止部4が形成されてい
る。また、握持部3の一部には平担部5が形成さ
れ親指を沿えるようになつている。
使用に当つては、係止部4に高真空の吸引ホー
スを接続し、体にメスなどにより開けた穴から管
体部1を体内に挿入し、体内の脂肪を吸引孔2か
ら吸い込んで吸引ホースを経て図示しない吸引瓶
に取り出す。管体部1の先端は体内への挿入に際
して、組織を破壊しないように丸められ、管体部
1の径に応じて、例えば細径管では半球状或いは
大径管では弾頭状などの適宜の形状に形成するこ
とが好ましい。また、管体部1の内表面にはテフ
ロンコーテイングがなされているので、吸引物が
付着することなく、スムーズに吸引ホース内に吸
引されることになる。
スを接続し、体にメスなどにより開けた穴から管
体部1を体内に挿入し、体内の脂肪を吸引孔2か
ら吸い込んで吸引ホースを経て図示しない吸引瓶
に取り出す。管体部1の先端は体内への挿入に際
して、組織を破壊しないように丸められ、管体部
1の径に応じて、例えば細径管では半球状或いは
大径管では弾頭状などの適宜の形状に形成するこ
とが好ましい。また、管体部1の内表面にはテフ
ロンコーテイングがなされているので、吸引物が
付着することなく、スムーズに吸引ホース内に吸
引されることになる。
第2図、第3図は管体部1を弯曲した実施例で
あり、体内の脂肪の位置等によつて使い分けるよ
うにされている。この場合の脂肪吸引孔2の位置
は、第2図、第3図で判るように弯曲部の内側又
は外側のように異なる場所に設け、使い分けるこ
とも考えられる。更には、管体部1が細径の場合
には、管体部1に可撓性を持たせ使用時に必要に
応じて曲げるようにしてもよい。脂肪吸引孔2の
形状は実施例のように小判型が好ましいが、他の
形状であつてもよい。しかし、この吸引孔2の周
囲の陵線は、管体部1を抜き挿しする際に、体内
において引つ掛かりが生じないように鋭いエツジ
を有することは避け、丸みを帯びるように加工さ
れている。
あり、体内の脂肪の位置等によつて使い分けるよ
うにされている。この場合の脂肪吸引孔2の位置
は、第2図、第3図で判るように弯曲部の内側又
は外側のように異なる場所に設け、使い分けるこ
とも考えられる。更には、管体部1が細径の場合
には、管体部1に可撓性を持たせ使用時に必要に
応じて曲げるようにしてもよい。脂肪吸引孔2の
形状は実施例のように小判型が好ましいが、他の
形状であつてもよい。しかし、この吸引孔2の周
囲の陵線は、管体部1を抜き挿しする際に、体内
において引つ掛かりが生じないように鋭いエツジ
を有することは避け、丸みを帯びるように加工さ
れている。
また、除去すべき脂肪の位置或いは大きさによ
つて、管体部1の外径、長さ等を変えることが望
ましく、形状、大きさの異なる数個の管体部1を
準備しておくことが好適である。この場合に握持
部3は共用し、種々の種類の管体部1のみを握持
部3に対して着脱できるようにしてもよい。
つて、管体部1の外径、長さ等を変えることが望
ましく、形状、大きさの異なる数個の管体部1を
準備しておくことが好適である。この場合に握持
部3は共用し、種々の種類の管体部1のみを握持
部3に対して着脱できるようにしてもよい。
第4図は他の実施例であり、握持部3の平担部
5に管体部1の内部と連通する直径2mm程度の小
孔6が設けられている。この場合は、平担部5に
沿えた親指の腹により、小孔6を開閉して空気を
流入させ管体部1内の吸引力を調整することがで
きる。
5に管体部1の内部と連通する直径2mm程度の小
孔6が設けられている。この場合は、平担部5に
沿えた親指の腹により、小孔6を開閉して空気を
流入させ管体部1内の吸引力を調整することがで
きる。
以上説明したように本考案に係る脂肪吸引管
は、大きな切開手術をすることなく体内の脂肪を
吸引除去することが可能であり、手術の簡便化、
傷跡が小さいことなどにおいて大きな利点があ
る。
は、大きな切開手術をすることなく体内の脂肪を
吸引除去することが可能であり、手術の簡便化、
傷跡が小さいことなどにおいて大きな利点があ
る。
図面は本考案に係る脂肪吸引管の実施例を示す
ものであり、第1図aは平面図、bは縦断面図、
第2図、第3図はそれぞれの他の実施例の管体部
の側面図、第4図は他の実施例の握持部の断面図
である。 符号1は管体部、2は脂肪吸引孔、3は握持
部、4は係止部、5は平担部、6は小孔である。
ものであり、第1図aは平面図、bは縦断面図、
第2図、第3図はそれぞれの他の実施例の管体部
の側面図、第4図は他の実施例の握持部の断面図
である。 符号1は管体部、2は脂肪吸引孔、3は握持
部、4は係止部、5は平担部、6は小孔である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 握持部の前端に中空長尺の管体部を取り付
け、該管体部の先端を閉塞してその外形を略半
球形状に形成し、前記管体部の先端部近傍の側
面に前記管体部の中空部と連通し角部の陵線を
丸めて形成した脂肪吸引孔を設け、前記握持部
の後端に前記管体部の中空部と連通するホース
取付部を設けたことを特徴とする脂肪吸引管。 2 前記管体部を弯曲させた実用新案登録請求の
範囲第1項に記載の脂肪吸引管。 3 前記管体部を可撓性材料で形成した実用新案
登録請求の範囲第1項に記載の脂肪吸引管。 4 前記管体部の内表面は吸引物が付着しないよ
うな表面処理を施した実用新案登録請求の範囲
第1項に記載の脂肪吸引管。 5 前記握持部の一部に管体内部と連通する小孔
を穿孔し、該小孔を指腹部で押さえることによ
り、吸引力を調整できるようにした実用新案登
録請求の範囲第1項に記載の脂肪吸引管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20178083U JPS60113046U (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 脂肪吸引管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20178083U JPS60113046U (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 脂肪吸引管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60113046U JPS60113046U (ja) | 1985-07-31 |
JPS6238664Y2 true JPS6238664Y2 (ja) | 1987-10-02 |
Family
ID=30763886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20178083U Granted JPS60113046U (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 脂肪吸引管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60113046U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991008780A1 (en) * | 1989-12-20 | 1991-06-27 | Nobuyuki Masaki | Skin crush preventive unit, and device for and method of sucking fat |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BRPI0907738A2 (pt) * | 2008-02-07 | 2015-07-14 | Andrew Technologies Llc | Liposucção de gordura visceral usando liquefação de tecido |
JP2019187458A (ja) * | 2016-08-29 | 2019-10-31 | テルモ株式会社 | 吸引カテーテルおよび吸引システム並びに処置方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5776609U (ja) * | 1980-10-30 | 1982-05-12 |
-
1983
- 1983-12-30 JP JP20178083U patent/JPS60113046U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991008780A1 (en) * | 1989-12-20 | 1991-06-27 | Nobuyuki Masaki | Skin crush preventive unit, and device for and method of sucking fat |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60113046U (ja) | 1985-07-31 |
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