JPS6236768B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6236768B2 JPS6236768B2 JP54116950A JP11695079A JPS6236768B2 JP S6236768 B2 JPS6236768 B2 JP S6236768B2 JP 54116950 A JP54116950 A JP 54116950A JP 11695079 A JP11695079 A JP 11695079A JP S6236768 B2 JPS6236768 B2 JP S6236768B2
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- JP
- Japan
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- engagement flange
- corner
- plate material
- flange
- engagement
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Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 18
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 14
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、クラツチカバーに穿設される係合孔
の内周縁に、プレツシヤープレートと係合し得る
係合フランジを成型する方法に関するものであ
る。
の内周縁に、プレツシヤープレートと係合し得る
係合フランジを成型する方法に関するものであ
る。
自動車の駆動力伝達部等において使用され、プ
レツシヤープレートの係合部と軸方向に滑接自在
に係合する係合フランジが形成されたクラツチカ
バーを備えるクラツチにおいて、前記クラツチカ
バーは入力側に配設されたフライホイールと共に
回転し、このフライホイールの回転力を係合フラ
ンジを介してプレツシヤープレートに伝達するも
のであるが、この際、係合フランジの、プレツシ
ヤープレートの係合部に接触する有効接触面積が
広い程、これら両者間の回転力の伝達は無理なく
安定して行われ、係合フランジ部の摩耗も少な
く、強度も充分に保たれる。そして、係合フラン
ジの有効接触面積は、係合フランジの内周面側の
有効高さが大きい程大きく確保することができ
る。
レツシヤープレートの係合部と軸方向に滑接自在
に係合する係合フランジが形成されたクラツチカ
バーを備えるクラツチにおいて、前記クラツチカ
バーは入力側に配設されたフライホイールと共に
回転し、このフライホイールの回転力を係合フラ
ンジを介してプレツシヤープレートに伝達するも
のであるが、この際、係合フランジの、プレツシ
ヤープレートの係合部に接触する有効接触面積が
広い程、これら両者間の回転力の伝達は無理なく
安定して行われ、係合フランジ部の摩耗も少な
く、強度も充分に保たれる。そして、係合フラン
ジの有効接触面積は、係合フランジの内周面側の
有効高さが大きい程大きく確保することができ
る。
ところで、クラツチカバー用板材に曲げ加工を
施すことにより係合フランジを形成しようとする
と、従来の加工法による限り、曲げ加工により形
成された外側角部の曲率半径が大きくなつてしま
うため、係合フランジの有効高さを充分に確保す
ることができない。そこで、係合フランジの有効
高さを充分に確保するために、予め板材の係合フ
ランジ用曲げ代を大きく取ろうとすると、その曲
げ代を大きくした分だけ余分にクラツチカバーの
占有スペースが増大するとともに、その重量も増
加して、好ましい結果を得ることができない。
施すことにより係合フランジを形成しようとする
と、従来の加工法による限り、曲げ加工により形
成された外側角部の曲率半径が大きくなつてしま
うため、係合フランジの有効高さを充分に確保す
ることができない。そこで、係合フランジの有効
高さを充分に確保するために、予め板材の係合フ
ランジ用曲げ代を大きく取ろうとすると、その曲
げ代を大きくした分だけ余分にクラツチカバーの
占有スペースが増大するとともに、その重量も増
加して、好ましい結果を得ることができない。
このような不都合を回避するため、クラツチカ
バー本体と係合フランジとを予め別部材として別
個に形成し、しかる後溶接等の固着手段により両
者を一体化してから、機械加工により仕上げをす
ることが考えられるが、この方法によれば、重量
が増加する外、溶接部の強度確認作業や品質管理
等の管理項目が増加し、原価も高くならざるを得
ない。
バー本体と係合フランジとを予め別部材として別
個に形成し、しかる後溶接等の固着手段により両
者を一体化してから、機械加工により仕上げをす
ることが考えられるが、この方法によれば、重量
