JPS6236897Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6236897Y2 JPS6236897Y2 JP1981097206U JP9720681U JPS6236897Y2 JP S6236897 Y2 JPS6236897 Y2 JP S6236897Y2 JP 1981097206 U JP1981097206 U JP 1981097206U JP 9720681 U JP9720681 U JP 9720681U JP S6236897 Y2 JPS6236897 Y2 JP S6236897Y2
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- JP
- Japan
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- plate
- roof
- longitudinal direction
- blank
- tenon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 13
- 210000003195 fascia Anatomy 0.000 description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 229910052918 calcium silicate Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000378 calcium silicate Substances 0.000 description 1
- OYACROKNLOSFPA-UHFFFAOYSA-N calcium;dioxido(oxo)silane Chemical compound [Ca+2].[O-][Si]([O-])=O OYACROKNLOSFPA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、屋根構造における破風板あるいは
鼻隠し等の改良に関する。
鼻隠し等の改良に関する。
一般に木造住宅にあつては、屋根の側部に、軒
先のたる木材の端部を隠す鼻隠し、屋根の正面お
よび背面部に破風板を設けた屋根構造が採用され
ている。
先のたる木材の端部を隠す鼻隠し、屋根の正面お
よび背面部に破風板を設けた屋根構造が採用され
ている。
ところで、この種の鼻隠し、破風板は、たる木
の端部を覆う、あるいは屋根の〓間部を閉塞する
という使用から、従来から、素板をそのまま屋根
に取付ける工法が採用されている。
の端部を覆う、あるいは屋根の〓間部を閉塞する
という使用から、従来から、素板をそのまま屋根
に取付ける工法が採用されている。
しかしながら、このようなコスト的の目的のみ
にはしつて素材を用いたものは、強度的に弱く、
強風、その他の外力で変形を容易にきたし易く、
がたつき、雨もり等の問題が発生しやすいもので
あつた。
にはしつて素材を用いたものは、強度的に弱く、
強風、その他の外力で変形を容易にきたし易く、
がたつき、雨もり等の問題が発生しやすいもので
あつた。
この考案は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、破風板、鼻隠し等
の板体の強度の向上を図つた屋根構造を提供しよ
うとするものである。すなわち、この考案は、全
長が短い素板の裏面に該素板と同形の素板補強板
を長手方向に対しずらしてなる複数の板体を設
け、前記素板補強板の裏面に長手方向に沿つてほ
ぞを設け、屋根の取付桟に長手方向に沿つて前記
ほぞを受けるほぞ溝を設け、ほぞ溝にほぞを嵌挿
させ、前記複数の板体を噛合わせて前記取付桟の
長手方向に並べて破風板、鼻隠し等を構成する。
で、その目的とするところは、破風板、鼻隠し等
の板体の強度の向上を図つた屋根構造を提供しよ
うとするものである。すなわち、この考案は、全
長が短い素板の裏面に該素板と同形の素板補強板
を長手方向に対しずらしてなる複数の板体を設
け、前記素板補強板の裏面に長手方向に沿つてほ
ぞを設け、屋根の取付桟に長手方向に沿つて前記
ほぞを受けるほぞ溝を設け、ほぞ溝にほぞを嵌挿
させ、前記複数の板体を噛合わせて前記取付桟の
長手方向に並べて破風板、鼻隠し等を構成する。
以下、この考案を図面に示す一実施例に基づい
て説明する。第1図中1は木造住宅2の屋根で、
この屋根1の両側部には、それぞれ鼻隠し3,3
が設けられる。また屋根1の正面部および背面部
には、破風板4,4がそれぞれ設けられている。
そして、このうちのたとえば鼻隠し3,3廻りの
屋根構造が第2図に示されている。ここで、屋根
1の構造について説明すれば、屋根1は野縁材4
aの上側にトラス材5を介して保持板6を固定し
てなり、この保持板6上に屋根葺材7aが設けら
れる。そして、保持板6と野縁材4とで形成され
た空間部の開口側には、たとえばトラス材5に固
定されて、取付桟7が奥行方向(図において)に
沿つて設けられる。
て説明する。第1図中1は木造住宅2の屋根で、
この屋根1の両側部には、それぞれ鼻隠し3,3
が設けられる。また屋根1の正面部および背面部
には、破風板4,4がそれぞれ設けられている。
そして、このうちのたとえば鼻隠し3,3廻りの
