JP2599947Y2 - 医療用剥離吸引嘴管 - Google Patents

医療用剥離吸引嘴管

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JP2599947Y2
JP2599947Y2 JP1992030029U JP3002992U JP2599947Y2 JP 2599947 Y2 JP2599947 Y2 JP 2599947Y2 JP 1992030029 U JP1992030029 U JP 1992030029U JP 3002992 U JP3002992 U JP 3002992U JP 2599947 Y2 JP2599947 Y2 JP 2599947Y2
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一之 下村
研二 河井
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、生体組織の鈍的剥離時
や手術中に滲出する体液、及び洗浄液を吸引、排液する
医療用剥離吸引嘴管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外科手術は皮膚、筋肉、脂肪層、いわゆ
る結合組織や臓器等を切開、剥離しながら、目標とする
部位まで術野を拡大しながら進められる。それらの組織
には傷つき易い血管や管状臓器を内在しており、切開、
剥離で損傷した場合には出血、感染を引き起し、重篤な
結果をまねくことがある。従って、術者は細心の注意を
払いながら動作を繰り返して行くと共に、使用される器
具や装置にも日進月歩で創意工夫が凝らされてきた。
【0003】例えば、ハサミ、メス等の刃物による鋭的
切開、剥離以外に、血管等の管状臓器を損傷せずに残
し、周囲の結合組織のみを破砕、吸引する超音波吸引装
置、電気的・光学的エネルギーを利用して、管状臓器を
包含したまま結合組織を焼成・切開する電気メスやレー
ザーメス等がある。一方、術者の指先や鉗子等の処置具
の先端で結合組織のみを引き裂く鈍的剥離も古くから常
用されている重要な手技である。この場合、組織の抵抗
力を感じとりながら、術者は繊細に加える力を加減す
る。使用する用具も、最も敏感で柔軟な自分の指先や、
先端が丸味を帯びた処置具先端、或いは脱脂綿やガーゼ
の綿球等より安全なものが選ばれるが、微細部位には操
作しやすい鉗子類が便利であり、綿球等は剥離組織から
の滲出液や洗浄液の吸収も同時に行うことができるた
め、単独、或いは鉗子類で把持して使用されている。
【0004】近年、腹腔鏡の発達により、腹腔鏡下胆嚢
摘出術に代表される腹腔鏡下外科手術が、主として腹部
疾患に適応を広げつつある。ここでは、ほぼ全ての処置
が腹壁に設けたトラカールを通じて行われるため、従来
の開腹手術に比べて種々の制約が生じており、トラカー
ルに挿入して操作できるように、トラカールの内径5〜
15mmに合わせて細径化し、操作支持部も長くする使用
器材の工夫が行なわれている。
【0005】しかし、前述の鈍的剥離を行なう用具の工
夫は、主として鉗子類では剥離、切開、把持機能の面で
多くなされ一般的になっているが、綿球の必要な場合に
は、先の把持鉗子を利用して綿球をトラカールから頻繁
に出し入れする煩雑さが要求されるのが現状である。
【0006】一方、より簡便に使用できるものとして、
Endoscopic Kittner(O.R.Concepts 社(米
国);Surgical Laparoscopy & Endoscopy,Vol
1,No3,p207〜208(1991))が術者に
提供されている。これは、軽量金属パイプの先細部に綿
布を巻きカシメ固定した構造をもち、外径約5mmでトラ
カールに挿入可能である。綿布の感触が従来から使用さ
れている綿球と似ているため、Carrot の三角部での胆
嚢管、血管の剥離・露出が容易にできる等好評である。
しかし、綿布の最先端に内側から支持する硬質部材がな
いため挫屈しやすく、また、滲出液で綿布が膨潤しやす
く、更に、綿布が目詰まりしたときは外部に出して、交
換しなければならない等、改良すべき課題が残されてい
る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、従来の鈍的
剥離用具のこのような問題を解決するため、種々検討の
結果なされたもので、その目的とするところは、腹腔鏡
下外科手術の制約下でも、外科手術の基本手技である生
