JPS6236947B2 - - Google Patents

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JPS6236947B2
JPS6236947B2 JP14353481A JP14353481A JPS6236947B2 JP S6236947 B2 JPS6236947 B2 JP S6236947B2 JP 14353481 A JP14353481 A JP 14353481A JP 14353481 A JP14353481 A JP 14353481A JP S6236947 B2 JPS6236947 B2 JP S6236947B2
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JP
Japan
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roll
output shaft
sub
shaft
turret
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JP14353481A
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JPS57141340A (en
Inventor
Heizaburo Kato
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Sankyo Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankyo Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Manufacturing Co Ltd
Priority to JP14353481A priority Critical patent/JPS57141340A/ja
Publication of JPS57141340A publication Critical patent/JPS57141340A/ja
Publication of JPS6236947B2 publication Critical patent/JPS6236947B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H20/00Advancing webs
    • B65H20/02Advancing webs by friction roller
    • B65H20/04Advancing webs by friction roller to effect step-by-step advancement of web

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数の作業工程を経て自動的に製品
を製造するための自動製造機等に組込んで使用さ
れ、一対のロール間に板材を挾持して該板材を一
つの作業位置から他の作業位置へ向けて自動的に
移送するようになつたロールフイード装置に関す
るものである。
上記ロールフイード装置の従来構造として、間
欠的に一方向へ回転駆動される出力軸を有する間
欠駆動装置と、該出力軸に一体に嵌着されたメイ
ンロールと、メインロールの軸線に平行な軸線上
に設けられたサブロールとを備え、一対のバネに
よつてサブロールの軸線方向両端をメインロール
に向けて押付けることによつて板材を両ロール間
に挾持し両ロールによる板材の移送を可能にする
一方、上記バネのバネ力を解放しサブロールをメ
インロールから離すことによつて板材を両ロール
から解放するようにしたものが周知である。しか
るに上記従来のロールフイード装置には、板材を
両ロール間に挾持させる作業が複雑でかなりの時
間を要すること、及び上記一対のバネのバネ力に
差があると両ロール間に挾持された板材に均一な
挾持力が加わらず、これが材料の移動精度の悪化
等を生ぜしめること等の欠点があつた。また、上
記従来装置には、間欠駆動装置の作動精度に問題
があり、特に高速作動時等に、出力軸に高精度の
間欠回転を行わせて板材の移送を高精度に行うこ
とができない欠点もあつた。
本発明は上記従来装置の欠点を解消するロール
フイード装置を提供することを目的とするもので
ある。
以下本発明を図示実施例によつて説明する。