屋根構造が第2図に示されている。ここで、屋根
1の構造について説明すれば、屋根1は野縁材4
aの上側にトラス材5を介して保持板6を固定し
てなり、この保持板6上に屋根葺材7aが設けら
れる。そして、保持板6と野縁材4とで形成され
た空間部の開口側には、たとえばトラス材5に固
定されて、取付桟7が奥行方向(図において)に
沿つて設けられる。
そして、この屋根1の端部に開口部を閉塞する
よう、前述の鼻隠し3が取付けられる。この鼻隠
し3を構成する板体3aは、住宅の外装材と同一
の繊維混入セメント珪酸カルシユウム板、いわゆ
るケイカル板を素板8として用い、この素板8の
裏面にたとえば木材で構成された素板補強板9を
接着等によつて一体的に取着してなり、強度的に
優れた構成(重合)となつている。そして、この
板体3aは、第3図で示すように全長を短く定め
て所要の長さにブロツク的に構成されるととも
に、素板8に対し素板補強板9の長手側一端部が
素板8の端部から突出、他端部が素板8の端部か
ら退避した段違いで取付けられており、複数ある
いは多数の板体3aの並設で長尺な鼻隠し3が構
成されるようになつている。
よう、前述の鼻隠し3が取付けられる。この鼻隠
し3を構成する板体3aは、住宅の外装材と同一
の繊維混入セメント珪酸カルシユウム板、いわゆ
るケイカル板を素板8として用い、この素板8の
裏面にたとえば木材で構成された素板補強板9を
接着等によつて一体的に取着してなり、強度的に
優れた構成(重合)となつている。そして、この
板体3aは、第3図で示すように全長を短く定め
て所要の長さにブロツク的に構成されるととも
に、素板8に対し素板補強板9の長手側一端部が
素板8の端部から突出、他端部が素板8の端部か
ら退避した段違いで取付けられており、複数ある
いは多数の板体3aの並設で長尺な鼻隠し3が構
成されるようになつている。
そして、このように構成された板体3aの素板
補強板9の外面には、ほぞ10が設けられ、取付
桟7に設けたほぞ溝11に摺動自在に係合して板
体3aの屋根1への取り付けが行なえるようにな
つている。なお、12は素板8の裏面に取着され
た固定用部材である。
補強板9の外面には、ほぞ10が設けられ、取付
桟7に設けたほぞ溝11に摺動自在に係合して板
体3aの屋根1への取り付けが行なえるようにな
つている。なお、12は素板8の裏面に取着され
た固定用部材である。
しかして、こうした構造によると、板体3aの
ほぞ10を第3図で示すように取付桟7のほぞ溝
11の端部側から順次挿入して移行させることに
より、素板補強板9の突出部9aと隣り合う素板
補強板9の凹陥部9bとが順次嵌合した板状に構
成される。そして、この状態で隣り合う素板補強
板9と素板8との重合部分を木ビスなどの固定具
13,13で野縁材4aに固定することにより、
鼻隠し3の取り付けが行なわれ、屋根1の開口部
を閉塞することになる。
ほぞ10を第3図で示すように取付桟7のほぞ溝
11の端部側から順次挿入して移行させることに
より、素板補強板9の突出部9aと隣り合う素板
補強板9の凹陥部9bとが順次嵌合した板状に構
成される。そして、この状態で隣り合う素板補強
板9と素板8との重合部分を木ビスなどの固定具
13,13で野縁材4aに固定することにより、
鼻隠し3の取り付けが行なわれ、屋根1の開口部
を閉塞することになる。
かくして、このように取付けられた鼻隠し3
は、素板8の強度が素板補強板9で補強されてい
るので、強風、その他の外力に強く、素板8の変
形等によるがたつき、雨もりなどといつた問題を
なくすことができる。またほぞ10およびほぞ溝
11の係合により、板体3aは一層その強度が補
強され、しかも各板体3aの全体が強固に位置決
められるので、耐久性に優れるものである。また
さらに、素板8に住宅の外装材を同じ素材のケイ
カル板を用いたので、風雨等にも強く、しかも建
築物との調和がとれ、その効果を一層向上させる
ことができる。
は、素板8の強度が素板補強板9で補強されてい
るので、強風、その他の外力に強く、素板8の変
形等によるがたつき、雨もりなどといつた問題を
なくすことができる。またほぞ10およびほぞ溝
11の係合により、板体3aは一層その強度が補
強され、しかも各板体3aの全体が強固に位置決
められるので、耐久性に優れるものである。また
さらに、素板8に住宅の外装材を同じ素材のケイ
カル板を用いたので、風雨等にも強く、しかも建
築物との調和がとれ、その効果を一層向上させる
ことができる。
なお、上述したいずれの実施例の説明でも、こ
の考案を鼻隠し板に適用したが、取り付け位置に
よつて名称がたんにかわる破風板4,4にも同一
構造で適用することができることはいうまでもな
く、このように破風板4,4に適用しても同様の
効果を奏する。なお、破風板4,4の構造につい
ての説明は、上述した実施例と同じなので、その
説明を省略した。
の考案を鼻隠し板に適用したが、取り付け位置に
よつて名称がたんにかわる破風板4,4にも同一
構造で適用することができることはいうまでもな
く、このように破風板4,4に適用しても同様の
効果を奏する。なお、破風板4,4の構造につい
ての説明は、上述した実施例と同じなので、その
説明を省略した。
以上説明したようにこの考案によれば、素板に
強度を補強する素板補強板を一体的に重合して、
破風板、鼻隠し等の板体を構成したから、破風板