体組織の鈍的剥離を術者が安全、確実、容易に行なうこ
とができ、綿球等を頻繁に交換する煩雑さから術者を解
放できる医療用剥離吸引用器材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち本考案は、調圧用の
側孔を有する把持部、該把持部の前方側に連結され先端
に吸引用のチップを付設した中空部材からなる挿入部、
及び把持部の後方側に連結されたチューブ接続部材で構
成され、挿入部の先端から把持部を通ってチューブ接続
部材まで相互に連通した気液流通路を形成すると共に、
前記吸引用のチップが多孔質部材で形成されていること
を特徴とする医療用剥離吸引嘴管である。
【0009】以下、図示した実施例に基づいて、本考案
を詳細に説明する。図1は本考案の一実施例となる医療
用剥離吸引嘴管の概観図で、図2はその先端部分の拡大
図、図3は先端部分の断面図である。
【0010】本考案による医療用剥離吸引嘴管は、先端
にチップ(2)を連結したパイプ(1)、調圧孔(6)
を有する把手(3)、及びコック(4)を付設したコネ
クター(5)部で構成されている。
【0011】挿入部となる中空部材であるパイプ(1)
は、術中、トラカールを通して体腔内に挿入され、術者
の体外からの操作を先端のチップ(2)に伝達すると共
に、内部に流通路(8)を持ち、体液や洗浄液の吸引・
排出を行なう。従って、曲げ剛性があり、軽量かつ肉薄
であることが好ましく、使用される材質としては、例え
ば、ステンレス鋼、チタニウム合金、ジュラルミン、抗
力アルミ鋼等があり、肉厚は0.1〜2mmで、ステンレス
鋼の場合0.5mmが適当である。外径は、現在一般的に処
置用トラカールとして使用されているトラカールの内径
が5mmであることから、4.85〜5.0mmの外径が好まし
いが、用途に応じて3〜20mmの外径寸法が想定され
る。また、手技の適応拡大により先端部をより細径にす
ることが望まれる場合には、テーパー状、或いは先端に
向かって段差状に複数域で縮径することもあり、この場
合、前述の金属材料では絞り加工、延伸加工、或いは複
数部材の接続により所望の形状を得ることができる。更
に、術者の好みによって、パイプ(1)に弾力性や柔軟
性が要望された場合には、比較的硬質な樹脂材料も使用
可能であり、使用される材質としては、例えば、ナイロ
ン樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂等があり、
前述の金属材料と複合化することも可能である。
【0012】また、パイプ(1)の全長は、患部と体表
間の距離及び後述する把手(3)を含めた操作長さを考
慮して選択されるが、腹腔鏡下胆嚢摘出術の場合は20
〜50cmが適当である。更に、術者の操作をより確実に
伝達するために、前後或いは回転動作の摩擦抵抗の原因
となるトラカール内面との接触部位には、摩擦抵抗の少
ない表面状態が要求され、研摩平滑加工を施すか或い
は、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等の潤滑コーティング
を施すのが好ましい。また、術中、腹腔鏡からの照明の
際に視野の障害となる反射を軽減するために、表面は艶
消しし、もしくは暗色とするのが好ましい。
【0013】パイプ(1)先端のチップ(2)は、連続
気孔の多孔質材料で作られており、その形状としては、
例えば図2に示すような円筒型(A)、クサビ型
(B)、テーパー型(C)、球型(D)等やこれらに類
似した形状を選ぶことができ、術者によって使用目的や
操作の容易性に応じて選択される。その外径は、基本的
にはトラカールに挿入できる寸法が上限になるので、一
般的にはパイプ(1)の最大径と一致することが多く、
特に、チップ(2)とパイプ(1)の連結部外面には、
鋭利な段差が生じない配慮が必要である。また、生体組
織を鋭的に損傷するような突起がなく、丸味を帯びてい
ることが必要である。
【0014】使用される材質としては、例えば、ポリエ
チレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、塩化ビニル樹脂等の
樹脂、ステンレス鋼等の金属又はセラミック等の微粒
子、繊維、球等を加圧、加熱して得られる焼結体、連続
気泡の発泡体や綿、絹、ポリエステル繊維、ナイロン繊
維等の不織布や織物を体液や洗浄液でパイプ(1)の最
大径以上に膨潤しないように、適当なバインダーで結合