まず第1図を参照すれば、図示実施例のロール
フイード装置は、間欠的に一方向へ回転駆動され
る出力軸1を有する間欠駆動装置2と、出力軸1
に一体に嵌着されたメインロール3と、メインロ
ール3の軸線に平行な軸線上に設けられたサブロ
ール4と、サブロール4をメインロール3に対し
離接する方向へ移動させることによつて板材の解
放及び挾持を行わしめるロール移動装置5とを備
えている。
第1図及び第2図に示したように、上記ロール
移動装置5は、部分円筒形の内表面6′を有して
サブロール4を包囲する固定ブラケツト6と、サ
ブロール4と固定ブラケツト6との間に設けられ
た部分円筒形の回転体7と、それぞれが回転体7
の半径内方位置に装架されてサブロール4の外表
面に転動可能に係合する複数の小径ロール8とを
備え、回転体7の右側部(第1図)に、固定板9
を介して回転操作ハンドル10が突設されてい
る。上記回転体7の外表面7′は固定ブラケツト
6の内表面6′に回転可能かつ緊密に摩擦接触
し、該外表面7′及び内表面6′がサブロール4に
対し偏心関係にある。即ち第2図に示したよう
に、サブロール4の外周面は点Oを中心とする円
筒面によつて形成され、一方上記外表面7′及び
内表面6′は上記点Oから上方へ隔てられた点
O′を中心とする円筒面によつて形成されている
のである。また、上記回転体7の内表面7″は上
記点Oを中心とした円筒面によつて形成され、サ
ブロール4と同心関係をなしている。従つて、回
転操作ハンドル10を回動することによつて回転
体7を固定ブラケツト6内で回転させると、サブ
ロール4はメインロール3に対し離接する方向へ
移動するのである。なお、第1図及び第2図にお
いて、11及び12は、それぞれハウジング及び
小径ロール8の支持棒を示している。
図示実施例においては、メインロール3は、軸
線方向両端が肉厚の円板部3A,3Bによつて閉
じられている中空部材より構成されている。ま
た、このメインロール3の周壁3Cの肉厚は、軸
線方向両端部から中央部へ向けて徐々に減少して
いる。一般に間欠駆動装置2の出力軸1の間欠回
転運動をメインロール3に適確に伝達するために
は、メインロール3の重量を小さくしてこれに加
えられる慣性力を減じることが必要である。ま
た、出力軸1の運動を正確にメインロール3に伝
達し、更にメインロール3とサブロール4との間
に挾持された板材に伝達するためには、メインロ
ール3は、上記運動伝達時に伝えられる負荷力に
耐え変形を生じないように、十分な剛性を有して
いなければならない。しかして、図示実施例にお
いては、メインロール3を中空部材より構成する
ことによつて上記慣性力を減じるとともに、円板
部3A,3B及びこれら円板部に近接する周壁3
Cの部分を肉厚に形成することによつて、出力軸
1から円板部3A,3Bを介して周壁3Cに回転
が伝えられるときのメインロール3の剛性を高め
るようになつている。なお、メインロール3とサ
ブロール4とによつて板材を正確に移送するため
には、サブロール4をメインロール3へ向けて押
圧することによつて両ロール3,4間に板材をし
つかりと挾持しなければならない。しかして、上
記円板部3A,3B及び周壁3Cの肉厚は、上記
サブロール4によつて押圧されたときに変形を生
じないように設計されなければならないことは当
然である。
また、第1図に示されるように、メインロール
3の左側の円板部3Aの中央部に形成された嵌合
孔3A′は右方へ向けて収れんする形状になつて
おり、この嵌合孔3A′が、出力軸1上の右方へ
向けて収れんする斜周面1aに嵌合するととも
に、メインロール3全体が押付けボルト13によ
つて左方へ押付けられている。従つて、出力軸1
とメインロール3とは上記嵌合孔3A′及び斜周
面1aにおいて剛固に連結されている。
また、図示実施例におけるサブロール4は中空
の管状ロールより形成され、肉薄の周壁4′を有
するものになつている。この構成は、上記メイン
ロールの場合と同様にサブロール4の重量を減じ
ることによつてその慣性力を小さくするととも
に、両ロール3,4間を通過する板材の表面に凹
凸がある場合に、その凹凸に応じて周壁4′が弾
性限度内で変形して、板状の移送を円滑に行わし
める利点をもたらすものである。なお、サブロー
ル4の周壁4′の肉厚が、サブロール4をメイン
ロール3へ向けて押圧することによつて両ロール
3,4間に板材をしつかりと挾持するときの押圧