が増加する外、溶接部の強度確認作業や品質管理
等の管理項目が増加し、原価も高くならざるを得
ない。
また、厚板をフアインブランキング等の打抜き
手段により荒加工してから、係合フランジ部を機
械加工により仕上げることによりクラツチカバー
を製作することが考えられるが、この方法によれ
ば、重量の増加や製造原価の上昇は免れないもの
である。
手段により荒加工してから、係合フランジ部を機
械加工により仕上げることによりクラツチカバー
を製作することが考えられるが、この方法によれ
ば、重量の増加や製造原価の上昇は免れないもの
である。
本発明は上記に鑑み提案されたもので、従来の
方法の上記不都合、不具合をすべて解消すること
ができる、生産性の高い前記クラツチカバーの係
合フランジの成型方法を提供することを目的とす
るものである。
方法の上記不都合、不具合をすべて解消すること
ができる、生産性の高い前記クラツチカバーの係
合フランジの成型方法を提供することを目的とす
るものである。
以下、図面に従つてクラツチカバーを備えたク
ラツチの簡単な説明と共に、本発明の一実施例に
ついて説明する。先ず第１図および第２図におい
て、入力軸側に固定されるフライホイール１の摩
擦面とプレツシヤープレート５の摩擦面との間に
は、両面上にそれぞれライニング２，３を施され
たクラツチ板４が介装されており、このクラツチ
板４により構成されるクラツチデイスクのボス部
１３は出力軸側にスプライン結合されるようにな
つている。プレツシヤープレート５の外面側に
は、フライホイール１に対して一体的に連結され
たクラツチカバー７の係合窓の縁部に沿つて形成
された係合フランジ８と係合する係合部６が突設
されている。クラツチカバー７の外側面側には、
クラツチカバー７の外側面上に配設された一対の
環状の支点リング９，１０によりダイヤフラムス
プリング１１が支持されており、このダイヤフラ
ムスプリング１１の外周縁部は、プレツシヤープ
レート５に基端部が固着された挾圧ばね１２の先
端部により、プレツシヤープレート５の係合部６
の突出端部に弾力的に圧接されている。
ラツチの簡単な説明と共に、本発明の一実施例に
ついて説明する。先ず第１図および第２図におい
て、入力軸側に固定されるフライホイール１の摩
擦面とプレツシヤープレート５の摩擦面との間に
は、両面上にそれぞれライニング２，３を施され
たクラツチ板４が介装されており、このクラツチ
板４により構成されるクラツチデイスクのボス部
１３は出力軸側にスプライン結合されるようにな
つている。プレツシヤープレート５の外面側に
は、フライホイール１に対して一体的に連結され
たクラツチカバー７の係合窓の縁部に沿つて形成
された係合フランジ８と係合する係合部６が突設
されている。クラツチカバー７の外側面側には、
クラツチカバー７の外側面上に配設された一対の
環状の支点リング９，１０によりダイヤフラムス
プリング１１が支持されており、このダイヤフラ
ムスプリング１１の外周縁部は、プレツシヤープ
レート５に基端部が固着された挾圧ばね１２の先
端部により、プレツシヤープレート５の係合部６
の突出端部に弾力的に圧接されている。
フライホイール１が入力軸を介して回転駆動さ
れると、このフライホイール１と一体的にクラツ
チカバー７も回転し、このクラツチカバー７の回
転力は係合フランジ８、係合部６を介してプレツ
シヤープレート５に伝達される。この際、ダイヤ
フラムスプリング１１が第１図の状態にあつて、
その外周縁部の弾発力によりプレツシヤープレー
ト５をフライホイール１側へ押圧しているとき
は、フライホイール１およびプレツシヤープレー
ト５の回転力はクラツチ板４を介して出力軸側へ
伝達されるが、ダイヤフラムスプリング１１の中
央部がフライホイール１側へ押圧されることによ
り、その外周縁部がフライホイール１から離隔す
る方向へ移動すると、それに伴なつてプレツシヤ
ープレート５がフライホイール１から離隔する方
向へ移動し、その結果、フライホイール１とプレ
ツシヤープレート５とによるクラツチ板４に対す
る挾圧力が弱まつて、フライホイール１およびプ
レツシヤープレート５の回転力はクラツチ板４に
伝達されず、入力軸と出力軸との間の動力伝達が
遮断される。
れると、このフライホイール１と一体的にクラツ
チカバー７も回転し、このクラツチカバー７の回
転力は係合フランジ８、係合部６を介してプレツ
シヤープレート５に伝達される。この際、ダイヤ
フラムスプリング１１が第１図の状態にあつて、
その外周縁部の弾発力によりプレツシヤープレー
ト５をフライホイール１側へ押圧しているとき
は、フライホイール１およびプレツシヤープレー
ト５の回転力はクラツチ板４を介して出力軸側へ
伝達されるが、ダイヤフラムスプリング１１の中
央部がフライホイール１側へ押圧されることによ
り、その外周縁部がフライホイール１から離隔す
る方向へ移動すると、それに伴なつてプレツシヤ
ープレート５がフライホイール１から離隔する方
向へ移動し、その結果、フライホイール１とプレ