鼻隠しの強度の向上を図ることができる。
強度を補強する素板補強板を一体的に重合して、
破風板、鼻隠し等の板体を構成したから、破風板
鼻隠しの強度の向上を図ることができる。
したがつて、板体の強風、その他の外力による
変形で生じる、がたつき、雨もれなどを防止する
ことができ、かつ耐久性に優れるといつた効果を
奏する。そのうえ、板体と素板補強板とを長手方
向に対しずらした全長が短い構造とし、素板補強
板の裏面に設けたほぞ、取付桟に設けたほぞ溝を
使つて、端部が順次噛み合うよう板体を複数並べ
るようにしたから、ほぞとほぞ溝との係合により
全体の強度の補強することができる。しかも、ほ
ぞによる係合ならびに端部の噛み合いから各板体
が強固に位置決められるので、耐久性に優れる。
変形で生じる、がたつき、雨もれなどを防止する
ことができ、かつ耐久性に優れるといつた効果を
奏する。そのうえ、板体と素板補強板とを長手方
向に対しずらした全長が短い構造とし、素板補強
板の裏面に設けたほぞ、取付桟に設けたほぞ溝を
使つて、端部が順次噛み合うよう板体を複数並べ
るようにしたから、ほぞとほぞ溝との係合により
全体の強度の補強することができる。しかも、ほ
ぞによる係合ならびに端部の噛み合いから各板体
が強固に位置決められるので、耐久性に優れる。
第1図はこの考案の一実施例にかかる木造住宅
を示す斜視図、第2図は板体廻りの構造を示す部
分断面図、第3図は板体の構造および取り付け状
況を示す斜視図である。 1……屋根、3……鼻隠し、4……破風板、7
……取付桟、8……素板、9……素板補強板、1
0……ほぞ、11……ほぞ溝。
を示す斜視図、第2図は板体廻りの構造を示す部
分断面図、第3図は板体の構造および取り付け状
況を示す斜視図である。 1……屋根、3……鼻隠し、4……破風板、7
……取付桟、8……素板、9……素板補強板、1
0……ほぞ、11……ほぞ溝。
Claims (1)
- 屋根に設けられた取付桟と、全長が長い素板の
裏面に該素板と同形の素板補強板を長手方向に対
しずらして重合してなる複数の板体と、前記素板
補強板の裏面に長手方向に沿つて設けられたほぞ
と、前記取付桟に長手方向に沿つて設けた前記ほ
ぞを受けて複数の板体を該端部を噛合わせ取付桟
の長手方向に並べるほぞ溝とを具備したことを特
徴する屋根構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9720681U JPS583541U (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 屋根構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9720681U JPS583541U (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 屋根構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS583541U JPS583541U (ja) | 1983-01-11 |
JPS6236897Y2 true JPS6236897Y2 (ja) | 1987-09-19 |
Family
ID=29892023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9720681U Granted JPS583541U (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 屋根構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583541U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5180649B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-04-10 | ケイミュー株式会社 | 化粧板の取付構造 |
JP5180648B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-04-10 | ケイミュー株式会社 | 化粧板の取付構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS516909U (ja) * | 1974-06-29 | 1976-01-19 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51114818U (ja) * | 1975-03-13 | 1976-09-17 |
-
1981
- 1981-06-30 JP JP9720681U patent/JPS583541U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS516909U (ja) * | 1974-06-29 | 1976-01-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS583541U (ja) | 1983-01-11 |
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