力に耐えるように設計されることは当然である。
次に、第1図に示される間欠駆動装置2は、入
力軸14を介してモータ等の駆動源(図示されて
いない)に連結された立体カム13と、立体カム
13の回転に応じて揺動回転を行う第1ターレツ
ト15と、第1ターレツト15と一体になつたタ
ーレツト軸16と、ターレツト軸16に対し略平
行に延びる従動軸17と、ターレツト軸16と従
動軸17とを連結する連動装置18とを備え、従
動軸17上に出力軸1が回転可能に嵌装されると
ともに、従動軸17と出力軸1とがクラツチ装置
19によつて作動的に分離可能に連結された構成
になつている。
第3図に示したように、上記第1ターレツト1
5の周縁には2個のカムフオロワ15′が突設さ
れ、これらカムフオロワが立体カム13のカム面
13aに係合している。従つて、立体カム13が
一方向へ連続的に回転駆動される間に、第1ター
レツト15は、カム面13aの形状に応じた揺動
回転運動Aを行うようになつている。なお、上記
の如く立体カムとターレツトとを備え、ターレツ
トに揺動回転を行わせるようになつた装置自体は
周知である。また、上記立体カム13は、後述の
第2ターレツト20をも駆動するようになつてい
る。
また、第1,4及び5図に示したように、上記
連動装置18は、一端においてターレツト軸16
に嵌着された第1揺動体21と、第1揺動体21
内に該第1揺動体21の軸線22方向へ摺動可能
に装着された移動体23と、一端において従動軸
17に嵌着された第2揺動体24と、第2揺動体
24の他端と移動体23とを連結する連結棒44
とを備え、移動体23が、該移動体23の軸線2
2方向への移動量を調節する調節装置25に連結
されている。また、調節装置25は、ターレツト
軸16内を延びる調節ロツド26と、調節ロツド
26の左端に嵌着された駆動傘歯車27、及び第
1揺動体21内に装着されかつ移動体23に螺合
28する従動傘歯車29とを備え、調節ロツド2
6の右端が遊星歯車装置30、軸31及びプーリ
32を介して、ハウジング11の外側へ露出する
操作ハンドル(図示されていない)に連結されて
いる。また、従動傘歯車29はスプリング33に
よつて上方のベアリング34に押付けられ、軸線
22方向へ移動しないようになつている。従つ
て、上記操作ハンドルを回転させ、プーリ32、
軸31及び遊星歯車装置30を介して調節ロツド
26を回転させると、駆動傘歯車27を介して従
動傘歯車29が回転し、それに応じて移動体23
が軸線22方向へ移動するのである。なお、第5
図において、35及び36は、移動体23内に設
けた固定ピン及びこの固定ピンに回動可能に嵌合
された軸受部材を示しており、これら固定ピンと
軸受部材とを介して移動体23と連結棒44とが
連結されている。また、連結棒44と第2揺動体
24との連結部(特に第4図参照)の構成も、こ
れと同様になつている。
第6a図及び第6b図は上記遊星歯車装置30
の詳細構造を示している。この遊星歯車装置30
は、調節ロツド26及び軸31のそれぞれに嵌着
された第1及び第2太陽歯車30a及び30b
と、第1太陽歯車30a及び内歯車30cに係合
する第1遊星歯車30dと、第1遊星歯車30d
と一体になつた第2遊星歯車30eと、第2遊星
歯車30e及び第2太陽歯車30bに係合する第
3遊星歯車30fとを備え、これら各歯車30a
乃至30fが一対の固定板30g,30hを使用
して組立てられている。しかして上記遊星歯車装
置30は、調節ロツド26及びこれと一体になつ
た第1太陽歯車30aが回転したときに各遊星歯
車30d乃至30fの遊星運動を生ぜしめて第2
太陽歯車30bを静止状態に保つ一方、操作ハン
ドル(図示されていない)を回転することによつ
て軸31及びこれと一体になつた第2太陽歯車3
0bを回転したときには、各遊星歯車30f,3
0e及び30dを介して第1太陽歯車30a及び
調節ロツド26を回転させるようになつている。
なお、このような機能を生じる遊星歯車装置は、
各歯車30a乃至30fの歯数を適切に選定する
ことによつて容易に構成できるものである。
以上より明らかな如く、上記操作ハンドル(図
示されていない)を回転させると、その回転に応
じて調節ロツド26が回転し、駆動傘歯車27及
び従動傘歯車29(第5図)を介して移動体23
が第1揺動体21内で軸線22方向へ移動する。
しかしてこの移動体23の移動によつて、ターレ
ツト軸16と一体になつた第1揺動体21の揺動