ツシヤープレート５とによるクラツチ板４に対す
る挾圧力が弱まつて、フライホイール１およびプ
レツシヤープレート５の回転力はクラツチ板４に
伝達されず、入力軸と出力軸との間の動力伝達が
遮断される。
本発明は前記のような機能を持つクラツチカバ
ー７の係合フランジ８の成型方法に関するもので
ある。以下にその成型方法の手順を説明するに、
先ず第３図ａに示されるようにクラツチカバー７
用板材に係合フランジ形成用孔１４を形成し、続
いて第３図ｂに示されるように、係合フランジ形
成用孔１４の内周縁部に前記板材の内側面側に向
け単純曲げ加工を施すことにより係合フランジ８
を形成する。以上の工程は従来公知の任意の方法
により行うことができる。
ー７の係合フランジ８の成型方法に関するもので
ある。以下にその成型方法の手順を説明するに、
先ず第３図ａに示されるようにクラツチカバー７
用板材に係合フランジ形成用孔１４を形成し、続
いて第３図ｂに示されるように、係合フランジ形
成用孔１４の内周縁部に前記板材の内側面側に向
け単純曲げ加工を施すことにより係合フランジ８
を形成する。以上の工程は従来公知の任意の方法
により行うことができる。
第３図ｂに示されるように、従来の曲げ加工法
による限り、板材に形成される角部外側１５の曲
率半径が大きくなるため、係合フランジ８の係合
面側の名目高さはt1であるにもかかわらず、プレ
ツシヤープレート５の係合部６と接触する部分の
有効高さt1′は、t1よりもはるかに小さい。また、
前記折曲により形成される、板材の角部内側の曲
率半径R1は小さく、この部分に応力集中が起こ
り易い。
による限り、板材に形成される角部外側１５の曲
率半径が大きくなるため、係合フランジ８の係合
面側の名目高さはt1であるにもかかわらず、プレ
ツシヤープレート５の係合部６と接触する部分の
有効高さt1′は、t1よりもはるかに小さい。また、
前記折曲により形成される、板材の角部内側の曲
率半径R1は小さく、この部分に応力集中が起こ
り易い。
本発明によれば、第３図ｂのように形成された
クラツチカバー７に対して、さらに第３図ｃに示
されるような加工が施される。すなわち、先ず係
合フランジ８により囲まれる開口部にはポンチ１
６が係合フランジ８の内周面に密接する状態で貫
通されるとともに、前記板材の外側面上にはパツ
ト１７が密接状態であてがわれる。而してポンチ
１６とパツト１７とは、互いに協働して、角部外
側１５に対向する先鋭な隅部を有する本発明の型
枠を構成する。尚、必要に応じてポンチ１６とパ
ツト１７とを一体的に形成しておくこともできる
が、この実施例のようにポンチ１６とパツト１７
とをそれぞれ別体のものとして形成することによ
り、離型が容易となるものである。
クラツチカバー７に対して、さらに第３図ｃに示
されるような加工が施される。すなわち、先ず係
合フランジ８により囲まれる開口部にはポンチ１
６が係合フランジ８の内周面に密接する状態で貫
通されるとともに、前記板材の外側面上にはパツ
ト１７が密接状態であてがわれる。而してポンチ
１６とパツト１７とは、互いに協働して、角部外
側１５に対向する先鋭な隅部を有する本発明の型
枠を構成する。尚、必要に応じてポンチ１６とパ
ツト１７とを一体的に形成しておくこともできる
が、この実施例のようにポンチ１６とパツト１７
とをそれぞれ別体のものとして形成することによ
り、離型が容易となるものである。
続いて、前記板材の内側面および係合フランジ
８の外周面に押型１９をあてがう。この押型１９
は、板材の、前記係合フランジ８と隣接する部分
の内側面に対向する位置に、突出高さが△ｔで曲
率半径R2の断面円弧状突起２０を一体に備えて
いる。この押型１９をパツト１７に対して突起２
０の突出方向に押圧しつつ、係合フランジ８の先
端部をノツクアウト１８により前記押型１９と同
方向に加圧すると係合フランジ８には、ポンチ１
６およびパツト１７により形成される先鋭な隅部
に向かう塑性流動が生じ、前記角部外側１５は該
隅部に沿つて先鋭な角部となるように塑性変形さ
れる。
８の外周面に押型１９をあてがう。この押型１９
は、板材の、前記係合フランジ８と隣接する部分
の内側面に対向する位置に、突出高さが△ｔで曲
率半径R2の断面円弧状突起２０を一体に備えて
いる。この押型１９をパツト１７に対して突起２
０の突出方向に押圧しつつ、係合フランジ８の先
端部をノツクアウト１８により前記押型１９と同
方向に加圧すると係合フランジ８には、ポンチ１
６およびパツト１７により形成される先鋭な隅部
に向かう塑性流動が生じ、前記角部外側１５は該
隅部に沿つて先鋭な角部となるように塑性変形さ
れる。
尚、上記の塑性流動に際し、前記突起２０が素
材の、前記型枠１６，１７隅部に向かう流動の案
内をなし、且つ板材の係合フランジ８隣接部に向
かう流動を妨げるように作用するので、前記角部
外側１５と型枠の先鋭な隅部間に形成される間隙
部に素材を無理なく効率よく充填することができ
る。
材の、前記型枠１６，１７隅部に向かう流動の案