し、或いは巻き物に加工した繊維加工品が使用される。
多孔質材料のチップ(2)に必要とされる性状として
は、生体組織を鋭的に損傷しないが、術者が生体組織に
押しつけながら動かしたとき滑らない摩擦抵抗を生じ、
かつ、医療現場の吸引源で数10〜数100mmHgの吸
引圧をかけたとき、チップ(2)を通じて、炭酸ガス等
の気体及び血液等の体液や洗浄液が流通路(8)側に吸
引できる微細孔が開孔していることが挙げられる。好ま
しくは、チップ(2)の全域に亘って孔径1〜300μ
mの微細孔が開孔していることが望ましい。
【0015】また、チップ(2)の断面形状は種々の形
を取ることができ、図3にはチップ(2)の後端部をパ
イプ(1)先端部の内孔に挿入連結した状態を示した。
基本的には図3(B)に示したように、チップ(2)は
均質な多孔質体で形成され、その硬度、形状、弾力性、
或いは成形法の難易度を勘案して、局部的に空間を内包
させている。例えば、図3(B)の形状では、チップ
(2)の表面硬度は大きいが後端側で断面積が小さくな
っており、パイプ(1)の中心軸に対してしなやかな曲
りが得られる。更に、仮に血液、洗浄液等の吸引液に混
入する組織片がチップ(2)の微細孔に目詰まりを生じ
させた場合でも、空洞(9)が設けられていることで流
通路(8)に対する多孔質体の表面積が広くなってお
り、目詰まりを軽減させることができる。また、パイプ
(1)とチップ(2)を、例えばエポキシ系、ウレタン
系等の接着剤で連結する場合にも、チップ(2)の微細
孔に含浸した接着剤で吸引通路が閉塞する危険性が少な
いと言う加工上の優位性がある。
【0016】更に、図3(A)の例では、(B)の空洞
(9)がより先端まで延長し、貫通孔(10)を形成し
ている。(B)の例と同様の効果に加えて、本考案によ
る医療用剥離吸引嘴管が洗浄液の吸引排出用嘴管として
使用されたとき、貫通孔(10)を通じて吸引できる構
造を持つ。この場合、チップ(2)の挫屈強度を保つた
めの貫通孔(10)に薄肉のステンレスパイプ等の補強
材を挿入して成形することもある。
【0017】チップ(2)の外径はパイプ(1)の最大
径とほぼ同じであり、また、図3(A)及び(B)のよ
うにチップの内部に設けた貫通孔(10)及び空洞
(9)の内径はチップ(2)の外径の20〜70%とす
るのが適当である。
【0018】把持部である把手(3)及びチューブ接続
部材であるコネクター(5)は、パイプ(1)の後端側
に流通路(8)を延長し、端末で開口した形で連結され
ており、把手(3)とコネクター(5)の間には、流通
路を気液開閉するためのコック(4)が設けられてい
る。各部材は個別部品の接着組合せでも良く、また、各
機能を満足する部位を有する一体成形品でも良い。
【0019】把手(3)は、一般的には術者が違和感な
く手中に把持し、流通路の側面に開口した調圧孔(6)
を、親指または人差指の指先で開閉操作しやすい形状が
望ましい。例えば、外径5〜20mm、長さ50〜150
mmの棒状で、調圧孔(6)の開口面は、把手(3)の先
端より10〜50mm後退した位置にあり、表面より球状
に0.5〜3mmの深さで窪み(7)を形成し、その底部に
内径1mmの丸穴と同等以上の面積を持ち、先端側に先細
である近似的に三角形の調圧孔(6)を設けるのが、術
者が指先で微調整する上で好まれる。
【0020】コネクター(5)は、把持部の後端側に、
吸引排液用の樹脂又はゴム製のチューブを接続するため
のもので、一般的に医療現場で用いられているもので良
く、長さ10〜30mm、外径5〜20mmのパイプ状で、
後端部近傍に竹の子状の円周リブを設け、あるいはテー
パー状になっているものが好ましい。
【0021】コック(4)は図1に示したように、把手
(3)またはコネクター(5)の一部として設けるか、
または把手(3)とコネクター(5)の間に介設され、
術者が指先でツマミを操作して回転子を回転させること
により、体液や洗浄液の吸引排液用流通路を開閉するも
のである。従来から医療現場で使用されている通常の2
方コック等が使用できるが、コネクター(5)に後接す
る吸引源との接続チューブにピンチコック状の開閉部品
を取りつけたものであっても何ら差しつかえはない。
尚、医療現場の実情が、吸引源の調圧コントロールが微
細にでき、また、補助者が代行できるものであれば、コ
ック(4)は必ずしも必要なものではない。
【0022】把手(3)、コック(4)及びコネクター
(5)に使用される材料は、例えば、ABS樹脂、硬質
