JPS6237158B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6237158B2
JPS6237158B2 JP56188575A JP18857581A JPS6237158B2 JP S6237158 B2 JPS6237158 B2 JP S6237158B2 JP 56188575 A JP56188575 A JP 56188575A JP 18857581 A JP18857581 A JP 18857581A JP S6237158 B2 JPS6237158 B2 JP S6237158B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
elastic
paper
hard
rolls
Prior art date
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Expired
Application number
JP56188575A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5891890A (ja
Inventor
Kozo Yamaguchi
Masatoshi Ando
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd filed Critical Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Priority to JP56188575A priority Critical patent/JPS5891890A/ja
Priority to US06/443,802 priority patent/US4471690A/en
Publication of JPS5891890A publication Critical patent/JPS5891890A/ja
Publication of JPS6237158B2 publication Critical patent/JPS6237158B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21GCALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
    • D21G1/00Calenders; Smoothing apparatus

Landscapes

  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塗被紙表面を平滑化処理するための
スーパーカレンダーに関し、特に運転中に弾性ロ
ールに傷が発生しても、補修のための運転を中止
することなく連続運転ができ、しかも低ニツプ圧
を以て平滑化する必要がある場合にも、自由な条
件下で平滑化処理するのに最適なスーパーカレン
ダーを提供するものである。
スーパーカレンダーは、通常、硬質ロール(金
属ロール)と弾性ロールを交互多段に架設した状
態で、最下段のロールが駆動モータからの駆動を
受けて機械的に回転され、直上のロールを摩擦に
よつて順次駆動するようになつている。紙匹は、
この頂部ロールから下方へ向けて各ニツプ間を通
過する際に、圧力と摩擦を受けて表面が平滑に仕
上げられることになる。
通常のスーパーカレンダーが、このように垂直
状態に設置される理由は、主にロールの自重をそ
のまま直下のロールに負荷させ、下段に向け順次
累積されるロールの荷重を紙匹の平滑化のために
有効に利用しようという配慮からである。
このように垂直状態に設置された通常のスーパ
ーカレンダーは、印刷用塗被紙を始め、感圧複写
紙用呈色紙、感熱記録紙など種々の塗被紙の平滑
化のために使用されるが、次のような難点があ
る。それは運転中、弾性ロールに傷が生じた場
合、その補修のためロールを取りはずさなければ
ならず、そのために必然的に運転を一旦中止しな
ければならないということである。
スーパーカレンダーが、例えばコーターにイン
ラインで組込まれているときは、コーターの運転
をも中止しなければならないことになり、操業性
に著しく影響する。因みに弾性ロールは、材質が
コツトン、ウール、化学繊維、ペーパー、アスベ
スト等で作られているため柔かく、紙匹にしわが
あつたり、紙切れしたとき等は、ロールに極めて
傷がつき易いものである。注意しながら運転して
も通常4〜5日位で補修しなければならないのが
現状である。ロール傷をそのまま放置したのでは
紙を通引すると傷が紙に転写され、紙の品質を低
下させるだけでなくロール傷もますます拡大され
ることになる。他の難点は、特に低圧下での平滑
化処理を希望する場合には、不向であるというこ
とである。即ち、垂直型の場合は、ロールの自重
はそのまま直下のロールに負荷されるから、ニツ
プ圧は最低でもロールの自重分はかかることにな
る。従つてロールの自重以下でのニツプ圧で平滑