内をなし、且つ板材の係合フランジ８隣接部に向
かう流動を妨げるように作用するので、前記角部
外側１５と型枠の先鋭な隅部間に形成される間隙
部に素材を無理なく効率よく充填することができ
る。
その結果、係合フランジ８の係合側面の名目高
さがt2となるのに対して、その有効高さt2′は、名
目高さt2に充分近い値となるものである。そし
て、角部内側には材料の巻込みや割れが生じるこ
ともない。
さがt2となるのに対して、その有効高さt2′は、名
目高さt2に充分近い値となるものである。そし
て、角部内側には材料の巻込みや割れが生じるこ
ともない。
以上のように本発明方法は、クラツチカバー用
板材にフランジ形成用孔を形成する工程と、その
孔の内周縁を前記板材の内側面側に向け単純曲げ
加工により折曲して前記係合フランジを形成する
工程と；前記板材の、前記折曲工程により形成さ
れる角部外側に対向する位置に先鋭な隅部が形成
される型枠を、前記板材の外側面および前記係合
フランジの内周面にあてがう工程と；前記板材
の、前記係合フランジと隣接する部分の内側面に
対向する位置に突起を設けた押型を前記板材の内
側面および前記係合フランジの外周面にあてが
い、前記板材の内側面を前記押型により前記突起
の突出方向に押圧しながら、前記係合フランジの
先端をノツクアウト等の加圧部材により前記押型
と同方向に加圧して該係合フランジに前記型枠隅
部に向かう塑性流動を生じさせ、この塑性流動に
より前記角部外側をそこが前記型枠の隅部に対応
して比較的先鋭となるよう成形する工程と；より
構成されるので、表面積の比較的小さい前記係合
フランジ先端を加圧部材により前記型枠隅部に向
けて集中的に効率よく圧縮させて該係合フランジ
に、前記角部外側と型枠隅部との間の間隙部を埋
めるような塑性流動を確実に生じさせることがで
き、しかもその塑性流動に際しては前記押型の突
起が素材の、前記型枠隅部に向かう流動の案内を
なし、且つ板材の前記係合フランジと隣接する部
分に向かう流動を妨げるように作用することか
ら、前記間隙部内に素材を無理なく効率よく流動
充満させることができ、その結果、僅か一組の型
枠、押型および加圧部材を以て僅か一回の加圧工
程により、前記単純曲げ工程後の係合フランジの
前記角部外側を極めて先鋭に成形することが可能
となり、全体として工程作業が簡単で作業能率が
高められると共に生産コストが大巾に低減され、
しかも係合フランジの内周面の有効高さしたがつ
てプレツシヤープレートに対する有効接触面積
を、板材の係合フランジ用曲げ代を大きく取らず
とも十分に確保することができ、クラツチカバー
の軽量小型化に寄与し得る。
板材にフランジ形成用孔を形成する工程と、その
孔の内周縁を前記板材の内側面側に向け単純曲げ
加工により折曲して前記係合フランジを形成する
工程と；前記板材の、前記折曲工程により形成さ
れる角部外側に対向する位置に先鋭な隅部が形成
される型枠を、前記板材の外側面および前記係合
フランジの内周面にあてがう工程と；前記板材
の、前記係合フランジと隣接する部分の内側面に
対向する位置に突起を設けた押型を前記板材の内
側面および前記係合フランジの外周面にあてが
い、前記板材の内側面を前記押型により前記突起
の突出方向に押圧しながら、前記係合フランジの
先端をノツクアウト等の加圧部材により前記押型
と同方向に加圧して該係合フランジに前記型枠隅
部に向かう塑性流動を生じさせ、この塑性流動に
より前記角部外側をそこが前記型枠の隅部に対応
して比較的先鋭となるよう成形する工程と；より
構成されるので、表面積の比較的小さい前記係合
フランジ先端を加圧部材により前記型枠隅部に向
けて集中的に効率よく圧縮させて該係合フランジ
に、前記角部外側と型枠隅部との間の間隙部を埋
めるような塑性流動を確実に生じさせることがで
き、しかもその塑性流動に際しては前記押型の突
起が素材の、前記型枠隅部に向かう流動の案内を
なし、且つ板材の前記係合フランジと隣接する部
分に向かう流動を妨げるように作用することか
ら、前記間隙部内に素材を無理なく効率よく流動
充満させることができ、その結果、僅か一組の型
枠、押型および加圧部材を以て僅か一回の加圧工
程により、前記単純曲げ工程後の係合フランジの
前記角部外側を極めて先鋭に成形することが可能
となり、全体として工程作業が簡単で作業能率が
高められると共に生産コストが大巾に低減され、
しかも係合フランジの内周面の有効高さしたがつ
てプレツシヤープレートに対する有効接触面積
を、板材の係合フランジ用曲げ代を大きく取らず
とも十分に確保することができ、クラツチカバー
の軽量小型化に寄与し得る。
第１図はクラツチカバーを備えたクラツチの要
部縦断面図、第２図は第１図の要部正面図、第３
図ａ，ｂおよびｃは順次本発明の一実施例に従う
工程を示す工程説明図である。 ５……プレツシヤープレート、７……型枠、８
……係合フランジ、１４……孔、１５……角部外
側、１６，１７……型枠としてのポンチ、パツ
ト、１８……ノツクアウト、１９……押型、２０