角に対する第2揺動体24(第4図)の揺動角を
変化させ、それによつて、第2揺動体と一体にな
つた従動軸17の、ターレツト軸16に対する揺
動角を容易に変化させることができるのである。
即ち第1図及び第5図より明らかな如く、第1揺
動体21はターレツト軸16及び調節ロツド26
の中心軸線を中心として揺動し、この中心軸線の
位置が第4図の点Bに相当している。しかして移
動体23が上下に移動した場合には、移動体23
と連結棒44との連結点C(第4図)と上記点B
との距離Dが変化し、水平線Eに対し連結棒44
のなす角度θが変化する。従つて、第1揺動体が
所定角度揺動したときの第2揺動体24の揺動角
が変化し、それに応じて従動軸17の回転角も変
化するものである。
なお、立体カム13の回転駆動に応じてターレ
ツト軸16が揺動回転するときにはターレツト軸
16と一体に調節ロツド26も回転するが、この
調節ロツドの回転は軸31(第1,6a図)には
伝わらず、従つて調節ロツドが回転しても操作ハ
ンドルが静止状態に保たれることは既述の通りで
ある。このことは、操作ハンドルの回動量を示す
目盛をハウジング11外面に付す場合に、作業者
が操作ハンドルを回転しない限り目盛のずれが生
じない利点をもたらすものである。
既述の如く、上記従動軸17はクラツチ装置1
9を介して出力軸1に作動的に分離可能に連結さ
れている。第1,7及び8図に示したように、上
記クラツチ装置19は、従動軸17に回転可能に
嵌装されかつ立体カム13のカム面13b(第3
図)に係合するカムフオロワ20′を有し、立体
カム13の回転に応じて揺動回転Fを行うように
なつた第2ターレツト20と、出力軸1に嵌装さ
れかつ一対のロツド36,36′(第7図、8
図)を介して第2ターレツト20に連結されたシ
フト部材37と、それぞれシフト部材37の左右
側面に隣接して出力軸1上に軸線方向移動可能に
嵌送された摩擦クラツチリング38及び摩擦ブレ
ーキリング39とを備えている。しかして上記シ
フト部材37の下縁部にはカムフオロワ37′が
突設されており、このカムフオロワ37′(第8
図)が、固定軸40(第1図)に嵌着された一対
の制御板41,41′(第1,8図)に係合して
いる。従つて、第8a図及び第8b図に示したよ
うに、第2ターレツト20が揺動回転したときに
上記制御板41,41′とカムフオロワ37′との
係合によつてシフト部材37の回転は阻止され、
上記揺動回転に応じてシフト部材37は出力軸1
上で往復運動するのである。なお、第1,7及び
8図において、35,35′は、ロツド36と第
2ターレツト20及びシフト部材37との連結部
に設けた球継手を示しており、ロツド36′と第
2ターレツト及びシフト部材との連結部にも同様
の球継手が設けられている。なお、上記シフト部
材37、摩擦クラツチリング38及び摩擦ブレー
キリング39等は、第2スターレツト20の揺動
回転に応じて従動軸17と出力軸1とを連結し或
いは分離するクラツチ作動部材を構成している。
第1図及び第7図に示したように、摩擦クラツ
チリング38及び摩擦ブレーキリング39の外径
面38a,39aは、シフト部材37から軸線方
向外方へ離れるにつれて径が減少する斜面になつ
ており、またこれらリングの内径面38b,39
bはシフト部材37から軸線方向外方へ離れるに
つれて径が増加する斜面になつている。上記摩擦
クラツチリング38は、出力軸1の左端に隣接し
て従動軸17に形成した環状突起17aと出力軸
1左端のフランジ突起1bとの間に形成され、か
つ該クラツチリング38と相補形をなす環状隙間
42内に配置され、一方上記摩擦ブレーキリング
39は、出力軸1を包囲するハウジング壁11a
に形成されかつ該ブレーキリング39を相補形を
なす環状孔43内に配置されている。また、上記
両リング38及び39は出力軸1上でシフト部材
37と一体になつて、左方位置(第7a図)と右
方位置(第7b図)との間を移動できるようにな
つている。しかして上記左方位置においてはクラ
ツチリング38が環状隙間42に緊密に係合する
とともに、ブレーキリング39が環状孔43内に
弛緩状態で収納された状態になつている。従つ
て、従動軸17と出力軸1とはクラツチリング3
8によつて一体に回転可能に連結される。また、
上記右方位置においてはクラツチリング38が環
状隙間42に弛緩状態で収納される一方、ブレー
キリング39が環状孔43に緊密に係合してい