塩化ビニル樹脂、ポリサルフォン樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリアセタール樹脂等の樹脂があり、射出成形や切
削加工等で容易に製作できるものが選ばれる。また、ス
テンレス鋼、炭素鋼、アルミ合金、真ちゅう等の金属材
料の切削加工品も使用可能であるが、術者が繊細に操作
する際に負担にならないよう配慮する必要がある。
【0023】また、これらの各部材に連通して設けられ
た流通路は、パイプ(1)の流通路(8)よりも太径に
するのが詰まり防止の目的から好ましく、更に流れ方向
に段差となる内部の突起が存在するのは適当ではない。
【0024】
【作用】本考案の医療用剥離吸引嘴管は、トラカールを
通して腹腔に挿入し、患部に向けて進めたとき、トラカ
ールでの抵抗を支障と感じない寸法適合性と滑性のある
表面をもち、十分な長さと剛性を有するパイプ(1)
は、体外で術者が把持操作する繊細な動きと剥離する力
を適確に剥離面に接触するチップ(2)に伝達でき、更
に生体組織の抵抗力も術者に伝達される。
【0025】把手(3)は、トラカールの径で制約され
るパイプ(1)外径よりも、術者が把持操作しやすい外
径をもっていて、小さいトルクで回転操作でき、また
手、指の疲労感を軽減した確実な操作を可能にする。チ
ップ(2)は生体組織に直接触れる部材であるが、組織
を鋭的に傷つけない丸味と、種々の患部状況に適した形
状、更に、滑らない表面の微細な凹凸をもつ多孔材質
は、対象組織を安全にかつ適確にとらえた鈍的剥離が行
なえる。
【0026】更に、体外の把手(3)からチップ(2)
の多孔質微細孔を通して気液の吸引排出ができ、剥離組
織から出血・滲出する体液の除去が容易に行なえるの
で、これらの液体で患部の術野が障害をうけることが少
ない。また、洗浄液の吸引排出にも利用できる。そし
て、把手(3)に連結したコック(4)を操作すること
により、コネクター(5)に接続された吸引圧の任意な
開閉が容易に行なえ、更に、把手(3)の調圧孔(6)
を指先で開閉調整することにより、術者が術野の状況に
応じた最適な吸引圧の調整が可能である。
【0027】
【考案の効果】以上の通り、本考案の医療用剥離吸引嘴
管を用いると、トラカールを通じた鈍的剥離操作が、生
体組織の鋭的損傷が少なく、術者の操作のロスが少なく
安全、確実に行なうことができ、また、先端のチップを
通して血液や体液の吸引排出ができるため、処置具を頻
繁に交換する煩雑さから術者を解放でき、腹腔鏡下外科
手術の剥離嘴管として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例となる医療用剥離吸引嘴管の
概観図である。
【図2】図1の先端部分の拡大図である。
【図3】図1の先端部分の断面図である。
【符号の説明】
1 パイプ 2 チップ 3 把手 4 コック 5 コネクター 6 調圧孔 7 窪み 8 流通路 9 空洞 10 貫通孔

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調圧用の側孔を有する把持部、該把持部
    の前方側に連結され先端に吸引用のチップを付設した中
    空部材からなる挿入部、及び把持部の後方側に連結され
    たチューブ接続部材で構成され、挿入部の先端から把持
    部を通ってチューブ接続部材まで相互に連通した気液流
    通路を形成すると共に、前記吸引用のチップが多孔質部
    材で形成されており、前記吸引用のチップは局部的に空
    間を内包してなることを特徴とする医療用剥離吸引嘴
    管。
  2. 【請求項2】 調圧用の側孔を有する把持部、該把持部
    の前方側に連結され先端に吸引用のチップを付設した中
    空部材からなる挿入部、及び把持部の後方側に連結され
    たチューブ接続部材で構成され、挿入部の先端から把持
    部を通ってチューブ接続部材まで相互に連通した気液流
    通路を形成すると共に、前記吸引用のチップが多孔質部
    材で形成されており、前記吸引用のチップは貫通孔を有
    してなることを特徴とする医療用剥離吸引嘴管。
  3. 【請求項3】 前記貫通孔は薄肉の非腐食性のパイプよ
    りなる補強材を有してなる請求項2記載の医療用剥離吸
    引嘴管。
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