……突起。
部縦断面図、第２図は第１図の要部正面図、第３
図ａ，ｂおよびｃは順次本発明の一実施例に従う
工程を示す工程説明図である。 ５……プレツシヤープレート、７……型枠、８
……係合フランジ、１４……孔、１５……角部外
側、１６，１７……型枠としてのポンチ、パツ
ト、１８……ノツクアウト、１９……押型、２０
……突起。
Claims (1)
- １ クラツチカバーに穿設される係合孔の内周縁
に、プレツシヤープレートと係合し得る係合フラ
ンジを成型する方法において、クラツチカバー用
板材にフランジ形成用孔を形成する工程と；その
孔の内周縁を前記板材の内側面側に向け単純曲げ
加工により折曲して前記係合フランジを形成する
工程と；前記板材の、前記折曲工程により形成さ
れる角部外側に対向する位置に先鋭な隅部が形成
される型枠を、前記板材の外側面および前記係合
フランジの内周面にあてがう工程と；前記板材
の、前記係合フランジと隣接する部分の内側面に
対向する位置に突起を設けた押型を前記板材の内
側面および前記係合フランジの外周面にあてが
い、前記板材の内側面を前記押型により前記突起
の突出方向に押圧しながら、前記係合フランジの
先端をノツクアウト等の加圧部材により前記押型
と同方向に加圧して該係合フランジに前記型枠隅
部に向かう塑性流動を生じさせ、この塑性流動に
より前記角部外側をそこが前記型枠の隅部に対応
して比較的先鋭となるよう成形する工程と；より
なる、クラツチカバーの係合フランジの成型方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11695079A JPS5641020A (en) | 1979-09-12 | 1979-09-12 | Forming method for bend part of clutch cover and clutch cover manufactured by present method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11695079A JPS5641020A (en) | 1979-09-12 | 1979-09-12 | Forming method for bend part of clutch cover and clutch cover manufactured by present method |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5641020A JPS5641020A (en) | 1981-04-17 |
| JPS6236768B2 true JPS6236768B2 (ja) | 1987-08-08 |
Family
ID=14699741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11695079A Granted JPS5641020A (en) | 1979-09-12 | 1979-09-12 | Forming method for bend part of clutch cover and clutch cover manufactured by present method |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5641020A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19540294C2 (de) * | 1995-10-28 | 1997-08-14 | Fichtel & Sachs Ag | Hydrodynamischer Drehmomentwandler mit Durchlaß im Gehäusedeckel |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54134067A (en) * | 1978-04-05 | 1979-10-18 | Kaaruton Co | Production of chisel type cutter link |
-
1979
- 1979-09-12 JP JP11695079A patent/JPS5641020A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54134067A (en) * | 1978-04-05 | 1979-10-18 | Kaaruton Co | Production of chisel type cutter link |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5641020A (en) | 1981-04-17 |
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