る。従つて、出力軸1がブレーキリング39によ
つて回転不能にロツクされるとともに、クラツチ
リング38による従動軸17と出力軸1との連結
が解除されて、従動軸17のみの回転が可能にな
るものである。
なお、既述の説明より明らかな如く、上記間欠
駆動装置2は、モータ等の駆動源(図示されてい
ない)によつて立体カム13を連続回転させ、こ
の回転を第1ターレツト15、ターレツト軸16
及び連動装置18を介して従動軸17を揺動回転
させるとともに、上記立体カム13によつて第2
ターレツト20をも駆動して、従動軸17と出力
軸1との連結及び分離を制御するようになつてい
る。しかして、立体カム13のカム面13a,1
3b(第3図)の形状は、従動軸17が一方向へ
回転するときにクラツチ装置19を第7a図の状
態にして従動軸17と出力軸1とを連結する一
方、従動軸17が他方向へ回転するときにクラツ
チ装置19を第7b図の状態にして従動軸17と
出力軸1とを分離するようなものになつている。
従つて、ターレツト軸16及び従動軸17が揺動
回転する間に出力軸1は間欠的に一方向へ回転す
るものである。
図示実施例においては、従動軸17は左方の大
径部17A(第1図)と右方の小径部17B(第
1図)とで構成され、小径部17Bが出力軸1内
に回転可能に嵌挿されるとともに、小径部17B
の右端17Cがハウジング11の右壁の外方へ突
出している。しかして上記大径部17Aと小径部
17Bとはクラツチ装置19の作動状態に拘らず
常に揺動回転駆動されるために、小径部17Bの
右端17Cを他の適宜な駆動装置(図示されてい
ない)の入力軸に連結することによつて、その入
力軸を揺動回転駆動することができる。
図示実施例のロールフイード装置は上記の構成
のものであつて、その使用時には、まずハンドル
10(第1図)を回転させることによつて、サブ
ロール4(第1,2図)をメインロール3から離
す方向へ回転体7を回転させ、両ロール3,4間
に鋼板コイル等の形態をなす板材の先端部を挿入
した後に、上記ハンドル10、従つて回転体7を
送方向へ適当量回転させることによつてサブロー
ル4をメインロール3に近ずけ、該板材を両ロー
ル間に挾持させる。次に、間欠駆動装置2の入力
軸14をモータ等の駆動源によつて回転駆動すれ
ば、該間欠駆動装置2の出力軸1は既述の如く間
欠的に一方向へ回転する。従つて出力軸1と一体
になつたメインロール3は間欠的に一方向へ回転
し、サブロール4の協働して板材を間欠的に長手
方向へ移送していくのである。このときの板材の
運動は、所定量の移送と所定時間の静止とをくり
返すものである。従つて、各種工作機械を配置し
た複数の作業位置を板材が順次通過するように
し、かつ板材を各作業位置で所定時間静止させて
工作機械による加工を行わせるようにすれば、該
板材から複数工程を経て最終製品を製造できるも
のである。また、両ロール3,4から板材を離す
ときには、間欠駆動装置2の作動を停止させた後
に、サブロールをメインロールから離す方向へハ
ンドル3、従つて回転体7を回転させればよいも
のである。
以上の如く、本発明のロールフイード装置は、
サブロール4に対し同心関係にある内表面7″
(第2図)及びサブロール4に対し偏心関係にあ
る外表面7′を有する回転体7をハンドル10
(第1図)の操作によつて回転させることによつ
て両ロール3,4間に板材を容易に挾持させ、か
つ両ロールから板材を容易に離すことができる利
点がある。また、メインロール3に対して離接す
る方向へのサブロール4の移動は非常に正確に行
われるために、サブロール4をメインロール3に
対し平行に近づけて行くことによつて、両ロール
間に挾持された板材の巾方向に均一な押付け力を
加えることができるとともに、該サブロール4の
移動量を調節することによつて該押付け力、即ち
両ロールと板材との間の摩擦力(即ち両ロールが
板材を挾持する際に加える挾持力)を適切なもの
にすることができる。
上記した如く、固定ブラケツト6の部分円筒形
の内表面6′と回転体7の外表面7′とは緊密に摩
擦接触しており、また小径ロール8はサブロール
4の外表面に転動可能に係合している。従つて、
メインロール3とサブロール4との間に板材を挾
持して移送するときは、メインロール3、サブロ
ール4及び小径ロール8の回転が生じるが、回転
体7の回転は生じない。即ち、回転体7は回転操
作ハンドル10を操作したときにのみ回転してメ
インロール3とサブロール4との間の隙間の調節