化処理を要する場合には適しないことになる。
そこで本発明者等は、ロール傷が生じても、運
転を継続しながら補修ができ、しかもロールの自
重圧以下での平滑化処理もできるスーパーカレン
ダーを検討した結果、以下のようなスーパーカレ
ンダーを開発したものである。即ち本発明のスー
パーカレンダーは、回転駆動機能を備えた固定式
硬質ロール1の両横軸方向に弾性ロール2と硬質
ロール3を少なくとも一組づつ配し、片方側ロー
ルでスーパーカレンダー掛けしているときは、他
方側ロールは休止できるようになつていることを
特徴とするものである。
本発明を実施側面図について説明する。第1図
に於て、1は回転駆動機能を備え固定式硬質ロー
ル、2は弾性ロール、3は硬質ロール(スイミン
グロールともいう)である。固定式硬質ロール1
は金属製であり、移動しないという意味で固定式
であつて、モータの駆動を受けて回転駆動はす
る。この駆動によつて、その両横軸方向に配した
弾性ロール2及び硬質ロール3は固定式硬質ロー
ル1に接触したときに駆動できるようになつてい
る。弾性ロール2はコツトン、ウール、化学繊
維、ペーパー、又はアスベスト等の材質から成
り、固定式硬質ロール1の側面に接離可能に設置
されている。硬質ロール3は金属製であり、弾性
ロール2の一方の側面に接離可能に設置されてい
る。上記の構成は、本発明の基本的な条件であ
り、必要に応じて硬質ロール3の一方の側面に更
に別の弾性ロールを設置することもできるし、更
に弾性ロール2及び硬質ロール3には、ヘルパー
駆動機能(駆動補助用モータ)8,9を設置して
おき、これと前記固定式硬質ロール1との間でパ
ルスジエネレータ11で関連させておけば、特に
ニツプ圧の低い状態でのスーパーカレンダー掛け
に於て、ニツプ間の摩擦によつて起りがちな回転
の遅れを、駆動補助用モータ8,9の作動によつ
て補つて生じさせないで運転させることもでき
る。スーパーカレンダーのこのような運転法を第
3図に基き更に詳しく述べると、各ロールのドラ
イブ用直流モータ7,8,9には、電流からコン
トローラ10を介して直流に交換された形で電流
が供給される。固定式硬質ロール1には、ライン
スピード信号(例えばコーターにインラインで設
置される場合は、コーターのスピード信号)と固
定式硬質ロール1用直流モータ7のパルスゼネレ
ーター11のスピードとを常に突合わせてライン
スピードと同調しているか否かをコントローラ1
0に信号を送り、ラインスピードと同調するよう
コントローラ10で制御する。
一方、弾性ロール2及び硬質ロール3は固定式
硬質ロール1のスピード信号と固定式硬質ロール
1用直流モータ7のパルスゼネレーター11より
信号を送り、弾性ロール2及び硬質ロール3用直
流モータ8,9のパルスゼネレーター11のスピ
ード信号とを各々突合わせて、固定式硬質ロール
1と同調するようコントローラ10で制御する。
従つてこのスーパーカレンダーでニツプ圧が小さ
い線圧で運転するときは、ニツプ圧が小さいため
ロール間のフリクシヨンが小さく、弾性ロール2
及び硬質ロール3は、固定式硬質ロール1からの
駆動と、ヘルパー駆動モータによる駆動とによつ
て運転することになる。
ニツプ圧が大きい場合はロール間のフリクシヨ
ンが大きいため、弾性ロール2及び硬質ロール3
は回転トルクが小さくなり、ヘルパー駆動用モー
タ8,9は殆ど不要となる。
而して、上記のスーパーカレンダーに紙匹を通
引し、平滑化処理するには、固定式硬質ロール1
の一方の側面(第1図では右側)に配したロール
群を接触させて使用することになる。
この間、一方の側面(第1図では左側)に配し
たロール群は各々分離させた状態にして休止させ
ておくことになる。
カレンダー掛け中に、もし右側にある弾性ロー
ルに傷が発生すると、第2図のように右側の各ロ
ールを固定式硬質ロール1との接触から分離させ
ると同時に、休止中の左側ロール群を固定式硬質
ロール1に接触させて、カレンダー掛けを右側か
ら左側へスイツチして行うことになる。この間、
右側の傷ついた弾性ロールは取りはずして補修す
ることになる。従つて右側のロール群は休止する
ことになる。このように本発明のスーパーカレン
ダーは、固定式硬質ロール1を中心に右側と左側
を交互に使用することができるものである。(本
発明の構成からして右側ロール群と左側ロール群
を同時に使用することも勿論可能である) 而して本発明のスーパーカレンダーは、上記し
たような構成であるため、低圧による平滑化処理
を必要とする場合には特に効果的である。例えば
感熱記録紙は、記録面が平滑であることが品質的
に好ましいが、紙の自然性という面からは光沢が
なく、地肌発色汚れ(カブリ)がなく、白色度の
高い方が望まれる。このような要求に対しては、
本発明のスーパーカレンダーによつて平滑化処理
するのが最も好ましい。
即ち、本発明のスーパーカレンダーは、ロール
の配置が横型スタイルであるため、ニツプ圧はロ
ールの横からの接触圧だけということになる。つ
まりロールの自重はニツプ圧に対して全く関与し
ないため、ニツプ圧をロールの自重以下とするこ