を行うのである。従つて、両ロール3,4間に板
材を挾持した状態で回転操作ハンドル10を適当
量回転させてサブロール4をメインロール3に離
接する方向へ適当量移動させれば、両ロール3,
4によつて板材に加えられる挾持力が適切値に調
節され、その調節された挾持力が、板材の移送が
行われている間に、回転操作ハンドル10を回転
させない限り常に維持されるのである。従つて、
両ロールにより精度よく板材を移送できるととも
に、高速移送を行つた場合にもその移送精度が悪
くなることがない。また、両ロール間に挾持して
移送する板材の肉厚が変化した場合にも、回転操
作ハンドル10を操作することによつて、その板
材に加えられる挾持力を適切なものにして、精度
よい移送を行うことができる。
また、本発明においては、立体カムとターレツ
トとを組込んだ間欠駆動装置2を備えているか
ら、出力軸1に高精度の間欠回転を行わせて、こ
の間欠回転をメインロール3に伝えることができ
る。この構成は、滑りを生じる恐れがあるベルト
伝動装置、或いはバツクラツシユに起因する作動
時のがたつきを生じる恐れがある多数の歯車を組
込んだ間欠駆動装置を使用した場合等に比して、
作動精度の点で極めて有利である。また、上記間
欠駆動装置2に組込まれているクラツチ装置19
は従動軸17の揺動回転を出力軸1の一方向への
間欠回転に精度よく変更する。即ち、出力軸1に
は慣性質量体であるメインロール3が嵌着されて
いるために、出力軸1が一方向への回転を終えて
停止すべきときにもメインロール3によつて加え
られる慣性力によつて出力軸1は上記一方向へ更
に回転しようとする。しかるに、上記クラツチ装
置はこのような慣性力による出力軸1の回転誤差
を確実に防止するのである。
更に、図示実施例の連動装置18は、既述の如
く移動体23を軸線22(第5図)方向へ移動さ
せることによつて第1揺動体21(特に第4図参
照)に対する第2揺動体24の回転角を変化さ
せ、それによつて出力軸1の運動形式を変化させ
ることができる利点がある。このことは、特に本
発明のロールフイード装置を多品種多量生産或い
は多品種小量生産用の自動製造機に組込んで使用
する場合に有利なものにしている。すなわち、間
欠的に一方向へ回転する出力軸1の一回の回転角
を変化させることによつて該出力軸1と一体にな
つたメインロール3の一回の回転角を変化させれ
ば、両ロール3,4によつて移送される板材の一
回の移送量が変化する。従つて、製造すべき製品
の種類を変える場合に上記板材の移送量を変える
ことによつて、この板材を、異なる工作機械を配
置した異なる作業位置へ移送することが可能にな
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のロールフイード装置の
全体構造を示す縦断面説明図、第2図は第1図の
−断面図、第3図は上記ロールフイード装置
に組込まれた立体カムと2つのターレツトとの関
係を示す概略説明図、第4図は連動装置の構造を
示す正面説明図、第5図は上記連動装置の一構成
要素である第1揺動体内で移動体を移動させる機
構を示す断面図、第6a図は遊星歯車装置の構造
を示す部分断面図、第6b図は第6a図の右側面
図、第7a図は従動軸と出力軸とをクラツチ装置
によつて連結している状態を示す説明図、第7b
図はクラツチ装置によつて従動軸と出力軸とを分
離した状態を示す説明図、第8a図及び第8b図
は上記クラツチ装置における第2ターレツトとシ
フト部材との作動関係を示す概略斜視図である。 1……出力軸、2……間欠駆動装置、3……メ
インロール、4……サブロール、5……ロール移
動装置、6……固定ブラケツト、7……回転体、
8……小径ローラ、10……回転操作ハンドル、
13……立体カム、15……第1ターレツト、1
6……ターレツト軸、17……従動軸、18……
連動装置、19……クラツチ装置、20……第2
ターレツト、21……第1揺動体、23……移動
体、24……第2揺動体、25……調節装置、3
0……遊星歯車装置、37……シフト部材、38
……摩擦クラツチリング、39……摩擦ブレーキ
リング、44……連結棒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 間欠的に一方向へ回転駆動される出力軸を有
    する間欠駆動装置と、該出力軸に一体に嵌着され
    たメインロールと、メインロールの軸線に平行な
    軸線上に設けられ該メインロールと協働して板材
    を挾持移送するサブロールと、上記サブロールを
    メインロールに対し離接する方向へ移動させるこ
    とによつて板材の解放及び挾持を行わしめるロー
    ル移動装置とを備えたロールフイード装置におい
    て、上記ロール移動装置が、上記サブロールを偏
    心関係に包囲する部分円筒形の内表面を有する固
    定ブラケツトと、サブロールと固定ブラケツトと
    の間に設けられ、サブロールを同心関係に包囲す
    る内表面及び上記固定ブラケツトの内表面に緊密
    かつ回転可能に摩擦接触する外表面を有する部分
    円筒形の回転体と、それぞれが回転体の半径内方
    位置に装架されてサブロールの外表面に転動可能
    に係合する複数の小径ロールと、上記回転体に一
    体に連結された回転操作ハンドルとを備え、上記
    回転体の回転に応じてメインロールに対し離接す
    る方向へのサブロールの移動量を調節することに
    よつて、メインロールとサブロールとの間の板材
    の解放、挾持及びその板材の肉厚に応じた挾持力
    の調節を行わしめる構成にするとともに、上記間
    欠駆動装置が、モータ等の駆動源に連結された立
    体カムと、立体カムの回転に応じて揺動回転を行
    う第1ターレツトと、第1ターレツトと一体にな
    つたターレツト軸と、ターレツト軸に対し略平行
    に延びる従動軸と、上記ターレツト軸と従動軸と
    を連結する連動装置とを備え、上記出力軸が該従
    動軸上に回転可能に嵌送されるとともに、上記間
    欠駆動装置が更に、従動軸と出力軸とを作動的に
    分離可能に連結するクラツチ装置を備えており、
    このクラツチ装置が、従動軸に回転可能に嵌装さ
    れて上記立体カムに係合し、該立体カムの回転に
    応じて揺動回転を行うようになつた第2ターレツ
    トと、出力軸上に軸線方向へ往復摺動可能に嵌装
    されかつ第2ターレツトに作動的に連結されたク
    ラツチ作動部材とを有し、立体カムの回転に応じ
    て従動軸が一方向へ回転する間に上記クラツチ作
    動部材が一方向へ摺動して従動軸と出力軸とを一
    体回転可能に連結し、一方従動軸が他方向へ回転
    する間に該クラツチ作動部材が他方向へ摺動して
    従動軸と出力軸とを分離し、出力軸を静止状態に
    保つよう構成したことを特徴とするロールフイー
    ド装置。 2 特許請求の範囲第1項記載のロールフイード
    装置において、上記サブロールが中空の管状ロー
    ルより構成されていることを特徴とするロールフ
    イード装置。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項記載のロー
    ルフイード装置において、上記メインロールが、
    軸線方向両端が肉厚の円板部によつて閉じられて
    いる中空部材より構成されるとともに、該メイン
    ロールの周壁の肉厚が、軸線方向両端部から中央
    部へ向けて徐々に減少していることを特徴とする
    ロールフイード装置。 4 特許請求の範囲第1項から第3項までの任意
    の1項に記載のロールフイード装置において、上
    記連動装置が、一端においてターレツト軸に嵌着
    された第1揺動体と、第1揺動体と一体に揺動す
    るように該第1揺動体中に装着され、かつ該第1
    揺動体の軸線方向へ移動し得るようになつた移動
    体と、一端が上記従動軸に嵌着された第2揺動体
    と、第2揺動体の他端と移動体とを連結する連結
    棒とを有し、第1揺動体の軸線方向へ向う該移動
    体の移動量を調節することによつて該第1揺動体
    の揺動角に対する第2揺動体の揺動角を変化させ
    るよう構成したことを特徴とするロールフイード
    装置。 5 特許請求の範囲第1項から第4項までの任意
    の1項に記載のロールフイード装置において、上
    記従動軸の後端を該ロールフイード装置のハウジ
    ングの外方へ突出させ、この後端を他の駆動装置
    の入力軸に連結し得るよう構成したことを特徴と
    するロールフイード装置。
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