とも可能である。従つて単に表面をならす程度で
足りる場合とか、又その程度でなければならない
場合には誠に好都合である。
例えば、記録感度の高い感熱記録紙の平滑化に
は、これまでの垂直状態の積み重ね式スーパーカ
レンダーを以つてしてはとうていカプリの発生な
しではすまされない。感熱記録紙は今後ますます
高感度化の方向へ進む傾向があり、その場合の平
滑化には必然的に低いニツプ圧によるスーパーカ
レンダー処理が要求されてくる。このためには本
発明のスーパーカレンダーは最も適したものであ
る。しかも高感度の感熱記録紙に於ては、ニツプ
間の摩擦があるとカブリが発生し易い。そのため
に弾性ロール2及び硬質ロール3に設けているヘ
ルパーモータ(駆動補助用モータ)を作動させる
と摩擦は防ぐことができる。しかし感熱記録紙以
外の塗被紙で摩擦を積極的に利用する必要がある
場合は、駆動補助用モータの作動は止め、固定式
硬質ロール1からの駆動のみを利用すればよい。
上記のように、本発明のスーパーカレンダーは
第1図及び第2図に示す右側のロール群と左側の
ロール群を交互に使用することができるため、弾
性ロールに傷がついても、他方のロール群による
運転を継続して行い、その間に補修ができるとい
うことから操業性を下げずに運転できるという効
果及び高いニツプ圧から低いニツプ圧までの広い
範囲での平滑化処理が自由にできるという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のスーパーカレンダーで、一
方の側(右側)でスーパーカレンダー掛けしてい
る状態を示した側面図である。 第2図は、弾性ロール2に傷が生じたとき、他
方の側(左側)へスイツチしてスーパーカレンダ
ー掛けしている状態を示した側面図である。第3
図は、ロール度のニツプ圧が低い状態で運転する
際に、固定式硬質ロール1に対し弾性ロール2及
び硬質ロール3の回転が遅れる傾向があるのを、
ヘルパーモータ8,9によつて同調させるように
した状態を示す概略図である。 1…回転駆動機能を備えた固定式硬質ロール、
2…弾性ロール、3…硬質ロール、4…ガイドロ
ール、5…スタンド、6…紙匹、7…駆動用メイ
ンモータ、8,9…ヘルパーモータ、10…コン
トローラ、11…パルスゼネレータ、12…カツ
プリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転駆動機能を備えた固定式硬質ロール1の
    両横軸方向に弾性ロール2と硬質ロール3を少な
    くとも一組づつ配し、片方側ロールでスーパーカ
    レンダー掛けしているときは、他方側ロールは休
    止できるようになつていることを特徴とするスー
    パーカレンダー。 2 弾性ロール2と硬質ロール3は、ヘルパー駆
    動機能を具備していることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のスーパーカレンダー。
JP56188575A 1981-11-24 1981-11-24 ス−パ−カレンダ− Granted JPS5891890A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56188575A JPS5891890A (ja) 1981-11-24 1981-11-24 ス−パ−カレンダ−
US06/443,802 US4471690A (en) 1981-11-24 1982-11-22 Supercalender

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56188575A JPS5891890A (ja) 1981-11-24 1981-11-24 ス−パ−カレンダ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5891890A JPS5891890A (ja) 1983-05-31
JPS6237158B2 true JPS6237158B2 (ja) 1987-08-11

Family

ID=16226076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56188575A Granted JPS5891890A (ja) 1981-11-24 1981-11-24 ス−パ−カレンダ−

Country Status (2)

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US (1) US4471690A (ja)
JP (1) JPS5891890A (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS5891890A (ja) 1983-05-31
US4471690A (en) 1984-09-18

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